multi format switcher system mvs-6500 system...tally/gpi in13-18 out33-48 tally/gpi in7-12 out17-32...

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Sony Corporation この説明書は、再生紙を使用しています。 MVS-6500 System (SY) 4-448-461-01 (1) Printed in Japan 2012.09 32 © 2012 Multi Format Switcher System MVS-6500 System (With ICP-6520/6530 Control Panel) Startup Guide [Japanese] Software Version 1.00 and Later 1st Edition MVS-6520 MVS-6530 ICP-6520 ICP-6530 ICP-6511 MKS-6550 MKS-6570

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Sony Corporation

この説明書は、再生紙を使用しています。

C:\_Sony\120700485_MVS65003000_SG_JP\4448461011_4448463011\MVS6500_3000SY\01JP30BCV-J.fm

masterpage:BackCover

MVS-6500 System(SY)4-448-461-01 (1)

Printed in Japan2012.09 32

© 2012

MVS-6500 System4-448-461-01 (1)

01JP30BCV-J.fm 68 ページ 2012年9月6日 木曜日 午後10時1分

Multi Format Switcher System

MVS-6500 System(With ICP-6520/6530 Control Panel)

masterpage:Right(Cov1)

Startup Guide [Japanese]Software Version 1.00 and Later1st Edition

C:\_Sony\120700485_MVS65003000_SG_JP\4448461011_4448463011\MVS6500_3000SY\01JP01FCV-SY.fm

MVS-6520 MVS-6530 ICP-6520 ICP-6530ICP-6511 MKS-6550 MKS-6570

MVS-6500 System4-448-461-01 (1)

01JP01FCV-SY.fm 1 ページ 2012年9月6日 木曜日 午後9時59分

MVS-6500 System4-448-461-01 (1)

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権利者の許諾を得ることなく、このソフトウェアおよび取扱説明書の内容の全部または一部を複製すること、およびこのソフトウェアを賃貸に使用することは、著作権法上禁止されております。©2012 Sony Corporation

ソフトウェアを使用したことによるお客様の損害、または第三者からのいかなる請求についても、当社は一切その責任を負い兼ねます。万一、製造上の原因による不良がありましたらお取り替えいたします。それ以外の責はご容赦ください。このソフトウェアは、指定された装置以外には使用できません。このソフトウェアの仕様は、改良のため予告なく変更することがありますが、ご了承ください。

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目次 3

目次

概要はじめに .................................................................. 4

各部の名称 ............................................................... 5

マルチフォーマットスイッチャープロセッサーMVS-6520/6530 ............................................ 5

コントロールパネル ICP-6520/6530................... 8

メニューパネル ICP-6511 ................................... 9

接続MVS-6500システム構成例 ................................ 10

ビデオ入出力系統 ............................................ 10

機器制御系統.................................................... 11

機器を接続する...................................................... 12

MVSシステムの接続 ....................................... 12

周辺機器の接続 ................................................ 13

準備準備の手順 ............................................................. 15

電源を入れる /切る .............................................. 16

メニューの開きかた......................................... 18

ネットワークを設定する ....................................... 19

信号フォーマットを設定する ................................ 20

信号フォーマットを設定する .......................... 20

スクリーンアスペクトを設定する ................... 21

クロスポイントに信号を割り付ける ..................... 22

信号の名称を設定する ..................................... 22

クロスポイントボタンにペア信号を割り付ける......................................................... 23

出力信号を割り付ける ........................................... 24

モニターの出力を設定する .............................. 24

マルチビューアーを使う ....................................... 25

マルチビューアーの出力を設定する................ 25

マルチビューアーを設定する .......................... 25

子画面に信号を割り付ける .............................. 26

マルチビューアーのタリー出力を設定する..... 27

タリーを設定する .................................................. 28

パラレルタリーを設定する .............................. 28

シリアルタリーを設定する .............................. 28

8キーヤーで使うボタンを割り付ける.................. 37

1st 列のボタンにキー 5~キー 8を割り付ける......................................................... 37

ネクストトランジション選択ボタンに 8つのキーの選択機能を割り付ける..................... 37

電源を入れたときに再現される状態を設定する ... 38

電源を入れたときに再現される状態を選ぶ..... 38

ユーザー初期設定をカスタマイズする............ 39

リムーバブルディスクにデータを保存する .......... 40

リムーバブルディスクを使用できるように設定する ............................................................ 40

ユーザー初期設定をリムーバブルディスクに保存する /呼び出す....................................... 41

AUXバスリモートパネルを簡易接続する............ 42

画像作成の基本操作画像を切り換える(トランジション)................... 44

切り換えかたの種類(ミックス /NAM/ワイプ /DMEワイプ)............................................. 44

コントロールパネルの主な各部の名称............ 45

カットで画像を切り換える.............................. 45

ワイプやミックスで画像を切り換える............ 46

DMEワイプの設定をDMEワイプスナップショットに保存する ................................................... 49

ピクチャーインピクチャー(DMEワイプ)を設定する......................................................... 49

DMEワイプスナップショットに保存する /呼び出す ............................................................ 50

タイトルを入れる(キー)..................................... 52

キーとはなにか? ............................................ 52

ルミナンスキーでタイトルを入れる ............... 52

クロマキーで合成する........................................... 55

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 概要

4

概要

はじめに

スタートアップガイド(本書)では、MVSシステムを初めてお使いになるときの基本的な設定や操作について説明しています。詳しい設定内容や操作方法については、ユーザーガイドをご覧ください。

はじめに

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 概要

各部の名称

マルチフォーマットスイッチャープロセッサーMVS-6520/6530

後面:MVS-6520

1

IN

2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

1

IN

2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

1

OUT

2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

1

16

17

32

33

48

1

2

3

4

5

1

16

17

32

6

7

8

SERIAL TALLY REMOTE 4 REMOTE 3 REMOTE 2 REMOTE 1

TALLY/GPI IN13-18 OUT33-48 TALLY/GPI IN7-12 OUT17-32 TALLY/GPI IN1-6 OUT1-16 UTIL(FM) FM DEVICE

REF IN UTIL(SW) MVS REMOTE S2 REMOTE S1 UTIL(SCU) S-BUS

8UTIL(FM)端子

0S-BUS 端子qdMVS 端子

7REMOTE 1 ~ 4端子

qsREMOTE S1、S2 端子

qfUTIL(SW)端子

qgREF INPUT 端子

4 OUTPUTS 1 ~ 16端子

3PRIMARY INPUTS 1 ~ 32端子

9 FM DEVICE 端子

qaUTIL(SCU)端子

6SERIAL TALLY 端子

スロット6~ 8

スロット1~ 5

5TALLY/GPI IN 1 ~ 18、TALLY/GPI OUT 1 ~ 48端子

スロット1~ 5

スロット6~ 82U端子

1-AC IN A、B端子

各部の名称 5

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 概要

6

後面:MVS-6530

a -AC IN(AC電源入力)A、B端子(3ピン)別売りのAC電源コードで 100 V ~ 240 V の AC電源に接続します。本機は 2台の電源を搭載しており、A、Bどちらかの電源が正常であれば、動作を続けることができます。

b U(信号用アース)端子システムの接地線に接続します。

c PRIMARY INPUTS(プライマリー入力)1~32端子(BNC型) 1):MVS-65201~ 48端子(BNC型) 1):MVS-6530

シリアルデジタルビデオ信号を、MVS-6520 では 32 系統まで、MVS-6530 では 48 系統まで入力できます。

1

IN

2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

1

IN

2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

1

IN

2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

1

OUT

2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

1

OUT

2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

1

16

17

32

33

48

1

2

3

4

5

1

16

17

32

6

7

8

SERIAL TALLY REMOTE 4 REMOTE 3 REMOTE 2 REMOTE 1

TALLY/GPI IN13-18 OUT33-48 TALLY/GPI IN7-12 OUT17-32 TALLY/GPI IN1-6 OUT1-16 UTIL(FM) FM DEVICE

REF IN UTIL(SW) MVS REMOTE S2 REMOTE S1 UTIL(SCU) S-BUS

2U端子

8UTIL(FM)端子

1-AC IN A、B端子

0S-BUS 端子qdMVS 端子

7REMOTE 1 ~ 4端子

qsREMOTE S1、S2 端子

qfUTIL(SW)端子

qgREF INPUT 端子

4 OUTPUTS 1 ~ 32端子

3PRIMARY INPUTS 1 ~ 48端子

9 FM DEVICE 端子

qaUTIL(SCU)端子

6SERIAL TALLY 端子

スロット6~ 8

スロット1~ 5

5TALLY/GPI IN 1 ~ 18、TALLY/GPI OUT 1 ~ 48端子

スロット1~ 5

スロット6~ 8

各部の名称

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 概要

d OUTPUTS(出力)1~16端子(BNC型) 1):MVS-65201~ 32端子(BNC型) 1):MVS-6530

プログラム出力、プレビュー出力、AUX出力などの出力をアサインし、シリアルデジタル信号として出力します。各出力のアサインはMVS-6500 システムのコントロールパネルから行います。

出力信号と設定について詳しくは、ユーザーガイドをご覧ください。

e TALLY/GPI IN(タリー /GPI 入力)1~18、TALLY/GPI OUT(タリー /GPI 出力)1~ 48端子(D-sub 25ピン)MVS-6500 システムのコントロールパネルで作られたタリー情報を、オープンコレクターで出力します。GPI 出力ポートとしても使用できます。また、GPI 入力として、トリガー信号を入力します。各入出力の設定は、MVS-6500 システムのコントロールパネルから行います。

f SERIAL TALLY(シリアルタリー)端子(D-sub 9ピン、RS-422A準拠)

MVS-6500 システムのコントロールパネルで作られたタリー情報を出力します。

g REMOTE (リモート)1~4端子 (D-sub 9ピン、RS-422A準拠)

ソニー 9ピンVTR、VDCP(ビデオディスクコミュニケーションズプロトコル)、またはP-Bus(ペリフェラル II プロトコル)の各プロトコルで制御する機器に接続します。

h UTIL(FM)(ユーティリティー(フレームメモリーデータ))端子(RJ-45準拠)

将来の拡張用端子です。

i FM DEVICE(フレームメモリーデバイス)端子(USB 2.0準拠)フレームメモリー用外付けHDD 2)取り付け端子です。

j S-BUS端子(BNC型) 1)

Tブリッジを介して、BNCケーブルで S-Bus データリンクに接続します。

S-Bus データリンクを介して、IXSシリーズルーティングスイッチャーやAUXバスリモートパネルMKS-8080/8082などを接続すると、以下のような制御が可能になります。• 他の機器から受け取ったデータに基づき、本機はタリー情報を作成して S-Bus に送り返す

• コントロールパネルからルーティングスイッチャーのクロスポイントを切り換える

• リモートパネルからスイッチャーのクロスポイントを切り換える

• ルーティングスイッチャーで設定されたソースネームをコントロールパネルに表示する

k UTIL(SCU)(ユーティリティー(SCU))端子(RJ-45準拠)

将来の拡張用端子です。

l REMOTE(リモート)S1、S2端子(D-sub 9ピン、RS-422A準拠)

外部機器またはエディティングコントロールシステムBVE-9100 などの編集機からMVS-6500 システムを操作するときに使用します。接続する機器の種類は、コントロールパネルから設定します。

m MVS(マルチフォーマットビデオスイッチャー)端子(RJ-45準拠)コントロールパネル ICP-6520/6530 と接続します。

DCUやマルチフォーマットDMEプロセッサーMVE-8000A/9000を接続する場合については、ユーザーガイドをご覧ください。

n UTIL(SW)(ユーティリティー(SW))端子(RJ-45準拠)

将来の拡張用端子です。

o REF INPUT(基準ビデオ信号入力)端子(BNC型) 1)

本機を外部同期信号に同期させて使用するとき、HDTVの場合は、HD3値同期信号、ブラックバースト信号またはアナログシンク信号を、SDTVの場合は、ブラックバースト信号またはアナログシンク信号を入力します。2つの端子はループスルーになっており、どちらか一方に入力した信号を他方から出力することができます。ループスルー出力を使用しないときは、付属の 75Ω終端器で終端してください。

1)BNC 型端子に接続した BNCケーブルは、ラックなどに固定し、端子への荷重がかからないようにしてください。端子や BNCケーブルが破損するおそれがあります。

2)接続できる機器については、ソニーの担当者にお問い合わせください。

出力信号の種類 設定可能な端子

MVS-6520 MVS-6530

Re-Entry Source OUTPUTS 1 ~ 16 OUTPUTS 1 ~ 24

Aux Bus OUTPUTS 1 ~ 16 OUTPUTS 1 ~ 24

Output/MV/FC/DME OUTPUTS 1 ~ 16(FCは 15、16 の組み合わせのみ)

OUTPUTS 1 ~ 32(FC は 15、16 または 31、32 の組み合わせのみ)

各部の名称 7

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 概要

8

コントロールパネル ICP-6520/6530

後面

a UTIL(ユーティリティー)端子(RJ-45準拠)拡張用のネットワーク端子です。

b MVS(マルチフォーマットビデオスイッチャー)端子(RJ-45準拠)MVS-6520/6530 と接続します。

DCUやマルチフォーマット DMEプロセッサーMVE-8000A/9000を接続する場合については、ユーザーガイドをご覧ください。

c DEVICE (デバイス)1~4端子(USB 2.0 準拠、USB Type A)

ICP-6511 またはUSBデバイス 1)を接続します。

d DVI-D 端子ICP-6511 または外部モニター1)を接続します。

e U(信号用アース)端子システムの接地線に接続します。

f -AC IN(AC電源入力)A、B端子(3ピン)別売りのAC電源コードで 100 V~ 240 V の AC電源に接続します。本機は 2台の電源を搭載しており、A、Bどちらかの電源が正常であれば、動作を続けることができます。

1)接続できる機器については、ソニーの担当者にお問い合わせください。

UTIL MVS DVI-D OUTDEVICE44 3 2 1

4DVI-D 端子

6-AC IN A、B 端子

3DEVICE 1 ~ 4端子2MVS端子

1UTIL 端子

5U端子

各部の名称

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 概要

メニューパネル ICP-6511メニューパネルはオプションです。

底面

a DEVICE(デバイス)端子(USB 2.0 準拠、USB Type B)

ICP-6520/6530 の DEVICE 1 端子と接続します。

b DVI-D 端子ICP-6520/6530 の DVI-D 出力と接続します。

c DC IN 端子付属のACアダプターの 12V DCを接続します。

側面

DEVICE(デバイス)端子(USB 2.0 準拠、USB Type A)主にUSBメモリーを接続し、ファイルの入出力を行います。

DEVICEDVI-D

IN12V!

3DC IN 端子

2DVI-D 端子

1DEVICE 端子

DEVICE 端子

各部の名称 9

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 接続

10

接続

MVS-6500システム構成例

ビデオ入出力系統

PHONES

VAR

JOG

MARK1MENU

PAGE DISPLAY

SUBCLIP

F1

F5

F4

F3

F2

SHIFT

CLIPMENU

ESSENCEMARK

SETTHUMB

NAIL RESETOUTIN

MARK2

SHUTTLE

TOP

KEY INHI

EXPAND

CHAPTER

F REV F FWD END

PREV NEXTPLAY STOP

STANDBY

REC

EJECT

CH 1 CH 2 CH 3 CH 4

NETWORK

LOCAL

REMOTE

ACCESS

LEVEL

RECVARIABLE

PRESETPB

カメラ 再生用VTR

コントロールパネル ICP-6520/6530

リムーバブルディスク

ビデオ信号入力

マルチフォーマットスイッチャーMVS-6520/6530

マルチビューアー用モニター 収録用VTR

メニューパネル ICP-6511

プログラムモニター

キャラクタージェネレーター

ビデオ信号出力

プレビュー用モニター

プレビューモニター

これらの機器のほか、DCU(MKS-8700/2700)やDME(MVE-8000A/9000)を使ってシステムを拡張することが可能です。詳しくはユーザーガイドをご覧ください。

MVS-6500システム構成例

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 接続

機器制御系統

PHONES

VAR

JOG

MARK1MENU

PAGE DISPLAY

SUBCLIP

F1

F5

F4

F3

F2

SHIFT

CLIPMENU

ESSENCEMARK

SETTHUMB

NAIL RESETOUTIN

MARK2

SHUTTLE

TOP

KEY INHI

EXPAND

CHAPTER

F REV F FWD END

PREV NEXTPLAY STOP

STANDBY

REC

EJECT

CH 1 CH 2 CH 3 CH 4

NETWORK

LOCAL

REMOTE

ACCESS

LEVEL

RECVARIABLE

PRESETPB

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

ASGN DEST LEVEL RTR

SELECTOR

KEY XPTHOLD

LOCK(CHOP) CLEAR

AUX BUS REMOTE PANEL MKS-8082

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 M/E1

M/E2

M/E3

P/P

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22

ASSIGN

23 24 25 26 27 28 29 30 31 32

KEY X-HOLD DEST M/E 1 M/E 2 M/E 3 P/P

AUX BUS REMOTE PANEL MKS-8080

VTR 、DDRなどソニー9ピン VTR、VDCP 、P-Bus の各プロトコルで制御する機器(RS-422A)

コントロールパネル ICP-6520/6530

リムーバブルディスク

REMOTE1~ 4

マルチフォーマットスイッチャーMVS-6520/6530

AUXバスリモートパネルMKS-8082 a)

AUXバスリモートパネルMKS-8080 a)

メニューパネル ICP-6511

a)MKS-8080/8082は、単体でスイッチャーに接続することもできます。

AUXバス制御機器や編集機など(RS-422A)

MVS

REMOTE S1、S2

S-BUS

S-Bus データリンク上の他の機器

MVS-6500システム構成例 11

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 接続

12

機器を接続する

以下のシステム構成を例として、接続の手順を説明します。• スイッチャープロセッサーMVS-6520(フォーマットコンバーターボードMKS-6550、デジタルマルチエフェクトボードMKS-6570 装着)

• コントロールパネル ICP-6520• メニューパネル ICP-6511

• 撮影用のカメラ 4台• 再生用のVTR 2 台• キャラクタージェネレーター 1台• 映像用のモニター 2台• マルチビューアー用のモニター 1台

MVSシステムの接続

1 電源に接続する。

スイッチャープロセッサー1U端子をシステムの接地線に接続する。2別売りの電源コードで、~AC IN A、B端子を 100 V~ 240 V AC電源に接続する。

コントロールパネル1U端子をシステムの接地線に接続する。2別売りの電源コードで、~AC IN A、B端子を 100 V~ 240 V AC電源に接続する。

メニューパネル1DC IN端子に付属のACアダプターを接続し、別売りの電源コードでACアダプターを電源に接続する。

2 スイッチャープロセッサーとコントロールパネルを接続する。

1 LANケーブルで、スイッチャープロセッサーのMVS端子とコントロールパネルのMVS端子を接続する。

MVS

DEVICE 1

DEVICE

DVI-D

DVI-DMVS

U

U

スイッチャープロセッサーMVS-6520 メニューパネル ICP-6511

コントロールパネル ICP-6520

AC電源へ

AC電源へ

ACアダプターへ

LANケーブル(ストレートタイプ)

DVI ケーブル

USB ケーブル

機器を接続する

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 接続

3 コントロールパネルとメニューパネルを接続する。

1メニューパネルに付属のDVI ケーブルで、コントロールパネルのDVI-D 端子とメニューパネルのDVI-D 端子を接続する。

2メニューパネルに付属のUSBケーブルで、コントロールパネルのDEVICE 1 端子とメニューパネル底面のDEVICE端子を接続する。

周辺機器の接続

PHONES

VAR

JOG

MARK1MENU

PAGE DISPLAY

SUBCLIP

F1

F5

F4

F3

F2

SHIFT

CLIPMENU

ESSENCEMARK

SETTHUMB

NAIL RESETOUTIN

MARK2

SHUTTLE

TOP

KEY INHI

EXPAND

CHAPTER

F REV F FWD END

PREV NEXTPLAY STOP

STANDBY

REC

EJECT

CH 1 CH 2 CH 3 CH 4

NETWORK

LOCAL

REMOTE

ACCESS

LEVEL

RECVARIABLE

PRESETPB

PHONES

VAR

JOG

MARK1MENU

PAGE DISPLAY

SUBCLIP

F1

F5

F4

F3

F2

SHIFT

CLIPMENU

ESSENCEMARK

SETTHUMB

NAIL RESETOUTIN

MARK2

SHUTTLE

TOP

KEY INHI

EXPAND

CHAPTER

F REV F FWD END

PREV NEXTPLAY STOP

STANDBY

REC

EJECT

CH 1 CH 2 CH 3 CH 4

NETWORK

LOCAL

REMOTE

ACCESS

LEVEL

RECVARIABLE

PRESETPB

PRIMARY INPUTS 1 2 3 4 5 6 7 8

OUTPUTS 1

2

REF INPUTREF INPUT OUTPUTS 9

キャラクタージェネレーター

同期信号発生器

75Ω終端

ビデオ信号

キー信号

機器を接続する 13

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 接続

14

1 スイッチャープロセッサーのPRIMARY INPUTS端子に機器を接続する。

1撮影用のカメラを接続する。ここでは 4台のカメラを、それぞれ PRIMARY INPUTS 1 ~ 4 に接続します。

2再生用のVTRを接続する。ここでは 2台のVTRを、それぞれPRIMARY INPUTS 5、6 に接続します。

3キャラクタージェネレーターを接続する。ここでは PRIMARY INPUTS 7、8 に接続します。

2 スイッチャープロセッサーのOUTPUTS端子に機器を接続する。

1映像用のモニターを接続する。ここでは 2台のモニターを、それぞれOUTPUTS 1、2 に接続します。

2マルチビューアー用のモニターを接続する。ここではOUTPUTS 9 に接続します。

3 スイッチャープロセッサーのREF INPUT端子に基準信号を入力する。

1一方の REF INPUT端子を、同期信号発生器に接続する。

2もう一方の REF INPUT端子を、付属の 75Ω終端器で終端する。

タリーを使うにはスイッチャープロセッサーの SERIAL TALLY端子(シリアルタリー)またはTALLY端子(パラレルタリー)を使用して、タリー出力を設定します。

メニュー操作用の外部モニターを使うにはMVS システム専用のメニューパネル ICP-6511 の代わりに、外部モニターを接続してタッチパネルやマウスでメニューを操作することもできます。

外部モニターの接続

DVI ケーブルで、コントロールパネルのDVI-D 端子と外部モニターのDVI-D 端子を接続します。タッチパネルを使用する場合は、USBケーブルでコントロールパネルのDEVICE 端子と外部モニターのUSB端子を接続します。マウスを使用する場合は、USBケーブルでコントロールパネルのDEVICE 端子にマウスを接続します。

接続できるモニターについては、ソニーの担当者にお問い合わせください。

TALLY 端子(GPI IN/OUT端子)

SERIAL TALLY 端子

DVI-D 端子

DEVICE 端子

機器を接続する

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準備

 準備

準備の手順

MVSシステムで操作を行う前に必要な設定について説明します。

電源を入れる(1 p. 16)m

システムの設定

ネットワークを設定する(1 p. 19)

m

信号フォーマットを設定する(1 p. 20)m

信号の設定

入力信号を割り付ける(1 p. 22)

m

出力信号を割り付ける(1 p. 24)

m

その他の設定

システム構成や必要に応じて、以下の設定を行います。

• マルチビューアーを設定する(1 p. 25)• タリーを設定する(1 p. 28)• 8キーヤーの操作に必要なボタンを割り付ける(MVS-6530使用時のみ)(1 p. 37)

• スタートアップモードを設定する(1 p. 38)• リムーバブルディスクにデータを保存する(1 p. 40)

• AUXバスリモートパネルの簡易接続を設定する(1 p. 42)

準備の手順 15

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 準備

16

電源を入れる /切る

接続が完了したら、以下の手順で電源を入れます。

1 スイッチャープロセッサーのPOWER(電源)A、BスイッチをON(“?”側)にする。

スイッチャープロセッサーの電源が入ると、A、Bそれぞれのステータス表示ランプが緑色で点灯します。

2 コントロールパネルのステータス表示ランプが緑色で点灯していることを確認してから、POWER(電源)スイッチを押す。

POWERスイッチの“1”が緑色で点灯します。約 1分でコントロールパネルが起動し、メニューパネルの画面にトップメニューリストが表示されます。

スイッチャープロセッサーMVS-6520/6530

1

2

3

3

コントロールパネル ICP-6520

コントロールパネル ICP-6530

電源を入れる /切る

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 準備

(ICP-6520 使用時の画面です。ICP-6530 では[M/E2]ボタンが表示されます。)

3 フェーダーレバーを上端から下端まで 1回振り切る。

フェーダーレバーの上端と下端に「Non Sync」または「Sync」の文字が表示されている(ノンシンク状態)と、フェーダーレバーの動きとトランジションが一致しません。フェーダーレバーを上端から下端まで振り切ることで、ノンシンク状態を解除します。

4 周辺機器の電源を入れる。

スクリーンセーバーとパネルスリープモード一定時間、操作を行わないと、メニュー画面のスクリーンセーバーが起動します。また、コントロールパネルのランプや表示部が暗くなります。

設定について詳しくは、ユーザーガイドをご覧ください。

電源を切るには

1 メニュー画面で、ローカルディスクにアクセスしていないことを確認する。

コントロールパネルに内蔵のフラッシュメモリードライブを「ローカルディスク」と呼びます。ローカルディスクやフレームメモリーの外付けHDDにアクセスしているときは、メニューページ番号ボタンのインジケーターが赤く点灯します。電源を切る前に、インジケーターが消灯していることを確認してください。

USBメモリーなどのリムーバブルディスクを接続している場合は、電源を切る前に取り外してください。

2 コントロールパネルをシャットダウンする。

メニューページ番号ボタンを押してトップメニューウィンドウを表示し、[Shutdown]ボタンを押します。

フェーダーレバー

ご注意

メニューページ番号ボタンのインジケーター

電源を入れる /切る 17

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 準備

18

(ICP-6520 使用時の画面です。ICP-6530 では[M/E2]ボタンが表示されます。)

シャットダウンの実行を確認するメッセージが表示されます。[Yes]を押すとシャットダウン処理が開始され、完了するとメニューの画面が真黒になります。コントロールパネルのPOWER(電源)スイッチの“1”が消灯していることを確認してください。

コントロールパネルが起動した状態で電源スイッチを5秒以上押し続けると、シャットダウン処理を行わずに強制的に電源を切ることができます。この場合、設定データが保存されない場合がありますので、ご注意ください。

3 スイッチャープロセッサーのPOWER(電源)A、BスイッチをOFF(“a”側)にする。

メニューの開きかたMVS システムでは、メニューを使って基本操作や設定などを行います。ここでは、「M/E-1 >Key1 >Type メニュー(1111)」を開く手順を説明します。ほかのメニューも同様に操作してください。

メニューの操作について詳しくは、ユーザーガイドをご覧ください。

1 トップメニュー(メニューの第 1階層)を呼び出す。

1メニューページ番号ボタンを押す。トップメニューウィンドウが表示されます。

2トップメニュー選択ボタンを押す。ここでは[M/E1]ボタンを押します。

メニューパネルのトップメニュー選択ボタンでトップメニューを開くこともできます。ご注意

メニューページ番号ボタン Shutdownボタン

応用

メニューページ番号ボタン

トップメニューウィンドウ

トップメニュー選択ボタン

トップメニュー選択ボタン

電源を入れる /切る

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 準備

2 メニューを選択する。

1左端に表示されているVFボタンで、メニューの第 2階層を選択する。ここでは[Key1]を選択します。

2下端に表示されているHFボタンで、メニューの第 3階層を選択する。ここでは[Type]を選択します。M/E1 >Key1 >Type メニューが表示されます。

トップメニューウィンドウで、ページ番号「1111」を入力してメニューを開くこともできます。

ネットワークを設定する

MVSシステムの LANに接続されているすべての機器を検出し、電源を入れたときの設定値として登録します。

1 メニューを表示する。

1 Engineering Setup >System >Network Config メニュー(7311)を開く。

2 グループ IDを設定する。

Network Config メニュー

1グループ IDを確認する。ここでは「1」に設定されていることを確認します。「1」以外が表示されている場合は、[Group ID]を押して設定を変更します。

設定の操作については、ユーザーガイドをご覧ください。

3 接続されている機器を自動検出する。

1[Auto Config]を押す。2メッセージを確認してから[Yes]を押す。検出された機器のリストが表示されます。

応用

VFボタン

HF ボタン

グループ ID

Auto Config Define

ネットワークを設定する 19

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 準備

20

4 検出された機器のリストを登録する。

1[Define]を押す。2メッセージを確認してから[Yes]を押す。電源を入れたときのネットワークの設定値として登録されます。

信号フォーマットを設定する

信号フォーマットを設定する自動検出された各機器で扱う信号フォーマットと入力リファレンス信号を設定します。設定できる信号フォーマットと入力リファレンス信号の組み合わせは以下のとおりです。

1 メニューを表示する。

1 Engineering Setup >System >Format メニュー(7313)を開く。

DME

スイッチャープロセッサー

コントロールパネル

信号フォーマット

システム 信号フォーマット

フィールド周波数 有効走査線数

SD システム 50 576i

59.94 480i

HD システム 50 720P

59.94

50 1080i

59.94

23.976 1080PsF

24

入力リファレンス信号

信号フォーマット(HDシステム)

入力リファレンス信号

Tri Sync BB

720P/50 ― Black Burst 50 Sync 50

720P/59.94 59.94 Black Burst 59.94 Sync 59.94

1080i/50 50 Black Burst 50 Sync 50

1080i/59.94 59.94 Black Burst 59.94 Sync 59.94

1080PsF/23.976 47.952 ―

1080PsF/24 48 ―

信号フォーマットを設定する

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 準備

2 フォーマットを設定する。

Format メニュー

1[Signal Format]を押す。2ポップアップウィンドウで設定したいフォーマットのボタンを押す。

3 入力リファレンス信号を設定する。

1《Ref Input Format》グループで、入力リファレンス信号を選択する。Tri Sync:HDシステム用 3値シンクBB:ブラックバーストまたはシンク

HDシステムの場合のみ設定します。

[BB]を選択した場合は、フォーマットコンバーターで変換する信号フォーマットを設定することができます(フォーマットコンバーターボードMKS-6550 装着時)。[Tri Sync]を設定した場合は、フォーマットコンバーターを使用できません。

フォーマットコンバーターおよび設定の操作については、ユーザーガイドをご覧ください。

4 設定を反映して保存する。

1[Execute]を押す。2メッセージを確認してから[Yes]を押す。設定中はプログレスバーが表示されます。設定が完了すると、システムが再起動します。

スクリーンアスペクトを設定するスイッチャープロセッサーとDMEで扱う信号の画面アスペクト比(縦横比)を、16:9 または 4:3 から選択します。

1 メニューを表示する。

1 Engineering Setup >System >Format メニュー(7313)を開く。2[Aspect]を押す。Aspect メニュー(7313.1)が表示されます。

2 アスペクト比を設定する。

Aspect メニュー

1《Screen Aspect》グループで、アスペクト比を選択する。16:9:アスペクト比を 16:9 に設定4:3:アスペクト比を 4:3 に設定Independent:スイッチャープロセッサーの画像作成ブロックやDMEのチャンネルごとにアスペクト比を設定

[Independent]を選択した場合は、[Switcher Aspect]または[DME Aspect]を押して、アスペクト比を設定します。

ご注意

応用

Signal FormatRef Input Format Execute

応用

Screen Aspect Aspect Execute

信号フォーマットを設定する 21

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 準備

22

3 設定を反映して保存する。

1[Aspect Execute]を押す。2メッセージを確認してから[Yes]を押す。

クロスポイントに信号を割り付ける

入力信号をクロスポイントボタンで選択するためには、あらかじめ各クロスポイントに信号を割り付けておく必要があります。1つのクロスポイントには、ビデオとキーの 2つの信号をペアとして割り付けることもできます。

信号の名称を設定する

1 メニューを表示する。

1 Engineering Setup >Panel >Xpt Assign メニュー(7322)を開く。2[Src Name/Src Color]を押す。Src Name/Src Color メニュー(7322.6)が表示されます。

2 信号の名称を設定する。

Src Name/Src Color メニュー

1[Src#]欄で設定したい信号を選択する。ここでは「1」を選択します。

2[Source Name]を押す。3キーボードウィンドウでソース信号の名称を入力する。ここでは「CAM1」と入力します。

Source Name

Src#

クロスポイントに信号を割り付ける

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 準備

キーボードウィンドウ

4[Enter]を押す。5必要に応じて手順1~4を繰り返し、ほかの信号についても設定する。

信号の名称は、16 文字以内で入力します。

信号を割り付けたクロスポイントボタンの表示色を設定することもできます。

クロスポイントボタンにペア信号を割り付ける下図のようなビデオとキーの 2つの信号を、ペアとして 1つのクロスポイントに割り付けます。

1 メニューを表示する。

1 Engineering Setup >Panel >Xpt Assign メニュー(7322)を開く。2[Main, V/K Pair Assign]を押す。Main, V/K Pair Assign メニュー(7322.5)が表示されます。

2 ビデオ信号をクロスポイントに割り付ける。

Main, V/K Pair Assign メニュー

1左側のリストの[V/K]欄でクロスポイントボタンの番号を選択する。ここでは「1」を選択します。

2《Assign》グループの[Video]を押してOnにする。3右側のリストでビデオとして割り付けたい信号を選択する。ここでは「CAM1」を選択します。

4《Xpt Assign》グループの[Set]を押す。ビデオが割り付けられます。

3 キー信号をクロスポイントに割り付ける。

1《Assign》グループの[Key]を押してOnにする。2右側のリストでキーとして割り付けたい信号を選択する。ここでは「Key1」を選択します。

3《Xpt Assign》グループの[Set]を押す。キーが割り付けられます。

•《Assign》グループの[Video]と[Key]の両方をOnにして、同時に割り付けることもできます。

•《Xpt Assign》グループの[Insert]や[Delete]を使用して、リストを編集することもできます。

4 必要に応じて手順 2と 3を繰り返し、ほかの信号についても割り付ける。

割り付けたペア信号をキーヤーで使用する手順については、「ルミナンスキーでタイトルを入れる」 (1 p. 52)を参照してください。

ご注意

応用

Enter

ビデオ信号 キー信号

応用

Video Key Set

V/K

クロスポイントに信号を割り付ける 23

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 準備

24

出力信号を割り付ける

スイッチャープロセッサーのOUTPUTS 端子に接続した機器に出力する信号を選択します。

モニターの出力を設定するここでは、最終出力の画像を確認するためのモニター(プログラム出力)と、最終出力の前に画像をプレビューするためのモニター(プレビュー出力)を設定する手順を説明します。

1 メニューを表示する。

1Engineering Setup >Switcher >Output メニュー(7333)を開く。2[Output Assign]を押す。Output Assign メニュー(7333.1)が表示されます。

2 最終出力用のモニターを設定する。

Output Assign メニュー

1《Output Assign》グループの[Re-Entry Source]を選択する。

2左側のリストの[Out#]欄でモニターを接続したOUTPUTS端子の番号を選択する。ここでは「1」を選択します。

3右側のリストの[Src#]欄でプログラム出力を選択する。ここでは「P/P PGM1」を選択します。

4[Set]を押す。出力信号が割り付けられ、[Out#]の「1」に「P/P PGM1」と表示されます。

3 プレビュー用のモニターを設定する。

1《Output Assign》グループの[Re-Entry Source]を選択する。

2左側のリストの[Out#]欄でモニターを接続したOUTPUTS端子の番号を選択する。ここでは「2」を選択します。

3右側のリストの[Src#]欄でプレビュー出力を選択する。ここでは「P/P PVW」を選択します。

4[Set]を押す。出力信号が割り付けられ、[Out#]の「2」に「P/P PVW」と表示されます。

Set

Out# Src#

Re-Entry Source

出力信号を割り付ける

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 準備

マルチビューアーを使う

MVSシステムに接続したモニターの画面を分割して、複数の映像を同時に表示させることができます。画面表示は 4分割と 10 分割から選択できます。

マルチビューアーには、Multi Viewer 1 と 2 の 2系統があり、それぞれ別の信号を割り付けることができます。ここでは、Multi Viewer 1 を設定する手順を説明します。

マルチビューアーの出力を設定するマルチビューアーを使用するためには、モニターを接続したOUTPUTS 端子にマルチビューアーの出力を割り付けておく必要があります。

1 メニューを表示する。

1 Engineering Setup >Switcher >Output メニュー(7333)を開く。2[Output Assign]を押す。Output Assign メニュー(7333.1)が表示されます。

2 マルチビューアーの出力を設定する。

Output Assign メニュー

1《Output Assign》グループの[Output/MV/FC/DME]を選択する。

2左側のリストの[Out#]欄でマルチビューアー用のモニターを接続したOUTPUTS端子の番号を選択する。ここでは「9」を選択します。

3右側のリストの[Src#]欄でマルチビューアー出力を選択する。ここでは「Multi Viewer 1」を選択します。

4[Set]を押す。出力信号が割り付けられ、[Out#]の「9」に「Multi Viewer 1」と表示されます。

マルチビューアーを設定する

1 メニューを表示する。

1 Engineering Setup >Switcher >Output メニュー(7333)を開く。2[Multi Viewer]を押す。Multi Viewer メニュー(7333.9)が表示されます。

子画面の番号

子画面の番号

4分割

10分割

Output/MV/FC/DMESet

Out# Src#

マルチビューアーを使う 25

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 準備

26

2 画面の表示方法を設定する。

Multi Viewer メニュー

1《Multi Viewer》グループで、設定対象のマルチビューアーを選択する。ここでは[1]を選択します。

2《Split Mode》グループで、画面の分割数を選択する。Split 4:4 分割の画面表示Split 10:10 分割の画面表示

[Name Display]や[Border Enable]を使用して、子画面の名称や境界線を表示するように設定することもできます。

子画面に信号を割り付ける

1 メニューを表示する。

1Engineering Setup >Switcher >Output メニュー(7333)を開く。2[Multi Viewer]を押す。3[Source/Output Assign]を押す。Source/Output Assign メニュー(7333.10)が表示されます。

2 子画面に出力信号を割り付ける。

Source/Output Assign メニュー

1《Source/Output Select》グループの[Output]を選択する。

2左側のリストの[Win#]欄で設定したい子画面の番号を選択する。ここでは「1」を選択します。

3右側のリストで割り付けたい信号を選択する。ここでは「P/P PGM1」を選択します。

4[Set]を押す。

3 子画面に入力信号を割り付ける。

Source/Output Assign メニュー

1《Source/Output Select》グループの[Source]を選択する。

2左側のリストの[Win#]欄で設定したい子画面の番号を選択する。ここでは「3」を選択します。

応用

Split Mode Multi ViewerSet Output

Win#

Set Source

Win#

マルチビューアーを使う

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 準備

3右側のリストで割り付けたい信号を選択する。ここでは「CAM1」を選択します。

4[Set]を押す。

4 必要に応じて手順 2と 3を繰り返し、ほかの子画面についても設定する。

マルチビューアーのタリー出力を設定するマルチビューアーにタリーを表示するためには、「シリアルタリーを設定する」 (1 p. 28)の手順 2で設定されたタリータイプを指定する必要があります。

1 メニューを表示する。

1 Engineering Setup >Panel >Operation メニュー(7326)を開く。2[Button Tally]を押す。Button Tally メニュー(7326.9)が表示されます。

2 タリータイプを設定する。

Button Tally メニュー

1《Tally Type》グループで、タリータイプを選択する。ここでは[R1]を選択します。

2[Execute]を押す。

マルチビューアーにタリーを表示する場合は、[R1]~[R8]を設定してください。[Independ]を設定すると、タリーは出力されません。レッドタリーのタイプ[R1]~[R8]を設定すると、グリーンタリーも自動的に設定されます。たとえば、[R1]を選択した場合は、グリーンタリーとして[G1]

が自動的に設定されます。ただし、「シリアルタリーを設定する」 (1 p. 28)の手順 2で、あらかじめ[G1]のタリータイプを設定しておく必要があります。

ご注意

Tally Type Execute

マルチビューアーを使う 27

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 準備

28

タリーを設定する

パラレルタリーを設定するスイッチャープロセッサーのTALLY端子には、工場出荷時に PRIMARY INPUTS 1 ~ 48 のレッドタリーが割り付けられています。

割り付けの設定を変更する操作については、ユーザーガイドをご覧ください。

シリアルタリーを設定するスイッチャープロセッサーの SERIAL TALLY端子から、プログラム出力(P/P PGM1)のレッドタリーとプレビュー出力(P/P PVW)のグリーンタリーが出力されるように設定します。ここでは、OUTPUTS 1 端子に「P/P PGM1」、OUTPUTS 2 端子に「P/P PVW」が割り付けられている場合の手順を説明します。

1 MVS システムの S-Bus 空間上の位置を設定する。

Router メニュー

1Engineering Setup >Router/Tally >Router メニュー(7361)を開く。2《Device》グループで、設定対象を選択する。ここでは[SWR1]を選択します。

3《Matrix Size》グループで、マトリックスのサイズを選択する。ここでは[136x138 (Standard)]を選択します。

4パラメーター[Source]、[Destination]、[Level]を、それぞれ「1」に設定する。

2 タリー生成の基準を設定する。

Tally Enable メニュー

Newメニュー

1 Engineering Setup >Router/Tally >Tally Enable メニュー(7364)を開く。

2プログラム出力のタリーの設定を確認する。「OUT001」が以下の設定になっている場合は、変更する必要はありません。手順7へ進んでください。

3[New]を押す。Newメニュー(7364.1)が表示されます。

Source

Matrix Size DestinationLevel

Device

項目 Destination Level Tally Type Enable

設定 OUT001 1 R1 Enable

New プログラム出力のタリーの設定

Destination Address

Enable Destination LevelExecute

Tally Type

タリーを設定する

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 準備

4パラメーター[Destination Address]、[Destination Level]、[Tally Type]を、それぞれ「1」に設定する。

5《Tally Enable》グループの[Enable]を選択する。6[Execute]を押す。7Tally Enable メニュー(7364)で、プレビュー出力のタリーの設定を確認する。「OUT002」が以下の設定になっている場合は、変更する必要はありません。手順 3へ進んでください。

8手順3~6を繰り返し、プレビュー出力について設定する。手順4では、パラメーター[Destination Address]を「2」、[Destination Level]を「1」、[Tally Type]を「2」に設定してください。

3 シリアルタリー出力を設定する。

Serial Tally メニュー

Source Assign メニュー

1 Engineering Setup >Router/Tally >Serial Tally メニュー(7367)を開く。

2《Serial Tally Port》グループで、設定対象のポートを選択する。ここでは[Panel Port]を選択します。

3タリータイプを設定する。ここでは《Tally Group》グループの[Group1-4]を選択し、《Tally Type》グループの[R1]と[G1]を押してOnにします。[Group1-4]の[R2]~[R4]、[G2]~[G4]、および[Group5-8]の[R5]~[R8]、[G5]~[G8]は、すべてOff に設定してください。

4[Source Assign]を押す。Source Assign メニュー(7367.1)が表示されます。

5《Serial Tally Port》グループで、設定対象のポートを選択する。ここでは[Panel Port]を選択します。

6[All Clear]を押す。7メッセージを確認してから[Yes]を押す。シリアルタリーのビットごとに割り付けたソースアドレスがデフォルト値に設定されます。デフォルト値以外の設定で運用する場合は、ソースアドレスを変更します。

設定の操作については、ユーザーガイドをご覧ください。

DCUからパラレルタリーを出力する場合は、手順 3でEngineering Setup >Router/Tally >Parallel Tally メニュー(7366)を表示して設定を行います。

設定の操作については、ユーザーガイドをご覧ください。

項目 Destination Level Tally Type Enable

設定 OUT002 1 G1 Enable

Tally Group

Serial Tally Port Source Assign

Tally Type

応用

All Clear Serial Tally Port

タリーを設定する 29

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 準備

30

S-Bus マトリックスにアサインされているMVS-6500システムの入出力情報

マトリックスサイズ:136× 138

• ソース

番号 ソース

1 Primary 1

2 Primary 2

3 Primary 3

4 Primary 4

5 Primary 5

6 Primary 6

7 Primary 7

8 Primary 8

9 Primary 9

10 Primary 10

11 Primary 11

12 Primary 12

13 Primary 13

14 Primary 14

15 Primary 15

16 Primary 16

17 Primary 17

18 Primary 18

19 Primary 19

20 Primary 20

21 Primary 21

22 Primary 22

23 Primary 23

24 Primary 24

25 Primary 25

26 Primary 26

27 Primary 27

28 Primary 28

29 Primary 29

30 Primary 30

31 Primary 31

32 Primary 32

33 Primary 33

34 Primary 34

35 Primary 35

36 Primary 36

37 Primary 37

38 Primary 38

39 Primary 39

40 Primary 40

41 Primary 41

42 Primary 42

43 Primary 43

44 Primary 44

45 Primary 45

46 Primary 46

47 Primary 47

48 Primary 48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

58

59

60

61

62

63

64

65

66

67

68

69

70

71

72

73 FC 1

74 FC 2

75 FC 3

76 FC 4

77 FC 5

78 FC 6

79 FC 7

80 FC 8

81 Black

82 White

83 Color Bkgd 1

84 Color Bkgd 2

85 Frame Memory 1

86 Frame Memory 2

87 Frame Memory 3

88 Frame Memory 4

89 Frame Memory 5

90 Frame Memory 6

91 Frame Memory 7

92 Frame Memory 8

93

番号 ソース

タリーを設定する

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 準備

a)タリー用に仮想的に作られたDMEの出力信号です。

• デスティネーション(バス)

94

95 DME Monitor Video

96 DME Monitor Key

97 M/E-1 Out 1

98 M/E-1 Out 2

99 M/E-1 Out 3

100 M/E-1 Out 4

101

102

103

104

105 M/E-2 Out 1

106 M/E-2 Out 2

107 M/E-2 Out 3

108 M/E-2 Out 4

109

110

111

112

113

114

115

116

117

118

119

120

121 P/P Out 1

122 P/P Out 2

123 P/P Out 3

124 P/P Out 4

125

126

127

128

129 DME 1 a)

130 DME 2 a)

131

132

133 DME 5 a)

134 DME 6 a)

135 DME 7 a)

136 DME 8 a)

137

138

番号 ソース

番号 デスティネーション

1 Out 1 a)

2 Out 2 a)

3 Out 3 a)

4 Out 4 a)

5 Out 5 a)

6 Out 6 a)

7 Out 7 a)

8 Out 8 a)

9 Out 9 a)

10 Out 10 a)

11 Out 11 a)

12 Out 12 a)

13 Out 13 a)

14 Out 14 a)

15 Out 15 a)

16 Out 16 a)

17 Out 17 a)

18 Out 18 a)

19 Out 19 a)

20 Out 20 a)

21 Out 21 a)

22 Out 22 a)

23 Out 23 a)

24 Out 24 a)

25 Out 25

26 Out 26

27 Out 27

28 Out 28

29 Out 29

30 Out 30

31 Out 31

32 Out 32

33

34

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

タリーを設定する 31

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 準備

32

a)Output 1 ~ 24 に AUXまたは Edit Preview を割り付けている場合は、ラウターリモートパネルで制御可能なバス(デスティネーション)として動作します。

マトリックスサイズ:128×128(括弧内の数字は、マトリックスサイズ「136 × 138」での番号です。)

• ソース

50

51

52

53

54

55

56

57 M/E-1 Bkgd A

58 M/E-1 Bkgd B

59 M/E-1 Utility 1

60

61 M/E-1 Key 1 Fill

62 M/E-1 Key 1 Source

63 M/E-1 Key 2 Fill

64 M/E-1 Key 2 Source

65 M/E-1 Key 3 Fill

66 M/E-1 Key 3 Source

67 M/E-1 Key 4 Fill

68 M/E-1 Key 4 Source

69

70

71 M/E-1 DME External

72 M/E-2 Bkgd A

73 M/E-2 Bkgd B

74 M/E-2 Utility 1

75

76 M/E-2 Key 1 Fill

77 M/E-2 Key 1 Source

78 M/E-2 Key 2 Fill

79 M/E-2 Key 2 Source

80 M/E-2 Key 3 Fill

81 M/E-2 Key 3 Source

82 M/E-2 Key 4 Fill

83 M/E-2 Key 4 Source

84

85

86 M/E-2 DME External

87

88

89

90

91 P/P Key 5 Fill

92 P/P Key 5 Source

93 P/P Key 6 Fill

94 P/P Key 6 Source

95 P/P Key 7 Fill

96 P/P Key 7 Source

97 P/P Key 8 Fill

98 P/P Key 8 Source

99

番号 デスティネーション

100

101

102 P/P Bkgd A

103 P/P Bkgd B

104 P/P Utility 1

105

106 P/P Key 1 Fill

107 P/P Key 1 Source

108 P/P Key 2 Fill

109 P/P Key 2 Source

110 P/P Key 3 Fill

111 P/P Key 3 Source

112 P/P Key 4 Fill

113 P/P Key 4 Source

114

115

116 P/P DME External

117

118

119 Frame Memory Source 1

120 Frame Memory Source 2

121

122

123 DME 1 Video

124 DME 1 Key

125 DME 2 Video

126 DME 2 Key

127

128

129

130

131 DME 5 Video

132 DME 5 Key

133 DME 6 Video

134 DME 6 Key

135 DME 7 Video

136 DME 7 Key

137 DME 8 Video

138 DME 8 Key

番号 ソース

1 Primary 1

番号 デスティネーション

タリーを設定する

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 準備

2 Primary 2

3 Primary 3

4 Primary 4

5 Primary 5

6 Primary 6

7 Primary 7

8 Primary 8

9 Primary 9

10 Primary 10

11 Primary 11

12 Primary 12

13 Primary 13

14 Primary 14

15 Primary 15

16 Primary 16

17 Primary 17

18 Primary 18

19 Primary 19

20 Primary 20

21 Primary 21

22 Primary 22

23 Primary 23

24 Primary 24

25 Primary 25

26 Primary 26

27 Primary 27

28 Primary 28

29 Primary 29

30 Primary 30

31 Primary 31

32 Primary 32

33 Primary 33

34 Primary 34

35 Primary 35

36 Primary 36

37 Primary 37

38 Primary 38

39 Primary 39

40 Primary 40

41 Primary 41

42 Primary 42

43 Primary 43

44 Primary 44

45 Primary 45

46 Primary 46

47 Primary 47

48 Primary 48

49

50

51

番号 ソース

52

53

54

55

56

57

58

59

60

61

62

63

64

65

66

67

68

69

70

71

72

73 FC 1

74 FC 2

75 FC 3

76 FC 4

77 FC 5

78 FC 6

79 FC 7

80 FC 8

81 Black

82 White

83 Color Bkgd 1

84 Color Bkgd 2

85 Frame Memory 1

86 Frame Memory 2

87 Frame Memory 3

88 Frame Memory 4

89 Frame Memory 5

90 Frame Memory 6

91 Frame Memory 7

92 Frame Memory 8

93

94

95 DME Monitor Video

96 DME Monitor Key

97 M/E-1 Out 1

98 M/E-1 Out 2

99 M/E-1 Out 3

100 M/E-1 Out 4

101

番号 ソース

タリーを設定する 33

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 準備

34

a)タリー用に仮想的に作られたDMEの出力信号です。

• デスティネーション(バス)

102

103 M/E-2 Out 1 (105)

104 M/E-2 Out 2 (106)

105 M/E-2 Out 3 (107)

106 M/E-2 Out 4 (108)

107

108

109

110

111

112

113

114

115 P/P Out 1 (121)

116 P/P Out 2 (122)

117 P/P Out 3 (123)

118 P/P Out 4 (124)

119

120

121 DME 1 a) (129)

122 DME 2 a) (130)

123

124

125 DME 5 a) (133)

126 DME 6 a) (134)

127 DME 7 a) (135)

128 DME 8 a) (136)

番号 デスティネーション

1 Out 1 a)

2 Out 2 a)

3 Out 3 a)

4 Out 4 a)

5 Out 5 a)

6 Out 6 a)

7 Out 7 a)

8 Out 8 a)

9 Out 9 a)

10 Out 10 a)

11 Out 11 a)

12 Out 12 a)

13 Out 13 a)

14 Out 14 a)

15 Out 15 a)

16 Out 16 a)

17 Out 17 a)

18 Out 18 a)

番号 ソース

19 Out 19 a)

20 Out 20 a)

21 Out 21 a)

22 Out 22 a)

23 Out 23 a)

24 Out 24 a)

25 Out 25

26 Out 26

27 Out 27

28 Out 28

29 Out 29

30 Out 30

31 Out 31

32 Out 32

33

34

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57 M/E-1 Bkgd A

58 M/E-1 Bkgd B

59 M/E-1 Utility 1

60

61 M/E-1 Key 1 Fill

62 M/E-1 Key 1 Source

63 M/E-1 Key 2 Fill

64 M/E-1 Key 2 Source

65 M/E-1 Key 3 Fill

66 M/E-1 Key 3 Source

67 M/E-1 Key 4 Fill

68 M/E-1 Key 4 Source

番号 デスティネーション

タリーを設定する

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 準備

a)Output 1 ~ 24 に AUXまたは Edit Preview を割り付けている場合は、ラウターリモートパネルで制御可能なバス(デスティネーション)として動作します。

シリアルタリーのビットアサイン

69 M/E-2 Bkgd A (72)

70 M/E-2 Bkgd B (73)

71 M/E-2 Utility 1 (74)

72

73 M/E-2 Key 1 Fill (76)

74 M/E-2 Key 1 Source (77)

75 M/E-2 Key 2 Fill (78)

76 M/E-2 Key 2 Source (79)

77 M/E-2 Key 3 Fill (80)

78 M/E-2 Key 3 Source (81)

79 M/E-2 Key 4 Fill (82)

80 M/E-2 Key 4 Source (83)

81

82

83

84

85 P/P Key 5 Fill (91)

86 P/P Key 5 Source (92)

87 P/P Key 6 Fill (93)

88 P/P Key 6 Source (94)

89 P/P Key 7 Fill (95)

90 P/P Key 7 Source (96)

91 P/P Key 8 Fill (97)

92 P/P Key 8 Source (98)

93 P/P Bkgd A (102)

94 P/P Bkgd B (103)

95 P/P Utility 1 (104)

96

97 P/P Key 1 Fill (106)

98 P/P Key 1 Source (107)

99 P/P Key 2 Fill (108)

100 P/P Key 2 Source (109)

101 P/P Key 3 Fill (110)

102 P/P Key 3 Source (111)

103 P/P Key 4 Fill (112)

104 P/P Key 4 Source (113)

105

106

107

108 Frame Memory Source 1 (119)

109 Frame Memory Source 2 (120)

110

111

112 DME 1 Video (123)

113 DME 1 Key (124)

114 DME 2 Video (125)

115 DME 2 Key (126)

116

117

118

番号 デスティネーション

119

120 DME 5 Video (131)

121 DME 5 Key (132)

122 DME 6 Video (133)

123 DME 6 Key (134)

124 DME 7 Video (135)

125 DME 7 Key (136)

126 DME 8 Video (137)

127 DME 8 Key (138)

128

ビット番号 ソース

1 Primary 1

2 Primary 2

3 Primary 3

4 Primary 4

5 Primary 5

6 Primary 6

7 Primary 7

8 Primary 8

9 Primary 9

10 Primary 10

11 Primary 11

12 Primary 12

13 Primary 13

14 Primary 14

15 Primary 15

16 Primary 16

17 Primary 17

18 Primary 18

19 Primary 19

20 Primary 20

21 Primary 21

22 Primary 22

23 Primary 23

24 Primary 24

25 Primary 25

26 Primary 26

27 Primary 27

28 Primary 28

29 Primary 29

30 Primary 30

31 Primary 31

32 Primary 32

33 Primary 33

番号 デスティネーション

タリーを設定する 35

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 準備

36

a)タリー用に仮想的に作られたDMEの出力信号です。

34 Primary 34

35 Primary 35

36 Primary 36

37 Primary 37

38 Primary 38

39 Primary 39

40 Primary 40

41 Primary 41

42 Primary 42

43 Primary 43

44 Primary 44

45 Primary 45

46 Primary 46

47 Primary 47

48 Primary 48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

58

59

60

61

62

63

64

65

66

67

68

69

70

71

72

73 FC 1

74 FC 2

75 FC 3

76 FC 4

77 FC 5

78 FC 6

79 FC 7

80 FC 8

81 Black

82 White

83 Color Bkgd 1

ビット番号 ソース

84 Color Bkgd 2

85 Frame Memory 1

86 Frame Memory 2

87 Frame Memory 3

88 Frame Memory 4

89 Frame Memory 5

90 Frame Memory 6

91 Frame Memory 7

92 Frame Memory 8

93

94

95 DME Monitor Video

96 DME Monitor Key

97 M/E-1 Out 1

98 M/E-1 Out 2

99 M/E-1 Out 3

100 M/E-1 Out 4

101

102

103 M/E-2 Out 1

104 M/E-2 Out 2

105 M/E-2 Out 3

106 M/E-2 Out 4

107

108

109

110

111

112

113

114

115 P/P Out 1

116 P/P Out 2

117 P/P Out 3

118 P/P Out 4

119

120

121 DME 1 a)

122 DME 2 a)

123

124

125 DME 5 a)

126 DME 6 a)

127 DME 7 a)

128 DME 8 a)

ビット番号 ソース

タリーを設定する

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 準備

8キーヤーで使うボタンを割り付ける

MVS-6530(3M/Eプロセッサー)では、PGM/PSTブロックで 8つのキーヤーを使用することができます。工場出荷時はキー 5~キー 8の操作に必要なボタンが割り付けられていないため、以下の手順でボタンを割り付けます。

割り付けたボタンの操作については、ユーザーガイドをご覧ください。

1st 列のボタンにキー5~キー8を割り付けるクロスポイント操作部の 1st 列(1 p. 45)で、キー 5~キー 8が選択できるように割り付けます。

1 メニューを表示する。

1 Engineering Setup >Panel >Operation >Key/AUX/Function Assign メニュー(7326.13)を開く。

2 設定対象のバンクを選択する。

Key/AUX/Function Assign メニュー

1《Bank Select》グループで[P/P]を選択する。

3 ボタン番号にキーを割り付ける。

1左側のリストの[Button#]欄でボタン番号を選択する。ここでは「5」を選択します。工場出荷時、「5」~「8」のボタンは「No Assign」です。

2右側のリストで割り付けるキーを選択する。ここでは[KEY5]を選択します。

3[Set]を押す。4手順1~3を繰り返し、「6」~「8」のボタン番号に[KEY6]~[KEY8]を割り付ける。

ネクストトランジション選択ボタンに8つのキーの選択機能を割り付けるトランジション操作部のネクストトランジション選択ボタンで、キー 1~キー 8が選択できるように割り付けます。

1 メニューを表示する。

1 Engineering Setup >Panel >Config >Transition Module メニュー(7321.9)を開く。

2 設定対象のバンクを選択する。

Transition Module メニュー

1《Bank Select》グループで[P/P]を選択する。

3 ボタンにキーを割り付ける。

1左側のボタン図で割り付け対象のボタンを選択する。ここでは[Next Transition]の[KEY1]ボタンを選択します。

2右側のリストで割り付けるキーを選択する。ここでは[KEY1/5]選択します。

3[Set]を押す。4手順1~3を繰り返し、[KEY2]、[KEY3]、[KEY4]のボタンに[KEY2/6]、[KEY3/7]、[KEY4/8]を割り付ける。

Bank Select Button#

Set

Bank Select

Next Transition

空白のボタン

Set

8キーヤーで使うボタンを割り付ける 37

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 準備

38

4 ボタンに[SHIFT]、[ADD]の機能を割り付ける。

1左側のボタン図で割り付け対象のボタンを選択する。ここでは空白のボタンを選択します。

2右側のリストで[SHIFT]を選択する。3[Set]を押す。4手順1~3を繰り返し、[ADD]を割り付ける。

電源を入れたときに再現される状態を設定する

電源を入れたときに再現される状態を選ぶ電源投入時に再現される状態(スタートアップモード)には、以下の 3つの設定があります。• 前回電源を切ったときの設定• ユーザー初期設定• 工場出荷時の設定

スイッチャープロセッサー、コントロールパネル、DMEの機器ごとに設定できます。

1 メニューを表示する。

1 Engineering Setup >System >Start Up メニュー(7314)を開く。

2 設定対象の機器を選択する。

Start Up メニュー

1[Device]欄で、スイッチャープロセッサー(SWR)、コントロールパネル(PNL)、またはDMEを選択する。

3 スタートアップモードを設定する。

前回電源を切ったときの設定1《Start Up Mode》グループの[Resume]を選択する。

Start Up Mode

Setup Initial Status Execute

Device

電源を入れたときに再現される状態を設定する

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 準備

ユーザー初期設定1《Start Up Mode》グループの[Custom]を選択する。

2《Setup》グループまたは《Initial Status》グループで、それぞれ[User]を選択する。「ユーザー初期設定をカスタマイズする」 (1 p. 39)を参照して、電源投入時に再現される状態を設定してください。

工場出荷時の設定1《Start Up Mode》グループの[Custom]を選択する。

2《Setup》グループまたは《Initial Status》グループで、それぞれ[Factory]を選択する。

[Resume]は、スイッチャープロセッサーまたはコントロールパネルを選択している場合のみ設定できます。

4 必要に応じて手順 2と 3を繰り返し、ほかの機器についても設定する。

5 設定を反映して保存する。

1[Execute]を押す。2メッセージを確認してから[Yes]を押す。

ユーザー初期設定をカスタマイズする「ユーザー初期設定」は、電源投入時に再現できる設定のひとつです。ユーザー初期設定には以下の 2種類があり、スイッチャープロセッサーのフラッシュメモリーに保存されています。• Setup• Initial Status

「Setup」として保存されるのは、Engineering Setup >Systemメニュー以外のセットアップに関するデータです。

「Initial Status」として保存されるのは、「Setup」対象の設定を除いた各機器の状態に関するデータです。

保存されるデータについて詳しくは、ユーザーガイドをご覧ください。

ユーザー初期設定をカスタマイズして保存しておくと、電源投入時に呼び出して同じ状態を再現することができます。また、誤って設定を変更した場合などに、保存したデータを呼び出して元に戻すことができます。USBメモリーなどのリムーバブルディスクに、バックアップとしてデータを保存しておくこともできます。

工場出荷時は、フラッシュメモリーのユーザー初期設定の内容は[Factory]の設定と同じです。

1 ユーザー初期設定として保存したい状態に設定する。

2 メニューを表示する。

1 Engineering Setup >System >Start Up メニュー(7314)を開く。

ご注意

ご注意

Systemメニューとその下の階層のメニューの設定値は保存されない

これらのメニューの設定値は保存される

電源を入れたときに再現される状態を設定する 39

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 準備

40

3 保存される設定の対象となる機器を選択する。

Start Up メニュー

1[Device]欄で、スイッチャープロセッサー(SWR)、コントロールパネル(PNL)、またはDMEを選択する。

4 カスタマイズしたデータを保存する。

「Setup」のデータを保存する場合1[Setup Define]を押す。2メッセージを確認してから[Yes]を押す。

「Initial Status」のデータを保存する場合1[Init Status Define]を押す。2メッセージを確認してから[Yes]を押す。

5 必要に応じて手順 1~ 4を繰り返し、ほかの機器についても設定する。

リムーバブルディスクにデータを保存する

リムーバブルディスクを使用できるように設定するUSBメモリーなどのリムーバブルディスクをMVS システムで使用するためには、あらかじめプライマリー機器として登録しておく必要があります。

1 リムーバブルディスクをセットする。

1メニューパネル側面またはコントロールパネル後面のDEVICE端子に、USBメモリーなどのリムーバブルディスクを挿入する。

メニューパネル(側面)

コントロールパネル(後面)

Setup Define

Init Status Define

Device

DEVICE 端子

DEVICE 端子

リムーバブルディスクにデータを保存する

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 準備

2 リムーバブルディスクの情報を表示する。

Maintenance メニュー

1 Engineering Setup >System >Maintenance メニュー(7317)を開く。2《USB Storage Device》グループの[Refresh]を押す。接続されているリムーバブルディスクのデータ容量などがリスト表示されます。

3 リムーバブルディスクをプライマリー機器として設定する。

1[Mount Point]欄で設定したいリムーバブルディスクを選択する。

2《USB Storage Device》グループの[Set Primary]を押す。

プライマリー機器として設定されていないと、File メニューで[Removable Disk]を選択することができません。

《USB Storage Device》の[Auto Detect]を選択すると、プライマリー機器が自動的に設定されます。接続しているリムーバブルディスクが 1台のみの場合に便利です。

ユーザー初期設定をリムーバブルディスクに保存する /呼び出すカスタマイズしたユーザー初期設定(「Setup」と「Initial Status」)のデータをUSBメモリーなどのリムーバブルディスクに保存し、必要なときに呼び出すことができます。ここでは、「Setup」のデータのファイルを操作する手順を説明します。

スナップショットやキーフレーム、マクロなどを保存したレジスターのデータを、リムーバブルディスクに保存したり、呼び出したりすることもできます。

操作について詳しくは、ユーザーガイドをご覧ください。

1 リムーバブルディスクを準備する。

「リムーバブルディスクを使用できるように設定する」 (1 p. 40)を参照して、リムーバブルディスクをMVSシステムで使用できるように設定してください。

2 メニューを表示する。

1 File >Setup, Init, KMem >Setup メニュー(7111)を開く。

「Initial Status」のデータのファイルを操作する場合は、File >Setup, Init, KMem >Initial Status メニュー(7112)を開きます。

3 操作対象を選択する。

Setup メニュー

ご注意

応用

Refresh

全体のデータ容量使用済みの容量

残りの容量

Set Primary

Mount Point

応用

応用

操作デバイス選択部

T Load t Save

リムーバブルディスクにデータを保存する 41

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 準備

42

1左側のリストの操作デバイス選択部で[Register]を選択する。

2右側のリストの操作デバイス選択部で[Removable Disk]を選択し、[SYSTEM](デフォルトのディレクトリ)を選択する。

リムーバブルディスクに任意のディレクトリを作成することもできます。

4 保存または呼び出しを実行する。

データを保存する場合1[t Save]を押す。

データを呼び出す場合1右側の[Removable Disk]のリストで呼び出したいファイルを選択する。

2[T Load]を押す。

AUXバスリモートパネルを簡易接続する

AUXバスリモートパネルMKS-8080/8082 は S-Bus データリンクを使ってコントロールパネルと接続するため、通常はルーティングスイッチャーコントローラーボードHKSP-R80 などの 1次局や接続の各種設定が必要になります。ただし、簡易接続を使用すれば、S-Bus データリンクの 1次局を必要とせず、直接MKS-8080/8082 を接続することができます。簡易接続は、以下の条件に当てはまる場合のみ使用できます。• S-Busデータリンク上にコントロールパネルとMKS-8080/8082 以外の機器が接続されていない。

• S-Busデータリンク上に接続されたMKS-8080/8082が16台以下である。

MKS-8080/8082 から操作可能なMVSシステムの入力信号とバスについては、「S-Bus マトリックスにアサインされているMVS-6500 システムの入出力情報」 (1 p. 30)を参照してください。

簡易接続を行った場合のAUXバスリモートパネルの設定状態については、ユーザーガイドをご覧ください。

AUXバスリモートパネル側の設定については、MKS-8080/8082 のオペレーションマニュアルをご覧ください。

1 MKS-8080/8082 の設定を初期化する。

MKS-8080/8082 単体での実行が可能です。

2 MKS-8080/8082 のステーション番号を設定する。

2~ 17 の範囲で設定します。MKS-8080/8082 単体での設定が可能です。

3 S-Bus データリンクの 1次局の役割をコントロールパネルに設定する。

MVS-6520/6530 の SLOT 8 に装着された基板前面にある STATION ID 設定スイッチを、「001」(1だけOPEN側にした状態)に設定します。

応用

スイッチャープロセッサー 基板 STATION ID 設定スイッチ

MVS-6520/6530 CA-85 S3801

AUXバスリモートパネルを簡易接続する

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 準備

4 リセットを実行する。

Initialize メニュー

1 Engineering Setup >System >Initialize メニュー(7315)を開く。2[Device]欄でコントロールパネル「PNL1」を選択する。

3《Initialize》グループの[Reset]を選択する。4[Execute]を押す。5メッセージを確認してから[Yes]を押す。システムが再起動し、MKS-8080/8082 との接続が可能になります。

5 MVS システムの S-Bus 空間上の位置を設定する。

Router メニュー

1 Engineering Setup >Router/Tally >Router メニュー(7361)を開く。

2《Device》グループで、設定対象を選択する。ここでは[SWR1]を選択します。

3《Matrix Size》グループで、マトリックスのサイズを選択する。ここでは[136x138 (Standard)]を選択します。

4パラメーター[Source]、[Destination]、[Level]を、それぞれ「1」に設定する。

設定を変更した場合は、必要に応じてユーザー初期設定のデータを保存します。「電源を入れたときに再現される状態を設定する」 (1 p. 38)および「リムーバブルディスクにデータを保存する」 (1 p. 40)を参照して、データを保存してください。

6 入出力信号の名称をエクスポートする。

Name Export メニュー

1 Engineering Setup >Panel >Xpt Assign メニュー(7322)を開く。2[Name Export]を押す。Name Export メニュー(7322.9)が表示されます。

3パラメーター[Station ID]でMKS-8080/8082 のステーション IDを選択する。手順 2で設定した番号(2~ 17)を選択します。

4[Src Name Export]を押す。スイッチャープロセッサーの入力信号の名称が、MKS-8080/8082 に反映されます。

5[Dest Name Export]を押す。スイッチャープロセッサーの出力信号の名称が、MKS-8080/8082 に反映されます。

Device

Reset Execute

Source

Matrix Size DestinationLevel

Device

ご注意

Src Name ExportStation IDDest Name Export

AUXバスリモートパネルを簡易接続する 43

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 画像作成の基本操作

44

画像作成の基本操作

画像を切り換える(トランジション)

切り換えかたの種類(ミックス /NAM/ワイプ /DMEワイプ)

ミックス画像に別の画像を重ねながら切り換えます。元の画像全体がしだいに薄く、新しい画像がしだいに濃くなって切り換わります。フェーダーレバーが中央にある状態では、50%ずつの濃さで出力されます。

NAM(ノンアディティブミックス)元の画像と新しい画像を比較して、明るい方が出力されるように切り換えます。フェーダーレバーが中央にある状態では100%ずつ出力されます。

ワイプワイプパターンを使って、画面をぬぐうように切り換えます。

バックグラウンド A A と Bが 50%ずつ出力される バックグラウンドB

バックグラウンドA A と Bで明るい方が出力される バックグラウンドB

バックグラウンド A バックグラウンド B

画像を切り換える(トランジション)

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 画像作成の基本操作

DMEワイプ画像の縮小・拡大などのDMEの効果を使ったDMEワイプパターンで切り換えます。

コントロールパネルの主な各部の名称以下の説明に使用する主な操作部やフェーダーレバーは次図に示す位置にあります。

カットで画像を切り換えるボタンを 1回押すだけで、画像を瞬時に切り換えます。(下記では、M/E ブロックを例に説明します。)

1 フェーダーレバーを上側に倒しておく。(バックグラウンドAの画像を全画面で表示するためです。)

トランジション操作部

2 最初に表示したい画像を選ぶ。

1クロスポイント操作部のバックグラウンドA列で、目的の画像が割り付けられたクロスポイントボタンを押す。

バックグラウンドA バックグラウンド B

クロスポイント操作部

PGM/PSTブロック

トランジション操作部

フェーダーレバー フレキシパッド

2nd列

1st 列

M/E ブロック

2nd列

1st 列

フェーダーレバー

画像を切り換える(トランジション) 45

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 画像作成の基本操作

46

クロスポイント操作部

切り換える前のバックグラウンドAの画像

3 切り換え後に表示したい画像を選ぶ。

1バックグラウンド B列で、切り換え後の画像が割り付けられたクロスポイントボタンを押す。

4 トランジションを実行する。

1トランジション操作部の[CUT]ボタンを押す。

トランジション操作部

トランジションが実行され、バックグラウンドA列とバックグラウンド B列のクロスポイントが入れ替わります。

クロスポイント操作部

切り換えたあとのバックグラウンドAの画像

ワイプやミックスで画像を切り換える徐々に画像を切り換えます。(下記では、M/Eブロックを例に説明します。)

1 最初に表示したい画像をバックグラウンドA列で、切り換え後の画像をバックグラウンドB列で選択する。

クロスポイント操作部

バックグラウンド A列

バックグラウンドB列点灯しているボタン

CUT ボタン

バックグラウンド A 列

バックグラウンド B列点灯が入れ替わる

バックグラウンド A列

バックグラウンド B列

画像を切り換える(トランジション)

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 画像作成の基本操作

バックグラウンドAの画像

バックグラウンドBの画像

2 トランジションによって切り換えたい部分を選択する。

トランジション操作部のネクストトランジション選択ボタンを押して点灯させる。•[BKGD]ボタン:バックグラウンドを切り換える•[KEY1]~[KEY4]:キー 1~キー 4を挿入(または削除)する。ここでは[BKGD]ボタンを押します。

トランジション操作部

3 画像の切り換えかた(トランジションタイプ)を選ぶ(1 p. 44)。

以下のトランジションタイプ選択ボタンのいずれかを押して点灯させる。•[MIX]ボタン⇒手順 5へ•[NAM]ボタン⇒手順 5へ•[WIPE]ボタン⇒手順 4へ•[DME](DMEワイプ)ボタン1 p. 49

トランジション操作部

4 手順 3でWIPEを選択した場合は、ワイプパターンを選ぶ。

1M/E-1 >Wipe >Main Pattern メニュー(1151)を開く。

Main Pattern メニュー

2希望のパターンを押して選択する。ここでは「12」を選択します。

5 トランジションレートを設定する。

1フレキシパッドで[TRANS RATE]ボタンを押す。2[M/E 1]ボタンを押して点灯させる。3英数字ディスプレイを見ながら、設定したいトランジションレートを入力する。ここでは例として[20](フレーム)を入力します。

4[ENTR]ボタンを押す。

BKGDボタンネクストトランジション選択ボタン

フェーダーレバー

トランジションタイプ選択ボタン

フェーダーレバー

画像を切り換える(トランジション) 47

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 画像作成の基本操作

48

フレキシパッド

6 トランジションを実行する。

1プレビューモニターで、トランジション後の画像を確認する。

2フェーダーレバーを動かす。ここでは、上から下に向かって倒します。

トランジション操作部

フェーダーレバーが中央にあるとき、バックグラウンドAとバックグラウンドBの画像が半分ずつ出力されます。

トランジションの中央の状態

[AUTO TRANS]ボタンを押すと、設定したトランジションレートにしたがって自動でトランジションが実行されます。

英数字ディスプレイ

TRANS RATE ボタン

M/E1ボタン

AUTO TRANSボタン

トランジションレート表示部

フェーダーレバー

バックグラウンド A

バックグラウンドB

応用

画像を切り換える(トランジション)

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 画像作成の基本操作

DMEワイプの設定をDMEワイプスナップショットに保存する

DMEワイプにはオプションのDMEボード(MKS-6570)が必要です。

ピクチャーインピクチャー(DMEワイプ)を設定するピクチャーインピクチャーのパターンにボーダーを付けます。(下記では、M/Eブロックを例に説明します。)

1 ネクストトランジション選択ボタンの[BKGD]を押して点灯させる(1 p. 47)。

2 トランジションタイプ選択ボタンの[DME]を押して点灯させる(1 p. 47)。

3 DMEワイプパターンを選択する。

1M/E-1 >DME Wipe >1ch メニュー(1161)を開く。

1chメニュー

2DME ワイプパターンのグループを選択する。ここでは、[Frame I/O/P in P]を選択します。

3希望のパターンを押して選択する。ここでは「1251」(ピクチャーインピクチャー)のパターンを選択します。

4フェーダーレバーを上側まで倒し、DME効果の画像を確認する。

調整前

4 DMEワイプパターンのサイズを設定する。

1M/E-1 >DME Wipe >Modify メニュー(1165)を開く。

Modify メニュー

2[Size]を押してOn にする。3パラメーター[Size]でパターンの大きさを調整する。

5 DMEワイプパターンの位置を設定する。

1Modify メニューで《Position》グループの[Position]を押してOn にする。

ご注意

Size Size

DMEワイプの設定を DMEワイプスナップショットに保存する 49

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 画像作成の基本操作

50

Modify メニュー

2パラメーター[H]で水平方向の位置を設定する。3パラメーター[V]で垂直方向の位置を設定する。

サイズと位置の設定例

6 ボーダーを設定する。

1M/E-1 >DME Wipe >Edge/Direction メニュー(1164)を開く。

Edge/Direction メニュー

2《Edge》グループの[Border]を押してOn にする。3パラメーター[Width]で ボーダーの幅を調整する。4パラメーター[Luminance]、[Saturation]、[Hue]でボーダーの色を調整する。

ボーダー色の設定例

DMEワイプスナップショットに保存する /呼び出すスナップショットとは、画像に効果をかけるために設定した状態をデータとしてメモリーに保存し、必要なときに呼び出して同じ状態を再現する機能です。スナップショットにはいくつかの種類がありますが、ここではDME ワイプスナップショットを使って説明します。

例として、前項で設定したピクチャーインピクチャーのデータをDMEワイプスナップショットとして登録し、呼び出して再現します。(下記では、M/Eブロックを例に説明します。)

HPosition V Width

Border LuminanceSaturation

Hue

ボーダー

DMEワイプの設定を DMEワイプスナップショットに保存する

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 画像作成の基本操作

1 DMEワイプスナップショットをボタンに登録する。

1フレキシパッドの[DME WIPE]ボタンを押す。2[M/E1]ボタンを押す。3[DME WIPE]ボタンを押したまま、登録したい番号のボタン(0~ 9のいずれか)を押す。正しく登録されると、ボタンがイエローで点灯します。

点灯しているボタンには、すでにDMEワイプスナップショットが登録されています。これを押すと、内容が上書きされます。

フレキシパッド

2 DMEワイプスナップショットが正しく登録されたことを確認するため、ためしに別の操作をしたあと、登録されているDMEワイプスナップショットを呼び出す。

1[DME WIPE]ボタンを押す。2[M/E1]ボタンを押す。3手順 1で登録したボタンを押す。登録したDMEワイプの設定が瞬時に呼び出されます。

再現されたDMEワイプパターンとボーダーの設定

ご注意

DME WIPE ボタン

[0]~[9]ボタン

M/E1ボタン

DMEワイプの設定を DMEワイプスナップショットに保存する 51

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 画像作成の基本操作

52

タイトルを入れる(キー)

キーとはなにか?スイッチャーでは、画面全体に表示する画像(バックグラウンド)のほかに、画面の一部にタイトルなどの画像(キー)を重ねることができます。この処理を行うところをキーヤーと呼びます。M/Eと PGM/PST のそれぞれに、4つずつのキーヤーが備えられています。(MVS-6530 の PGM/PSTのみ、8つのキーヤーが備えられています。)

キーは、挿入する画像の輪郭をくり抜く信号(キーソース)とその中にはめ込む画像の信号(キーフィル)から成り、次のような種類があります。

ルミナンスキーとリニアキー明るさの違い(たとえば白と黒)から生成したキーソースでくり抜くキーです。

その他のキークロマキー(色の違いでくり抜く)、カラーベクターキー(色と明るさの違いでくり抜く)、パターンキー(ワイプパターンでくり抜く)などがあります。

ルミナンスキーでタイトルを入れるキーを挿入するには、以下のように操作します。(下記では、M/Eブロックのキー 1を例に説明します。)

1 タイトルの画像を選ぶ。

1クロスポイント操作部の 1st 列で [KEY1]ボタン(Setup メニューでKEY1 に割り付けられたボタン)を押して点灯させる。

2 2nd 列でタイトルの画像(キーフィル)を選択する。

クロスポイント操作部

タイトルの画像

2 バックグラウンドを選ぶ。

1バックグラウンドA列で、クロスポイントボタンを押して選択する。

バックグラウンド

バックグラウンド

キー4

キー1~キー4

重なりの優先度(プライオリティ)は変更できる

キー1キー2キー 3

1st 列

2nd 列

KEY1 ボタン

タイトルを入れる(キー)

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 画像作成の基本操作

3 キーヤー、キーソース、キータイプを選ぶ。

1フレキシパッドの[M/E1]ボタンを押して点灯させる。

2[KEY ADJ]ボタンを押して点灯させる。3[KEY1]ボタンを押して点灯させる。4[LUM]ボタンを押して点灯させる。5[AUTO SEL]ボタンを押して点灯させる。(ペアで割り付けられているキーソースを使う。)

フレキシパッド

タイトルの画像にペアで割り付けられているキーソース

4 キーを挿入する。

1あらかじめキープレビュー出力を割り付けたモニターで、キー挿入後の画像を確認する。

2トランジション操作部の[KEY1 ON]ボタンを押す。

オートトランジションでキーを挿入するには、[KEY1 TRANS]ボタンを押します。

トランジション操作部

5 キー 2~キー 4を挿入する。

1[KEY2]ボタンを押して点灯させる。2手順 3と 4を繰り返してキー 2を入れる。3必要に応じて、キー 3、キー 4を設定する。

フレキシパッド

応用

LUMボタン

AUTO SEL ボタン

KEY1 ボタンKEY ADJボタン

M/E1ボタン

KEY1 ONボタン

KEY1 TRANSボタン

KEY2ボタン

タイトルを入れる(キー) 53

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 画像作成の基本操作

54

6 キーの表示の優先順位(プライオリティ)を変える。

1トランジション操作部で[KEY PRIOR]ボタンを消灯させる。

2[PRIOR SET]ボタンを押したまま、[KEY1]ボタンを押す。

トランジション操作部

キー 1とキー 2の優先順位を変えた画像

キー 1

キー2

キープライオリティの表示

PRIOR SET ボタンKEY PRIOR ボタン

KEY1 ボタン

タイトルを入れる(キー)

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 画像作成の基本操作

クロマキーで合成する

人物と風景などをキーで合成します。(下記では、M/Eブロックのキー 1を例に説明します。)

1 キーの画像を選ぶ。

1クロスポイント操作部の 1st 列で [KEY1]ボタンを押して点灯させる。

2 2nd 列でキーの画像(フォアグラウンド)を選択する。

クロスポイント操作部

フォアグラウンドの画像

2 バックグラウンドを選ぶ。

1バックグラウンドA列で、クロスポイントボタンを押して選択する。

バックグラウンド画像

3 キーヤー、キー信号、キータイプを選ぶ。

1フレキシパッドの[M/E1]ボタンを押して点灯させる。

2[KEY ADJ]ボタンを押して点灯させる。3[KEY1]ボタンを押して点灯させる。

4[CRK]ボタンを押して点灯させる。

フレキシパッド

4 オートクロマキーを実行する。

1[SMPL MARK]ボタンを押して点灯させる。フォアグラウンド画像のみが出力されます。

2つまみでサンプルマークの位置と大きさを調整し、背景の青い部分を指定する。

3[AUTO STRT]ボタンを押す。

フレキシパッド

1st 列

2nd 列

KEY1ボタン

フォアグラウンドの信号M/E1ボタン CRK ボタン

KEY1ボタン

KEY ADJ ボタン

AUTO STRT ボタンSMPL MARKボタン

クロマキーで合成する 55

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 画像作成の基本操作

56

クロマキー合成された画像

リサイザーやDMEを使用すると、キーの移動や縮小・拡大なども可能になります。

応用

クロマキーで合成する

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