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Metus INGEST Quick Start Guide
日本語簡単ガイド
Metus Technology
2014. Aug
目次準備........................................................................................................1
Metus.INGESTのマシンと映像再生機器を接続
基本画面(起動直後).............................................................................2
入力設定.................................................................................................3入力ソースの種類を選択
入力ソースのフォーマットを選択
出力設定.................................................................................................4フォーマットプロファイルの選択
出力先の設定
インジェスト...........................................................................................6インジェストの開始
インジェストの終了
インジェストの操作に使うボタン
終了........................................................................................................7ファイルを再生する
設定の保存
動作環境.................................................................................................8
日本語簡単ガイド
Metus Technology 1
準備
例
本「日本語簡単ガイド」は、以下のように業務用 VTRまたはカメラからHD-SDI 信号を、BlackmagicDeckLink ハードウェアに入力して、MPEG-2ファイルに映像・音声をインジェストする工程を元にして解説しています。
VTR
業務用カメラ
MPEG-2ファイル
MetusINGEST
BlackmagicDeckLink
SDI
SDI
インジェスト
Metus INGESTのマシンと映像再生機器を接続
BNCケーブルを SDI入力ポートに接続しましょう
BlackmagicDeckLinkまたは対応するビデオキャプチャハードウェアの種類によってBNC端子の接続方法および接続位置が異なりますので、ご使用のハードウェアマニュアルを参照し接続してください。
Metus Ingestソフトウェアを起動します
パソコンの起動後、デスクトップにある アイコンをダブルクリックします。
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基本画面(起動直後)
1 アプリケーションメニュー
2 ツールバー:開始、停止、一時停止、分割操作などのボタンでインジェストの操作ができます
3 エンコーダパネル:入力の種類、出力フォーマット、インジェスト(エンコード)の状況を表示します
4 プレビューパネル:入力映像やインジェスト中の映像を表示して確認できます(複数入力の場合は複数のプレビュー画面
が表示されます)
5 下パネル:ログ、出力先、バッチ機能、スケジュール機能など、各種機能を操作するパネルです
6 ステータスバー
12
3
6
4
5
7 インジケーター:プレビューパネルおよびエンコーダパネルの
枠線が、状況によって色が変化します
「変化なし」(初期状態):インジェスト状況は「待機中」です。
「赤色の場合」:インジェスト状況は「インジェスト中」です。
「黄色の場合」:インジェスト状況は「一時停止中」です。
7
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入力設定
入力ソースの種類を選択
映像入力の種類を選択しましょう
1. ツールバーの「エンコーダを追加」ボタンをクリックします。
2. 左側にある「ビデオ」ボタンをクリックし、「入力の選択」ウィンドウから「1-DecklinkSDI」を選択します(BlackmagicDeckLinkまたは対応するビデオキャプチャハードウェアの種類によって、表示内容が変わりますのでご注意ください)。
.[ 補足 ]
ファイルのトランスコード(変換)を行う場合は、ここで「ファイルソース」を選択します。
ファイルソース:.ファイルを入力してトランスコード
ライブビデオ:.映像信号を入力してインジェスト
入力ソースのフォーマットを選択
ソース(入力信号)の設定をしましょう
右側のソースパラメーター設定で、「ビデオフォーマット」のドロップダウンリストから、入力されている信号のフォーマット(解像度とフレームレート)を選択します。
選択すると、左側にあるプレビューで入力されている映像が確認できます。
「OK」ボタンをクリックします。
ワンポイント
ソースパラメーターではオーディオ入力の種類やチャンネル数を変更する事が出来ます。
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プロファイルの簡単な設定を変更しましょう
2. プロファイル画面の「追加」ボタンをクリックします。
希望する結果に近いファイルフォーマットを「プリセットを選択」ウィンドウから選択して、ビットレート等様々な設定を行います。
3. ここでは、MPEG-2 を例に進めますので、「プリセットを選択」ウィンドウの左側のカテゴリリストから、「MPEG-2HD」選択します。次に右側の「MPEG-2HD108059.94i」プリセットを選択し、「OK」ボタンをクリックします。
4. 左側に追加された「MPEG-2HD108059.94i」プリセットを選択して、「コーデック設定」タブを開きます。「圧縮設定」の「ビデオ」タブにある「モード」設定を「Online」に変更します。
ワンポイント
MPEG-2 HD のエンコードモードは、用途に合わせて変更しましょう。
Offline: トランスコード向き(ファイルソース ⇒ ファイル、CPU 負荷大)
Online: ライブエンコード向き(ライブソース ⇒ ファイル、CPU 負荷小〜中)
これで一つの出力フォーマットが登録されました。
出力設定
フォーマットプロファイルの選択
既存のプロファイルプリセットを選択しましょう
1. ツールバーにある「プロファイル」ボタンをクリックし、フォーマットプロファイルのプリセットリストから、エンコード条件に合ったファイルを選択します。
HDまたは SDで、様々なフォーマットプロファイルが各種用意されております。
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Metus Technology 5
フォーマットプロファイルをさらに追加できます(Professional 版)
一つの入力に対し、複数のフォーマットで出力する事もできます。もう一度「追加」ボタンをクリックして、フォーマットプロファイルを追加してください。
注)複数のフォーマットプロファイルを追加する機能は、Professional 版のライセンスが必要です。
出力先の設定
出力するファイルの設定をしましょう
次にファイルへの出力設定を行います。
1. 「出力」タブをクリックし、出力を設定します。
2. 「ファイル名」欄で出力ファイル名を設定します。
3. 「フォルダー」欄でファイルの保存先フォルダーを設定します。
4. 設定が終わりましたら、「OK」ボタンをクリックします。
.[ 補足 ]
タグを使用することで、時間、日付、ファイルのフォーマット等を使って、自動的にファイル名に割り当てこともできます。
これで設定が完了です!
これで、インジェストを開始するための準備が整いました。
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インジェスト
インジェストの開始
インジェストを開始しましょう
インジェストを開始させたいエンコーダパネルまたはプレビューパネルを選択し、ツールバーにある 「スタート」ボタンをクリックします。
インジェストが開始されると、該当のエンコーダパネルまたはプレビューパネルの枠が赤色に変化します。
インジェストの終了
インジェストを終了しましょう
インジェストを停止させたいエンコーダパネルまたはプレビューパネルを選択し、ツールバーにある 「停止」ボタンをクリックします。
インジェストが停止されると、該当のエンコーダパネルまたはプレビューパネルの枠が赤色から元に戻ります。
インジェストの操作に使うボタン
スタートインジェストを開始します。
停止インジェストを停止します。
一時停止 / 再開インジェストを一時停止の状態にし、ボタン表示が「再開」に変わります。「再開」ボタンを押すとインジェストが再開します。
分割インジェストを停止させず、ボタンを押した時点までのファイルを作成します。
ワンポイント
各ボタンの操作は選択されている映像入力(エンコーダ設定)に反映されます。各ボタンの隣にある「ALL」ボタンをクリックすると、全ての映像入力に操作が反映されます。
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終了
ファイルを再生する
インジェストしたファイルを再生しましょう
インジェストされたファイルを即座に再生して確認することも可能です。「下パネル」にある「ファイル」タブをクリックすると、インジェストしたファイルのリストが表示されます。
リスト中から再生したいファイルをダブルクリックして再生させることができます。また、右クリックして他の操作を行うことも可能です。
.[ 補足 ]
出力されたファイルの拡張子に関連付けされたプレイヤーソフトウェアが起動します。
注)出力されたファイルのフォーマット(拡張子)によっては、ファイルが再生できない場合があります。
設定の保存
全体の設定をプロジェクトに保存しましょう
今までの作業内容をプロジェクトとして保存しておくと、以降はプロジェクトを読込むことで同じ設定のインジェスト作業を即座に行うことができるようになります。
1. 「ファイル」から「プロジェクト名を付けて保存」を選択します。
2. 「名前を付けて保存」ウィンドウで、プロジェクトファイル名と保存先を指定してください。
3. 「保存」ボタン押します。今までの一連の作業が、プロジェクトとして保存されます。
Metus.INGEST.日本語.簡単.ガイド第一版 2014 年8月発行元 日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社
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