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License Server バージョン 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド

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  • License Serverバージョン 4.6

    ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド

  • 著作権に関する通知

  • 著作権

    このドキュメントに記載される情報は、将来予告なしに変更されることがあり、ベンダーまたはその販売代理店の見解を示すものではありません。このマニュアルを MapInfo Corporation, One Global View, Troy, New York 12180-8399の書面による許諾なしに複製することは禁じられています。 © 2015 Pitney Bowes Software Inc. All rights reserved.Pitney Bowes Software Inc.は Pitney Bowes Inc. の完全な子会社です。Pitney Bowes、会社ロゴ、MapInfo、Group 1 Software および ライセンス サーバ は Pitney Bowes Software Inc.の登録商標です。その他すべての商標および登録商標に関する権利はそれぞれの所有者に帰属します。 Pitney Bowes Software Inc. オフィスへのお問い合わせ先については、 http://www.pitneybowes.com/us/contact-us.htmlをご覧ください。 © 2015 Adobe Systems Incorporated.All rights reserved.Adobe、Adobe ロゴ、Acrobat、および Adobe PDF ロゴは、米国やその他の国における Adobe Systems Incorporated の登録商標または商標です。ここに記載される製品名は、各メーカーの商標である場合もあり、ここではそのように認識されます。商標名は、商標所有者の利益となるように編集上使用されており、商標を侵害する意図はありません。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 3

    http://www.pitneybowes.com/us/contact-us.html

  • 目次

    1 - はじめに

    概要 6ライセンス サーバおよびユーティリティ 6同時使用ライセンス 6借用可能ライセンス 7配布可能ライセンス 7ライセンス サーバ管理者 7

    2 - インストールとアクティベーション

    システム要件 10インストール 12ライセンス サーバの停止と開始 14ライセンス サーバ ユーティリティの開始 16サーバ ライセンスのアクティベーション 17ライセンス サーバへのユーザの接続 23

    3 -ライセンスサーバユーティリティの使用

    マップ概要表示機能 25ライセンスの要約情報 25ライセンス設定 25ライセンスの移動 30配布可能ライセンスの修復 33配布ライセンスのオーバードラフト サポート 33 MapInfo Pro用と MapInfoランタイム用のライセン

    スサーバユーティリティオプションファイル

    オプション ファイル内のオプションの変更 35ライセンス リストの更新 39最長借用期間 40ライセンス サーバ情報 40トラブルシューティング 41

    34

  • 1 - はじめにこのガイドは、Pitney Bowes Inc.ライセンス サーバをインストールしたり、設定したり、管理したりするときに役立ちます。

    このセクションの構成

    概要 6ライセンス サーバおよびユーティリティ 6同時使用ライセンス 6借用可能ライセンス 7配布可能ライセンス 7ライセンス サーバ管理者 7

  • はじめに

    概要

    Pitney Bowes Softwareのソフトウェア製品を同時使用ライセンス方式でご購入いただき、ありがとうございます。同時使用ライセンス方式では、ネットワーク上の他のコンピュータからのライセンス要求を処理するために、ライセンスサーバをインストールし、メンテナンスする必要があります。

    ライセンス サーバおよびユーティリティ

    ライセンスサーバは、 Pitney Bowes Inc.製品のライセンスに関する要求を処理します。ライセンスには、配布可能ライセンス、同時使用ライセンス、借用ライセンスがあります。ライセンスサーバユーティリティは、 MapInfoライセンスサーバ付属のアプリケーションです。このユーティリティを使用すると、ライセンスサーバを構成し、組織における製品ライセンスの使用状況を監視できます。ライセンス サーバ ユーティリティは、バージョンごとに 1 つのライセンス タイプをサポートします。つまり、たとえば同時使用ライセンスを提供する場合は 1つのライセンスサーバユーティリティが必要ですが、同じ製品バージョンに対する借用可能ライセンスも提供するには 2 つ目のライセンス サーバ ユーティリティが必要になります。

    同時使用ライセンス

    同時使用ライセンス方式により、複数のコンピュータが 1つのライセンスサーバを使用して製品を実行できます。Pitney Bowes Software製品を同時に実行できるコンピュータの数は、ライセンス サーバによって、組織が購入した同時使用ライセンス数に制限されます。同時使用ライセンスのアクティベーションの際に、ライセンスサーバコンピュータの名前とポート番号を指定してサーバとの接続を確立する必要があります。この情報を正しく入力すれば、後は製品を実行するたびにライセンスのチェックアウトが自動的に行われます。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 6

  • はじめに

    借用可能ライセンス

    同時使用ライセンスを借用できる場合があります。借用可能ライセンスを使うと、ライセンスサーバに接続していなくても製品を使用できます。たとえば、ラップトップコンピュータにインストールされた製品を外出先で使うような場合に、ライセンスを借用すれば製品を使用できます。ライセンスを借用するには、製品をライセンスサーバに接続する必要があります。ライセンスの借用方法は、使用する製品によって異なります。詳細については、製品のドキュメントを参照してください。ライセンスの借用には一定の期間が設けられています。借用期間が終了するまでの間に返却しなかったライセンスは、次回の接続時にライセンスサーバに自動的に返却されます。手順は、「最長借用期間」を参照してください。

    配布可能ライセンス

    配布可能ライセンスは、借用可能ライセンスとよく似ていますが、所定の期間が過ぎても無効になりません。ライセンスを一定の有限な期間だけ借用する代わりに、このライセンスをアクティベーションすることで対象製品を無制限に永続的に使用できます。配布可能ライセンスのアクティベーションを行うためには、製品をライセンスサーバに接続する必要があります。ライセンスのアクティベーション方法は使用する製品によって異なります。詳細については、製品のドキュメントを参照してください。アクティベーションした製品をもう使わなくなったときは、配布可能ライセンスをライセンスサーバに返却すれば、組織の他の人々が使えるようになります。

    ライセンス サーバ管理者

    ライセンスサーバ管理者は、ライセンスサーバの設定と構成を行う組織の担当者です。この管理者の主な仕事は次のとおりです。 • Pitney Bowes Software ライセンス サーバをインストールし、メンテナンスする。 • 製品ライセンスの使用状況を管理するためにサーバ ライセンスのアクティベーションを行う。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 7

  • はじめに

    • 製品のユーザに、製品ライセンスのチェックイン時とチェックアウト時に必要となる、ライセンス サーバ コンピュータの名前とポート番号を知らせる。

    • ライセンス サーバ ユーティリティを用いて Pitney Bowes Software 製品のライセンスを監視する。

    • ユーザがライセンスを借用できる最長借用期間を指定する。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 8

  • 2 - インストールとアクティベーションこのセクションでは、ライセンスサーバのインストール方法とサーバライセンスのアクティベーション方法を説明します。

    このセクションの構成

    システム要件 10インストール 12ライセンス サーバの停止と開始 14ライセンス サーバ ユーティリティの開始 16サーバ ライセンスのアクティベーション 17ライセンス サーバへのユーザの接続 23

  • インストールとアクティベーション

    システム要件

    この製品は、以下の Microsoft Windowsデスクトップオペレーティングシステムでテストされています。 • Windows 10 (64 ビット) • Windows 8.1 (64 ビット) • Windows 7 Ultimate 64 ビット SP1 • Windows 2012 Server R2 64 ビット SP1 • Windows 2012 Server R2 64 ビット (XenApp 7.5 使用) • Windows 2008 Server R2 64 ビット SP1 • Windows 2008 Server R2 64 ビット SP1 (XenApp 6.0 使用)

    システムの注意点

    64ビット Windowsオペレーティングシステムにライセンスサーバユーティリティをインストールするにあたって、特別なインストール手順はありません。ライセンス サーバ ユーティリティは、以下の仮想環境で動作します。 • VMware Workstation 8.0 • VMware ESX 4.1 • VMware ESXi 4.1 および 5.0

    オープン ソースの所有権に関する表記

    QT Assistant 5.2.0

    この製品に付属している QT Assistant バージョン 5.2.0 は、GNU Lesser General Public License Version 2.1 (1999 年 2 月) に基づきライセンスされています。ライセンスは http://www.gnu.org/licenses/lgpl-2.1.txtからダウンロードできます。このソフトウェアのソース コードは、 http://qt-project.org/downloadsから入手できます。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 10

    http://www.gnu.org/licenses/lgpl-2.1.txthttp://qt-project.org/downloads

  • インストールとアクティベーション

    ECW JPEG2000 SDK 3.3

    この製品には、ECW JPEG2000 SDK Licenseの下でライセンス供与される ECW JPEG2000 SDK 3.3が付属しています。ライセンスの取得については、ERDAS (http://erdas.com/Homepage.aspx)にお問い合わせください。このソフトウェアのソース コードの入手については、 ERDAS (http://erdas.com/Homepage.aspx) にお問い合わせください。

    FDO 3.8.0

    この製品に付属している FDO (Feature Data Objects) は、Lesser General Public License (LGPL) (Version 2.1、1999 年 2 月、Open Source Geospatial Foundation、All rights reserved) に基づきライセンスされています。このライセンスは、http://fdo.osgeo.org/lgpl.htmlからダウンロードできます。このソフトウェアのソースコードは、 http://fdo.osgeo.org/content/fdo-380-downloadsから入手可能です。

    Extended WPF Toolkit 1.6.0

    この製品に付属している Extended WPF Toolkit 1.6.0 は、Microsoft Public License に基づきライセンスされています。ライセンスは、 http://wpftoolkit.codeplex.com/licenseからダウンロードできます。このソフトウェアのソース コードは、 http://wpftoolkit.codeplex.comから入手可能です。

    GeoTools 2.6.1

    この製品に付属している GeoTools 2.6.1 は、GNU Lesser General Public License Version 2.1 (1999 年 2 月) に基づきライセンスされています。ライセンスは、 http://www.gnu.org/licenses/lgpl-2.1.html (Copyright (C) 1991, 1999 Free Software Foundation, Inc.) からダウンロードできます。このソフトウェアのソース コードは、 http://sourceforge.net/projects/geotools/files/から入手可能です。

    GeoTools 2.6.5

    この製品に付属している GeoTools 2.6.5 は、GNU Lesser General Public License Version 2.1 (1999 年 2 月) に基づきライセンスされています。ライセンスは、 http://www.gnu.org/licenses/lgpl-2.1.html (Copyright (C) 1991, 1999 Free Software Foundation, Inc.) からダウンロードできます。このソフトウェアのソース コードは、 http://sourceforge.net/projects/geotools/files/から入手可能です。

    LZ4 圧縮ライブラリ 1.7.1この製品には、BSD 3-Clause ライセンスの下でライセンス供与される LZ4 圧縮ライブラリ バージョン 1.7.1 が含まれています。ライセンスは http://opensource.org/licenses/BSD-3-Clauseからダウンロードできます。このソフトウェアのソースコードは、 http://github.com/Cyan4973/lz4から入手可能です。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 11

    http://erdas.com/Homepage.aspxhttp://erdas.com/Homepage.aspxhttp://fdo.osgeo.org/lgpl.htmlhttp://fdo.osgeo.org/content/fdo-380-downloadshttp://wpftoolkit.codeplex.com/licensehttp://wpftoolkit.codeplex.comhttp://www.gnu.org/licenses/lgpl-2.1.htmlhttp://sourceforge.net/projects/geotools/files/http://www.gnu.org/licenses/lgpl-2.1.htmlhttp://sourceforge.net/projects/geotools/files/http://opensource.org/licenses/BSD-3-Clausehttp://github.com/Cyan4973/lz4

  • インストールとアクティベーション

    Visualization Toolkit 5.0.1

    この製品には、Visualization Toolkit (VTK) License, 1993-2008 の下でライセンス供与される Visualization Toolkit 5.0.1 が付属しています。ライセンスは、 http://www.vtk.org/VTK/project/license.html (Copyright (C) 1993-2008, Ken Martin, Will Schroeder, Bill Lorensen, all rights reserved.)からダウンロードできます。このソフトウェアのソースコードは、http://www.vtk.org から入手可能です。

    インストール

    このセクションでは、ライセンスサーバのインストール方法を以下の各シナリオについて説明します。 • 新規インストール - ライセンス サーバを初めてインストールするとき、または以前インストールしたものを削除してからインストールするときのシナリオです。手順は、「新規インストール」を参照してください。

    • アップグレードインストール -ライセンスサーバを、以前のバージョンに上書きしてインストールするときのシナリオです。具体的な手順については、「アップグレード インストール(14ページ)」を参照してください。

    ライセンス サーバをインストールすると、ライセンス サーバ ユーティリティもインストールされます。ライセンス サーバ ユーティリティを使用すると、 Pitney Bowes Software 製品のサーバライセンスのアクティベーションおよびサーバ管理作業を実行できます。注 : 借用可能ライセンスまたは配布ライセンスを使用して製品をアップグレードする場合は、必

    ず互換性のあるバージョンのライセンス サーバ ユーティリティをインストールしてください。互換性があるのは、アップグレード後の製品のバージョンか、それ以降のバージョンでリリースされたライセンス サーバ ユーティリティです。 MapInfo® Pro 12.5.0 または 12.5.1をインストールする、あるいは MapInfo Professional Pro 12.5.0 または 12.5.1 にアップグレードするには、ライセンス サーバ ユーティリティ 4.5 をインストールする必要があります。

    互換性のないバージョンのライセンスサーバユーティリティを使用すると、製品のライセンス取得中に以下の問題が起きる場合があります。 • 製品が借用可能ライセンスを借用できない。 • 製品が配布ライセンスをライセンス サーバからアクティベーションできない。このような場合は、ライセンスサーバの管理者に連絡して、製品と互換性のあるバージョンにライセンス サーバをアップグレードしてもらってください。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 12

    http://www.vtk.org/VTK/project/license.htmlhttp://www.vtk.org

  • インストールとアクティベーション

    ライセンスの借用またはアクティベーションが成功した後、古いバージョンのライセンスサーバユーティリティに戻すと、借用あるいはアクティベーションしたライセンスをライセンスサーバに戻せなくなります。戻そうとしても、操作は中断され、エラーメッセージも表示されません。

    新規インストール

    ライセンス サーバをインストールするには 1. メディアをドライブに挿入します。[製品のインストール]、[MapInfo ライセンス サーバ ]を選

    択して DVD 上のライセンス サーバ ユーティリティを検索するか、直接 DVD 内の Professional_PROG_DVD\Install\MILServ\MILS_Setup.exeを探します。上記のパスからインストールする場合は、この MILS_Setup.exeファイルを右クリックし、ポップアップ メニューから [管理者として実行] を選択して、インストールを管理者権限で実行します。インストールを許可するかをたずねるメッセージが表示されます。[許可]または [はい]をクリックして次に進みます (何も応えずタイムアウトになると、インストールが中断されます)。ウィザードの指示に従ってインストールを簡単に行うことができます。

    2. [ようこそ] ダイアログ ボックスの [次へ] をクリックします。 3. [使用許諾契約] ダイアログ ボックスの [使用許諾契約の条項に同意します] ボタンをクリック

    します。使用許諾契約を印刷するには、[印刷] をクリックします。[次へ] をクリックします。 4. [インストール先のフォルダ] ダイアログ ボックスで、ライセンス サーバのインストール先を

    選択します。デフォルトは次のフォルダです。 C:\Program Files\MapInfo\License Server\

    5. 別の場所を選択するには、[変更]をクリックします。インストール先フォルダを設定したら、 [次へ] をクリックします。

    6. [サーバ ポート ]ダイアログボックスの [ライセンス サーバ ポート番号 ]フィールドに、サーバ用に使用するポート番号を入力します。デフォルトのポート番号は 27000 です。[次へ] をクリックします。注 : 有効なポート番号は 1 ~ 64000 です。

    7. [プログラムをインストールする準備ができました] ダイアログ ボックスの [インストール] をクリックします。これまでのステップで指定した設定に基づいて、ライセンス サーバとライセンス サーバ ユーティリティがインストールされます。

    8. [InstallShield Wizard の完了] ダイアログ ボックスで、 [完了] をクリックします。ライセンス サーバがインストールされました。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 13

  • インストールとアクティベーション

    アップグレード インストール

    以前のバージョンのライセンスサーバが既にインストールしてある場合は、アップグレードインストールを実行してください。アップグレードでインストールする場合、更新作業の進行中にライセンスサーバがユーザからアクセスされるようなら、一時的にサービスを停止するとよいでしょう。既存のライセンスサーバで既にアクティベーションされているライセンスは、アップグレードの際に Pitney Bowes Softwareに返却されません。ライセンスを Pitney Bowes Software に返却する場合は、「ライセンスの移動(30ページ)」を参照してください。ライセンス サーバをインストールするには 1. メディアをドライブに挿入します。

    MILS_Setup.exe ファイルを右クリックし、ポップアップ メニューから [管理者として実行]を選択して、インストールを管理者権限で実行します。インストールを許可するかをたずねるメッセージが表示されます。[許可] または [はい] をクリックして次に進みます (何も応えずタイムアウトになると、インストールが中断されます)。ウィザードが開始され、インストールを簡単に行うことができます。

    2. [ようこそ] ダイアログ ボックスの [次へ] をクリックします。 3. [使用許諾契約] ダイアログ ボックスの [使用許諾契約の条項に同意します] ボタンをクリック

    します。使用許諾契約を印刷するには、[印刷] をクリックします。[次へ] をクリックします。 4. [プログラムをインストールする準備ができました] ダイアログ ボックスの [インストール] を

    クリックします。これまでのステップで指定した設定に基づいて、ライセンス サーバとライセンス サーバ ユーティリティがインストールされます。

    5. [InstallShield Wizard の完了] ダイアログ ボックスで、 [完了] をクリックします。ライセンス サーバのアップグレードがインストールされました。

    ライセンス サーバの停止と開始

    ライセンス サーバを停止または開始するには、 Windows サービスを使用する必要があります。 Windows サービスは、Windows コントロール パネルにあります。 • Windows サービスへのアクセス(15ページ) • ライセンス サーバの停止 (15ページ)

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 14

  • インストールとアクティベーション

    • ライセンス サーバの開始(15ページ) • ライセンス サーバ ユーティリティの開始(16ページ)

    Windows サービスへのアクセス

    Windows サービスにアクセスするには 1. [スタート] メニューの [コントロール パネル ] をクリックします。 2. [コントロール パネル ] ウィンドウで、[検索] ボックスに「サービス」と入力します。 3. 検索結果から [管理ツール] を選択します。 4. [管理ツール] ウィンドウの [サービス] をダブルクリックします。

    ライセンス サーバの停止

    ライセンス サーバを停止するには 1. Windows サービスにアクセスします。 2. サービスの一覧から [MapInfo ライセンス サーバ ] を探し、クリックして選択します。 3. 以下のいずれかを実行します。

    • [サービス] ウィンドウの左側にある [停止] をクリックします。 • [操作] メニューの [停止] をクリックします。 • 右クリックしてポップアップ メニューを表示し、 [停止] をクリックします。

    サービスが停止されると、[サービス]ウィンドウの [状態]フィールドから [開始]が削除されます。サービスが停止している場合、[状態] フィールドには何も表示されません。

    ライセンス サーバの開始

    ライセンス サーバ ユーティリティを開始するには 1. Windows サービスにアクセスします。 2. サービスの一覧から [MapInfo ライセンス サーバ ] を探し、クリックして選択します。 3. 以下のいずれかを実行します。

    • [サービス] ウィンドウの左側にある [開始] をクリックします。 • [操作] メニューで[開始] をクリックします。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 15

  • インストールとアクティベーション

    • 右クリックしてポップアップ メニューを表示し、 [開始] をクリックします。

    サービスが開始されると、[サービス] ウィンドウの [状態] フィールドが [開始] に変わります。

    ライセンス サーバ ユーティリティの開始

    ライセンス サーバ ユーティリティを起動するには • Windowsの [スタート]メニューから [プログラムファイル ]、[MapInfo]、[ライセンスサーバ ]、 [ライセンス サーバ ユーティリティ ] の順に選択します。

    ライセンス サーバ ユーティリティ アプリケーション ウィンドウが表示されます。

    ライセンスサーバユーティリティを初めて起動する場合、ライセンスサーバユーティリティアプリケーション ウィンドウは空の状態です。ウィンドウのタイトルバーには、ライセンスサーバの名前とポート番号、およびサーバの実行の有無が表示されます。ライセンスサーバが実行していない場合は、 Windowsサービスにアクセスして、ライセンス サーバを開始します (「ライセンス サーバの開始(15ページ)」を参照 )。

    ライセンス サーバ ユーティリティのポート

    ライセンス サーバ ユーティリティをファイアウォールの背後で動作させる場合は、ライセンスサーバ マネージャ (lmgrd) とベンダー デーモン (unisw20) の TCP/IP ポートをライセンス ファイル (MILICSERVER.lic) に指定する必要があります。指定したポートはファイアウォールで開かなくてはなりません。MILICSERVER.licファイルは LicenseServerUtiltyのインストール先フォルダにあります。ポートの情報は、ライセンス ファイルの冒頭の 2 行に指定します。

    SERVER this_host ANY LicenseServerManagerPortnumber

    VENDOR unisw20 PORT=VendorDemonPortNumber

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 16

  • インストールとアクティベーション

    LicenseServerManagerPortnumberには 1 ~ 64000 の番号を指定してください。注 : ライセンスファイルを変更したら、 Pitney Bowes Softwareライセンスサーバのサービスを

    再起動する必要があります。

    サーバ ライセンスのアクティベーション

    Pitney Bowes Software製品ユーザに対してライセンスを有効にするには、使用する Pitney Bowes Software製品のサーバライセンスをアクティベーションする必要があります。また、ライセンスされる Pitney Bowes Software 製品に関して、次の情報も用意してください。 • シリアル番号 • アクセス コード • サーバで使用するライセンスの数注 : この値は、組織が購入したライセンスの総数以下でなければなりません。複数のライセンス

    サーバを使用している場合、各サーバのライセンス数の合計が購入ライセンス数を超えることはできません。

    シリアル番号とアクセスコードは、製品の箱と、付属の製品アクティベーションカードに記載されています。次の 2 つのアクティベーション方法があります。 • 自動アクティベーション • 電子メール アクティベーション

    自動アクティベーション

    自動アクティベーションを行うためにはインターネット接続が必要です。アクティベーション ウィザードにより、Pitney Bowes Software サーバと一時的に接続が確立されます。アクティベーションウィザードにより、製品に付属のアクティベーション資格情報に基づき、購入ライセンスの 1 つが検索され、コンピュータに関連付けられます。サーバ ライセンスを自動的にアクティベーションするには 1. Windows の [スタート] メニューから [プログラム ファイル ]、[MapInfo]、[ライセンス サー

    バ]、[ライセンス サーバ ユーティリティ ] の順にクリックしてライセンス サーバ ユーティリティを開始します。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 17

  • インストールとアクティベーション

    ライセンスサーバユーティリティアプリケーションウィンドウが表示されます。アプリケーション ウィンドウに既存のライセンスが表示されることもあります。

    2. [ライセンス] メニューの [アクティベーション] をクリックします。 [アクティベーション資格情報を指定] ダイアログ ボックスが表示されます。

    3. ライセンス サーバのシリアル番号、アクセス コード、およびライセンス数を入力し、 [次へ]をクリックします。 [アクティベーション方法を選択] ダイアログ ボックスが表示されます。

    4. [自動アクティベーション] を選択し、[次へ] をクリックします。アクティベーションウィザードにより、アクティベーション資格情報が Pitney Bowes Softwareに送信され、アクティベーションが実行されます。アクティベーションが完了すると、アクティベーションが正常終了したことを伝えるメッセージダイアログボックスが表示されます。

    5. [OK] をクリックします。アクティベーション時に指定したライセンス数が表示されます。

    サーバ タスクと、ライセンス情報の表示については、「ライセンス サーバ ユーティリティの使用(24ページ)」を参照してください。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 18

  • インストールとアクティベーション

    電子メール アクティベーション

    インターネット接続がない場合は、電子メールアクティベーションオプションを選択します。アクティべーションウィザードに従ってアクティべーション要求ファイルを作成し、Pitney Bowes Software 宛てに電子メールで送信します。 Pitney Bowes Softwareでは要求を処理し、アクティベーション応答ファイルを返送します。このファイルの情報に基づき、アクティベーション ウィザードがサーバ ライセンスのアクティベーションを行います。これらのファイルは、間を置かずに続けて処理する必要があります。アクティベーション応答ファイルは、電子メールによるアクティベーションプロセスの全体が完了した段階でシステムから削除できます。電子メールでサーバ ライセンスをアクティベーションするには 1. Windows の [スタート] メニューから [プログラム ファイル ]、[MapInfo]、[ライセンス サー

    バ]、[ライセンス サーバ ユーティリティ ] の順にクリックしてライセンス サーバ ユーティリティを開始します。ライセンスサーバユーティリティアプリケーションウィンドウが表示されます。アプリケーション ウィンドウに既存のライセンスが表示されることもあります。

    2. [ライセンス] メニューの [アクティベーション] をクリックします。 [アクティベーション資格情報を指定] ダイアログ ボックスが表示されます。

    3. ライセンス サーバのシリアル番号、アクセス コード、およびライセンス数を入力し、 [次へ]をクリックします。 [アクティベーション方法を選択] ダイアログ ボックスが表示されます。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 19

  • インストールとアクティベーション

    4. [電子メール アクティベーション ] を選択し、[次へ] をクリックします。 [アクティベーション要求ファイルの保存先を指定] ダイアログ ボックスが表示されます。

    5. アクティベーション要求ファイルを保存するフォルダを選択します。[参照]ボタンをクリックして目的の場所に移動します。[OK] をクリックします。選択したパスがボックスに表示されます。

    6. [次へ] をクリックします。 [この重要な情報を保存] ダイアログ ボックスが表示されます。

    このダイアログボックスには、アクティべーション要求ファイルを Pitney Bowes Softwareに送信するために使用される情報が表示されます。アクティベーション要求ファイルの完全パスとファイル名が [アクティベーション要求ファイル] ボックスに表示されます。アクティベーション要求ファイルの名前に対象製品のシリアル番号、アクセスコード、およびライセンス数が含まれていることに注意してください。ファイルの送信先電子メールアドレス ([email protected]) が [電子メール アドレス ] ボックスに表示されます。アクティベーション要求ファイルの場所と送信先電子メール アドレスをメモします。警告: アクティベーション要求ファイルを編集してはいけません。編集を加えた場合、Pitney Bowes Software でアクティべーション要求ファイルを処理できなくなり、アクティベーションに失敗する可能性があります。

    7. [OK] をクリックします。アクティベーション ウィザードが終了します。

    8. アクティベーション要求を電子メールで Pitney Bowes Software ([email protected])に送信します。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 20

    mailto:[email protected]:[email protected]

  • インストールとアクティベーション

    Pitney Bowes Softwareからアクティベーション応答ファイルを受け取ったら、電子メールによるアクティベーションプロセスの続きを行うことができます。アクティベーション応答ファイルは 1 営業日以内に返信されます。

    最初のアクティベーション応答ファイルの処理

    Pitney Bowes Softwareから最初のアクティベーション応答ファイルを受け取ったら、次の作業を行います。 1. Pitney Bowes Software から受け取ったアクティべーション応答ファイルはコンピュータ上の

    任意のフォルダにコピーし、その場所をメモに記録します。 2. ライセンス サーバ ユーティリティを実行します。 3. [ライセンス] メニューの [応答ファイルの処理] をクリックします。

    [電子メール アクティベーション応答を処理 ] ダイアログ ボックスが表示されます。 4. [参照]をクリックし、アクティベーション応答ファイルが格納されている場所に移動します。

    [応答ファイルの場所]ダイアログボックスでファイルの場所を指定したら、 [開く]をクリックします。アクティベーション応答ファイルのパスとファイル名がボックスに表示されます。

    5. [次へ] をクリックします。アクティベーション ウィザードによってアクティベーション応答ファイルが処理され、[要求ファイルの保存先を指定]ダイアログ ボックスが表示されます。ここで、第 2のアクティベーション要求ファイルを作成する必要があります。

    6. 第 2のアクティベーション要求ファイルを保存するフォルダを選択します。[参照]ボタンをクリックして目的の場所に移動します。[OK] をクリックします。選択したパスがボックスに表示されます。アクティベーション要求ファイルの名前に対象製品のシリアル番号、アクセスコード、およびライセンス数が含まれていることに注意してください。

    7. [次へ] をクリックします。 [この重要な情報を保存] ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログボックスには、アクティべーション要求ファイルを Pitney Bowes Softwareに送信するために使用される情報が表示されます。アクティベーション要求ファイルの完全パスとファイル名が [アクティベーション要求ファイル] ボックスに表示されます。アクティベーション要求ファイルの名前に対象製品のシリアル番号、アクセスコード、およびライセンス数が含まれていることに注意してください。ファイルの送信先電子メールアドレス ([email protected]) が [電子メール アドレス ] ボックスに表示されます。アクティベーション要求ファイルの場所と送信先電子メール アドレスをメモします。警告: アクティベーション要求ファイルを編集してはいけません。編集を加えた場合、Pitney Bowes Software でアクティべーション要求ファイルを処理できなくなり、アクティベーションに失敗する可能性があります。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 21

    mailto:[email protected]

  • インストールとアクティベーション

    8. [OK] をクリックします。アクティベーション ウィザードが終了します。

    9. アクティベーション要求を電子メールで Pitney Bowes Software ([email protected])に送信します。

    Pitney Bowes Softwareから第 2のアクティベーション応答ファイルを受け取ったら、電子メールによるアクティベーションプロセスを完了できます。アクティベーション応答ファイルは 1営業日以内に返信されます。

    第 2 のアクティベーション応答ファイルの処理

    Pitney Bowes Softwareから第 2のアクティベーション応答ファイルを受け取ったら、次の作業を行います。 1. Pitney Bowes Software から受け取ったアクティべーション応答ファイルはコンピュータ上の

    任意のフォルダにコピーし、その場所をメモに記録します。 2. ライセンス サーバ ユーティリティを実行します。 3. [ライセンス] メニューの [応答ファイルの処理] をクリックします。

    [電子メール アクティベーション応答を処理 ] ダイアログ ボックスが表示されます。 4. [参照]をクリックし、アクティベーション応答ファイルが格納されている場所に移動します。

    [応答ファイルの場所]ダイアログボックスでファイルの場所を指定したら、 [開く]をクリックします。アクティベーション応答ファイルのパスとファイル名がボックスに表示されます。

    5. [次へ] をクリックします。アクティベーションウィザードにより、アクティベーション応答ファイルが処理されて、アクティベーションが正常に完了した旨を示すメッセージが表示されます。

    6. [OK] をクリックします。アクティベーション時に指定したライセンス数が表示されます。

    サーバ タスクと、ライセンス情報の表示については、「ライセンス サーバ ユーティリティの使用(24ページ)」を参照してください。アクティベーションが完了したなら、アクティベーション応答ファイルは削除できます。アクティベーション応答ファイルをコンピュータに残しておく必要はありません。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 22

    mailto:[email protected]

  • インストールとアクティベーション

    注 : サーバ ライセンスのアクティベーションの際に、管理者と Pitney Bowes Software の間のメール交換が 1回で済むケースがあります。その場合、最初のアクティベーション応答ファイルの処理手続きはスキップされます。

    ライセンス サーバへのユーザの接続

    同時使用ライセンスで Pitney Bowes Software 製品を実行するには、ユーザがライセンス サーバに接続してライセンスをチェックアウトできる必要があります。ライセンスサーバに接続するには、ユーザが各自の Pitney Bowes Software 製品に対して、ライセンス サーバに関する次の情報を特定できる必要があります。 • ライセンス サーバ名 • ポート番号ライセンスサーバとの接続が確立されると、チェックアウトが自動的に行われます。 Pitney Bowes Software 製品のユーザに、なるべく早くこの情報を提供してください。ユーザが製品をインストールすると、まず、この情報の入力が要求されます。この情報がなくても、ライセンス サーバの名前とポート番号を入力せずにインストールを完了できます。ユーザが次にこの情報を要求されるのは、製品を実行するときです。この情報がなくても試用期間中は Pitney Bowes Software製品を実行できますが、ある時点でライセンスサーバユーティリティに接続し、ライセンスをチェックアウトする必要があります。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 23

  • 3 - ライセンス サーバユーティリティの使用このセクションでは、ライセンスサーバユーティリティを使用してライセンス サーバを監視したり管理したりする方法を説明します。

    このセクションの構成

    マップ概要表示機能 25ライセンスの要約情報 25ライセンス設定 25ライセンスの移動 30配布可能ライセンスの修復 33配布ライセンスのオーバードラフト サポート 33 MapInfo Pro用と MapInfoランタイム用のライセンス サーバ ユーティリ

    ティ オプション ファイル 34オプション ファイル内のオプションの変更 35ライセンス リストの更新 39最長借用期間 40ライセンス サーバ情報 40トラブルシューティング 41

  • ライセンス サーバ ユーティリティの使用

    マップ概要表示機能

    ライセンスサーバユーティリティを使用すると、組織が購入した Pitney Bowes Software製品について、ライセンス サーバ上でのライセンスの使用状況を監視できます。このセクションでは、ライセンス サーバ ユーティリティで実行できる作業と、ライセンス サーバやライセンスに関する重要な情報が格納されている場所について説明します。注 : この章で説明するすべての手順では、ライセンス サーバ ユーティリティを既に開いている

    ものと仮定します。

    ライセンスの要約情報

    ライセンス サーバ ユーティリティを開くと、ライセンスの使用状況がライセンス サーバから更新されます。組織のライセンスとその使用状況の概要が、ライセンスサーバユーティリティのアプリケーション ウィンドウに表示されます。次の情報が表示されます。 • 製品名 - ライセンスに関連する製品。 • タイプ - 組織が購入したライセンスの種類 (借用可能または同時使用)。 • 総数 - 購入したライセンスの総数。 • 使用可能な数 - チェックアウトできるライセンスの数。ライセンスに関する詳細情報を確認するには、[ライセンス設定] を使用します。

    ライセンス設定

    [ライセンス設定]には、組織における Pitney Bowes Softwareライセンスの使用状況に関する詳細な情報が表示されます。ライセンスの [ライセンス設定] を開くには 1. ライセンス リスト内の目的の項目を選択します。 2. [ライセンス] > [プロパティ] を選択します。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 25

  • ライセンス サーバ ユーティリティの使用

    [ライセンス設定] ダイアログ ボックスが表示されます。 [ライセンス設定] は、3 つのカテゴリに分かれています。 • 要約(26ページ) • ライセンスの詳細(27ページ) • 使用リスト(28ページ) • エクスポート(28ページ)

    要約

    [ライセンス設定] の [要約] セクションには、組織の Pitney Bowes Software ライセンスの使用状況の概要が表示されます。[要約] セクションには、ライセンス サーバ ユーティリティのアプリケーションウィンドウに表示されるすべての情報に加えて、チェックアウトまたは借用されているライセンス数が表示されます。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 26

  • ライセンス サーバ ユーティリティの使用

    [要約] セクションには、次の情報が表示されます。製品

    メイン ライセンス リストに表示される Pitney Bowes Software 製品の名前。合計

    購入したライセンスの総数。チェックアウト

    チェックアウトされているライセンスの数。借用

    借用されているライセンスの数。使用可能

    チェックアウトできるライセンスの数。ライセンス設定の例では、ライセンスの総数は 10で、そのうちのいずれもチェックアウトされていません。借用されているライセンスはありません。

    ライセンスの詳細

    [ライセンス設定] の [ライセンスの詳細] セクションには、各製品のライセンスに関する詳細な情報が表示されます。[ライセンスの詳細] セクションには、次の情報が表示されます。シリアル番号

    製品のサーバ ライセンスに関連するシリアル番号。アクセス コード

    製品のサーバ ライセンスに関連するアクセス コード。タイプ

    ライセンスの種類がハイブリッド、アクティベーション可能、または同時使用のいずれであるかを示します。カウント

    そのアクティベーションに関連するライセンスの数。認証済み

    ライセンスが有効で、改ざんの疑いがないかどうかを示します(信頼できないライセンスは無効にされることがあります)。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 27

  • ライセンス サーバ ユーティリティの使用

    有効

    ライセンスが有効かどうかを示します。状況によっては、このリストに複数の項目が表示される場合があります。 • 特定のシリアル番号とアクセスコードに関連するすべてのライセンスが同時にアクティベーションされない場合、同じアクセス コードを使用する複数のアクティベーションが表示されます。

    • 同じ製品のライセンスを追加購入した場合、異なるアクセス コードを使用する複数のアクティベーションが表示されます。

    使用リスト

    [使用リスト] には、チェックアウトされたライセンスと借用ライセンスに関する情報が表示されます。 [使用リスト] セクションには、次の情報が表示されます。タイプ

    ライセンスの状態の種類 ([チェックアウト] または [借用])。コンピュータ

    ライセンスの使用元のコンピュータの名前。注 : ライセンスを使用しているコンピュータが、チェックアウトまたは借用の発生時にリモート

    制御されている場合は、制御しているコンピュータの名前が報告されます。

    ユーザ

    チェックアウト ライセンスのユーザ。 [ユーザ] 情報は、借用ライセンスでは表示されません。開始日

    ライセンスがチェックアウトされた日付。[開始日] は、借用ライセンスでは表示されません。終了日

    借用ライセンスが期限切れになる日付。[終了日] はチェックアウト ライセンスでは表示されません。

    エクスポート

    ライセンス サーバ ユーティリティを使用すると、サーバ上のすべてのアクティブ ライセンス情報をテキストまたは CSV (コンマ区切り値) 形式でエクスポートできます。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 28

  • ライセンス サーバ ユーティリティの使用

    MapInfo Professionalの複数のバージョンに対してライセンスをお持ちの場合は、ライセンス情報をエクスポートする前に MapInfo Professional のバージョンを選択する必要があります。ライセンス情報をエクスポートするには

    1. ライセンス サーバ ユーティリティを起動します。 2. 製品名のリストで MapInfo Professional のバージョンを選択します。 3. [ライセンス]メニューの [プロパティ]を選択します。[ライセンス設定]ダイアログボックスが

    表示されます。

    4. [ライセンス設定] ダイアログ ボックスで [エクスポート] をクリックします。[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスが表示されます。

    5. [名前を付けて保存] ダイアログ ボックスの [保存する場所] ボックスで、ファイルの保存場所を指定します。

    6. [ファイル名] ボックスにファイル名を指定します。 7. [ファイルの種類] リストで .txt または .csv を選択します。 8. [保存] をクリックします。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 29

  • ライセンス サーバ ユーティリティの使用

    選択した形式でライセンス情報がエクスポートされます。

    ライセンスの移動

    ライセンス サーバを別のコンピュータに移動する場合は、サーバ ライセンスを一時的に Pitney Bowes Softwareに移動する必要があります。ライセンスサーバを別のコンピュータにインストールした後で、サーバ ライセンスを再びアクティベーションします。ライセンスの移動方法には次の 2 つがあります。自動移動

    ライセンスサーバの置かれたコンピュータにインターネット接続がある場合に、このオプションを選択してください。ライセンスは自動的に Pitney Bowes Softwareに移動します。手順は、「自動移動」を参照してください。電子メール移動

    インターネット接続がない場合に、このオプションを選択してください。指示に従って移動要求ファイルを作成し、Pitney Bowes Software宛てに電子メールで送信します。手順は、「電子メール移動」を参照してください。注 : ライセンスを Pitney Bowes Software に移動する前に、すべての借用ライセンスを返却する

    必要があります。借用ライセンスを持つユーザの一覧を調べるには、[ライセンス]メニューの [プロパティ] をクリックします。

    自動移動

    自動移動を実行するには、インターネット接続が必要です。ライセンスを自動的に移動するには 1. 移動する製品サーバ ライセンスに該当する項目をライセンス リストから選択します。 2. [ライセンス] メニューの [移動] をクリックします。

    [移動方法を選択] ダイアログ ボックスが表示されます。 3. [自動移動] を選択し、[次へ] をクリックします。 4. 以下のいずれかを実行します。

    • ライセンス レコードが 1 つなら、次のステップに進みます。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 30

  • ライセンス サーバ ユーティリティの使用

    • 製品ライセンスに複数のライセンス レコードがある場合は、 [移動するライセンス レコードの選択] ダイアログ ボックスが表示されます。移動するライセンス レコードを選択し、 [次へ] をクリックします。

    ライセンスを Pitney Bowes Software に移動するかどうかを確認するメッセージが表示されます。

    5. [はい] をクリックします。選択した製品に関連する、アクティベーションされたすべてのライセンスが戻されます。

    注 : 選択した製品に対して借用ライセンスが存在する場合は、ライセンスを移動する前にすべての借用ライセンスを返却する必要があるという内容のメッセージが表示されます。

    電子メール移動

    電子メールによる移動では、Pitney Bowes Softwareとメールを交換し、移動要求ファイルを作成して Pitney Bowes Softwareに送信する必要があります。Pitney Bowes Softwareでは、要求を処理し、移動応答ファイルを返送します。移動応答ファイルの情報に基づき、移動ウィザードがサーバ ライセンスを移動します。電子メールでサーバ ライセンスを移動するには 1. 移動するライセンスをライセンス リストから選択します。 2. [ライセンス] メニューの [移動] をクリックします。

    [移動方法を選択] ダイアログ ボックスが表示されます。 3. [電子メール移動] を選択し、[次へ] をクリックします。 4. 以下のいずれかを実行します。

    • ライセンス レコードが 1 つなら、次のステップに進みます。 • 製品ライセンスに複数のライセンス レコードがある場合は、 [移動するライセンス レコードの選択] ダイアログ ボックスが表示されます。移動するライセンス レコードを選択し、 [次へ] をクリックします。

    ライセンスを Pitney Bowes Software に移動するかどうかを確認するメッセージが表示されます。

    5. 移動要求ファイルを保存するフォルダを選択します。[参照]ボタンをクリックして目的の場所に移動します。[OK] をクリックします。選択したパスがボックスに表示されます。移動要求には、シリアル番号、アクセスコード、およびアクティベーションを実行しているコンピュータを識別する情報が含まれます。

    6. [次へ] をクリックします。 [この重要な情報を保存] ダイアログ ボックスが表示されます。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 31

  • ライセンス サーバ ユーティリティの使用

    このダイアログボックスには、アクティべーション要求ファイルを Pitney Bowes Softwareに送信するために使用される情報が表示されます。アクティベーション要求ファイルの完全パスとファイル名が [アクティベーション要求ファイル] ボックスに表示されます。アクティベーション要求ファイルの名前に対象製品のシリアル番号、アクセスコード、およびライセンス数が含まれていることに注意してください。ファイルの送信先電子メールアドレス ([email protected]) が [電子メール アドレス ] ボックスに表示されます。アクティベーション要求ファイルの場所と送信先電子メール アドレスをメモします。警告: アクティベーション要求ファイルを編集してはいけません。編集を加えた場合、Pitney Bowes Software でアクティべーション要求ファイルを処理できなくなり、アクティベーションに失敗する可能性があります。

    7. [OK] をクリックします。ライセンスレコードは移動後もまだ残っていますが、無効とマークされています。このライセンスに対してチェックアウトや借用はもう行えません。ライセンス数の値も 1つ減らされています。このライセンスレコードは [ライセンス設定]に表示されますが、無効とマークされています。無効にされたライセンスレコードは、同じ製品に対して別のサーバライセンスをアクティベーションすると削除されます。

    8. 作成された移動要求ファイルを電子メールで Pitney Bowes Software ([email protected])に送信します。ライセンスの移動が完了すると、Pitney Bowes Softwareお客様相談窓口からその旨のメッセージが返信されます。確認の電子メールは 1 営業日以内に返信されます。注 : 手続きの必要な応答ファイルはありません。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 32

    mailto:[email protected]:[email protected]

  • ライセンス サーバ ユーティリティの使用

    配布可能ライセンスの修復

    破損した配布可能ライセンスは、一定の上限数まで修復できます。修復できるライセンス数は、所有している配布可能ライセンス数の最大 10%までです。たとえば、所有している配布可能ライセンスの数が 50 の場合、破損したライセンスを最大で 5 つまで修復できます。配布可能ライセンスの修復を有効にするには 1. 配布可能ライセンスのアクティベーションを 1 つのトランザクション内で行います。 2. MapInfo Pro でこれらのライセンスを消費します。 3. ライセンスサーバユーティリティを開きます。 [ライセンス]メニューで [プロパティ]をクリッ

    クして [ライセンス設定] ダイアログボックスを開きます。ライセンスの要約セクションに、MapInfo Pro でこれまでに使用中のライセンスの数が表示されます。

    4. [閉じる] をクリックします。 5. MapInfo Proをいったん終了してから開きます。破損しているライセンスがある場合、MapInfo

    Pro によって破損ライセンスが確認され、修復が行われます。 6. ライセンス サーバ ユーティリティを開きます。

    [ライセンス設定] ダイアログ ボックスが表示されます。ライセンスの要約セクションに、 MapInfo Pro によって修復されたライセンスの数が表示されます。

    配布ライセンスのオーバードラフト サポート

    MapInfo Pro の配布可能ライセンスは、所有している配布可能ライセンス数の最大 10% までのオーバードラフトが可能です。たとえば、所有している配布可能ライセンスの数が 50の場合、最大 5 つまでの破損ライセンスをオーバードラフトできます。オーバードラフト機能は、たとえば、マシンのフォーマットやクラッシュによってライセンスが失われた場合に使用できます。配布可能ライセンスのオーバードラフトを有効にするには 1. 配布可能ライセンスのアクティベーションを 1 つのトランザクション内で行います。 2. MapInfo Pro でこれらのライセンスを消費します。 3. ライセンスサーバユーティリティを開きます。 [ライセンス]メニューで [プロパティ]をクリッ

    クして [ライセンス設定] ダイアログボックスを開きます。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 33

  • ライセンス サーバ ユーティリティの使用

    ライセンスの要約セクションに、MapInfo Pro でこれまでに使用中のライセンスの数が表示されます。

    4. [閉じる] をクリックします。 5. MapInfo Pro を終了し、再起動します。 6. ライセンス サーバ ユーティリティを開きます。

    [ライセンス設定]ダイアログボックスが表示されます。ライセンスの要約セクションに、オーバードラフトされているライセンスの数が表示されます。

    MapInfo Pro 用と MapInfo ランタイム用のライセンスサーバ ユーティリティ オプション ファイル

    オプションファイルを使用すると、ライセンス管理者は、ユーザアクセス制御のような各種のパラメータをライセンスの制約の範囲内で制御することができます。ライセンス サーバ ユーティリティ管理者が制御できるパラメータを以下に示します。 • ライセンスサーバユーティリティ内で任意の製品に対するユーザアクセスを拒否または許可する

    • 任意のライセンスまたは特定の資格 IDを持つライセンスについてのユーザによる借用を阻止または許可する

    • ユーザに特定の製品の使用を許可する • 特定の製品に利用制限を設定する • 特定のユーザのためにライセンスを予約する製品の例を次に示します。 • MAPINFO.PROFESSIONAL.1200 (MapInfo Pro バージョン 12.0.x) • MAPINFO.PROFESSIONAL.1150 (MapInfo Pro バージョン 11.5.X) • MAPINFO.PROFESSIONAL.RT.1150 (Mapinfo ランタイム バージョン 11.5.X)

    重要な用語

    用語 定義

    ユーザ MapInfo Proまたは MapInfoランタイムを実行するユーザのユーザ名を定義します。ユーザ名は大文字と小文字が区別され、途中にスペースを含めること

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 34

  • ライセンス サーバ ユーティリティの使用

    用語 定義

    はできません。たとえば、user1、user2などとします。ユーザまたは複数のユーザを次のように定義できます。

    USER user1 user2

    ホスト アプリケーションが実行されるシステムホスト名または IPアドレスを定義します。ホスト名は大文字と小文字が区別されます。たとえば、host1、host2などとします。IPアドレスには 153.142.75.* (0-255)というように、ワイルドカード文字を使用できます。ホストを次のように定義できます。

    HOST host1 host2 153.142.75.120

    グループ ユーザのグループをユーザ名で定義します。たとえば、group1、group2などとします。グループを次のように定義できます。

    GROUP group1 user1 user2

    ここで、グループ group1はユーザ user1、user2で構成されます。

    ホスト グループ 特定のグループをホスト名または IP アドレスで定義します。たとえば、 host_group1、host_group2などとします。ホストグループを次のように定義できます。

    HOST_GROUP host_group1 153.142.75.125 host1

    ここで、host_group1は IP アドレス 153.142.75.125 とホスト host1で構成されます。

    コメント オプションファイルにコメントを含めるには各コメント行を #で開始します。コメントを次のように使用できます。

    # Defining the group group1

    オプション ファイル内のオプションの変更

    ライセンス サーバ ユーティリティのインストール フォルダに含まれるオプション ファイル unisw20.opt を使用してオプションを定義または変更したり各種のパラメータを制御したりします。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 35

    http:153.142.75

  • ライセンス サーバ ユーティリティの使用

    注 : ファイル unisw20.opt を変更したら、MapInfo ライセンス サーバ サービスを再起動する必要があります。オプション ファイル内の行は 4000 文字に制限されています。

    同時使用ライセンス

    ライセンスサーバユーティリティ管理者は、同時使用ライセンスへのアクセスを制御できます。たとえば、product1= MAPINFO.PROFESSIONAL.1200、product2= MAPINFO.PROFESSIONAL.1150 であるとします。

    INCLUDE オプション

    INCLUDE product1 GROUP group1

    INCLUDE product1 USER user1

    INCLUDE product1 HOST_GROUPhost_group1

    INCLUDE product1 HOST host1

    INCLUDE product2 GROUP group2

    シナリオ オプション ファイル内のエントリ

    group1に対して product1の使用を許可します。

    user1 product1の使用を許可します。

    host_group1 product1の使用を許可します。

    host1 product1の使用を許可します。

    group2に対して product2の使用を許可します。

    EXCLUDE オプション

    シナリオ オプション ファイル内のエントリ

    group1がネットワーク上のどのシステムでも product1を EXCLUDE product1 GROUP group1 使用できないようにします。

    user1に対してネットワーク上のどのシステムでも product1 EXCLUDE product1 USER user1 を使用できない

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 36

  • ライセンス サーバ ユーティリティの使用

    シナリオ オプション ファイル内のエントリ

    host_group1に対して ネットワーク上のどのシステムでも product1を使用できない

    EXCLUDEALL オプション

    シナリオ

    group1がライセンス サーバ ユーティリティのどのライセンスも使用できないようにします。

    user1に対してライセンスサーバユーティリティのどのライセンスも使用できない

    host_group1に対して ライセンス サーバ ユーティリティのどのライセンスも使用できない

    RESERVE オプション

    シナリオ

    group1のために product1のライセンスを 2つ予約します。

    host_group1のために product1のライセンスを 2つ予約します。

    MAX オプション

    シナリオ

    group1が使用できる product1のライセンスを最大 5 つに制限します。

    EXCLUDE product1 HOST_GROUPhost_group1

    オプション ファイル内のエントリ

    EXCLUDEALL GROUP group1

    EXCLUDEALL USER user1

    EXCLUDEALL HOST_GROUP host_group1

    オプション ファイル内のエントリ

    RESERVE 2 product1 GROUP group1

    RESERVE 2 product1 HOST_GROUPhost_group1

    オプション ファイル内のエントリ

    MAX 5 product1 GROUP group1

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 37

  • ライセンス サーバ ユーティリティの使用

    シナリオ オプション ファイル内のエントリ

    host_group1が 使用できる product1のライセンスを最 MAX 5 product1 HOST_GROUP大 5 つ host_group1

    特定のユーザによるライセンスの使用を阻止する

    GROUP group1 user1 user2 user3user4

    INCLUDE product1 GROUP group1

    EXCLUDE product1 USER user2

    シナリオ オプション ファイル内のエントリ

    ユーザ user2以外のすべての group1ユーザに product1の使用を許可します。

    配布ライセンスと借用可能ライセンス

    ライセンスサーバユーティリティ管理者は、配布ライセンスと借用可能ライセンスへのアクセスを制御できます。たとえば、serialno1= MIXXXXXXXXXXXXXX-XXXXXX、serialno2= MIYYYYYYYYYYYYYY-YYYYYYであるとします。

    INCLUDE_ENTITLEMENTオプション

    INCLUDE_ENTITLEMENT serialno1 HOST_GROUP host_group1

    シナリオ オプション ファイル内のエントリ

    ホストグループ host_group1がシリアル番号 serialno1でライセンスを借用できるようにします。

    グループ group1がシリアル番号 serialno2でライセンス INCLUDE_ENTITLEMENT serialno2 を借用できるようにします。 GROUP group1

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 38

  • ライセンス サーバ ユーティリティの使用

    EXCLUDE_ENTITLEMENTオプション

    シナリオ オプション ファイル内のエントリ

    group1に対して資格 serialno1によるライセンスの借用を EXCLUDE_ENTITLEMENT serialno1 阻止します。 GROUP group1

    user1に対して 資格 serialno1によるライセンスの借用 EXCLUDE_ENTITLEMENT serialno1 USER user1

    host_group1に対して資格 serialno1によるライセンス EXCLUDE_ENTITLEMENT serialno1 の借用 HOST_GROUP host_group1

    特定のユーザによるライセンスの借用を阻止する

    GROUP group1 user1 user2 user3user4

    INCLUDE_ENTITLEMENT serialno1 GROUP group1

    EXCLUDE_ENTITLEMENT serialno1 USER user2

    シナリオ オプション ファイル内のエントリ

    user2以外のすべての group1ユーザに対してシリアル番号 serialno1によるライセンスの借用を許可します。

    重要 : • EXCLUDE_ENTITLEMENTは INCLUDE_ENTITLEMENTよりも優先されます。 • EXCLUDE は INCLUDE よりも優先されます。

    ライセンス リストの更新

    ライセンスリストを更新すると、ライセンスサーバユーティリティを最後に起動した時点から、ライセンス情報が更新されます。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 39

  • ライセンス サーバ ユーティリティの使用

    ライセンス リストを更新するには [サーバ] メニューの [更新] をクリックします。

    進行状況を示すウィンドウが表示され、ライセンス リストが更新されます。

    最長借用期間

    MapInfo Pro でライセンス サーバ ユーティリティ を使用している場合、ライセンス サーバ上での最長借用期間を設定することができます。借用期間は 1日から 365日の間で設定します。ライセンス サーバ ユーティリティで借用期間を制限すると、 Pitney Bowes Software 製品のユーザは設定された日数を上限としてライセンスを借用できるようになります。注 : デフォルトの最長借用期間は 365日です。管理者は必要に応じて、最長借用期間をライセン

    ス サーバ ユーティリティで変更できます。

    最長借用期間を表示するには、ライセンス サーバ ユーティリティで以下の操作を行います。 1. [サーバ] メニューで [最長借用期間] をクリックして [最長借用期間] ダイアログを開きます。 2. 最長借用期間を 1 ~ 365 日の間で入力し、[OK] をクリックします。

    この値が新しい最長借用期間としてセットされます。

    ライセンス サーバ情報

    ライセンス サーバ ユーティリティを使用すると、ログ ファイルを利用してライセンス サーバに関する情報を表示できます。ログファイルは、メモ帳のように .txtファイルを扱うアプリケーション内に表示されます。次の情報が表示されます。 • ポート番号 • ライセンス サーバのコンピュータ名 • サービスの状態 (開始または停止) • バージョン (lmgrd.exe)ログ ファイルを表示するには、以下のいずれかを実行します。 • [ファイル] メニューの [ログ ファイルを開く ] をクリックします。 • ライセンス サーバのインストール フォルダに移動し、 log.txt を開きます。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 40

  • ライセンス サーバ ユーティリティの使用

    トラブルシューティング

    エラー メッセージをキャプチャするためにログ ファイルを作成するライセンスサーバからのエラーメッセージをログファイルに書き出すように指定することによって、ライセンスの喪失といったライセンスに関する問題に対処できます。ライセンスに関する問題をお客様相談窓口の担当者に報告する際に、この機能を使用します。ライセンスのログ記録レベルの設定については、担当者がご案内します。お客様相談窓口の担当者はこのログファイル内のメッセージを確認することによって、ライセンス問題のトラブルシューティングをサポートします。エラーのログ記録を有効にして、ログファイルに保存する情報量を指定するには、 MI_LOGLEVELというライセンス サーバ環境変数に 1 ~ 3 の値を設定します。値をゼロ (0) に設定すると、エラーのログ記録が無効になります。ライセンスサーバのログ記録レベルは、デフォルトで 1に設定されています。このレベルでは、一部の特定の状況に対するエラーメッセージと、無効なライセンスが削除されたかどうかが記録されます。

    ログ記録レベ 処理ル

    0 ログ記録を無効にします。

    1 短いエラーメッセージとエラーコードに加えて、無効なライセンスが削除されたかどうかを記録します。デフォルトでは、このオプションが選択されています。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 41

  • ライセンス サーバ ユーティリティの使用

    ログ記録レベ 処理ル

    2 詳細なエラーメッセージとエラーコードに加えて、無効なライセンスが削除されたかどうかと、その他の診断メッセージを記録します。

    3 レベル 2 で記録するすべての情報に加えて、追加情報を記録します。このレベルは、借用または配布可能なライセンスを使用する MapInfo Pro のようなクライアント アプリケーションに対してのみ有効です。

    ライセンスサーバは、サーバ上で発生するライセンスに関するすべてのアクティビティを、ライセンスサーバが稼働しているマシンの Windows %temp%フォルダにある PBLicense.logファイルに記録します。MapInfo Proなどのクライアント ソフトウェアは、クライアント マシンで発生するライセンスに関するすべてのアクティビティを、クライアントマシンの Windows %temp%フォルダにある PBLicense.log ファイルに記録します。%temp% フォルダは、デフォルトで C:\Users\\AppData\Local\Tempに設定されています。 Pitney Bowes Inc.テクニカルサポートにライセンスに関する問題を報告する場合は、問題の詳細情報とともにこのログ ファイルを送付します。ログ ファイルは最大サイズ制限 (約 1MB) に達すると、ファイル名が PBLicense.bak に変更され、新しいログ エントリは新しい PBLicense.log ファイルに書き出されます。ログ記録レベルを設定するには 1. [スタート] メニューの [ファイル名を指定して実行] をクリックします。[ファイル名を指定し

    て実行] ダイアログ ボックスに「コントロール パネル」と入力します。[システム]、[システムの詳細設定] を選択します。

    2. [システムのプロパティ]ダイアログボックスで、 [詳細設定]タブを選択し、[環境変数]をクリックします。

    3. [環境変数] ダイアログ ボックスの [ユーザー変数] パネルで、[新規] をクリックします。 4. [新しいユーザー変数] ダイアログ ボックスで、次の操作を行います。

    • [変数名] フィールドに「MI_LOGLEVEL」と入力します。 • [変数値] フィールドにログ記録レベル (0 ~ 3 の値) を入力します。値をゼロ (0) に設定すると、エラーのログ記録が無効になります。値を設定しない場合、ライセンスサーバはログ記録レベルとしてデフォルトの 1 を使用します。

    5. [OK] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じ、新しい変数を保存します。ライセンスサーバが起動している場合は、停止してから再起動することによって、新しいシステム変数を適用し、メッセージのログ記録を開始します。MapInfo Pro が起動している場合は、こちらも再起動する必要があります。

    License Server 4.6 ライセンス サーバ ユーザーズ ガイド 42

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    目次はじめに概要ライセンス サーバおよびユーティリティ同時使用ライセンス借用可能ライセンス配布可能ライセンスライセンス サーバ管理者

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    ライセンス サーバ ユーティリティの開始ライセンス サーバ ユーティリティのポート

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