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MPS概要
MPSフローラルマーケティング株式会社
－花き産業総合認証プログラムー
はじめに
この度は、花き業界総合認証プログラム MPS にご興味をお持ちいただき、
ありがとうございます。
この用紙は、花き生産者の方を対象とするMPS-ABCのシステムについて
解説したものです。
日本におけるMPSに関する全てのお問い合わせは、コーディネーターであり、オランダMPSの代理人であるMPSジャパン、MPSフローラルマーケティン
グ株式会社までお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
MPSジャパン〒102-0073東京都千代田区九段北3-3-9 法政大学新一口坂校舎6FMPSフローラルマーケティング株式会社
TEL：03-3238-2702 FAX：03-3238-2701E-mail：[email protected] Web：http://www.mps-jfma.net/
目次
1．MPS導入の背景
2．MPSとは
3．MPS-ABCのシステム
4．ロゴマーク使用について
5．MPSのメリット
1．MPS導入の背景
1. MPS導入の背景
（1）環境問題の背景と取り組み
・中国産ホウレン草の残留農薬問題：安全基準の１０倍
・雪印食品他の牛肉偽装事件、会社解散
２００２年
狂牛病に感染した国産牛の発見２００１年
雪印食中毒事件、企業倫理の社会問題化２０００年
ダイオキシン問題、葉物野菜の買い控え１９９７年
Ｏ‐１５７による食中毒、カイワレダイコンの大減産１９９６年
◆安全・安心な食品 ・・・・有機野菜、減農薬野菜
◆問題の原因が迅速に分かるシステム・・・・生産者生産情報の明示
有機認証、ＩＳＯ、ＨＡＣＣＰの取得
食品業界が直面する「安全・安心」
◆産地偽装での製品撤去◆産地偽装での製品撤去
◆ＢＳＥ問題でのアメリカの損失◆ＢＳＥ問題でのアメリカの損失
◆トレーサビリティ：導入された理由は？◆トレーサビリティ：導入された理由は？
◆農薬ポジティブリスト：安全を保障せよ！◆農薬ポジティブリスト：安全を保障せよ！
いまいま必要とされるのは、必要とされるのは、
「お客様に届いたときの保証！」「お客様に届いたときの保証！」
1. MPS導入の背景
（2）食品業界が直面する「安心・安全」
拡大拡大する量販チェーンのニーズする量販チェーンのニーズ
◆徹底した商品の規格化◆徹底した商品の規格化
◆お客様へ届くまでの品質保証◆お客様へ届くまでの品質保証
◆機敏な納品体制（ＳＣＭ）◆機敏な納品体制（ＳＣＭ）
◆トレーサビリティに基づく安全保障◆トレーサビリティに基づく安全保障
「花「花きき業界はどう対応してきたのか」業界はどう対応してきたのか」
1. MPS導入の背景
（3）川上へと突きつけられる保証
日本の花き産業は、需要の停滞に加えて、輸入切花の急増という難題を抱えている。どうしたら消費者に魅力のあるお花をお届けできるか、早急な対応が必要とされている。
輸入の急増－中国、インドの台頭
輸入の急増－中国、インドの台頭
総需要の停滞－業務用の低下
総需要の停滞－業務用の低下
流通の変化－量販店、ネット販売の台頭
流通の変化－量販店、ネット販売の台頭
ブランド化の推進－品種、産地、店舗
ブランド化の推進－品種、産地、店舗
品質の向上－育種、鮮度（バケット輸送）
品質の向上－育種、鮮度（バケット輸送）
環境に優しい農業－ＭＰＳの導入
環境に優しい農業－ＭＰＳの導入
流通システムの効率化流通システムの効率化
国産花きの輸出国産花きの輸出環境保全の世界的潮流－地球温暖化防止、世界標準
環境保全の世界的潮流－地球温暖化防止、世界標準
1. MPS導入の背景
（4）日本の花き産業の現状と課題
◆日本農業の特徴
○高温・多湿の気候
○国民の潔癖性（形、色）、食の安全
病虫害に対して多量の農薬使用
◆環境保全への世界的動き、社会的要求ー地球温暖化防止、国際貿易、国際標準、MPS（花き）
MPS ： Milieu Programma Sierteelt－人にも環境にも配慮した花き認証システムの導入
◆農薬、肥料等の化学製品、エネルギー、水、廃棄物等の環境面の４要因と労働者雇用状況等で評価。
◆鮮度保持の品質管理基準にＩＳＯ認証を加えた花き流通業者向の認証システム。
ＭＰＳ－Ｆｌｏｒｉｍａｒｋ Ｐｒｏｄｕｃｔｉｏｎ
ＭＰＳ－Ｆｌｏｒｉｍａｒｋ Ｔｒａｄｅ
1. MPS導入の背景
（5）MPS導入で環境保全への取り組み
2．MPSとは？
MPS ： Milieu Progamma Sierteelt（花き産業総合認証プログラム）
－オランダ発の花き生産者のための環境認証プログラム－2004年に花き生産者、流通業者のISOと言われる認証システムFlorimarkと合体して、総合的な花き認証システム
となった。
MPS ： Milieu Progamma Sierteelt（花き産業総合認証プログラム）
－オランダ発の花き生産者のための環境認証プログラム－2004年に花き生産者、流通業者のISOと言われる認証システムFlorimarkと合体して、総合的な花き認証システム
となった。
◆MPSの歴史
１９９４年 オランダにおいて市場と生産協会が協力してプログラムを確立
１９９５年 財団法人MPS協会設立
１９９９年 ＭＰＳ協会が公式な認証機関としての認証を取得
２００６年 現在34ヶ国約4800団体が認証を受けている。農業関係では最大
の認証プログラムとなった。
花き産業における認証プログラムの世界標準的な位置付け
2. MPSとは？
(1)花き産業総合認証プログラム MPS
MPS（花き業界総合認証プログラム）
MPS（花き業界総合認証プログラム）
MPS・Florimark Production（花き生産者対象の生産業総合認証）
MPS・Florimark Production（花き生産者対象の生産業総合認証）
MPS・Florimark Trade（花き流通業者対象の流通業総合認証）
MPS・Florimark Trade（花き流通業者対象の流通業総合認証）
MPSABC環境
MPSABC環境
MPSGAP
Eurep GAP適正農業規範
MPSGAP
Eurep GAP適正農業規範
MPSSQ
社会責任
MPSSQ
社会責任
MPSQ
鮮度・品質管理
MPSQ
鮮度・品質管理
FlorimarkTrace Cert鮮度・品質管理トレーサビリティ
FlorimarkTrace Cert鮮度・品質管理トレーサビリティ
FlorimarkGTP
よりよい花き流通の慣行
FlorimarkGTP
よりよい花き流通の慣行
ISO90002001文書管理
ISO90002001文書管理
2. MPSとは？
(2) MPS認証体系
生産、流通業界が双方向的に取り組むことによって完成する環境対策＆環境対策＆花花きのきの品質向上プログラム品質向上プログラム
１．対象 花き生産者２．認証 ４つの認証を全て獲得すると使用可能となる。
３．対象となる項目
生産過程において、農薬、肥料、エネルギー等の環境負荷を低減する認証プログラム
EUREPGAPに相当する安全性・環境保全対策に対応する認証プログラム
鮮度保証、品質管理、クレーム処理等、トレーサビリティに対応する認証プログラム
肥料・農薬・エネルギーの消費量と廃棄物分別の環境基準
従業員の雇用管理や社会責任に対応する認証プログラム
法令順守・安全対策基準
雇用・労働条件管理基準
鮮度管理・品質管理基準
MPSMPS--ABCABC MPSMPS--QQ MPSMPS--SQSQ MPSMPS--GAPGAP
2. MPSとは？
花き生産業界の総合認証
（3）MPS-Florimark Productionエムピーエス フロリマーク プロダクション
エムピーエス エービーシー エムピーエス キュー エムピーエス エスキュー エムピーエス ギャップ
１．対象 花き市場関係者、加工業者、流通業者２．認証 3つの認証を全て獲得すると使用可能となる。
３．対象となる項目
11．．流通・保管時の品質管流通・保管時の品質管
理の具体的要求事項とト理の具体的要求事項とトレーサビリティレーサビリティ
22．鮮度・品質管理・流通に必要．鮮度・品質管理・流通に必要となる全ての具体的な要求事項、となる全ての具体的な要求事項、
企業としての社会的、環境的な企業としての社会的、環境的な必要条件等必要条件等
33．ＩＳＯ（業務の文書・．ＩＳＯ（業務の文書・
計数管理と組織権限計数管理と組織権限規定規定))
・販売チャネルでのトレーサビリティ・品質規定 ・配送・輸送管理・販売チャネルにおける協力体制と情報交換 ・クレーム対応
・品質と環境に関する方針 ・従業員の安全、衛生、教育に関する方針
・鮮度・入荷時チェック・貯蔵・在庫管理・配送・販売チャネルでのトレーサビリティ
・経営、品質管理システム改善
・文書化、記録、保存・内部のコミュニケーション
FlorimarkFlorimark Trace CertTrace Cert FlorimarkFlorimark GTPGTP ISO ISO 90019001：：20002000
2. MPSとは？
花き流通業界の総合認証
（4）MPS-Florimark Tradeエムピーエス フロリマーク トレード
フロリマーク トレースサート フロリマーク ジーティーピー アイエスオー
エコファーマーは生産者のみのプログラムで県知事が認定で国際的には認知されていない。一方、MPSは生産業界と流通業界とが一体と
なって評価する花き業界の総合認証プログラム。国際認証。
2. MPSとは？
（5）MPS-ABCとエコファーマーの違い
相対評価生産、流通業界MPS本部国際認証MPS
絶対評価生産業界県知事日本認証エコファーマー
評価基準対象認証機関範囲
MPSは、生産者だけに負担がかかるのではなく、MPS認証
を受けた商品は、花き流通業界が正当に品質と共に評価。
流通・販売業界と共にMPSをエコ・ブランドとして消費者にPRする。「お花の安心安全のブランド化」
2. MPSとは？
（6）J-GAPとは？MPSとの違いＪＧＡＰとMPS-GAPは、どちらもEUREPGAPとリンクしていて基本的
な組立ては同じ。但し、MPS-GAPの認証は、MPS-ABC取得後にし
か認証が受けられない基準となっている。
◆ＪＧＡＰの経緯２００４年 農林水産省総合食料対策事業でＧＡＰ推進協議会がＪＧＡＰの原型を作成。２００５年 ＪＧＡＰ協会（現日本ＧＡＰ協会）発足。２００６年 第１号のＪＧＡＰ認証農場が誕生。２００６年 ＥＵＲＥＰＧＡＰと提携。
ＪＧＡＰ（ジェイギャップ） Ｊａｐａｎ Ｇｏｏｄ Ａｇｒｉｃｕｌｔｕｒａｌ Ｐｒａｃｔｉｃｅ
Ａ．農産物の安全（農薬、肥料、土・水・種苗の安全性、収穫、農産物取扱施設）Ｂ．環境への配慮（水の保全、土壌の保全、周辺地への配慮、ごみの減少と
リサイクル、エネルギーの節約、野生動植物の保護）
Ｃ．生産者の安全と福祉（作業者の安全、従業員の福祉）Ｄ．農業経営と販売管理（記録管理、自己審査、販売管理とトレーサビリテイ）
上記項目に対して、管理点、適合基準を決めて記録させ、適切な管理がなされているかどうかでシステム認証する制度。
3．MPS-ABCのシステム
生産や流通の方法、記録、行動等がチェックされ、定められた基準を満たしていれば認証される。
（チェックする項目は認証によって異なる）
環境に影響を及ぼす生産データを1年間提出することにより、基準値が定められ、基準値との比較で認証される
アイエスオー
ISO9001：2000
フロリマーク ジーティーピー（グッドトレードプラクティス）
Florimark GTP（GoodTradePractice)
エムピーエス ギャップ
MPS-GAPエムピーエス エスキュー
MPS-SQエムピーエス キュー
MPS-Qフロリマーク トレースサート
Florimark TraceCertトレード（流通認証)
ＭＰＳフロリマーク
エムピーエス エービーシー
MPS-ABCプロダクション（生産認証)
ＭＰＳフロリマーク
3．MPS-ABCのシステム
(1) MPS-ABCとその他認証との比較
MPS-ABCのシステムは参加花き生産者自らが記録・報告し、そのデータを第三者が評価・監査し、ポイント制によってA、B、C及び参加者の認
証を発行することにより行われる。
①① 記録・報告記録・報告
ABCABC別の認証を取得別の認証を取得後、現地後、現地監査を実施監査を実施。。提出データは提出データはMPSMPSがが分析して結果を参加分析して結果を参加者にフィードバック。者にフィードバック。
品目ごと品目ごとに全参加者に全参加者の使用量等からの使用量等から認証認証基準値基準値を算出し、を算出し、参参加者加者のの使用量との比使用量との比較でポイント（１～１０較でポイント（１～１００）を付ける０）を付ける
33期目期目ででMPSMPS参加参加者者認証を取得。認証を取得。1313期連続してデータ期連続してデータを提出後、ポイントを提出後、ポイントに応じてに応じてABCABCの資の資格の判定。格の判定。
記録用紙
集計分析例
基準値との比較
MPS認証ロゴマーク
（Ａ・Ｂ・Ｃ・参加者）
農薬・肥料・エネ農薬・肥料・エネルギー・水ルギー・水の使用の使用量と量と廃棄物の廃棄物の分分別を記録、別を記録、44週を週を11期として提出期として提出
④④ 監査監査・・分析分析 ③③ MPSMPS認証取得認証取得
②② ポイント評価ポイント評価
3．MPS-ABCのシステム
(2) MPS-ABCのシステム
4週間毎×連続3回（3ヶ月）データ提出
異なる花、異なる作物を栽培している場合、すべての作物についてデータを提出
契約書への署名
各種用紙への記載とMPSジャパン、オランダMPSへの提出
ガイドラインの遵守
監査への協力
ロゴマーク使用規則の遵守
＊上記内容の詳細は後述
4週間毎×連続13回（ ≒1年）
環境負荷項目データの提出
MPS-参加者MPS-CMPS-BMPS-A
3．MPS-ABCのシステム
(3) ABCの認証資格取得の条件
認証は品目ごとではなく、参加者（企業）に対し発行参加者（企業）に対し発行
3．MPS-ABCのシステム
(4) MPS-ABC認証の対象範囲
参加者の栽培する全ての花き生産物に対して
同じランクの認証同じランクの認証 が与えられる
例：ランクAの参加者Aさんの栽培品目観葉･バラ切花･輪菊切花
AさんがA認証を取得
Aさんの出荷する花き生産物全て
A認証を取得全てロゴマークをつけて出荷可能
参加者Aさん
3．MPS-ABCのシステム
(4) MPS-ABC認証の対象範囲
オランダ Van der Arend社認証ランク：A･全て施設栽培生産物：大型のインテリア用観葉植物
室内鑑賞用の鉢花類
Point！ これらの全ての生産物が同じ認証ランクこれらの全ての生産物が同じ認証ランク
ベルギー Rombaut-Bettens社認証ランク：A生産物野外：コニファー鉢･アザレア鉢等施設：オーキッド鉢花等
3．MPS-ABCのシステム
(4) MPS-ABC認証の対象範囲
Point！ これらの全ての生産物のデータを記録･提出これらの全ての生産物のデータを記録･提出
認証の範囲は花き生産物だが、花き以外の生産物についても環境負荷項目のデータは提出する
3．MPS-ABCのシステム
(5) 環境負荷データ提出の範囲
例：ランクAの参加者Aさんの生産物花き：バラ切花野菜：トマト･きゅうり米 ：ひとめぼれ
Aさんは全ての「生産物の環境全ての「生産物の環境
負荷データを提出している負荷データを提出している花きはロゴマークをつけて出荷可能花き：バラ切花
野菜：トマト･きゅうり
米 ：ひとめぼれ
農薬･肥料･水･エネルギー･廃棄物の全使用量を記録：提出
参加者Aさん
作物別に管理上、経理上の区別ができる
作物別に管理上の区別ができる
経理上の区別は按分*1できる
作物別に管理上の区別ができる
経理上の区別ができない
（すべてどんぶり勘定）
作物別に管理上、経理上の区別ができない
Ｎｏ
Ｎｏ
Ｎｏ
Ｙｅｓ
Ｙｅｓ
Ｙｅｓ
Ｙｅｓ兼業作物すべてのデータを提出する
花のデータのみを提出する
種類別に分けて提出することも可能
花のデータのみを提出する
種類別に分けて提出することも可能
ただし管理上と経理上の区別が
書類上一致すること
兼業作物すべてのデータを提出する
*1 ： 按分の基準：社会的に認められた第三者機関によって、例えば、ある作物を何m2栽培するに当たって、水やエネルギーの使用量が
どの程度であると学術雑誌等において発表されている場合、その基準に照らして実際の使用量が該当するのであれば問題ないとのこと。
3．MPS-ABCのシステム
(6) MPSデータの提出基準（兼業の場合）
3．MPS-ABCのシステム
(7) データを提出する環境負荷項目
廃棄物の分別状況
1期間内（4週間）栽培に関し
て使用した全エネルギー別使用量
（m3、kWh等で記録）
1期間内（4週間）の水全ての使用、再利用状況と量（m3で記録）
1期間内（4週間）の種類別全
肥料の使用量
（kg、mℓで記録）
1期間（4週間）の種類別全農
薬･植物防除剤の使用量
（kg、mℓで記録）
記録内容
水の再利用、再利用水の消毒の有無等水
(殺菌剤、殺虫剤、殺虫殺菌剤、除草剤、展着剤、
植物成長調整剤 、農薬肥料（前処理剤、土壌燻浄
剤、その他）
⇒人体への毒性･分解速度等の環境への影響、危
険度に応じて 緑、茶、赤緑、茶、赤のの33段階に段階に分類分類
農薬等
紙、ダンボール、プラスチック、化学系廃棄物等の処理状況
電力、重油、灯油、軽油、ガソリン等の使用量
（化成肥料、特殊肥料、土壌改良剤、堆厩肥他）
⇒窒素、リンの施用量を算出窒素、リンの施用量を算出
詳細
廃棄物
肥料
エネルギー
提出項目
例：廃棄物例：廃棄物オランダBouman Anthriums社廃棄物の分別、再利用、リサイクルの状況等
有機物
ダンボール
プラスチック
3．MPS-ABCのシステム
(9) データを提出する環境負荷項目
注：自治体で分別回収をしていなくても、自社の取り組みとして記録･提出
◆参加より1年目以降は年4回発行される
一度取得した認証の有効期間は33ヶ月間ヶ月間
認証は過去認証は過去1313期分の合計値から算定期分の合計値から算定
3．MPS-ABCのシステム
(8) MPS-ABC認証の期間
4．ロゴマーク使用について
◆参加者ロゴマーク（左）ABCロゴマーク（右）認証を受けた生産物に添付可能参加者ロゴマーク（パティシパント 左側）は第1期の記録終了後(約3ヶ月後)から使用可1年度にABCのランクが認定後いずれかのロゴマークになる
◆長方形ロゴマーク登録番号とともに生産物に添付可能ABCABCのランクと関係なくのランクと関係なくMPSMPS参加を表示可参加を表示可下記の参加者ロゴマーク、下記の参加者ロゴマーク、ABCABCロゴマークロゴマーク
の変わりにも使用可の変わりにも使用可
◆MPSジャパンメンバーシップロゴマーク・・・MPS認証ロゴマークと一緒に使用
日本産MPS認証の証明
4．ロゴマーク使用について
(1) ロゴマークの種類
4．ロゴマーク使用について
(2) ロゴマークの使用例 その1
4．ロゴマーク使用について
(2) ロゴマークの使用例 その2
5．MPSのメリット
中国、アジアの脅威中国、アジアの脅威
産地差別化産地差別化
品種政策品種政策
環境対策環境対策
高品質高品質店頭の差別化店頭の差別化
中国への輸出中国への輸出
店のブランド化
産地のブランド化
花のブランド化
環境のことを考えた農業（MPS）
マーケティング戦略の中で品種や栽培法等で差別化して高品質の物作りをしていくことによって、お客様にもっとお花を買ってもらい、中国をはじめとしたアジアの輸入攻勢に対抗していく。むしろ高品質と品種で中国へ輸出していく。
環境のブランド化
5．MPSのメリット
(1)日本の花き産業のKFS～Key Facter of Success
ブランド化！
花のブランド化花のブランド化 お店のブランド化お店のブランド化 産地のブランド化産地のブランド化
キーワードはブランド化！
ウェーブサフィニア
青山フラワーマーケット花良品フロレアール
四万十マム土佐よさこいユリ南アルプスの・・・
5．MPSのメリット
(2) お花を買ってもらうには・・・ブランド化！
◆環境問題に関心を持◆環境問題に関心を持ち、取り組むち、取り組む流通流通・小売・小売業者からの出荷指名業者からの出荷指名□□販路の拡大と消費者・業界内へのアピール販路の拡大と消費者・業界内へのアピール
例：例：IKEAIKEA～花～花きき商品の納入生産者に商品の納入生産者にMPSMPS--ABCABCの取得を義務化の取得を義務化裏を返すと裏を返すと、、、、、、MPSMPS--ABCABCを取得しているとを取得しているとIKEAIKEAに納入できる！に納入できる！
◆◆環境に対する取り組み環境に対する取り組みをを消費者へのブランド戦略消費者へのブランド戦略へと転換へと転換。。
◆データに基づく経営分析とコスト削減◆データに基づく経営分析とコスト削減□□数値管理によって生産効率効果を把握。コスト削減を期待。数値管理によって生産効率効果を把握。コスト削減を期待。
◆栽培改善と品質向上◆栽培改善と品質向上□□農薬使用データを全国的に共有・最適な農薬ローテーション情報把握農薬使用データを全国的に共有・最適な農薬ローテーション情報把握□□病気発生と農薬使用量の関係を把握。病気発生と農薬使用量の関係を把握。
◆安全向上とモラールアップ◆安全向上とモラールアップ□□農薬などの使用履歴管理と削減で作業安全性を向上。農薬などの使用履歴管理と削減で作業安全性を向上。□□環境への取組みで従業員のモラルアップ。環境への取組みで従業員のモラルアップ。□□認証ロゴマークの使用により環境への取組みを社会的に認知。認証ロゴマークの使用により環境への取組みを社会的に認知。
◆国際認証の取得によって輸出推進◆国際認証の取得によって輸出推進□□日本の高品質を生かして輸出日本の高品質を生かして輸出
5．MPSのメリット
(3)MPS導入のメリットは？～生産者にとって
MPS発祥の地、オランダにおいてはMPS-ABC認証プログラムがスタートして10年が経過していますが、その間に農薬、エネルギーについて参加790社中の平均で約25％の削減が報告されています。
過去10年間の農薬、エネルギー使用量の変化
Crop protection
50%
60%
70%
80
90%
100%
110%%
1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006
Energy
60%65%70%75%80%85%90%95%
100%105%
1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006
農薬使用量の経年変化
10年間に約25％の農薬の使用量が削減されている。
エネルギー使用量の経年変化
10年間に約22％のエネルギー使用量が削減されている。
5．MPSのメリット
(4)農薬・エネルギーの削減～コストの削減！
◆環境問題に関心を持つ小売店、消費者からの要求に対応◆環境問題に関心を持つ小売店、消費者からの要求に対応
□□環境に対する取り組みは，消費者へのブランド戦略。環境に対する取り組みは，消費者へのブランド戦略。□□会社のイメージアップ。会社のイメージアップ。
◆トレーサビリティ把握◆トレーサビリティ把握
□□責任の所在を明確にできる。責任の所在を明確にできる。
◆安全向上とモラールアップ◆安全向上とモラールアップ
□□安心、安全な商品をお客様に提供。安心、安全な商品をお客様に提供。□□環境への取組みで従業員のモラルアップ。環境への取組みで従業員のモラルアップ。□□認証ロゴマークの使用により環境への取組みを社会的に認知。認証ロゴマークの使用により環境への取組みを社会的に認知。
5．MPSのメリット
(5) MPS導入のメリットは？～流通業者にとって
◆環境問題に積極的な生産者を応援できる。
◆生産から販売までのルートが追跡できるので安心して購入できる。
◆高品質であることが期待できる。
◆環境に配慮した生産による商品の購入によって環境に対して貢献することになる。
「MPSは、安全、安心のマーク！」
5．MPSのメリット
(6) MPS導入のメリットは？～消費者にとって
◆安全安心の確認 ◆トレーサビリティ
◆意識改革・経営改善 ◆コスト削減
◆国際化対応 ◆社会的評価
「花きの環境、安全のブランド化！」
5．MPSのメリット
(7) MPS導入のメリット～まとめ