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LANDSAT7 ETM+ データ フォーマット説明書 宇宙開発事業団 地球観測センター 平成12年 8月

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Page 1: LANDSAT7 ETM データ フォーマット説明書_j.pdfLANDSAT7 ETM+ データ フォーマット説明書 宇宙開発事業団 地球観測センター 平成12年 8月 はじめに

LANDSAT7 ETM+ データ

フォーマット説明書

宇宙開発事業団

地球観測センター

平成12年 8月

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はじめに

 本書は、宇宙開発事業団(NASDA)の地球観測センター(EOC)で直接受信され、

生成される LANDSAT7 ETM+プロダクトフォーマットについて記述されている。

 フォーマットは、米国 GSFC(Goddrd Space Flight Center:ゴダード宇宙センタ

ー)及び USGS ( United State Geologic Survey :地質調査所)の一部門である

EDC(EROS DATA CENTER)から発行されているフォーマット仕様と基本的に同じ

であるが、生成されるプロダクトの種類とフォーマット内で定義されている定数の一

部が変更されている。また、ファイル名については、NASDA 独自の名称が採用されて

いる。

 

 

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目次

1. 概説 ......................................................................................................................................... 1

2. 参考文書................................................................................................................................... 1

3.LANDSAT7 ETM+プロダクト種別 .............................................................................................. 2

4. プロダクトファイル種別 ............................................................................................................ 4

5. HDF プロダクト ...................................................................................................................... 12

5.1 HDF ディレクトリファイル................................................................................................. 12

5.2 イメージファイル............................................................................................................... 13

5.3 インターナルキャリブレーションデータ(レベル0R/レベル1R) ................................... 15

5.4 ミラースキャンコレクションデータ(レベル0R/レベル1R) .......................................... 16

5.5ペイロードコレクションデータ(PCD) (レベル0R/レベル1R) ..................................... 20

5.6 スキャンラインオフセット (レベル0R/レベル1R).................................................... 31

5.7 LPSメタデータ (レベル0R/レベル1R) .................................................................... 34

5.8 ディストリビューションプロダクトメタデータ(レベル0R) ............................................. 46

5.9 ジオロケーションインデックス(レベル0R/レベル1R) ................................................ 51

5.10 キャリブレーションパラメータファイル(レベル0R/レベル1R) ................................. 53

5.11 LPGS メタデータ(レベル1R/レベル1G) ................................................................... 54

6. FAST-L7A プロダクト.............................................................................................................. 65

6.1ヘッダファイルフォーマット ............................................................................................... 65

6.2 イメージファイルフォーマット ........................................................................................... 75

7. GEOTIFF プロダクト .............................................................................................................. 76

7.1 GEOTIFF TAGS .................................................................................................................. 76

7.2 GEOTIFF KEYS .................................................................................................................. 77

略語表

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1

1. 概説

 本説明書は Landsat7から受信する ETM+データより作成する標準プロダクトのフォーマットについ

て記述したものである。

2. 参考文書

 以下に参考文書を示す。これらの文書が改訂された場合には最新版を適用する。

(1)430-11-06-007-3 July 1999 ;NASA, Goddard Space Flight Center

「Landsat 7 System Zero-R Distribution Product Data Format Control Book Vol 5,Book 1

 Revision 3」

(2)L1-409 January 2000 USGS 1434-CR-97-CN-40274

 「Level 1 Product Output Files Data Format Control Book Volume 5, Book 2 Revision 4」

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3.Landsat7 ETM+プロダクト種別

(1) フォーマット種別

 本説明書が対象とする Landsat7 ETM+の標準プロダクトは、以下のフォーマットで記述される。

   ・レベル0R/レベル1R

     HDF(Hierarchical Data Format:階層型データフォーマット)

   ・レベル1G

     HDF、FAST-L7A、GeoTIFF

 HDF は NCSA(National Center for Supercomputing Applications)により開発された自己記述形

式のデータフォーマットである。

 HDF データへのアクセスは、NCSA により提供されている HDF ライブラリあるいはソフト

ウェアツールを利用することにより可能である。

 詳細は以下の文書を参照のこと。

   ・「Getting with HDF」

   ・「HDF User’s Guide」

   ・「HDF Reference Manual」

   ・「NCSA HDF Specifications and Developer’s Guide」

(2) 処理レベル

 処理レベルの内容及び処理レベル毎の処理オプションの組み合せを表 3-1 及び表 3-2 に示す。

 

          表 3-1 Landsat7 処理レベル内容

処理レベル 分類 内  容

レベル 0R 未補正 未補正データにラジオメトリック補正及び幾何学的補正に必要

なデータを付加したもの。

レベル 1R ラジオメト

リック補正

ラジオメトリック補正を行なったデータ。

幾何学歪補正に必要なデータも付加する。

レベル 1G システム補正 幾何学歪補正及び指定の地図投影法を行なったデータ。

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               表 3-2 Landsat7 処理オプション

レベル 0R レベル 1R レベル 1G

フォーマット HDF HDF HDF

FAST-L7A

GeoTiff

イメージデータフォーマット BSQ BSQ BSQ

地図投影法 - - UTM、SOM

リサンプリング - - CC、NN

地球楕円体 - - Tokyo Bessel

GRS80

ITRF94

シーン移動 あり あり あり

ジオコーディング - - する/しない

ジオコーディングの

向き

- - True North

Map North

ピクセル

スペーシング

- - 28.5 m(Band-8 以外)

14.25m(Band-8)

    (注) ・サブシーンはない。

・ レベル1Rは 16 bit/データ(pixel)、その他は 8 bit/データ(pixel)である。

(3) 提供媒体

 処理レベル毎の提供媒体の組み合せを表 3-3 に示す。

               表 3-3 Landsat7 プロダクトの提供媒体一覧

処理

レベル

提供媒体/容量/形式 HDFフォーマット

Fast-L7Aフ

ォーマット

GeoTiffフォーマット

8mm 2.5GB5GB

UNIX の

tar 形式

● - -

CD-ROM ISO9660 ● - -

レベル

0R-

オンライン UNIX の tar 形式 ● - -

8mm 2.5GB5GB

UNIX の

tar 形式

● - -

CD-ROM ISO9660 - - -

レベル

1R-

オンライン UNIX の tar 形式 ● - -

8mm 2.5GB5GB

UNIX の

tar 形式

● ● ●

CD-ROM ISO9660 ● ● ●

レベル

1Gジオリファ

レンス、

ジオコー

ディング オンライン UNIX の tar 形式 ● ● ●

                                (●:提供有)

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4. プロダクトファイル種別

 Landsat7 ETM+標準プロダクトのファイル構成を表 4-1~表 4-4 に示す。

表 4-1 レベル0Rプロダクトファイル構成No ファイル種別 ファイル名(媒体による提供の場合) ファイル名(オンラインによる提供の場合)

1 HDF ディレクトリファイル L7XsssfnYYDOYHHuuv_HDF.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.012 イメージファイル(バンド 1) L7XsssfnYYDOYHHuuv_B10.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.023 イメージファイル(バンド 2) L7XsssfnYYDOYHHuuv_B20.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.034 イメージファイル(バンド 3) L7XsssfnYYDOYHHuuv_B30.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.045 イメージファイル(バンド 4) L7XsssfnYYDOYHHuuv_B40.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.056 イメージファイル(バンド 5) L7XsssfnYYDOYHHuuv_B50.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.067 イメージファイル(バンド 6)フォーマット 1 L7XsssfnYYDOYHHuuv_B60.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.078 イメージファイル(バンド 6)フォーマット 2 L7XsssfnYYDOYHHuuv_B60.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.089 イメージファイル(バンド 7) L7XsssfnYYDOYHHuuv_B70.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.09

10 イメージファイル(バンド 8) L7XsssfnYYDOYHHuuv_B81.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.1011 インターナルキャリブレータデータ(フォーマット 1) L7XsssfnYYDOYHHuuv_CAL.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.1112 インターナルキャリブレータデータ(フォーマット 2) L7XsssfnYYDOYHHuuv_CAL.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.1213 ミラースキャンコレクションデータ(フォーマット 1) L7XsssfnYYDOYHHuuv_MSD.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.1314 ミラースキャンコレクションデータ(フォーマット 2) L7XsssfnYYDOYHHuuv_MSD.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.1415 ペイロードコレクションデータ(フォーマット 1) L7XsssfnYYDOYHHuuv_PCD.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.1516 ペイロードコレクションデータ(フォーマット 2) L7XsssfnYYDOYHHuuv_PCD.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.1617 スキャンラインオフセット(フォーマット 1) L7XsssfnYYDOYHHuuv_SLO.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.1718 スキャンラインオフセット(フォーマット 2) L7XsssfnYYDOYHHuuv_SLO.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.1819 LPS メタデータ(フォーマット 1) L7XsssfnYYDOYHHuuv_MTA.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.1920 LPS メタデータ(フォーマット 2) L7XsssfnYYDOYHHuuv_MTA.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.2021 ディストリビューションプロダクトメタデータ L7XsssfnYYDOYHHuuv_MTP.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.2122 ジオロケーションインデックス L7XsssfnYYDOYHHuuv_GEO.DOYMMMC L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.2223 キャリブレーションパラメータファイル L7CPFYYYYMMDD_YYYYMMDD.nn L7ETMYYYYMMDD xaappprrr_llgvmrexp.23

L7 : Landsat 7X :ダウンリンクに使用されたX-band 種別。つねに0を設定する。

sss :地上局コードとして「Landsat 7 to IGS Interface Control Document (ICD)」に定められたHAJを設定する。

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f :ETM+フォーマット番号

n :LPS プロセッサ番号 。つねに 0 を設定する。

YY :受信年の下二桁を設定する。

DOY :受信をユリウス日で設定する。

H H :受信時間 (00–23)uu :サブインターバル番号

v :データセットバージョン番号。つねに0を設定する

DOY :プロダクト作成日(年初からの日数)

M M M :プロダクト作成時間(0:00 からの分数:16進数)

C :リクエストカウンタ(16進数)

Y Y Y Y M M D D _ Y Y Y Y M M D D :キャリブレーションンパラメータファイルの有効開始・終了日

nn :01-99x :A = アセンディング、D = ディセンディング

aa :地上局コード(”01”=鳩山/地球観測センター)

rrr :ロウ番号

ll :処理レベル(”0R”=レベル0R、”1R”=レベル 1R、”1G”=レベル 1G)

g :ジオコーデット有無(0 = 指定なし、R = ジオリファレンス、G = ジオコデット)

v :画像方向(0 = 指定なし、M = Map North、T=True North)

m :地図投影法(0 = 指定なし、U = UTM、S = SOM)

r :リサンプリング法(0 = 指定なし、C = キュービックコンボリューション、N = ニアレストネイバ)

e :楕円体モデル(0 = 指定なし、G = GRS 1980、T = 東京ベッセル)

x :シーン移動(-5~4)p :フォーマット種別(H = HDF、F = Fast-L7A、G = GeoTiff)

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表 4-2 レベル1R/レベル1G HDF プロダクトファイル構成No ファイル種別 ファイル名(媒体による提供の場合) ファイル名(オンラインによる提供の場合)

1 HDF ディレクトリファイル L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_HDF.XXX L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.012 イメージファイル(バンド 1) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B10.XXX L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.023 イメージファイル(バンド 2) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B20.XXX L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.034 イメージファイル(バンド 3) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B30.XXX L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.045 イメージファイル(バンド 4) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B40.XXX L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.056 イメージファイル(バンド 5) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B50.XXX L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.067 イメージファイル(バンド 6)フォーマット 1 L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B61.XXX L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.078 イメージファイル(バンド 6)フォーマット 2 L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B62.XXX L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.089 イメージファイル(バンド 7) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B70.XXX L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.09

10 イメージファイル(バンド 8) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B80.XXX L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.1011 インターナルキャリブレータデータ(フォーマット 1)(レベル1Rのみ) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_CAL.XXX L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.1112 インターナルキャリブレータデータ(フォーマット 2)(レベル1Rのみ) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_CAL.XXX L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.1213 ミラースキャンコレクションデータ(レベル1Rのみ) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_MSD.XXX L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.1314 ペイロードコレクションデータ(レベル1Rのみ) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_PCD.XXX L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.1415 スキャンラインオフセット(フォーマット 1)(レベル1Rのみ) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_SLO.XXX L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.1516 スキャンラインオフセット(フォーマット 2)(レベル1Rのみ) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_SLO.XXX L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.1617 キャリブレーションパラメータファイル(レベル1Rのみ) L7CPFYYYYMMDD_YYYYMMDD_nn L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.1718 LPS メタデータ(フォーマット 1)(レベル1Rのみ) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_MTA.XXX L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.1819 LPS メタデータ(フォーマット 2)(レベル1Rのみ) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_MTA.XXX L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.1920 LPGS メタデータファイル L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_MTL.XXX L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.2021 ジオロケーションデータインデックス(レベル1Rのみ) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_GEO.XXX L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.21

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L7 :Landsat 7f :ETM+フォーマット番号

ppp :パス番号

rrr_rrr :先頭_最終ロウ番号

Y Y Y Y M M D D :観測日

XXX :プロダクト種別(L1R または L1G)YYYYMMDD_YYYYMMDD :キャリブレーションンパラメータファイルの有効開始・終了日

nn :01-99x :A = アセンディング、D = ディセンディング

aa :地上局コード(”01”=鳩山/地球観測センター)

rrr :ロウ番号

ll :処理レベル(”0R”=レベル0R、”1R”=レベル 1R、”1G”=レベル 1G)

g :ジオコーデット有無(0 = 指定なし、R = ジオリファレンス、G = ジオコデット)

v :画像方向(0 = 指定なし、M = Map North、T=True North)m :地図投影法(0 = 指定なし、U = UTM、S = SOM)

r :リサンプリング法(0 = 指定なし、C = キュービックコンボリューション、N = ニアレストネイバ)

e :楕円体モデル(0 = 指定なし、G = GRS 1980、T = 東京ベッセル)

x :シーン移動(-5~4)p :フォーマット種別(H = HDF、F = Fast-L7A、G = GeoTiff)

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表 4-3 レベル1G FAST-L7A プロダクトファイル構成No ファイル種別 ファイル名(媒体による提供の場合) ファイル名(オンラインによる提供の場合)

1 イメージファイル(バンド 1) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B10.FST L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.012 イメージファイル(バンド 2) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B20.FST L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.023 イメージファイル(バンド 3) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B30.FST L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.034 イメージファイル(バンド 4) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B40.FST L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.045 イメージファイル(バンド 5) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B50.FST L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.056 イメージファイル(バンド 6)フォーマット 1 L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B61.FST L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.067 イメージファイル(バンド 6)フォーマット 2 L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B62.FST L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.078 イメージファイル(バンド 7) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B70.FST L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.089 イメージファイル(バンド 8) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B80.FST L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.09

10 パンクロマチックバンドヘッダーファイル L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_HPN.FST L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.1011 VNIR/SWIR バンドヘッダーファイル L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_HRF.FST L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.1112 サーマルバンドヘッダーファイル L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_HTM.FST L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.12

表 4-4 レベル1G GeoTIFF プロダクトファイル構成No ファイル種別 ファイル名(媒体による提供の場合) ファイル名(オンラインによる提供の場合)

1 イメージファイル(バンド 1) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B10.TIF L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.012 イメージファイル(バンド 2) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B20.TIF L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.023 イメージファイル(バンド 3) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B30.TIF L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.034 イメージファイル(バンド 4) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B40.TIF L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.045 イメージファイル(バンド 5) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B50.TIF L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.056 イメージファイル(バンド 6)フォーマット 1 L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B61.TIF L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.067 イメージファイル(バンド 6)フォーマット 2 L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B62.TIF L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.078 イメージファイル(バンド 7) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B70.TIF L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.089 イメージファイル(バンド 8) L7fppprrr_rrrYYYYMMDD_B80.TIF L7ETMYYYYMMDDxaappprrr_llgvmrexp.09

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L 7 :Landsat 7f :ETM+フォーマット番号

ppp :パス番号

rrr_rrr :先頭_最終ロウ番号

Y Y Y Y M M D Dx

:観測日

:A = アセンディング、D = ディセンディング

aa :地上局コード(”01”=鳩山/地球観測センター)

rrr :ロウ番号

ll :処理レベル(”0R”=レベル0R、”1R”=レベル 1R、”1G”=レベル 1G)

g :ジオコーデット有無(0 = 指定なし、R = ジオリファレンス、G = ジオコデット)

v :画像方向(0 = 指定なし、M = Map North、T=True North)m :地図投影法(0 = 指定なし、U = UTM、S = SOM)

r :リサンプリング法(0 = 指定なし、C = キュービックコンボリューション、N = ニアレストネイバ)

e :楕円体モデル(0 = 指定なし、G = GRS 1980、T = 東京ベッセル)

x :シーン移動(-5~4)p :フォーマット種別(H = HDF、F = Fast-L7A、G = GeoTiff)

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(参考)CD-ROM プロダクトにおける、各種 OS での対応状況

EOC では CD-ROM プロダクトのファイル形式として、Joliet 形式*1を採用しております。そのため、各種 OS では以下の制約が発生いたします。

1. Microsoft Windows95/98/Me/NT4.0/2000 の場合

正常に表示されます。

2.Mac OS(8.3形式)の場合

ファイル名が縮められ、拡張子にファイル格納順序番号等が付与されたファイルとして表示されます。

表 4-5.1 各種 OS におけるファイル名の表示例(HDF)

格納順序 ファイル名(媒体による提供の場合) Windows95 以降 Mac OS(8.3形式)1 L71107035_035200000516_B10.L1G L71107035_035200000516_B10.L1G L7110703.0002 L71107035_035200000516_B20.L1G L71107035_035200000516_B20.L1G L7110703.0013 L71107035_035200000516_B30.L1G L71107035_035200000516_B30.L1G L7110703.0024 L71107035_035200000516_B40.L1G L71107035_035200000516_B40.L1G L7110703.0035 L71107035_035200000516_B50.L1G L71107035_035200000516_B50.L1G L7110703.0046 L71107035_035200000516_B61.L1G L71107035_035200000516_B61.L1G L7110703.0057 L71107035_035200000516_HDF.L1G L71107035_035200000516_HDF.L1G L7110703.0068 L71107035_035200000516_MTL.L1G L71107035_035200000516_MTL.L1G L7110703.L1G9 L72107035_035200000516_B62.L1G L72107035_035200000516_B62.L1G L7210703.000

10 L72107035_035200000516_B70.L1G L72107035_035200000516_B70.L1G L7210703.00111 L72107035_035200000516_B80.L1G L72107035_035200000516_B80.L1G L7210703.L1G

*1 Joliet形式とは、マイクロソフト独自のファイルシステムで、64文字までのロングファイル名をつけられます。ロングファイル名に対応していない OS では、8.3 形式の ISO 9660 互換ファイル名で表示されるよう

になっています。

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11

表 4-5.2 各種 OS におけるファイル名の表示例(FAST-L7A)

格納順序 ファイル名(媒体による提供の場合) Windows95 以降 Mac OS(8.3形式)1 L71107035_035200000516_B10.FST L71107035_035200000516_B10.FST L7110703.0002 L71107035_035200000516_B20.FST L71107035_035200000516_B20.FST L7110703.0013 L71107035_035200000516_B30.FST L71107035_035200000516_B30.FST L7110703.0024 L71107035_035200000516_B40.FST L71107035_035200000516_B40.FST L7110703.0035 L71107035_035200000516_B50.FST L71107035_035200000516_B50.FST L7110703.0046 L71107035_035200000516_B61.FST L71107035_035200000516_B61.FST L7110703.0057 L71107035_035200000516_HRF.FST L71107035_035200000516_HRF.FST L7110703.0068 L71107035_035200000516_HTM.FST L71107035_035200000516_HTM.FST L7110703.FST9 L72107035_035200000516_B62.FST L72107035_035200000516_B62.FST L7210703.000

10 L72107035_035200000516_B70.FST L72107035_035200000516_B70.FST L7210703.00111 L72107035_035200000516_B80.FST L72107035_035200000516_B80.FST L7210703.00212 L72107035_035200000516_HPN.FST L72107035_035200000516_HPN.FST L7210703.FST

表 4-5.3 各種 OS におけるファイル名の表示例(TIF)

格納順序 ファイル名(媒体による提供の場合) Windows95 以降 Mac OS(8.3形式)1 L71107035_035200000516_B10.TIF L71107035_035200000516_B10.TIF L7110703.0002 L71107035_035200000516_B20.TIF L71107035_035200000516_B20.TIF L7110703.0013 L71107035_035200000516_B30.TIF L71107035_035200000516_B30.TIF L7110703.0024 L71107035_035200000516_B40.TIF L71107035_035200000516_B40.TIF L7110703.0035 L71107035_035200000516_B50.TIF L71107035_035200000516_B50.TIF L7110703.0046 L71107035_035200000516_B61.TIF L71107035_035200000516_B61.TIF L7110703.TIF7 L72107035_035200000516_B62.TIF L72107035_035200000516_B62.TIF L7210703.0008 L72107035_035200000516_B70.TIF L72107035_035200000516_B70.TIF L7210703.0019 L72107035_035200000516_B80.TIF L72107035_035200000516_B80.TIF L7210703.TIF

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12

5. HDF プロダクト

5.1 HDF ディレクトリファイル

   HDF ディレクトリファイルはプロダクトのファイルのオープン・データの参照を行うために

  必要な情報(ファイルポインタ、データサイズ等)が格納される。

  詳細は3章のドキュメントを参照。

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13

5.2 イメージファイル

 各バンドのイメージファイルはスキャンライン順、ディレクタ番号の降順にデータが格納される。

イメージファイルにはイメージデータ以外の情報は付加されない。

 なおバンド6のみはロウゲインとハイゲインの2種類のデータファイルが作成される。

 表 5.2-1~表 5.2-3 にイメージデータ構成を示す。

表 5.2-1 イメージデータ構成(レベル0R)

No SDS 名 内容 ピクセル

スペーシング

データ型 Rank

1 L7Xsss1nYYDOYHHuuv.B10 バンド 1 データ 30m uint8 22 L7Xsss1nYYDOYHHuuv.B20 バンド 2 データ 30m uint8 23 L7Xsss1nYYDOYHHuuv.B30 バンド 3 データ 30m uint8 24 L7Xsss1nYYDOYHHuuv.B40 バンド 4 データ 30m uint8 25 L7Xsss1nYYDOYHHuuv.B50 バンド 5 データ 30m uint8 26 L7Xsss1nYYDOYHHuuv.B60 バンド 6 データ

(ロウゲイン)30m uint8 2

7 L7Xsss2nYYDOYHHuuv.B60 バンド 6 データ

(ハイゲイン)30m uint8 2

8 L7Xsss2nYYDOYHHuuv.B70 バンド 7 データ 30m uint8 29 L7Xsss2nYYDOYHHuuv.B81 バンド 8 データ 15m uint8 2

表 5.2-2 イメージデータ構成(レベル1R)

No SDS 名 内容 ピクセル

スペーシング

データ型 Rank

1 L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.B10 バンド 1 データ 30m uint16 22 L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.B20 バンド 2 データ 30m uint16 23 L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.B30 バンド 3 データ 30m uint16 24 L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.B40 バンド 4 データ 30m uint16 25 L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.B50 バンド 5 データ 30m uint16 26 L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.B60 バンド 6 データ

(ロウゲイン)30m uint16 2

7 L72ppprrr_rrrYYYYMMDD.B60 バンド 6 データ

(ハイゲイン)30m uint16 2

8 L72ppprrr_rrrYYYYMMDD.B70 バンド 7 データ 30m uint16 29 L72ppprrr_rrrYYYYMMDD.B80 バンド 8 データ 15m uint16 2

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表 5.2-3 イメージデータ構成(レベル1G)

No SDS 名 内容 ピクセル

スペーシング

データ型 Rank

1 L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.B10 バンド 1 データ 28.5m uint8 22 L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.B20 バンド 2 データ 28.5m uint8 23 L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.B30 バンド 3 データ 28.5m uint8 24 L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.B40 バンド 4 データ 28.5m uint8 25 L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.B50 バンド 5 データ 28.5m uint8 26 L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.B60 バンド 6 データ

(ロウゲイン)28.5m uint8 2

7 L72ppprrr_rrrYYYYMMDD.B60 バンド 6 データ

(ハイゲイン)28.5m uint8 2

8 L72ppprrr_rrrYYYYMMDD.B70 バンド 7 データ 28.5m uint8 29 L72ppprrr_rrrYYYYMMDD.B80 バンド 8 データ 14.25m uint8 2

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15

5.3 インターナルキャリブレーションデータ(レベル0R/レベル1R)

   インターナルキャリブレーションデータはスキャン毎の内部キャリブレータ情報から構成される。

  データは各フォーマット毎に1ファイルにまとめて格納される。(計2ファイル)各ファイル内

 では、バンド番号の昇順にデータを格納する。

  表 5.3にインターナルキャリブレーションデータ構成を示す。(上段はレベル0R、下段はレベ

 ル1R)

表 5.3 インターナルキャリブレーションデータ構成

No SDS 名 内容 データ型 Rank1 L7Xsss1nYYDOYHHuuv.C10

L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.C10バンド 1 キャリブレーションデータ uint8 2

2 L7Xsss1nYYDOYHHuuv.C20L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.C20

バンド 2 キャリブレーションデータ uint8 2

3 L7Xsss1nYYDOYHHuuv.C30L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.C30

バンド 3 キャリブレーションデータ uint8 2

4 L7Xsss1nYYDOYHHuuv.C40L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.C40

バンド 4 キャリブレーションデータ uint8 2

5 L7Xsss1nYYDOYHHuuv.C50L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.C50

バンド 5 キャリブレーションデータ uint8 2

6 L7Xsss1nYYDOYHHuuv.C60

L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.C60

バンド 6 キャリブレーションデータ

(ロウゲイン)uint8 2

7 L7Xsss2nYYDOYHHuuv.C60

L72ppprrr_rrrYYYYMMDD.C60

バンド 6 キャリブレーションデータ

(ハイゲイン)uint8 2

8 L7Xsss2nYYDOYHHuuv.C70L72ppprrr_rrrYYYYMMDD.C70

バンド 7 キャリブレーションデータ uint8 2

9 L7Xsss2nYYDOYHHuuv.C81L72ppprrr_rrrYYYYMMDD.C80

バンド 8 キャリブレーションデータ uint8 2

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5.4 ミラースキャンコレクションデータ(レベル0R/レベル1R)

ミラースキャンコレクションデータはスキャン数+1レコードから構成され、レベル0Rは

  フォーマット別に2ファイル、レベル1Rは1ファイ作成される。表 5.3にレコードフォーマット

  を示す。

表 5.4 ミラースキャンコレクションデータフォーマット(1/4)

V データ名:

L7XsssfnYYDOYHHuuv.MSD(L0R)L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.MSD (L1R)

V データクラス:

LPS_MSCD(L0R)LPGS_MSCD (L1R)

インタレース型: FULL_INTERLACE

論理レコード長: 89

レコード数: スキャン数

フィールド名 データ型 データ数 説明 備考

Scan_no uint16 1 スキャンカウンタ

=1~11725Time float64 1 スキャン時刻(秒) 時刻は 1993/1/1 から

の秒数

Scan_timecode char8 25 スキャン時刻(GMT)“YYYY:ddd:hh:mm:ss:ttttttt”YYYY:ジュリアン年

ddd:日(01-366)hh:時(00-23)mm:分(00-59)ss:秒(00-59)ttttttt:秒(小数部)

(単位は 1/16 ミリ秒)

タイムコードマイナーフレームのスキ

ャン開始時刻。

タイムコードマイナーフレームから

時刻を取得できなか

った場合は計算値を

格納する。

Timecode_flag uint8 1 タイムコードフラグ

0:有効なタイムコード

1:計算されたタイムコード

eol_flag uint8 1 有効 EOL(最終ライン)パターンフラグ0:有効な EOL1:EOL パターンが発見できないケ

ース

2:EOL パターンは発見されたが、

ノミナル範囲外のケース

EOL が検出されない

場合はノミナルのスキャン長

が適用される。

EOL のノミナル範囲は

eol_location で示され

る。

eol_location uint16 1 EOL コードを含むマイナーフレーム番号

(6318-6323)EOL コードは 2 マイナーフレ

ームから構成され、スキャ

ンの終了・キャリブレーション

の開始を示す。

eol_flag = 1の場合、ノ

ミナル値となる。

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表 5.4 ミラースキャンコレクションデータフォーマット(2/4)

フィールド名 データ型 データ数 説明 備考

scan_dir_vote uint8 1 スキャン方向の信頼性

0:スキャン方向を示すビットがすべ

て等しい

1:1 つ以上異なった方向を示

すビットが含まれる

2:スキャン方向不明(スキャン方向が

検出されず補完された場合

を含む)

1 はスキャン方向ビットにエ

ラーがあることを示す。

scan_dir char8 1 スキャン方向

F:フォワードスキャン

R:リバーススキャン

U:不明

スキャン方向は有効な先

頭メ シ ゙ ャ ー フ レ ー ム内の

SLD マイナーフレームから取

得される。

スキャン方向が不明の場

合、デフォルトはフォワード

となる。

fhn_vote uint8 1 FHS(スキャン前半部)エラー信頼性

0:FHS エラーワードの全ビットが等

しい

1:1 つ以上の FHS エラーワード内

の 1 ビットが他のビットと異な

っている。

1 は fhs_err フィールドに

エラーがあることを示

す。

fhn_err int16 1 FHS エラー数

=-2048~204712 ビットで、2 の補数表現によ

り表現される。

FHS エラーの値はメジャー

フレーム内の SLD マイナーフレ

ームから取得される。

この値は一つ前のスキャ

ンのものである。

shs_vote uint8 1 SHS(スキャン後半部)エラー信頼性

0:SHS エラーワードの全ビットが等

しい

1:1 つ以上の SHS エラーワード内

の 1 ビットが他のビットと異な

っている。

1 は shs_err フィールドにエラーがあることを示

す。

shs_err int16 1 SHS エラー数

=-2048~204712 ビットで、2 の補数表現によ

り表現される。

FHS エラーの値はメジャー

フレーム内の SLD マイナーフレ

ームから取得される。

この値は一つ前のスキャ

ンのものである。

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表 5.4 ミラースキャンコレクションデータフォーマット(3/4)

フィールド名 データ型 データ数 説明 備考

gain_status char8 9 ゲインモート ゙ “ggggggggg”“123456$$$”(フォーマット 1)”$$$$$$678”(フォーマット 2)g = L:ロウゲイン

   H:ハイゲイン

ゲインモードが取得できなかった

場合、バンド番号を格納する。

ゲインモードはエラーのない

先頭 VCDU から取得

される。

gain_change char8 9 ゲイン変更フラグ“ggggggggg”“123456$$$””$$$$$$678”g = 0:前スキャンから変更なし

+:ロウゲインからハイゲイン

へ変更

-:ハイゲインからロウゲインへ変

サブインターバルの先頭スキャ

ンでは 0 となる。

mux_assembly_id uint8 1 多重化装置の ID=0~79:ID を取得できなかった場

データ伝送に使用され

た Landsat7 オンボード

多重化装置の ID を格

納する。

この値のメジャーフレーム内

で エ ラ ー の な い 先 頭

CADU/VCDU から取

得される。

cal_shutter_status uint8 1 内部キャリブレーションシャッタの状態

0:プライマリ

1:バックアップ

9:シャッタの状態を取得できなか

った場合

この値のメジャーフレーム内

で エ ラ ー の な い 先 頭

CADU/VCDU から取

得される。

cadu_sync uint8 1 スキャン内の CADU 同期フラグ

0:同期ロスなし

1:同期ロスあり

scan_sync uint8 1 メジャーフレーム内の同期信頼性フラグ

0:有効な同期

1:フライホイール同期

0 はライン同期コードが正

しく検出され、デコード

されたことを示す。

1 はライン同期コードが正

しく検出・デコードされ

ずに、現在のスキャンの同

期を ”True”としたこ

とを示す。

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表 5.4 ミラースキャンコレクションデータフォーマット(4/4)

フィールド名 データ型 データ数 説明 備考

minf_faults char8 1 誤ったマイナーフレーム総数の範囲を

示す指標(16 進数)

0:誤りなし 1:1≦m≦2

2:3≦m≦4 3:5≦m≦8

4:9≦m≦16 5:17≦m≦32

6:33≦m≦64

7:65≦m≦128

8:129≦m≦256

9:257≦m≦512

A:513≦m≦1024

B:1025≦m≦2048

C:2049≦m≦4096

D:4097≦m≦NNNN

(NNNN は最大マイナーフレーム数)

この指標はメジャーフレーム

に含まれるマイナーフレーム

の誤りの総数を示す。

誤ったマイナーフレームとはフ

ィラーデータ、または訂正

されていない BCH エラ

ーを含むデータを示す。

この指標は値が小さ

いほど品質が良いこ

とを意味する。

cadus/vcdus_received

uint16 1 メジャーフレームを構成する VCDU数

=0~650fly_wheel_cadus uint16 1 メ シ ゙ ャ ー フ レ ー ム内の フ ラ イ ホ イ ー ル

CADU/VCDU 数

=0~650bit_slip_cadus uint16 1 メジャーフレーム内でビットスリップが検

出された CADU/VCDU 数

=0~650r-s_err_vcdus uint16 1 メジャーフレーム内でリードソロモンエラーが

ある VCDU 数

=0~650bch_corrected_vcdus

uint16 1 メジャーフレーム内で補正された

BCH エラーを含む VCDU 数

=0~650bch_uncorrected_vcdus

uint16 1 メジャーフレーム内で未補正の BCHエラーを含む VCDU 数

=0~650filled_scan_flag uint8 1 フィラーデータフラグ

0:スキャン内にフィラーデータなし

1:全てフィラーのスキャン

2:一部フィラーのスキャン

このフラグはスキャン内のフ

ィラーデータに関する情報

を示す。

minf_filled uint16 1 メジャーフレーム内のフィラーマイナーフレーム数

=0~7500minf_received float32 1 メジャーフレーム内で断片となったマイ

ナーフレーム数

85 バイトに満たないマイ

ナーフレーム数を示す。

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5.5ペイロードコレクションデータ(PCD) (レベル0R/レベル1R)

PCD メジャーフレームは 4096 秒毎に作成される。PCD データの 1 レコードは1メジャーフレー

ムから構成され、各レコードは衛星時刻により一意に識別される。PCD はレベル0Rでは2ファイル、

レベル1Rでは1ファイルとなる。

表 5.5に PCD のフォーマットを示す。

表 5.5 ペイロードコレクションデータフォーマット(1/11)

V データ名:

    

L7XsssfnYYDOYHHuuv.PCD (L0R)L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.PCD (L1R)

V データクラス:

        

LPS_PCD (L0R)LPGS_PCD (L1R)

インタレース型: FULL_INTERLACE

論理レコード長: 26514

フィールド名 データ型 データ数 説明 備考

cycle_count uint8 1 PCD サイクル番号(00~99) PCD サイクルは 4 つの

PCD メジャーフレームから

構成される。

majf_count uint8 1 メジャーフレームカウンタ(001~255) 1メジャーフレーム毎にカウント

される。

majf_id uint8 1 PCD メジャーフレーム ID(0~3)フィラー値=255

PCD メジャーフレーム(0)は

衛星 ID とタイムコードの

存在で識別される。他

のメジャーフレーム(1~3)

は ID で識別される。

majf_time float64 1 PCD メジャーフレーム時刻(秒)

フィラー値=-10

1993/1/1 からの秒数

(GMT)

scan_timecode char8 25 スキャン時刻(GMT)“YYYY:ddd:hh:mm:ss:ttttttt”YYYY:ジュリアン年

ddd:日(01-366)hh:時(00-23)mm:分(00-59)ss:秒(00-59)ttttttt:秒(小数部)

(単位は 1/16 ミリ秒)

フィラー値=$$$…

PCD メジャーフレーム 1~3には PCD メジャーフレーム

(0)に格納されている

時刻を用いる。

ファイルの先頭で PCD メ

ジャーフレーム (0)が検出さ

れるまではフィラーを格

納する。

bands_states char8 8 各バンドのON/OFF フラグ

=12345678:全バンド ONOFF の場合”-“となる。

フィラー値=$$$$$$$$

この情報は PCD メジャ

ーフレーム(3)、マイナーフレーム

32, ワ ー ト ゙ 72, ヒ ゙ ッ ト

0–6 メジャーフレーム(2)、 マイ ナ ー フ レ ー ム 35, ワ ー ト ゙72, ビット 0 から取得

される。

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表 5.5 ペイロードコレクションデータフォーマット(2/11)

フィールド名 データ型 データ数 説明 備考

fac_flag uint8 1 キャリブレーション状態フラグ

0:キャリブレーション OFF1:キャリブレーション ONフィラー値=255

この情報はPCDメジャ

ーフレーム(3)、マイナーフレーム

84, ワ ー ト ゙ 72, ヒ ゙ ッ ト

2–3、シリアルワードPから

取得される。

PCD メジャーフレーム品質、アカウントデータ

majf_flag, timecode_flag がフィラーまたは欠損の場合はメジャーフレーム全体に 0 を格納する。

unpacked_pcd_words

uint32 1 この PCD メジャーフレーム内で受信

されたアンパック PCD ワード数

=0~147538

完全なメジャーフレームでは

147,508 ~147,538となる。

unpacked_word_missing

uint32 1 この PCD メジャーフレーム内で欠損

したアンパック PCD ワード数

=0~147538

VCDU が欠損したた

めに欠損した PCD ワー

ド数

vote_errors uint16 1 PCD メジャーフレーム内でエラーが検出

されたパックワード数

=0~16384minf_sync_errors uint8 1 PCD メジャーフレーム内で同期エラーの

マイナーフレーム数

=0~128minf_id_errors uint8 1 不正なマイナーフレーム IDが検出され

たマイナーフレーム数

=0~128minf_filled uint8 1 フィラー値が格納されたPCDマイナー

フレーム数

=0~128

エラーが検出され、規定

のフィラー値が格納され

たマイナーフレーム数

majf_flag uint8 1 PCD メジャーフレーム ID信頼性フラグ

0:有効なメジャーフレーム ID1:不正なメジャーフレーム ID2:メジャーフレーム ID 欠損;メジャーフ

レーム 1~3 のみ

この情報は PCD メジャ

ーフレーム(1),(2),(3)、ワード

72, マ イ ナ ー フ レ ー ム 96–103 から取得される。

timecode_flag uint8 1 PCDタイムコードフラグ /衛星IDの信

頼性フラグ

0:タイムコード /衛星 ID ともに有効

1:計算されたタイムコード

2:補正された衛星 ID3:1及び2の場合

4:タイムコードがフィラー値

5:タイムコードと衛星 ID がフィラー値

この情報はPCDメジャ

ーフレーム(0)、ワード72, マイナーフレーム 96–103から

取得される。

PCD メジャーフレーム 1~3には PCD メジャーフレーム

(0)の値が補間され

る。

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22

表 5.5 ペイロードコレクションデータフォーマット(3/11)

フィールド名 データ型 データ数 説明 備考

PCD メジャーフレームクロック、温度、エフェメリス、姿勢データ

spacecraft_id char8 1 spacecraft_id =7 この情報はPCDメジャ

ーフレーム(0)、PCDタイムコー

ドワード96、バイト 0–3から取得される。

他のPCDメジャーフレーム

にはこの値がコピーさ

れる。

spacecraft_idでエラーが

設 定 さ れ た と き に

は ”7”が設定され、

s/c_id_pcd fieldフ ィ ー ルドにエラーであることが

示される。

次の 4 つのパラメータは PCD 内の衛星時刻の UTC からのドリフトを補正するために使用される。

Δt=Tsc-sv_clk_last_update_timeTc=Tsc+C0+c1 Δt+.5 C2 (ΔtΔt)Tc:補正時刻、Tsc:補正前時刻、Δt:前回の更新時刻からの相対時刻

sv_clk_last_update_time

float64 1 前回、ミッション運用センタ(MOC)によりPCD の衛星クロックが更新さ

れた時間(年初からの秒数)

=0~31622400フィラー値=-1.0

time_drift_bias_co int16 1 クロック補正バイアス項(C0)=-15~15 msフィラー値=7FFF

time_drift_rate_c1 int16 1 クロック補正一次係数(C1)=+-ms/dayフィラー値=7FFF

time_drift_acceln_c2

int16 1 クロック補正二次係数(C2)=+-ms/dayフィラー値=7FFF

ETM+テレメトリサンプル(4.096 秒間隔で取得され、次のPCD に格納される。)

(テレメトリが損失、エラーのときは FF または FFFF とする。)

black_body_temp_iso

uint8 1 黒体温度 (isolated)

cfpa_heater_current

uint8 1 CFPA(Cold focal planeassembly) ヒーター電流

cal_shutr_flag_temp

uint8 1 キャリブレーションシャッタフラグ温度

backup_shutr_flag_temp

uint8 1 バックアップシャッタフラグ温度

black_body_temp_con

uint8 1 黒体温度 (control)

2

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23

表 5.5 ペイロードコレクションデータフォーマット(4/11)

フィールド名 データ型 データ数 説明 備考

baffle_temp_heater

uint8 1 バフル温度 (heater)

cfpa_control_temp uint8 1 CFPA コントロール温度

pdf_ad_ground_ref uint16 1 PDF A/D グランドリファレンス G0 から G12 の 12 グ

ランドリファレンスが格納さ

れる。

ETM+テレメトリサンプル(16.384 秒間隔)

(テレメトリが損失、エラーのときは FF とする。)

serial_words_a_s uint8 18 a,b,c,d,e,f,g,h,I,j,k,l,m,n,p,q,r,s(数字はビット位置)

シリアルワード“A”0:PS2 サーマルシャットダウン可

1:PS1 サーマルシャットダウン可

2:SMA+Z ヒータコントローラ ON3:SMA-Z ヒータコントローラ ON4:スペア

5:シャッタリンクスイッチ A クローズ

6:シャッタリンクスイッチ B クローズ

7:シャッタリンクスイッチ C クローズ

シリアルワート“B”0:バンド 1 ON1:バンド 2 ON2:バンド 3ON3:バンド 4 ON4:バンド 5ON5:バンド 6/MIR ON6:バンド 7ON7:コールドステージテレメトリ ONシリアルワート“C”0:CD(Cooler Door)クローズ

1:CD アウトガスポジション

2:CD フルオープン

3:CD マグネット ON4:CD モータドライブ ON5:CD リンクスイッチ A クローズ

6:CD リンクスイッチ B クローズ

7:CD リンクスイッチ C クローズ

シリアルワート“D”0:IC ランプ 1 ON1:IC ランプ 2 ON2,5,6,7:スペア

3:IC ランプ 1 バックアップ ON4:IC ランプ 2 バックアップ ON

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24

表 5.5 ペイロードコレクションデータフォーマット(5/11)

フィールド名 データ型 データ数 説明 備考

serial_words_a_s uint8 18 シリアルワート“E”0:バンド P ON1:スペア

2:黒体ヒーターコントローラ ON3:黒体 T2 ON4:黒体 T3 ON5:黒体バックアップ ON6:SME1 ON7:SME2 ONシリアルワート“F”1:バフルヒーターコントローラ ON2:ハッフルヒーターバックアップ ON3,4,,5,6,7:スペア

シリアルワート“G”0:スキャンラインコレクタ 1 ON1:スキャンラインコレクタ 2 ON2:キャリブレーションシャッタ ON3:キャリブレーションシャッタフェーズエラー

4:キャリブレーションシャッタ振幅エラー

5:バックアップシャッタ ON6:バックアップシャッタフェーズエラー

7:バックアップシャッタ振幅エラー

シリアルワート“H”0:コールドステージ ヒーターコントローラ ON1:コールドステージ アウトガス ヒーターコントローラ ON2:中間ステージヒーターコントローラ ON3:中間ステージヒーター可

4:CFPA ヒーターコントローラ ON5:CFPA T2リレー ON6:CFPA T3リレー ON7:CFPA テレメトリ ONシリアルワート“I”0:DC リストア ノーマル1:フレーム DC リストア選択

2:テレメトリスケーリング ON3:SMA +Z ヒーター 可4:SMA-Z ヒーター 可5:スペア

6:SME 1 セレクト SAM7:スペア/オプション

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25

表 5.5 ペイロードコレクションデータフォーマット(6/11)

フィールド名 データ型 データ数 説明 備考

serial_words_a_s uint8 18 シリアルワート“J”0:AEM Mtpx1 バンド 1 ゲイン状態

1:AEM Mtpx1 バンド 2 ゲイン状態

2:AEM Mtpx1 バンド 3 ゲイン状態

3:AEM Mtpx1 バンド 4 ゲイン状態

4:AEM Mtpx1 バンド 5 ゲイン状態

5:AEM Mtpx1 バンド 6 プライマリ ゲイン状態

6:AEM Mtpx1 バンド 7 ゲイン状態

7:AEM Mtpx1 バンド P ゲイン状態

シリアルワート“K”0:AEM Mtpx2 バンド 1 ゲイン状態

1:AEM Mtpx2 バンド 2 ゲイン状態

2:AEM Mtpx2 バンド 3 ゲイン状態

3:AEM Mtpx2 バンド 4 ゲイン状態

4:AEM Mtpx2 バンド 5 ゲイン状態

5:AEM Mtpx2 バンド 6 プライマリ ゲイン状態

6:AEM Mtpx2 バンド 7 ゲイン状態

7:AEM Mtpx2 バンド P ゲイン状態

シリアルワート“L”0:CD 方向(1=オープン)1:CD ムーブ可

2:FAC フェイルセーフ スタティックモータ ーパワー ON3:FAC プライマリスタティックモーター

パワー ON4:FAC プライマリモーター パワー ON5:FAC フェイルセーフモーター パワー ON6:FAC プライマリコントローラ方向

7:FAC フェイルセーフコントローラ方向

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26

表 5.5 ペイロードコレクションデータフォーマット(7/11)

フィールド名 データ型 データ数 説明 備考

serial_words_a_s uint8 18 シリアルワート“M”0:Mux1/2 アナログパワー選択

1:Mux1/2 デジタルパワー選択

2,3:スペア

4:FAC プライマリコントローラ

シングルステップサイズ5:FAC フェイルセーフコントローラ

シングルステップサイズ6:FAC プライマリコントローラ

パワー ON6:FAC フェイルセーフコントローラ

パワー ONシリアルワート“N”0:AEM マルチプレクサ 1 ON1:AEM マルチプレクサ 2 ON2:AEM マルチプレクサ 1 MDE ON 状態

3:AEM マルチプレクサ 2 MDE ON 状態

4:AEM マルチプレクサ 1 B6 RDT ゲイン状態

5:AEM マルチプレクサ 2 B6 RDT ゲイン状態

6:AEM マルチプレクサ 1 データプライオリティ選択

7:AEM マルチプレクサ 2 データプライオリティ選択

シリアルワート“P”0:FAC ストウポジションスイッチ PRI1:FAC ストウポジションスイッチ RDT2:AEM キャリブレーションポジショ ンス

イッチ PRI3:AEM キャリブレーションポジショ ン

スイッチ RDT4:AEM キャリブレーション /ストウムーブ

ON 状態 PRI5:AEM キャリブレーション /ストウムーブ

ON 状態 RDT6:AEM マルチプレクサ 1 データプライオ

リティ選択

7:AEM マルチプレクサ 2 データプライオ

リティ選択

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表 5.5 ペイロードコレクションデータフォーマット(8/11)

フィールド名 データ型 データ数 説明 備考

serial_words_a_s uint8 18 シリアルワート“Q”0:FAC PP(Pull-Pin) ヒータ 1

ON1:FAC PP ヒータ 2 ON2:FAC PP ヒータパワー, Enable

PRI3:FAC PP ヒータパワー4:FAC PP リトラクトポジションスイッチ

PRI5:FAC PP リトラクトポジションスイッチ

RDT6:FAC PP フルリトラクトポジションスイ

ッチ PRI7:FAC PP フルリトラクトポジションスイ

ッチ RDTシリアルワート“R”0:FAC プライマリ CW ローテーションス

イッチ 状態

1:FAC プライマリ CCW ローテーションスイッチ 状態

2:FAC Red CW ローテーションスイッチ状態

3:FAC Red CCW ローテーションスイッチ状態

4,5,6,7:スペア

シリアルワート“S”0:コマンド 可/リジェクト 1P1:コマンド 可/リジェクト 2P2:コマンド 可/リジェクト 3P3:コマンド 可/リジェクト 4P4:コマンド 可/リジェクト 1R5:コマンド 可/リジェクト 2R6:コマンド 可/リジェクト 3R7:コマンド 可/リジェクト 4R

mux_elec_temp uint8 1 アクティブなMuxのエレクトロニクス温度

mux_ps_temp uint8 1 アクティブなMux の電源温度

tec_lamp_1i uint8 1 キャリブレーションランプ#1 電流

tec_lamp_2i uint8 1 キャリブレーションランプ#2 電流

acs_cpu_mode uint8 1 姿勢制御システム(ACS)CPU モー

ド

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28

表 5.5 ペイロードコレクションデータフォーマット(9/11)

フィールド名 データ型 データ数 説明 備考

etm_tlm_mnf_16_30

uint8 15 ETM テレメトリ MF(2),mfs(16-30,数字はマイナーフレーム番号)16:MEM ヒートシンク電源#1 温度

17:シリコン FPA 温度

18:ゼロ

19:バフル温度(チューブ)

20:MEM ヒートシンク電源#2 温度

21:コールド FPA モニタ温度

22:バッフル温度(サポート)

23:キャリブレーションランプハウジング温

24:スキャンラインコレクタ温度

25:キャリブレーションシャッタハブ温度

26:アンビエントプリアンプ温度(ハイチ

ャネル)

27:バンド 4 ポストアンプ温度

28:ゼロ

29:バンド 7 プリアンプ温度

30:アンビエントプリアンプ温度(ローチ

ャネル)

etm_tlm_mnf_40_49

uint8 10 ETM テレメトリ MF(2),mfs(40-49,数字はマイナーフレーム番号)40:プライマリミラー温度

41:プライマリミラーマスク温度

42:セカンダリミラー温度

43:セカンダリミラーマスク温度

44:テレスコープハウジング温度

45:テレスコープベースプレート温度

46:パンバンドポストアンプ温度

47-49:ゼロ

etm_plus_on_time float64 1 ETM+が前回オンになった時刻

(年初からの秒数)

PCD メジャーフレーム 1~3 が該当の

PCD 値を含まない場合-1.0を格納する。

倍精度の浮動小数点。

メジャーフレーム (0)から取

得する

etm_plus_off_time float64 1 ETM+が前回オフになった時刻

(年初からの秒数)

詳細は上記参照

エフェメリスデータ

ephem_position_xyz

float64 3 x,y,z座標

範囲:+/-8.3886×106mフィラー値=107

J2000 を参照座標系

とする。

ephem_velocity_xyz

float64 3 x,y,z速度

範囲:+/-8.0 m/msフィラー値=10

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29

表 5.5 ペイロードコレクションデータフォーマット(10/11)

フィールド名 データ型 データ数 説明 備考

姿勢推定値

オイラーパラメータで表された衛星の姿勢推定値。1-3 成分は ECI 座標で固有軸での回転、4 成分は軸

に対する回転を示す。

attitude_est_epa1234

float64 4 epa1,epa2,epa3,epa4フィラー値=2

オイラーパラメータの1~ 4成分を示す。

ジャイロデータ(IMU[Internal Measurement Unit]座標)[単位は 1/秒]以降の IMU 座標(x,y,z)はメジャーフレーム内に組毎に格納され、PCD サイクルでは計 256 組となる。

ジャイロデータの順序は

-ロール:64 データ

-ピッチ:64 データ

-ヨー:64 データ

の順となる。

IMU座標系を衛星を基準とした座標系に変換するには、キャリブレーションパラメータファイル内のGyro to Attitudeマトリックスを使用する。IMUのXを s/c roll、 IMUのY を s/c yaw.、IMUのZ を s/c negative pitchとして

計算する。

フィラー値は float の最大値とする

gyro-select_x char8 1 ジャイロのチャネル種別

=”A”:チャネル A “B”:チャネル Bフィラー値=$

この情報は PCD メジャ

ーフレーム 0、サブコミワード

72、マイナーフレーム 34、ビ

ット 0 から取得される。

(1=A、0=B)gyro-select_y char8 1 ジャイロのチャネル種別

=”A”:チャネル A “B”:チャネル Bフィラー値=$

この情報は PCD メジャ

ーフレーム 0、サブコミワード

72、マイナーフレーム 34、ビ

ット 1 から取得される。

(1=A、0=B)gyro-select_z char8 1 ジャイロのチャネル種別

=”A”:チャネル A “B”:チャネル Bフィラー値=$

この情報は PCD メジャ

ーフレーム 0、サブコミワード

72、マイナーフレーム 34、ビ

ット 2 から取得される。

(1=A、0=B)imu_x_roll_x00_x63

float64 64 PCDメジャーフレームのx00からx63成分

=-511705.088~   +511705.027

imu_y_pitch_y00_y63

float64 64 PCDメジャーフレームのy00からy63成分

=-511705.088~   +511705.027

imu_z_yaw_z00_z63

float64 64 PCDメジャーフレームのz00から z63成分

=-511705.088~   +511705.027

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30

表 5.5 ペイロードコレクションデータフォーマット(11/11)

フィールド名 データ型 データ数 説明 備考

ジャイロドリフトデータ

ジャイロドリフトデータはPCD サイクル毎にメジャーフレーム(0)のみに格納される。計算は ACS参照座標系で PCD サイクル

タイムコード-8.192 秒で行われる。

gyro_drift_theta_xyz

float64 3 x,y,z ジャイロドリフト単位はラジアン/秒

フィラー値=-1.0

座標系の変換にはキャリ

ブレーションパラメータファイルの

オフセット値を使用する。

センサ角度変位(ADS)データ

PCD メジャーフレーム内で、128 マイナーフレームに対してマイナーフレーム ID 順に 16 組の ADS(x,y,z)が格納される。ADSの単位はマイクロラジアンに変換され、ソースワード/マイナーフレームの昇順となる。

フィラー値は 255 とする。

mnfm_ids_000_127

uint8 128 マイナーフレームカウンタ(ID)

=000~127マイナーフレームのワード位置

65 のカウンタ(ID)ads_xyz16_mnfm_000

float32 48 マイナーフレーム 0 の x01,y01,z01~x16,y16,z16の ADS 値

ads_xyz16_mnfm_001

float32 48 マイナーフレーム 1 の x01,y01,z01~x16,y16,z16の ADS 値

マイナーフレーム 2から126 のADS デ

ータ

ads_xyz16_mnfm_127

float32 48 マイナーフレーム 127 の x01,y01,z01~x16,y16,z16の ADS値

ADS 温度

メジャーフレーム毎(4096 秒毎)に ADS(x,y,z)温度と A/D エレクトロニクス温度が格納される。単位は度(摂氏)と

する。

ads_temp_xyz_plus_ad

float32 4 x,y,z成分と elect_a/dの温度

フィラー値=255

PCD 品質、評価データ

このデータは PCD ファイルの各メジャーフレーム毎に付加される。

s/c_id_err_pcd char8 1 PCD 内の衛星 ID エラーフラグ

“n”:エラーなし

“y”:衛星 ID にエラーを検出

衛星 ID が”7”でない

場合、または”7”に補

正された場合は”y”となる。

att_data_quality char8 1 姿勢データ品質

“g”:good“r”:rejected“m”:missing

“r”:検査範囲を超え

たケース

“m”:データが検出され

ないケース

ephem_data_quality

char8 1 エフェメリスデータ品質

“g”:good“r”:rejected“m”:missing

“r”:検査範囲を超え

たケース

“m”:データが検出され

ないケース

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31

5.6 スキャンラインオフセット (レベル0R/レベル1R)

  スキャンラインオフセットデータはライン毎の実際のシーンデータ/キャリブレーションデータ

 前後のオフセット値を格納する。

 オフセットはディテクタ配列によって発生し、スキャンライン長はノミナル値から変動する。その

ため全データに対するオフセット情報を格納する。

 スキャンラインオフセットデータのレコードはバンド毎、スキャンライン毎に1レコードとなり、

レコード数は全ライン数となる。レコードはフォーマット番号毎に1ファイルに格納される。レコー

ドの格納順はバンド番号順、ライン番号順で昇順となる。

  スキャンラインオフセットの V データ名はバンド毎となる。表 5.6-1 に Vデータ名を示す。

 (上段はレベル0R、下段はレベル1R)

表 5.6-1 V データ名

フォーマット1 フォーマット2

バンド

L7Xsss1nYYDOYHHuuv.O10L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.O10

バンド

6L7Xsss2nYYDOYHHuuv.O60

L72ppprrr_rrrYYYYMMDD.O60

バンド

2L7Xsss1nYYDOYHHuuv.O20

L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.O20バンド

7L7Xsss2nYYDOYHHuuv.O70

L72ppprrr_rrrYYYYMMDD.O70バンド

3L7Xsss1nYYDOYHHuuv.O30

L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.O30バンド

8L7Xsss2nYYDOYHHuuv.O81

L72ppprrr_rrrYYYYMMDD.O80バンド

4L7Xsss1nYYDOYHHuuv.O40

L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.O40バンド

5L7Xsss1nYYDOYHHuuv.O50

L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.O50バンド

6L7Xsss1nYYDOYHHuuv.O60

L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.O60

表 5.6-2 にスキャンラインオフセットのフォーマットを示す。

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32

表 5.6-2 スキャンラインオフセットデータフォーマット(1/2)

V データ名:

    

L7XsssfnYYDOYHHuuv.ONN (L0R)L7fppprrr_rrrYYYYMMDD.ONN (L1R)

V データクラス:

        

LPS_SLO (L0R)LPGS_SLO (L1R)

インタレース型: FULL_INTERLACE

論理レコード長: 46

レコード数: データライン毎に 1 レコード

フィールド名 データ型 データ数 説明 備考

scan_timecode char8 25 スキャン時刻(GMT)“YYYY:ddd:hh:mm:ss:ttttttt”YYYY:ジュリアン年

ddd:日(01-366)hh:時(00-23)mm:分(00-59)ss:秒(00-59)ttttttt:秒(小数部)

(単位は 1/16 ミリ秒)

タイムコードマイナーフレームのスキ

ャン開始時刻。

タイムコードマイナーフレームから

時刻を取得できなか

った場合は計算値を

格納する。

scan_time float64 1 ETM+スキャン時刻

(1993/1/1からの秒数、GMT)Scan_timecode を秒

数に変換した値

scan_no uint16 1 スキャン(メジャーフレーム)番号

=1~11725サブインターバル開始から

の番号

scan_data_line_no uint32 1 データライン番号

“SSSSSS”=1~187600(バンド 1-5、7)

=1~93800(バンド 6)=1~375200(バンド8)

各ディテクタライン毎の番号

detector_id uint8 1 ディテクタ ID=1~16(バンド 1-5、7)

=1~8(バンド 6)=1~32(バンド8)

scan_data_line_offset_rhs

int16 1 スキャンライン右オフセット

=0~287 バイト

(バンド 1-5、7)

=0~140 バイト(バンド 6)=0~574 バイト(バンド8)

スキャンラインデータはデータの

損失を防ぐためバッファ

内で右方向にシフトされ

る。

scan_data_line_offset_lhs

int16 1 スキャンライン左オフセット

=0~287 バイト

(バンド 1-5、7)

=0~140 バイト(バンド 6)=0~574 バイト(バンド8)

バンパーウェアによりスキャン

ライン長が長くなる場合

に左方向にシフトされ

る。

オフセット値はイメージ及び

IC データ両方に対して

有効。

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33

表 5.6-2 スキャンラインオフセットデータフォーマット(2/2)

フィールド名 データ型 データ数 説明 備考

scan_data_line_offset_rhs_ic

int16 1 IC データ右オフセット

=0~300 バイト

(バンド 1-5、7)

=0~150 バイト(バンド 6)=0~600 バイト(バンド8)

バンパーウェアのためにイメ

ージのオフセットとは別に

値が格納される。

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34

5.7 LPSメタデータ (レベル0R/レベル1R)

LPSメタデータはプロダクトに関する情報、及びWRSシーンに関する情報をフォーマット別に

格納する。LPSメタデータはODL(Object Description Langage)により記述される。ODLに関し

ては以下の文書を参照のこと。

 注)文字表記の部分には、クォーテションマーク(“ ”)が付くが、サイズ数には含まれていない。

「Jet Propulsion Laboratory, California Institute of Technology, Planetary Data System

Standards Reference, Chapter 12, “Object Description Language Specification and Usage,” Version3.2, July 24, 1995」

表 5.7に LPSメタデータのフォーマットを示す。

表 5.7 LPSメタデータフォーマット(1/12)

V データ名:

    

L7XsssfnYYDOYHHuuv.MTA (L0R)L7fppprrr_rrrYYYYMMDD.MTA (L1R)

V データクラス:         LPS_Metadata

インタレース型: FULL_INTERLACE

論理レコード長: 65535

レコード数: 最大 2 レコード

フィールド名: Metadata_Format_1Metadata_Format_2

データタイプ: Char8 カウント:65535

パラメータ名 サイズ 説明 備考

GROUP 13 =METADATA_FILE LPS Metadata ファイルレベルグルー

プレコードの先頭を示す。(第1レ

ベル ODL)GROUP 18 =METADATA_FILE_INFO LPS Metadata ファイル情報グルー

プレコードの先頭を示す。(第2レ

ベル ODL)FILE_NAME 22 メタデータファイル名

=”L7XsssfnYYDOYHHuuv.MTA”FILE_CREATION_DATE_TIME

20 ファイル作成日時(UCT)=YYYY-MM-DDThh:mm:ssZYYYY:ジュリアン年

MM:月 (01-12)DD:日(01-31)T:ODL タイムコードフォーマットでの時刻情

報の開始を示す

Hh:時(00-23)Mm:分(00-59)Ss:秒(00-59)Z:GMT を示す。

メタデータファイルの作成日時を ODLアスキーフォーマットで格納する。

FILE_VERSION_NO

1 ファイルバージョン番号

=0-9ファイルが更新された回数を示す。

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35

表 5.7 LPSメタデータフォーマット(2/12)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

STATION_ID 3 地上局コード

=SSS“HAJ”:鳩山/地球観測センター

Landsat7データが受信された地

上局を示す。

SOFTWARE_VERSION_NO

5 ソフトウェアバージョン

=”X.Y.Z”X:メジャーリリース番号

Y:マイナーリリース番号

Z:パッチリリース番号

プロダクトが作成されたソフトウェアの

バージョン

L7_CPF_NAME 25 Landsat7 キャリブレーションパラメータファイル

=”L7CPFyyyymmdd_yyyymmdd. nn”yyyymmdd_yyyymmdd :ファイルの有効範囲を示す

nn:バージョン番号(00-99)

レベル0Rプロダクト作成時に使用

された CPF ファイル名を示す。

ファイルのバージョン番号が”00”の場

合、プリランチのファイルであることを

示す。

END_GROUP 18 =METADATA_FILE_INFO LPS Metadata ファイル情報グルー

プレコードの終了を示す。(第 2 レ

ベル ODL)GROUP 26 =SUBINTERVAL_METADATA_

FMT_mm:フォーマット番号

  (1:フォーマット 1,2:フォーマット 2)

ETM+フォーマット1(フォーマット2)サブインターバルレベルメタデータグループレコー

ドの先頭を示す。(第 2 レベル

ODL)SPACECRAFT_ID 8 =”Landsat7”SENSOR_ID 4 =“ETM+”CONTACT_PERIOD_START_TIME

18 受信開始時刻

=YYYY-DOYTHH:MM:SSZYYYY:ジュリアン年

DOY:日(01-366)T:ODL ASCII タイムコードフォーマットでの

時刻情報の開始を示す

HH:時(00-23)MM:分(00-59)SS:秒(00-59)Z:GMT

受信開始時刻が記録されてい

ない場合、

SUBINTERVAL_START_TIME の値が格納される

CONTACT_PERIOD_STOP_TIME

18 受信終了時刻

=YYYY-DOYTHH:MM:SSZ受信終了時刻が記録されてい

ない場合、

SUBINTERVAL_STOP_TIME の値が格納される

STARTING_PATH 3 WRS パス番号

=001-233STARTING_ROW 3 シーンの先頭 WRS ロウ番号

=001-248ENDING_ROW 3 シーンの最終 WRS ロウ番号

=001-248STARTING_ROWと同じ値が

格納される

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36

表 5.7 LPSメタデータフォーマット(3/12)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

SUBINTERVAL_START_TIME

26 サブインターバル開始時刻

=YYYY-dddThh:mm:ss.tttttttZYYYY:ジュリアン年

ddd:日(001-366)T:ODL ASCII タイムコードフォーマットでの

時刻情報の開始を示す

hh:時(00-23)mm:分(00-59)ss:秒(00-59)ttttttt:秒

(小数部 :0-9999375、クロックサイクル

は 1/16ms)Z:GMT

サブインターバルの先頭のメジャーフレーム

内のタイムコードマイナーフレームから取得

された値。

先頭メジャーフレームがエラーの場合は

計算値が格納される。

SUBINTERVAL_STOP_TIME

26 サブインターバル終了時刻

=YYYY-dddThh:mm:ss.tttttttZサブインターバルの最後のメジャーフレーム

内のタイムコードマイナーフレームから取得

された値。

TOTAL_ETM_SCANS

1-5 トータルスキャン数

=N-11725PCD_START_TIME 26 先頭 PCD メジャーフレームの衛星時刻

=YYYY-dddThh:mm:ss.tttttttZフォーマットはSUBINTERVAL_START_TIMEを参照

PCD_STOP_TIME 26 最終 PCD メジャーフレームの衛星時刻

=YYYY-dddThh:mm:ss.tttttttZフォーマットはSUBINTERVAL_START_TIMEを参照

TOTAL_PCD_MAJOR_FRAMES

1-3 PCD メジャーフレーム数

=0-255SUBINTERVAL_UL_CORNER_LAT

8 サブインターバル左上緯度

=-90.0000~90.0000正数:北緯、負数(-):南緯

計算された実効値を格納

SUBINTERVAL_UL_CORNER_LON

9 サブインターバル左上経度

=-180.0000~180.0000正数:東経、負数(-):西経

計算された実効値を格納

SUBINTERVAL_UR_CORNER_LAT

8 サブインターバル右上緯度

=-90.0000~90.0000正数:北緯、負数(-):南緯

計算された実効値を格納

SUBINTERVAL_UR_CORNER_LON

9 サブインターバル右上経度

=-180.0000~180.0000正数:東経、負数(-):西経

計算された実効値を格納

SUBINTERVAL_LL_CORNER_LAT

8 サブインターバル左下緯度

=-90.0000~90.0000正数:北緯、負数(-):南緯

計算された実効値を格納

SUBINTERVAL_LL_CORNER_LON

9 サブインターバル左下経度

=-180.0000~180.0000正数:東経、負数(-):西経

計算された実効値を格納

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37

表 5.7 LPSメタデータフォーマット(4/12)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

SUBINTERVAL_LR_CORNER_LAT

8 サブインターバル右下緯度

=-90.0000~90.0000正数:北緯、負数(-):南緯

計算された実効値を格納

SUBINTERVAL_LR_CORNER_LON

9 サブインターバル右下経度

=-180.0000~180.0000正数:東経、負数(-):西経

計算された実効値を格納

ETM_LAST_ON_TIME

26 前回センサが ON となった時刻

=YYYY-dddThh:mm:ss.tttttttZフォーマットはSUBINTERVAL_START_TRIME 参照

ETM_LAST_OFF_TIME

26 前回センサが OFF となった時刻

=YYYY-dddThh:mm:ss.tttttttZフォーマットはSUBINTERVAL_START_TRIME 参照

UT1_CORRECTION 8 UTCと UT1時刻の差

=-0.90000~0.90000(秒)

CPF から取得した値を格納す

BAND1_PRESENT 1 バンド1有効フラグ

“Y”:バンド1有効

“N”:バンド1無効

“”:PCD メジャーフレームからデータが得ら

れない場合

フォーマット1のみ

BAND2_PRESENT 1 バンド 2 有効フラグ

(フォーマットはBAND1_PRESENT参

照)

フォーマット1のみ

BAND3_PRESENT 1 バンド 3 有効フラグ

(フォーマットはBAND1_PRESENT参

照)

フォーマット1のみ

BAND4_PRESENT 1 バンド 4 有効フラグ

(フォーマットはBAND1_PRESENT参

照)

フォーマット1のみ

BAND5_PRESENT 1 バンド 5 有効フラグ

(フォーマットはBAND1_PRESENT参

照)

フォーマット1のみ

BAND6_PRESENT 1 バンド 6 有効フラグ

(フォーマットはBAND1_PRESENT参

照)

フォーマット1またはフォーマット 2

BAND7_PRESENT 1 バンド 7 有効フラグ

(フォーマットはBAND1_PRESENT参

照)

フォーマット 2 のみ

BAND8_PRESENT 1 バンド 8 有効フラグ

(フォーマットは BAND1_PRESENT参

照)

フォーマット 2 のみ

TOTAL_WRS_SCENES

1-2 WRS シーン数

=1PARTIAL_WRS_SCENES

1 WRS パーシャルシーン数

=0

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38

表 5.7 LPSメタデータフォーマット(5/12)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

TOTAL_FILES 1-2 全ファイル数

=4~9(フォーマット1)

=4~6(フォーマット2)

イメージファイル、MSCD ファイル、PCDファイル、CAL ファイルの総数

BAND1_FILE_NAME

22 バンド1SDS 名

=”L7XsssfnYYDOYHHuuv.B10”(詳細は4章参照)

フォーマット1のみ

BAND2_FILE_NAME

22 バンド2SDS 名

=”L7XsssfnYYDOYHHuuv.B20”(詳細は4章参照)

フォーマット1のみ

BAND3_FILE_NAME

22 バンド3SDS 名

=”L7XsssfnYYDOYHHuuv.B30”(詳細は4章参照)

フォーマット1のみ

BAND4_FILE_NAME

22 バンド4SDS 名

=”L7XsssfnYYDOYHHuuv.B40”(詳細は4章参照)

フォーマット1のみ

BAND5_FILE_NAME

22 バンド5SDS 名

=”L7XsssfnYYDOYHHuuv.B50”(詳細は4章参照)

フォーマット1のみ

BAND6_FILE_NAME

22 バンド6SDS 名

=”L7XsssfnYYDOYHHuuv.B60”(詳細は4章参照)

フォーマット1またはフォーマット 2

BAND7_FILE_NAME

22 バンド7SDS 名

=”L7XsssfnYYDOYHHuuv.B70”(詳細は4章参照)

フォーマット2のみ

BAND8_FILE1_NAME

22 バンド8SDS 名

=”L7XsssfnYYDOYHHuuv.B81”(詳細は4章参照)

フォーマット2のみ

MSCD_FILE_NAME

22 MSCD V データ名

=”L7XsssfnYYDOYHHuuv.MSD”(詳細は4章参照)

PCD_FILE_NAME 22 PCD V データ名

=”L7XsssfnYYDOYHHuuv.PCD”(詳細は4章参照)

CAL_FILE_NAME 22 キャリブレーションデータ SDS 名

=”L7XsssfnYYDOYHHuuv.CAL”(詳細は4章参照)

GROUP 17 =METADATA_SCENE_01 ETM+フォーマット1(フォーマット2)シーン01 レベルメタデータグループレコードの

先頭を示す。(第2レベル ODL)GROUP 12 =WRS_SCENE_01 ETM+ フ ォ ー マ ッ ト 1 ( フ ォ ー マ ッ ト

2)WRS シーン1メタデータグループレコ

ードの先頭を示す

(第3レベル ODL)

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39

表 5.7 LPSメタデータフォーマット(6/12)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

WRS_SCENE_NO 1-2 シーン番号

=1FULL_OR_PARTIAL_SCENE

1 フルシーンフラグ

“F”:フルシーン

BROWSE_FILE_NAME

22 ブラウズファイル名

=”XXXXXXXXXXXXXXXXXX.XXX”WRS_PATH 3 WRS パス番号

=001-233WRS_ROW 3 WRS ロウ番号

=001-248SCENE_CENTER_SCAN_NO

2-5 シーンセンタのスキャン番号

=1-11725SCENE_CENTER_SCAN_TIME

26 シーンセンタのスキャン時刻

=YYYY-dddThh:mm:ss.tttttttZ(フォーマットはSUBINTERVAL_START_TRIME 参照)

SCENE_CENTER_LAT

8 シーンセンタ緯度

=-90.0000~90.0000正数:北緯、負数(-):南緯

処理設備で計算されたシーンセン

SCENE_CENTER_LON

9 シーンセンタ経度

=-180.0000~180.0000正数:東経、負数(-):西経

処理設備で計算されたシーンセン

HORIZONAL_DISPLAY_SHIFT

2-6 ノミナルシーンセンタと実際のシーンシフトの間の変

=-99999~99999+:ノミナル値に対して東にシフト

-:ノミナル値に対して西にシフト

SCENE_UL_CORNER_LAT

8 シーン左上緯度

=-90.0000~90.0000正数:北緯、負数(-):南緯

処理設備で計算されたシーンセン

SCENE_UL_CORNER_LON

9 シーン左上経度

=-180.0000~180.0000正数:東経、負数(-):西経

処理設備で計算されたシーンセン

SCENE_UR_CORNER_LAT

8 シーン右上緯度

=-90.0000~90.0000正数:北緯、負数(-):南緯

処理設備で計算されたシーンセン

SCENE_UR_CORNER_LON

9 シーン右上経度

=-180.0000~180.0000正数:東経、負数(-):西経

処理設備で計算されたシーンセン

SCENE_LL_CORNER_LAT

8 シーン左下緯度

=-90.0000~90.0000正数:北緯、負数(-):南緯

処理設備で計算されたシーンセン

SCENE_LL_CORNER_LON

9 シーン左下経度

=-180.0000~180.0000正数:東経、負数(-):西経

処理設備で計算されたシーンセン

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40

表 5.7 LPSメタデータフォーマット(7/12)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

SCENE_LR_CORNER_LAT

8 シーン右下緯度

=-90.0000~90.0000正数:北緯、負数(-):南緯

処理設備で計算されたシーンセン

SCENE_LR_CORNER_LON

9 シーン右下経度

=-180.0000~180.0000正数:東経、負数(-):西経

処理設備で計算されたシーンセン

SCENE_CCA 1-3 シーン雲量(CCA)=0-100未評価の場合-1

フォーマット1のみ

UL_QUAD_CCA 1-3 シーン左上雲量(CCA)=0-100未評価の場合-1

フォーマット1のみ

LR_GUAD_CCA 1-3 シーン右下雲量(CCA)=0-100未評価の場合-1

フォーマット1のみ

UR_QUAD_CCA 1-3 シーン右上雲量(CCA)=0-100未評価の場合-1

フォーマット1のみ

LL_GUAD_CCA 1-3 シーン左下雲量(CCA)=0-100未評価の場合-1

フォーマット1のみ

ACCA_ALGORITHM_ID_VER

22 自動雲量評価(ACCA)名、バージョン

ACCA が適用されない場合:

“XXXXXXXXXXXXXXXXXX.XXX”

フォーマット1のみ

SUN_AZIMUTH_ANGLE

12 シーンセンタでの太陽方位角

=-180.0000000~180.0000000正数:北から時計回りの方向(西)負数 (-):北から反時計回りの方向

(東)

実際のシーンセンタでの値

SUN_ELEVATION_ANGLE

11 シーンセンタでの太陽高度角

=-90.0000000~90.0000000正数:昼に観測されたシーン

負数(-):夜に観測されたシーン

実際のシーンセンタでの値

SCENE_BAND1_PRESENT

1 バンド1有効フラグ

“Y”:バンド1は存在する

“N”:バンド1は存在しない

“U”:不明

フォーマット1のみ

SCENE_BAND2_PRESENT

1 バンド 2 有効フラグ

(フォーマットはSCENE_BAND1_PRESENT 参照)

フォーマット1のみ

SCENE_BAND3_PRESENT

1 バンド3有効フラグ

(フォーマットはSCENE_BAND1_PRESENT 参照)

フォーマット1のみ

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41

表 5.7 LPSメタデータフォーマット(8/12)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

SCENE_BAND4_PRESENT

1 バンド4有効フラグ

(フォーマットはSCENE_BAND1_PRESENT 参照)

フォーマット1のみ

SCENE_BAND5_PRESENT

1 バンド5有効フラグ

(フォーマットはSCENE_BAND1_PRESENT 参照)

フォーマット1のみ

SCENE_BAND6_PRESENT

1 バンド6有効フラグ

(フォーマットはSCENE_BAND1_PRESENT 参照)

フォーマット1またはフォーマット 2

SCENE_BAND7_PRESENT

1 バンド7有効フラグ

(フォーマットはSCENE_BAND1_PRESENT 参照)

フォーマット2のみ

SCENE_BAND8_PRESENT

1 バンド8有効フラグ

(フォーマットはSCENE_BAND1_PRESENT 参照)

フォーマット2のみ

BAND1_GAIN 1 シーン先頭でのバンド1のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

フォーマット1のみ

BAND2_GAIN 1 シーン先頭でのバンド2のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

フォーマット1のみ

BAND3_GAIN 1 シーン先頭でのバンド3のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

フォーマット1のみ

BAND4_GAIN 1 シーン先頭でのバンド4のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

フォーマット1のみ

BAND5_GAIN 1 シーン先頭でのバンド5のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

フォーマット1のみ

BAND6_GAIN 1 シーン先頭でのバンド6のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

フォーマット1またはフォーマット 2

BAND7_GAIN 1 シーン先頭でのバンド7のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

フォーマット2のみ

BAND8_GAIN 1 シーン先頭でのバンド8のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

フォーマット2のみ

BAND1_GAIN_CHANGE

1 バンド1ゲイン変更フラグ

“0”:変更なし

“+”:ロウゲインからハイゲインへ変更

“-”:ハイゲインからロウゲインへ変更

フォーマット1のみ

BAND2_GAIN_CHANGE

1 バンド 2 ゲイン変更フラグ

(フォーマットはBAND1_GAIN_CHANGE 参照)

フォーマット1のみ

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表 5.7 LPSメタデータフォーマット(9/12)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

BAND3_GAIN_CHANGE

1 バンド3ゲイン変更フラグ

(フォーマットはBAND1_GAIN_CHANGE 参照)

フォーマット1のみ

BAND4_GAIN_CHANGE

1 バンド4ゲイン変更フラグ

(フォーマットはBAND1_GAIN_CHANGE 参照)

フォーマット1のみ

BAND5_GAIN_CHANGE

1 バンド5ゲイン変更フラグ

(フォーマットはBAND1_GAIN_CHANGE 参照)

フォーマット1のみ

BAND6_GAIN_CHANGE

1 バンド6ゲイン変更フラグ

(フォーマットはBAND1_GAIN_CHANGE 参照)

フォーマット1またはフォーマット 2

BAND7_GAIN_CHANGE

1 バンド7ゲイン変更フラグ

(フォーマットはBAND1_GAIN_CHANGE 参照)

フォーマット2のみ

BAND8_GAIN_CHANGE

1 バンド8ゲイン変更フラグ

(フォーマットはBAND1_GAIN_CHANGE 参照)

フォーマット2のみ

BAND1_SL_GAIN_CHANGE

1-5 バンド1ゲイン変更箇所のライン番号

=NNNNN(1―12000)“0”:ゲイン変更なし

フォーマット1のみ

BAND2_SL_GAIN_CHANGE

1-5 バンド2ゲイン変更箇所のライン番号

=NNNNN(1―12000)“0”:ゲイン変更なし

フォーマット1のみ

BAND3_SL_GAIN_CHANGE

1-5 バンド3ゲイン変更箇所のライン番号

=NNNNN(1―12000)“0”:ゲイン変更なし

フォーマット1のみ

BAND4_SL_GAIN_CHANGE

1-5 バンド4ゲイン変更箇所のライン番号

=NNNNN(1―12000)“0”:ゲイン変更なし

フォーマット1のみ

BAND5_SL_GAIN_CHANGE

1-5 バンド5ゲイン変更箇所のライン番号

=NNNNN(1―12000)“0”:ゲイン変更なし

フォーマット1のみ

BAND6_SL_GAIN_CHANGE

1-5 バンド6ゲイン変更箇所のライン番号

=NNNNN(1―12000)“0”:ゲイン変更なし

フォーマット1またはフォーマット 2

BAND7_SL_GAIN_CHANGE

1-5 バンド7ゲイン変更箇所のライン番号

=NNNNN(1―12000)“0”:ゲイン変更なし

フォーマット2のみ

BAND8_SL_GAIN_CHANGE

1-5 バンド8ゲイン変更箇所のライン番号

=NNNNN(1―12000)“0”:ゲイン変更なし

フォーマット2のみ

FULL_APERTURE_CAL_FLAG

1 フルキャリブレーションフラグ

“N”:フルキャリブレーションなし

“Y”:フルキャリブレーションあり

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43

表 5.7 LPSメタデータフォーマット(10/12)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

DAY_NIGHT_FLAG 1 昼夜フラグ

“D”:昼観測

“N”:夜間観測

END_GROUP 12 =WRS_SCENE_NNNN:01-99

ETM+ フ ォ ー マ ッ ト 1 ( フ ォ ー マ ッ ト

2)WRS シーン1メタデータグループレコ

ードの終了を示す。

(第3レベル ODL)画像品質データ

GROUP 9 ETM_QA_01 ETM+ フ ォ ー マ ッ ト 1 ( フ ォ ー マ ッ ト2)WRS シーンNN Q&Aデータグル

ープレコードの開始を示す。

(第3レベル ODL)SCENE_QUALITY 2 シーン品質

=00-99-1:未評価

1 桁目:画像品質

2 桁目:PC 品質

99 が最高品質

CADUS_VCDUS_RECEIVED

1-6 シーンのCADU/VCDU 総数

=1-999999ノミナル値=242568がフィラー値とな

る。

FLY_WHEEL_CADUS

1-6 同期ロスによるフライホイール CADU 数

=0-999999CADUS_SYNC_ERR

1-6 同期エラー CADU 数

=0-999999CADUS_MISSING 1-6 欠損 CADU 数

=0-999999RS_ERR_VCDUS 1-6 補正済リードソロモンエラー VCDU 数

=0-999999BCH_CORRECTED_VCDUS

1-6 補正済 BCH エラー VCDU 数

=0-999999BCH_UNCORRECTED_VCDUS

1-6 未補正 BCH エラー VCDU 数

=0-999999

BCH_CORRECTED_BITS

1-6 補正済 BCH エラービット数

=0-999999BIT_ERROR_RATE 1-4 100000 ビット当りのビットエラー数

=0-9999ビットエラー率=(全ビットエラー数/全ビ

ット数)×100000ETM_TIMECODE_ERRORS

1-3 タイムコードのエラーが検出されたスキャン数

=0-375ENTIRELY_FILLED_SCANS

1-3 フィラーデータで補完したメジャーフレーム数

=0-375PARTIALLY_FILLED_SCANS

1-3 一部をフィラーデータで補完したメジャーフ

レーム数

=0-375

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44

表 5.7 LPSメタデータフォーマット(11/12)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

END_GROUPPCD Q&A Data

9 ETM_QA_01 ETM+ フ ォ ー マ ッ ト 1 ( フ ォ ー マ ッ ト

2)WRS シーン 01 のQ&Aデータグ

ループレコードの終了を示す。(第

3レベル ODL)PCD 品質

GROUP 9 =PCD_QA_01 WRS シーン 01 の PCD Q&A デー

タグループレコードの開始を示す。

(第3レベル ODL)PCD_WORDS_RECEIVED

1-6 PCD ワード総数

=0-999999最大値=メジャーフレーム当りのマイナーフレーム数

(128)×マイナーフレーム当りのワード数

(128)×PCD メ シ ゙ ャ ー フ レ ー ム数

=114688PCD_BYTE_VOTING_ERR

1-6 エラーと判定された PCD ワード数

=0-999999最大値は 114688

TOTAL_PCD_MINOR_FRAMES

1-3 シーンのPCD マイナーフレーム総数

=0-999最大値=メジャーフレーム当りのマイナーフレーム数

(128)×PCD メジャーフレーム数=896PCD_MINOR_FRAME_ERR

1-3 同期エラーとなった PCD マイナーフレーム数

=0-999最大値は 896

PCD 処理品質

FILLED_PCD_MINOR_FRAMES

1-3 フィラーデータで補完した PCDマイナーフレーム

=0-999FILLED_PCD_MAJOR_FRAMES

1 フィラーデータで補完した PCDメジャーフレー

ム数

=0-9END_GROUP 9 =PCD_QA_NN

NN:01-99WRS シーン NN の PCD Q&A デ

ータグループレコードの終了を示す。

(第3レベル ODL)GROUP 19 =PROCESSED_PCD_QA_01 WRS シーン 01 の PCD 処理

Q&A データグループレコードの開始

を示す。(第3レベル ODL)TOTAL_ATTITUDE_POINTS

1 衛星姿勢データポイント数

=0-9デフォルト値=PCD メジャーフレーム数

REJECTED_ATTITUDE_POINTS

1 PCD 品質検査においてリジェクトされ

た衛星姿勢データポイント数

=0-9MISSING_ATTITUDE_POINTS

1 PCD 品質検査において損失となっ

た衛星姿勢データポイント数

=0-9

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45

表 5.7 LPSメタデータフォーマット(12/12)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

TOTAL_EPHEMERIS_POINTS

1 トータルエフェメリスデータ数

=0-9デフォルト値=PCD メジャーフレーム数

REJECTED_EPHEMERIS_POINTS

1 リジェクトされたエフェメリスデータ数

=0-9PCD 品質検査においてリジェクト

された数

MISSING_EPFEMERIS_POINTS

1 損失したエフェメリスデータ数

=0-9PCD 品質検査において損失が

確認された数

END_GROUP 19 =PROCESSED_PCD_QA_01 WRS シーン 01 の PCD 処理

Q&A データグループレコードの終了

を示す。(第3レベル ODL)END_GROUP 17 =METADATA_SCENE_01 ETM+フォーマット1(フォーマット2)シーン

01 レベルメタデータグループレコードの終了を示す。(第2レベル ODL)

END_GROUP 26 =SUBINTERVAL_METADATA_FMT_m

ETM+フォーマット1(フォーマット2)サブインターバルレベルメタデータグループレコー

ドの終了を示す。

(第2レベル ODL)END_GROUP 13 =METADATA_FILE LPS Metadata ファイルレベルグルー

プレコードの終了を示す。(第1レ

ベル ODL)END

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46

5.8 ディストリビューションプロダクトメタデータ(レベル0R)

ディストリビューションプロダクトメタデータはLPSメタデータと同様に ODL(Object

Description Langage)により記述される。

表 5.8にディストリビューションプロダクトメタデータのフォーマットを示す。

表 5.8 ディストリビューションプロダクトメタデータフォーマット(1/5)

V データ名:      L7XsssfnYYDOYHHuuv.MTP

V データクラス:         Product_Metadata

インタレース型: FULL_INTERLACE

論理レコード長: 65535

レコード数: 1 レコード

フィールド名: Metadata_Product_specific

データタイプ: Char8 カウント:65535

パラメータ名 サイズ 説明 備考

GROUP 17 =ECS_METADATA_FILE ECS Metadata ファイルレベルグルー

プの先頭を示す。

(第1レベル ODL)GROUP 18 =METADATA_FILE_INFO メタデータファイル情報グループの先頭

を示す。

PRODUCT_CREATION_DATE_TIME

20 プロダクト作成日時

=YYYY-MM-DDThh:mm:ssZYYYY:ジュリアン年

MM:月 (01-12)DD:日(01-31)T:ODL ASCII タイムコードフォーマットでの

時刻情報の開始を示す

hh:時(00-23)mm:分(00-59)ss:秒(00-59)Z:GMT

メタデータファイルが作成された時刻

を格納する。

STATION_ID 3 地上局コード

=”SSS”“HAJ”:鳩山/地球観測センター

END_GROUP 18 =METADATA_FILE_INFO メタデータファイル情報グループの終了

を示す

GROUP 16 =PRODUCT_METADATA プロダクトメタデータグループの先頭を

示す

PRODUCT_TYPE 3 プロダクトタイプ

=”L0R”SPACECRAFT_ID 8 衛星名

=”Landsat7”SENSOR_ID 4 センサ名

“ETM+”ACQUISITION_DATE

20 観測日

=YYYY-MM-DD$$$$$$$$$$"$"=ASCII コードの”ブラン

ク”

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47

表 5.8 ディストリビューションプロダクトメタデータフォーマット(2/5)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

STARTING_PATH 3 WRS パス番号

=NNNSTARTING_ROW 3 シーンの先頭 WRS ロウ番号

=NNNENDING_ROW 3 シーンの最終 WRS ロウ番号

=NNNSTARTINR_ROW と同じ値が

格納される

TOTAL_WRS_SCENES

5 プロダクト内のシーン数

=NN.NN通常シーンでは 01.00 となる。

NUMBER_OF_SCANS

5 トータルスキャン数

=NNNNNSTARTING_SUBINTERVAL_SCAN

5 先頭スキャン番号

=NNNNN

ENDING_SUBINTERVAL_SCAN

5 最終スキャン番号

=NNNNN

FORMAT_SCAN_OFFSET

2 フォーマット1のスキャン番号とフォーマット2の

スキャン番号のオフセット

=-99~99

0:オフセットなし

+:フォーマット1の開始時間が早い

場合

-:フォーマット2の開始時間が早い

場合

BAND_COMBINATION

9 プロダクトのバンド組み合わせ

=”NNNNNNNNN”“123456678”:全バンドが存在する

場合

“-”:バンド欠損

最初の”6”はフォーマット 1,二番目

の”6”はフォーマット 2 を示す。

PRODUCT_UL_CORNER_LAT

8 プロダクト左上緯度

=-90.0000~+90.0000+:北緯、-:南緯

PRODUCT_UL_CORNER_LON

9 プロダクト左上経度

=-180.0000~+180.0000+:東経、-:西経

PRODUCT_UR_CORNER_LAT

8 プロダクト右上緯度

=-90.0000~+90.0000+:北緯、-:南緯

PRODUCT_UR_CORNER_LON

9 プロダクト右上経度

=-180.0000~+180.0000+:東経、-:西経

PRODUCT_LL_CORNER_LAT

8 プロダクト左下緯度

=-90.0000~+90.0000+:北緯、-:南緯

PRODUCT_LL_CORNER_LON

9 プロダクト左下経度

=-180.0000~+180.0000+:東経、-:西経

PRODUCT_LR_CORNER_LAT

8 プロダクト右下緯度

=-90.0000~+90.0000+:北緯、-:南緯

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48

表 5.8 ディストリビューションプロダクトメタデータフォーマット(3/5)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

PRODUCT_LR_CORNER_LON

9 プロダクト右下経度

=-180.0000~+180.0000+:東経、-:西経

BAND1_GAIN 1 バンド1のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

先頭ラインでのゲイン

BAND2_GAIN 1 バンド 2 のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

先頭ラインでのゲイン

BAND3_GAIN 1 バンド 3 のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

先頭ラインでのゲイン

BAND4_GAIN 1 バンド 4 のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

先頭ラインでのゲイン

BAND5_GAIN 1 バンド 5 のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

先頭ラインでのゲイン

BAND6_GAIN_F1 1 バンド 6(フォーマット1)のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

先頭ラインでのゲイン

BAND6_GAIN_F2 1 バンド 6(フォーマット2)のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

先頭ラインでのゲイン

BAND7_GAIN 1 バンド 7 のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

先頭ラインでのゲイン

BAND8_GAIN 1 バンド 8 のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

先頭ラインでのゲイン

BAND1_FILE_NAME

32 バンド 1 イメージファイル名

”L7XsssfnYYDOYHHuuv_B10.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

BAND2_FILE_NAME

32 バンド2イメージファイル名

”L7Xsss1nYYDOYHHuuv_B20.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

BAND3_FILE_NAME

32 バンド3イメージファイル名

”L7Xsss1nYYDOYHHuuv_B30.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

BAND4_FILE_NAME

32 バンド4イメージファイル名

”L7Xsss1nYYDOYHHuuv_B40.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

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49

表 5.8 ディストリビューションプロダクトメタデータフォーマット(4/5)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

BAND5_FILE_NAME

32 バンド5イメージファイル名

”L7XsssfnYYDOYHHuuv_B50.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

BAND6_FILE_NAME_F1

32 バンド6イメージファイル名(フォーマット1)

”L7Xsss1nYYDOYHHuuv_B60.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

BAND6_FILE_NAME_F2

32 バンド6イメージファイル名(フォーマット2)

”L7Xsss2nYYDOYHHuuv_B60.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

BAND7_FILE_NAME

32 バンド7イメージファイル名

”L7Xsss2nYYDOYHHuuv_B70.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

BAND8_FILE_NAME

32 バンド8イメージファイル名

”L7Xsss2nYYDOYHHuuv_B81.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

IC_DATA_FILE_NAME_F1

32 IC データファイル名(フォーマット1)

”L7Xsss1nYYDOYHHuuv_CAL.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

IC_DATA_FILE_NAME_F2

32 IC データファイル名(フォーマット2)

”L7Xsss2nYYDOYHHuuv_CAL.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

SCAN_OFFSETS_FILE_NAME_F1

32 スキャンラインオフセットデータファイル名(フォーマット

1)

”L7Xsss1nYYDOYHHuuv_SLO.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

SCAN_OFFSETS_FILE_NAME_F2

32 スキャンラインオフセットデータファイル名(フォーマット

2)

”L7Xsss2nYYDOYHHuuv_SLO.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

MSCD_FILE_NAME_F1

32 MSCD ファイル名(フォーマット1)

”L7Xsss1nYYDOYHHuuv_MSD.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

MSCD_FILE_NAME_F2

32 MSCD ファイル名(フォーマット2)

”L7Xsss2nYYDOYHHuuv_MSD.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

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50

表 5.8 ディストリビューションプロダクトメタデータフォーマット(5/5)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

PCD_FILE_NAME_F1

32 PCD ファイル名(フォーマット1)

”L7Xsss1nYYDOYHHuuv_PCD.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

PCD_FILE_NAME_F2

32 PCD ファイル名(フォーマット2)

”L7Xsss2nYYDOYHHuuv_PCD.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

METADATA_FILE_NAME_F1

32 LPS メタデータファイル名(フォーマット1)

”L7Xsss1nYYDOYHHuuv_MTA.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

METADATA _FILE_NAME_F2

32 LPS メタデータファイル名(フォーマット2)

”L7Xsss2nYYDOYHHuuv_MTA.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

METADATA _PS_FILE_NAME

32 ディストリビューションプロダクトメタデータファイル

”L7Xsss1nYYDOYHHuuv_MTP.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

CPF_FILE_NAME 32 キャリブレーションパラメータファイル名

”L7CPFYYYYMMDD_YYYYMMDD_nn.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

GEOLOCATION_FILE_NAME

32 ジオロケーションインデックスファイル名

”L7Xsss1nYYDOYHHuuv_GEO.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

HDF_DIR_FILE_NAME

32 HDF ディレクトリファイル名

”L7Xsss1nYYDOYHHuuv_HDF.DOYMMMC”(詳細は4章参照)

END_GROUP 16 =PRODUCT_METADATA プロダクトメタデータグループの終了を

示す

END_GROUP 17 =ECS_METADATA_FILE ECS Metadata ファイルレベルグルー

プの終了を示す

END

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51

5.9 ジオロケーションインデックス(レベル0R/レベル1R)

ジオロケーションインデックスはプロダクトの地図投影情報を格納する。表 5.9にジオロケー

ションインデックスファイルのフォーマットを示す。

表 5.9 ジオロケーションインデックスフォーマット(1/2)

V データ名:      L7XsssfnYYDOYHHuuv.GEO(L0R)L7Xppprrr_rrrYYYYMMDD.GEO(L1R)

V データクラス:         Indexインタレース型: FULL_INTERLACE論理レコード長: 73レコード数: シーン毎に 1 レコード

フィールド名 データ型 データ数 説明

UlLon float32 1 シーン左上経度

=-180.00000~180.00000正数:東経、負数(-):西経

UlLat float32 1 シーン左上緯度

=-90.00000~90.00000正数:北緯、負数(-):南緯

UrLon float32 1 シーン右上経度

=-180.00000~180.00000正数:東経、負数(-):西経

UrLat float32 1 シーン右上緯度

=-90.00000~90.00000正数:北緯、負数(-):南緯

LlLon float32 1 シーン左下経度

=-180.00000~180.00000正数:東経、負数(-):西経

LlLat float32 1 シーン左下緯度

=-90.00000~90.00000正数:北緯、負数(-):南緯

LrLon float32 1 シーン右下経度

=-180.00000~180.00000正数:東経、負数(-):西経

LrLat float32 1 シーン右下緯度

=-90.00000~90.00000正数:北緯、負数(-):南緯

FirstLine_15m int32 1 シーン先頭のスキャンライン番号(解像度 15m のバンドデータ)

0:該当するバンドなし

LastLine_15m int32 1 シーン最後のスキャンライン番号(解像度 15m のバンドデータ)

0:該当するバンドなし

FirstLine_30m_F1 int32 1 シーン先頭のスキャンライン番号(解像度 30m、フォーマット1のバ

ンドデータ)

0:該当するバンドなし

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表 5.9 ジオロケーションインデックスフォーマット(2/2)

フィールド名 データ型 データ数 説明

LastLine_30m_F1 int32 1 シーン最後のスキャンライン番号(解像度 30m、フォーマット1のバ

ンドデータ)

0:該当するバンドなし

FirstLine_60m_F1 int32 1 シーン先頭のスキャンライン番号(解像度 60m、フォーマット1のバ

ンドデータ)

0:該当するバンドなし

LastLine_60m_F1 int32 1 シーン最後のスキャンライン番号(解像度 60m、フォーマット1のバ

ンドデータ)

0:該当するバンドなし

FirstLine_30m_F2 int32 1 シーン先頭のスキャンライン番号(解像度 30m、フォーマット 2 のバ

ンドデータ)

0:該当するバンドなし

LastLine_30m_F2 int32 1 シーン最後のスキャンライン番号(解像度 30m、フォーマット 2 のバ

ンドデータ)

0:該当するバンドなし

FirstLine_60m_F2 int32 1 シーン先頭のスキャンライン番号(解像度 60m、フォーマット 2 のバ

ンドデータ)

0:該当するバンドなし

LastLine_60m_F2 int32 1 シーン最後のスキャンライン番号(解像度 60m、フォーマット 2 のバ

ンドデータ)

0:該当するバンドなし

FullScene char8 1 フルシーンフラグ

”Y”:フルシーン

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53

5.10 キャリブレーションパラメータファイル(レベル0R/レベル1R)

キャリブレーションパラメータは定期的にSOA から提供され、キャリブレーションに必要な

データを ODL 形式で格納します。

V データ名: L7CPFYYYYMMDD_YYYYMMDD.nn

V データクラス: IAS_CPFインタレース型: FULL_INTERLACE

論理レコード長: 65535

レコード数: 3

フィールド名: Calibration_Parameter_Fileデータタイプ: Char8 カウント:65535

キャリブレーションパラメータファイルのフォーマットについては「Landsat 7 Calibration

Parameter File Definition, Revision 23, 430-15-01-002-23, July June 19989, with DCN

001 (June 1999)」参照。

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54

5.11 LPGS メタデータ(レベル1R/レベル1G)

  LPSメタデータはプロダクトに関する情報を ODL 形式で格納する。

  表 5.11 に LPGS メタデータのフォーマットを示す。

表 5.11 LPGS メタデータフォーマット(1/11)

V データ名:      L71ppprrr_rrrYYYYMMDD.MTL

V データクラス:         LPGS_Metadata

インタレース型: FULL_INTERLACE

論理レコード長: 65536

レコード数: 1 レコード

パラメータ名 サイズ 説明 備考

GROUP 18 =LPGS_METADATA_FILE LPGS メタデータファイルレベルグループ

の先頭を示す。

(第1レベル ODL)

GROUP 18 =METADATA_FILE_INFO メタデータファイル情報グループの先頭

を示す

REQUEST_ID 20 要求 ID=”XXXXXXXX_XXX”

PRODUCT_CREATION_DATE_TIME

20 プロダクト作成日時

=YYYY-MM-DDThh:mm:ssZYYYY:ジュリアン年

MM:月 (01-12)DD:日(01-31)T:ODL タイムコードフォーマットの時刻情報

の開始を示す

hh:時(00-23)mm:分(00-59)ss:秒(00-59)Z:GMT

メタデータファイルが作成された時刻

を格納する。

STATION_ID 3 地上局コード

=”SSS”“HAJ”:鳩山/地球観測センター

LANDSAT7_XBAND

1 ダウンリンクのX-バンド番号

=0GROUND_STATION

3 受信局

=”SSS”“HAJ”:鳩山/地球観測センター

LPS_PROCESSOR_NUMBER

1 プロセッサ番号

=”0”DATEHOUR_CONTACT_PERIOD

7 受信日時

=”YYDOYHH”SUBINTERVAL_NUMBER

2 サブインターバル番号

=00~99END_GROUP 18 =METADATA_FILE_INFO メタデータファイル情報グループの終了

を示す

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55

表 5.11 LPGS メタデータフォーマット(2/11)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

GROUP 16 =PRODUCT_METADATA プロダクトメタデータグループの先頭を

示す

PRODUCT_TYPE 3 プロダクトタイプ

=”L1R”または”L1G”EPHEMERIS_TYPE

10 軌道データタイプ

”DEFINITIVE” :決定値

“PREDICTIVE”:予測値

レベル1Gのみ

SPACECRAFT_ID 8 衛星名

=”Landsat7”SENSOR_ID 4 センサ名

“ETM+”ACQUISITION_DATE

20 観測日

=YYYY-MM-DD$$$$$$$$$$"$"=ASCII コードの”ブラン

ク”

WRS_PATH 3 WRS パス番号

=NNNSTARTING_ROW 3 シーン先頭の WRS ロウ番号

=NNNENDING_ROW 3 シーン最後の WRS ロウ番号

=NNNSTARTING_ROWと同じ値が

格納される

BAND_COMBINATION

9 プロダクトのバンド組み合わせ

=”NNNNNNNNN”“123456678”:全バンドが存在する

場合

“-”:バンド欠損

最初の”6”はフォーマット 1、二番目

の”6”はフォーマット 2 を示す。

PRODUCT_UL_CORNER_LAT

11 プロダクト左上緯度

=-90.0000000~+90.0000000+:北緯、-:南緯

PRODUCT_UL_CORNER_LON

12 プロダクト左上経度

=-180.0000000 ~+180.0000000+:東経、-:西経

PRODUCT_UR_CORNER_LAT

11 プロダクト右上緯度

=-90.0000000~+90.0000000+:北緯、-:南緯

PRODUCT_UR_CORNER_LON

12 プロダクト右上経度

=-180.0000000 ~+180.0000000+:東経、-:西経

PRODUCT_LL_CORNER_LAT

11 プロダクト左下緯度

=-90.0000000~+90.0000000+:北緯、-:南緯

PRODUCT_LL_CORNER_LON

12 プロダクト左下経度

=-180.0000000 ~+180.0000000+:東経、-:西経

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56

表 5.11 LPGS メタデータフォーマット(3/11)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

PRODUCT_LR_CORNER_LAT

11 プロダクト右下緯度

=-90.0000000~+90.0000000+:北緯、-:南緯

PRODUCT_LR_CORNER_LON

12 プロダクト右下経度

=-180.0000000~+180.0000000+:東経、-:西経

PRODUCT_UL_CORNER_MAPX

14 プロダクト左上の地図座標(X 方向)=-132000000.000 ~132000000.000(フィート or メートル)

レベル1Gのみ

PRODUCT_UL_CORNER_MAPY

14 プロダクト左上の地図座標(Y 方向)=-132000000.000 ~132000000.000(フィート or メートル)

レベル1Gのみ

PRODUCT_UR_CORNER_MAPX

14 プロダクト右上の地図座標(X 方向)=-132000000.000 ~132000000.000(フィート or メートル)

レベル1Gのみ

PRODUCT_UR_CORNER_MAPY

14 プロダクト右上の地図座標(Y 方向)=-132000000.000 ~132000000.000(フィート or メートル)

レベル1Gのみ

PRODUCT_LL_CORNER_MAPX

14 プロダクト左下の地図座標(X 方向)=-132000000.000 ~132000000.000(フィート or メートル)

レベル1Gのみ

PRODUCT_LL_CORNER_MAPY

14 プロダクト左下の地図座標(Y 方向)=-132000000.000 ~132000000.000(フィート or メートル)

レベル1Gのみ

PRODUCT_LR_CORNER_MAPX

14 プロダクト右下の地図座標(X 方向)=-132000000.000 ~132000000.000(フィート or メートル)

レベル1Gのみ

PRODUCT_LR_CORNER_MAPY

14 プロダクト右下の地図座標(Y 方向)=-132000000.000 ~132000000.000

レベル1Gのみ

PRODUCT_SAMPLES_PAN

6 プロダクトのピクセル数(バンド 8)

PRODUCT_LINES_PAN

6 プロダクトのライン数(バンド 8)

PRODUCT_SAMPLES_REF

6 プロダクトのピクセル数(バンド 1~5,7,)

PRODUCT_LINES_REF

6 プロダクトのライン数(バンド 1~5,7,)

PRODUCT_AMPLES_THM

6 プロダクトのピクセル数(バンド 6,フォーマット1)

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57

表 5.11 LPGS メタデータフォーマット(4/11)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

PRODUCT_LINES_THM

6 プロダクトのライン数(バンド 6,フォーマット 2)

BAND1_FILE_NAME

29 バンド 1 イメージファイル名

=”L71ppprrr_rrrYYYYMMDD_B10.XXX”

BAND2_FILE_NAME

29 バンド2イメージファイル名

=”L71ppprrr_rrrYYYYMMDD_B20.XXX”

BAND3_FILE_NAME

29 バンド3イメージファイル名

=”L71ppprrr_rrrYYYYMMDD_B30.XXX”

BAND4_FILE_NAME

29 バンド4イメージファイル名

=”L71ppprrr_rrrYYYYMMDD_B40.XXX”

BAND5_FILE_NAME

29 バンド 5 イメージファイル名

=”L71ppprrr_rrrYYYYMMDD_B50.XXX”

BAND6L_FILE_NAME

29 バンド6イメージファイル名(フォーマット1)

=”L71ppprrr_rrrYYYYMMDD_B61.XXX”

BAND6H_FILE_NAME

29 バンド6イメージファイル名(フォーマット2)

=”L72ppprrr_rrrYYYYMMDD_B62.XXX”

BAND7_FILE_NAME

29 バンド7イメージファイル名

=”L72ppprrr_rrrYYYYMMDD_B70.XXX”

BAND8_FILE_NAME

29 バンド8イメージファイル名

=”L72ppprrr_rrrYYYYMMDD_B80.XXX”

IC_DATA_F1_FILE_NAME

29 IC データファイル名(フォーマット1)

=”L71ppprrr_rrrYYYYMMDD_CAL.XXX”

レベル 1R のみ

IC_DATA_F2_FILE_NAME

29 IC データファイル名(フォーマット2)

=”L72ppprrr_rrrYYYYMMDD_CAL.XXX”

レベル 1R のみ

SCAN_SHIFTS_F1_FILE_NAME

29 スキャンラインオフセットデータファイル名(フォーマット

1)

=”L71ppprrr_rrrYYYYMMDD_SLO.XXX”

レベル 1R のみ

SCAN_SHIFTS_F2_FILE_NAME

29 スキャンラインオフセットデータファイル名(フォーマット

2)

=”L72ppprrr_rrrYYYYMMDD_SLO.XXX”

レベル 1R のみ

MSCD_FILE_NAME

29 MSCD ファイル名

=”L71ppprrr_rrrYYYYMMDD_MSD.XXX”

レベル 1R のみ

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58

表 5.11 LPGS メタデータフォーマット(5/11)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

PCD_FILE_NAME 29 PCD ファイル名

=”L71ppprrr_rrrYYYYMMDD_PCD.XXX”

レベル 1R のみ

METADATA_LPS1_FILE_NAME

29 LPS メタデータファイル名(フォーマット1)

=”L71ppprrr_rrrYYYYMMDD_MTA.XXX”

レベル 1R のみ

METADATA_LPS2_FILE_NAME

29 LPS メタデータファイル名(フォーマット2)

=”L72ppprrr_rrrYYYYMMDD_MTA.XXX”

レベル 1R のみ

METADATA_LPGS_FILE_NAME

29 LPGS メタデータファイル名

=”L71ppprrr_rrrYYYYMMDD_MTL.XXX”

CPF_FILE_NAME 25 キャリブレーションパラメータファイル名

=”L7CPFYYYYMMDD_YYYYMMDD_nn”

レベル 1R のみ

GEOLOCATION_FILE_NAME

29 ジオロケーションインデックスファイル名

=”L71ppprrr_rrrYYYYMMDD_GEO.XXX”

レベル 1R のみ

HDF_DIR_FILE_NAME

29 HDF ディレクトリファイル名

=”L71ppprrr_rrrYYYYMMDD_HDF.XXX”

END_GROUP 16 =PRODUCT_METADATA プロダクトメタデータグループの終了を

示す。

GROUP 16 =MIN_MAX_RADIANCE 放射量最小/最大グループの先頭

を示す。(レベル1Gのみ)

MAX_DETECTED_RADIANCE_LEVEL_BAND1

7 バンド1放射量最大値

=NNN.NNN

MIN_DETECTED_RADIANCE_LEVEL_BAND1

7 バンド1放射量最小値

=NNN.NNN

MAX_DETECTED_RADIANCE_LEVEL_BAND2

7 バンド 2 放射量最大値

=NNN.NNN

MIN_DETECTED_RADIANCE_LEVEL_BAND2

7 バンド 2 放射量最小値

=NNN.NNN

MAX_DETECTED_RADIANCE_LEVEL_BAND3

7 バンド 3 放射量最大値

=NNN.NNN

MIN_DETECTED_RADIANCE_LEVEL_BAND3

7 バンド 3 放射量最小値

=NNN.NNN

MAX_DETECTED_RADIANCE_LEVEL_BAND4

7 バンド 4 放射量最大値

=NNN.NNN

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59

表 5.11 LPGS メタデータフォーマット(6/11)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

MIN_DETECTED_RADIANCE_LEVEL_BAND4

7 バンド 4 放射量最小値

=NNN.NNN

MAX_DETECTED_RADIANCE_LEVEL_BAND5

7 バンド 5 放射量最大値

=NNN.NNN

MIN_DETECTED_RADIANCE_LEVEL_BAND5

7 バンド 5 放射量最小値

=NNN.NNN

MAX_DETECTED_RADIANCE_LEVEL_BAND61

7 バンド 6(フォーマット 1)放射量最大値

=NNN.NNN

MIN_DETECTED_RADIANCE_LEVEL_BAND61

7 バンド 6(フォーマット 1)放射量最小値

=NNN.NNN

MAX_DETECTED_RADIANCE_LEVEL_BAND62

7 バンド 6(フォーマット 2)放射量最大値

=NNN.NNN

MIN_DETECTED_RADIANCE_LEVEL_BAND62

7 バンド 6(フォーマット 2)放射量最小値

=NNN.NNN

MAX_DETECTED_RADIANCE_LEVEL_BAND7

7 バンド 7 放射量最大値

=NNN.NNN

MIN_DETECTED_RADIANCE_LEVEL_BAND7

7 バンド 7 放射量最小値

=NNN.NNN

MAX_DETECTED_RADIANCE_LEVEL_BAND8

7 バンド 8 放射量最大値

=NNN.NNN

MIN_DETECTED_RADIANCE_LEVEL_BAND8

7 バンド 8 放射量最小値

=NNN.NNN

END_GROUP 16 =MIN_MAX_RADIANCE 放射最小/最大グループの終了を

示す

GROUP 19 =MIN_MAX_PIXEL_VALUE ピクセル値の最小/最大グループの

先頭を示す(レベル 1G)MAX_PIXEL_VALUE_BAND1

5 バンド1の最大ピクセル値

=NNN.NMIN_PIXEL_VALUE_BAND1

5 バンド1の最小ピクセル値

=NNN.NMAX_PIXEL_VALUE_BAND2

5 バンド 2 の最大ピクセル値

=NNN.NMIN_PIXEL_VALUE_BAND2

5 バンド 2 の最小ピクセル値

=NNN.NMAX_PIXEL_VALUE_BAND3

5 バンド 3 の最大ピクセル値

=NNN.N

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60

表 5.11 LPGS メタデータフォーマット(7/11)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

MIN_PIXEL_VALUE_BAND3

5 バンド 3 の最小ピクセル値

=NNN.NMAX_PIXEL_VALUE_BAND4

5 バンド 4 の最大ピクセル値

=NNN.NMIN_PIXEL_VALUE_BAND4

5 バンド 4 の最小ピクセル値

=NNN.NMAX_PIXEL_VALUE_BAND5

5 バンド 5 の最大ピクセル値

=NNN.NMIN_PIXEL_VALUE_BAND5

5 バンド 5 の最小ピクセル値

=NNN.NMAX_PIXEL_VALUE_BAND61

5 バンド 6(フォーマット 1)の最大ピクセル値

=NNN.NMIN_PIXEL_VALUE_BAND61

5 バンド 6(フォーマット 1)の最小ピクセル値

=NNN.NMAX_PIXEL_VALUE_BAND62

5 バンド 6(フォーマット 2)の最大ピクセル値

=NNN.NMIN_PIXEL_VALUE_BAND62

5 バンド 6(フォーマット 2)の最小ピクセル値

=NNN.NMAX_PIXEL_VALUE_BAND7

5 バンド 7 の最大ピクセル値

=NNN.NMIN_PIXEL_VALUE_BAND7

5 バンド 7 の最小ピクセル値

=NNN.NMAX_PIXEL_VALUE_BAND8

5 バンド 8 の最大ピクセル値

=NNN.NMIN_PIXEL_VALUE_BAND8

5 バンド 8 の最小ピクセル値

=NNN.NEND_GROUP 19 =MIN_MAX_PIXEL_VALUE ピクセル値の最小/最大グループの

終了を示す。

GROUP 18 =PRODUCT_PARAMETERS プロダクトパラメータグループの先頭を

示す。

CORRECTION_METHOD_GAIN_BAND1

3 バンド1の補正に使用したゲイン種

”CPF”:キャリブレーションパラメータファイル

”IC”:インターナルキャリブレータ

CORRECTION_METHOD_GAIN_BAND2

3 バンド2の補正に使用したゲイン種

”CPF”:キャリブレーションパラメータファイル

”IC”:インターナルキャリブレータ

CORRECTION_METHOD_GAIN_BAND3

3 バンド3の補正に使用したゲイン種

”CPF”:キャリブレーションパラメータファイル

”IC”:インターナルキャリブレータ

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61

表 5.11 LPGS メタデータフォーマット(8/11)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

CORRECTION_METHOD_GAIN_BAND4

3 バンド4の補正に使用したゲイン種

”CPF”:キャリブレーションパラメータファイル

”IC”:インターナルキャリブレータ

CORRECTION_METHOD_GAIN_BAND5

3 バンド5の補正に使用したゲイン種

”CPF”:キャリブレーションパラメータファイル

”IC”:インターナルキャリブレータ

CORRECTION_METHOD_GAIN_BAND61

3 バンド6(フォーマット1)の補正に使用

したゲイン種別

”CPF”:キャリブレーションパラメータファイル

”IC”:インターナルキャリブレータ

CORRECTION_METHOD_GAIN_BAND62

3 バンド6(フォーマット2)の補正に使用

したゲイン種別

”CPF”:キャリブレーションパラメータファイル

”IC”:インターナルキャリブレータ

CORRECTION_METHOD_GAIN_BAND7

3 バンド7の補正に使用したゲイン種

”CPF”:キャリブレーションパラメータファイル

”IC”:インターナルキャリブレータ

CORRECTION_METHOD_GAIN_BAND8

3 バンド8の補正に使用したゲイン種

”CPF”:キャリブレーションパラメータファイル

”IC”:インターナルキャリブレータ

CORRECTION_METHOD_BIAS

3 補正に使用したバイアス種別

”CPF”:キャリブレーションパラメータファイル

”IC”:インターナルキャリブレータ

BAND1_GAIN 1 バンド1のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

プロダクトの先頭ラインでのゲイン

BAND2_GAIN 1 バンド 2 のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

プロダクトの先頭ラインでのゲイン

BAND3_GAIN 1 バンド 3 のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

プロダクトの先頭ラインでのゲイン

BAND4_GAIN 1 バンド 4 のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

プロダクトの先頭ラインでのゲイン

BAND5_GAIN 1 バンド 5 のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

プロダクトの先頭ラインでのゲイン

BAND6_GAIN1 1 バンド 6(フォーマット1)のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

プロダクトの先頭ラインでのゲイン

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62

表 5.11 LPGS メタデータフォーマット(9/11)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

BAND6_GAIN2 1 バンド 6(フォーマット2)のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

プロダクトの先頭ラインでのゲイン

BAND7_GAIN 1 バンド 7 のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

プロダクトの先頭ラインでのゲイン

BAND8_GAIN 1 バンド 8 のゲインモード

“L”:ロウゲイン

“H”:ハイゲイン

プロダクトの先頭ラインでのゲイン

SUN_AZIMUTH 12 シーンセンタでの太陽方位角

=-180.0000000~180.0000000正数:北から時計回り方向(西)負数(-):北から反時計回り

方向(東)SUN_ELEVATION 11 シーンセンタでの太陽高度角

=-90.0000000~90.0000000正数:昼に観測されたシーン

負数(-):夜に観測されたシーン

OUTPUT_FORMAT 3 プロダクトのフォーマット

=“HDF”END_GROUP 18 =PRODUCT_PARAMETERS プロダクトパラメータグループの終了を

示す。

GROUP 19 =CORRECTIONS_APPLIED 適用補正グループの先頭を示す。

STRIPING_BAND1 1 バンド 1 のストライプ補正適用フラグ

“Y”または”N”STRIPING_BAND2 1 バンド 2 のストライプ補正適用フラグ

“Y”または”N”STRIPING_BAND3 1 バンド 3 のストライプ補正適用フラグ

“Y”または”N”STRIPING_BAND4 1 バンド 4 のストライプ補正適用フラグ

“Y”または”N”STRIPING_BAND5 1 バンド 5 のストライプ補正適用フラグ

“Y”または”N”STRIPING_BAND61 1 バンド 6(フォーマット 1)のストライプ補正

適用フラグ

“Y”または”N”STRIPING_BAND62 1 バンド 6(フォーマット 2)のストライプ補正

適用フラグ

“Y”または”N”STRIPING_BAND7 1 バンド 7 のストライプ補正適用フラグ

“Y”または”N”STRIPING_BAND8 1 バンド 8 のストライプ補正適用フラグ

“Y”または”N”BANDING 1 バンディング補正適用フラグ

“Y”または”N”

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63

表 5.11 LPGS メタデータフォーマット(10/11)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

COHERENT_NOISE

1 相関ノイズ補正適用フラグ

“Y”または”N”バンド8のみ

MEMORY_EFFECT 1 メモリ効果補正適用フラグ

“Y”または”N”SCAN_CORRELATED_SHIFT

1 スキャン相関シフト補正適用フラグ

“Y”または”N”

INOPERABLE_DETECTORS

1 ディテクタ欠損補正適用フラグ

“Y”または”N”DROPPED_LINES 1 ライン欠損補正適用フラグ

“Y”または”N”END_GROUP 19 =CORRECTIONS_APPLIED 適用補正グループの終了を示す

GROUP 21 =PROJECTION_PARAMETERS 地図投影パラメータグループの先頭

を示す。(レベル 1G のみ)

REFERENCE_DATUM

5 参照楕円体名

“GRS80”:GRS 1980“TOKYO”:Tokyo Bessel

REFERENCE_ELLIPSOID

5 参照基準名

“GRS80”:GRS 1980“TOKYO”:Tokyo Bessel“ITRF”:ITRF94

GRID_CELL_SIZE_PAN

6 バンド 8 のピクセルスペーシング

=14.25(m)

GRID_CELL_SIZE_THM

6 バンド 6(フォーマット 1,フォーマット 2)のピクセル

スペーシング

=28.50(m)

GRID_CELL_SIZE_REF

6 バンド 1~5,7のピクセルスペーシング

=28.50(m)

ORIENTATION 3 画像の向き

=”NOM”:ノミナルパス(ジオリファレンス)

=”TNO”:True North=”NUP”:Map North

RESAMPLING_OPTION

3 リサンプリング法

=”NN”:ニアレストネイバ

=“CC”:キュービックコンボリュ‐ション

MAP_PROJECTION

3 地図投影法

=”SOM”=”UTM”

END_GROUP 21 =PROJECTION_PARAMETERS 地図投影パラメータグループの終了

を示す。

地図投影パラメータ(地図投影法が UTMの場合のみ)

GROUP 14 =UTM_PARAMETERS UTM パラメータグループの先頭を

示す。

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64

表 5.11 LPGS メタデータフォーマット(11/11)

パラメータ名 サイズ 説明 備考

ZONE_NUMBER 3 UTM ゾーン番号

=1~60 または-1~-60END_GROUP 13 =UTM_PARAMETERS UTM パラメータグループの終了を示

す。

END_GROUP 148 =LPGS_METADATA_FILE LPGS メタデータファイルレベルグループの

終了を示す。

END

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65

6. FAST-L7A プロダクト

6.1ヘッダファイルフォーマット

各バンド種別毎のヘッダファイルは次の3レコードから構成される。

・アドミニストレイティブレコード

・ラジオメトリックレコード

・ジオメトリックレコード

表 6.1-1~表 6.1-3 に各レコードのフォーマットを示す。

表 6.1-1 アドミニストレイティブレコードフォーマット(1/4)

ライン

番号

フィールド

番号

スタート

バイト位置

エンド

バイト位置フォーマット

内容

1 1 1 8 A8 “REQblDb=”2 9 28 A20 リクエスト ID

”AAAAAAAA_AAAbbbbbbbb”3 29 34 A6 “bLOCb=”4 35 51 A17 プロダクト開始位置“ppp/rrrffssbbbbbb”

パス/ロウ/フラクション/サブシーン5 52 70 A19 “bACQUISITIONbDATEb”6 71 78 A8 プロダクト観測日時 yyyymmdd7 79 79 1X ブランク

8 80 80 A1 CR2 9 81 91 A11 “SATELLITEb=”

10 92 101 A10 衛星名:LANDSAT711 102 110 A9 “bSENSORb=”12 111 120 A10 センサ名:ETM+13 121 134 A14 “bSENSORbMODEb=”14 135 140 A6 センサモード:NORMAL15 141 153 A13 “bLOOKbANGLEb=”16 154 159 F6.2 オフナディア角(度)

17 160 160 A1 CR3 18 161 183 23X ブランク

19 184 194 A11 “bLOCATIONb=”20 195 211 A17 N/A21 212 230 A19 “bACQUISITIONbDATEb=”22 231 238 A8 N/A23 239 239 1X ブランク

24 240 240 A1 CR4 25 241 251 A11 “SATELLITEb=”

26 252 261 A10 N/A27 262 270 A9 “bSENSORb=”28 271 280 A10 N/A29 281 294 A14 “bSENSORbMODEb=”30 295 300 A6 N/A31 301 313 A13 “bLOOKbANGLEb=”32 314 319 F6.2 N/A33 320 320 A1 CR

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66

表 6.1-1 アドミニストレイティブレコードフォーマット(2/4)

ライン

番号

フィールド

番号

スタート

バイト位置

エンド

バイト位置フォーマット

内容

5 34 321 343 23X ブランク

35 344 354 A11 “bLOCATIONb=”36 355 371 A17 N/A37 372 390 A19 “bACQUISITIONbDATEb=”38 391 398 A8 N/A39 399 399 1X ブランク

40 400 400 A1 CR6 41 401 411 A11 “SATELLITEb=”

42 412 421 A10 N/A43 422 430 A9 “bSENSORb=”44 431 440 A10 N/A45 441 454 A14 “bSENSORbMODEb=”46 455 460 A6 N/A47 461 473 A13 “bLOOKbANGLEb=”48 474 479 F6.2 N/A49 480 480 A1 CR

7 50 481 503 23X ブランク

51 504 514 A11 “bLOCATIONb=”52 515 531 A17 N/A53 532 550 A19 “bACQUISITIONbDATEb=”54 551 558 A8 N/A55 559 559 1X ブランク

56 560 560 A1 CR8 57 561 571 A11 “SATELLITEb=”

58 572 581 A10 N/A59 582 590 A9 “bSENSORb=”60 591 600 A10 N/A61 601 614 A14 “bSENSORbMODEb=”62 615 620 A6 N/A63 621 633 A13 “bLOOKbANGLEb=”64 634 639 F6.2 N/A65 640 640 A1 CR

9 66 641 654 A14 “PRODUCTbTYPEb=”67 655 672 A18 プロダクトタイプ:

“MAPbORIENTEDbbbbbb”:           Map North“ORBITbORIENTEDbbbb”:            ジオリファレンス

“NORTHbORIENTEDbbbb”:           True North

68 673 687 A15 “bPRODUCTbSIZEb=”69 688 697 A10 プロダクトサイズ:”FULLbSCENE”70 698 719 22X ブランク

71 720 720 A1 CR10 72 721 740 A20 “TYPEbOFbPROCESSINGb=”

73 741 751 A11 処理レベル:”SYSTEMATICb”:システム補正

74 752 764 A13 “bRESAMPLINGb=”

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表 6.1-1 アドミニストレイティブレコードフォーマット(3/4)

ライン

番号

フィールド

番号

スタート

バイト位置

エンド

バイト位置フォーマット

内容

75 765 766 A2 リサンプリング法:

”CC”:キュービックコンボリューション

”NN”:ニアレストネイバ

76 767 799 33X ブランク

77 800 800 A1 CR11 78 801 819 A19 “VOLUMEb#/#bINbSETb=”

79 820 821 I2 “01”80 822 822 A1 “/”81 823 824 I2 “01”82 825 842 A18 “bPIXELSbPERbLINEb=”83 843 847 I5 ピクセル数

84 848 864 A17 “bLINESbPERbBANDb=”85 865 869 I5 ライン数(各バンド)

86 870 870 A1 “/”87 871 875 I5 ライン数(プロダクト内)

88 876 879 4X ブランク

89 880 880 A1 CR12 90 881 894 A14 “STARTbLINEb#b=”

91 895 899 I5 開始ライン番号:192 900 917 A18 “bBLOCKINGbFACTORb=”93 918 919 I2 ブロック化係数:194 920 931 A12 “bRECbSIZEbb=”95 932 940 I9 物理レコード長(バイト)(各バンド)

96 941 953 A13 “bPIXELbSIZEb=”97 954 959 F6.2 ピクセルサイズ(メートル)(各バンド)

98 960 960 A1 CR13 99 961 983 A23 “OUTPUTbBITSbPERbPIXELb=”

100 984 985 I2 出力ビット数:8101 986 1011 A26 “bACQUIREDbBITSbPERbPIXELb=”102 1012 1013 I2 観測ビット数:8103 1014 1039 26X ブランク

104 1040 1040 A1 CR14 105 1041 1055 A15 “BANDSbPRESENTb=”

106 1056 1087 A32 有効バンド:

8(パンクロマチックバンド)

123457(VNIR/SWIR バンド)

LH(サーマルバンド)

107 1088 1119 32X ブランク

108 1120 1120 A1 CR15 109 1121 1130 A10 “FILENAMEb=”

110 1131 1159 A29 バンドグループ内第1バンドファイル名

111 1160 1169 A10 “FILENAMEb=”112 1170 1198 A29 バンドグループ内第2バンドファイル名

113 1199 1199 1X ブランク

114 1200 1200 A1 CR16 115 1201 1210 A10 “FILENAMEb=”

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表 6.1-1 アドミニストレイティブレコードフォーマット(4/4)

ライン

番号

フィールド

番号

スタート

バイト位置

エンド

バイト位置フォーマット

内容

116 1211 1239 A29 バンドグループ内第3バンドファイル名

117 1240 1249 A10 “FILENAMEb=”118 1250 1278 A29 バンドグループ内第4バンドファイル名

119 1279 1279 1X ブランク

120 1280 1280 A1 CR17 121 1281 1290 A10 “FILENAMEb=”

122 1291 1319 A29 バンドグループ内第5バンドファイル名

123 1320 1329 A10 “FILENAMEb=”124 1330 1358 A29 バンドグループ内第6バンドファイル名

125 1359 1359 1X ブランク

126 1360 1360 A1 CR18 127 1361 1439 79X ブランク

128 1440 1440 A1 CR19 129 1441 1519 79X ブランク

130 1520 1520 A1 CR20 131 1521 1532 12X “REVbbbbbbbbb”

132 1533 1535 A3 フォーマットバージョンコード:L7A133 1536 1536 A1 CR

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69

表 6.1-2 ラジオメトリックレコードフォーマット(1/2)

ライン

番号

フィールド

番号

スタート

バイト位置

エンド

バイト位置フォーマット

内容

1 1 1 50 A50 “GAINSbANDbBIASESbINbASCENDINGbBANDbNUMBERbORDERbbb”

2 51 79 29X ブランク

3 80 80 A1 CR2 4 81 104 D24.15 バンドグループ内第1バンドのバイアス

5 105 105 1X ブランク

6 106 129 D24.15 バンドグループ内第1バンドのゲイン

7 130 159 30X ブランク

8 160 160 A1 CR3 9 161 184 D24.15 バンドグループ内第2バンドのバイアス

10 185 185 1X ブランク

11 186 209 D24.15 バンドグループ内第2バンドのゲイン

12 210 239 30X ブランク

13 240 240 A1 CR4 14 241 264 D24.15 バンドグループ内第3バンドのバイアス

15 265 265 1X ブランク

16 266 289 D24.15 バンドグループ内第3バンドのゲイン

17 290 319 30X ブランク

18 320 320 A1 CR5 19 321 344 D24.15 バンドグループ内第4バンドのバイアス

20 345 345 1X ブランク

21 346 369 D24.15 バンドグループ内第4バンドのゲイン

22 370 399 30X ブランク

23 400 400 A1 CR6 24 401 424 D24.15 バンドグループ内第5バンドのバイアス

25 425 425 1X ブランク

26 426 449 D24.15 バンドグループ内第5バンドのゲイン

27 450 479 30X ブランク

28 480 480 A1 CR7 29 481 504 D24.15 バンドグループ内第6バンドのバイアス

30 505 505 1X ブランク

31 506 529 D24.15 バンドグループ内第6バンドのゲイン

32 530 559 30X ブランク

33 560 560 A1 CR8 34 561 584 D24.15 バンドグループ内第7バンドのバイアス

35 585 585 1X ブランク

36 586 609 D24.15 バンドグループ内第7バンドのゲイン

37 610 639 30X ブランク

38 640 640 A1 CR9 39 641 664 D24.15 バンドグループ内第8バンドのバイアス

40 665 665 1X ブランク

41 666 689 D24.15 バンドグループ内第8バンドのゲイン

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70

表 6.1-2 ラジオメトリックレコードフォーマット(2/2)

ライン

番号

フィールド

番号

スタート

バイト位置

エンド

バイト位置フォーマット

内容

42 690 719 30X ブランク

43 720 720 A1 CR10 44 721 799 79X ブランク

45 800 800 A1 CR11 46 801 879 79X ブランク

47 880 880 A1 CR12 48 881 959 79X ブランク

49 960 960 A1 CR13 50 961 1039 79X ブランク

51 1040 1040 A1 CR14 52 1041 1119 79X ブランク

53 1120 1120 A1 CR15 54 1121 1199 79X ブランク

55 1200 1200 A1 CR16 56 1201 1279 79X ブランク

57 1280 1280 A1 CR17 58 1281 1359 79X ブランク

59 1360 1360 A1 CR18 60 1361 1439 79X ブランク

61 1440 1440 A1 CR19 62 1441 1519 79X ブランク

63 1520 1520 A1 CR20 64 1521 1535 79X ブランク

65 1536 1536 A1 CR

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71

表 6.1-3 ジオメトリックレコードフォーマット(1/4)

ライン

番号

フィールド

番号

スタート

バイト位置

エンド

バイト位置フォーマット

内容

1 1 1 14 A14 “GEOMETRICbDATA”2 15 31 A17 “bMAPbPROJECTIONb=”3 32 35 A4 地図投影法:”UTM”,”SOM”4 36 47 A12 “bELLIPSOIDb=”5 48 65 A18 地球楕円体名

“GRS80”“TOKYO”

6 66 73 A8 “bDATUMb=”7 74 79 A6 基準座標名

“GRS80”“ITRF94”“TOKYO”

8 80 80 A1 CR2 9 81 108 A28 “USGSbPROJECTIONbPARAMETE

RSb=”10 109 109 1X ブランク

11 110 133 D24.15 USGS 投影パラメータ#1:           地球長半径

12 134 134 1X ブランク

13 135 158 D24.15 USGS 投影パラメータ#2:           地球短半径

14 159 159 1X ブランク

15 160 160 A1 CR3 16 161 184 D24.15 USGS 投影パラメータ#3

17 185 185 1X ブランク

18 186 209 D24.15 USGS 投影パラメータ#419 210 210 1X ブランク

20 211 234 D24.15 USGS 投影パラメータ#521 235 239 5X ブランク

22 240 240 A1 CR4 23 241 264 D24.15 USGS 投影パラメータ#6

24 265 265 1X ブランク

25 266 289 D24.15 USGS 投影パラメータ#726 290 290 1X ブランク

27 291 314 D24.15 USGS 投影パラメータ#828 315 319 5X ブランク

29 320 320 A1 CR5 30 321 344 D24.15 USGS 投影パラメータ#9

31 345 345 1X ブランク

32 346 369 D24.15 USGS 投影パラメータ#1033 370 370 1X ブランク

34 371 394 D24.15 USGS 投影パラメータ#1135 395 399 5X ブランク

36 400 400 A1 CR6 37 401 424 D24.15 USGS 投影パラメータ#12

38 425 425 1X ブランク

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72

表 6.1-3 ジオメトリックレコードフォーマット(2/4)

ライン

番号

フィールド

番号

スタート

バイト位置

エンド

バイト位置フォーマット

内容

39 426 449 D24.15 USGS 投影パラメータ#1340 450 450 1X ブランク

41 451 474 D24.15 USGS 投影パラメータ#1442 475 479 5X ブランク

43 480 480 A1 CR7 44 481 504 D24.15 USGS 投影パラメータ#15

45 505 505 A1 ブランク

46 506 520 A15 “USGSbMAPbZONEb=”47 521 526 I6 ゾーン番号

48 527 559 33X ブランク

49 560 560 A1 CR8 50 561 564 A4 “ULb=”

51 565 565 1X ブランク

52 566 578 A13 プロダクト左上の経度:

”DDDMMSS.tttt<E/W>”53 579 579 1X ブランク

54 580 591 A12 プロダクト左上の緯度:

”DDMMSS.tttt<N/S>”55 592 592 1X ブランク

56 593 605 F13.3 プロダクト左上の東西方向座標(メートル)

57 606 606 1X ブランク

58 607 619 F13.3 プロダクト左上の南北方向座標(メートル)

59 620 639 20X ブランク

60 640 640 A1 CR9 61 641 644 A4 “URb=”

62 645 645 1X ブランク

63 646 658 A13 プロダクト右上の経度:

”DDDMMSS.tttt<E/W>”64 659 659 1X ブランク

65 660 671 A12 プロダクト右上の緯度:

”DDMMSS.tttt<N/S>”66 672 672 1X ブランク

67 673 685 F13.3 プロダクト右上の東西方向座標(メートル)

68 686 686 1X ブランク

69 687 699 F13.3 プロダクト右上の南北方向座標(メートル)

70 700 719 20X ブランク

71 720 720 A1 CR10 72 721 724 A4 “LRb=”

73 725 725 1X ブランク

74 726 738 A13 プロダクト右下の経度:

”DDDMMSS.tttt<E/W>”75 739 739 1X ブランク

7 740 751 A12 プロダクト右下の緯度:

”DDMMSS.tttt<N/S>”77 752 752 1X ブランク

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73

表 6.1-3 ジオメトリックレコードフォーマット(3/4)

ライン

番号

フィールド

番号

スタート

バイト位置

エンド

バイト位置フォーマット

内容

78 753 765 F13.3 プロダクト右下の東西方向座標(メートル)

79 766 766 1X ブランク

80 767 779 F13.3 プロダクト右下の南北方向座標(メートル)

81 780 799 20X ブランク

82 800 800 A1 CR11 83 801 804 A4 “LLb=”

84 805 805 1X ブランク

85 806 818 A13 プロダクト左下の経度:

”DDDMMSS.tttt<E/W>”86 819 819 1X ブランク

87 820 831 A12 プロダクト左下の緯度:

”DDMMSS.tttt<N/S>”88 832 832 1X ブランク

89 833 845 F13.3 プロダクト左下の東西方向座標(メートル)

90 846 846 1X ブランク

91 847 859 F13.3 プロダクト左下の南北方向座標(メートル)

92 860 879 20X ブランク

93 880 880 A1 CR12 94 881 888 A8 “CENTERb=”

95 889 889 1X ブランク

96 890 902 A13 プロダクト作成に使用した入力データの

中心経度:”DDDMMSS.SSSS<E/W>”97 903 903 1X ブランク

98 904 915 A12 プロダクト作成に使用した入力データの

中心緯度:”DDMMSS.SSSS<N/S>”99 916 916 1X ブランク

100 917 929 F13.3 プロダクト作成に使用した入力データの中心の

東西方向座標(メートル)

101 930 930 1X ブランク

102 931 943 F13.3 プロダクト作成に使用した入力データの中心の

南北方向座標(メートル)

103 944 944 1X ブランク

104 945 949 I5 プロダクトセンタのピクセル番号(左上からのピクセ

ル番号、小数部は四捨五入)

105 950 950 1X ブランク

106 951 955 I5 プロダクトセンタのライン番号(左上からのライン番

号、小数部は四捨五入)

107 956 959 4X ブランク

108 960 960 A1 CR13 109 961 968 A8 “OFFSETb=”

110 969 974 I6 プロダクトセンタのノミナル値からのオフセット

(水平方向:メートル)

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74

表 6.1-3 ジオメトリックレコードフォーマット(4/4)

ライン

番号

フィールド

番号

スタート

バイト位置

エンド

バイト位置フォーマット

内容

111 975 994 A20 “bORIENTATIONbANGLEb=”112 995 1000 F6.2 オリエンテーション角(度)

113 1001 1039 39X ブランク

114 1040 1040 A1 CR14 115 1041 1061 A21 “SUNbELEVATIONbANGLEb=”

116 1062 1065 F4.1 プロダクトセンタでの太陽高度角(度)

117 1066 1085 A20 “bSUNbAZIMUTHbANGLEb=”118 1086 1090 F5.1 プロダクトセンタでの太陽方位角(度)

119 1091 1119 29X ブランク

120 1120 1120 A1 CR15 121 1121 1199 79X ブランク

122 1200 1200 A1 CR16 123 1201 1279 79X ブランク

124 1280 1280 A1 CR17 125 1281 1359 79X ブランク

126 1360 1360 A1 CR18 127 1361 1439 79X ブランク

128 1440 1440 A1 CR19 129 1441 1519 79X ブランク

130 1520 1520 A1 CR20 131 1521 1535 15X ブランク

132 1536 1536 A1 CR

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75

6.2 イメージファイルフォーマット

各バンドのイメージファイルはスキャンライン順、ディレクタ番号の降順にデータが格納される。

イメージファイルにはイメージデータ以外の情報は付加されない。

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76

7. GeoTIFF プロダクト

GeoTIFF プロダクトは「GeoTIFF Specification, Revision 1.0」に定められた Tag 及び Key を使

用し、イメージデータに関する情報を格納する。

7.1 GeoTIFF Tags イメージデータの地図投影情報を格納するためにModelTiePointTag と ModelPixelScaleTag、ま

たは ModelTransformationTag を使用する。

(1)ModelTiePointTag

 Tag = 33922

 Type = DOUBLE

 N = 6

 Alias: GeoreferenceTag

 Owner: Intergraph

  ModelTiePointTagは、ModelTiepointTag = (I, J, K, X, Y, Z)の形式でデータ格納し、イメージ

 データの(I, J) ピクセルの地図座標 (X, Y, Z) を指定する。

(2)ModelPixelScaleTag

 Tag = 33550

 Type = DOUBLE

 N = 3

 Owner: SoftDesk  ModelPixelScaleTagはModelPixelScaleTag = (ScaleX, ScaleY, ScaleZ)の形式でX方向・Y方向の

 ピクセルスペーシングを指定します。なおZ方向は0が設定されます。

(3)ModelTransformationTag

 Tag = 34264

  Type = DOUBLE

N = 16

 ModelTransformationTagはラスタデータと地図座標の変換行列を示す。

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77

7.2 GeoTIFF Keys GeoTIFF プロダクトで使用される Key 一覧を表 7.2に示す。

表 7.2 GreoTIFF Keys 一覧

Key 値 内容

GTModelTypeGeoKey 1 ModelTypeProjectedGTRasterTypeGeoKey 1 RasterPixelIsArea

GTCitationGeoKey "Corrected Satellite Data"GeographicTypeGeoKey 32767 User-Defined

"ITRF94""GRS 1980"GeogCitationGeoKey

"TokyoBessel"GeogGeodeticDatumGeoKey 32767 User-Defined

GeogLinearUnitsGeoKey 9001 Linear_MeterGeogAngularUnitsGeoKey 9102 Angular_Degree

7019 Ellipse_GRS_1980GeogEllipsoidGeoKey7004 Ellipse_Bessel_1841

GeogSemiMajorAxisGeoKey 地球楕円体長半径(m)

GeogSemiMinorAxisGeoKey 地球楕円体短半径(m)

ProjectedCSTypeGeoKey 32767 User-Defined

PCSCitationGeoKey"<UTM/SOM_LS7> /

<ITRF94/GRS 1980/TokyoBessel>"“/”の前に地図投影法、”/”の後に地球楕円体モデル名を格納する。

160nn Proj_UTM_zone_nnN161nn Proj_UTM_zone_nnS

ProjectionGeoKey

32767 User-DefinedSpace Oblique Mercator

ProjCoordTransGeoKey 32767 User-DefinedProjLinearUnitsGeoKey 9001 Linear_MeterProjFalseEastingGeoKey 座標原点の X 座標

ProjFalseNorthingGeoKey 座標原点の Y 座標

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i

LANDSAT7 ETM+ データフォーマット説明書略語集

0R Level 0 reformatted (data)6H band 6, high gain6L band 6, low gainACCA automated cloud cover assessmentACS Attitude Control SystemADS angular displacement sensor dataAPI application programming interfaceASCII American Standard Code for Information InterchangeBCH Bose-Chaudhuri-HocquenghemBER bit error rateCADU channel access data unitCCA cloud cover assessmentCCB Configuration Control BoardCCR configuration change requestCD-ROM compact disc read-only memoryCFPA cold focal plane assemblyCPF calibration parameter fileCPU central processing unitCRC cyclic redundancy codeDAAC Distributed Active Archive CenterDFCB data format control bookDORRAN Distributed Ordering Research and Accounting NetworkECI Earth Center InertialECS EOSDIS Core SystemEDC EROS Data CenterEOL end of lineEOS Earth Observing SystemEOSAT Earth Observation SatelliteEOSDIS EOS Data and Information SystemEPSG European Petroleum Survey GroupEROS Earth Resources Observation SystemESDIS Earth Science Data and Information SystemETM+ Enhanced Thematic Mapper PlusFAC full aperture calibratorFAST-L7A FAST-Landsat 7 formatFHS first half scanftp file transfer protocolF&PRS Functional and Performance Requirements SpecificationGB gigabyteGEO geolocation index fileGeoTIFF Geographic Tagged Image File FormatGMT Greenwich mean timeGSFC Goddard Space Flight CenterHDF Hierarchical Data FormatIAS Image Assessment System

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ii

IC internal calibratorICD interface control documentI/O input/outputIEEE Institute of Electrical and Electronics EngineersIGS international ground stationIMU internal measurement unitISO International Organization for StandardizationJPL Jet Propulsion Laboratorykm kilometerL0R Level 0 reformattedL1 Level 1L1G Level 1 geometrically correctedL1R Level 1 radiometrically correctedLASP Laboratory for Atmospheric and Space PhysicsLCC Lambert Conformal ConicLGS Landsat Ground SystemLPDS Level 1 Product Distribution SystemLPGS Level 1 Product Generation SystemLPS Landsat Processing Systemm meterMbps megabits per secondmm millimeterMOC Mission Operation Centerms millisecondMSCD mirror scan correction dataMTA LPS metadata fileMTP distribution product metadataN/A not applicableNASA National Aeronautics and Space AdministrationNCSA National Center for Supercomputing ApplicationsODL object description languageOMA Oblique Mercator, Type AOMB Oblique Mercator, Type BPC PolyconicPCD payload correction dataPOSC Petrotechnical Open Software CorporationPS Polar StereographicQ&A quality and accountingSDP Science Data ProductionSDS scientific data setSHS second half scanSLD scan line dataSGI Silicon Graphics, Inc.SLO scan line offsetSOM Space Oblique MercatorSWIR short-wave infraredTBR to be resolvedTBS to be submitted

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iii

TIFF Tagged Image File FormatTM Traverse MercatorURL Uniform Resource LocatorUSGS United States Geologic SurveyUTC universal time coordinatedUTM Universal Transverse MercatorUT1 UTC correctedVCDU virtual channel data unitVMS Virtual Memory StorageVNIR visible and near infraredWRS Worldwide Reference System0R zero reformatted dataZulu Greenwich mean time