このたびは、kawaiデジタルピアノl5をお買い求め 頂きまし …...② ① 演 奏...

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このたびは、KAWAIデジタルピアノL5をお買い求め 頂きまして誠にありがとうございます。L5はコンパク トボディながらもグランドピアノのタッチ感に大変近い 木製鍵盤AWAグランドプロを搭載しています。ピアノ 音色はKAWAIフルコンサートピアノEXをステレオサン プリングしたもので、大変リアルな音になっています。 オルガンやハープシコードなど全12音色を内蔵し、ピア ノ以外の音色も楽しむことができます。それぞれの音色 にはデモ曲が内蔵されており聴いて楽しむこともできま す。また、自分の演奏を録音して再生するレコーダー機 能を搭載し、練習に役立てることができます。この他、 タッチに対する音の感度を選べるタッチカーブ、指一本 で内蔵88曲の演奏を楽しむことができるコンサートマ ジック、音に残響効果をつけるリバーブ、伝統的ないく つかの調律法による音律セッティングなど多彩な機能を 装備しています。さらに、電子楽器統一規格であるMIDI 端子を装備しており、他のMIDI端子を装備した電子楽器 と接続してアンサンブルをするなど、バラエティに富ん だ演奏にも対応できます。 L5の性能をフルに発揮していただくとともに、いつま でも末永くご愛用いただくために、ご使用前に必ずこの 取扱説明書をお読み下さるようお願い致します。 ◆ 当商品をご使用になる前に必ず本取扱説明書を よくお読みください。 ◆ 安全上のご注意 ................................................ 2 ◆パネル図 ........................................................ 4 ◆ペダル ........................................................... 4 ◆ヘッドホン / 外部端子 .................................... 5 1)基本操作 .......................................................... 6 ◆セッティング ................................................. 6 ◆音色の選び方 ................................................. 7 2)デュアル演奏 ................................................... 8 3)リバーブ ........................................................ 10 4)デモ曲の演奏 ................................................. 11 5)コンサートマジック ....................................... 12 6)タッチカーブ ................................................. 18 7)トランスポーズ .............................................. 19 8)メトロノーム ................................................. 20 1)録音 ............................................................... 22 2)再生 ............................................................... 24 3)ソングのデータの消去 .................................... 24 1)チューニング ................................................. 27 2)音律の設定 .................................................... 28 3) ダンパーホールドのオン/オフ ....................... 30 ◆ MIDI について ............................................. 31 4)MIDI 送信・受信チャンネル ........................... 33 5)プログラム(音色)ナンバー送信のオン / オフ ... 34 6)ローカル・コントロール ................................ 35 7)マルチ・ティンバー・モード .......................... 36 8)チャンネルミュート ....................................... 37 9)プログラム(音色)ナンバー送信 ....................... 38 ◆他の機器との接続 ......................................... 39 ◆スタンドの組立方法 ..................................... 40 ◆主な仕様 ...................................................... 42 ◆ MIDI インプリメンテーション チャート ....... 43 □ 本体 □ スタンド一式 □ ヘッドホン □ ヘッドホンフック □ 電源コード □ 取扱説明書(本書) □ スタンド組立図 □ 保証書 □ ご愛用者カード □ アフターサービスと音楽教室のご案内 □「楽譜集」のご案内 □「コンサートマジック曲集」注文払込用紙

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Page 1: このたびは、KAWAIデジタルピアノL5をお買い求め 頂きまし …...② ① 演 奏 し て み ま し ょ う 各 部 の 名 称 と 働 き 録 音 ・ 再 生

演奏してみましょう

各部の名称と働き

録音・再生

設定モード

付 録

このたびは、KAWAIデジタルピアノL5をお買い求め頂きまして誠にありがとうございます。L5はコンパクトボディながらもグランドピアノのタッチ感に大変近い木製鍵盤AWAグランドプロを搭載しています。ピアノ音色はKAWAIフルコンサートピアノEXをステレオサンプリングしたもので、大変リアルな音になっています。オルガンやハープシコードなど全12音色を内蔵し、ピアノ以外の音色も楽しむことができます。それぞれの音色にはデモ曲が内蔵されており聴いて楽しむこともできます。また、自分の演奏を録音して再生するレコーダー機能を搭載し、練習に役立てることができます。この他、タッチに対する音の感度を選べるタッチカーブ、指一本で内蔵88曲の演奏を楽しむことができるコンサートマジック、音に残響効果をつけるリバーブ、伝統的ないくつかの調律法による音律セッティングなど多彩な機能を装備しています。さらに、電子楽器統一規格であるMIDI端子を装備しており、他のMIDI端子を装備した電子楽器と接続してアンサンブルをするなど、バラエティに富んだ演奏にも対応できます。L5の性能をフルに発揮していただくとともに、いつまでも末永くご愛用いただくために、ご使用前に必ずこの取扱説明書をお読み下さるようお願い致します。

◆ 当商品をご使用になる前に必ず本取扱説明書を よくお読みください。

◆ 安全上のご注意 ................................................ 2

◆パネル図 ........................................................ 4◆ペダル ........................................................... 4◆ヘッドホン/外部端子 .................................... 5

1)基本操作 .......................................................... 6◆セッティング ................................................. 6◆音色の選び方 ................................................. 7

2)デュアル演奏 ................................................... 83)リバーブ ........................................................ 104)デモ曲の演奏 ................................................. 115)コンサートマジック ....................................... 126)タッチカーブ ................................................. 187)トランスポーズ .............................................. 198)メトロノーム ................................................. 20

1)録音............................................................... 222)再生............................................................... 243)ソングのデータの消去.................................... 24

1)チューニング ................................................. 272)音律の設定 .................................................... 283) ダンパーホールドのオン/オフ ....................... 30◆MIDIについて ............................................. 31

4)MIDI送信・受信チャンネル ........................... 335)プログラム(音色)ナンバー送信のオン/オフ ... 346)ローカル・コントロール ................................ 357)マルチ・ティンバー・モード.......................... 368)チャンネルミュート ....................................... 379)プログラム(音色)ナンバー送信 ....................... 38

◆他の機器との接続......................................... 39◆スタンドの組立方法 ..................................... 40◆主な仕様 ...................................................... 42◆MIDIインプリメンテーション チャート ....... 43

□ 本体□ スタンド一式□ ヘッドホン□ ヘッドホンフック□ 電源コード□ 取扱説明書(本書)□ スタンド組立図□ 保証書□ ご愛用者カード□ アフターサービスと音楽教室のご案内□「楽譜集」のご案内□「コンサートマジック曲集」注文払込用紙

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ゆっくりしめる

●いきおいよくしめると、指をはさみ、 けがの原因になります。

プラグを抜く

ご使用の前に、この「安全上のご注意」をよくお読みのうえ正しくお使い下さい。ここに示した注意事項は、安全に関する重大な内容を記載していますので必ず守って下さい。表示と意味は次のようになっています。製品本体に表示されているマークには次のような意味があります。

落とさない

分解禁止

長時間使用禁止

プラグ部分を持つ

●電圧の異なる電源を使用しないで 下さい。●発火の恐れがあります。

●感電の原因になります。

●漏電によって、感電や発火の原因になります。

●運搬の際は、必ず2人以上で運んで 下さい。

●聴力低下の原因になる恐れがあります。

●故障、感電、ショートの原因になります。

●コードを引っ張るとコードが破損し、 火災、感電、ショートの原因になります。

●落雷時に火災の原因になります。

このマークは、感電の危険があることを警告しています。

このマークは、注意喚起シンボルです。取扱説明書等に、一般的な注意、警告の説明が記載されていることを表しています。

注意感電の危険あり本体をあけるな

注意:火災や感電防止のため、本体を雨や湿気の多いところに、   さらさないで下さい。

この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容が記載されています。この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負ったり、物的損害の発生が想定される内容が記載されています。

△記号は注意(用心してほしい)を促す内容があることを告げるものです。左図の場合は「指を挟まないよう注意」が描かれています。

○記号は禁止(行ってはいけない)の行為であることを告げるものです。左図の場合は「分解禁止」が描かれています。

●記号は強制(必ず実行してほしい)したり、指示する内容があることを告げるものです。左図の場合は「電源プラグをコンセントから抜く」が描かれています。

濡れた手で触らない

100V以外禁止

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 ●窓際など直射日光の当たる場所 ●暖房器具のそばなど極端に温度の高い場所 ●戸外など極端に温度の低い場所 ●極端に湿度の高い場所 ●砂やホコリの多い場所 ●振動の多い場所

●故障の原因になります。

●本機や接続機器の故障の原因に なります。

●水、針、ヘアピン等が入ると、故障や ショートの原因になります。

●本体が倒れる恐れがあり、けがの原因に なります。

●本機が雑音を発する恐れがあります。●本機が雑音を発したら、他の電気機器か ら十分に離すか、他のコンセントをご利 用下さい。

●コードが破損し、火災、感電、ショート の原因になります。

●色落ちや、変形の原因になります。●清掃するときは、柔らかい布をぬるま湯に つけて、よく絞ってから拭いて下さい。

●変形したり、倒れる恐れがあり、 故障や、けがの原因になります。

使用禁止

上に乗らない

からまないようにする

他電気機器から離す

もたれない

異物を入れない

電源を切る

ベンジン/シンナー禁止

 ●本製品をお買い求めの際、販売店で必ず保証書の 手続きを行って下さい。保証書に販売店の印やお買 い上げ日の記入が無い場合は、保証期間中でも修理 が有償になることがあります。

 ●保証書は、本取扱説明書と共に大切に保管下さい。

 ●万一異常がありましたら直ちに電源スイッチを切 り、本機の電源プラグを抜いて、購入店または弊社 へご連絡下さい。

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各部の名称と働き

● DEMO(デモ)[P.11]�内蔵されているデモ曲を演奏します。�選曲は音色ボタンで行います。�

● MASTER VOLUME�(マスターボリューム)�内蔵スピーカーやヘッドホン�から出力される音量を調整し�ます。�max側にいくほど音量が大き�くなり、min側にいくほど音�量が小さくなります。�

● CONCERT MAGIC(コンサートマジック)[P.12]�鍵盤を弾くタイミングと強さに応じて内蔵曲を演奏できます。�

● 音色ボタン[P.7]�音色を選択するボタンです。�演奏したい曲目などに合わせて�ボタンを押してください。�押されたボタンの赤いランプが�点灯します。�

● VALUE(バリュー)�いろいろな値を設定するときに使います。�

● ディスプレイ�3文字でテンポなどの値を表示します。�購入時には保護カバーがつけられてい�ます。はがしてご使用ください。�

音の減衰が長く伸びます。ピアノは、鍵盤を押すとハンマーが弦をたたき音が出ますが、指を離すとダンパーが弦を止めて発音が止まります。ダンパーペダルを踏むと指を離してもダンパーが弦を止めないため、音が止まらず豊かな響きが得られます。

鍵盤を押した後、このペダルを踏んでから指を離すと、そのとき押さえていた鍵盤の音の減衰が長く伸びます。このペダルを踏んだ後に押した別の鍵盤の音は、通常通り発音します。

音量がわずかに下がると同時に音の響きがやわらかくなります。

スライダーやボタンなどの位置とその機能を説明します。

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各部の名称と働き

ヘッドホン端子�

外部端子�

● METRONOME[TEMPO/BEAT][P.20]�(メトロノーム[テンポ・ビート])�メトロノーム音を鳴らし、テンポ/拍子/音量を設定します。�

● POWER(電源スイッチ)�電源をON/OFFするスイッチです。�ご使用後は必ず電源スイッチを切っ�てください。�

● FUNCTION(ファンクション)[P.25]�TOUCH/TRANSPOSEボタンの同時押しで、�設定モードに入ります。��・TOUCH(タッチ)[P.18]�タッチの感度を切り換えるボタンです。�消灯でノーマルタッチです。��・TRANSPOSE(トランスポーズ)[P.19]�弾き方を変えずに移調する機能です。�調の異なる楽器とのアンサンブルや、歌の伴奏�をする時などに便利です。�

● RECORDER[PLAY/STOP.REC]�(レコーダー[プレイ/ストップ.レック])[P.22]�PLAY/STOP.RECの2つのボタンを使って、�演奏を録音、再生することができます。�

● REVERB(リバーブ)[P.10]�音にリバーブ効果(残響効果)を与え�ることで、美しい響きが得られます。�

ヘッドホンを接続する端子です。ヘッドホンを2つまで接続できます。

他の機器と接続するための端子です。(詳細はP.39参照)

お使いになる時にはキーカバーを開き、 ①キーカバーの前部Aを折りたたみ、 ②譜面受けBを起こして下さい。

キーカバーを閉める時は、パネルを傷つけないために ①譜面受けBをたたみ、 ②キーカバーの前部Aを起こしてから閉めてください。

キーカバー

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演奏してみましょう

電源コード差込口�

本体背面の      マークの�

所に差込口があります。�

L5背面�

側板�100V

ここでは、電源を入れ音を出すまでの基本的な手順を説明します。

POWERボタン を押すと音色ボタン のPIANO 1と表示されているボタンが点灯します。

REVERBボタンも点灯します。(REVERBはP.10参照)

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演奏してみましょう

音色ボタンのひとつを押します。押されたボタンのランプが点灯し、ディスプレイにそのボタンの中の現在選ばれている音色の番号が表示されます。鍵盤を弾くとその音色が鳴ります。同じ音色ボタンを続けて押すか、VALUEボタンを押すとディスプレイの音色番号が変わり、そのボタンの中の別の音色を選ぶことができます。VALUEボタンを押した場合は隣のボタンの音色を選ぶことができます。PIANO1とPIANO2にはそれぞれ2つ、OTHERSには8つの音色が入っています。

1 コンサートグランド 標準的なグランドピアノの音です。2 メローグランド 柔らかめのグランドピアノの音です。

1 ブライトピアノ1 明るめのグランドピアノの音です。2 ブライトピアノ2 音質が異なる明るめのグランドピアノの音です。

1 エレクトリックピアノ1 古いタイプのエレクトリックピアノの音です。2 エレクトリックピアノ2 新しいタイプのエレクトリックピアノの音です。3 チャーチオルガン パイプオルガンの音です。4 ハープシコード バロック音楽などで使われる別名チェンバロの音です。5 ビブラフォン 大型の鉄琴の音です。6 ストリングアンサンブル オーケストラの弦楽器の音です。7 クワイア 人の合唱の音です。8 ファンタジー ファンタジックな電子合成音です。

鍵盤を弾けば " 操作1 " で選んだ音で演奏することができます。音量を調節したい時は、MASTER VOLUMEスライダーを操作します。

■複数の鍵盤を同時に押した時の発音数(同時発音数)は、最大96音です。(音色によって異なります。)

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演奏してみましょう

デュアルとは2つの音色を重ね合わせる機能です。鍵盤を弾くと、選んだ2つの音色が同時に発音し、音に独特の厚みを与えることができます。

押されたボタンのランプが点灯し、ディスプレイに2つのボタンの中で現在選ばれている音色の番号が表示されます。左側のボタンの番号がディスプレイの左に、右側のボタンの番号がディスプレイの右に表示されます。鍵盤を弾くとそれらの音色が重なって鳴ります。

2つの音色ボタンを押した状態で片方の音色ボタンを押すと、その音色ボタンの番号が切り替わります。

同じ音色ボタンの中の2つの音色を重ね合わせる場合には、音色ボタンを押したままVALUE ボタン(▲▼)を押します。例えば、OTHERSボタンの中のハープシコードとストリングアンサンブルを重ねる場合にはOTHERSボタンでハープシコード(4番)を選んだ後、OTHERSボタンを押したままVALUEボタンを押してストリングアンサンブル(6番)を選びます。

鍵盤を弾けば選んだ 2つの音色が重なって発音されます。

押しながら� 押す�

押しながら�

押す�

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演奏してみましょう

新たに音色が選ばれると同時に、デュアル演奏の設定が解除されます。

■下記の音色は音をリアルにするエフェクト(効果)があらかじめついたものになっています。・エレクトリックピアノ1 トレモロ(音にゆらぎを与えます)・エレクトリックピアノ2 コーラス(音に拡がりを加えます)・ビブラフォン トレモロ

これらの音色をデュアルで選んだ場合、先に選んだ場合はエフェクトがかかりますが、後に選んだ場合はオフになります。

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演奏してみましょう

REVERB ボタン のランプが点灯します。

REVERB ボタン を押している間、ディスプレイに今選ばれているリバーブの種類が表示されます。

REVERB ボタン を押して消灯させると、音色のリバーブは解除されます。再度REVERB ボタン を押して点灯させると、前回選択していた種類のリバーブが加えられます。

■音色にはあらかじめリバーブがセットされています。セットされているリバーブの種類は音色によって異なります。

■ ROOM1 ■ ROOM2 ■ STAGE

■ HALL2 ■ HALL1

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演奏してみましょう

L5には各音色毎にその音色を生かしたデモ曲を21曲内蔵しています。各音色のデモ曲は以下の通りです。

DEMOボタンのランプが点灯し、音色ボタンが点滅します。ディスプレイには音色番号1が表示されます。そのまま何も操作しなければ、ピアノ1の音色デモ曲が演奏されます。ピアノ1のデモ曲の演奏後、各音色のデモ曲が演奏されます。再度DEMOボタンを押すまで演奏を続けます。

■音色ボタンを繰り返し押すことにより上記のデモ曲を選ぶことができます。 (ディスプレイには音色番号が表示されます。)

点灯�

1 コンサートグランド :英雄ポロネーズ/ショパン:イタリア協奏曲/バッハ:トルコ行進曲/モーツァルト:ピアノソナタK. 545(第1楽章)/モーツァルト:ピアノソナタ14番月光(第1楽章)/ベートーベン:ノクターン作品9-2/ショパン:別れの曲/ショパン:子犬のワルツ/ショパン:ラ・カンパネラ/リスト:ハンガリー舞曲 第1番/ブラームス

2 メローグランド :亜麻色の髪の乙女/ドビュッシー

1 ブライトピアノ1 :カワイオリジナル2 ブライトピアノ2 :カワイオリジナル

1 エレクトリックピアノ1 :カワイオリジナル2 エレクトリックピアノ2 :カワイオリジナル3 チャーチオルガン :トッカータ/ジグー4 ハープシコード :フランス組曲第6番/バッハ5 ビブラフォン :カワイオリジナル6 ストリングアンサンブル :四季“春”/ヴィヴァルディ7 クワイア :カワイオリジナル8 ファンタジー :カワイオリジナル

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演奏してみましょう

コンサートマジックとは、指一本で本格的なピアノ演奏を可能にする画期的な機能です。L5には、コンサートマジック88曲を内蔵しており、3つのモードで楽しむことができます。

一定の間隔で鍵盤を弾くことで演奏を進めることができます。弾く鍵盤はどの鍵盤でもかまいません。鍵盤を弾くタイミングや強さでテンポや強弱の表現を変えることができます。

メロディーのタイミングに合わせて、鍵盤を弾くことによって伴奏がついてきます。弾く鍵盤はどの鍵盤でもかまいません。鍵盤を弾くタイミングや強さでテンポや強弱の表現を変えることができます。

メロディのタイミングに合わせて鍵盤を弾くことにより、伴奏がついてきます。このモードでは弾いた鍵盤の音が出ますので正しい音を弾きましょう。

鍵盤を弾くタイミング(曲:57番スケーターズ・ワルツ)

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演奏してみましょう

88曲のコンサートマジック曲は、鍵盤に割り当てられており、この鍵盤を使って曲を選択することができます。(P.16、17表参照)ディスプレイには、曲番号が表示されます。

■CONCERT MAGICボタンから手を離してからVALUEボタンを押して曲目を変更することもできます。

押しながら�

C-1~C-3を選択�↓�

点灯�

押しながら�

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演奏してみましょう

点灯�

押しながら�

鍵盤を弾くタイミングで演奏が進んでいきます。また、鍵盤を弾くタッチによって強弱をつけることもできます。

コンサートマジック曲は、普通のデモ曲として再生することができます。どんな曲かまず聴いてみたいときに便利な機能です。

選択された曲が、繰り返し再生されます。演奏中、音色ボタンを押して音色変更ができます。VALUEボタンで曲目を変更することができます。TEMPOボタンを押しながらVALUEボタンを押してテンポを調節できます。

CONCERT MAGICボタンを押した場合、通常の演奏状態に戻ります。

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演奏してみましょう

1曲目から88曲目まで順番に繰り返し再生します。

■VALUEボタンで曲を選んでからPLAY/STOPボタンを押すとその曲から始まります。

コンサートマジック曲は、いくつかの音楽カテゴリー別にグループ分けされています。グループ再生では、選択した曲が含まれるグループの曲を順番に繰り返し再生します。例えば、No.21の「ドレミの歌」を選ぶと、この曲から演奏が開始され、No.1~No.27のグループ「子供の曲」を繰り返し再生します。グループの内容についてはP.16、17を参照してください。

全コンサートマジック曲を対象に、順不同に曲の再生をし続けます。但し、1曲目は「きらきら星」です。

■曲を選んでからDEMOボタンを押すとその曲から始まります。

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演奏してみましょう

【作曲者】�フランス民謡�イギリス民謡�岡野貞一�ドイツ民謡�岡野貞一�文部省唱歌�本居長世�アメリカ民謡�日本古謡�アメリカ民謡�わらべうた�下総皖一�文部省唱歌�宇野誠一郎�井上武士�越部信義�文部省唱歌�岡野貞一�アメリカ民謡�草川信�O.ハマースタイン、R. ロジャース�福田和禾子�ボヘミア民謡�アメリカ民謡�P.ヤーロウ、L.リプトン�G.ベアール�外国曲�F.チャーチル�シャーマン兄弟�F.チャーチル�マークデビッド他2名�L.ハーライン�シャーマン兄弟 �J.ドッド�久石譲�O.ハマースタイン、R. ロジャース�シャーマン兄弟�H.アーレン�久石譲�筒美京平�アメリカ民謡�アメリカ民謡�アメリカ民謡�アメリカ民謡�アイルランド民謡�フォスター�フォスター�フォスター�アメリカ民謡�ベートーベン�ロッシーニ��

【曲名】�きらきら星�ロンドン橋�ふるさと�山の音楽家�もみじ�ゆき�七つの子�10人のインディアン�さくらさくら�わらの中の七面鳥�ひらいたひらいた�かくれんぼ�虫のこえ�アイアイ�うみ�おもちゃのチャチャチャ�かたつむり�春がきた�もりのくまさん�夕やけこやけ�ドレミの歌�北風こぞうの寒太郎�ぶんぶんぶん�ゆかいな牧場�パフ�河はよんでいる�こいぬのマーチ�狼なんか怖くない�チムチムチェリー�ハイホー�ビビディバビディブー�星に願いを�小さな世界�ミッキーマウスマーチ�さんぽ�エーデルワイス�チキチキバンバン�虹の彼方に�となりのトトロ�サザエさん�聖者の行進�おじいさんの古時計�リパブリック賛歌�アルプス一万尺�ロンドンデリーの歌�ケンタッキーの我が家�故郷の人々�草競馬�線路は続くよどこまでも�喜びの歌�ウィリアムテル序曲��

【グループ】�子供の曲(27曲)���������������������������ディズニー/アニメ/�スクリーン(13曲)������������アメリカの�クラシック音楽(9曲)��������クラシック(31曲)�

1�2�3�4�5�6�7�8�9�10�11�12�13�14�15�16�17�18�19�20�21�22�23�24�25�26�27�28�29�30�31�32�33�34�35�36�37�38�39�40�41�42�43�44�45�46�47�48�49�50�51

最低音���ド������������ド������������ド������������ド�

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演奏してみましょう

【作曲者】�オッフェンバック�ドボルザーク�ジョプリン�バッハ�チャイコフスキー�ワルトトイフェル�ヨハン・シュトラウス�ビゼー�ヨハン・シュトラウス�ブラームス�J.P.スーザ�ミーチャム�チャイコフスキー�ゴセック�シューベルト�サティ�ショパン�ヨハン・シュトラウス�ジョプリン�ワグナー�ハイドン�ヴェルディ�ベートーベン�シューベルト�ビゼー�ビゼー�シューベルト�メンデルスゾーン�ワーグナー�イギリス民謡�ピアポント�讃美歌�グルーバー�デンツァ�ドイツ民謡�スコットランド民謡�ナポリ民謡�

【曲名】�天国と地獄�新世界より家路�エンターティナー�メヌエット ト長調�花のワルツ�スケーターズ ワルツ�美しく青きドナウ�闘牛士の歌�ピチカート ポルカ�ブラームスの子守歌�ワシントンポストマーチ�アメリカン パトロール�眠りの森の美女�ガボット�軍隊行進曲�ジムノペディ 1番�プレリュード イ長調�皇帝円舞曲�メープル リーフ ラグ�双頭のわしの旗のもとに�びっくりシンフォニー�凱旋行進曲�エリーゼのために�アヴェマリア�ハバネラ�ジプシーの歌�未完成交響曲�結婚行進曲�婚礼の合唱�おめでとうクリスマス�ジングルベル�もろ人こぞりて�きよしこの夜�フニクリフニクラ�こぎつね�アニーローリー�サンタルチア�

52�53�54�55�56�57�58�59�60�61�62�63�64�65�66�67�68�69�70�71�72�73�74�75�76�77�78�79�80�81�82�83�84�85�86�87�88

ド������������ド������������ド������������ド�

【グループ】�クラシック(31曲)�����������������������������クリスマスの曲(4曲)����世界の民謡(4曲)�

メロディー譜とピアノ譜が掲載されているコンサートマジック曲集をご用意致しました。詳しくは、同梱の「楽譜集のご案内」をご覧ください。

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演奏してみましょう

TOUCH ボタン のランプが点灯し、ボタンを押している間ディスプレイに現在選ばれているタッチカーブが表示されます。VALUE ボタン(▲▼)を押してタッチカーブを選択します。

ここで選択したタッチカーブは、TOUCH ボタン のランプが点灯時に有効になります。TOUCH ボタン のランプが消灯時は、NORMAL(ノーマル)に設定されます。電源を入れたときはライト 1 に設定されているので、TOUCHボタンを押すとライト1のタッチカーブになります。

ピアノでは、鍵盤を弾く力をだんだん強くしていくと、音量もだんだん大きくなっていきます。鍵盤を弾く強さと音量の関係を表したものをタッチカーブと呼びます。L5では、6種類のタッチカーブから1つ選ぶことができます。

押しながら�

点灯�

: 弱いタッチで弾いても大きな音がでます。  小さなお子様や、オルガンプレーヤー向きの  タッチカーブです。

: アコースティックピアノと同程度のタッチで  音量が変化します。

: 強いタッチで弾かないと大きな音が出ません。  指の力の強い人や練習向きのタッチカーブです。

: 鍵盤を弾く強さに関係なく常に一定の大きさで発音し   ます。ハープシコード、オルガンなど、本来タッチで   音が変わらない音色の場合に使います。

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演奏してみましょう

押しながら�

点灯�

0�C

+12-12

調の異なる楽器とのアンサンブル演奏や歌の伴奏をするときに、弾き方を変えずに簡単に移調できます。L5では-12~+12(全2オクターブ)の間で設定できます。数字は半音単位で、1オクターブは12半音です。

TRANSPOSE ボタン のランプが点灯し、ボタンを押している間、現在セットされているトランスポーズの値がディスプレイに表示されます。

電源オン時は「0」に設定されTRANSPOSE ボタン のランプは消灯しており、押しても点灯しません。

VALUE ▲ ボタン を押す度に半音ずつ調が上がり、VALUE ▼ ボタン で半音づつ調が下がります。

TRANSPOSE ボタン を押しながら鍵盤を押しても移調できます。

押しながら�

点灯�

TRANSPOSE ボタン のランプは、ハ長調(C)以外のキーにセットされている時に押すと点灯します。

例えば、ここで「-3」にセットしておき、TRANSPOSE ボタン のランプを点灯させれば、半音3つ分音が下がりTRANSPOSE ボタン のランプを消灯させれば、ワンタッチでハ長調(C)のキーに戻ります。

鍵盤中央のド(C)が0です。ディスプレイに値が表示されます。

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演奏してみましょう

メトロノームを使って練習をしましょう。L5では、1/4拍子、2/4拍子、3/4拍子、4/4拍子、5/4拍子、3/8拍子、6/8拍子が設定できます。

TEMPO ボタンが点灯し、メトロノームが発音します。ディスプレイに現在のテンポの値が表示されます。

ディスプレイにテンポが表示されている間、テンポの値を =30~ 300の範囲で設定できます。(3/8、6/8拍子のときは、  =60~ 600)

TEMPO ボタン のランプは消灯します。

BEATボタン が点灯し、メトロノームが発音します。ディスプレイに現在の拍子が表示されます。

点灯�

点灯�

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演奏してみましょう

ディスプレイに拍子が表示されている間、1/4, 2/4, 3/4, 4/4, 5/4, 3/8, 6/8 拍子より選ぶことができます。

BEATボタンのランプは消灯します。

2つのボタン が点灯し、メトロノームが発音します。ディスプレイに現在の音量の値が表示されます。

ディスプレイに音量が表示されている間、1~10 の範囲で設定できます。

TEMPOボタン、BEATボタンのランプは消灯します。

点灯�点灯�

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録音・再生

L5では、レコーダーを使って自分の演奏を3曲まで録音して再生することができます。

録音は、録音する曲(ソング)を選択して行います。song ボタンは音色ボタンに対応しています。

REC ボタン を押している間、song ボタンが点滅しています。この点滅しているボタンが録音が行われるソングです。

ソング2に録音する場合はsong2ボタン(PIANO2)、ソング3に録音する場合はsong3(OTHERS)を押して点滅させます。

REC ボタン を離すと点滅していたsong ボタンのランプが消灯し、REC ボタン のランプが点滅します。(録音待機状態)また同時に音色のランプ(設定する以前に選択していた音色)が点灯します。ここで録音を行う音色を設定できます。

鍵盤を弾くと自動的に録音がスタートします。このとき、PLAY/STOP ボタンとREC ボタン のランプが点灯します。

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録音・再生③

REC ボタン とPLAY/STOP ボタン のランプが点滅し、録音処理が完了するとランプが消灯します。

◆ レコーダーの総記憶容量は、約7,500音です。録音中に記憶容量が一杯になったときは、録音が中止されます。 中止される直前までの演奏は録音されます。

◆ レコーダーに記憶した内容は、本体の電源を切っても消えません。

◆ 録音中のパネル操作に関して ...

・音色変更は記憶します。

・デュアルモードの移行は記憶します。

・録音開始時のテンポは記憶しますが、録音途中のテンポ変更は記憶しません。

・タッチカーブ、トランスポーズボタンのオン/オフ変更は、録音されません。 再生時はトランスポーズがどこに設定してあっても、録音したときと同じ音程で再生されます。

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設定モード

消去するソング選択�

点灯� 点滅� 点滅� 点滅�

録音した曲を再生します。

押したsong ボタンが点滅します。

PLAY/STOPボタンを押している間、点灯しているsongボタンが録音されているソングで、点滅しているボタンが現在選ばれているソングです。PLAY/STOPボタンを押しながら再生するsongボタンを押すとそのボタンが点滅します。

■再生中には、演奏情報は、MIDI(ミディ)データとして送信します。(MIDIについてはP.31参照) 送信チャンネルは1チャンネル固定です。 デュアル(P.8参照)で録音したソングの場合は、9チャンネルの情報を加えて送信します。

録音に失敗したり、いらなくなった曲を消去します。

PLAY/STOP ボタンとREC ボタンを同時に押している間、点灯しているsongボタンが録音されているソングで、点滅しているボタンが現在選ばれているソングです。song ボタン を押すとその内容が消去され、ランプが点滅します。

上図では、ソング2を消去します。

◆ 複数のソングを消去するときは、繰り返し操作を行ってください。

◆ 録音されているすべてのソングを消去したい場合は、PLAY/STOP ボタンとREC ボタン を押したまま、電源を 入れてください。

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設定モード④

1)チューニング� 2)音律の設定� 3)ダンパーホールドのON/OFF� 4)MIDI送信・受信チャンネル� 5)プログラム(音色)ナンバー送信のON/OFF� 6)ローカルコントロール� 7)マルチ・ティンバー・モード� 8)チャンネルミュート� 9)プログラム(音色)ナンバー送信�

押された3つのボタンが点滅します。

L5には、ピアノの演奏を楽しむために、いろいろな状態を設定することができます。これを " 設定モード " といいます。

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設定モード

ランプの点滅が消え " 設定モード " から出ます。

■VALUEボタン以外のボタンを押しても設定モードが終了しますが、 終了すると同時に押したボタンの機能が働きます。

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設定モード④

チューニング調整は、他の楽器とピッチ(音程)を合わせるときに行います。

TOUCH、TRANSPOSE、CONCERT MAGICボタンが点滅し、ディスプレイにメニュー名と現在の値が交互に表示されます。

L5では、『A』の音を基準にして設定をします。427.0~ 453.0 (Hz) の範囲を0.5Hzの単位で設定ができます。表示は、百の位が省略されて十の位以下が示されています。

◆この状態で鍵盤を弾くと、 " 設定モード " に入る前に選ばれていた音色が鳴ります。 チューニング調整は、この音色を使って行います。音色を変えたい場合は一度 " 設定モード " から出て 音色を選びなおしてから、再度 " 操作1 " 、" 操作2 " の操作を行います。

◆電源オン時は、440.0Hzに設定されています。

点滅� 点滅� 点滅�

押しながら�

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設定モード

TOUCH、TRANSPOSE、DEMOボタンが点滅し、ディスプレイにメニュー名と現在の状態が交互に表示されます。

ピアノの調律法として、最も一般的な平均律だけでなく、ルネッサンス、バロック等の時代に用いられた古典音律を内蔵しています。L5に内蔵されている音律の設定は、以下の通りです。

点滅� 点滅� 点滅�

押しながら�

ピアノの音色が選択されている場合は、ピアノの調律曲線に従います。それ以外の音色が選択されていれば、平均律(フラット)に従います。

3度と5度のうなりをなくした調律法で、合唱音楽では、現在でも随所にこの音律に基づいた演奏が行われています。

純正律は、長調と短調で異なります。長調と同様の効果を短調でも得られます。

5度のうなりをなくした調律法で、和音よりもメロディーを演奏すると非常に美しいのが特長です。

3度のうなりをなくした調律法で純正律の特長の5度が著しく不協和であることを改良したもので、平均律よりも和音が美しく響きます。

調号の少ない調は、和音の美しい中全音律に近く、調号が増えるに従って、緊張感が高く、メロディーが美しいピタゴラス音律に近づけていくもので、古典音楽の作曲家の意図した " 調性の性格 " を反映することのできる調律法です。

ピアノの調律曲線を使わない平坦な平均律です。どのように移調しても和音の響きが変らないという特長があります。

ピアノの調律曲線を使った平均律です。ピアノの調律法として、最もポピュラーなものです。

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設定モード④

電源オン時は、平均律(ピアノ)に設定されています。この場合、ピアノ音色を選択した時、自動的に平均律ストレッチ(ピアノの調律曲線を使った平均律)に設定され、ピアノ以外の音色の時には、自動的に平均律フラットに設定されます。

設定は88鍵全部でできます。鍵盤を押したら、ディスプレイに調が表示されます。

 C#の鍵盤を押す。

◆ 平均律を選択した場合は、調の設定をしても変化はありません。

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設定モード

ダンパーホールドとはストリングアンサンブルのような持続音色(鍵盤を押し続けている間鳴りつづける音色)に対して、ダンパーペダルを踏んで鍵盤を弾いた時に、鍵盤から手を離した後も音を持続させる機能です。

TOUCH、TRANSPOSE、PIANO1ボタンが点滅し、ディスプレイにメニュー名と現在の状態が交互に表示されます。

オンにするとダンパーペダルを踏んで持続音色を弾いた時に、鍵盤から手を離した後も音が持続します。オフにするとダンパーペダルを踏んで持続音色を弾いた時に、鍵盤から手を離した後、音が減衰します。

◆電源オン時は、オフ(OFF)に設定されています。

点滅� 点滅� 点滅�

押しながら�

■ OFF ■ ON

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設定モード④

MIDI について簡単に説明します。MIDI(ミディ)とは、Musical Instrument Digital Interfaceの略称で、シンセサイザーや シーケンサーなどの電子楽器間を接続しお互いの情報をやりとりするための世界統一規格です。

MIDI端子には、IN,OUT,THRU の3つの種類があります。いずれも MIDI専用ケーブルで接続します。

MIDI には、チャンネルというものがあります。チャンネルには、受信チャンネルと送信チャンネルの2種類があり、通常の場合、MIDI 機能をもった楽器はこの両者を備えています。受信チャンネルとは、ある楽器が他の楽器から情報を受信する場合のチャンネルで、送信チャンネルとは、ある楽器が他の楽器へ情報を送信する場合のチャンネルです。

図の様にMIDI対応の音源内蔵シーケンサー(レコーダー)に接続すれば、電子ピアノの演奏情報を録音し、それを再生することができ、電子ピアノの練習に役立てることができます。また、電子ピアノの設定をマルチティンバーオン(P.36参照)にして録音/再生を行えば、ピアノ、ハープシコード、ビブラフォンなど複数の音色によるアンサンブル演奏を楽しむことができます。また、音源内蔵シーケンサー(レコーダー)の内蔵音色を使ってピアノ演奏を楽しむこともできます。

その他、外部機器との接続は、P.39をご覧ください。

音源内蔵�シーケンスレコーダー�

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設定モード

L5のMIDI機能は、以下の通りです。

◆ 鍵盤情報の送信・受信L5を弾いてシンセサイザー等から音を出したり、その逆が可能です。

◆ 送信・受信チャンネルの設定送信・受信チャンネルを1~16の範囲で設定することができます。

◆ プログラム(音色)ナンバーの送信L5とMIDIで接続したシンセサイザー等の音色(プログラムされた音色)をL5側の操作で変えたり、その逆が可能です。

◆ ペダル情報の送信・受信ダンパーペダル、ソフトペダル、ソステヌートペダルのオン/オフ情報の送信・受信ができます。

◆ ボリューム情報の受信シンセサイザー等を弾いて、L5の音を出しているとき、シンセサイザーでL5の音量をコントロールすることができます。

◆ マルチティンバーの設定L5が受信楽器になっているとき、複数の異なるチャンネルで鍵盤情報を受信して、各々別の音を出すことが出来ます。

◆ エクスクルーシブデータの送信・受信フロントパネルの操作や設定モードで変更した設定をエクスクルーシブデータとして送信・受信ができます。

◆ レコーダーの再生情報の送信レコーダーに録音した演奏を、MIDIで接続した電子楽器で鳴らしたり、外部シーケンサーに録音することができます。

L5のMIDI機能についての詳細は、 " MIDIインプリメンテーションチャート " (巻末)をご覧ください。

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設定モード④

接続されたMIDI楽器といろいろな情報をやりとりするためには楽器同士のチャンネルを合わせておくことが必要です。チャンネルは、送信チャンネルと受信チャンネルの 2種類がありますが、L5ではそれぞれ別々のチャンネルに設定することはできません。1つのチャンネルを設定してそれが送信・受信両チャンネルを兼ねています。

TOUCH、TRANSPOSE、PIANO2ボタンが点滅し、ディスプレイにメニュー名と現在の番号が交互に表示されます。

1~16の間で値を設定できます。

◆本機は電源オン時には、1~16のすべてのチャンネルの情報を受信できる状態になっています。 これをオムニオンと呼びます。チャンネル設定を行うとオムニオフとなり、設定したチャンネルのみで受信するよう になります。オムニオフで1チャンネルに設定したい場合は、一度チャンネルを2に設定してから1に戻してください。

◆マルチティンバーモードがオン(P.36)の状態でデュアル演奏(P.8)した時、第2音色は、設定したチャンネル+ 1チャンネルで送信します。(但し、チャンネルを16に設定した場合は、1チャンネルで送信します。)

点滅� 点滅� 点滅�

押しながら�

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設定モード

音色�マルチティンバーオフ、オン1の時�

プログラムナンバー� プログラムナンバー� バンク�MSB LSB

マルチティンバーオン2の時�

●PIANO1�コンサートグランド 1 1 121 0�メローグランド 2 1 121 2�●PIANO2�ブライトピアノ1 3 2 121 0�ブライトピアノ2 4 1 121 1

音色�マルチティンバーオフ、オン1の時�

プログラムナンバー� プログラムナンバー� バンク�MSB LSB

マルチティンバーオン2の時�

●OTHERS�エレクトリックピアノ1 5 5 121 0�エレクトリックピアノ2 6 6 121 0�チャーチオルガン 7 20 121 0�ハープシコード 8 7 121 0�ビブラフォン 9 12 121 0�ストリングアンサンブル 10 49 121 0�クワイア 11 53 121 0�ファンタジー 12 89 121 0

TOUCH、TRANSPOSE、OTHERSボタンが点滅し、ディスプレイにメニュー名と現在の状態が交互に表示されます。

電源オン時は、音色ボタン によるプログラムナンバーの送信は、自動的にオンにセットされています。

デュアルモード時には、デュアルモードのオン/オフ情報、音色の設定などをエクスクルーシブで送信しますが、プログラムナンバーは送信しません。(マルチティンバーオン1、オン2のときは、送信します。)

L5では、音色を選ぶことによって下表に対応したプログラムナンバーを送信できるようになっています。また、音色以外にも、タッチカーブ、デュアル、リバーブのボタン操作をMIDIエクスクルーシブデータとして送信することができます。この音色を選ぶことによるプログラムナンバーの送信やボタン操作の送信は、次の方法により送信するか、しないか(オン/オフ)を選ぶことができます。

◆音色に対応する送受信プログラムナンバー

点滅� 点滅� 点滅�

押しながら�

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設定モード④

L5の鍵盤を弾いて音を出すか、出さないかを設定します。ローカルコントロールがオンの時は、通常通り鍵盤を弾くとL5の音が鳴ります。一方、ローカルコントロールがオフの時は、鍵盤を弾いても音は鳴らずMIDI情報をMIDI OUTし、外部からのMIDI情報を受信したときのみ音が鳴ります。

TOUCH、TRANSPOSE、REVERBボタンが点滅し、ディスプレイにメニュー名と現在の状態が交互に表示されます。

◆オフに設定した場合、鍵盤を押しても音はでません。

◆電源オン時、ローカルコントロールは、オンに設定されています。

点滅� 点滅� 点滅�

押しながら�

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設定モード

TOUCH、TRANSPOSE、TEMPOボタンが点滅し、ディスプレイにメニュー名と現在の状態が交互に表示されます。

マルチ・ティンバー・モード がオフ、オン1のときに、プログラムナンバーを受信すると、P.34の表左側のプログラムナンバーに対応した音色が選ばれます。

マルチ・ティンバー・モード がオン2の時にプログラムナンバーを受信するとP.34の表右側のプログラムナンバーとバンクナンバーに対応した音色が選ばれます。また、受信チャンネルごとに発音のオン/オフを設定することができます。(チャンネルミュートP.37参照)

◆電源オン時、マルチ・ティンバー・モードはオフに設定されています。

通常は、設定されたMIDIチャンネル(1~16のどれか1つ)で情報を送信受信しますが、マルチ・ティンバー・モードをオンすることにより、複数のMIDIチャンネルを受信して各々のチャンネルに対応した異なる音色を同時に出すことができます。

この機能により、外部にシーケンサーなどをつないで、L5 1台で複数の音色(マルチ・ティンバー)によるアンサンブル演奏が可能です。

L5では、マルチ・ティンバー・モード をオンに設定すれば、各チャンネル毎にプログラムチェンジ情報を受信することによってP.34の表に従った音色変更をします。

点滅� 点滅� 点滅�

押しながら�

■ OFF ■ ON1 ■ ON2

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設定モード④

各チャンネルの発音のオン/オフが設定できます。マルチティンバーモードオンの時のみチャンネルミュートの設定ができます。

TOUCH、TRANSPOSE、BEATボタンが点滅し、ディスプレイにメニュー名と現在の状態が交互に表示されます。

■マルチティンバーモードが、オフのときはこのモードには入れません。

◆この状態では、鍵盤を押しても音はでません。

◆電源オン時はすべてのチャンネルがオンに設定されています。

点滅� 点滅� 点滅�

押しながら�

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設定モード

L5では、1~128までのプログラムナンバーを送信することができます。

TOUCH、TRANSPOSE、PLAY/STOPボタンが点滅し、ディスプレイにメニュー名と現在の状態が交互に表示されます。

点滅�点滅� 点滅�

押しながら�

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付 録⑤

L5の音を他の外部機器(アンプ、ステレオ)などで聴いたり、テープレコーダーに録音する場合に使用する出力端子です。出力レベルは、本体のボリュームで調節できます。R(アール)は右側、L / MONO(エル/モノ)は左側の出力を示しています。なお、モノラル信号は、L/MONOにのみプラグを接続したときに出力されます。

他の電子楽器やカセットデッキなどの出力端子とこの端子を接続すると、L5の内蔵スピーカーからそれぞれの機器の音を出力できます。この場合、本体のボリュームでは音量を調節できませんのでそれぞれの機器側で調節してください。R(アール)は右側、L(エル)は左側の入力を示しています。

MIDI規格に対応している楽器と接続する端子です。

R L/MONO LINE OUT OUTIN

音源内蔵�シーケンサー�(レコーダー)�

L5のラインイン(LINE IN)とラインアウト(LINEOUT)を直接ケーブルで接続しないで下さい。発振音が発生し、故障の原因になります。

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付 録

ペダル土台�

側板(左)�

本体�

側板(右)�

電源コード� アジャスター�

M6×25(6本)�

M4×16(8本)�

ヘッドホン�フック�

M4×12(2本)�ヘッドホン�フック取付ネジ�

クランプ(両面テープ付�)�

この度は、カワイ電子ピアノをお買い上げいただき、ありがとうございます。この説明書を一通りお読みになり、パーツがすべて、そろっていることを確認してから床や本体、スタンドを傷つけないように注意して組み立てて下さい。(解体する時は、組み立てと逆の手順で行って下さい。)

※組み立てには(+)ドライバーを使用して下さい。

・ 組立は必ず2人以上で作業して下さい。

(1) ペダル土台の裏側からアジャスターを1cmくらいはめこみます。(2) ペダル土台の裏側に結ばれているペダルコードをほどいて引き出しておきます。

(3) 側板(左/右)とペダル土台を長いネジ4本(M6×25)で固定します。

・ 側板(左 /右)とペダル土台をしっかり密着させて下さい。

(1) スタンドの上方から、本体を側板(左 /右)の上に乗せます。(2) 長いネジ2本(M6×25)と短いネジ8本(M4×16)を仮締め※します。※仮締め=ネジを完全に締めないで、少し緩ませた状態のこと。

(3) 全てのネジがまっすぐ入る位置で、もう一度しっかりとネジを締めます。

・ 側板(左 /右)と本体を密着させてネジ止めして下さい。・ 本体と金具の穴位置を合わせ、ネジがまっすぐ入る位置になるように、本体の位置を調整して下さい。

・ 本体を乗せる時に、手をはさまないように充分注意して下さい。・ ネジ止めしないで使用すると、本体がスタンドから落下する恐れがあり、大変危険です。

・ ネジを無理に締めたり、押し込んだりすると、本体を破損する恐れがあります。

M6×25

アジャスター取付�

側板(左)�

ペダルコード�

ペダル土台�

M6×25 M4×16

M4×16

本体�

本体�

スタンド�

側板(左)�

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付 録⑤本体�

ヘッドホンフック�

M4×12(2本)�ヘッドホンフック�取付ネジ�

ディスプレイ� KAWAIプレート�

本体� ※プラグの突起部�(1) ペダルコードのプラグを、本体に差し込みます。このとき本体を背面からみて、プラグの突起部※が手前になるように差し込みます。

(2) ペダルコードを側板(左)のバインド金具で固定します。

(3) 電源コードのプラグを本体に差し込みます。(4) 付属のクランプで電源コードを固定して下さい。  (両面テープですので左右どちらにも取り付け出来ます。)

○ペダル土台の底面のアジャスターを、床にぴったりつくまで回します。

・ アジャスターが浮いた状態で使用すると、ペダル土台を破損する恐れがあります。必ずアジャスターが床についた状態でご使用下さい。

・ アジャスターが床についたら、それ以上はアジャスターを回さないで下さい。ペダル土台を破損する恐れがあります。

・ 移動の際は本体を引きずらないで下さい。・ 移動の際は、必ずアジャスターボルトを取り外して、移動後に再度調整して下さい。

○「ディスプレイ」と「KAWAIプレート」の保護フィルムをはがします。

○最後にネジがしっかり締まっているかもう一度確認します。

○ヘッドホンフックと同封されている短いネジ2本(M4×12)で、本体左側底面のネジ穴に取り付けます。

※ヘッドホンフックが不要な方は取り付ける必要はありませんので、取扱説明書等と一緒に保管して下さい。

アジャスター調整�

ペダル土台�

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付 録

88鍵 AWAグランドプロ木製鍵盤(AWA:アコースティック ウェイテッド アクション)

最大96音(音色により異なる)

コンサートグランド、メローグランド、ブライトピアノ1、ブライトピアノ2、エレクトリックピアノ1、エレクトリックピアノ2、チャーチオルガン、ハープシコード、ビブラフォン、ストリングアンサンブル、クワイア、ファンタジー

3桁LED

ルーム1、ルーム2、ステージ、ホール1、ホール2

1/4、2/4、3/4、4/4、5/4、3/8、6/8拍子 テンポ=30~300 ボリューム=1~10

3ソング、総記憶音数 約7,500音

全21曲

全88曲

ノーマル、ライト1、ライト2,ヘビー1、ヘビー2、オフ

-12~+12半音

デュアル、ダンパーホールド、チューニング、MIDI機能設定

ダンパー、ソフト、ソステヌート

回転式

ヘッドホン(2)、MIDI(IN、OUT、THRU)、LINE OUT(L/MONO、R)、LINE IN(L、R)

45W×2

13cm×2(スピーカーボックス入り)、5cm×2

AC100V、50/60Hz

60W

チェリー調

 [W×D×H]138×42×83(cm) (セットアップ時、ただし蓋を閉めた状態)

61.0Kg

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付 録⑤

 コントロール チェンジ

ピッチ.ベンド

0,3271011646667

エクスクルーシブ

備 考

モード電源オン時メッセージ代用

電源オン時設定可能

音域ノートナンバー

ノート.オンノート.オフ

キー別チャンネル別

アフタータッチ

ソングポジションソングセレクトチューン

クロックコマンド

ローカルオン/オフオールノートオフアクティブセンシングリセット

コモン

リアルタイム

その他

Date : April 2004Version : 1.0

モード1:オムニオン、ポリ  モード2:オムニオン、モノモード3:オムニオフ、ポリ  モード4:オムニオフ、モノ

○: 有り×: 無し

ベーシックチャンネル

ベロシティ

プログラムチェンジ設定可能範囲

○○(123~127)

○×

××

11 ~ 16

モード1モード1,3

** 0 - 1270 - 127

○×

××

×

○○○○○○○

×××

バンクセレクトボリュームパンポットエクスプレッションダンパーペダルソステヌートペダルソフト ペダル

11 ~ 16

モード3×*********

21 - 108*********

*

○ 9nH v=1-127× 9nH v=0

××

×

○×××○(右ペダル)○(中ペダル)○(左ペダル)

 ○(0 - 127)

×××

××

××○×

(プログラムチェンジ対応表参照)

** 9-120 トランスポーズを含む。

* 電源オン時オムニ・オン。 MIDIチャンネル設定操作に よりオムニ・オフ。

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