Navy Federalは、DB2トランザ クションスループットをプロア クティブなパフォーマンス管理 で30パーセント向上させます。

CUSTOMER SUCCESS STORY | FEBRUARY 2014

顧客のプロファイル業種：ファイナンシャルサービス会社: Navy Federal Credit Union社員数：7,000名以上

ビジネス Navy Federal Credit Union は、世界中の米軍関係者、

国防省関係者およびその家

族 360万人以上に金融サービスを提供する世界最大の

信用組合です。

課題増加の一途を辿る会員数に

対処するため、Navy Federalでは、サービスをいつでも

利用できるように維持する

（しかも追加費用がか か

らずに）必要がありまし

た。つまり、メインフレー

ムのデータベースパフォー

マンスの管理方式の強化が

必 要でした。

ソリューション CA Technologies Database Performance Managementソリューションを活用し

て、Navy Federalではメインフレーム データベース環

境をしっかりと掌握するこ

とで、プロアク ティブな

根本原因の特定と問題解決

を行えます。

メリットNavy Federalは、リソース費の値上げを伴わずに会員

サービスの向上を実現して

います。DB2トランザクションスループットが約30パーセント増加したのに対

し、DB2分散CPUの使用率は40パーセント減少しました。

Navy Federal Credit Unionは、米海軍に金融サービスを提供する組織として1933年に設立されました。現在は、世界中でローン、貯金、カード、投資、保険などのサービスを360万人以上の米軍関係者や国防省職員、およびその家族に提供します。

Navy Federalは、世界最大の信用組合として、またはフォーチュン100社として、米国バージニア州に本社を置き、世界各地に205の拠点を有する急成長企業です。

Navy Federalは非営利組織として、コスト効果の高いビジネスを展開しています。コスト効果の高いビジネスを展開することで、インターネット、携帯デバイス、コールセンター、支社業務を介して世界規模のサービスを提供しながら、会員に対して経費節約を実現することを目指しています。

Navy Federalは、急増の一途を辿る会員数に応えるグローバルな大企業として長期にわたるサービス品質の強化に取り組む必要があります。また同時に、高い競争力を維持し、軍関係者およびその家族に魅力あるサービスを提供できるように、経費を最小限に抑える必要もあります。

多くの金融機関と同様、Navy Federalのサポートコストの大半は、顧客データや金融取引の保管と処理に対する高可用性、高パフォーマンスプロビジョニングを実現できるかどうかにかかっています。

Navy Federalのサービスの中核は、トランザクションサーバとともにDB2データベースを実行するIBMメインフレームです。Navy Federalのリードデータベース管理者Ed Vetock氏は次のように説明します。「メインフレームは、当社のビジネスの中核であり、インターネットやモバイルバンキングから支店業務やコールセンターまで、当社のデリバリチャネルすべてのサービスを提供するものです。全体では、DB2データ量は約4テラバイト、CICS DB2トランザクション実行数は4億以上、動的なSQLコール数は1か月12億件になります。」

Navy Federalのメインフレームは効率良く管理する必要があります。さもないと、経費や会員サービスに影響が出る怖れがあります。Vetock氏は次のように説明します。「メインフレームの DB2データにアクセスするアプリケーション開発プロセスに大きな進展があることは目にしていましたが、そうしたアプリケーションの機能についてはきちんと掌握できていませんでした。そのため、管理チームが手作業で介入することでコスト高になるし、会員サービスの可用性やパフォーマンスにも悪影響が出ます。」

Navy Federalではデータベース管理ツールセットをすでに使用していたにもかかわらず、ITチームはアプリケーションの実行やシステムリソースの消費の掌握については限界を感じていました。「トラブルシューティングが手作業による事後対応プロセスになることもありました」とVetock氏はコメントします。「事後に見つかる問題もありました。それから問題を掌握して解決するのでは、問題が起きた事情を復元し、考えられる原

ca.com

課題サービスレベルの向上とコストの削減

「 場合によってはトラブルシューティ ングが手作業による、事後対応プロセスのときもありました。」Ed Vetockリードデータベース管理者、Navy Federal Credit Union

ビジネス米軍を顧客とする世界規模のサービス

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因を1つずつ解消することになり、それではコストも時間もかかってしまいます。」

将来の成長の促進Navy Federalでは、特定のDB2関連の課題への取り組みとともに、インフラストラクチャにかかるコストを最大限に活用して増大する会員数やサービスの品揃えに対応する必要がありました。

「第1に、最新のシステムリソースを最適化して、増大する会員数にコスト効率を良く対応する必要がありました」とVetock氏はコメントします。「第2に、DB2アプリケーション開発費を削減して開発者を支援し、強力でエラーがなく会員サービスも行うアプリケーションをリリースする能力を高める必要がありました。」

Navy Federalは、目的を達成するには、DB2リソースの使用状況とパフォーマンスを包括的に掌握できるための最適なデータベースパフォーマンス管理ツールセットを用意する必要があると考えました。

Navy Federalがベンダーオプションの評価を始めるとすぐに、組織のニーズに対応する2つのソリューションが出てきました。「CA DetectorR for z/OS DB2およびCA Subsystem Analyzer for z/OS DB2ならば当社の要件を満たしているし、既存のシステムと簡単に統合できて互換性もあることがわかりました」とVetock氏は話します。

CA DetectorとCA Subsystem AnalyzerはCA Technologies Database Performance Managementソリューションの一環です。CA DetectorはアプリケーションとSQLコールに関わる問題 の特定と対処を支援します。また、CA Subsystem Analyzerはデータベースパフォーマンスに影響を及ぼすサブシステムリソースやデータベースオブジェクトをすばやく特定して修理できるようにします。

Navy Federalはまず、ソリューションを開発環境にデプロイすることから始めました。メリットはまもなく現れてきました。Vetock氏は次のように説明します。「SQLコールの頻度やシステムリソースの使用率などは簡単に確認できるため、パフォーマンスに対するSQLコールのパフォーマンスに及ぼす影響は軽減できることがわかりました。つまり、開発サイクルにおける問題の早期特定の徹底化にもっとプロアクティブになれたということです。

このソリューションがNavy Federal本番環境で実装されると、チーム内の反応は一変しましたと、Vetock氏は語ります。「複数のシステムの調整を行うことでシステムリソースコストを大幅に、かつただちに削減し、DB2トランザクションのスループットを改善することができます。」

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ソリューションプロアクティブなデータベースパフォーマンス管理

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開発およびテストの簡素化2009年7月の導入から、CA DetectorおよびCA Subsystem Analyzerは、Navy Federal DB2データベースサブシステムとメインフレーム運用全体に統合されました。CA Subsystem Analyzerは、Navy FederalでCPU使用率、ディスク、メモリストレージ、ログレコード活動、データベース接続などを効率良く管理できるように支援します。また、CA Detectorは、スループット、可用性、パフォーマンスを確保してNavy Federal会員が期待するワールドクラスのサービス水準を満たせるように支援します。

Vetock氏はCA Technologiesソリューションによってアプリケーションの開発とテストが大幅に簡素化されたと言います。「つまり、開発サイクルに初期の段階から関与するため、開発者によるSQLの最適化を支援することで、問題の内容、システムリソースの使い道などを把握できるということです。ひいては、問題の発生数が激減するため、問題の影響が会員に及ばないうちに早期に取り組めることになります。」

この実装の成功で、Navy Federalではすでに、CA Technologiesへの投資をらに活用できるにはどうすればよいかを探っています。「当社ではすでにCA Insight™ Database Performance Monitor for z/OS DB2を使用してリアルタイムモニタリングやパフォーマンスレポーティングを行っているし、システム要員たちはCA SYSVIEW® Performance Managementを使用しています。当社としては、これらのソリューションをCA DetectorやCA Subsystem Analyzerと1つのソリューションに統合することで、コスト削減も達成しながら、さらに優れたサービスを提供できると考えています。」

CA Technologies Database Performance Managementソリューションのおかげで、Navy Federalは急増の一途を辿る会員に対するサービスをコストの削減も達成しながら改善できます。Vetock氏は、実例を挙げながら次のような確認をします。「以前に使用していたアプリケーションには、1時間ごとに1回、1日に24回も実行するものもありました。稼働頻度が急に多くなるため、CPU使用率が急増しました。以前であれば、問題の原因究明に、数時間もかかり、多大な費用もかかるパフォーマンス追跡を使用する必要があったと思います。CA Detectorを使用することで、問題の究明を10分もかからずに行えるため、会員に迷惑がかからないうちに、しかもはるかに低コストで修正措置を取ることができるようになりました。」

そのため、スタッフはもっと戦略的なプロジェクトに時間を割けるようになったという利点について、「CA Technologies Database Performance Managementソリューションによって効率性が大幅に向上しました」とVetock氏は付け加えます。社員はみんな、日常の目先の仕事に追われるのではなく、ビジネスにとって付加価値のあるプロジェクトに取り組むようになりました。」

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メリットパフォーマンスの向上とコスト削減

「 CA Detectorを使用することで、もっとプロアクティブになれるため、開発において問題を早期に特定できます。」Ed Vetockリードデータベース管理者、Navy Federal Credit Union

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パフォーマンス管理にもっとプロアクティブなアプローチを採用することで、CA TechnologiesソリューションはNavy Federalに以下を達成できるようにしました。

• DB2トランザクションスループットで30パーセントアップを達成し 「システムダウン感知件数ゼロ」の目標も実現すること

• パフォーマンス問題で会員に迷惑がかからないうちにプロアクティブに取り組んで社の評判を保護すること

• システムの最適化とDB2分散CPU使用率40パーセントの低減を行い、リソース費の 値上げも行わずに急増する会員にサービスを提供すること

• 目先のトラブルシューティングからスタッフを解放して戦略的重点分野に時間を割けるように改善すること

「CA Technologiesソリューションによって、ビジネス上の、技術的な目標が達成されました。しかも、その成果は、実際には目標を越えたものでした」とVetock氏は言います。「DB2分散CPUの使用率は1日約14～15時間でしたが、6～8時間に減少しました。また、システムリソース消費量も減少したためDB2トランザクションスループットは昨年比で30パーセント増加し、会員サービスの改善につながりました。」

「急増の一途を辿る会員に対するワールドクラスのサービスをコスト削減も達成しながら提供することができるのは、CA DetectorとCA Subsystem Analyzerのおかげです」とVetock氏は結論付けます。率直なところ、このソリューションなしでは管理できません。」

「 CA DetectorとCA SubsystemAnalyzerのおかげで、コスト削減も達成しながら世界トップクラスのサービスを提供できるのです。」Ed Vetockリードデータベース管理者、Navy Federal Credit Union

CA Technologiesは、アパレルからエネルギー産業まであらゆるビジネスがソフトウェアによって書き換えられる将来の環境で、お客様が成功を収められるよう支援します。IT戦略の中心にCA softwareを据えれば、企業はデータセンタからモバイル·デバイスまでこれまでの在り方を変えるテクノロジを活用することができます。CAのソフトウェアとソリューションはアプリケーションとインフラストラクチャを導入、監視、保護する方法を提供し、新たなアプリケーション経済におけるお客様の発展をサポートします。お客様を成功に導くプログラムの詳細についてはca.com/jp/customer-successをご覧ください。CA Technologiesの詳細についてはca.com/jpをご覧ください。

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