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Japanese Y oung Leaders Say TOHOKU テーマ 第7回JYS 報告書 2014.10.11~13 宮城県石巻市河南旭山農業体験実習館「コロボックルハウス」 KIZUKI

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Japanese

Young Leaders

Say TOHOKU

テーマ

第7回JYS 報告書

2014.10.11~13

宮城県石巻市河南旭山農業体験実習館「コロボックルハウス」

KIZUKI

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報告書 もくじ

〇要項

〇日程

〇事前課題

〇1日目ふりかえり

・開会式

・まち歩き、語り部

・東北の現在

・アイスブレイキング

・食堂お楽しみプログラム

・夕の集い

〇2日目ふりかえり

・ゲーム ・ギャザリング①&分散会

・救急法 ・集会案つくり

・ギャザリング② ・キャンプファイアー

・シークレットフレンド ・Say発表

〇3日目

・閉会式

〇災害対策、天候影響

〇事後活動

〇実行委員から

JYS東北

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ヤングリーダー・SCAPP様

第 7回ヤングリーダー全国大会

JYS東北実行委員会一同

【 開催要項 】

第 7 回ヤングリーダー全国大会 JYS 東北

-KIZUKI-

開催日 :2014年 10月 11日(土)~13日(月祝)

開催地 : 宮城県

宿泊地 : 石巻河南旭山農業体験実習館「コロボックルハウス」

住所: 〒987-1103 宮城県石巻市北村字蛇ヶ沢 37番地 1

集合 JR仙台駅 11:00解散 JR松島海岸駅 12:00

JR東北線 鹿島台駅から施設までの移動手段はタクシーのみとなります。

(遅刻・早退などの出入りを希望する場合は事前にご相談ください)

目的: 大会テーマ -KIZUKI- のもと、全国の参加者が気づき,築いていく機会を設ける。

また、ヤングリーダーが世代を超えて絆を結び、若い指導者の情熱の種が芽吹くための機会とする。

概要: 東北の復興の歩みに触れながら,各々が住んでいるまちを見つめ直し,その良さに新たに気付くことのできるプロ

グラムを実施する。そして,これからのガールスカウト活動を築くステップへと繋ぐ。

活動内容:

①地域理解

事前課題への取り組みとその発表を通じ,在住の地域についての理解を深める。

②被災地学習

震災被災地である宮城県石巻市内を散策、語り部聴講、震災について考察する。

③集会案の交換会

全国のヤングリーダーとのギャザリングを通し,様々な活動事例から指導者として今後の活動について議論する。

持物 :舎営に必要なもの (詳しくは参加者へ別途連絡)

参加費 : 12000円程度を予定 JR仙台駅(宮城県)からの交通費含む

※往路仙台駅まで・復路松島海岸駅からの交通費は自己負担です。

対象: 全国のヤングリーダー(18~35歳前後)および同年代の SCAPP

主催: 第 7回ヤングリーダー全国大会 JYS 東北 実行委員会

実行委員長 青森県第 9団 外崎遥香

実行委員 茨城県第 10団 大丸優香

岩手県第 27団 沼崎翠子

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第 7回ヤングリーダー全国大会 JYS 東北 事前課題

-KIZUKI-

今回のJYS東北の柱は3本立てです。そのための事前課題を用意させていただきました。

①市民としての自分を築く

②女性としての自分を築く

③ガールスカウトリーダーとしての自分を築く

3つの自分を築くためのきっかけとして,

まずは自分自身の今を見つめ,

今まで知らなかった新しい自分に気づきませんか。

【 事前課題 ①】 ○GMT48、GMT新聞でPR!!

自分の地元新聞を書いて,観光大使として全国の仲間に地元をPRしてください!

たくさんの人の目に止まった作品には何かあるかも?!

【与件】掲示はA4です。それより大きい場合はA4に縮小します。

出身、在住などの地元の概念は問いません。

市町村単位、都道府県単位どちらでもOK。内容がかぶってもOK。

団や連盟の人数などの規模、活動などの紹介も可能であれば盛り込んでください。

枠の指定はありません。カラー、白黒は問いません。

手書きの場合、データ送受信や印刷の為、周辺を 最低 5mm 程度明けてください。

【 事前課題 ②】 ○参加と還元

普段自分の団や連盟にどのような形で関わっていますか?

企画書をばっちり書ける自信ありますか?

1人1集会企画を持ち寄って,引き出しを増やしましょう。

【与件】 指定の企画書フォームに集会企画を書き、提出してください。

A4 1枚にまとめてください。どうしても書ききれない場合は2枚でも可

連盟の先輩リーダーにご指導いただくかはお任せします。

企画書の内容は・・・

休日の2時間集会の企画、スカウツオウンなどのように短時間の企画

多泊型キャンプの企画・・・・なんでもOK!!

実行委員を唸らせた企画を提出してくれた人は当日お願いしちゃうかも?!

【 事後課題 】 集会企画実践したよ!紹介された○○県に遊びに行ったよ!の報告待っています。

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日 程 10月 11日 10月 12日 10月 13日

6:00 起床、洗面、片付け 起床、洗面、片付け

6:30

7:00 ◎朝食準備 ◎朝食準備

7:30 朝食 朝食

8:00 ◎片付け ◎朝食片付け

8:30 ギャザリング① Japanese

Young Leaders Say! 9:00

9:30 シークレットフレンド

10:00

10:30 閉会式

11:00 仙台駅集合 受付 バスで移動

11:30 バス乗車(1時間)

12:00 ◎昼食準備 松島駅 or松島海岸駅着後

解散 12:30 昼食

13:00 石巻着 ◎昼食片付け

13:30 震災から学ぶ 集会案作り

14:00 『街歩き』

14:30

15:00 『語り部』

15:30 ギャザリング②

16:00 石巻発

16:30

17:00 コロボックルハウス着 ◎夕食準備(風呂)

17:30 ◎夕食準備(風呂)着替え

18:00 食堂でお楽しみプログラム 夕食

18:30 夕食準備(風呂) 夕食片付け(風呂)

19:00 夕食 キャンプファイアー

19:30 ◎夕食片付け(風呂)

20:00

20:30 夕の集い

21:00

21:30 パトロールリーダー会議 パトロールリーダー会議

22:00 タップス 食堂は開放 タップス 食堂は開放

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振り返り 1日目 10月11日 東日本大震災月命日

【集合・受付】仙台駅 東口2階コンコース 11:00

ユニットチーフ

パトロールメンバー表の配布

プログラム名 開会式

目的 ・2014年5月にふれあいの日にあわせて全国のヤングリーダーで踊った「恋するフォーチュンク

ッキー」のラストを飾った日和山で開会式を行うことで、大会の1日目のテーマが震災であることを

理解してもらう

・ここからJYS東北のスタートだということを感じてもらうとともに、初めて・久しぶりに会った

全国の姉妹とのつながりを再確認する。

内容 式次第

1,開会の言葉

2,やくそく

3,スカウトマーチ

4,実行委員長あいさつ・実行委員紹介

5,閉式の言葉

終了後、みらいサポート石巻 紹介

参加者感想 ・話に聞いていただけだった日和山に実際に行けてよかった

・日和山からの景色が見れて良かった

実行委員会反省 ・震災最大の被災地と呼ばれる宮城県石巻市の景色を一望できる日和山で開会式をすることが出来て

よかった。

・まちを歩き、自然豊かな石巻という思いからスカウトマーチを選んだが、連盟歌などのようにメジ

ャーな曲ではなかったためか、参加者が歌い出しに戸惑ってしまった様子が見られた。このことから

しおりに歌詞を掲載すべきだった。

・時間が余った分、東北各地の震災直後と現在の復興状況、日和山の説明をさらに加えていたら参加

者の目に映る景色の意味合いがより大きくなったと思われる。

・参加者情報の変更連絡が不十分で混乱したパトロールがあったため、このタイミングで的確に伝達

すべきであった。

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今回お世話になった団体 「みらいサポート石巻」 ( http://ishinomaki-support.com/ )

〇まち歩きアプリ 石巻津波伝承 AR (左 AppStore・右 GooglePlay)

津波による被害状況や石巻の「現在・過去・未来」を伝えるためのスマートフォン/

タブレット端末向けアプリケーションを”コンパクトシティいしのまき・街なか創生協議会”

と共同開発・公開しています。

主なコンテンツ

1. 石巻まちあるき AR (写真を元に、石巻中心市街地の過去~現在~未来を紹介)

2. 津波浸水実績 AR (現在地における東日本大震災の浸水実績を ARで表示)

3. 津波避難看板 AR (石巻の津波避難看板前で石巻からのメッセージ動画を再生)

4. 萬画館 AR (萬画館周辺にて、漫画家から石巻への応援メッセージを再生)

〇当日の語り部 佐藤麻紀さん 「生まれも育ちも嫁ぎ先も石巻市雄勝地区。生粋の雄勝っこ」

〈講話ダイジェスト〉

地区内のスーパーで働いていた。経験したことのない大きな揺れだった。そして津波警報。

祖母・実母のいる実家、嫁ぎ先の家族、どちらに最初向かうのかを選択し、我が子がいる学校

に急ぎ向かった。校庭に避難していた児童たちは恐怖に震えていた。先生たちは次の行動に迷っ

ている様子。子どもの頃から避難訓練の度に見せられていた「チリ地震(1960年)津波写真」の記

憶から思わず「先生、子どもたちを山に逃がして」と叫んでいた。その後に来襲した大津波で、

祖母、実母を亡くした。さらに実母の遺体を間違えられ、遺骨となってしまってから対面すると

いう二重の悲劇の持主にもなってしまった。(当日配布資料より抜粋)

プログラム名 石巻 まち歩き&語り部聴講

目的 ・スマートフォンアプリ「石巻津波伝承 AR」(Andoroid・iPhoneともに対応)を使いながら、被災

地である宮城県石巻市内のまち歩きをして震災直後および現在・計画完成図を画面で確認すること

で、復興状況と現地で感じるものを自団や次連盟に持ち帰ってもらうことで、震災の風化を防ぐ。

・語り部聴講を通して、「そなえよつねに」の精神の大切さを再確認し、今後のガールスカウト活動

に活かす。

内容 2つのグループに分かれ、日和山スタートで石巻市内まち歩き(80分程度)

全員で語り部(60分)

参加者感想 ・今までは TVや SNSでしか知ることができなかったが、生の声が聞け、現場が見ることができて、

よかった

・娘としてのわたし、嫁としてのわたし、母としてのわたし、職業人としてのわたし。災害に直面し

た時にどのわたしを優先していくかを考えるきっかけができた。

・防災についてもっと勉強したくなった

・今まで想像していたものとは全く違いました

実行委員会反省 ・ガイドの方や語り部さんが標準語ではなく石巻の方言そのままでお話しくださったため、生々しさ

があり、実際にまちを歩き、その後語り部さんのお話を聞く機会を作ることが出来てよかった。

・まち歩きに予定より時間がかかってしまい、時間が押していたが語り部さんのお話の時間も削るこ

とができないまま、プログラムをすすめることになってしまった。

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田老かさ上げ国道開通 津波被災地で初 2015年3月16日

かさ上げされた岩手県宮古市田老地区の国道45号。(写真左奥が旧

国道。)国道45号線は宮城県仙台市から沿岸を通り、青森県青森市ま

で至る三陸沿岸の大動脈を担う重要国道。

国土交通省が東日本大震災で被災した宮古市田老地区で進めてきた

国道45号のかさ上げ工事が終了し、15日、新しくなった国道の通

行が始まった。

岩手、宮城両県の津波被災地でかさ上げした国道区間の使用を始め

たのは初めて。かさ上げは昨年5月に着工。田老一中前や市田老総合

事務所前を通る区間(約1.3キロ)を山側に約40メートル移し、

平均2mかさ上げした。工事前と同じ片側1車線だが、災害時に緊急

停車しやすいよう路肩部分を1.5m確保し、幅を5m広げて17mにした。正午から、同省三陸国道事務所の先導車に続

き車両が次々と新しい国道を走った。新国道沿いでは今後市の土地区画整理事業で住宅地や商業地が整備される。

旧国道は封鎖され、海沿いの巨大防潮堤へ向かうには新国道の側道を通ることになる。旧国道との接続部分は工事が残っ

ているため、4月下旬の大型連休前まで片側交互通行となる。

仙石線、今年6月までに全通 東北線乗り入れも

JR東日本仙台支社は東日本大震災で被災した仙石線の全線運転を

2015年6月までに再開すると発表した。仙石線が東北線に乗り入

れる接続線を利用する列車は、再開に合わせ運行を開始する。

不通区間の高城町-陸前小野駅間(10.4キロ)のうち、陸前大

塚-陸前小野駅間の線路を約500メートル内陸の高台に移設する工

事が本格化するなど再開時期にめどが立った。今後、レールの敷設や

信号機設備の設置、内陸部に移設する東松島市の東名、野蒜2駅の整

備を進める。仙石線の東北線乗り入れは、仙石線松島海岸-高城町駅

間と東北線塩釜-松島駅間で両線が近接する区間に設ける約300メートルの接続線を活用する。接続線を通る列車は

「仙石東北ライン」として仙台-石巻駅を約1時間で結ぶ想定。震災前に比べ、10分程度短縮できる。

松木茂支社長は定例記者会見で「しっかり仕上げ、安全な仙石線に復旧する。(全線開通が)被災地の復興の後押しにな

ると期待している」と述べた。石巻市の亀山紘市長は「仙石線の全面再開と仙石東北ラインの開通は鉄路の利便性が向上し

石巻の復興に経済、観光面で大きな役割を果たしてくれる。市の魅力を発信し、発展につなげたい」と話した。

山田線、三陸鉄道移管後は本数、区間柔軟対応へ 2015年3月20日

岩手県などが出資する第三セクター三陸鉄道(宮古市)は20日、盛岡市で取締役会を開き、同社への移管が決まった

JR山田線(宮古‐釜石間55km)の運行方針を承認した。山田線は津波の影響で現在も一部が不通となっている。

宮古‐釜石間は震災前の1日10往復から11往復以上に増やす。山田線と直結される、NHKTVドラマで有名になった

南北リアス線を含め、運行区間を柔軟に設定する。運賃は全線で見直す。

当初、山田線の移行については、移行先の三陸鉄道が第三セクターであることから住民負担が増えるとの声もあったが、

鉄路を残すという意味の大きさがうかがえる。震災後は TVの影響もあり、観光客が増え、当期利益は2年ぶりに黒字転換

する見通しだが、定期客は2割減っている。

山田線の復旧工事は7日に JRがはじめ、普及後は三陸鉄道に移管し、2018年度の全線運行再開を目指している。

東北の現在の復興の様子

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申込方法

■申込について:原則、希望日の 2 週間前までにお申し込

みください。※電話でのお申し込みはお受けしておりませ

ん。申込用紙をウェブページよりご確認いただき、メール

又は FAX にてお送りください。

■料金のお支払いについて申込書を受けて請求書を発行い

たします。事前にお振込みをお願いいたします。

料金について

■語り部一般料金(税込)

・5~10 名:7,000 円 ・11~20 名:10,000 円

・21 名~30 名:15.000 円 ・31 名~大型バス 1 台:20,000 円

・大型バス 2 台以上:40.000 円

・学生料金:11 名以上では、一律 10,000 円(小、中、高校生)

■車中案内:語り部とセットの場合は 1,500 円(通常 3,000 円/時)

■防災まちあるき:語り部とセットの場合は 2,500 円(通常 5,000 円)

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http://www.tif.ne.jp/omotenasi/cat-kataribe/

困難を乗り越え新たな道へ歩み始めた「浜

通」、くだもの王国復興に向け活動する「中通

り」、今も昔も変わらぬ伝統の「会津」。各地

の語り部を紹介します。

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プログラム名 事前課題 集会案 「アイスブレイキング・フライアップじゃんけん」(北海道・藤田萌さん)

目的 ・名刺交換をすることでお互いに知り合う時間を作る。

・楽しく交流する時間をつくる。

内容 フライアップじゃんけん

【ルール】参加者は全員テンダーから始まる。それぞれ 1 対 1 で名刺交換(自己紹介)をした後、じゃ

んけんをする。勝つとフライアップ(テンダー→Br→Jr→Sr→Rr→Lr)負けると一つ下の部門に戻

る。リーダーになるとあがり。

参加者感想 ・自分が参加したプログラムや集会案の企画書をもらえるのはうれしい

・自分が提出した企画書のプログラムでみんなが盛り上がってくれてよかった!

・紙だけではなく実際にみんなで体験できるのは自分がやるときの参考になる

実行委員会反省 ・自己紹介を兼ねることができるゲームを提出してもらえたことで、アイスブレイキングとしてのプ

ログラムをすることができた。

・ルールもわかりやすく、参加者に楽しんでもらえた

プログラム名 食堂お楽しみプログラム(カツオの解体ショー)

目的 ・東北ならではの食事を味だけではなく、パフォーマンスとして楽しんでもらう

内容 ・カツオを1匹まるごと買い、目の前でさばき、刺身で食べてもらう

参加者感想 ・普段はカツオの刺身を食べることがないのでおいしかった

・解体ショーが面白かった

実行委員会反省 ・捌きたてのかつおを堪能してもらえてよかった

・魚に興味のない人は途中で飽きてきてしまっていたようだったので、自分たちでも一品作るなどの

工夫が必要であった

・おやつを挟んではいたが、昼食から夕食まで間が長すぎた。

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プログラム名 夕のつどい(自己紹介&シークレットフレンド決定) (北海道・樋之津芽依さん)

目的 ・発表の前に自分自身を見つめ直し、課題を明らかにし、参加者の前で宣言することによって自覚と

責任を持つ。

・他人のよいところを見つけて参加者の前で発表されることで自己効力感を得ることができる。自己

の課題が未達成でも必ず一つの達成感を得ることができる。

内容 【方法】

1,参加者は円形に並ぶ。

2,メモ用紙サイズの紙を配布して名前と自己の課題を書いてもらう。

3,一人ずつ順番に参加者の前で自己紹介と自己の課題の発表を行う。

4,自己紹介と課題は参加者の前で発表

5,名前と課題を切り離し、名前の紙だけシャッフルして本人以外のものが渡るように振り分ける。

6,紙に書いてある名前の本人に気がつかれないように(他人には言わずに)その人のことを観察し、

よいところを夜に発表できるように考えておくことを伝える。

7,課題を書いたメモ用紙を自分のネームホルダーに入れる。

参加者感想 ・自分と課題の近い人がいて悩んでいるのは自分だけではないと親近感をもつことができた

・自分がもっと積極的になれたらもっともっと踏み込めた

実行委員会反省 ・前例のないやり方でシークレットフレンドを決めることばかりに気を取られてしまい、初めての参

加者に対し、シークレットフレンドの説明が十分には周知できていなかった

・参加者からの企画案を利用させてもらったことで、固定概念だけにとらわれない新しい方法がたく

さんあるということが見えてきたことがよかった。

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振り返り 2日目 10月12日

プログラム名 事前課題・集会案 「ゲーム・ロープワーク」 (大阪・野村郁美さん)

目的 普段かばんに入っているスカウト用品、いつ使うの?今でしょ!

持っているものを使って遊べることに気づき、アイデアを出し合いながらやってみることで、自分で

考え行動できるようになる

内容 ロープで様々なものを巻き結びし、犬の散歩のように引き、チーム対抗レースをする

<レパートリー>

・1つの持ち物だけを使い、それをバドンがわりにして、

早くゴールしたチームが勝ち

・時間を決め、時間内により多くの持ち物を散歩させられ

たチームが勝ち

参加者感想 ・実際にやってもらったことで今後の参考になった

・自分の思いつかない発想をたくさん見れた

今後の自分のリーダーとしての活動の幅が広がった

・持ち帰ってぜひやりたい

実行委員会反省 ・朝のつどいをカットした分、朝最初のプログラムとして、体を動かしつつ、パトロールのメンバー

と試行錯誤するゲームを行いたかったため、ブラウニー対象として考えてくれたロープワークゲー

ムを参加者に進行してもらった。集会案の企画だけではなく、集会ですぐに使えるさまざまな小ネ

タをたくさん紹介してもらえたため、参加者から好評であった。

プログラム名 ギャザリング①・分散会

目的 ヤングリーダーとしての立場だけではなく、あらゆる方面で活躍する女性たちと考えを共有すること

でこれからの自分のヤングリーダー、女性、社会人としての生き方のヒントを得る機会とする。

内容 【分科会1】(パトロールごと)サイコロで決めたテーマに沿って、悩みや夢、情報を共有すること

で今後のガール活動に生かせるようにする。

サイコロの面に書かれた内容

・一番楽しかったガール活動 ・ガールをやっていてよかったこと

・ガール活動で挑戦したいこと ・ガール関係の人に言われて嬉しかったこと

・自分のライフプランとガール活動との付き合い方

・ガールを辞めようと思った理由と、それでも辞めなかった理由

【分散会】(ゲームで作ったランダムなメンバー)分散会1の内容を基にパトロールだけでなく、様々

なヤングと話してもらう機会とする。

参加者感想 ガール活動を今後も続けるためにはどのような環境が必要か考えた

・簡単なテーマを引いたが、改めてみんなで共有できた

・みんなの団の実情を知ることができた

実行委員会反省 ・サイコロのイメージは TV番組のすべらない話であったが、転がした場所が悪いのか、サイコロの

重心が偏っていたためか、同じようなテーマに集中してしまった

・スカウトの頃のギャザリングの延長のようになってしまい停滞してしまったパトロールがあったよ

うだが、そこに気づけずにうまくサポートできなかった

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プログラム名 パトロールで集会案作成

目的 全国の姉妹と企画書を考えることで、たくさんの考えを知り、今後のガールスカウト活動に生かす機

会とする。

内容 テーマに沿った集会案を全国どこでもできるような形で考える

テーマ

・遠足 ・シンキングデー ・お誘い集会 ・JYS

・英語 ・キャンプ ・○周年 ・食育

参加者感想 ・普段どのような活動をしているのか聞くことができてよかった

・みんなで知恵を出し合って企画を練るのが楽しかった

・自分にないアイディアをたくさん知ることができた

・いつも正解かどうかわからないなか、集会企画を行っていたので、アイディアを出し合って1つの

集会案を作り上げる作業は自信につながった

・企画書の書き方を指導してもらうことがなかったため、今回のようにアイディアを出し合いながら

まとめていけばいいのかと、これからの活動に生かすポイントが見つかった

・県内だけだとアイディアが飽和状態でマンネリ化していたため、いろいろな意見が聞けてよかった

実行委員会反省 ・新米ヤングが企画書の書き方を先輩ヤングから学べた

・参加者それぞれがほかのパトロールメンバーとアイディアをシェアすることができ、参加者各自の

引き出しを増やすことができた

プログラム名 事前課題 集会案 「救急法」 (神奈川 澤谷祐美さん)

目的 気を付けているから、起こることはないと慢心せず、起きてしまった時にとるべき行動を考えられる

ようになること。

内容 1,実行委員が防災セットや非常食セットを紹介する

2,クイズを出題しながら、対処方法を考える

今回扱ったテーマ

・鼻血の対処 ・野外炊事の際の服への燃え移り(消火、やけどの度合)

・なたでの怪我 ・心肺蘇生

参加者感想 ・アイディアを持ち帰ることができたのでよかった

・引き出しが増えた

・防災セットにもいろいろあるんだと感じた

実行委員会反省 ・防災セットを紹介するだけでは物足りないということと、防災減災の観点から、災害よりももっと

身近なキャンプ等での怪我防止について考えるきっかっけになってもらえたらと救急法のプログラ

ムを取り入れた。紙の企画書だけでは伝わらない集会の進行が参加者一人一人の引き出しが増えるき

っかけになった

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プログラム名 ギャザリング②

目的 ヤングリーダーとしての立場だけではなく、あらゆる方面で活躍する女性たちと考えを共有すること

でこれからの自分のヤングリーダー、女性、社会人としての生き方のヒントを得る機会とする。

内容 【分科会2】(年代別・概ね25歳を境に参加者を2つに分割)

1,事前に①「新米ヤングの私とガール」、②「社会で働く私とガール」、③「女性として生きる私と

ガール」、という3つのテーマを書いた模造紙を食堂に貼っておき、参加者に記入してもらう。

2,模造紙に記入された内容を基にそれぞれの年代特有の悩みを知り、同じ年代同士では共有する機

会とする。

また、先輩や後輩がお互いにアドバイスすることで現在の悩みの解決のきっかけとするとともに、自

分自身のライフプランを考えるきっかけとする。

参加者感想 ・年上の先輩の意見を聞くことができてよかった

・結婚しても出産してもリーダーでいれるのは素敵

・新米ヤングならではの悩みを全国の姉妹と共有できて安心した

・やっぱりガールが好きだからここまで続いた!これからも続ける!

・全く想像のつかないテーマだったため、意見を聞くことで自分の考えが生まれた

・同年代の人と話せて有意義だった

・同年代とギャザリングできたことで、共感できることも多く、言いやすい環境の中で取り組むこと

ができた

・テーマが難しく、ヤングなりたての同年代よりも先輩ヤングと直接話をしてみたかった

・新米ヤングならではの悩みなどどの県でも同じで、安心した

・時間が足りなかった

・自身の環境を見直し、もっと頑張ろうと思えた

・仕事が忙しく、ガールとの付き合い方を考える時間も少なかったので、じっくり向き合うきっかけ

になった

実行委員会反省 ・実行委員の中ですら答えが見えていないテーマを掲げてしまったが、参加者それぞれが「さまざま

な立場を持つ自分」について考えるきっかけになった

・新米ヤングや学生ヤングには難しいテーマもあったようだが、若さゆえにこれからのライフプラン

について考えることができた

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プログラム名 キャンプファイアー (都娘プレゼンツ)

目的 ・参加者同士の交流を深める。

・新しい songや,ファイヤーの流れを知り,今後の自身の活動に生かす。

内容 ・ユニットごとのスタンツ

・Song

・ファイアーロード(水を入れたペットボトルにケミカルライトスティック(100均の光る棒)を

入れ、ふたをする)

参加者感想 ・自分の知らないソングやゲームがたくさんあり、刺激的だった

・新しいソングを知ることができた。歌集がほしい!

・キャンプファイアー楽しかった

・もっと広い所でしっかり踊りたかった

・どのユニットも短時間にもかかわらず、スタンツのレベルが高い

・知らないソングをゆっくり共有する時間がほしかった

・同じ活動をしていてもいろんなやり方があること、それを実際に体験できてよかった

・進行がうまくてすごかった

・引き出しが増えた。動画をとったので団で広めます

実行委員会反省 ・とにかく楽しい盛り上がるキャンプファイアーにしたいという思いから、当日のチャンスチャンス

の形ではなく、事前に都娘に依頼を行ったことで、事前準備やソングのつなぎを話し合ってもらう

時間ができた

・新米ヤングが大変良好な刺激を受け、ガールのやる気スイッチが見つかった人もいた

・京都ヤング・都娘のみなさん本当にありがとうございました

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プログラム名 Say発表

【変更】3日目午前→2日目夜

目的 それぞれが決意したことを sayすることで、自分への誓いとし、決意を実行へと移す初めの一歩のき

っかけにする。また、パトロールごとに sayすることで、仲間と一緒なら成し遂げられるという自信

に繋げる。

内容 1,パトロールごとに固まった状態で、全体で楕円形を作る。

2,パトロールごとに、その場で一歩前に出て一人ずつ四つ目の葉を sayして、最後にパトロールで

一言叫ぶ。(各パトロール 3分)

参加者感想 ・みんなの Sayを聞けて自分も頑張ろうと思えた

・Sayを発表したからがんばります

実行委員会反省 ・時間がないなか、眠いなか協力してくれた参加者のみなさんには本当に感謝しています。

災害というテーマの中で、実際に環境に影響を受けてしまったことで、実行委員を含む参加者が実体

験を通してプログラムの変更について学ぶことができた

プログラム名 シークレットフレンド発表

【変更】3日目午前→2日目夜

目的 シークレットフレンド発表を行うことにより、自分が誰かに見られて生活しているという意識を持つ。

また、個別にメッセージをもらうことにより特別感を得る。

内容 1,一人ずつ三日間の振り返りと課題の達成状況の発表を行う。

2,初日に配られた紙に書かれていた人を観察していて見つけたよいところを発表する。

参加者感想 ・ばたばたしてしまったことが残念

・シークレットフレンドの説明をもっとしたほうがよかった

・ずっと自分を見ていてくれる人がいるのはうれしい

実行委員会反省 ・急きょ2日目の夜に行ったが、参加者がみんな変更の時間にあわせて書き上げてくれていた

・早退してしまった人のカードを渡すのに時間がかかってしまったことが残念

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振り返り 3日目 10月13日

プログラム名 閉会式

目的 JYS東北の最後のプログラムとして、参加者に楽しかった思い出としてもらうとともに、別れを惜

しんでもらう

内容 式次第

1,開式の言葉

2,旗に対し礼

3,やくそく

4,やくそくの歌

5,表彰

6,実行委員長あいさつ

7,閉会の言葉

8,次回開催府県(兵庫・大阪)へ旗引継ぎ

9,友情の輪

参加者感想 ・またみんなに会いたい

・次回の兵庫、大阪参加します

・実行委員お疲れ様でした

・持ち帰るものがたくさんあってよかった

実行委員会反省 ・次回の開催を兵庫、大阪に引き継ぐことができてよかった

・後泊組も出てしまったが、早い解散とすることで全員が無事自宅に帰宅することができた

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災害対策

○地震

内容 会場は東日本大震災でも被害がなかった建物を選んだ。また、当日地震発生により会場に足止めとな

ったことを考え、1人1食分にあたる非常食を用意。

実行委員会反省 ・東北太平洋側は地震の多い土地柄であることから有感地震が多く、揺れてもあせらないようにとい

うアナウンスを最初に行った

・開催期間中も東北沿岸が震源の地震が数回発生していたが、有感地震や大きな地震はなかったこと

から安心している

・当日の会場が狭いことについても、避難所疑似体験という言葉を入れていたら狭い施設をみなさん

にもっと有意義に使ってもらえた

〇台風

内容 ・天気予報より、開催期間の3日間東京以北は台風の影響がないことから予定通り開催し、関西地域

の参加者に関しては自主判断してもらった

・JR西日本が初の試みとしてタイムライン防災を行った(台風接近前に接近当日の間引き運転の決

定、および全線ストップの決定)

実行委員会反省 ・災害をテーマの1つに抱え、なおかつ西日本に台風の影響があることがわかっていたにも関わらず、

台風対策が不十分であった(東北は台風被害の件数が少ないため、気がつかなかった部分も大きい)

・遅刻早退者のために事前に調べられる内容は調べておくべきだった

・遅刻早退者把握のために、掲示板に出入り表を大きく掲示しておくべきであった

・台風の影響の少ない地域からの参加者にことの重大さが伝わっていなかった

改善策

今後の改善案

通常時でも掲示板にあらかじめ記載すること

・最寄り駅の終電始発時刻を記載

・遅刻早退者を模造紙に記載して、全体の参加者もメンバーの出入りを把握できるようにする

台風接近時または災害発生時

・詳細情報の定時掲示(実行委員自体が影響を把握・予測するとともに、参加者自身が判断できるよ

うにする)

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JYSin東北 報告会 奈良県

2014年 11月の県大会にて報告会を行いました。

プロジェクターで石巻で学んだ報告とJYSの様子を。

その後東北へのメッセージや、報告を聞いた感想を書いてもらいました。

持ち時間が短かったこともあり、私たちの思いが伝わったのかどうかは難しいところですが、みんなたくさんの

メッセージを書いてくれました。以下少し抜粋して載せておきます。

「3年前、私はテレビで地震のことを知りました。奈良県でも地震が起こる可能性がある。そのことを、

ちゃんと分かろうと思いました。」

「津波で亡くなった方がいても、諦めようとせずに、前向きにいく人がすごいと思いました。」

「3年経っても悲しいことがあると思いますが、自分の輝きを忘れずに頑張ってください。」

「東北が少しずつ復興しつつある姿を見て安心しました。これからも東北が少しでも元の姿に戻ることを祈っています。」

「東北のいいところは沢山あります!!きっとそれを活かして良い未来を作れるハズ!!JYSのみなさんも頑張ってください」

「感謝の気持ちを忘れずに毎日懸命に生きたいと思いました。」

報告者:吹角 奈蔵

奈良県連盟から

事後報告が届きました。

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J Y S東北を終えて

青森県第9団

実行委員長 外崎遥香

私のJYSの始まりは、2009年春静岡で行われた第2回目でした。当時

私は、新米ヤングとしての悩みを抱え、また所属連盟のヤングの人数も少なか

ったことから悩みや喜びを共有する相手も限られておりました。

そんな状況のなか、参加したJYSでは、Sr,Rrの頃に出会った全国の

姉妹たちとまた会えたことが嬉しく,テーマであったSongの持ち帰りのた

め、ひたすら歌い、ひたら踊りました。あまりにも楽しくて、東北からの参加

者は少なかったにも関わらず、いつか東北で開催したい、全国の姉妹に東北に

来てほしいと自身の連盟に帰ってから宣言しました。

そこから数年の時を経て、福井県からバトンを受け取り、2014年秋の東

北開催が決定しました。志してから5年の月日が流れていました。その間には

未曾有の災害である東日本大震災があり、また地球のあちこちで災害が発生し

ています。

そのため、今回の大会テーマを「KIZUKI」としました。今ある幸せや

これまでの自分に気づいて、これからの幸運を築くチェンジエージェントにな

ってほしいという思いを込めました。

それらを達成するために、小テーマの1つめには「長期面」として、参加者

各々のライフプランの参考になるように「社会に生きるわたし」「ガールスカウ

トリーダーとしてのわたし」「女性としてのわたし」の3つの柱をもうけました。

しかし、自分のなかで答えの道筋すら出ていない問いを参加者のみなさんに

投げかけたらどうなるのだろうという不安もありながら、みなさんからの「考

えるきっかけになってよかった」という言葉で、試みてよかったと思います。

小テーマの2つめは「短期面」として、すぐに使えるネタ集作りでした。J

YSに参加したことで盛り上がったガール熱を帰ってからすぐに行動にうつせ

る何かがほしかったので、集会企画案集を作りました。

今回のJYS東北に参加して、みなさんの中ではどんなKIZUKIがあっ

たでしょうか。台風対策など実行委員会での至らぬ点が多々あったにも関わら

ず、その点を参加者のみなさまが気づいてフォローしてくださったことで、無

事に終えることができました。また、開催に当たってはたくさんのリーダー方

の見守りやアドバイスもいただきました。なにより至らないことだらけっだっ

た私と一緒に実行委員をしてくれた実行委員のみんなに本当に感謝だらけです。

この JYSに関わっていただいたみなさま本当にありがとうございました。

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JYS東北を終えて

茨城県第 10団

大丸 優香

「JYS」ガールスカウトのヤングリーダーとして活動し続けていた私が大学 4年生の時に

出会い、ヤングリーダーへのモチベーションの上昇と姉妹を得られる、特別な場になりま

した。今まで行われた JYS 全てに参加してきましたが、私が実行委員を務めることは考え

ていませんでした。

その想いが変わったきっかけは、東日本大震災の「石巻」に出会ったことです。JYS 東

北が開催される 2 年半前になります。当時看護師をしていた私は東日本大震災の被害を受

け、8か月たった石巻市を災害ボランティアとして見つめました。集合場所であった、日和

山から見える何もない原っぱの景色が忘れられなく「ここから見る変わりゆく景色をまた

見に来たいなと」思いました。そこから石巻への縁は繋がり、宮城県石巻市民になりまし

た。東日本大震災から月日が過ぎゆくと、津波で被害を受けた家は解体され、ガレキは撤

去され、土しか見えない世界から、雑草が生え、原っぱが広がりそこに今まで家が建って

いたことがわからなくなっているのが現状です。そんな石巻を目の当たりにする中で、全

国の姉妹にもこの現状を見てもらいたいという願いから、JYS東北を行う決意をしまし

た。

しかし、スカウトからヤングリーダーまでの約 20年以上、茨城県連盟で活動していた私

にとって、東北でガールスカウト活動を行うことは「不安」の一言、自分一人では何も果

たすことができないと悩む中で、今までのガールスカウト活動での繋がりから、東北にも

姉妹を得ることができ、JYS東北を作り上げることができました。

また、今回は参加者にも企画書を提出してもらい、実際にプログラムを行ってもらう企

画を行いました。皆様に支えてもらいながら、JYS東北は開催できたと心から思います。

そして、忘れられない出来事。「JYS東北は台風が来る!」とされている中の開催でした。

中止の二文字も頭をよぎりましたが、今回を逃してしまったら、全国の姉妹が東北に来る

機会が次いつ訪れるかわからないという思いにより開催を決断しました。蓋を開けてみる

と…台風が来るとわかっていたならばもっとこうすべきであったという沢山の反省点が浮

かびます。開催の決断は甘い判断だったであったとも思います。が、幸いにも無事に全国

の姉妹は自宅に帰ることができました。今回の反省点を今後のガールスカウト活動に自ら

だけではなく、多くの伝えていこうと思います。

最後になりましたが、未熟な私たちの企画に賛同し参加してくださった、全国のヤングリ

ーダーそして、今まで私を育ててくださったリーダーやトレイナー、スキャップ皆様に感

謝しています。

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JYS 東北を終えて

沼崎 翠子

まずは、JYS 東北に参加してくださったヤングリーダーの皆さん 3 日間お疲れ

様でした。

初めて参加した福井での JYS。その閉会式で開催地候補として声をあげてから

の 1 年は本当にあっという間でした。ヤングリーダー1年目、そして JYS も1回

目で、事の重大さにも気づかず、勢いのまま実行委員を引き受けてしまいまし

た。そこからの 1 年は私にとって楽しいだけではなかったのも事実です。元々

不器用な性格で 2 つ以上のことを一度にできません。正直、ガールスカウトを

負担に思ったことも少なくは無かったです。だからこそ、私の勝手ではありま

すが、この JYS 東北では、ガールスカウトと供に生きてきたヤングリーダーの

皆さんの意見を聴きたかったのです。もしかしたら、私と同じ気持ちのヤング

リーダーがいるのではないかと思ったのです。自分にとってのガールスカウト

の価値を見出したかったのかもしれません。そんなもやもやを抱えたまま迎え

た JYS 東北。私を待っていたのはガールスカウトが大好きな、全国の姉妹が大

好きな輝く全国のヤングリーダーの皆さんでした。技術も知識もたくさん持っ

ている皆さん、これからのガールスカウト活動に生かそうとあらゆることを吸

収しようとする皆さん、そして何よりも不十分な実行委員に協力してくださっ

た皆さん、この 3 日間共にした皆さんのどの姿も素敵でした。この姿が、私の

目指すものであったように思います。また、思いもよらないトラブルにてんや

わんやの私たちとともに試行錯誤して下さった皆さんには本当に感謝です。全

大会でお話ししましたが、今回の私の気づきは「感謝」です。ありきたりかも

しれませんが、私のとってここまで感謝することは今までありませんでした。

足りない部分を補ってくれる人、支えてくれる人、見守ってくれる人がいるこ

とに気付くことが出来ました。本当に、本当に感謝です。これからは私が誰か

のそのような人になれるようにガールスカウトも学校も頑張っていきたいと思

います。

最後に、今回の JYS 東北を開催するにあたってご協力くださった皆様、1年間

を実行委員として共に活動したとのさん、優香さん、参加してくださった全国

の姉妹の皆さん本当にありがとうございました。

みなさんのいつも何にでも楽しむ姿大好きです!またどこかで会える日まで、

みなさんのガールスカウト活動とそれぞれの毎日が充実したものでありますよ

う祈っています! ありがとうございました。

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