岡山大学内分泌センター設立趣意書...2016.11.18. 片岡仁美1,3,4) 那須保友2)...
TRANSCRIPT
2016.11.18.
片岡仁美1,3,4) 那須保友2) 中瀬克己3,5) 大塚文男4) 土居弘幸5) 松下明6)
1)岡山大学院医歯薬学総合研究科地域医療人材育成講座 2)岡山大学医療教育統合開発センター 3)岡山大学医療教育統合開発センターGIMセンター部門 4)岡山大学大学院医歯薬学総合研究科総合内科学 5)岡山大学大学院医歯薬学総合研究科疫学・衛生学講座 6)社会医療法人清風会岡山家庭医療センター 奈義ファミリークリニック
平成28年度 未来医療研究人材養成拠点形成事業
テーマB 公開フォーラム
リサーチマインドと優れた臨床能力を持った地域医療リーダーの育成への取り組み
事業運営の主体として岡山大学医療教育統合開発センター内にGIMセンター部門を設置
GIMセンター(医療教
育統合開発センター内
に設置)
疫学・
衛生学総合内
科
*岡山大学病院総合内科
*岡山家庭医療センター
*岡山大学地域医療人材育成講座
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科*総合内科学
*疫学衛生学講座
新見公立大学
リアルタイム遠隔講義出張シミュレーション研修
コーディネート定例会議
サイトビジット
プログラム参加施設
地域総合診療実習
H25年度
H26年度
H27年度
H28年度
選択制臨床実習 3 8 10 10
早期体験実習 28 31 33 34
地域医療実習 122 203 171 42
離島実習 1 7 13 5
合計 154 249 22791
(10月末時点)
【責任者】岡山大学大学院医歯薬学総合研究科地域医療人材育成講座 教授片岡仁美【プログラム概要・成果】 必修科目:2-3年次地域医療実習<選択科目>1年次 早期地域医療体験実習 2年次 済生丸合同実習 2-4年次 離島実習 5年次 緩和ケア在宅実習 6年次 クリニカル クラークシップ(地域プライマリ・ケア)【実習受入施設】 42 施設 離島実習受入施設: 6施設
GP後期研修プログラム(内科)
GP後期研修プログラム(家庭医療)
アカデミックGP養成コース
【責任者】岡山大学大学院医歯薬学総合研究科総合内科学 教授 大塚 文男【プログラム概要・成果】 総合的・包括的な高い内科診療能力を持ちEBMを実践し、全人的で患者中心の医療を提供できる総合内科医を養成するため、岡山大学病院総合内科及び連携施設を研修のフィールドとし、後期研修を提供している。【研修施設】 ①岡山大学病院 ②岡山市立市民病院 ③津山中央病院 ④金田病院 ⑤高梁中央病院【履修者数】 平成26年度 ・・・ 5名平成27年度 ・・・ 5名(継続履修者含む)平成28年度 ・・・ 5名(継続履修者含む)
うち6名が日本内科学会認定医を取得
【責任者】 岡山家庭医療センター奈義ファミリークリニック所長 松下明【プログラム概要・成果】県内全ての二次医療圏に研修施設を有し、医師不足が著明な医療圏を必修研修エリアに組み込んだ新たなプログラム。H26年度に学会認定、H27年度からプログラム開始。【研修施設】自治医科大学卒業生、地域枠卒業生派遣先も全て研修施設とし、義務年限中に総合診療専門医取得が可能【履修者数】H27年度・・・2名H28年度・・・2名(継続履修者含む)
【責任者】 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 総合内科学教授大塚文男【コース概要・成果】専門科を超えた疾患に対応できる臨床と総合診療に関連した、地域の問題解決型臨床研究を行うコース。総合診療医が、診療の現場で感じた個々の臨床的疑問をシーズに、基礎研究から臨床研究まで幅広く実施。Medical Research Internship、ARTプログラムへ積極的に参画。【入学者・合格者】平成26年度 ・・・ 5名 入学平成27年度 ・・・ 3名 入学平成28年度 ・・・ 2名 入学平成29年度・・・ 5名 合格・入学予定
リサーチマインド
個々の病態への解決力
医学研究への探究心
内科総合力の進化
毎週水曜日Case Reportカンファ
GPインテンシブ研修プログラム
MPHコース
医学教育FDコース
【責任者】 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科地域医療人材育成講座 教授 片岡 仁美【プログラム概要・成果】 4名の現場復帰した女性医師が、Community Medicine、総合内科入院診療、総合内科外来診療、上部内視鏡(応用)等のプログラムを受講し、それぞれのコースで臨床能力を培った。
Community Medicineコースでは地域医療機関で研修を行い、定期的に現場におけるmini-CEXを施行し臨床能力を評価
【責任者】 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科疫学・衛生学教授 土居 弘幸岡山大学医療教育統合開発センターGIMセンター部門教授中瀬克己【コース概要・成果】 地域の医療機関等と連携し、リサーチマインド とすぐれた臨床能力を有する総合診療医、医療・保健・福祉従事者を育成。疫学/生物統計を含む公衆衛生大学院の国際標準5分野を履修。H27年度「旅行医学論」「補完・代替医療論」追加。過疎地域から入学した医師は e-learning も活用して疫学の基礎を学び、修士論文として成果を纏め、現場の疑問を研究課題とする質的研究手法の基礎も学んだ。【入学者・合格者】平成26年度 ・・・ 3名 入学平成27年度 ・・・ 2名 入学平成28年度 ・・・ 5名 入学平成29年度 ・・・4名 合格・入学予定
【責任者】岡山大学大学院医歯薬学総合研究科科長 谷本光音講師 医療教育統合開発先生副センター長 万代康弘【コース概要】医療教育指導者として必要なスキルを獲得し、医療現場で実践できる能力を身に付けることを目的としたコース。県北地域の連携大学である新見公立大学からもリアルタイム遠隔講義で参加し、 医学教育手法を身に付けた。【受講者】平成27年度・・・23名平成28年度・・・33名
*臨床感染症(H26~)・平成28年度75名
*外来診療マスター(H27~)・平成28年度13名
*在宅・緩和医療・・・平成28年度108名
*総合内科ステップアップ・平成28年度56名
*地域医療救急(従来のコースから改編)・・・11月開講
*地域総合診療実習コース:学生実習のカリキュラムの中で継続予定である。
*総合診療医(GP)養成コース:GP後期研修プログラム(内科)は岡山大学病院を基幹病院とする内科研修プログラムの中の総合的な診療能力の涵養を目指すコース(Gコース)として運用予定。GP後期研修プログラム(家庭医療)は総合診療専門医研修プログラムに申請予定。岡山県内全ての二次医療圏に研修施設を有し、医師不足が著明な医療圏を必修研修エリアに組み込んだ地域密着型の研修プログラムである。アカデミックGPコース:総合内科において継続予定。
*インテンシブ総合診療医(GP)養成コース:GPインテンシブ研修プログラムはキャリアセンターがコーディネートし、主に総合内科及び地域の医療機関を研修サイトとして継続予定。医学教育FD、臨床感染症、外来診療マスター、在宅緩和医療、総合内科ステップアップ、地域医療救急:全て継続予定であるがE-ラーニングの継続については課題が残る。MPHコース:大学院修士課程医歯科学専攻におけるコースで十分な入学実績も有り、疫学・衛生学分野において継続予定。
MPHコースでは毎週、基礎テキストの小グループ学習やCritical Appraisalsを通じ論理的思考の訓練、研究計画、結果解釈の疫学的吟味を行っている。