new 当社の健康への取り組み 『genki☆白書』 · 2020. 4. 20. ·...
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当社の健康への取り組み
『GENKI☆白書』
従業員とその家族のこころと体がGENKIであり、イキイキと働ける会社を目指します。
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組織体制
代表取締役社長を健康経営責任者として、下記の体制で強化・牽引していきます。
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3つの健康
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5年後(2023年)の健康目標
健康保険組合の掲げる健康指標を、当社が目指す5年後の健康目標としました。
① 健康年齢
*健康年齢は検診の結果より健康保険組合の算出方法にて表しています。
② 健康群(正常値レベル)
≪参照≫
2017年度
実年齢平均 44.0 歳
健康年齢平均 43.3 歳
実年齢より平均 -0.6 歳
健康年齢
3 歳若返り
実年齢より-3歳
健康群割合
5%増加
ここでいう(健康保険組合)“健康群”とは?
生活習慣病のレセプト(保険診療)が無い人で以下のデータの方
2017 年
23.9%
29%へ
≪血糖値≫ 110mg/dl未満又はHbA1c5.6未満
≪血圧≫ 130/85mmHg未満
≪中性脂肪≫ 150/dl未満又はHDL40以上
・健康保険組合 第 2 期データヘルス計画
目的:加入者の「健康寿命の延伸」と一人あたり医療費を低減させるため、
「事業主の健康経営」と「加入者の健康サイクル(検診→生活習慣の改善・治
療→検診)の習慣化」をサポートする
目標:①加入者の健康寿命の延伸
健康年齢と実年齢差▲3 歳(2017 年実績-1.35 歳)
健康群の割合23%(2017 年実績 18.3 歳)
②一人当たりの医療費の低減▲3%(2017 年実績 3%)
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5 年後の具体的な数値目標
① 疾病にかかわる数値目標
2016 年実績 2017 年実績 5 年後目標 BMI
(25%以上) 30.6% 32.5% 28.0%
喫煙率 37.1% 34.8% 29.0%
高血圧 28.0% 30.5% 28.0% 脂質代謝異常 57.6% 58.3% 50.0% 糖代謝異常 29.3% 31.0% 25.0%
疾病休務者割合 3.0% 2.5% 1.5%
メンタル休務者割合 1.1% 0.9% 0.5%
② 生活習慣の改善目標
③ 職場環境の改善目標
2016 年実績 2017 年実績 5 年後目標
年次有給休暇取得率 76.7 % 76.0 % 80.0 %
2016 年実績 2017 年実績 5 年後目標 1 回 30 分以上の軽く
汗をかく運動を週 2
日以上かつ 1 年以上
実施
23.5% 24.1% 40.0%
就寝前の 2 時間以内
に夕食をとることが
週に 3 回以上ある
26.2% 27.0% 20.0%
朝食を抜くことが週
に3回以上ある。 16.2% 16.8% 10.0%
≪血圧≫ 130/85mmHg以上(片方のみの場合も含む)
≪中性脂肪≫ 150/dl以上又はLDL120以上又はHDL40未満(1つ以上)
≪血糖値≫ 110mg/dl以上又はHbA1c5.6以上
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① からだの健康対策 アクション
●定期健康診断 100%受診
3 月に全従業員が、同一検診機関の巡回健
診により「定期健康診断」「特定健診」「特殊
健康診断」を受診しています。
同時期、同一検診機関で受診することで、受
診漏れを防止し、100%受診が可能となると
ともに、結果の集約や有所見者へ受診の案内
や健康状態の分析の早期対応につなげています。
●重症化予防への取組
健康診断の結果、緊急の受診が必要な
場合、検診結果が出る前にタイムリーに
検診機関から連絡が入ることで、早期受
診に繋げています。
☆定期健康診断で要精密検査等になった
従業員の中で、必ず受診して欲しい従業
員に対して、受診勧奨を行い、受診の徹
底に取り組んでいます。
これらにより重症化予防に取り組んでいます。
●宿泊型保健指導(スマート・ライフ・ステイ)への参加
糖尿病の合併症が発症すると、仕
事や生活に支障をきたします。その
ため、血糖コントロール不良の従業
員を対象として、自身の生活習慣の
見直し、行動変容を支援するた
めの宿泊型保健指導(スマート・ラ
イフ・ステイ)に積極的に取り組ん
でいます。
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●禁煙活動(禁煙パッチ補助)
2016 年度の喫煙率である 37.1%を 5 年後には 29%を切ることを目標に禁煙活動に
取り組んでいます。
2017 年度から禁煙に積極的に取り組む意思がある者に「禁煙パッチ」を補助し、17
名(5事業所)が取り組み、うち7名が禁煙に成功しました。 成功率41%
●運動促進活動(CPSスポーツフェスタ2019の開催)
従業員とその家族を対象とした全社大のイベントを開催し、コミュニケーションの向上
を図りました。
最初の2,3日はつらかったけ
ど職場の仲間と一緒に実施した
ので頑張れました。
体験者より
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☆グループ・トライ・ウォーク☆
1 チーム3~7人で月一人平均25万歩以上を目指してチャレンジしました。参加16チー
ム中13チームが目標を達成しました。一番多く歩いたチームは、月一人平均42万歩でした。
グループでチャレンジすることで、グループ内の仲間意識とコミュニケーションの活性化につ
ながりました。
☆KA・RA・DAいきいきプロジェクト活動
ウォーキングチャレンジ
東海道53次のルートを用いて歩いた歩数をエクセルに入れ、1日1万歩77日かけて
達成するプログラム。社内イントラでリアルタイムに状況を確認できるようにして競い合
い、ウォーキングのモチベーションアップを図りました。
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② こころの健康対策 アクション
●ストレスチェック
ストレスチェックの結果(ストレス反応)
項目 2016年度 2017年度
当社の偏差値 57 57
全業種の偏差値
(*) 54 54
建設業の偏差値
(*) 56 56
一般的には偏差値平均 50 なので比較的良い結果でした。
(*)アドバンテッジの実施した企業比較
●組織診断
(株)アドバンテッジリスクマネジ
メントによる110問のストレスチェ
ックにより、個人のストレス反応だけ
でなくメンタルタフネス度やエンゲー
ジメントの評価をしています。メンタ
ルヘルスケアの1次予防策として、効
果を上げています。
ストレスチェックの実施
後、10人以上の組織につい
ては実施者である保健師・労
務担当者が結果を部署ごとに
説明しています。職場環境改
善とコミュニケーションづく
りに役立てています。
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●高ストレス者フォロー
●復職支援
●階層別教育
●メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種の取得促進
ストレスチェックの実施後、医師
の面談を希望しない場合でも、高ス
トレス者と診断された場合、保健師
より個別に面談しています。
また、(株)アドバンテッジリスク
マネジメントのカウンセリングの利
用を推奨しています。
メンタル疾患で休務した場合の対応に
ついて「メンタルヘルスマニュアル」で
対応方法を周知しています。また、試し
出勤制度やリワーク(外部)の活用で再
発・再燃防止に取り組んでいます。
新入社員・一般社員・中堅社員はセルフケアを中心とし、新任管理者・
直属長・所属長は、階層別にメンタルヘルス教育を行っています。
また、管理職については、ハラスメント教育も取り入れています。
メンタルヘルスマネジメント検定の取得を推進し、管理職や衛生管理者
を中心に取得に取り組んでいます。
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③ 職場の健康対策 アクション
●両立支援
●受動喫煙対策
働きながら子育てや介護が続けられるよう「仕事と子育ての両立支援
マニュアル」・「仕事と介護の両立支援マニュアル」を作成し、従業員へ
周知することで、働きやすい職場環境づくりと意識醸成に取り組んでい
ます。
2020年 健康増進法の一部を改正する法律の施行に伴い、
受動喫煙対策の強化を推進していきます。
現在は事業所内
完全分煙に取り組
んでいます。
受動喫煙防止のビデオ教育を適
宜実施中。
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●事業所別けんこう アクションプランの策定・実施
中部プラント☆けんこう アクションプランを基に各事業所で年間計画
を立て実行しています。
5年後の目標に向け、各事業所で独自の健康活動を展開しています。
中部プラント☆けんこう アクションプラン 概要