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JFA C級コーチ養成講習会 2016年度 JFA C級実技 ①ゲームとコーディネーション ②ゴールキーパー ③観る ④ボールフィーリング&ドリブル ⑤パス&コントロール ⑥シュート(多彩なパス【キック・ボレー・ヘディング】) ⑦守備のテクニック【オン・オフでの対応】 ⑧守備 ボールを奪う ⑨攻撃 ポゼッション(サポート) ⑩攻撃 ゴールを目指す(マークを外す動き)

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JFA C級コーチ養成講習会

2016年度 JFA C級実技 ①ゲームとコーディネーション

②ゴールキーパー

③観る

④ボールフィーリング&ドリブル

⑤パス&コントロール

⑥シュート(多彩なパス【キック・ボレー・ヘディング】)

⑦守備のテクニック【オン・オフでの対応】

⑧守備 ボールを奪う

⑨攻撃 ポゼッション(サポート)

⑩攻撃 ゴールを目指す(マークを外す動き)

JFA C級コーチ養成講習会

2016年C級改訂 1. ゲーム ダブルフィールド 4人:4人

2. ゴールキーパー 投動作

3. 観る

4. ボールフィーリング ドリブル

5. パス&コントロール

6. シュート(多彩なキック、ボレー、ヘディング)

7. 守備のテクニック

8. ボールを奪う

9. ポゼッション(サポート)

10.ゴールを目指す(マークを外す動き)

1.コーディネーション 自らゲームを楽しむ環境を作る。コーディネーションは様々な動作。動的ストレッチも導入。

4.ボールフィーリング 初心者やキッズ年代でも大切なボール操作をオーガナイズの中で獲得する。ドリブルも判断が重要!

6.シュートは技術のところを強調。多彩なパス(キック、ボレー、ヘディング)を統合して、反復を多くさせるようにオーガナイズを工夫。

5.パス&コントロール コミュニケーションも含めた大切な要素。動きながらのコントロールも強調。

テクニック

9.ポゼッション(サポート) ボールを失わないことを強調。

10.ゴールを目指す。

攻撃

8.守備 「ゴールを守りながら、ボールを奪うチャンスを逃さない」を気づかせる。 1ライン

個人戦術

・攻防がある ・攻撃方向がある ・ONとOFFの関係

3.観て状況把握しなければ、判断できない。全てのテーマの基本なのでテーマとして取り上げた。日本の課題である。

7.守備のテクニックとしてON・OFFの対応を追加した。守備は日本の課題

JFA C級コーチ養成講習会

C級実技

⑥シュート

⑧守備 ボールを奪う

テクニック ④ボールフィーリング&ドリブル ⑤パス&コントロール ⑥シュート【多彩なキック・ボレー・ヘディング】 ⑦守備のテクニック 【ON・OFFでの対応】

②ゴールキーパー

戦術的要素のテーマ。 ボールを奪うことを獲得することで それらを打ち破る⑧と⑨を獲得

ゴールを奪うためにシュートは重要なテクニック だから、戦術的要素のテーマの前

①ゲーム

ゲームは楽しい!

①コーディネーション

⑨⑩攻撃 ポゼッション(サポート) ゴールを目指す(マークを外す) ゴールを目指す/ボールを失わない

ゲームを支えるもの

ゴールを奪う ボールを奪う、ゴールを守る

現代サッカーに於ける重要なポジションであり、キーパーを始める年代

③観る

JFA C級コーチ養成講習会

表記について

オーガナイズ (1)大きさ 縦×横 (2)用具 (3)方法 ※オーガナイズについて 表記はU-12年代の選手用に作成 講習会では、受講者に合わせて調整して行う。( )内の数字は大人用。 ただし目の前の現象に応じて調整をすること。

記号の意味 人の動き ボールの動き ドリブル

フィールドプレーヤー

ゴールキーパー G G

サーバー(攻撃側のサポートとしてグリッド外でボールを出すプレーヤー) S S

ターゲット(攻撃側の目標としてグリッド外でボール受けるプレーヤー) T T

フリーマン(グリッド内で、常に攻撃側の味方としてプレーするプレーヤー) F

コーチ C

ボール

ゴール

マーカー

コーン

バー

S

T

JFA C級コーチ養成講習会

W-up

ボディコンタクト

実技① ゲームとコーディネーション

・身体を上手く使う(体軸で当たり、バランスを保つ) ・相手から遠い足でボールをキープ ・姿勢を良くする(上体を起こす、ヘッドアップ) ⇒ 観る

キーファクター

・コーディネーションを高めるためにボディコンタクトをたくさん行う(例:2バウンドでインプレー) ・遊びの要素を入れる中で、身体の使い方を獲得する ・周りを観る(ゴール、相手、味方)

留意点 C

スライディング 方法(漸進性)

・ボールを抱えてスライディング姿勢から立ち上がる

・置いたボールへのスライディング ・動かしたボールへのスライディング

・間合い、タイミング ・素早く立つ(次のプレーに早く移る)

キーファクター

・コーディネーションの一環として入れる

・環境によっては、できない場合もある ・抱えたボールを見る(あごを引いて背中をつける) ・コーディネーション (倒れた姿勢から立ち上がる)としての導入動作 ・漸進性 ・手の付き方(安全性の確保)

留意点

Tr.1

①2人組でボールキープ (相手にボールを触らせない) オーガナイズ

(1)大きさ: 15(15)m×10(10)m ゴール幅2(2)m

(2)用具:ボール、コーン

(3)方法:

①は、単純にボールキープ

10秒くらいで時間を設定し、勝敗を競わせる

②は、コーチの様々な配球から、スタート

②コーチが出したボールに対して2人が出ていき

キープしながら、コーンゴールをドリブル通過

・ボールが止まるまで触ってはいけない

・2バウンドするまで触ってはいけない

・2対2に発展(ゴールは外から中)

CORE

1)ベンチ 10秒×2(負荷が強ければ膝で)

2)サイドベンチ 左右各10秒×2(負荷強ければ膝で)

MOVEMENT PREPARETION

1)フォーワードランジ 左右交互各3回(ローテーションなし、まっすぐ保つ)

2)バックランジ 左右交互各3回(臀部に力入れる、反らない)

3)インバーテッドハム 左右各3回(つかまりながら行ってもよい)

4)クアドストレッチ 左右交互3回(スクワットなし、つま先立ちまで)

5)ラテラルランジ 左右各3回

※詳しくは別紙参照

15(15)m

10(10)m

10(10)m

2(2)m

JFA C級コーチ養成講習会

ダブルフィールド4対4 Game①

・子どもたちが、ゲームを楽しむ! ・子どもたち自身でゲームを作る ・勝敗(勝ち点)・得点を競わせてサッカーの本質を引き出す ・指導者は見守る

キーファクター

ゲームは何のために ・自然に競わせ、サッカーの特性、本質を引き出すゲームとする ・工夫として、グループ分け、勝敗をはっきりさせ競争させる

ダブルフィールド ・フリーなゲームをたくさんやらせることが目的 ・コートは2つとは決めない(人数等により) みんなができる

留意点

ミニゴール(簡易ゴール)

ネットを揺らす!

30m

20m

C

実技① ゲームとコーディネーション

JFA C級コーチ養成講習会

実技① ゲームとコーディネーション

6対6+1GK 背面ゴール Game② オーガナイズ

(1)大きさ: 30-35(35)m×30-35(35)m

(2)用具:ボール、ゴール、マーカー、ビブス

(3)方法:背面ゴール 1GKで6対6

両方のゴールを狙っても良い

GKがキャッチしたらコーチに渡す

・多彩なパスを引き出す ・コントロールの質=ボールの置きどころ (次にプレーしやすく、多彩なパスを可能に するところ) ・GKに配慮する ・見守りながらもより良く楽しむために導く 状況を観て得点のルールを変える 配球の工夫など

30-35(35)m

留意点

G

C

G

・子どもたちが、ゲームを楽しむ! ・子どもたち自身でゲームを作る ・勝敗(勝ち点)・得点を競わせてサッカーの 本質を引き出す ・指導者は見守りながら、導く

キーファクター

30-35(35)m

JFA C級コーチ養成講習会

オーガナイズ (1)大きさ:20m×20mのグリッド 1グループ10人

(2)用具:ボール

(3)方法:

①バスケットドリブル → ボール交換

②片手でボールを投げ上げて片手でキャッチ

③ボール2個お手玉

④スキップ(腿裏からボールを通す)

⑤長座開脚の姿勢で体の周囲をボール転がす

⑥長座の姿勢からボールを投げ上げてから起き上がりキャッチ

⑦ボールを投げ上げてバウンドするところを飛び越してキャッチ

⑧ボールを抱え込んで地面を転がる

⑨ボールを抱えてコーチの動きに

合わせて転がる

W-up ボールを使ったコーディネーション 1

オーガナイズ

(1)大きさ:図参照

(2)用具:ボール、 ゴール(またはコーンゴール)

(3)方法:コーチ(サーバー)が投げたボールを

キャッチする

①オーバーハンド(胸の高さ)

②アンダーハンド(腹部の高さ)

③グラウンダー

キャッチング 3

20m

■基本姿勢:前後左右上下どこにでも動ける姿勢 ・足の幅は肩幅よりやや広くする →膝下を曲げられるくらいの幅

・つま先をボールに向ける ・膝を軽く曲げ、手はオーバーハンド、 アンダーハンドのどちらにも対応しやすい位置 ・頭を固定し、しっかりとボールを観る

・構えるタイミングとその姿勢 ・ボールのコースに身体を運ぶ ・ボールに寄る ・身体の正面前方でボールをとらえる ・ボールをよく観る ・1回でボールをつかむ

・左右対称の動き ・両手を使うこと ・指先の感覚を意識する

2 オーガナイズ

2人1組 各ボール1個

①アンダーアームスローでパス (10m)

②オーバーアームスローでパス (20m)

・ボールの握り方(逆手のサポート) ・踏み出す足、助走 低く踏み込む ・視線、頭の固定 ・腕の振り出し、腕の振り方 ・ボールを離すタイミング ・コミュニケーション

スローイング

正確に投げる アンダーアームスロー ・ボールを弾ませない オーバーアームスロー ・身体全体を使って投げる

手の形 ・指を大きく開く。 ・ボールが抜けない。

20m

20m

10m

実技② ゴールキーパー

キーファクター

キーファクター 留意点

キーファクター

留意点

-全員でGKの経験-

5m

JFA C級コーチ養成講習会

ステッピング オーガナイズ

(1)大きさ:図参照

(2)用具:ボール、ゴール(またはコーンゴール)、マーカー

(3)方法:移動してコーチ(サーバ−)が投げたボールをキャッチする

①サイドステップ

・ゴール中央から、ボールの正面までサイドステップで移動し

オーバーハンドキャッチ

②クロスステップ

・ボールに構え、ハンドパスに合わせてクロスステップで移動し

オーバーハンドキャッチ

①サイドステップ

②クロスステップ

<サイドステップ> ・できる限り両足を地面につけて移動(跳ばない) ・足幅は基本姿勢の時の幅を保つ(足をぶつけない) ・ボールに正対する <クロスステップ> ・上体をボール方向に正対する ・ステップの切り替え ※移動の距離と時間に応じてステップを使い分ける

・素早く移動し構える ・いつでも構えられる

実技② ゴールキーパー

留意点

キーファクター

-全員でGKの経験-

4

5m

5m

8m

オーガナイズ (1)大きさ:図参照 (2)用具:ボール、ゴール(またはコーンゴール) (3)方法: 長座、立て膝、立位、それぞれの姿勢から ①ボールを抱えてコーチと同じ方向にローリングダウンする ②コーチの投げたボールをローリングダウンでキャッチする

①ボールを抱えてローリングダウン

②コーチの投げたボールでローリングダウン

・身体の側面で着地する ・身体の下側から地面に着地する (膝下→もも→上体) ・プレーの方向

・コーチと対面することで、身体の側面から着地。 ・立て膝、立位、一歩踏み出して倒れる。 ・身体の正面・前方でボールをキャッチする。 ・接地する箇所を下から順番にずらしていく。 ※各関節を強打しないようにソフトに倒れる。 ・キャッチして倒れる時に、肘が身体の下に入らない。

キーファクター

留意点

ローリングダウン 5

C

C

JFA C級コーチ養成講習会

オーガナイズ

(1)大きさ:ペナルティエリア

(2)用具:ゴール、ボール、マーカー

(3)方法:

①3箇所に置かれた静止球からのシュートを防ぐ

②1~3のボールにシュート対応

オーガナイズ

(1)大きさ:40m×35m(45m×40m)

(2)用具:ゴール、ボール、マーカー、ビブス

(3)方法:コーチからの配球で始め、ゲーム

1

・シュートの直前に両足を地面につけて構える

(GKの姿勢、構えるタイミング)

・プレーの方向

ポジショニング(立ち位置と身体の向き) ※ボールとゴールの中央を結んだライン上を意識し 頭を越されない位置でボールに正対する

・ニアポスト、ゴールエリアの角、PKマークなどの目印を観て、ポジションを確認する。

・ゴール前でプレーしていることを意識 ・常にゲームに関わる

・ポジショニング ・コミュニケーション ・安全確実なプレー

・攻撃の優先順位 ・パスの質 ・ボールを失わないこと

2 3

キーファクター

留意点

守備のキーファクター

攻撃参加のキーファクター

留意点

実技② ゴールキーパー -全員でGKの経験-

アングルプレー 6

G

4対4+GK 7

C

G

JFA C級コーチ養成講習会 アングルプレー・ポジショニングの留意点

JFA C級コーチ養成講習会

実技③ 観る

W-up 5対1 おにごっこ

Tr.1 4対1ポセッション オーガナイズ

(1)大きさ:10(10)m×10(10)mグリッド4分割

(2)用具:ボール、マーカー

(3)方法:

同じゾーンに二人は入れない

①ボール2つ、一つは手、一つは足で持つ

②ボールは1つ、パスしたら必ず他のゾーンに移動

③ボールは1つ、ボールを受けたら他のゾーンに運んで

パス

オプション: 3vs1で行い空いたゾーンに運ぶ。

※テクニックレベルが低いと難しい

・ボール状況を常に観て、次のプレーを予測しながら 関わり続ける。 ・ルールを変えることでフォーカスする選手が変わる ①ボール保持者 ②ボールを持っていない選手 ③両方

留意点

オーガナイズ

(1)大きさ:①6(6)m×6(6)m ②③10(10)m×10(10)m

(2)用具:ボール、マーカー

(3)方法:

①おにはマーカー上にいる人にはタッチできない

ただし、マーカー上は1人のみ。

オプション: おににしっぽを付け、取りに行かせる

②ボール3~4個 ボール持っている人にタッチ

③ボール2個 ボール持っていない人にタッチ

オプション: ②③は声なしで行う

・観る(味方、相手、スペース) ・予測 ・駆け引き

・おにと味方の状況を観ながらプレーを判断する ・難易度(負荷)の調節が重要

キーファクター

留意点

② ③

②③ ①

・観る(味方、相手、スペース) ・予測 ・駆け引き

キーファクター

6(6)m

6(6)m

10(10)m

10(10)m

10(10)m

10(10)m

JFA C級コーチ養成講習会

実技③ 観る

Tr.2 2対2+1サーバー+1ターゲット

オーガナイズ

(1)大きさ:図参照

(2)用具:ボール、コーン、マーカー、ビブス3色

(3)方法:

・2人3組でローテーション

・コーチから後方ターゲットへのパスでスタート

・攻撃側は2人+サーバーで保持しながら、逆のターゲットへ

のパスを狙う。

・ターゲットは左右のコーン間からボールを受ける

・中の2人は逆のターゲットに入ってからグリッドを移動

し、ボール保持しながら逆のゴール目指す

・ボールを失った2人組が守備役として交代

・やみくもにスピードに乗らないで、相手の状況を観察する。

・慌ただしくなったら、逆のゾーンにパスしたら必ず3本つなぐ

などのルールを追加

・ファーストタッチ、ボールの置き所、運ぶことで相手の変化

を観る

・戦術的要素に入り込み過ぎない

留意点

C

15(15)m

18(18)m

3(3)m 6(6)m

・中央に通してはいけないゾーンだけ設ける

・ゴールの幅を広さの調整、ゴール間の距離の調整

・縦の長さの調整、シュートラインの設定

・DFは必ずどちらかのゴールを守る ⇒ それを観てターゲットは狙うゴールの変化

難度の調整

・観る(ゴール、味方、相手、スペース) ・予測 ・駆け引き

キーファクター

5(5)m

JFA C級コーチ養成講習会

実技③ 観る

GAME 5対5・3ゴール

オーガナイズ

(1)大きさ:24(24)m×24(24)m

(2)用具:ボール、コーン、ミニゴール、ビブス

(3)方法:

・攻撃側は、攻撃方向と両サイド3つのゴールを狙える

・守備側はボールを奪ったら攻守切り替え

・得点したら、自分達のゴールの横にあるボールからス

タート。アウトオブプレーになっても攻撃側のチームが、

自分達のゴールの横にあるボールからスタート

オプション: 選手の状況を観て、フリーマンを入れる

・ゴールを狙う、ゴールを守る

・観る(相手・スペース・味方・ゴール・ボール)

キーファクター

・周りを観て、得点できるゴールを積極的に狙わせる。

その中で、相手の変化を観て判断を変えていかせる。

・ボールを奪ってすぐ得点につながる現象が多ければ、

「観て判断して空いているゴールを狙う」というテーマを

追求できないので「バックパスを必ずする」 もしくは、

「ボールを奪って3本パスをつないでゴールを狙うという

ルールを加える

留意点

C

G

24(24)m

24(24)m

白の攻撃方向

黒の攻撃方向

JFA C級コーチ養成講習会

W-up ドリブル

Tr.1 ドリブルゲーム

3対3+1F(5ゴール)

オーガナイズ

(1)大きさ:図参照

(2)用具:ボール、マーカー、コーン

(3)方法:

①普通にスラローム

②1歩に1回ボールタッチ

③様々なターン

・インサイド(90度、270度)

・アウトサイド(90度、270度)

etc

オーガナイズ

(1)大きさ:20(23)m×20(23)m、ゴール ゴール幅3m、5ヶ所

(2)用具:ボール、コーン、マーカー、ビブス

(3)方法:

・フリーマンはゴールできない。

①コーン間をドリブル通過で得点。

②配球を浮き球で行う

オプション レベルに応じて4対4にする。

20m(23m)

20m

(23m)

④様々なフェイント

・キック、マシューズ、シザースetc

※横の移動の際に、中央のコーンを

フェイントで抜き去る

※スタートを浮き球のウェッジコント

ロール、クッションコントロールから

※コントロール後は、リフティングや

様々なボールタッチで移動する。

・両足を使う ・ボールの置きどころ(いつでも触れるところ) ・立ち足の柔軟性 ・姿勢を良くする(上体を起こす、ヘッドアップ) ⇒ 観る

・まずは、左右差なくボールを操作することを促す。 ・ボールと共に身体を運び、次のプレーに素早く移れるようにする ・構成要素を抑えながら働きかける ・良い姿勢を保つことで、状況を把握し予測を立ててプレーする 周りを観ることを強調しすぎて、ドリブルが不自然にならない 一つ前の選手の状況を観られるぐらいで良い(姿勢) ・様々なターンやフェイントを紹介する(インサイド、アウトサイド、 キックフェイント、シザースetc)

・ゴールへ向かうことを働きかけながら、ドリブルのテクニックを改善していく ・ゴールの大きさは、相手が守っていてもフェイントで抜いて通過できる大きさ ・様々なフェイント・スクリーン&ターン使う

実技④ ボールフィーリング&ドリブル

留意点

キーファクター

留意点

F

6(6)m 6(6)m

この移動中にフェイントで抜き去る

・ゴールを狙う ・両足を使う ・ボールの置きどころ(いつでも触れるところ) ・立ち足の柔軟性 ・姿勢を良くする(上体を起こす、ヘッドアップ) ⇒ 観る

キーファクター

・いつでも触れるとこにボールを置く ・仕掛けるリズムと上体の姿勢 ・大きな動作でフェイント ・相手との間に身体を入れてターン ・フェイントやターンの後は、相手から遠い足に持ち 替える

ドリブルの構成要素

14(14)m

JFA C級コーチ養成講習会

3対3 ラインゴール(中央ゴール)

4対4+GK

Tr.2

Game

18(20)m

18(20)m

・積極的なしかけを促す。ただし、狙いを持たせる。 ・スピードを上げ過ぎて、失うことが多ければ、テクニック に働きかける ・観る中で、ドリブルorパスの判断を引き出す。 ・中央のゴールを狙うことで、相手の変化を観てドリブル 突破を促す ・守備への働きかけ(守備の強化)

オーガナイズ

(1)大きさ:18(20)m×18(20)m ゾーンの幅2(2)m、ゴール3(3)m

(2)用具:ボール、ビブス、コーン、マーカー

(3)方法:①ラインを通過し、ゾーンにボールを置く。点を競わせる

②:中央のゴールにシュートでも得点 2(2)m

オーガナイズ (1) 大きさ:35(40)m×29(30)m (2)用具:ボール、ビブス、マーカー (3)方法:ボールが外に出たら コーチからの配球 ⇒ スローインあり

積極的なしかけを促す。 観る中で、ドリブルorパスの判断を引き出す。 守備への働きかけ(守備の強化)

35(40)m

29(30)m

実技④ ボールフィーリング&ドリブル

留意点

留意点

・ゴールを狙う ・両足を使う ・ボールの置きどころ(いつでも触れるところ) ・立ち足の柔軟性 ・姿勢を良くする(上体を起こす、ヘッドアップ) ⇒ 観る ・間合い、スピード・方向の変化

キーファクター

・ゴールを狙う ・両足を使う ・ボールの置きどころ(いつでも触れるところ) ・立ち足の柔軟性 ・姿勢を良くする(上体を起こす、ヘッドアップ) ⇒ 観る ・間合い、スピード・方向の変化

キーファクター

G

G

3(3)m

JFA C級コーチ養成講習会

W-up パス&コントロール オーガナイズ

(1)大きさ: 3(3)m,15(15)m,3(3)m

(2)用具:ボール、マーカー

(3)方法:

①導入:前のマーカーで止まって受けてパス

②後方のマーカーからスタートし

前方のマーカーでパスを受け

対面のマーカーにパスをする。

③片方は3つのマーカーのどれかにアクションを

起こして受ける。

※コントロールの足、パスの足に制限を加えなが

ら、徐々に負荷をかけていく

3(3)m 15(15)m 3(3)m

実技⑤ パス&コントロール

1) 対面

オーガナイズ

(1)大きさ: 15(15)m×15(15)m(パスの距離)、3m(マーカー間)

(2)用具:ボール、マーカー、コーン

(3)方法:

①外側のマーカーからスタート、コーンとマーカーの間へのパスを

ボールに寄りながら外側の足でオープンにコントロールして

パス

②外側のマーカーからスタート、コーンへのパスをパスが

来た方向にコントロールして内側の足でパス(斜めのキック)

③外側のマーカーからスタート、コーンへのパスをコーンの前で

ターンをする。

相手から遠い足のインサイド、アウトサイドコントロール

※4か所とも同じパスとコントロールを行う(①なら全部①)

※対面パスと距離は同じなので、対面パスのオーガナイズを

活かして作る

③ ②

2) スクエアー ※さまざまなコントロールからのパス

15(15)m 3(3)m 3(3)m

・立ち足の位置・向き・柔軟性 ・ボールを当てる面を固定 ・フォロースルー

・身体の前でボールをとらえる ・立ち足の位置・向き・柔軟性 ・ボールを当てる面を作る ・両足が使える ・ボールに寄る

キックの構成要素 ボールコントロールの構成要素

・両足使う ・パスの質 ・ファーストタッチの質 ・ボールに寄る、パス&ムーブ ⇒ 動きながらプレー

・タイミング

キーファクター ・止まった状態の中で、構成要素を抑える、デモを見せる ・動きながらのパスとコントロールに発展する(ゆっくり正確にから) ・タイミング押さえる(パッサーが蹴れる瞬間で動き出す) ※良いコントロール⇒インフォメーション⇒タイミング良くアクションを起こす ・選手のレベルに応じて、距離を調整したり、移動を無くして難易度の調整をする

留意点

JFA C級コーチ養成講習会

28(28)m

Tr.1 オーガナイズ

(1)大きさ: 13-15(15)m、4(4)m、13-15(15)m

(2)用具:ボール、マーカー、ビブス3色

(3)方法:

攻撃者はボールを保持しながら

Aゾーン⇔Cゾーンへパス交換する。

守備者はボールがあるゾーンに2名、

中央のゾーンに1名で守備する。

ビブスを3色用意し、ボールを失ったチームが守備

6対2の場合は4色

オプション(難しい場合) :

①6対3のとき、守備者の人数配置を変える。

ボールゾーン1名、中央ゾーン2名

②6対2で行う

・攻撃方向を意識することで、良い準備が求められ、テクニックの質が 問われてくる ・動きながらのコントロールを求めることで、そのための準備を引き出し ていく ・相手がいることで、相手との駆け引きが出てくる ・ボールを奪いに行かせる(得点を競わせる)

6対3 13-15(15)m

13-

15m

(15)

4m

(4)

13-

15m

(15)

6対2

実技⑤ パス&コントロール

留意点

Tr.2 4対4+1F

15(15)m

・動きながらのコントロールを求めることで、シュートコース、中央へのパスコースを作り出していく。 ・シュート、中央へのパスの質の求める。また、中で受けた選手が良いファーストタッチをするために良い準備(身体 の向き)を求める ・守備がゴールにへばりついても、シュートを狙えるオーガナイズであることを気づかせていく。

留意点

F

・攻撃方向を意識する ・両足使う ・パスの質 ・ファーストタッチの質 ・ボールに寄る、パス&ムーブ ⇒動きながらプレー

・タイミング

キーファクター

オーガナイズ

(1)大きさ: 28(28)m×28(28)m(外側)、15(15)m×15(15)m(内側)

ゴール幅4-6(4-6)m

(2)用具:ボール、マーカー、コーン、ビブス

(3)方法:4対4+1フリーマンでボールを保持しながら

4箇所のコーン間をパスまたはドリブル通過する。

ゴールは、どちら側からでもOK

※レベルに応じた設定 3対3+2F(1F)

・ゴール方向を意識する ・両足使う ・パスの質 ・ファーストタッチの質 ・ボールに寄る、パス&ムーブ ⇒動きながらプレー

・タイミング

キーファクター

A

B

C

JFA C級コーチ養成講習会

4対4+GK Game オーガナイズ

(1)大きさ: 35(40)m×29(35)m

(2)用具:ボール、ゴール、マーカー、ビブス

(3)方法:ボールがコートから出たら攻撃側GKからスタート

・ゴールを狙うために、動きながらのパスとコントロール の質から積み上げる ・テクニックを評価してあげる。

29(35)m

35(40)m

実技⑤ パス&コントロール

留意点

G

C

・ゴールを狙う ・両足使う ・パスの質 ・ファーストタッチの質 ・ボールに寄る、パス&ムーブ(動きながらプレー)

・タイミング

キーファクター

JFA C級コーチ養成講習会

実技⑥ シュート 【多彩なキック・ボレー・ヘディング】

W-up ヘディング・ボレー

A:投げ役 B:ヘディング・ボレー C:キャッチ ローテーション A→B→C→A

・ボールを見る ・立ち足の位置・向き・柔軟性 ・ボールを当てる面を固定 ・身体を上手く使う ・フォロースルー ・両足が使える

・構成要素をおさえながら働きかける ・デモを見せる。 ・正面のヘディングを正しい姿勢で行わせる。横からは、正面が できてから ・ジャンプする足は、両足、片足は指定しない。やっていく中で、できるようにしていく。 ・徐々に難しくしていく ・左右行う ・ローテーションであわてさせない ・投げるボールも正確に行わせる

・ボールを見る ・あごを引く ・額をボールに当てる ・上半身を押し出す ・腕を上手く使う

オーガナイズ

方法:2人にボール1個、対面

オプション:ジャンプしてキャッチ→ジャンプヘッド

オーガナイズ

方法:4人にボール2個、三角形でローテーション

オプション:ジャンプヘッド←ジャンプしてキャッチ

留意点

ヘディングの構成要素 ボレーの構成要素

キックドリル オーガナイズ

(1)大きさ: 距離20-25m(20-25m )、ゾーン6-8m×6-8m(6-8m×6-8m)、

コーン4-5m(4-5m)

(2)用具:ボール、コーン、マーカー

(3)方法:4人組、パスをしたら毎回ゾーンに戻る

様々なキックでゲートを通しグラウンダーのパス交換

①壁パスからゲート間をグラウンダーでパス

②壁パスからゲートの上を浮き球でパス(ロブ、ライナー)

③壁パスからゲートの外側をカーブでパス(インフロント、アウトフロント)

・構成要素をおさえながら働きかける

・デモを見せる。 ・種目に応じて大きさが変わる ・得点を競わせる

幅6m程度のゾーン

・アプローチ ・ボールを見る ・立ち足の位置・向き・柔軟性 ・ボールを当てる面を固定 ・キックの種類に応じたインパクト箇所 ・身体を上手く使う ・フォロースルー

留意点

キックの構成要素

A’

20-25m(20-25m)

JFA C級コーチ養成講習会

シュートドリル オーガナイズ

(1)大きさ: 図参照

(2)用具:ボール、ゴール(簡易ゴール)、コーン、マーカー

(3)方法:①~⑥のシュート(2か所からスタート)

※シュートを打ったらGK(FPがGKをする)に入る

①ドリブルからシュート

※GKにしっかりとインパクトをしてシュート→ 四隅を狙う

②次の人が投げたボールをボレーシュート(ワンバウンド)

→投げた人が次にシュート

※GKが合流

③ヘディングシュート

④スルーパスからシュート

⑤ターンからシュート

⑥横からのボールをシュート

・グラウンダー、オプション:浮き球

シュートの足は、状況に応じて→近い方の足

※シュートの種類によって、マーカーやコーンの位置を微調整

する

・構成要素をおさえながら働きかける ・デモを見せる。 ・ジャッジを大切にする(構成要素の確認) ・ゆっくり正確にからスタート

・①②GKに入るのはFPのローテーション

・GKへの働きかけも忘れない

・GKに配慮しながらトレーニングのテンポを大切にする(反復)

留意点

・四隅を狙う ・ボールをしっかりとらえ、強く蹴る ・コントロールからシュートまで速く ・リバウンドの意識

キーファクター

①②③

4(5)m

5(7)m

10(11)m

①ドリブルシュート ②ボレーシュート

③ヘディングシュート

④⑤

④スルーパス~ シュート

⑥横からのボール をシュート

Tr.1

実技⑥ シュート 【多彩なキック・ボレー・ヘディング】

⑤ターン~シュート

2m

G

JFA C級コーチ養成講習会

2対2+5サーバーゲーム Tr.2 オーガナイズ

(1)大きさ: 18(20)×25-29(25-30)m

(2)用具:ボール、ゴール、マーカー、ビブス3色

(3)方法:

攻撃側はゴールを目指す

守備側はボールを奪ったら

後方のサーバーに当てて1度押し上げたら攻守交代

(ペナルティラインもしくはPKマークのライン)

※シュートをGKが捕った時はサーバーにパスで攻守交代

※レベルに応じてゴール側のサーバーを外す

・シュートに行く意識をまず持たせる。その中で

サーバーを上手く使わせる。

・構成要素から働きかける

・ゴール前は、スピードの変化や突破が求めら

れるので、短い時間でローテーションする。

・守備への働きかけ

・GKへの配慮

・後方のサーバーは、コーチがすることで、テン

ポよく配球しシュートの回数を増やす(プレー

の判断は、選手に委ねること)

留意点

18(20)m

25-29(25-30)m

S

S

S

S

3対3+4サーバーGK

30m

(35m)

G

オーガナイズ

(1)大きさ: 30(35)m×25(30)m

(2)用具:ボール、ゴール、マーカー、ビブス

(3)方法:再開は、

①コーチからGKへの配球で始める。

②攻撃側のGKから再開(スローインは無)

・関わりも重要だがテクニックを駆使してゴールに向か

うプレーを積極的に促していく働きかけが大切。

・選手が深さを意識してうまく使えない場合はオフサイドラインを設定する。

25m(30m)

留意点

10(15)m

10m

G

Game

実技⑥ シュート 【多彩なキック・ボレー・ヘディング】

S

S

・シュートチャンスを逃さない ・四隅を狙う ・ボールをしっかりとらえ、強く蹴る ・コントロールからシュートまで速く ・リバウンドの意識

キーファクター

・シュートチャンスを逃さない ・四隅を狙う ・ボールをしっかりとらえ、強く蹴る ・コントロールからシュートまで速く ・リバウンドの意識

キーファクター

G

10m

JFA C級コーチ養成講習会

実技⑦ 守備のテクニック 【ON・OFFでの対応】

W-up

16m

4m

②ドジング と1対1

ステップワーク 構え(正対する) 相手との間合い

ドジングの構成要素

オーガナイズ

(1)大きさ:4(4)m×16(16)m

(2)用具:マーカー、ボール

(3)方法:

①間合いを保ちながら後退する。

②抜き去ろうとする相手に併走して体軸で当たりながらファールをしないで押し出す。

③1対1の対応(身体を入れて奪う)

オーガナイズ

(1)大きさ: フリー

(2)用具:ボール

(3)方法:ドリブルを大きくしたタイミングで身体を入れて

ボールを完全に奪う

①ハンドパスゲーム4対4+ターゲット T

T T

T

オーガナイズ

(1)大きさ: 18(18)m×18(18)m

(2)用具:ボール、マーカー、ビブス3色

(3)方法:4対4(基本マーキングする相手を決める) グリッド内で

①ハンドパスでボールを保持し、

ターゲットへパス

②ハンドパスでボールを保持し、

シュートはヘディング(ボレー)でターゲットへ

・インターセプト、ボール保持者に両手でタッチ、ボールを

奪ったら攻守交代

・同じターゲットは連続で使えない

※サーバーへのリターンパスなし

※サーバーからサーバへのパスあり

・ボールを奪う意識 ・同一視(身体の向き) ・ステップワーク

・奪いに行ったチャレンジを評価してあげる ・攻撃は、タイミング良く動いてマークを外させる ・状況に応じて早めに①から②に移行する

留意点 キーファクター

18(18)m

18(18)m

・ ・腰から相手とボールの間に身体を入れる ・腕の使い方 ・脚の運び ・スピード

1対1の対応の構成要素

・攻撃側に、上手くシチュエーションを作らせる 1フェイントで斜め45度に抜く ・デモを見せる

留意点

JFA C級コーチ養成講習会

30m

(35m)

実技⑦

1対1+1 オーガナイズ

(1)大きさ:15(15)m×15(15)m コーン幅2m

(2)用具:ボール、マーカー、コーン

(3)方法:

コーチからの配球で1対1がスタート

攻撃側はボールを受けたら、左右のどちらかのコーンゴールを突破する。

もしくは対面の味方にパスしコーンゴールを突破したら勝ち。

パスを受ける選手はライン上にいて、ボールが出てからしか中に入れない。

守備側は、奪ったら、ライン(攻撃側と逆方向)を突破する

・ボールを奪いに行く意識

・間合いを詰める

・粘り強い対応 15(15)m

15(15)m

2m 7m

キーファクター

・間合いをできる限り詰めた中で、対応していく。その中で、相手の利き足と逆の方向に追い込むと奪いやすくなるという ヒントを与えていく(まず間合いを詰めることが先)。 ・コーチからの配球は、どちらに出すかわからない中で、アラートな状況にする。配球は普通に出す。配球の変化は、 逆サイドへのパスにより、自然と出てくる。 ・ローテーションを工夫して反復回数を増やす。また、コーチからの配球をテンポ良くすることでも反復回数が確保できる。

留意点

Tr.1

オーガナイズ

(1)大きさ:30(35)m×25(30)m

(2)用具:ボール、ビブス、マーカー

(3)方法:

・基本的に対応するマークを決めて行う

・サーバーは、2タッチ以内でシュートはNG

・ボールを奪って後方のサーバーにつなげば、攻守交代

・ペナルティーラインがオフサイドライン

・横のサーバーは、10mのエリアしか動けない。

・サーバーからサーバーへのパス有。

Tr.2 3対3+3サーバー+GK

・マークの原則(ポジショニング) ・チャレンジの優先順位(ボールを奪うチャンスを逃がさない) ・粘り強い守備

キーファクター

G

25m(30m)

12m

(16.5m)

・まずは、対応する相手に対して、正しいポジションをとることからおさえていく。ボールとマークを同一視しながら、 ゴールを守ることを要求する。 ・次に、危ないところも守ること、ボールを奪うことを意識しながら、ポジション修正を促していく。 ・正しいポジションからボールを奪いに行くことを促し、粘り強い1対1の対応をチャレンジさせる。 ・対応するマークは決まっているが、流れの中で入れ替わってもそのまま続けさせる。 ・攻撃に対しては、タイミングよく動くことを要求する。サイドのサーバーをうまく使いながら攻撃をすることで守備の様々な状況をつくる。

留意点

8m

10-12m

(10-12m)

守備のテクニック 【ON・OFFでの対応】

S

S S

JFA C級コーチ養成講習会

実技⑦

Game

40m (42m)

29m(32m)

G

オーガナイズ

(1)大きさ:40(42)m×29(32)m

(2)用具:ボール、ゴール、ビブス、マーカー

(3)方法:コーチからの配球 ⇒ GKからのスタート

・基本的に対応するマークを決めて行う

・フリーマンは2タッチ以内、シュートなし。中央でのプ

レーを意識させる

・オフサイドあり

オプション: レベルに応じて5vs5のゲーム

(攻撃への働きかけが必要)

・条件のある中で、子ども達が工夫して守ることを引き出す

・留意点はTR2と同じであるが、フリーマンが中にいることで、

より難しい状況になっている。しかし、基本的には対応するマークに責任を持ち、ゴールを守ること、チャンスがあったらボールを奪いに行くことを要求する。その中で、危ないところを守る意識も持たせていきながら、スペースのケアやフリーマンへのパスコースを消すことを自然に気付かせていく。

留意点

・マークの原則(ポジショニング) ・チャレンジの優先順位(ボールを奪うチャンスを逃がさない) ・粘り強い守備

キーファクター

4対4+1フリーマン+GK

守備のテクニック 【ON・OFFでの対応】

G

C

JFA C級コーチ養成講習会

W-up

Tr.1 3対3+サーバー ラインゴール

18m(20m)

25m→30(25→30) m

・第1DFの判断 ※チャレンジの優先順位 ・第2DFの、第1DFの状況に応じた判断 ・チャレンジ&カバー ・攻守の切り替え

オーガナイズ

(1)大きさ:18(20)m×25→30(25→30)m

(2)用具:ボール、ビブス、マーカー

(3)方法:サーバーからスタート ラインゴール

サーバー使用のルールを徐々に加える

・ボールを奪いに行くことを促す。そこから積み上げる。奪いに行って失敗する中で、気付かせる。 ・サーバー使用のルールを加えることで、奪いに行くチャンスを子どもたちに気付かせていく。 ・サーバーへの直接リターンなし(サーバーからのボールに強く寄せれる) ・サーバーはリターンパスなし(パスが出る方向が限定される) ・サーバーは、バックパスなし(パスの出るタイミングが限定される) ・サーバへバックパスなし ※目の前の選手に応じて、ルールを上手く活用していく ・最終的には、子どもたち自身が、ボール保持者の状況でポジションをとり、奪いに行くチャンスを逃さないように導く。 ・サーバーのサポートが悪いなどチャンスがあったら、サーバにもプレッシャーをかける。 ・サイズを30mに広げることで、よりマークとスペースの両方を意識(ポジショニング)しながら守っていかなければならな い状況を作る。 ・攻撃への働きかけ、守備が難しい状況を作る(攻撃は3人が一直線にならない、裏も狙うことも意識させるなど)。

実技⑧ 守備② ボールを奪う

留意点

キーファクター

S

S

コーンを守る 6対2

オーガナイズ

(1)大きさ: 8-10(8-10)m×8-10(8-10)m ※コーン間4-5m(4-5m)

3-2-3の3列の形にコーン8個を置く

(2)用具:ボール、ビブス、コーン

(3)方法:

攻撃側はボールを持った選手が、ブロックされてないコーンをタッチして1点

守備側はコーンにタッチされないように移動してブロック

インターセプトは無し

攻守交代のローテーションを工夫する(休みをつくらない)

オプション: 2セット用意して2分程度で対抗戦形式

・粘り強い守備 ・コーンの配置を工夫

キーファクター 留意点

・相手を観る

・予測

・前後・左右のステップワーク

8-10 (8-10 )m

8-10 (8-10 )m

JFA C級コーチ養成講習会

Tr.2 2対2+2対2+GK

Game

40m (45m)

29(30)m

40m (45m)

25m(28m) オーガナイズ

(1)大きさ:40(45)m×25(28)m

(2)用具:ボール、ゴール、ビブス、マーカー

(3)方法:

・プレーエリア限定

・コーチからの配球

オプション エリア間の進入

①フロントコートにボールが入ったときに守備者が1人

入って良い(プレスバック)

②攻撃側も1人入って良い

オーガナイズ (1)大きさ: 40(45)m×29(30)m

(2)用具:ボール、ゴール、ビブス、マーカー (3)方法:コーチからの配球 ⇒ GKからのスタート

・前方、後方にスペース、幅もあるゲーム ・背後を突かれない。 ・攻守のバランスを考えながらプレー

実技⑧ 守備② ボールを奪う

留意点

G

キーファクター

キーファクター

・セパレートすることで、前方でのチャレンジ&カバーと後方でのチャレンジ&カバーを明確にできるようにしてある。 前方:縦へのパスコースも意識しながら、ボール保持者にプレッシャーをかける。 後方:前方でのボール保持者の状況に応じてポジションをとり、インターセプトを狙いつつ、背後をとられないようにする。 GKとも連携して、ゴールを守り、ボールを奪いに行くようにする。 ・プレスバックが先に来るのではなく、できる限り、前向きに(インターセプトが一番)ボールを奪えるようにする。 ・最終的に5人で協働して守備をしていく。 ・攻撃にも働きかける。

留意点

・第1DFの判断 ※チャレンジの優先順位 ・第2DFの、第1DFの状況に応じた判断 ・チャレンジ&カバー ・ゴールを守る ・攻守の切り替え

・第1DFの判断 ※チャレンジの優先順位 ・第2DFの、第1DFの状況に応じた判断 ・チャレンジ&カバー ・ゴールを守る ・攻守の切り替え

4対4+GK

JFA C級コーチ養成講習会

実技⑨

W-up パス&コントロール オーガナイズ

(1)大きさ:24(24)m×18(18)m

(2)用具:ボール、コーン、マーカー

(3)方法:

・斜め後方に引いてパスを受ける動き。

①前にコントロール

②内側にコントロール

③DFの状況で①か②を判断する

※最初にDFを付けずにドリルを行う

※最初は5人、DF役が入れば7人で行う

※DF役はパスが出てから、行くかステイかを明確にする

※パスは前方の足に正確に出す

・動き出しのタイミング ・動きながらのパス&コントロールの質

・ボール状況を把握しながらタイミング良くアクションを起こし、ボールを受けることから、積み上げていく。

そのために、出し手も受け手の状況を観察できるようにコントロールをする。

留意点

キーファクター

4対2 (2対1+2対1)

・サポート(角度、距離、タイミング) ・動きながらのパス&コントロールの質

10(12)m

オーガナイズ

(1)大きさ: 14(16)m×10(12)m

(2)用具:ボール、マーカー、ビブス3色

(3)方法:

3色に分かれて同じグリッドに3人入ってプレーする。

※奪われたチームが守備(攻守の切り替えあり)

攻撃者はボールを保持しながら、パス交換する。

守備者は自分のゾーンで守備する。

オプション:難しければ、時間制で攻守を変えるようにする。

※プレッシャーがかからないようであれば横を8mにして行う。

Tr.1

キーファクター

・攻撃方向を意識せず、状況に応じてサポートをさせるのが目的である。 ・四隅にポジションとると角度がなくなるので、ボール保持者、味方、相手の 状況でポジションを変えていく。 ・止まってプレーするのではなく、動きながらプレーしていくことを求めていく ・守備はボールを奪いに行かせる。守備の良いチャレンジをほめる。

留意点

14(16)m

攻撃 ポゼッション(サポート)

JFA C級コーチ養成講習会

実技⑨ 攻撃 ポゼッション(サポート)

Tr.2 4対4+サーバー

4ゴールゲーム

20m

(22m)

30(36)m

オーガナイズ

(1)大きさ: 20(22)×30(36)m、ゴール幅2-3(2-3)m

(2)用具:ボール、コーン、マーカー、ビブス

(3)方法:コーンゴールへのシュートで得点

コーチ→サーバーの配球でスタート

・全員をコントロールすると言うよりは、全体を観察しながら、ボールを受ける前にタイミング良くサポートしているかを働きかける。 ・積極的に仕掛ける(ON・OFF)ことで、 相手の変化を引き出し、空いている ゴールへ向かう

・守備側への働きかけ

・サポート(角度、距離、タイミング) ・動きながらのパス&コントロールの質 ・スクリーン&ターン

2-3(2-3)m

留意点

キーファクター

S

C

40(43)m

5対5+GK Game 29m(36m)

G

オーガナイズ

(1)大きさ: 40(43)m×29(36)m

(2)用具:ボール、ゴール、マーカー、ビブス

(3)方法:コーチからの配球で始め、

その後、GKからの配球でスタート

5(6)m

・攻撃の優先順位 ・サポート(角度、距離、タイミング) ・動きながらのパス&コントロールの質

キーファクター

・全員をコントロールすると言うよりは、全体を観察しながら、ボールを受ける前にタイミング良くサポートしているかを働きかける。 ・積極的に仕掛ける(ON・OFF)ことで、相手の 変化を引き出し、相手の守ってないところか ら攻める

・守備側への働きかけ

留意点

C

JFA C級コーチ養成講習会

W-up 3対3+3サーバー ハンドパス

オーガナイズ

(1)大きさ:12(12)m×12(12)m

(2)用具:ボール、マーカー、ビブス3色

(3)方法:

・外のサーバーも含めて6対3でボールをつなぐ

・各ゾーンには1人しか入れない

・サーバーは3人で4辺を動いてサポートする。

・サーバーへのリターンパスなし、サーバー同士のパスはOK

・インターセプト、両手でタッチ、ボールが落ちたら攻守交代

※サーバーへの守備なし、選手の状況をみてワンバウンドまでOK

・身体の向き(マークを観る) ・タイミング良く、マークを外す ・出し手(サーバー)のインフォメーション ・パスの質

・初めから全部を要求するのではなく、一つずつ積み上げる。 ・マークを外す動きは、受ける前に大きく行い、パスが出せるタイミ ングで動き出す。 ・サーバーへの働きかけ。 空いた辺に移動して受ける。 中の状況をよく観てフリーな選手にパスを出すことを意識させる サーバー同士の交換でうまく時間を作らせる

実技⑩ 攻撃 ゴールを目指す(マークを外す動き)

留意点

キーファクター

トレーニングの積み上げ

動き回ったり、スピードだけでマークを外すのではなく、受け手のインフォメーション⇒タイミング良いアクションでマークを外すことを目指す。

①3人が同じゾーンに重ならないようにしながら、ボールを奪われない

ように、パスを回す

※お互いが重ならないように観る。ボールを受けることが目的になら

ずに、次のパスが出せるように選択肢を持って受ける

※サーバーも中の3人の動きを観ながら、サポートをする

②マークを外す動きを入れて、空いているスペース(グリッド)で受ける

※どこのスペースが空いているか観ておく

※むやみに動くのではなく、タイミング良く動くことを徹底

※サーバーも中の3人の動きを良く観て、パスを選択する

オプション:落ち着いて、マークを外す動きを確認するために、攻撃側、守備側に分けて行い、時間で交代する。

オプション:タイミング良く、目の前の相手のマークを外せるようになれば、味方の動きを観ながら、空いたスペースで

受ける(スペースを作る、使う)まで、発展させる。ただし、基本的には、ここまで求めない。

※サーバーも最初に動いた選手だけでなく、次に動いた選手を観る

S

S S

12

(12)m

JFA C級コーチ養成講習会

オーガナイズ

(1)大きさ:36(40)m×40(40)m

(2)用具:ボール ゴール マーカー コーン

(3)方法:

①プルアウェイからシュート

黄(外側)マーカーからスタート

②ダイアゴナルランからシュート

赤(内側)マーカーからスタート

※①②は、DF役を入れて、イメージを湧かせる

③ ①②の動きを選択

※攻撃、守備とも赤マーカーからスタート。

自分にパスを出す選手へのパスの移動中に

プルアウェイをする。

DFが付いてこなかったら、そのままプルアウェイして

受け、付いてきたらダイアゴナルランをして受ける。

※プレーヤーの人数が少なければ、1つのゴールに対して、左右対称にオーガナイズを設定して行う。今回のC級では、

場の設定の工夫や指導者として色んなところを観察しながら、働きかけることの大切さを知ってもらいたいので、左図のオーガナイズの設定にしている。

Tr.1 シュートドリル (サポートの動きとマークを外す動きの組み合わせ)

・マークを外す動きをする選手は、自分にパスを出す選手へのパスの移動中に、ボールを受けたい逆の方向に相手を動かし、自分にパスが出る瞬間にタイミング良くマークを外す。

※いつ相手を動かし、いつタイミング良くマークを外せ

ばいいのかを気付かせていく。

・シュートがうてる場所で受けることを求める

・サイドのサポートの選手のサポートの仕方は、斜め後

方に引いて、ファーストタッチでコーンを越える

・一つ一つの動きやテクニックを正確に行わせながら積み上げる。

・サポートの質 ・出し手のインフォメーション ・タイミング良く、マークを外す ・パスとコントロールの質

実技⑩ 攻撃 ゴールを目指す(マークを外す動き)

留意点

キーファクター

G

15(19)m

11(11)m

10(10)m

5(5)m

3(3)m

3(3)m

JFA C級コーチ養成講習会

実技⑩

5対5+GK Game オーガナイズ

(1)大きさ: 45(50)m×29(35)m

(2)用具:ボール、ゴール、マーカー、ビブス

(3)方法:ノーマルゲーム(CKは味方GKから)

選手のポジションは1-2-1-2からスタート

・ボールをポゼッションしながら前に運び、タイミング良く マークを外し、突破を狙う。 ※良いサポート→動きながらボールコントロール →出し手のインフォメーション→タイミング良く動く ・やみくもに突破を狙わないように気をつける

留意点

攻撃 ゴールを目指す(マークを外す動き)

・サポートの質 ・出し手のインフォメーション ・タイミング良く、マークを外す ・パス、コントロールの質

キーファクター

Tr.2 3対3+2サーバー+GK オーガナイズ

(1)大きさ: 28(33)m×25(30)m コーン幅8-10(8-10)m

(2)用具:ボール、ゴール、コーン、マーカー、ビブス

(3)方法:

・サーバーがファースタッチでライン(コーン間)を通過したら前方

の3人にパスをしてOK(3本以内くらいのパスでライン通過)

・サーバーはゾーンの間で1人だけサポートし続ける。シュートなし

・オフサイドラインは、15(20)mライン

・前の3人は、マークを外してシュートをうつ

・ボールを奪ったらサーバーにつないで、攻守交代。

①再び、サーバーのパス交換からスタート

②サーバーにつないだ時点で、攻守交代(連続)

オプション: サーバーに守備を1人入れる

(ラインを通過したらDFなし)

・サーバーは、前方へのパスを意識して、ラインを通過する。

※受け手の動き出すタイミングが分かりやすくするため

・前の3人は、個人でマークを外すことを徹底する

※動き過ぎず、良いポジションからタイミング良く動く

※シュートがうてる位置でボールを受けることを狙いとする

※コンビネーションで崩すことに、入りすぎない

・DFの状況(ポジション、身体の向き)を観て、どこで受けるか、

パスを出すことかを選択する。

・DFが対応してきたら、サポート(サーバー)を使って、

動き直して、マークを外す。

留意点

・サポートの質 ・出し手のインフォメーション ・タイミング良く、マークを外す ・パスとコントロールの質

キーファクター

25m(30m)

5(5)m

8(8)m

15m

(20m)

45m

(50m)

29(35)m

G

G

C