男it番長 データセンタの選び方
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データセンタを
賢く使う
データセンタサービスの選び方押っ忍!!会社で使えるシリーズ
押っ忍!!会社で使えるシリーズ
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目次
1、目的/目標 032、どんなときデータセンタを利用するか? 043、企業がデータセンタを利用する理由 054、データセンタサービスの変貌 065、データセンタサービスのメニュー 076、データセンターの選定ポイント 117、データセンター利用の例 15
押っ忍!!会社で使えるシリーズ
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<目的>・自社の目的/状況に応じたデータセンタの
・利用
<目標>・データセンタのサービスを正しく理解する
・要件に応じたデータセンタサービスを・選択できる
1、目的/目標
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機器の量機器の量
トラフィックの量
トラフィックの量
システムの安定性
システムの安定性
データの機密性
データの機密性
設置する機材がオフィス内のいたるところを占領している場合があります。データセンタへ設置することで、スペースの有効活用ができるだけでなく、
電源容量、騒音問題などの解決にもつながります。
設置する機材がオフィス内のいたるところを占領している場合があります。データセンタへ設置することで、スペースの有効活用ができるだけでなく、
電源容量、騒音問題などの解決にもつながります。
インターネットを利用したサービスを行っている場合には、レスポンスや回線障害などが常に気になります。帯域の豊富さや冗長化対策を検討
する場合は、データセンタへの移設も候補のひとつでしょう。
インターネットを利用したサービスを行っている場合には、レスポンスや回線障害などが常に気になります。帯域の豊富さや冗長化対策を検討
する場合は、データセンタへの移設も候補のひとつでしょう。
システムを安定運用させるためには、物理的な高信頼性対策も重要です。電源ケーブルやネットワークケーブルをしっかり固定し、場合によっては
UPSなども用意する必要がでてくることでしょう。
システムを安定運用させるためには、物理的な高信頼性対策も重要です。電源ケーブルやネットワークケーブルをしっかり固定し、場合によっては
UPSなども用意する必要がでてくることでしょう。
企業活動で取り扱う情報は適切なセキュリティ対策がなされている必要があります。自社で適切なコントロールができない場合は、
データセンタへの移設も対策のひとつになります。
企業活動で取り扱う情報は適切なセキュリティ対策がなされている必要があります。自社で適切なコントロールができない場合は、
データセンタへの移設も対策のひとつになります。
2、どんなときデータセンタを利用するか?
社内で管理しているサーバやネットワークの運用を“面倒くさい”と思ったことはないでしょうか?システムの安定運用は想像以上に困難です。以下の点に当てはまるのであれば、データセンタの利用を検討する価値があるといえます。
システム運用管理上のメリットを得るために、データセンタを利用する。システム運用管理上のメリットを得るために、データセンタを利用する。
○○○○
運用費用削減運用費用削減データセンタへの移設、データセンタサービスの利用は
運用費用の削減につながる場合がありますが費用対効果の見極めが重要です。
データセンタへの移設、データセンタサービスの利用は運用費用の削減につながる場合がありますが
費用対効果の見極めが重要です。 ○
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3、企業がデータセンタを利用する理由
システムのダウンがビジネスの停滞に直結する時代には、ネットワークの高可用性、安全性の高いサーバルームの構築、十分な電力供給など、システムの安定的運用には、多くのコストと労力が必要とされますが、安定的運用に必要なすべての要件を自社で満たすのは、至難の業といっても過言ではありません。
【システム支出の現状】
多くの企業はビジネス効果創出に向けての
IT投資が十分ではない
定常費用>戦略
定常費用≦戦略
コストを削減して戦略的投資を増加
多くのコストが増加し、戦略的な投資はより限定的に
定常費用>>戦略システム安定運用の要件
不正アクセス対策情報漏洩対策災害対策電源対策
発熱対策 etc
自社で対策
外部に委託(データセンタ利用)
・要員、教育費用の拡大・IT投資の分野が限定・企業競争力の低下
・新規ビジネスの創出・新規ビジネスの創出
・新技術への取り組み・新技術への取り組み・コア事業への集中投資・コア事業への集中投資
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ハウジング/ホスティングハウジング/ホスティング 運用運用 サービスサービス
~2002
~2002
2003~
2003~
・ハウジング‐電源/空調に多少の不安‐セキュリティ対策が不十分
・ホスティング‐スペックの柔軟性に欠ける‐ネットワーク接続は低帯域で比較的高価
・ハウジング‐電源/空調に多少の不安‐セキュリティ対策が不十分
・ホスティング‐スペックの柔軟性に欠ける‐ネットワーク接続は低帯域で比較的高価
・ハウジング‐電源/空調が高度に整備‐セキュリティ対策が充実
・ホスティング‐スペックの柔軟性あり‐ネットワーク接続は高帯域‐専用、共用の他に仮想化サーバが登場
・ハウジング‐電源/空調が高度に整備‐セキュリティ対策が充実
・ホスティング‐スペックの柔軟性あり‐ネットワーク接続は高帯域‐専用、共用の他に仮想化サーバが登場
・サーバーの死活監視・バックアップ取得・バッチジョブ管理・プロセス監視・URL監視・リソース監視・レポーティング 等
・サーバーの死活監視・バックアップ取得・バッチジョブ管理・プロセス監視・URL監視・リソース監視・レポーティング 等
上記に加え・運用設計・ITIL準拠の障害対応、復旧支援
・構成管理・障害履歴管理・セキュリティアップデート・専用サーバーの独自運用・VPN接続・高度な災害対策 等
上記に加え・運用設計・ITIL準拠の障害対応、復旧支援
・構成管理・障害履歴管理・セキュリティアップデート・専用サーバーの独自運用・VPN接続・高度な災害対策 等
・ホームページ・メール・独自ドメイン取得・ウィルス対策・メールフィルター・スクリプト(CGI)・専用ファイアウォール 等
・ホームページ・メール・独自ドメイン取得・ウィルス対策・メールフィルター・スクリプト(CGI)・専用ファイアウォール 等
上記に加え・サーバ証明書・ブログ、 SNS、Wiki・コミュニティサイト・決済付ネットショップ・アクセス解析・SEO対策 等
上記に加え・サーバ証明書・ブログ、 SNS、Wiki・コミュニティサイト・決済付ネットショップ・アクセス解析・SEO対策 等
4、データセンタサービスの変貌
ここ数年のデータセンタサービスを見ると、システム構築から運用保守に至るまで、 トータルにユーザー企業をサポートするサービスを提供し始めたことがわかる。きめ細かいサービスを含む、フルアウトソーシングが可能なデータセンタも多く有り、データセンタ活用の幅は広がっています。
多階層かつワンストップでの多階層かつワンストップでの
フルマネージドサービスが可能!!
フルマネージドサービスが可能!!
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メリットイニシャルコストの削減
サービス開始までのリードタイム短縮
5、データセンタサービスのメニュー①
ここ数年のデータセンタサービスメニューはファシリティからハード、ソフト、監視と様々です。各社のサービス内容を正しく理解して、賢く活用しましょう。
①ハウジング高度なセキュリティ(入退室管理、監視カメラ等)とファシリティ(耐震対策、電源冗長化等)を備えたデータセンタ資産のラックに、自社資産のサーバ機器等を預ける。
※1 U(ゆー)・・・ラックマウント型のサーバなど、ラック搭載製品の単位。 高さを示す。 1 U は 44.5 mm
多くのセンターで10U※1、20U、40Uとスペースの選択が可能。システムの拡張性を考慮し、多少余裕をもっておく。(自社のサーバが離れて設置されてしまうとケーブリング等不都合が生じることがある)
電源は基本AC100V/20Aが用意される。必要に応じて拡張が可能。
多くのセンターで10U※1、20U、40Uとスペースの選択が可能。システムの拡張性を考慮し、多少余裕をもっておく。(自社のサーバが離れて設置されてしまうとケーブリング等不都合が生じることがある)
電源は基本AC100V/20Aが用意される。必要に応じて拡張が可能。
②ホスティングデータセンタが用意したサーバをレンタルするサービスで運用管理、保守はホスティング事業者が行う。専用/共用の選択、CPU、
メモリ等スペックの選択の幅がある。
メリット自社での機材の設置スペース、電源、空調管理に手間取らない
予算、スペック等の要件により、専用サーバ、共有サーバの選択が可能であり、最近は仮想サーバで両方のメ
リット教授できるサービスも登場している。
予算、スペック等の要件により、専用サーバ、共有サーバの選択が可能であり、最近は仮想サーバで両方のメ
リット教授できるサービスも登場している。
Internet
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メリット最新のセキュリティ対策を利用することができる
5、データセンタサービスのメニュー②
ここ数年のデータセンタサービスメニューはファシリティからハード、ソフト、監視と様々です。各社のサービス内容を正しく理解して、賢く活用しましょう。
④セキュリティサービス物理的な対策に加え、セキュリティパッチの適用作業などソフトウェアに係わる対策、また企業では運用が困難な不正アクセスの検知まで、24時間365日リアルタイムで運用を代行しま
す。もちろんハードの調達は不要。
データセンター
自社のシステムリスクに必要な対策の有無
を確認する。
<サービスメニュー>・Firewallサービス、アクセスログ保管・不正アクセス検知サービス 等
<設備>・入退館管理・監視カメラ 等
プライバシーマークやISMS等の認証取得の有無も確認すべきポイントである。
<サービスメニュー>・Firewallサービス、アクセスログ保管・不正アクセス検知サービス 等
<設備>・入退館管理・監視カメラ 等
プライバシーマークやISMS等の認証取得の有無も確認すべきポイントである。
××
遮断
検知
管理×
駆除
③運用監視サービス運用・監視を行う専門技術者を常時配置し、障害監視、プロセス監視、リソース監視、URL監視、定期ジョブ監視など、24時間365日体制で行い、ITシステムの安定稼動を実現する。
メリット維持管理はアウトソースし自社の要員はより重要な
業務に集中できる。
障害の連絡、通知
障害の検知、発見
データセンターお客様
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メリット大容量の回線や高信頼性の環境を利用できる。障害時の
復旧作業もIDCが行う。
5、データセンタサービスのメニュー③
ここ数年のデータセンタサービスメニューはファシリティからハード、ソフト、監視と様々です。各社のサービス内容を正しく理解して、賢く活用しましょう。
⑤ネットワークサービスグローバルIP、DNS、回線等の自社
サーバーをインターネット公開する為に必要な環境をワンストップで用意できる。必要に応じた帯域、回線は専用タイプや共有タイプを選択可能である。
grobal IPgrobal IP
DNSDNS
100Mbps100Mbps
1Gbps1Gbps独自ドメイン独自ドメイン
回線の冗長化など、信頼性の高い接続であることがほとんど。
また回線種別、回線帯域にも幅があり、柔軟なネットワーク環境を構築可能である。
回線の冗長化など、信頼性の高い接続であることがほとんど。
また回線種別、回線帯域にも幅があり、柔軟なネットワーク環境を構築可能である。
⑥アプリケーションサービスECサイト、コミュニティサイトのみならず
セキュリティに配慮されたグループウェアなども利用可能です。ビジネスニーズに合わせて、効率かつ合理的なサイト構築が可能。
メリットサービス開始までの期間が短く
自社のサービス停止時のコストリスクも低い。
MovableTypeMovableType
XoopsXoopsショッピングサイトショッピングサイト
グループウェアグループウェア
ホームページホームページ
大規模なサイト運営も可能であり、ビジネス用途にも耐えうる
十分な機能を備えている。
大規模なサイト運営も可能であり、ビジネス用途にも耐えうる
十分な機能を備えている。
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5、データセンタサービスのメニュー④
ここ数年のデータセンタサービスメニューはファシリティからハード、ソフト、監視と様々です。各社のサービス内容を正しく理解して、賢く活用しましょう。
メリット運用のプロが行う、
高品質なサービスメニューが利用可能
⑦その他サービス企業とデータセンタのVPN接続、ウェブアクセスの
負荷分散、アクセスログのレポーティング、障害の復旧作業、バックアップメディアの交換など、企業の要件に応じたサービスメニュー
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6、データセンターの選定ポイント①
データセンタの選択は、サーバやネットワーク機器の選択以上に選択の幅があります。キャリアが運営するもの、インテグレーターが運営するもの、専用ベンダーが運営するもの、様々な分類がありますが、以下のポイントを調査し、自社の要件に応じたサービスが提供されるセンターを選択しましょう。
【設備編】●建物設備の構造
建物構造には、耐震構造、制震構造、免震構造とありますが、データセンターとしては免震構造が望ましいと言えるでしょう。サーバ等の機器は、地震による急激な振動を受けると障害を起こす恐れがあります。
●立地条件万が一の駆けつけ時を想定して、自社からの距離やアクセスについては最低限、考慮すべきでしょう。また、近隣の活断層の有無(無いほうが○)、液状化指定地域かどうか(該当しない方が○)、近隣の河川等との位置関係はどうか、海岸線からは適当な距離があるかどうかなど。
●電源給電ルートの二重化や自家発電装置の設置などは一般的になってきましたが、大事なチェック項目です。ラック単位のUPS設置や電源の冗長化などは、追加費用が必要な場合があるのでチェックが必要です。
●空調冷風をラック下から噴出する方法では熱が上部にこもり、熱をラック背面に噴出する方法では他社のラックの噴出熱が自社ラックの吸引になってしまうなど、実はデータセンタ内で温度対策は難しい。自社の設置箇所が十分に冷える場所なのか、または温度管理がなされているかを確認して下さい。
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6、データセンターの選定ポイント②
データセンタの選択は、サーバやネットワーク機器の選択以上に選択の幅があります。キャリアが運営するもの、インテグレーターが運営するもの、専用ベンダーが運営するもの、様々な分類がありますが、以下のポイントを調査し、自社の要件に応じたサービスが提供されるセンターを選択しましょう。【ホスティング編】●サーバスペック
最近のホスティングサービスは質量ともに幅広いサービス体系を持ち、ニーズに合わないことはほとんど無いと言ってもいいかもしれません。ただし、大規模サイトを構築する場合は、CPUやメモリなど必要な分だけ追加できるようになっていることが望ましいと言えます。またOSについてもwindowsの利用が可能かどうかもチェックポイントです。
●インテグレーションサービスホスティングを選択するユーザは、環境構築の手間の削減、サービス開始までのリードタイムも同時に望むことが多い。このため、データセンタのサービスとして、アプリの設定やバックアップ設計など運用に必要な環境設定も行ってくれるサービスがあれば、技術的なスキルいらずでサービスを開始できる。
●システム構成の柔軟性基本メニューでは、どうしても自社のニーズを満たせない場合があります。ウェブアクセスの量が増えて負荷分散を行いたい場合にロードバランサを設置してくれるなど、想定されるニーズにどれだけ対応できるかどうか、または相談に乗ってもらえるかどうかを予め確認しておくとよいでしょう。
●管理権限専用サーバをレンタルする場合は、サーバのroot権限が付与されることが望ましいといえます。ソフトのインストールやアカウントの設定など、自由度の高い管理が可能です。共有サーバーや仮想プライベートサーバでの管理者権限の内容を確認すべきでしょう。
●利用可能なアプリいまや、ホームページやメールだけがホスティングのメインサービスではない。ECサイト、ネットショップ、コミュニケーションサイト、グループウェア等、自社のニーズに必要なアプリの有無を確認し、サポートまで含めた調査が必要である。構築事例が公開されているサイトも少なくないので参考にするとよいでしょう。
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6、データセンターの選定ポイント③
データセンタの選択は、サーバやネットワーク機器の選択以上に選択の幅があります。キャリアが運営するもの、インテグレーターが運営するもの、専用ベンダーが運営するもの、様々な分類がありますが、以下のポイントを調査し、自社の要件に応じたサービスが提供されるセンターを選択しましょう。
【ハウジング】●ラック
ラックは基本的には共有と専用のものが用意されている。システムの変更時や障害時にシステム関係者が入館して作業することを考えると、よほどのことが無い限り、専用タイプを選びたい。その場合、1/4ラック、1/2ラックと選択できると費用を抑えることができます。
●ラック箇所の連続性特段制限が無い限りは、契約の順番にラックを埋めていきます。つまり自社の契約と次の自社の契約の間に他社の契約がはいれば、ラックは離れた場所に設置されることが通常です。システムの拡張性が有る程度見えて、コンソール等を共有する予定の有る場合は、ラックの設置箇所がまとめられないかどうかを交渉するとよいでしょう。
●運用内容サーバ等をハウジングした場合は、テープ交換や障害復旧対応など、リモートからはできない運用が少なからず生じます。またレポーティングやパッチ適用などの基本的な運用は比較的安価で提供しているデータセンタもある。現在の運用コストと移管できる作業の内容を吟味し、費用効果を考慮した選択が重要です。
●備品貸し出しの柔軟性ビスが数個足りない、ケーブルが二本足りなくなったなど、現地作業ではいろいろ備品が必要になりますが、そういったものを(販売でも構いませんが)貸してくれると助かります。
●廃棄ゴミの処理方法サーバ等を持ち込みした場合や現地納入する場合など、後のゴミのことを忘れがちです。データセンタ側で処理を行っていない場合は、持ち帰りしなければならないなど、廃棄ゴミ処理は意外と重要です。
●バックヤードの設備作業は長時間にわたり、時には夜間に行われることもしばしばです。休憩ルーム等の存在も確認しておきたい。
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6、データセンターの選定ポイント④
データセンタの選択は、サーバやネットワーク機器の選択以上に選択の幅があります。キャリアが運営するもの、インテグレーターが運営するもの、専用ベンダーが運営するもの、様々な分類がありますが、以下のポイントを調査し、自社の要件に応じたサービスが提供されるセンターを選択しましょう。
【他、共通事項】●ヘルプデスク
やはり何かあったときに問い合わせできる相談窓口があると心強いものです。
●対応内容のカスタマイズ、柔軟性企業によってシステムの構築目的、重要性、規模はそれぞれです。アウトソーシングする目的も様々ですのでデータセンタの用意するメニューではニーズに適合しないこともあります。この部分を理解してくれ、個別の相談に乗ってくれるデータセンタであるかどうかは、極めて重要な選定ポイントと言えます。
●セキュリティデータセンタには、様々な重要なシステム、情報が集中しています。入退室管理システム等の物理的なセキュリティから、共有システム環境のFirewallやアクセスログ管理等、自社の情報、システムのリスクとなりえる脅威から回避、防御できる仕組みが備わっている事を確かめましょう。
●認証取得の有無運用の実態、品質を見極めるのは実は大変困難です。ホームページの見栄えや営業との会話からではなかなか、実態を知る事は出来ません。大手だからと言って必ずしも運用品質が高いともいえません。そこで外部機関の認証取得を目安にする方法があります。ISMSやプライバシーマーク、ISO20000などを中心に検討し、SAS70やFISC、LGWAN-ASPなども必要に応じて確認するとよいでしょう。
●財務状況大手ベンダーを利用する場合にはあまり必要はないかもしれませんが、この業界は絶えずM&Aや事業撤退の脅威にさらされています。また、経営状況の悪化に伴うサービス品質、もしくは提供の維持不可の状況に陥る可能性が無いとは限りません。製品の調達とは異なり、データセンタサービスは安定供給されてこそ、意味をなすサービスですので、ベンダーの財務状況も検討に入れておかなければならないポイントです。
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7、データセンター利用の例
下記は、データセンタサービスを利用した場合のシステム環境の例です。
データセンター
エンドユーザ
サービス契約者
Internet
独自ドメイン独自ドメイン
ネットショップネットショップ100Mbps100Mbps回線回線
FirewaFirewallll
SNSSNSアクセス解析アクセス解析死活パフォーマンス監視死活パフォーマンス監視
ホスティングホスティング
データバックアップデータバックアップ
コストデータセンタ利用データセンタ利用一時:28万円一時:28万円月額:14万円月額:14万円
自社構築自社構築一時:65万円一時:65万円月額:23万円月額:23万円
サービス開始リードタイム
データセンタ利用データセンタ利用
7日7日
自社構築自社構築
40日40日
運用品質
データセンタ利用データセンタ利用
総じて高い総じて高い
自社構築自社構築低~中低~中
※ 筆者の試算です。利用するデータセンタによって、または調達するハードの内容によって前後します。 ※ 自社構築の場合、新規に回線の敷設や
ハードの調達を行った場合を想定しています。
※ 電源空調管理、監視、セキュリティなどシステムの安定運用には高いスキルと設備が必要です。
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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~著作権使用許諾契約書~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~男IT番長 押っ忍!!会社で使えるシリーズ デジタルデータ資料をご利用される方へ
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