人権文化まちづくり情報紙 と よ な か ひと まち であい · 2019-07-17 ·...

とよなか ひと・まち・であい 第 86 号 とよなか ひと・まち・であい 第 86 号 と よ な か ひと まち であい 第86号 ■ 2019 年 7 月■ 人権文化まちづくり情報紙 発行:豊中市立豊中人権まちづくりセンター 〒 561-0884 豊中市岡町北 3-13-7 ℡:06-6841-1313 FAX:06-6841-1310 Eメール:[email protected] HP:http://www.city.toyonaka.osaka.jp/shisetsu/sonota/toyo_center/index.html 編集:一般財団法人とよなか人権文化まちづくり協会 ※この情報紙は左記「協会」への委託事業です。 会場 : 轟木公園グラウンド 日時 : 7 月 20 日 (土) 17 : 00~20 : 00 内容 : 踊りや演奏、 食べ物や飲み物、 あそびコーナー など “ひと・まち・であい”夏まつりは地域の“で あい”や“つながり”を大切にしたおまつり です。 盆踊りや演奏、食べ物や飲み物の模擬店、あ そびのコーナーなど、いろいろな催しがあり ますので、ぜひ遊びに来てください。 ※お車でのご来場はご遠慮ください。また、公 園内では自転車は押して歩くとともに、定めら れた駐輪場所にとめてください。 主催:第 19 回 " ひと・まち・であい”夏まつり実行委員会 問合せ:豊中人権まちづくりセンター 雨天中止

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Page 1: 人権文化まちづくり情報紙 と よ な か ひと まち であい · 2019-07-17 · 第86号 2019年7月 人権文化まちづくり情報紙 発行:豊中市立豊中人権まちづくりセンター

とよなか ひと・まち・であい 第 86 号

とよなか ひと・まち・であい 第 86 号

と よ な か

ひと まち であい

第86号

■2019 年 7 月■

人権文化まちづくり情報紙

     発行:豊中市立豊中人権まちづくりセンター 〒 561-0884 豊中市岡町北 3-13-7 

℡:06-6841-1313 FAX:06-6841-1310 Eメール:[email protected]

     HP:http://www.city.toyonaka.osaka.jp/shisetsu/sonota/toyo_center/index.html

     編集 : 一般財団法人とよなか人権文化まちづくり協会 ※この情報紙は左記「協会」への委託事業です。

会場 : 轟木公園グラウンド

日時 : 7 月 20 日 ( 土 )  17 : 00~20 : 00

内容 : 踊りや演奏、 食べ物や飲み物、 あそびコーナーなど

“ひと・まち・であい”夏まつりは地域の“で

あい”や“つながり”を大切にしたおまつり

です。

盆踊りや演奏、食べ物や飲み物の模擬店、あ

そびのコーナーなど、いろいろな催しがあり

ますので、ぜひ遊びに来てください。

※お車でのご来場はご遠慮ください。また、公

園内では自転車は押して歩くとともに、定めら

れた駐輪場所にとめてください。

主催:第 19 回 " ひと・まち・であい”夏まつり実行委員会

問合せ:豊中人権まちづくりセンター

雨天中止

Page 2: 人権文化まちづくり情報紙 と よ な か ひと まち であい · 2019-07-17 · 第86号 2019年7月 人権文化まちづくり情報紙 発行:豊中市立豊中人権まちづくりセンター

とよなか ひと・まち・であい 第 86 号

とよなか ひと・まち・であい 第 86 号

4 月 19 日に実施された人権文化のまちづくり講座「人権バスツアー」では、16 人の参加者とともに

大阪市浪速区にある大阪人権博物館(リバティおおさか)に行きました。

現地では、博物館周辺のフィールドワークをとおして「皮革と太鼓のまち浪速区」の歴史と文化につ

いて知るとともに、博物館内の見学をとおして、様々な差別や人権に関わる問題について学ぶ機会と

なりました。本号では参加した職員の感想を掲載します。

児童館の子どもたちに伝えたいこと

がり」 でした。

 様々な展示物が差別や排除、 偏

見から社会の分断を招いたことを物

語っている一方で、 分断 ・ 排除で

はなく、 「つながり」 を作ることで、

発展的な関係性を構築できたという

事例の展示がいくつかありました。

 その一つが江戸時代中期の薩摩

藩知覧の豪商で海運業を営む仲覚

兵衛という人物が、 被差別部落か

ら出た牛骨を世界で初めて骨粉肥

料にし、 藩内の農業に貢献したとい

う展示です。

 このように差別により分断されて

いた地域とつながることで、 有益な

関係性を構築したという事例を聴い

て人権尊重の重要性の一端をつか

んだような感覚を得ました。

 排除しようとするのは簡単ですが、

排除や分断からは何も生まれない

と思います。

 しかし、 排除をせず互いを認め尊

重することは、 そのつながりから新

たな可能性を生み有益な関係性を

創造できるのではないかということ

を感じました。

 私たちは人権尊重について教え

伝える時に、 「これはダメ」 「あれ

はダメ」 と人権尊重をしていくため

に必要な価値観を提示することで、

わかりやすく伝えやすいようにして

はいますが、 これだけでは人権の

ている中で、 今回の大阪人権博物

館の見学会へ参加しました。

博物館での見学

 大阪人権博物館は、 同和問題を

はじめとする人権問題の生きた教

材、 学習の場を提供し、 広く人権

意識の啓発の場として設置されてお

り、展示コーナーでは「いのち・輝き」

ゾーン、 「共に生きる・社会をつくる」

ゾーン、 「夢 ・ 未来」 ゾーンの3つ

に分かれ、 部落問題、 アイヌ民族

問題、 障害者や犯罪被害者の人権

問題、 そのほかにも水俣病関連や

いじめに関連するものもあり、 様々

な人権的課題について学ぶことがで

きます。

 館内では、 ボランティアガイドの方

がおられ、 解説を受けながら回るこ

とができました。 人権の目線から展

示品がどのような意図で展示されて

いるかを聴くことで、 展示品から得

る視覚的情報以上のものを得られ

ると同時に、 言葉として聴くことで、

より自分の人権感覚に深く訴えてく

るものがありました。

つながりや交流が大切

 帰りのバスに揺られながら、 大阪

人権博物館での展示品の数々につ

いて思い返していました。その中で、

ふと頭に浮かんだフレーズは 「つな

はじめに

 私は螢池人権まちづくりセンター

の児童館職員として、 日々子ども

たちと関わりながら過ごしていま

す。 そんな中、 気になるのは子ど

もたちが使用する排除的な言葉で

した。

 子どもたちは、 トラブルとなった

際、 「消えろ」 「あっち行け」 など

相手を排除しようと関係を断つ言

葉をよく使用します。 うまく感情を

コントロールできずに発してしまっ

た言葉でも、 言われた相手にとっ

ては、 そのまま排除的な言葉とし

て受け止められてしまいます。

 このような排除的な言葉はケンカ

の原因にもなり、 まわりにも不穏な

雰囲気を与えるため、 子どもたち

にも使ってほしくないという気持ち

を持ちながら、 一方で 「そんな言

葉、 使ったらあかんやん」 と、 そ

の場をなだめるような対応だけで

は、 排除的な言葉はなくならない

ことを悟りつつ、 人権尊重の観点

からどのように子どもたちに教え伝

えていったらよいのだろうと模索し

報 告

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とよなか ひと・まち・であい 第 86 号

とよなか ひと・まち・であい 第 86 号

 これからは子ども同士のトラブル

の際に 「消えろ」 「あっち行け」 と

いう排除的な言葉が聞こえてきた

ら、 「そんな言葉使ったらあかんや

ん」 という対応だけではなく、 日々

の関わり合いの中から、 遊びや活

動を通じ子どもたちにつながること

の大切さや、 つながることで生まれ

るものについて教え伝えていきたい

と思います。 (螢池児童館)

見、 分断、 排除など負の遺産が多

く展示されており、 それを知識として

蓄えていくことができます。

 しかし、 本当に大事なのは、 数々

の展示品から 「差別」 「分断の歴史」

を知識として蓄えていくだけではなく、

得た知識を使い 「差別」 「分断の歴

史」 からは有益なものが生まれてこ

ないことを理解する一方で、 つなが

りから生まれる可能性の大切さを認

識し、 つながりあうことで生まれる未

来を描き想像し、 どのような社会を

構築していくかが最も大事なのでは

ないでしょうか。

 今回、 大阪人権博物館の見学を

通じてそのことを強く感じました。

教え方としては狭義的ではないで

しょうか。

 人権尊重について教え伝える時

に、 人権尊重に必要な価値観を

提示するだけではなく、「認め合い、

つながりあう関係性から新たな可

能性を生み有益な未来を創造する

役割もある」 ということについて教

え伝えていくことも大切ではないか

と感じました。

まとめにかえて

 ボランティアガイドの方より 「知

識は大事。 しかし、 想像力はもっ

と大事」 という言葉がありました。

大阪人権博物館では、 差別や偏

会場:豊中人権まちづくりセンター 

講師:森本 洋介さん

日時:8 月 21 日 ( 水 ) 13時30分~15時30分

人権文化のまちづくり講座

近年、インターネットやスマホ、SNS の普及によって、メディアへのアクセスは各段に増え、 私た

ちの日常生活に欠かせないものになってきました。「メディア」とは何か、また、メディアは私たち

の生活のなかでどのような役割を果たしているのでしょうか。映像の分析や参加者同士の話し合い

を通じて、デジタル時代と言われる現在のメディアについて一緒に考えてみませんか?

デジタル時代のメディア・リテラシー

 なるべく事前にお申込みください。電話、来館、FAX、メールにて受付。

主催:問合せ:豊中人権まちづくりセンター 企画・運営:( 一財 ) とよなか人権文化まちづくり協会

定員:30人 対象:中学生からおとなまで

~参加と対話をとおして考える~

参加無料

( FCT メディア・リテラシー研究所理事・弘前大学教育学部准教授 )

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とよなか ひと・まち・であい 第 86 号

とよなか ひと・まち・であい 第 86 号

書 評

著者 :島田妙子 発行 :株式会社パレード

e love smile ~いい愛の笑顔を~

本書は、 1971 年に 3人兄弟

の末っ子に生まれた著者の生

い立ちを日常生活の中でわか

りやすく書かれたもので、 幼

いころからの著者の体験とそ

の時の感情をせきららに綴っ

ている。

 両親の離婚による母との別

れ、 5 歳からの児童養護施設

での生活、そして、父親と暮らせると喜んだのは束の間だっ

た。 継母からの虐待が始まり、 それは、 継母の妊娠によ

りさらにエスカレートする。 優しかった父親も精神的に追い

込まれ継母と一緒に虐待をするようになる。 読んでいくに

つれて息がつまりそうになった。

 その中での 2 人の兄との兄弟愛や継母の母親との出会

い等が詳しく書かれている。 著者が困難を乗り越えて生き

ていく生き様は子どもらしくもあり、 精神的に強すぎるとも

思った。

 子どもは、 どんな親でも大好きだ。 だから、 我慢する。

親に褒められたいと頑張る。 その頑張っている姿を大人は

知らない。 知ろうとしないのか目を背けているのか、 知ら

ないふりをしているのか。 人間は生まれ持った優しさがあ

る。著者は、生まれてきた弟をとてもかわいがった。 しかし、

弟がけがをしたものなら継母の恐ろしい体罰が待っている。

鬼に凶変する大人。 純粋な子ども。 親を守りたいから本当

のことは言わない。 敢えてうそをつく。

 子どもの純粋な心をダメにしてしまうのは大人だと気付か

された。

 父親に包丁で刺されそうになった時、 著者はもうだめだと

思った。 やっとの思いで真ん中の兄と逃げ出した。 家を出

る覚悟。子どもなのになぜそこまでしないとだめだったのか。

 たとえわが子ではなくても、 社会の中、 地域の中、 学校

での子ども一人ひとりの姿にどれだけの大人が関心をもっ

ているのだろう。 子どもの SOS に気付くことができているの

だろうか。

 昔は近所のおじさんやおばさんに怒られた。 今は怒れな

いのか無関心なのか、 親がうるさいから怒れないのか・ ・ ・

いつからか日本の社会は子どもに無関心になってしまった

のかもしれない。

 子どもの貧困、子ども食堂等、今地域でも子どもを見守っ

ていこうという動きが広まっている。 戦時中でもなく、 何で

も物があふれているこの社会でなぜ、食事がとれないのか。

 子ども一人ひとりがのびのびと安心して子どもらしく成長

できるような世の中にしていかなければならない。 そのため

にも、 大人一人ひとりが関心をもって子どもと向き合うこと

が必要なのではないだろうか。 ( 児童館)

memory.1

世界の難民と国連 UNHCR の活動

期 間:8月21日(水)~30日(金)

会 場:豊中人権まちづくりセンター2階

午前 9時~午後 5時まで(日曜日はお休み)

パネル展

見学無料

国連 UNHCR 協会による世界各地における難民支援の取り組みを写真パネルで紹介します

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とよなか ひと・まち・であい 第 86 号

とよなか ひと・まち・であい 第 86 号

 今年度、豊中人権まちづくりセンターこど

も園では 28 人の子どもたちを新たに迎えま

した。4 月のころは初めての園生活になれず、

不安な子どもたちの泣き声でいっぱいでした。

 2 歳児クラスでは、初めての園生活でお母

さんと離れるのが寂しくて「ママ―!」と泣

く姿もあれば、友だちの遊びに興味をもって

一緒に遊ぶ姿もありました。

 お母さんが大好きな A ちゃんは、入園後し

ばらくは、お母さんが恋しくて泣くことも多

かったですが、ふれあい遊びや園庭遊びで担任

と砂場で型に砂を入れてごはんづくりをした

りしながら、少しずつ園生活に楽しみをもてる

ようになっていきました。その後、担任がゆっ

たり関わっていくことで「砂場でケーキつく

ろ」「ボール遊びしよ」と自分のしたいことを

表現してくれるようになりました。A ちゃん

の“やってみたい”という思いを受け止めると、

“いろいろな気持ちを出していいんだ”と自分

の思いや気持ちを受け止めてもらえる喜びや

心地よさを感じている A

ちゃんの姿が見られるよ

うになりました。5 月~

6 月になると A ちゃんの

友だちへの関心も広がり、

担任に気持ちをぶつけるように友だちにも自分

の気持ちを表現していくようになっていきまし

た。友だちも A ちゃんが「いやや!」という思

いを出してくると驚いたような表情をする子も

います。毎日一緒に過ごしているとそれぞれの

思いがぶつかることもありますが、友だちが泣

いているのを見て、頭をヨシヨシしたり、「泣い

てるよ」と教えてくれるようになっていきまし

た。

 私たちはこうした子どもたちの日々の様子か

ら、いろいろなことを学んでいます。

 これからも子どもたちの目線に立って、子ど

もたちが出してくるいろいろな思いや気持ちを

受け止め、保育に活かしていきたいと思います。

                (こども園)

「いろんな気持ち 大切な気持ち」 コラム

新着図書 図書の貸出を希望される方は協会事務局までお申し出ください。

「最高裁に告ぐ」

ツイッターをやめるか、

裁判官を辞めるか。自ら

の関与しない訴訟記事を

紹介したツイートが原因

で、現職の判事が「分限

裁判」にかけられ、最高

裁判事と対峙することに。

前代未聞の事態の当事者

となって体験したこと、

そこから見つめ直した司法、そして社会の現実を、

平易な筆致で綴る。著:岡口基一 岩波書店

「人権教育への招待」

「同和教育への招待(2000

年 4 月発行)」を引き継ぎ、

現在の人権状況や人権教

育の大きな変化に対応し

たテキスト。

個別の人権課題に共通の

枠組みや概念、取り組み

方に応える横断的な学び

は、今後の人権教育の在

り方や生きる指針を示す手がかりにもなる一冊。

著:神村早織・森実 解放出版社

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とよなか ひと・まち・であい 第 86 号

とよなか ひと・まち・であい 第 86 号

6

「戦場のメリークリスマス」じんまち★シネマ

8 月 2日(金)13時30分~15時40分

8 月 3日(土)10時~12時10分

1942 年、ジャワ島の日本軍捕虜収容所。まだ夜が明けきらない薄闇の中、

日本軍軍曹のハラは英国軍中佐のロレンスを叩き起こす。朝鮮人軍属が白

人俘虜を犯すという破廉恥な事件が起きたため、ハラが独断で処分する立

会い人として、日本語を自由に操るロレンスが必要だったのだ。そこに収

容所長のヨノイ大尉の気合が響く。隙を突いて朝鮮人軍属は銃剣を自らの

腹に突き立てる。ジャカルタの軍事裁判で英国軍少佐セリアズが裁かれて

いる。彼に熱い視線を送るヨノイ。茶番の処刑劇を経て、セリアズは収容所に移送される。そして、そ

れがすべての厄災の始まりだった。戦争中の収容所という極限状態で出会った男たちの織りなす複雑な

ドラマを中心にして、西欧と日本の文化的衝突を豪華キャストで描き、世界を魅了した大島渚の話題作。

入場無料

申込不要

主催・問合せ 一般財団法人とよなか人権文化まちづくり協会 

電話 06-6841-5300 HP http://toyojin.secret.jp/

じんまち☆シネマは、偶数月の第 1 金曜・土曜日に開催している映画会です。どなたでも参加

いただけます。詳細は協会ホームページ、またはツイッターをご覧ください。

会場:豊中人権まちづくりセンター

 

5月31日、豊中

人権まちづくりセ

ンター老人憩の家

を会場に「うたご

え喫茶いこい」が

おこなわれ、73人

の参加者で多目的

室がいっぱいにな

りました。

 

今年も声楽家の中西金也さんによる

合唱指導とピアニストの下茂さやかさ

んによるピアノ演奏に合わせて、みか

んの花咲く丘から始まり23曲もの童謡

や唱歌、歌謡曲をみんなで歌いました。

特に2曲目の茶摘みでは手遊びを入れ

て歌い、この日に初めて出会った参加

者同士が手を合わせながら歌ったこと

で、一気に一体感が生まれ、より歌声

が大きくなっていきました。

 

中西金也さんのトークもとても面白

く、後半には素敵な歌も披露していた

だき、歌と音楽と笑いの溢れるとても

良い時間となりました。  

(

隣保館)

 「うたごえ喫茶いこい♪」

報 告

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とよなか ひと・まち・であい 第 86 号

とよなか ひと・まち・であい 第 86 号

 6月 12日、豊中人権まちづくりセンター老人憩

の家で、「なめたらあかん熱中症!」をスローガン

に高齢者を対象にした高齢者ふれあい講座「熱中

症予防救急講習会」をおこない、豊中市消防局の

救急隊員から、これから暑い夏を迎えるにあたっ

て熱中症の怖さや症状、応急手当の方法などにつ

いてお話してもらいました。

 老若男女問わず誰でも発症するうえ命にも関わ

る熱中症ですが、予防のポイントとしては天気予

報の暑さ指数(気温・湿度・日差しの強さ)を毎

日チェックする習慣をつけること、暑さ指数28℃

以上の日は命の危険にも関わるため外出せずに涼

しい部屋で過ごした方が良いということです。

 また、救急車の適切な利用方法についてのお話

もありました。救急車の台数には限りがあるため、

むやみに呼んでしまうと本当に必要な人が利用で

きないといったこ

とにつながります。

救急車を呼ぶかど

うかで迷った時は

119番にかける前に

# 7119 番の「救急

安心センター」に相談してください。24時間 365

日いつでも対応しており、救急車が必要な場合は

そのまま119番に転送してもらうことができます。

もちろん緊急時には迷わず 119番に電話してくだ

さい。

 病気やケガに対してまだまだ知らないことやわ

からないことだらけですが、参加者の皆さんと一

緒に熱中症についての情報と暑い夏を元気に乗り

切る方法について学習することができました。

                  (隣保館)

「なめたらあかん熱中症!」 報 告

        

平和の大切さを子どもたちと一緒に学びませんか?

 平和ってなあに?一緒に学ぼう!

高齢者ふれあい交流会

場 所 : 豊中人権まちづくりセンター老人憩の家

講 師 : 菊地和美さん (創作紙芝居作家)

定 員 : 市内に在住する 65 歳以上の方 30 人       (世代間交流として 40 歳以上 65 歳未満の方も数人可)

日 時 : 7 月 26 日 (金) 午後 2 時~ 3 時 30 分

申 込 : 7 月 3 日 ( 水) 午前 9 時から来館または電話にて受付

問合せ : 豊中人権まちづくりセンター企画生活係 (6841-1313)

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とよなか ひと・まち・であい 第 86 号

とよなか ひと・まち・であい 第 86 号

相談 とき・問い合わせ

総合生活相談

(2階隣保館)

月~土曜日 午前9時~午後5時

06-6841-1313

人権相談

(とよなか人権文化

まちづくり協会)

月~土曜日 午前9時~午後5時

06-6841-5300

進路選択支援相談

(2階隣保館)

月・水・金曜日 午後5時~7時

06-6841-1313

子育て・健康相談

(1階こども園)

月~金曜日 午前9時~午後5時

06-6841-1314

6841-8401(支援センター)

子育て・教育相談

(3階児童館)

火~金曜日 午前10時~午後2時

06-6841-1315

福祉なんでも相談

(老人憩の家)

第4火曜日 午後1時30分~4時

06-6841-1340

相談窓口の案内

編 

集 

後 

総合生活相談

 総合生活相談では、日常生活で抱えるさまざ

まな悩みに寄り添い、相談者のお話をお聴きし

課題の整理をお手伝いしながら、問題を解決で

きるように一緒に考えます。必要に応じて適切

な専門相談窓口をご案内します。

 人権、福祉、子育て、教育、就労、住宅、年

金、介護のことなど誰に相談したらよいのか・・・

誰も相談する人がいない ・・・。

 そんなトキには、1 人で抱え込まずにどうぞお

気軽にご相談ください。きっと解決の糸口が見

つかるでしょう。

 

先月、京都ミニツアー「まい

まい京都」主催による東九条(京

都市南区)のコリアタウンをめぐ

るフィールドワークツアーに参加

しました。東九条は映画「パッチ

ギ!」(井筒和幸監督作品)の舞

台になった地域で、京都で最も

多くの在日コリアンの人たちが暮

らしています。

 

ツアーをとおして「なぜそこに

コリアタウンができたのか」「過

去にどんなことがあったのか」

「今、人々はどのような思いで暮

しているのか」など、地域の歴史

や現状とともに、そこで暮してい

る人の思いについて知ることがで

きました。

 

誤った歴史認識などによって在

日コリアンの人々への差別意識が

根強く存在する中で、正しい歴

史を学び、それを伝え広めてい

くことの大切さを改めて実感す

る機会となりました。

     

 

(

協会事務局)

第36回螢池納涼祭のお知らせ

と き:7 月 20 日(土) 16 時 30 分~ 19 時 30 分

ところ:豊中市立第十八中学校運動場(螢池中町4丁目7−1)

内 容:学校・関係団体による発表、模擬店、ゲームコーナーなど

主 催:第 36 回螢池納涼祭実行委員会

問合せ:螢池人権まちづくりセンター(06-6841-5326)

「であいとふれあい」 の場、 人権に根ざしたまちづくりの一環として開催します!

雨天中止