od 回線の概要 pbxod 回線の概要...
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![Page 1: OD 回線の概要 PBXOD 回線の概要 一般的なアナログ回線インターフェースは物理的には2線式すなわち1対(2本)の線だ けです。この2本の線に両方向からの音声と直流電圧を多重させて発信から着信通話、](https://reader033.vdocuments.net/reader033/viewer/2022060306/5f098a237e708231d4274ffe/html5/thumbnails/1.jpg)
OD01ハードウエア技術メモ 1 http://www.ldv-net.com
LANdeVOICE OD01 ハードウエア技術メモ
はじめに
PBXと接続して利用する4線式+E&Mインターフェースをもつ1回線仕様です。PBX との接続インターフェースが異なるのみで基本的には PA01 と同じです。本資料ではPA01との違いを中心に記述します。注意:計画中の資料であり仕様については今後変更になることがあります。
OD回線の概要
一般的なアナログ回線インターフェースは物理的には2線式すなわち1対(2本)の線だ
けです。 この2本の線に両方向からの音声と直流電圧を多重させて発信から着信通話、終話と行っています。その為に各装置内のアナログ回路では 2線4線変換を始めとして様々な処理を行っています。
OD 回線とは PBX との 1 回線アナログ専用線インターフェースで 従来は TDMA 装置などとの接続に標準的に使われていた信号です。OD 回線では音声も出力と入力とそれぞれ1 対づつの4線であり、この4線とは別に 1 本づつの制御信号があります。その為に音声の劣化がなくまた発信開始や終話などの信号を双方から独立に出すことができるという利
点を持つインターフェースです。
PBX
音声出力
音声入力
制御信号
監視信号
音声出力
音声入力
制御信号
監視信号
OD I/F
アナログ回線I/F
2W
4W+E&M
専用端末回線I/F
アナログ端末I/F
LANdeVOICEOD01
OD I/F
FAX等
PBX専用多機能電話機
2W
独自I/F
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主な仕様
スタート方式 ウインクスタート方式(またはタイミングスタート方式)
通話路 4W 方式選択信号 DTMF信号(PB信号)信号検出回路の開放電圧 -24V±10%信号検出回路の入力規定 MAKE:配線抵抗が 150Ω未満
OPEN: 配線抵抗が 40KΩ以上
ウインクパルスに関する仕様
ウインクパルス送出幅 200mSec±10mSecウインクパルス検出幅 80mSec以上 450mSec以内
起動から 3 秒以上ウインク信号が来ない場合選択信号の送出を開始します。(タイミングスタート方式採用)尚、450mSec 以上の場合には発信が衝突したとみなします。
概観図
フロントは PA01と同様 2色 LEDが2つあります。
リアは下図のようになっています。 PBX との接続コネクタは 2 種類用意しておりどちらか一方のみご利用ください。
COMポート、10BASE-Tコネクタ、ACアダプタは PA01 と共通です。
背面図
10BASE-TCOM PBX 9V DC
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OD01ハードウエア技術メモ 3 http://www.ldv-net.com
PBXインターフェースコネクタ
RJ45タイプと脱着式小型端子台タイプの2コネクタを用意しておりどちらか一方を使
用します。
脱着式小型端子台タイプ
Weidmuller社製 B2L3.5/8 SN OR適応線材 AGW#28~#18テンションクランプ(バネ式)接続で精密用小型マイナスドライバを使いワンタ
ッチで接続でき、面倒な締め付けトルクの管理も不要です。中央よりの四角の穴
に小型マイナスドライバーを挿し込んだ状態で先端部分の被覆を剥いたワイヤー
を差し込むだけで配線を行うことができます。
脱着式なので端子台に取り付けてからOD01本体に接続しますので作業が非常に楽です。また万が一本体が故障など
により交換しなければならない場合も端子台はのまま使えますので配線のやり直し要らなくなります。
RJ45タイプ
モジュラコネクタですので電話工事業者が持つ標準工具をつかって通
常の電話工事のように配線工事をすることができます。
信号名の説明
音声信号
信号名 方向 説明
TR(Transmit Ring)TT(Transmit Tip) From PBX PBXからの音声(アナログ信号)
RR(Receive Ring)RT(Receive Tip) To PBX PBXへの音声(アナログ信号)
音声信号は公称 600Ω平衡線路で直流重畳なし。直流は流さないでください。TR/TT及びRR/RTの極性はありません。
制御信号
信号名 方向 説明
MSIG 信号検出信号
SB From PBX MSIGの戻り信号(GND)ESIG 信号送出信号
SG To PBX ESIGの戻り信号(GND)SBとSGはいずれもGND信号であり、どちらか一方のみを結線するだけでも構いません。必ずSBもしくは SGの1つは接続する必要があります。
TR TT RR RT
1 32 4
SB MSIG ESIG SG5 76 8
SB MSIG TR RR RT TT ESIG SG
1 8
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OD01ハードウエア技術メモ 4 http://www.ldv-net
MSIG、ESIG及び LEDの動作説明
ネットワークからPBXへの着信要求処理
ESIG
RR/RT1 2 3
DTMFによる選択信号送出
RBT(呼び出し音) 音声(通話中)
音声(通話中) BT(話中音)
(to PBX)
(to PBX)
MSIG
TR/TT
(from PBX)
(from PBX)
PBXからネットワークへの発信要求処理
ESIG
RR/RT
0 3
DTMFによる選択信号受信
RBT(呼び出し音) 音声(通話中)
音声(通話中)
(to PBX)
(to PBX)
MSIG
TR/TT
(from PBX)
(from PBX)1 2
DT
Wink Pulse
LED<TEL>
LED<NET>
LED<TEL>
LED<NET>
Green
Orange/Green 点滅
消灯
OrangeGreen Red
Red
Green
Green
Red Green
Red Green
Orange
消灯
Orange/Green 点滅Green
Green
ネットワークからの切断要求処理
PBXからの切断要求処理(接続相手PA01の場合)
PBXからネットワークへの発信要求処理
ESIG
RR/RT
0 3
音声(通話中)
音声(通話中)
(to PBX)
(to PBX)
MSIG
TR/TT
(from PBX)
(from PBX)1 2
DT
Wink Pulse
LED<TEL>
LED<NET>
Orange
消灯
Orange/Green 点滅Green
Green
(接続相手OD01の場合)
(無音) 接続相手PBXからの呼出音
DTMFによる選択信号受信
0
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OD01ハードウエア技術メモ 5 http://www.ldv-net.com
ネットワークからPBXへの着信要求処理
ESIG
RR/RT1 2 3
DTMFによる選択信号送出
BT(話中音)
(to PBX)
(to PBX)
MSIG
TR/TT
(from PBX)
(from PBX)
PBXからネットワークへの発信要求処理
ESIG
RR/RT
0 3
DTMFによる選択信号受信
(to PBX)
(to PBX)
MSIG
TR/TT
(from PBX)
(from PBX)1 2
DT
Wink Pulse
LED<TEL>
LED<NET>
LED<TEL>
LED<NET>
Green 消灯
Green
Red Green
Red Green
Red Green消灯
Green
Green
Red Green
PBXからネットワークへの発信要求処理
ESIG
RR/RT
0 3
DTMFによる選択信号受信
(to PBX)
(to PBX)
MSIG
TR/TT
(from PBX)
(from PBX)1 2
DT
Wink Pulse
LED<TEL>
LED<NET>
Orange
消灯
Orange/Green 点滅Green
Green
(接続相手OD01で着信内線端末がビジーの場合)
(無音) 接続相手PBXからの話中音
(ネットワーク接続相手がビジーの場合)
BT(話中音)
(ローカル側PBXがビジーの場合)
Red Green
Red Green
0
Orange/Green 点滅