jiraの紹介(redmineとの比較視点にて)
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hinagawa.redmine 第6回勉強会 LT2TRANSCRIPT
の紹介
~Redmineとの比較視点にて~
shinagawa.redmine第6回勉強会
リックソフト株式会社大貫
会社紹介 リックソフトはAtlassian製品を中心としたソフト開発ツールのコンサルやツールを中心
としたSIを行っている会社
マーケティング視点
n JIRAとはAtlassian社が提供するALMツール群の中核となる課題管理ツール。欧⽶ではデファクトスタンダードな製品。Atlassian社は約3万顧客を持つ。
出典:ガートナー ALMツール調査
Atlassianのすばらしい顧客実績
Googleトレンド(すべての国)
グローバルではRedmineよりJIRAが2倍ぐらい検索
されているが…
Googleトレンド(日本)
日本ではRedmineがJIRA の5~6倍ぐらい検索(注目)されていると思われる
機能比較の視点
nWeb上に機能比較表はいろいろあるが…n https://confluence.atlassian.co.jp/display/ATL/Comparison+of+issue+tracking+systemsn http://gokmehmet.blogspot.jp/2013/06/jira-vs-redmine-through-features-n http://en.wikipedia.org/wiki/Comparison_of_issue-tracking_systems
ザックリ比較(標準機能と拡張性)
機能 Redmine JIRA
ダッシュボードプロジェクトのサマリー情報表示⾼度な検索(AND, OR指定)レポート機能チケットの生成と解決をグラフ表示セキュリティレベル(チケット単位、コメント単位)ビジュアルワークフローエディターCSVインポートにてチケット作成チケット投票機能
標準機能では未対応?各種プラグインで対応? 標準装備
アジャイル型プロジェクトの支援ビュー:バーンダウンチャートやタスクボードメソッド:スクラム、カンバン
? JIRA Agile
高機能ガントチャートガント側でマウス利⽤のスケジュール調整や依存関係
Lychee Enterprise WBS Gantt-Chart for JIRA
テストケース管理チケットにテストケース記述し、テストケース再利⽤とテスト進捗
? Zephyr for JIRA
ITIL, ITSM管理 ? JIRA ServiceDesk
JIRAは標準機能で対応できる範囲が広い。仕事で使う場合、大きな意味がある。
本体Verup ツール担当者変更 トラブル時の責任所在
ツールが目的と合うか要検討ノウハウ構築
ツールのプロジェクト貢献貢献:プロジェクトを俯瞰し、ツールが無かった時と違うアクションが取れる!
あるツール担当者の言葉…ツールがプロジェクトにどのように貢献できるかを考えるのが僕らの仕事、ツールが正しく動くようにするのはツールベンダ(ツール販社)の仕事。
きちんとチケットが生成され、妥当な割合で解決れていれば、正常にプロジェクトが運営と判断
でも、機能比較で語れない部分ってあるよね…
ツール選定には…“UX/UI、学習曲線、サポート、ツールの進化なども考慮に入れるべき。”
両ツールを使った経験者が言うには…“Redmineは管理対象の組織やプロジェクトが小さければ使いやすいが、これらが大きくなればプロセスが複雑になりRedmineでは厳しい。大変なことになってしまうよ…”
JIRAの豊富な設定項目
管理対象の組織やプロジェクトが大きく、複雑なプロセスを設定でカバーするため、多くの設定項目が標準で提供されている。
Redmine実際に使ってみました(my.redmine.jp)分かりやすい!
初めてのチケット管理システムとして、分かりやすく非常に良い
機能比較以外の視点
大きな組織でも使える
nドキュメント・メーカマニュアル(まだ殆どが英語だが、日本語化が進んでいる)・リックソフト提供の利⽤ガイドやセミナー利⽤ガイドは⼀般向け150ページ、管理者向け約500ページ(作成中)
nツール管理者⽀援・アトラシアンサポートツール(ログファイルなどサポートするのに必要な情報を出⼒)
n開発者支援・開発技術情報を公式サイトで公開・更改フォーラムにて個別QA
アトラシアンサポートツール
トラブル発生時の資料取りを自動化
開発者向け情報
エコシステムの存在使える機能(ベストプラクティス)を低コストで入手できる
数年前まで、機能豊富な課題管理ツールはN000万円したよ。
テストケース管理
ガントチャート
アジャイル開発
カンバンのレポート機能
ソフト開発に投資を!
nツールを100人で使った場合、JIRAなら平均1週間で1時間程度の業務効率が上がるかな…(ユーザー側の変化も必要だが…)1週間の効果
1時間 * 100人 = 100人時 ≒ 0.5人月 ≒ 30万2年での効果
52週 * 2年 * 30万 = 3120万
n JIRA稼働コストライセンス 56万+28万 = 84万サーバー 85万 * 2年 = 170万
お⾦を出せば解決できる世界が広がっている!
まとめ
n JIRAは標準機能でプロジェクト貢献できる機能がほとんど揃っているツール担当者はツールがプロジェクトにいかに貢献できるか?に時間を使いたいはず。ツール正常動作と格闘する時間は少なくしたい。
n JIRAはグローバルなベストプラクティスを適切なコストで実現できる3社(顧客,Atlassian,サードベンダ)Win-Win-Winとなるエコシステムを構築している
nそのためには、ソフト開発環境にも投資の検討を!
Redmineはシンプルで初めてのチケット管理システムとして、分かりやすく非
常に良いが、
宣伝
リックソフトではツール技術者募集中!
• ソフト開発ツールのコンサルを仕事としたい方• 新しい技術を使ってソフト開発環境の⾼度化を⾏いたい⽅• 上記のためなら、英語にも負けない方
45人定員ですが、残り半数を切りました
Webで公開中
最後に
ステッカーあります
付録:画面比較
nRedmineの画面キャプチャはmyredmine.jpを利⽤させていただきました(myredmineの画面は標準redmineとは多少違うそうです)
トップメニュー(上がRedmine下がJIRA)
チケット作成(Redmine)
チケット作成(JIRA)
チケット検索(Redmine)
チケット検索(JIRA)Basicモード
(期限切れ3日の課題)
Advancedモード(期限切れ3日の課題)
ロードマップ(Redmine)
ロードマップ(JIRA)
ガントチャート(Redmine)
ガントチャート(別売:WBSガントチャートfor JIRA)
カレンダー(Redmine)
カレンダー(JIRA 無料add-on)