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国立長岡技科大、福島高専との共同研究により開発した繊維状吸着材K 2 AQUAは大 きな細孔容積(図1)を有し、吸着効率の高い吸着材です。 K 2 AQUA断面 繊維状吸着材 K 2 AQUA 図1 繊維状吸着材K 2 AQUA の外観と断面 表1 K 2 AQUA 吸着対象元素と用途 本製品は、環境省平成27年度除染・減容等技術実証事業にも採択され、中間貯蔵施設 における放射性物質の減容化効果と処理後の安全性についてご評価頂いております。 排水処理でお悩みではありませんか? メンテナンスが大変。 薬品を使いたくない。 少しだけ排水基準を超過してしまう。 ランニングコストが高い。 予算と場所の問題で新規排水処理設備を導入できない。 新規吸着材K2AQUAはこのような問題を解決し、安全な排水処理方法を提案します。 また、水槽、池及び冷却塔の藻の発生抑制効果が高く水質維持に最適です。 特許2013-089699号「環境中の有害物質の吸着剤及び製造方法」 繊維状吸着材 K 2 AQUA(ケーツーアクア) 各種排水の分析もできますのでなんでもご相談ください。 主な吸着除去対象元素 用途 放射性セシウム Cs 除染、安全対策、保管量減量化 Pb 工場排水、雨水対策 カドミウム Cd 工場排水、井戸水の浄化 アンモニア NH 4 養殖場の水の維持 リン酸 P ため池、水槽の水質維持 ヒ素 As 地下水の浄化 フッ素 F 工場排水処理

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国立長岡技科大、福島高専との共同研究により開発した繊維状吸着材K2AQUAは大きな細孔容積(図1)を有し、吸着効率の高い吸着材です。

K2AQUA断面繊維状吸着材 K2AQUA

図1 繊維状吸着材K2AQUA の外観と断面

表1 K2AQUA吸着対象元素と用途

本製品は、環境省平成27年度除染・減容等技術実証事業にも採択され、中間貯蔵施設における放射性物質の減容化効果と処理後の安全性についてご評価頂いております。

排水処理でお悩みではありませんか?

メンテナンスが大変。 薬品を使いたくない。

少しだけ排水基準を超過してしまう。 ランニングコストが高い。 予算と場所の問題で新規排水処理設備を導入できない。

新規吸着材K2AQUAはこのような問題を解決し、安全な排水処理方法を提案します。また、水槽、池及び冷却塔の藻の発生抑制効果が高く水質維持に最適です。

特許2013-089699号「環境中の有害物質の吸着剤及び製造方法」

繊維状吸着材

K2AQUA(ケーツーアクア)

各種排水の分析もできますのでなんでもご相談ください。

主な吸着除去対象元素 用途

放射性セシウム Cs 除染、安全対策、保管量減量化

鉛 Pb 工場排水、雨水対策

カドミウム Cd 工場排水、井戸水の浄化

アンモニア NH4 養殖場の水の維持

リン酸 P ため池、水槽の水質維持

ヒ素 As 地下水の浄化

フッ素 F 工場排水処理

〒956-0015新潟県新潟市秋葉区川口578-23Tel:0250-24-3900 Fax:0250-24-4100

株式会社カサイ 水環境事業部

お問合せ

本製品はMade in 新潟認定製品です。

使用方法

カードリッジタイプ

吸着材は1ネット10kg程度ですので吸着材の交換が容易です。メンテナンス費用も低減出来ます。

ノッチタンク500Lタイプ外観

流量計

流れる方向

ホース

ポンプ

ストレーナー

積算

流量計 フィルター

流れる方向

吸着装置

福利棟池

ノッチタンクシステム

カートリッジシステム

既設水槽

処理水

水中ポンプ

排水

(放流)

ノッチタンク

吸着材ネット

系統図

カートリッジ

水環境浄化用リン吸着材

K2AQUA-P(ケーツーアクアピー) 導入例

K2AQUA-Pを既設ろ過に設置することでリンの濃度を低濃度で抑えることができ、藻の発生も少なくなりました。吸着材設置1カ月間経過しても藻の発生抑制効果が確認できました。(現在も観察継続中)

K2AQUA-Pを設置し水中のリンを除去して、藻の発生抑制効果を実証中です。(長岡技大と共同開発)

■ 吸着材なし(初日) 藻が発生し始めている

■ 吸着材設置(初日) 藻の発生は確認できません

繊維状吸着材K2AQUA-P

海水においてもリンの除去が可能リンを低濃度に維持します。藻の発生抑制効果を確認できます。

一週間経過時

一週間経過時

放射性セシウム吸着吸着材

K2AQUA-Cs(ケーツーアクアシーエス) 導入例

屋外プールへの導入

排水処理設備への追加導入

循環通水方式屋外プール水中の放射性セシウム量をモニタリングする為、砂ろ過設備の後段に吸着材を設置しました。2ヶ月間を通して放射性セシウムを除去しました。またプールの透明度も向上しました。

富岡町のスクリーニング施設にて排水中に含まれる放射性セシウムを分離回収しました。震災後、常磐自動車道(大熊ー南相馬)の工事期

間(平成25-27年の2年間)連続稼働しました。

処理性能:10m3/日原水放射性セシウム濃度:1~5Bq/L処理システム:循環通水方式

放射性セシウム濃度1 Bq/L以下を維持しました。

放射性セシウム吸着量(Bq/kg)

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

0 20 40 60処理日数

(平成24年いわき市内で測定。)

富岡町のスクリーニング装置外観

屋外プール水のモニタリングによる設置例水の流れ