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M2M センサーネット 【絶縁監視サービス】 ユーザーズマニュアル CONTENTS はじめに. ............................................................................ 2 必要な機器. ........................................................................ 3 安全上のご注意................................................................. 4 1 章 端末の設置と設定. ................................................. 6 ■絶縁監視サービスの機能について.......................... 7 ■端末の設置と基本的な設定の流れ.......................... 8 1. 通報メールの送信先を設定する............................. 9 2. 端末を設置する..................................................... 10 3. 端末設定をする..................................................... 12 2 章 通報設定. ............................................................. 15 ■通報メールの見方.................................................. 16 1. 通報先と通報内容を設定する【通報先設定】 . .... 18 2. 警報レベルを設定する. ......................................... 20 3. 警報レベルを一時的に変更する.......................... 22 4. イベント入力を設定する. ..................................... 23 4-1. イベントの通報先設定をする...................... 23 4-2. イベントの警報設定をする. ......................... 25 5. 通報一覧を表示する. ............................................. 27 6. 遠隔監視報告書を印刷する【月報印刷】 . ............ 29 3 章 計測データ表示【モニタ】 ................................. 31 1. トレンドグラフを設定する. ................................. 32 2. トレンドグラフを表示する. ................................. 34 3. 計測データを表示する. ......................................... 36 4. 端末の最新値を参照する. ..................................... 38 4 章 携帯電話での利用. .............................................. 39 1. ブラウザで利用する. ............................................. 40 2. メールで最新値を参照する. ................................. 42 お問い合わせ先

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M2Mセンサーネット【絶縁監視サービス】ユーザーズマニュアル

CONTENTS

はじめに.............................................................................2必要な機器.........................................................................3安全上のご注意.................................................................4

1 章 端末の設置と設定..................................................6 ■絶縁監視サービスの機能について...........................7 ■端末の設置と基本的な設定の流れ...........................8 1. 通報メールの送信先を設定する..............................9 2. 端末を設置する......................................................10 3. 端末設定をする......................................................12

2章 通報設定..............................................................15 ■通報メールの見方...................................................16 1. 通報先と通報内容を設定する【通報先設定】.....18 2. 警報レベルを設定する..........................................20 3. 警報レベルを一時的に変更する...........................22 4. イベント入力を設定する......................................23  4-1. イベントの通報先設定をする.......................23  4-2. イベントの警報設定をする..........................25 5. 通報一覧を表示する..............................................27 6. 遠隔監視報告書を印刷する【月報印刷】.............29

3章 計測データ表示【モニタ】.................................31 1. トレンドグラフを設定する..................................32 2. トレンドグラフを表示する..................................34 3. 計測データを表示する..........................................36 4. 端末の最新値を参照する......................................38

4章 携帯電話での利用...............................................39 1. ブラウザで利用する..............................................40 2. メールで最新値を参照する..................................42

お問い合わせ先

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おことわり●本マニュアルのすべての内容は著作権法によって保護されています。●本マニュアルの一部または全部を無断で複写、複製、転載することを禁じます。●�本マニュアルの内容に関しては、改良のため予告なしに仕様などを変更することがありますので、予めご了承ください。●�本マニュアルの内容に関しては万全を期しておりますが、万一ご不審な点や誤りなど、お気付きのことなどありましたら、お手数ですが巻末のお問い合わせ先までご連絡ください。●本マニュアルに掲載しているイラストには、若干の相違がある場合がございますが、ご了承ください。

著作権・商標について● FOMA、i モードは株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの登録商標です。● FOMAカード、FOMAアンテナは株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの製品です。●Windows、Internet�Explorer は米国Microsoft�Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。●�その他、本文中に掲載しているシステム名および製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。●本マニュアルの著作権はオムロンソフトウェア株式会社にあります。

ご使用に際してのお願い●�本製品には電気通信事業法施行規則第 32 条第 1項第 5号の規定に基づく端末機器の設計について認定を受けた以下の設備が組み込まれております。 機器名称:FOMA�UM01-KO、認証番号:A05-0425001●�本製品には電波法第 38 条の 24 第 1項の規定に基づく認証を受けた以下の設備が組み込まれております。 機器名称:FOMA�UM01-KO、認証番号:001XYAA1187●�次に示すような条件や環境で使用する場合は、定格、機能に対して余裕を持った使い方や、フェールセイフなどの安全対策へのご配慮をいただくとともに、当社営業担当者までご相談くださるようお願いいたします。 (1)本設置マニュアルに記載のない条件や環境での使用。 (2)原子力制御、鉄道、航空、車両、燃料装置、医療機器、娯楽機械、安全機器などへの使用。 (3)人命や財産に大きな影響が予想され、特に安全性が要求される用途への使用。●�本製品は FOMA(�株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの携帯電話サービス)を利用した通報装置です。回線のトラブル、電波障害等により通報できなくても、当社では責任を負いかねます。また、通報先を携帯電話に設定した場合、通報先電話が圏外または電源が入っていないため通報されない場合がありますが、当社では責任を負いかねます。●�本製品は火災、侵入、各種異常を防止する装置ではありません。万一事故や障害が発生しても、当社では責任を負いかねます。●�本製品は消火や各種設備の制御装置ではありません。消火、防犯、生命などの一刻を争う装置の制御に使用しないでください。●本製品の配線作業は電気工事の資格が必要です。

■はじめにM2Mセンサーネットの絶縁監視サービス(以下「本サービス」)をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。本サービスでは、お客様が電気設備内に設置されたSWシリーズ絶縁監視装置とM2Mデータセンタ、インターネットを利用して、漏洩電流を遠隔監視することができます。

対象機種

このマニュアルは SW150LF(3S7W-S1LF1)と SW150LF8(3S7W-S1L81)を対象としています。

サービスの特徴

●すべての設定をインターネット経由で行います。・端末の設置現場へパソコンを持ち込んで、設定変更などをする手間がありません。また、パソコンに標準でインストールされているWebブラウザのみで設定できます。このマニュアルはWeb経由で行う設定と利用方法について説明しています。

・いつでも設定変更が可能で、すぐに変更が反映されます。

●設置が簡単です。・端末本体は磁石でキュービクルに簡単に取り付けられます。・ZCT とサーミスタもコネクタ方式で、接続不良や接続ミスがありません。・FOMAアンテナも内蔵されています。

●現地での試験が簡単です。・本体横のテストスイッチを押すだけで、動作確認と通報メールのチェックが行えます。点検時には必ずテストスイッチを押して、動作確認と現状の漏洩電流値を確認してください。

■はじめに

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■必要な機器■梱包内容の確認不足、損傷等がないか確認してください。不良品、その他お気づきの点がございましたら、巻末のお問い合わせ

先にご連絡ください。

□SW150LF【形式:3S7W-S1LF1】 またはSW150LF8【形式:3S7W-S1L81】本体 ......1 個

□.ZCT.22φ 4mケーブル付(零相変流器)......2個(SW150LF8は5個) 【形式:3S7W-S0216】

□.ZCT接続ケーブル(30cm)...2 個(SW150LF8は 5個) 【形式:3S7W-S0217】

□.マグネット付サーミスタ測温体(4m)...2 個(SW150LFのみ) 【形式:3S7W-S0161】

□.停電通報用内部電池【形式:3S7A-J506】... 1個□.設置マニュアル ...1 冊□.取付けマグネット ... 3個□ FOMAカード控え ...1 個※ FOMAカードは株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの製品です。

■その他に必要な機器●電源ケーブル (SW150LF またはSW150LF8用)

●通報メールを受信する携帯電話E メールを受信できればどこの電話会社のものでも使用できます。

(NTT ドコモ、au、ソフトバンクモバイルなど)

携帯電話のブラウザから利用する場合には、NTT ドコモの i モード対応機

種を対象としています。

●インターネットに接続できるパソコンWindows パソコンに標準でインストールされている Internet�Explorer5.5�

以上を対象としています。

■必要な機器

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■安全上のご注意■安全に使用していただくための表示と意味について本マニュアルではSW150LF、SW150LF8 を安全にご使用いただくために、注意事項を次のような表示と図記号で示しています。ここで示した注意事項は、安全に関する重大な内容を記載しています。必ず守ってください。

▼注意事項の表示と意味

警告 正しい取扱いをしなければ、死亡または重傷を負うおそれがあります。

注意 正しい取扱いをしなければ、傷害を負ったり、物的損害を受けるおそれがあります。

��※物的損害とは、家屋、家財および家畜、ペットに関わる拡大損害を指します。

▼図記号の説明

記号は、してはいけない「禁止」を意味しています。

記号は、必ず実行していていただく「強制」を意味しています。

■使用上のご注意

警告本製品を危険物(油、薬など)の監視に使用する場合は、危険物の警告表示を確認したうえで、使用を開始してください。事故や故障の原因になります。

本製品および使用する電源は、必ず D 種接地(第 3 種接地)など適切な接地がなされていることを確認したうえでご使用ください。感電や故障の原因になります。

端子台への配線は、必ず電源を切った状態で行ってください。感電や故障の原因になります。

本製品の端子や配線を、濡れた手で触らないでください。感電の原因になります。

本製品を絶対に分解したり、改造修理しないでください。感電や火災、故障の原因になります。

本製品に異常などの不具合が生じた場合は、電源を切ってから、巻末のお問い合わせ先までご連絡ください。故障したまま使用したり、電源を入れたままにしておくと、感電や火災の原因になります。

付属の停電通報用内部電池は、次のような扱いをすると発熱・漏液・破裂の原因となりますので、必ず守ってください。・ 火中に投入したり加熱しないでください。破裂したり、有害物の出るおそれがあります。・直接、半田付けをしないでください。・分解したり改造しないでください。・ 電池パックは分解したり、半田付け等をしないでください。

■安全上のご注意

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注意本製品の内部に金属類(金属片、銅線の切りくずなど)、液体類や燃えやすいものなど異物を入れないでください。回路がショートして誤作動を起こしたり、感電や故障の原因になります。

本製品を破損したまま使用したり、放置しないでください。感電、けが、故障、火災の原因になります。

本製品は日本国以外で使用しないでください。破損、火災の原因になります。

本製品を、高い信頼性が要求される用途では使用しないでください。人身事故や、社会的に大きな混乱が発生する可能性があります。

本書記載の設置条件を満たしていることを確認のうえ、使用を開始してください。これを怠ると、事故や故障の原因になります。

電源は指定以外の端子に接続しないでください。また、定格範囲外の電源を接続しないでください。発火・発煙の可能性があります。

通電中は端子に触れないでください。感電の恐れがあります。また、ドライバでの接触もしないでください。ドライバを介して感電する恐れがあります。

本製品は産業廃棄物として適正に処理してください。また、内蔵の停電通報用内部電池が爆発する可能性があるので、加圧変形や加熱焼却はしないでください。

停電通報用内部電池はニッケル水素電池を使用しています。廃棄する場合には、リサイクル協力店や自治体での適切な処理を行ってください。・ 電池は特に幼児の手の届かないところに置いてください。不慮の事故を招くことがあります。万一飲み込ん

だりした時は、直ちに医師に相談してください。・ 電池の液が目に入ったときは、失明の恐れがあるので、こすらずにすぐきれいな水で十分洗い流した後、

直ちに医師の治療を受けてください。 また皮膚や衣服についた時には、皮膚に傷害をおこす場合がありますので、直ちにきれいな水で洗い流してください。

・ 電池を水や海水などにつけたり濡らさないでください。・ 電池が漏電したり、変形、変色その他今までと異なることに気付いた時は使用しないでください。

■取扱い上のお願い● 端子番号、極性を確認し、正しく配線してください。誤って配線すると内部の部品破壊、焼損の原因となります。● 接続する入力機器は入力電圧、出力電圧、出力電流の仕様を守ってください。故障の原因になります。● 仕様範囲内の温度および湿度でご使用ください。また、ご使用にならない場合でも、仕様範囲内の温度および湿度

で保存してください。● 静電気やノイズを受けるところでは使用しないでください。● 本製品の内部に水やほこりが入り込まないようにしてください。● 温度変化の激しいところ、湿度が高く結露、氷結の恐れがあるところでは使用しないでください。● 屋外または直射日光が当たるところでは、使用しないでください。● 引火性ガス、腐食性ガスのあるところでは、使用しないでください。● 取付け位置はなるべく発熱機器から離した位置で、直射日光が当たらない場所にしてください。● 設置にあたっては電波状況をご確認ください。● 負荷は定格内でご使用ください。● 電源電圧は仕様の範囲内でご使用ください。● 端子台のネジは確実に締め付けてください。ネジがゆるむと故障・誤動作の原因となります。● 清掃についてはシンナー類は使用せず、市販のアルコールを使用してください。● 本製品を廃棄する場合は、産業廃棄物として適切に処理してください。また、FOMA カードを必ず当社へご返却くだ

さい。

<停電通報用内部電池に関するお願い>

● 電池には寿命があります。(目安 2 年間:使用条件により大幅に異なります。)充電を十分に行っても充電されなくなった場合は、寿命が来る前に新しい電池と交換してください。電池は必ず専用品を使用してください。

●停電通報用内部電池の交換は必ず主電源を切って行ってください。● 本製品保管時や本製品を長時間使用しないときは、停電通報用内部電池を取り外して保管してください。電池は消耗

して過放電状態となり、電池の寿命が短くなります。また、6 か月に 1 度は充電を行ってください。●温度が−10℃以下、60℃以上では充電されません。温度が充電温度範囲になると充電が開始されます。● 停電復帰後、停電通報用内部電池が満充電になる前に再停電した場合は、停電通報が行えない場合があります。

■安全上のご注意

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M2Mセンサーネット【絶縁監視サービス】ユーザーズマニュアル

1章 端末の設置と設定

この章では端末を設置し、M2MセンサーネットをWebで使い始めるまでを説明します。全体の流れをつかみやすくするため、設置方法については簡単に説明しています。詳細や注意事項などは必ず設置マニュアルをご覧ください。

 ■絶縁監視サービスの機能について............................ 7 ■端末の設置と基本的な設定の流れ............................ 8 1. 通報メールの送信先を設定する............................... 9. 2. 端末を設置する....................................................... 10 3. 端末設定をする....................................................... 12 

お客様のご契約でご利用いただける機能が分かるよう、本マニュアルでは見出しに次のようなマークがついています。ご確認のうえご利用ください。

B . メール通報サービスB

C . メール通報サービスC

管理 ..管理サービス

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■絶縁監視サービスの機能について本サービスには下記のような機能がありますが、ご契約によりご利用いただける機能が異なります。本ユーザーズマニュアルは全ての機能について記載しており、ご契約によってはご利用になれない機能があります。ご契約サービスをお確かめのうえ、ご覧くださいますようお願いいたします。

○:ご利用いただけます。×:ご利用いただけません。

機能

絶縁監視メール通報サービスB

B

絶縁監視メール通報サービスC

C

絶縁監視管理サービス

管理

通報

通報一覧 × ○ ○警報レベル設定 ○ ○ ○警報レベル一時変更 ○ ○ ○汎用入力警報設定 ○  ×※  ×※通報先設定(漏電・温度) ○ ○ ○通報先設定(汎用入力) ○ ○ ○月報印刷 × ○ ○

モニタ

トレンドグラフ表示

×

×

○トレンドグラフ設定 ×計測データ表示 ×最新値参照 ○

端末設定 端末タイトル、データ名称設定 ○ ○ ○メールによる最新値参照 ○ ○ ○i モードによる警報レベル一時変更 ○ ○ ○i モードによる最新受信データ参照 ○ ○ ○i モードによる最新値参照 × ○ ○

※ 設定変更が必要な場合は、巻末のM2Mコールセンターへご連絡ください。

B . C .管理 .

本マニュアルの見出し部分に表示し、機能を利用できるサービスを表しています。

ご契約

1章.端末の設置と設定. ■絶縁監視サービスの機能について

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1章.端末の設置と設定. ■端末の設置と基本的な設定の流れ

※�順序はA→B→CでもA→C→Bでもかまいません。

A

B

C

SW150LF 本体を壁面に取り付ける

本体に入力機器(ZCT、サーミスタ、イベント入力)を接続する

停電通報用内部電池を接続する

AC電源を配線する

本体にカバーを取付けて電源をONにする

テストスイッチを押してメールを送る(動作確認)

通報メールの送信先を設定する

端末やチャネル(CH)に名前をつける

通報に関する設定をする

警報レベルを設定する

設置と基本設定が終了

■端末の設置と基本的な設定の流れM2Mセンサーネットをご利用いただくためには、通報に関するいくつかの設定を行い、端末(SW150LF、SW150LF8)を設置する必要があります。最初にWebで通報メールの送信先を設定します。次に、現場へ行って端末を設置してから他の設定をしても、そのままWebで他の設定をしてから端末を設置してもかまいません。本マニュアルでは前者の手順で説明します。

Webでの設定 端末の設置

電気設備内に端末を設置する

通報内容についての設定をする

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1. 通報メールの送信先を設定する  B . C .管理 .

設置場所へ行く前に、端末設置後の動作確認用にメールの送信先をWebで設定します。ここでの設定がテストスイッチによる動作確認、通報メールの送信先として使われるので、最初に設定します。

1)センサーネットのホームページ(http://www.allwatch.jp)を表示して、契約者メニューの[LOGIN]をクリックします。

2)ユーザ IDとパスワードを入力します。[ログイン(SSLあり)]をクリックします。ログインできない場合は[ログイン(SSLなし)]をクリックします。

注意●�このWeb サイトは、操作の利便性のため Cookie を使用しています。Cookie が使用できない環境

では正常に動作しないので、お使いのブラウザで Cookie を有効にする設定をしてください。

Cookie は、Web サイトの提供者が、Webブラウザを通じて訪問者のコンピュータに一時的にデー

タを保存させるしくみで、多くのブラウザがサポートしています。

● �SSL(Secure�Sockets�Layer)は、インターネット上で個人情報などを送信する際に、情報の漏洩を防

ぐための暗号化技術です。SSL を使用した状態「SSL あり」でログインすることをおすすめしますが、

まれに企業内 LANに接続されたパソコンなど、ファイアウォールによって保護されたネットワー

ク内からのアクセスには支障が出る場合があります。この場合、プロキシが SSL に対応して適切に

設定されているかどうかを確認する必要があります。設定については、サーバ管理者にご確認くだ

さい。

3)端末の ID番号が表示されています。設定する端末の ID番号をクリックします。SW150 シリーズの ID 番号は cで始まる 6桁の番号です。

1章.端末の設置と設定. 1..通報メールの送信先を設定する

[LOGIN] をクリック

ユーザ IDとパスワードを入力

[ログイン(SSL あり)]をクリック

端末 IDをクリック

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4)通報メニューが表示されるので、[通報先設定(漏電・温度・デマンド)]をクリックします。

5)通報先設定画面で携帯電話のメールアドレスを入力し、通報が必要な項目にチェックをつけます。画面下の[登録]ボタンをクリックします。※�ここでメールアドレスを入力した携帯電話を、端末の設置場所に持って行ってください。設置時の

動作確認で、端末が正しく動作しているか確認します。詳しくは P.19 をご覧ください。

6)これで端末設置前の設定は終了です。ブラウザを閉じて終了します。※引き続き設定を行った後で端末を設置する場合は、「3. 端末設定をする」(P.12)をご覧ください。

2. 端末を設置する取付け場所について●�本製品は計測データの送信などに、FOMAを利用しています。下記のとおり電波状況のよい場所に設置してください。アンテナランプの数が 1または 2本の場合は、通話可能なエリアへ本体を移動するか、または外部アンテナ(オプション)を取り付けてください。 ・窓際など見通しのよい所 ・�金属や鉄筋コンクリートに密閉されていない場所 ・できるだけ高い所 ( キュービクル内でもできるだけ高い位置 )

●�使用温度範囲を保つことができる場所に設置してください。

●�高温、多湿になる場所には設置しないでください。

1)本体裏面にマグネットをはめ込んで、壁面に取り付けます。下図のように、本体裏面の3か所にマグネットをはめ込みます。マグネットでそのまま壁面に取り付けます。

1章.端末の設置と設定. 2. 端末を設置する

<本体裏面> <本体側面>

217.

522

8

ネジ取付け穴φ3.5

144201

ネジ取付け穴 (上部)拡大図

付属のマグネットをはめ込みます

5.5

4

R2

φ7

595

ネジ止めする場合設置する場所の材質によってマグネットが使えない場合は、3か所のネジ取付け穴をネジ止めしてください。

※�ケーブル類は壁面に直に留めて、本体以外の荷重がかからないようにしてください。

外部アンテナ接続時には、黒いシールをはがしてください。

[通報先設定(漏電・温度・デマンド)]をクリック

携帯電話のメールアドレスを入力

通報が必要な項目にチェックをつける

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2)本体前面の2本のネジを外して本体カバーを開けます。ZCT、サーミスタ、イベント→停電通報用内部電池→AC電源の順で接続します。※�専用の ZCT【形式:3S7W-S0216】、サーミスタ【形式:3S7W-S0161】以外は使用しないでください。

※ ZCT の形式を確認し、前シリーズの ZCT を誤接続しないようにしてください。

■ZCT、サーミスタ、イベントの接続

■停電通報用内部電池、電源の接続

1章.端末の設置と設定. 2. 端末を設定する

端子台  ZCT用コネクタZCT、ZCT 接続ケーブルを最大 4個まで接続可能。(LF8 の場合は 8個)ZCT はトランスからのアース線にはめ込みます。ZCT はなるべく地面に近い場所に取り付けます。●�ケーブル長は、ZCT側4m,�接続ケーブル30cmです。ケーブルが短い場合は別途延長ケーブルをご利用ください。● �ZCTは破損しやすい部品です。床などに落とした場合は、必ず破損していないか確認してください。

● �ZCT の両脇のフックが両方ともかかっていることを確認してください。

 サーミスタ用コネクタ�サーミスタ測温体をトランスなどの測定対象にマグネットで取り付けてください。●�ケーブル、マグネットは付属しています。●最大 4個まで接続可能です。※ LF8 にはサーミスタ用コネクタはありません。

イベントGND用端子台イベントの出力用GNDと接続。

イベント用端子台イベントを接続する場合は、端末に同梱された設置マニュアルをご覧ください。

端子台

 電源用端子台AC100V 用電源ケーブルを接続。※�すべてのケーブルの接続が完了するまで、通電しないでください。

■電源ケーブルの仕様圧着端子を使用する場合は、次の仕様の端子をお使いください。0.75mm² Y端子または丸端子使用(M3.5)

電源 FG用端子台電源アースを接続。

 停電通報用内部電池用コネクタ同梱の停電通報用内部電池のケーブルを接続。※�電池を接続した時点でLEDランプは点灯しません。

■接続について●�電池を接続せずに AC100V を接続した場合、電池無し通報メールが送られます。●�電池を接続せずに AC100V を接続した場合、通常動作はしますが停電通報はできません。●�停電通報をご利用の場合は、停電通報用内部電池を接続後、15時間以上充電してください。

■停電通報用内部電池についてのお願い●�専用電池以外は使用できません。必ず専用の停電通報用内部電池を使用してください。●�電池には寿命があります。十分な充電ができなくなったら、新しいものと交換してください。●�本製品を長時間使用しない場合は、電池を外して、湿気の少ないできるだけ涼しい場所で電池を保存してください。その際電池を使いきる必要はありません。● �60℃以上もしくは− 10℃以下になると容量は低下し、動作ができなくなる場合があります。また、60℃以上での使用は寿命を短くすることがあります。

6.8mm 以下3.7mm6.8mm 以下

φ 3.7mm

< Y端子>            <丸端子>

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3)本体カバーを取り付けて電源をONにします。●電源をONにすると電源ランプが点灯します。

● �FOMA回線への接続を開始します。アンテナランプが点灯し、接続中ランプが点滅します。

4)動作確認をします。接続中ランプが点灯した後に、本体側面にあるテストスイッチを短押しします。●漏電、温度、入力のすべてのランプが点灯します。

●�即時にテスト通報メールが送信されます。本章「1. 通報メールの送信

先を設定する」(P.9)で登録したメールアドレスがテスト通報メールを

受信したか確認します。正しく受信できれば端末の設置は終了です。

※�テストスイッチを長押し(3秒以上)すると、30 秒後にテスト通報メー

ルが送信されます。扉などのついた設備内部に設置する場合、扉を閉

めても通信できるかどうか確認できます。

�. 端末設定をする  B . C .管理 .

端末の設置が終わったら、再びM2MセンサーネットのWebで端末に関する設定を行います。端末を画面上で区別しやすいように名前をつけます。ここで設定した名前が通報メールに使われるので、必ず設定してください。

1)センサーネットのホームページ(http://www.allwatch.jp)を表示します。

2)契約者メニューの[LOGIN]をクリックします。

3)オムロンソフトウェアが発行したユーザ ID、パスワードを入力します。[ログイン(SSLあり)]をクリックします。ログインできない場合は[ログイン(SSLなし)]をクリックします。

1章.端末の設置と設定. 3. 端末設定をする

テストスイッチ

[LOGIN] をクリック

ユーザ IDとパスワードを入力

[ログイン(SSL あり)]をクリック

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1�

4)端末の ID番号が表示されています。設定する端末 IDをクリックします。

5)メニューバーの[端末設定]をクリックします。

6)[端末タイトル・データ名称設定]をクリックします。

7)「端末タイトル」に端末の名称を入力します。使用するすべての入力チャネル(CH)の「CH名称」に名称を入力し、「表示」欄にチェックをつけます。●通報メールを受信したときに端末やチャネルを区別しやすい名称にします。

 例)端末タイトル:地名、ビル名(虎ノ門ビル、大崎西館)など

   CH名称:動力(150kVA)、電灯など

●�説明:ここに入力した内容は端末一覧や通報メールの本文に表示されます。連絡先や端末について

のメモなどを入力します。

8)すべての入力が終ったら画面下の[登録]ボタンをクリックします。

1章.端末の設置と設定. 3. 端末設定をする

端末 IDをクリック

[端末設定]をクリック

[端末タイトル・データ名称設定]をクリック

端末の名称を入力

端末についての説明を入力

使用する CHの名称を入力

画面、通報メールに表示するCHをチェック

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1�

9)端末一覧に戻ると「端末タイトル」が表示されます。これで導入時の端末の設置と設定は終わりです。

▼通報メールや警報に関する設定を行う場合は「2章 通報設定」をご覧ください。

▼ �絶縁監視管理サービスをご契約のお客様で、グラフ表示や計測データ・最新値参照などモニタ機能

をご利用になる場合は「3章 計測データ表示【モニタ】」をご覧ください。

 ※通報メールサービスのご契約では、モニタ機能はご利用になれません。

画面の見方●端末名:�設定した端末タイトルおよび端末 ID が表示されます。(初期画面では端末タイトルに機種

名が設定されています)

●説明:設定した端末の説明文が表示されます。

●状態:�端末の状態を表示します。最後に通信した時刻が表示されます。

�  �「Data」マークはデータ通信が定期的に行われていることを示しています。

1章.端末の設置と設定. 3. 端末設定をする

端末名をクリックすると、ご利用になれるメニューが表示されます。

「端末名」「説明」「状態」のいずれかをクリックすると、一覧を昇順または降順に並べ替えることができます。

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M2M センサーネット【絶縁監視サービス】

ユーザーズマニュアル

2 章 通報設定

計測データが警報レベルを超えると警報が発生し、登録したメールアドレスに通報メールが送信されます。本章では、通報メールの内容と通報先の設定、警報を発生させる条件などを設定します。※�メール通報サービスBのご契約では、通報一覧、月報印刷はご利用になれません。

� ■通報メールの見方�................................................... 16 1. 通報先と通報内容を設定する【通報先設定】�..... 18� 2. 警報レベルを設定する�.......................................... 20� 3. 警報レベルを一時的に変更する�........................... 22� 4. イベント入力を設定する�...................................... 23  4-1. イベントの通報先設定をする�....................... 23  4-2. イベントの警報設定をする�.......................... 25 5. 通報一覧を表示する�.............................................. 27 6. 遠隔監視報告書を印刷する【月報印刷】�............. 29

お客様のご契約でご利用いただける機能が分かるよう、本マニュアルでは見出しに次のようなマークがついています。ご確認のうえご利用ください。

B � メール通報サービスB

C � メール通報サービスC

管理 ��管理サービス

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■通報メールの見方  B � C � 管理 �

本機(SW150LF、SW150LF8)は、本章で説明する警報レベルの設定にしたがって、即時に通報メールを送信します。通報先設定で指定した項目が、登録したメールアドレス宛に送信されます。ここでは通報メールの例を示して見方を説明します。通報メールは携帯メールの制限に合わせて作成されます。

<通報メールの例>[H発生]3 1F変電室 三島事務所

1F変電室 三島事務所(c8000fb)H発生(機器E3)

低圧 E3  40(mA)機器 E3 535(mA)高圧 E1  55(mA)高圧 E2  22(mA)

温度 A  55(℃ )温度 B  98(℃ )温度 C  50(℃ )温度 D  35(℃ )

ドア1開  ONドア 2開  OFFパネル 1開 ONパネル 2開 OFF

c8000fb2007/11/07 12:00:00電波強度3

ABCD株式会社山田 太郎03-1234-5678

http://ewi.m2m-dc.ne.jp/term_sub/i/cgi/login.php?

❶サブジェクト:[通報内容]、電波強度、現場名■[通報内容]

通報内容表示 意味HHH 発生 /HH 発生 /H 発生 /LLL 発生 /LL 発生 /L 発生 

AIチャネルに警報が発生した。

HHH 復旧 /HH 復旧 /H 復旧 /LLL復旧 /LL復旧 /L復旧

AIチャネルに警報が復旧した。

警報発生 DIチャネルに警報が発生した。

機器故障発生(0001/0002)端末の故障、または設置環境に問題がある可能性あり。※巻末のお問い合わせ先までご連絡ください。

最新値参照 最新値が参照された。瞬停発生 100ms 以上1秒未満の停電が発生した。停電発生 停電が発生した。停電復旧 停電が復旧した。テストSW送信 テストスイッチが押された。

電源ON電源がONになった。※停電通報用内部電池が接続されていない場合のみ通報されます。

❶サブジェクト[通報内容]、電波強度、現場名

❷現場名 端末 ID❸警報内容(警報箇所)

❹アナログ入力 CH名称と現在値

❺デジタル入力 CH名称と現在値

❻端末 ID❼発生日時❽電波強度

❾説明(連絡先など)

フッタ(固定情報)発信元M2MセンサーネットのURL など(クリックし、携帯電話からログインできる携帯パスワードを入力します。携帯パスワードを未設定の場合は「0000」でログインできます。)

2章 通報設定� ■通報メールの見方

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通報内容表示 意味

電池無し 停電通報用内部電池が接続されていない。電池無し復旧 停電通報用内部電池が接続された。テストメール テストメールが送信された。定期通報なし 端末との通信が2.5日以上途絶えている。※同時に複数事象が発生した場合は、それぞれの事象ごとに通報メールを送信します。

❷現場名「端末タイトル、データ名称設定」で設定されたタイトルを表示します。

❸警報内容 /CH名称、状態■�警報内容

・警報内容の表示は❶サブジェクトの警報内容と同じです。

・複数の警報が同時に発生した場合は、1行ずつ並べて表示します。

■ CH名称、状態

・「警報内容+ CH名称」を表示します。

※ CH名称は「端末タイトル、データ名称設定」で設定されたタイトルを表示します。

❹アナログ入力 (AI)CHのデータ名称と現在値・データ名称は「端末タイトル、データ名称設定」で設定した名称を表示します。

・現在値は小数点以下2桁を表示します。(換算式設定によって小数点以下3桁または2桁で四捨五入)

※「定期通報なし」の場合は表示されません。

❺デジタル入力 (DI)CHのデータ名称と入力の状態・データ名称は「端末タイトル、データ名称設定」で設定した名称を表示します。

・現在値はイベントの発生をON/OFF で表示します。

※「定期通報なし」の場合は表示されません。    

❻端末 ID警報が発生した端末の IDを表示します。

❼発生日時・AI/DI の警報、停電発生、停電復旧、瞬停、テスト SW、電池無し、機器故障は端末が警報発生とみ

なした日時を表示します。

・電源ONはM2Mデータセンタが警報を受信した日時を表示します。

・定期通報なしは、M2Mデータセンタからメールを送信した日時を表示します。

❽電波強度計測データをM2Mデータセンタで受信したときのアンテナレベルを表示します。

❾説明「端末タイトル、データ名称設定」の「説明」に入力した内容を表示します。

2章 通報設定� ■通報メールの見方

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1. 通報先と通報内容を設定する【通報先設定】 B � C � 管理 �

本機はM2Mデータセンタを通じて通報メールを送信します。ここでは、通報メールの送信先や通報項目の設定のしかたを説明します。※チャネルごとの通報先設定はできません。

1)�センサーネットのホームページ(http://www.allwatch.jp)を表示して、契約者メニューの[LOGIN]をクリックします。

2)�ユーザ IDとパスワード入力して[ログイン(SSLあり)]をクリックします。ログインできない場合は[ログイン(SSL なし)]をクリックします。

3)通報先設定をする端末をクリックします。

4)通報メニューが表示されるので、[通報先設定(漏電・温度・デマンド)]をクリックします。

●通報メニューが表示されていない場合は、画面上部のメニューバーの[通報]をクリックします。

2章 通報設定� 1.�通報先と通報内容を設定する

[LOGIN] をクリック

ユーザ IDとパスワードを入力

[ログイン(SSL あり)]をクリック

設定する端末をクリック

[通報先設定(漏電・温度・デマンド)]をクリック

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5)通報先設定をします。通報する時間帯やメールアドレスごとに、通報する項目を変えることができます。

項目の説明●通報時間帯

通報する時間帯を指定します。時間帯外に警報発生した場合は、可能時間帯になると通報されます。

開始時間(00 分 00 秒)〜終了時間(59 分 59 秒)が表示されます。通報時間帯を指定しない場合は、

0時〜 23 時のままにします。

 例)・8時台(8:00:00 〜 8:59:59)に警報を受ける場合:「8時〜 8時」に設定

・午前 9時〜翌日の午前 5時まで(9:00:00 〜 4:59:59)に警報を受ける場合:

    「9時〜 4時」に設定

●メールアドレス

複数のメールアドレスを登録する場合はカンマ「,」(半角)で区切ります。携帯電話のメールアドレ

スにも通報できます。 例)[email protected],[email protected]

●曜日

通報する曜日をチェックします。

●漏洩、温度

通報メールに含める警報レベルをチェックします。各レベルごとに選択できます。

●停電

 ・停電通報:停電があった場合に通報します。

 ・復帰通報:停電から復旧した場合に通報します。

 ・瞬停:100ms 以上 1秒未満の停電があった場合に通報します。

●システム

 ・定期通報:最新の計測データ受信日時から一定期間、端末より通信がない場合に通報します。

 ・高温:端末が高温になった場合に、発生、復旧を通報します。

 ・テストSW:端末のテストスイッチが押された場合に現在値を通報します。

 ・電源ON:停電通報用内部電池が未接続時にのみ、端末の電源がONになったことを通報します。

 ・電池無し:停電通報用内部電池が未接続時の場合に通報します。

 ・機器故障:端末に故障が発生したり、環境に問題がある場合に通報します。

●テスト

[送信]をクリックすると、左のメールアドレスにただちにテストメールが送信されます。

これはメールアドレスのチェック用です。登録はされません。

6)設定が終わったら、画面下の[登録]ボタンをクリックします。「設定しました」というメッセージが表示されたら終了です。

2章 通報設定� 1.�通報先と通報内容を設定する

[登録]をクリック

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2. 警報レベルを設定する  B � C � 管理 �

アナログ入力チャネルに対して、警報発生の条件を設定することができます。通常は設定を変更する必要はありませんが、絶縁監視では過大な漏電の発生を検知したい場合や、漏電の途中経過を知りたい場合に変更します。また、温度監視ではトランスなどの温度上昇が激しい場合に、検知温度を変更します。

1)端末一覧で設定する端末をクリックします。

2)通報メニューが表示されるので[警報レベル設定]をクリックします。

3)設定を変更したいチャネルの警報レベルや時間を入力します。HHH、HHの警報レベルを設定できます。Hレベルは本章「3. 警報レベルを一時的に変更する」(P.22)

で行います。

(初期値:HHH=なし、HH=150mA、発生遅延=復帰遅延=継続時間= 600 秒)

2章 通報設定� 2. 警報レベルを設定する

設定する端末をクリック

[警報レベル設定]をクリック

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警報レベルについて●HHH、HH、H

「HHH>HH>H」となるように、20 〜 1000mAの範囲で設定します。

計測データがHHH、HH、Hの数値を超えると警報発生の状態となります。

●発生遅延(秒)

HHH、HH、Hの数値を超えたことが継続

してから、ここで設定した時間を経過する

と「警報発生」が通報されます。

0〜 65535 秒の範囲で設定します。

●復帰遅延(秒)

警報発生後、HHH、HH、Hの数値を下回っ

た状態が継続してから、ここで設定した時

間を経過すると「復旧」が通報されます。

0〜 65535 秒の範囲で設定します。

●継続時間(秒)

HHH、HH、Hで設定した警報を確認した後、

同じ警報レベルを超えても警報発生とはし

ません。これは、頻繁な通報を避けるため

です。600〜65535秒の範囲で設定します。

継続時間内に、さらに上の警報レベルに達

しているときには通報を行います。

4)設定が終わったら、[送信]ボタンをクリックします。警報設定が変更されました。

※端末の電源が入っていない間に行われた設定は、電源ON後に自動的に反映されます。

2章 通報設定� 2. 警報レベルを設定する

「継続時間」

警報レベル(HHH、HH、H)

時間

「警報」を送信 「継続時間」経過後に警報レベルを検出したので「警報」を送信

「継続時間」内なので警報は送信されない

計測データ

計測データ

「発生遅延」時間

警報レベル(HHH、HH、H)

時間

警報レベルを超えたのを検出

「発生遅延」時間経過後に「警報」を送信

通報時に送信される値

計測データ

「復帰遅延」時間

警報レベル(HHH、HH、H)

時間

警報レベルを下回ったのを検出

「復帰遅延」時間経過後に「復旧」を送信

通報時に送信される値

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3. 警報レベルを一時的に変更する  B � C � 管理 �

漏電が発生して通報メールが頻繁に送られてくる場合などには、警報レベルを一時的に上げて警報の多発を防ぐことができます。変更できるのはHレベルの警報で、簡単にリセットして元のレベルに戻すことができます。

1)端末一覧で端末をクリックします。

2)通報メニューが表示されるので[警報レベル一時変更]をクリックします。

3)Hの欄を50mAより大きな数値に変更して[送信]ボタンをクリックします。

4)漏電が復旧したら、[初期値に戻す]をクリッックすると、元の数値に戻ります。

※端末の電源が入っていない間に行われた設定は、電源ON後に自動的に反映されます。

2章 通報設定� 3. 警報レベルを一時的に変更する

設定する端末をクリック

[警報レベル一時変更]をクリック

変更する CHの数値を入力※ �HH レベルを超える数値は入力できません。

[送信]をクリック

漏電が復旧したら

[初期値に戻す]をクリック

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4. イベント入力を設定をする  B � C � 管理 �

イベント入力(DI�)チャネルがある場合には、アナログ入力チャネルとは別に通報先と警報の設定を行うことができます。※チャネルごとの通報先設定はできません。

4-1. イベントの通報先設定をするイベントに警報が発生した場合の通報先を設定します。

1)端末一覧で端末をクリックします。

2)通報メニューが表示されるので[通報先設定(汎用入力)]をクリックします。

3)通報する時間帯、メールアドレス、曜日を設定します。

項目の説明●通報時間帯

通報する時間帯を指定します。時間帯外に警報発生した場合は、可能時間帯になると通報されます。

開始時間(00 分 00 秒)〜終了時間(59 分 59 秒)が表示されます。通報時間帯を指定しない場合は、

0時〜 23 時のままにします。

 例)・8時台(8:00:00 〜 8:59:59)に警報を受ける場合:「8時〜 8時」に設定

  ・午前 9時〜翌日の午前 5時まで(9:00:00 〜 4:59:59)に警報を受ける場合:

    「9時〜 4時」に設定

2章 通報設定� 4. イベント入力を設定する

設定する端末をクリック

[通報先設定(汎用入力)]をクリック

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●メールアドレス

複数のメールアドレスを登録する場合はカンマ「,」(半角)で区切ります。携帯電話のメールアドレ

スにも通報できます。

 例)[email protected],[email protected]

●汎用入力

チェックします。

●テスト

[送信]をクリックすると、左のメールアドレスにただちにテストメールが送信されます。

4)設定が終わったら、画面下の[登録]ボタンをクリックします。「設定しました」というメッセージが表示されたら終了です。

2章 通報設定� 4. イベント入力を設定する

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4-2. イベントの警報設定をする  B

イベント入力チャネルに対して警報発生の条件を設定します。※接続されたイベント入力がON/OFF 信号であることを必ず確認してください。※メール通報サービスBではこの通報は課金の対象になります。

1)端末一覧で端末をクリックします。

2)通報メニューが表示されるので[汎用入力警報設定]をクリックします。

3)使用するチャネルをチェックして、通報条件、時間を設定します。

項目の説明●使用

通報メールで通知するチャネルをチェックします。

●通報条件:通報メールに含める条件をチェックします。

 ・ON:イベント入力がONになったときに通報します。

 ・OFF:イベント入力がOFF になったときに通報します。

※ON、OFF 両方にチェックを入れると、ONになったとき、OFF になったときの両方を通報します。

2章 通報設定� 4. イベント入力を設定する

設定する端末をクリック

[汎用入力警報設定]をクリック

通報したい条件にしたがってチェック

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●発生遅延(秒)(0= 100 ミリ秒、1〜 65535 秒、初期値 3秒)

通報条件で設定した状態(ON/OFF)になったことを警報発生とします。この警報発生を検知してから、

ここで設定した時間を経過すると警報発生が通報されます。

●復帰遅延(秒)(0= 100 ミリ秒、1〜 65535 秒、初期値 3秒)

通報条件で設定した状態(ON/OFF)でなくなったことを復帰とします。この復帰を検知してから、

ここで設定した時間を経過すると復帰が通報されます。

●継続時間(秒)(600 〜 65535 秒、初期値 600 秒)

ここで設定した時間内に入力信号が変化しても無視されます。これは、多数の通報メールが送信され

るのを防ぐためのものです。600 〜 65535 秒以外の設定が必要な場合は、巻末にあるM2Mコールセ

ンターへご連絡ください。

4)設定が終わったら、[送信]ボタンをクリックします。警報設定が登録されました。

※端末の電源が入っていない間に行われた設定は、電源ON後に自動的に反映されます。

通報条件が ON の場合の通報例

例 1)発生遅延時間に満たないON信号(図の①

と②)は通報されません。

③のようにON信号が発生遅延時間を超え

ると、通報されます。

例 2)④のように一度通報した後、⑤のように

入力が再びONになっても継続時間内の場

合は無視され、通報されません。

2章 通報設定� 4. イベント入力の設定をする

①     ②       ③

④        �����  ⑤

入力信号

ON

通報

発生遅延時間 継続時間

継続時間内なので無視される

入力信号

ON

通報

発生遅延時間

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5. 通報一覧を表示する  C � 管理 �

過去に発生した警報の一覧を表示します。※本機能はメール通報サービスBではご利用できません。

1)端末一覧で端末をクリックします。

2)通報メニューが表示されるので[通報一覧(SW)]をクリックします。

3)�表示する年、月、日を選択し、何日分表示するかを入力して[表示]ボタンをクリックします。※ここで一覧表示されるのは、画面右上の「表示フィルタ設定」をクリックして表示される画面で選択

した項目です。通報一覧に表示する内容を設定する場合は、手順 4(P.28)へ進みます。

画面の説明●[Next][Back]ボタンをクリックすると前後日の分が表示されます。

●[未対応][対応][全て]

通報一覧に表示される通報を分類できます。一覧の「対応」の欄に、その通報に対する対応のしかた

を書き込んで[登録]ボタンをクリックすると、「対応済み」になります。[未対応][対応][全て]

のどれかを選択すると、該当する通報だけが表示されます。

●[内容]

通報メールの内容が表示されます。

2章 通報設定� 5. 通報一覧を表示する

通報一覧を表示する端末をクリック

[通報一覧(SW)]をクリック

表示日を指定して[表示]をクリック

表示内容を設定(手順 4で説明)

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4)�画面右上の[表示フィルタ設定]をクリックすると、通報一覧に表示する項目を設定できます。以下の操作は必要に応じて行ってください。通報一覧に表示したい項目をチェックして[設定]ボタンをクリックします。

項目の説明●漏洩、温度、デジタル

一覧に表示する警報レベルをチェックします。各レベルごとに選択できます。

●停電

 ・停電通報:停電があった場合に表示します。

 ・復帰通報:停電から復帰した場合に表示します。

 ・瞬停:100ms 以上 1秒未満の停電があった場合に表示します。

●システム

 ・定期通報:最新の計測データ受信日時から一定期間、端末より通信がない場合に表示します。

 ・高温:端末が高温になったことを表示します。

 ・テスト SW:端末のテストスイッチが押されたときの現在値を表示します。

 ・電源ON:停電通報用内部電池が未接続時にのみ、端末の電源がONになったことを表示します。

 ・電池無し:停電通報用内部電池が未接続の場合に表示します。

 ・機器故障:端末が故障した場合に表示します。

 ・最新値参照:端末の最新値を表示します。

2章 通報設定� 5. 通報一覧を表示する

クリックすると設定項目が表示される

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6. 遠隔監視報告書を印刷する【月報印刷】  C � 管理 �

指定した年月の遠隔監視報告書を作成して印刷します。

1)端末一覧で端末をクリックします。

2)通報メニューが表示されるので[月報印刷]をクリックします。

3)月報を作成する対象の年月を指定して[作成]をクリックします。

●[差し込み情報設定]をクリックすると次の画面が表示されます。

2章 通報設定� 6. 遠隔監視報告書を印刷する

月報を作成する端末をクリック

[月報印刷]をクリック

対象年月を指定して

[作成]をクリック

印刷する報告書にタイトル、発行元情報、御中を挿入することができます。

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4)作成された月報を確認し、[印刷]をクリックして印刷します。

2章 通報設定� 6. 遠隔監視報告書を印刷する

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M2Mセンサーネット【絶縁監視サービス】ユーザーズマニュアル

3章 計測データ表示【モニタ】

端末が収集した計測データを表示します。計測したデータをトレンドグラフにするには、グラフの設定をする必要があります。�※�本機能は絶縁監視管理サービスをご契約の場合にご利用いただけます。

�� 1. トレンドグラフを設定する�................................... 32 2. トレンドグラフを表示する�.................................. 34 3. 計測データを表示する�.......................................... 36 4. 端末の最新値を参照する�...................................... 38

お客様のご契約でご利用いただける機能が分かるよう、本マニュアルでは見出しに次のようなマークがついています。ご確認のうえご利用ください。

B � メール通報サービスB

C � メール通報サービスC管理 ��管理サービス

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1. トレンドグラフを設定する 管理 �

トレンドグラフは計測データの動向を見ることを目的としたグラフです。表示期間の幅を変えたり、前後にスクロールすることができます。グラフから漏電の発生パターン、時間、時期を分析することにより、きめ細かな対応、対策が行えます。トレンドグラフを表示するには、事前に折れ線グラフの色や表示するチャネルを選び、グラフスケールを設定しておく必要があります。

1)端末一覧でグラフの設定をする端末をクリックします。

2)�メ�ニューバーの[モニタ]をクリックします。

3)モニタメニューの[設定]をクリックします。

4)折れ線グラフの設定をします。

■折れ線グラフ設定

● CH名称

1章「3. 端末設定をする」(P.12)で表示の指定をしたチャネルが表示されます。

3章 計測データ表示【モニタ】� 1.�トレンドグラフを設定する

設定する端末をクリック

設定がすべて終ったらクリック

[モニタ]をクリック

[設定]をクリック

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●表示

最大 8本までグラフ表示できます。表示するチャネルをチェックします。

●色

折れ線の色を 10 色の中から選びます。

●軸

左上、左下、右上、右下のうち、どの軸に合わせてグラフを描画するか選びます。

●警報レベル線

チェックをつけたチャネルに設定されている警報レベルをグラフに表示します。1チャネルのみ選択

できます。

■グラフスケール

グラフには左右の軸に 2つずつ計 4つのグラフスケールを設定できます。その目盛りのMAX(上限)、

MIN(下限)に数値を入力します。

■DI 設定

イベント入力(DI)チャネルがある場合に表示されます。チェックをつけたチャネルがグラフに表示

されます。

5)設定が終ったら画面上の[登録]ボタンをクリッックします。「設定しました」と表示されたら終了です。

3章 計測データ表示【モニタ】� 1.�トレンドグラフを設定する

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2. トレンドグラフを表示する 管理 �

トレンドグラフの表示方法と見方を説明します。トレンドグラフを表示するためには事前の設定が必要です。(本章「1. トレンドグラフを設定する」P.32参照)

1)端末一覧でグラフを表示する端末をクリックします。

2)�メ�ニューバーの[モニタ]をクリックします。

3)モニタメニューの[トレンド]をクリックします。

4)グラフが表示されます。

3章 計測データ表示【モニタ】� 2.�トレンドグラフを表示する

設定する端末をクリック

[モニタ]をクリック

[トレンド]をクリック

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5)必要に応じて設定を変更します。

■表示期間を変更する

「日」または「時間」を選び、数値を入力して[変更]ボタンをクリックします。

「日」を選んでいる場合は 1〜 100 の整数、「時間」を選んでいる場合は 1〜 120 の整数を指定できます。

■横スクロールする(前後のデータを表示)

表示中のデータより何日前または何日後に移動するか、数値を入力して[←][→]ボタンをクリッ

クします。1〜 999 の整数を指定できます。

[現在]ボタンをクリックすると現在のデータが表示されます。

■チャネルごとに表示、非表示を切り替える

各チャネルの「表示」欄と「汎用入力表示」欄のチェックボックスで、チャネルごとに表示、非表示

を切り替えます。

 ※�ここでの設定は保存されません。本章「1. トレンドグラフを設定する」(P.32)の表示設定が保存

されます。

■縦軸の目盛り

左に 2件、右に 2件のスケールは本章「1. トレンドグラフを設定する」(P.32)で設定します。

3章 計測データ表示【モニタ】� 2.�トレンドグラフを表示する

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3. 計測データを表示する 管理 �

端末の計測データを一覧表示します。各計測日時のデータに対して、明記しておきたい事項をメモとして入力することができます。

1)端末一覧で計測データを表示する端末をクリックします。

2)�メ�ニューバーの[モニタ]をクリックします。

3)モニタメニューの[計測データ]をクリックします。

4)最新時刻の計測データが計測日時の降順で表示されます。

画面の説明●�過去のデータを見るときは年月日と、何日分を表示するかを指定して[移動]ボタンをクリックし

ます。

●�[実値表示]ボタンをクリックすると、換算前のデータが表示されます。[実値非表示]をクリッ

クすると元に戻ります。

●�「メモ表示」をチェックするとメモ入力欄が表示されます。必要に応じて各計測日時のデータにメ

モを入力し、[更新]ボタンをクリックします。

3章 計測データ表示【モニタ】� 3. 計測データを表示する

計測データを表示する端末をクリック

[モニタ]をクリック

[計測データ]をクリック

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▼計測データをダウンロードする

計測データの CSV ファイルをダウンロードすることができます。

手順 4(P.36)のモニタ 計測データ画面で[CSV]ダウンロードをクリックすると、次の画面が表示

されます。

※ CSV ファイルにはメモ欄に入力した内容も含まれます。

 

3章 計測データ表示【モニタ】� 3. 計測データを表示する

ダウンロードする期間を指定

データの並び順を選択

[ダウンロード]をクリック

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4. 端末の最新値を参照する  C �管理 �

端末ごとに各チャネルの最新データを表示します。

1)設置グループの端末一覧で端末をクリックします。

2)�メ�ニューバーの[モニタ]をクリックします。

3)モニタメニューの[最新値参照]をクリックします。

4)端末の最新値が表示されます。●[データ取得]ボタンをクリックすると、再度、最新値を取得して更新されます。

●�[更新]ボタンをクリックすると、取得済みの直近のデータが表示されます。端末の電源がOFF の

場合や、通信状態が悪くデータを取得できない場合に使用します。

3章 計測データ表示【モニタ】� 4. 端末の最新値を参照する

最新値を参照する端末をクリック

[モニタ]をクリック

[最新値参照]をクリック

クリックすると再度最新値を取得して更新

直近のデータを表示

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M2Mセンサーネット【絶縁監視サービス】ユーザーズマニュアル

4章 携帯電話での利用

この章では携帯電話で利用する方法を説明します。携帯電話のブラウザで利用する場合は、NTTドコモの i モード対応機種のみ対応しています。

 1. ブラウザで利用する............................................... 40 2. メールで最新値を参照する................................... 42

お客様のご契約でご利用いただける機能が分かるよう、本マニュアルでは見出しに次のようなマークがついています。ご確認のうえご利用ください。

B . メール通報サービスB

C . メール通報サービスC

管理 ..管理サービス

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1. ブラウザで利用する  B . C .管理 .

M2Mセンサーネットを携帯電話からご利用になる場合の画面と操作を説明します。i モードで下記のURLへアクセスすると、ログイン画面が表示されます。※通報メールの見方については 2章通報設定の「通報メールの見方」をご覧ください。

 携帯電話のURL http://ewi.m2m-dc.ne.jp/term_sub/i/

■ログイン

■タイトル一覧

▲この画面を携帯電話の「画面メモ」機能で保存しておくことをお勧めします。

 次回から画面メモを読み出すだけでログインでき、ユーザ IDとパスワードの入力が不要になります。

4章.携帯電話での利用. 1. ブラウザで利用する

■ログインユーザ ID

パスワード

 送信

■タイトル一覧(p1/15)[1-10/15]ABC 工業 ( 株 ) 第一変電所ABC 工業 ( 株 ) 第二変電所オムロン ( 株 ) 東京本社オムロン ( 株 ) 大崎事業所オムロン ( 株 ) 京都本社ホテルオムロン三島ホテルオムロン箱根

[1]前頁[2]次頁

端末検索

 検索

●ユーザ ID「ユーザ ID」を入力します。

●パスワード携帯パスワードまたは「パスワード」を入力します。※�携帯パスワードを未設定の場合は「0000」でログインできます。

●送信M2Mセンサーネットへの接続を開始します。接続すると、下のタイトル一覧画面が表示されます。

全端末のタイトル(名称)が一覧表示されます。タイトルをクリックすると、次ページ(P.41)のサービスメニューが表示されます。※タイトルは 1ページに 10 件ずつ表示されます。

●前頁、次頁表示中の端末一覧に前頁、次頁がある場合に表示します。

●端末検索

●検索

■タイトル一覧

 検索

●端末検索入力欄に端末 ID または端末タイトルのキーワードを入力します。キーワードは半角文字のみ入力できます。●検索入力したキーワードで端末の検索を開始します。

▼何も入力しないで[検索]をクリックすると、全端末リストが表示されます。

携帯電話のURL http://ewi.allwatch.jp/term_sub/i/

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■端末タイトル選択後のメニュ−

メール通報サービスのメニュー  B ..

絶縁監視管理サービスのメニュー  C 管理 .

■漏洩警報レベルを一時的に変更する  B . C .管理 .

漏電が発生して通報メールが頻繁に送られてくる場合など、警報レベルを一時的に上げて、警報の発生を防ぐことができます。変更できるのはHレベルの警報で、簡単にリセットして元のレベルに戻すことができます。上のメニューで[1]警報レベル一時変更��を選ぶと次の画面が表示されるので、❶〜❸の操作をします。

4章.携帯電話での利用. 1. ブラウザで利用する

オムロン ( 株 ) 東京本社c8000e

[1]警報 Lv 一時変更[2]最新受信データ[0]戻る↑ページ先頭へ

選択した端末のタイトルと端末 ID

警報発生時、通報が多発するのを防ぐため、Hレベルに設定された警報レベルを一時的に上げます。(HH> Hの範囲で設定できます)

M2Mデータセンタに受信済みの、端末の最新データを表示します。

タイトル一覧画面に戻ります。

オムロン ( 株 ) 東京本社c40123

[1]警報 Lv 一時変更[2]最新値参照[3]最新受信データ[0]戻る↑ページ先頭へ

選択した端末のタイトルと端末 ID

警報発生時、通報が多発するのを防ぐため、Hレベルに設定された警報レベルを一時的に上げます。(HH> Hの範囲で設定できます)

端末から最新値を取得して表示します。

M2Mデータセンタに受信済みの、端末の最新データを表示します。

タイトル一覧画面に戻ります。

■漏洩警報レベル一時変更

現在の設置電灯50 変更動力80 *変更ZCT250 変更

リセット

↑ページ先頭へ[0]戻る

■漏洩警報レベル変更入力

Ch ZCT0設定レベル  50変更後レベル 80変更

漏洩警報レベル一時変更へ戻る[0]メニューに戻る

❷変更後の値を入力します。❸変更を実行します。

変更中の場合は*マークがつきます。

❶�変更するチャネルの[変更]をクリックすると、下の画面が表示されます。

クリックすると変更前の値に戻ります。

「警報 Lv一時変更」を選ぶと、下の画面が表示されます。

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4章.携帯電話での利用.  2. メールで最新値を参照する

2. メールで最新値を参照する  B . C .管理 .

下記の内容でメールを送信すると、端末の最新値をメールで受け取ることができます。端末を設置した現地へ行かずに、いつでもどこからでも現在の漏洩電流値と温度を知ることができます。警報発生直後や、少し時間が経った後にメールによる最新値参照を行うと、よりきめ細かく対応できます。※�この機能を利用するには、通報先の設定に携帯電話のメールアドレスを登録する必要があります。登録

がないメールアドレスは無視されます。

※複数の端末の最新値を同時に要求することはできません。

メールの宛先:. [email protected]件名(subject):.必要ありません(任意)本文:. ○○○○○○○○@××××××

        お客様のユーザ ID 参照する端末 ID. 例).  [email protected]  

※ 端末 ID のアルファベットは必ず半角小文字で入力してください。

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おお問問いい合合わわせせ先先

■設定、取扱説明書に関するお問い合わせ先

M2Mコールセンター

0120-053-606

受付時間:土・日・祝日を除く 9:30~17:30(12:15~13:00を除く)

Eメール [email protected]

お電話の前に、以下の内容をご用意ください。

特に本製品のID番号またはシリアル番号は必須です。

(1) 本製品のID番号またはシリアル番号

(2) 本製品の型名

(3) トラブルが発生する前または直前に行った操作

(4) トラブルがどれぐらいの頻度で発生するか

(5) その他お気づきの点

■故障、製品に関するお問い合わせ先

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