PC300-10,PC300LC-10,PC350-10,PC350LC-10

2

油圧ショベル

現地組立要領書GJA00072-02

PC300 -10

PC300LC-10

PC350 -10

PC350LC-10

適用号機 70001 以降

まえがき

ま え が き

当機械は、大型機械のため輸送手段の条件や輸送経路の法規制な

どにより、当社からは、いくつかのユニットに分解された状態で

出荷・輸送されます。

本書は、それらのユニットを現地で正しく組み付けて、完成車に

していただくための要領を記述したもので、当機械の品質が正し

く発揮され、取扱説明書どおり安全にご使用いただけることを望

んでいます。

ユニットは 寸法の大きなものや重量が大なるものが多くあり、

場合によっては、危険な場所・姿勢での作業があったり、クレー

ンでの吊り作業など多人数が共同で行う作業が伴います。

従って、作業指揮者の方は、組立に入る前に安全ミーティングを

実施し、保護具着用の義務付けや作業リーダ・クレーン合図者を

選出するなど、各自の役割分担を明確にして、作業者全員が安全

に作業できるよう指導をお願いします。

特に、言葉や習慣等が異なる人達が混在する作業グループにおい

ては、いっそうの徹底をお願いします。

以下は、参考指示系統図です。

［指示系統図］

作業機の組付けは 本機のエンジン始動が伴います。

従って、作業機の組付けにあたっては、事前に当機械本体の充分

な点検・整備を行ってから実施ください。

本書は、当機械の基本的な仕様について述べたもので、すべての仕

様について網羅したものではありませんのでご了解ください。

尚、後日お客様自身で分解輸送される場合で、ご不明な点やお気づ

きの点がありましたら、当社販売サ－ビス代理店にご相談ください。

作業リーダ

クレーン合図者

組立時オペレータ

メカニック

作業指揮者

連 絡 員

正．副

作業分担

(通訳)

目 次

諸元 1

現地組立にあたって 2

取り外し部品処置 3

関係法令 4

組立手順、使用設備及び日程 5

現地主要作業組立フロー 6

キットレイアウト図 7

輸送時荷姿 8

現地組立用工具一覧 10

締め付けトルク 11

塗布剤リスト 16

組立に使用するワイヤの選定 19

組立に使用するナイロンスリングの選定 20

Ａ．本体の組立

Ａ－１ ハンドレールの取り付け 22

Ａ－２ リヤービューミラーの取り付け 24

Ｂ．作業機の組立

Ｂ－１ アームＡss’y の取り付け 26

Ｂ－２ 油圧回路の残圧抜き 28

Ｂ－３ ブーム～バケットシリンダ間ホースの取り付け 29

Ｂ－４ バケットＡss’y の取り付け 30

Ｂ－５ 作業機組完後の給脂 33

Ｂ－６ 作業機のエアー抜き 34

Ｃ．カウンタウェイトの組立

Ｃ－１ トラックフレームゲージ幅の拡張・縮小 36

Ｃ－２ 走行配管カバーの取り付け 42

Ｃ－３ 履帯の張り調整 46

Ｃ－４ カウンタウェイトシート貼り付け 49

Ｃ－５ カメラの取り付け 50

Ｃ－６ カウンタウェイトの取り付け 56

Ｍ．組立完了後の点検・整備要領

Ｍ－１ リターンフィルタの組み替え（標準品→フラッシング品） 60

Ｍ－２ 油圧回路のフラッシング 61

Ｍ－３ リターンフィルタの組み替え（フラッシング品→標準品） 63

Ｍ－４ 各部の油量・水量チェック 65

Ｍ－５ 作動油タンクの油量点検・補給 67

Ｍ－６ 現地組立時のタッチアップ箇所 69

Ｍ－７ エラーコード 70

取付ボルトトルクチェックシート

現地組立検査チェックシート

諸　元

PC300-10 PC300LC-10 PC350-10 PC350LC-10

kg 31,100 31,880 33,290 34,070

㎥

―

SAE J1995 (グロス) kW/min

JIS D0006-1 (ネット) {PS/rpm}

mm

km/h

rpm

ＰＣ３００－１０

ＰＣ３５０－１０

車　　両　　名　　称　　型　　式

コマツSAA6D114E-5-A

1.4<1.2>

202.3/1,950　{275/1,950}

機械質量

バケット容量＜旧JIS＞

エンジン名称

最低地上高

走行速度(低速/中速/高速)

旋回速度

定格出力192.0/1,950　{261/1,950}

498

3.2/4.5/5.5

9.5

3155

498

2995

2590

800(800mmｼｭｰ)700(700mmｼｭｰ)600(600mmｼｭｰ)

3390(800mmｼｭｰ)

3290(700mmｼｭｰ)3190(600mmｼｭｰ)

3250

2750

1185

30

11145

7740 3405

4625 (LC:4955)

3700 (LC:4030)

3285

3145

498

2590

3160

1185

36

3255

2750

3285

11145

7740 3405

4625 (LC:4955)

3700 (LC:4030)

800(800mmｼｭｰ)

700(700mmｼｭｰ)600(600mmｼｭｰ)

3390(800mmｼｭｰ)

3290(700mmｼｭｰ)3190(600mmｼｭｰ)

-1

1

現地組立にあたって

1. 作業場所の選定

1）作業場所は次のことを考慮して選んでください。

・機体の積込み、積降し作業も含めて、広さは充分あるか（キットレイアウト図参照） ・地盤の硬さは充分あるか（機体やクレーン車などが沈み込まないこと） ・地盤は平坦か（凹凸があったり、坂になっていないこと） ・トレーラやクレーン車の旋回が可能かも含めて出入口道路は確保できるか

2）油圧回路の組立作業は回路にホコリ、水などが浸入しないよう充分注意ください。

3）屋外作業の場合は強風、雨天など悪天候での作業を避けてください。

4）作業中断中は砂やホコリ及び雨水を避けるよう充分注意ください。

2. 作業の進め方

作業指揮者または作業リーダは、本要領書を読みながら作業を進めるのではなく、作業開始前に本要書

を全部読んで理解したうえで進めてください。

特に、各作業プロセスでの「注意事項」は、別途紙に書き出して説明したり、作業場に貼付するなどし

て作業者全員が遵守できるよう徹底ください。

3. 保護具・吊り具・治工具の準備とチェック

作業指揮者または作業リーダは、保護具・吊り具・治工具について次のことをチェックください。

1）作業者がヘルメットなど義務付けされた安全保護具を着用しているか。

また、その他の必要な保護具があれば、それが準備されているか。及び問題なく使えるかも事前

チェックをする。

2）各種吊り具・治工具が全て準備できているか。また、それは問題なく使える状態かも事前チェック

する。特に木製ブロック(枕木)等は、内部が腐ったり、割れたりしていないかをチェックする。

4. 実作業でのチェック

作業指揮者または作業リーダは、次のことをたえずチェックするとともに、作業者全員が遵守するよう

徹底ください。

1）トレーラ及びクレーン車は、パーキングブレーキを確実にかけ、さらに車輪に歯止めをして作業して

いるか。アウトリガー付のものは、アウトリガーを確実に使用しているか。

2）エンジン、作動油、冷却水等は、温度及び圧力が充分下がった状態で作業をしているか。

3）エンジンを始動する時は、ホーン等決められた合図で周囲に警告しているか。及び作業機コント

ロールレバーなど各種コントロールレバーは、中立位置であること。及び燃料調整ダイヤル（ま

たは燃料調整レバー)は、ローアイドリングの位置にあることを確認しているか。

4）クレーンなどによる吊り作業は、吊る物のバランスを充分注意しているか。

5）作業場所には、関係者以外の入場制限が守られているか。

5. 作業指揮者または作業リーダは、毎日朝一番に作業者全員とミーティングを行い、当日の作業計画の説

明とともに安全作業の遵守について絶えず指導をしてください。

2

取り外し部品処置

当機械の搬送は、「まえがき」でも述べたとおり、輸送手段や法規制などの条件により、本体・足まわり･

キャブ・作業機などいくつかのユニットに分解されて行われます。

従って、各ユニット間をつなぐ油圧配管や油圧ホ－ス 及び 油圧機器の油出入口 そして 輸送中にキズが

付いたら困る部分などにプラグやカバ－をして、輸送中の油もれやごみ･ほこりの浸入・キズ付きなどのト

ラブルに対応しています。

また、輸送中の脱落や揺動によるトラブル防止のための輸送用固定治具やトレ－ラへの積み込み、荷降ろ

しなどのクレ－ン作業容易化のための固定治具なども使用しています。

それらプラグや輸送用固定治具などは、組立時取り外され、当機械が組立完了後は不要のものですが、後

日当機械を再搬送する際には有用になるものもありますので、できるだけ保管されておかれることをお勧

めします。

3

関係法令

作業にあたっては、下記の法令に定める事項を遵守の上実施する。

車両制限令

道路の構造を保全し、または交通の危険を防止するため道路との関係において必要とされる車両につい

ての制限

1.一般的制限

・幅の一般的制限 ・総重量、軸重及び輪荷重の一般的制限 ・高さ、長さ、及び最小回転半径の一般的制限

2.橋等の制限

・橋等に関する制限 ・トンネル等に関する制限

3.個別的制限

・幅の個別的制限 ・総重量、軸重及び輪荷重の個別的制限 ・融雪、冠水等のため支持力が著しく低下している道路における運行方法の制限 ・カタビラを有する自動車の制限 ・路肩通行の制限

4.いろいろな特例

・幅の個別的制限の特例 ・特殊な車両の特例－特殊な車両を通行させる場合は、道路管理者の許可が必要であり許可を得な ければならない。

5.その他

・道路運送車両法の保安基準、道路交通法による規制を遵守して通行する。 ・組立前には「取扱説明書」を読んで、各部の操作方法等は必ず理解しておく。（指揮者）

4

組立手順、使用設備及び日程

［２分割］

・油量、水量点検

・作業機シリンダエアー

抜き

・油圧回路フラッシング

・履帯の張り調整

・性能チェック

総組立完了

ﾊﾞｯｸﾎｰ

⑥ｶｳ

ﾝﾀｳｴｲﾄ取付

⑤

ﾄﾗｯｸﾌﾚｰﾑｹﾞｰｼﾞ幅

拡

張

④

:作業機組立

①：部品荷降ろし

②：昇降ｽﾃｯﾌﾟ

③：ﾊﾝﾄﾞﾚｰﾙ･ﾐﾗｰ

5-7kg/㎤

15㎥/min

指揮者+ﾒｶﾆｯｸ3人

組立開始

・全作業者とのﾐｰﾃｨﾝｸﾞ

日

組立

ユニッ

ト

クレ

ーン

エア

コンプ

レッ

サ

作

業 員

5

現地主要作業組立フロー

注意事項※1：昇降用ｸﾞﾘｯﾌﾟ･ﾊﾝﾄﾞﾚｰﾙ･ﾘﾔﾋﾞｭｰﾐﾗｰ取付※2：ｼﾑ調整実施※3：工場出荷時ﾊﾞｹｯﾄｼﾘﾝﾀﾞ及びﾘﾝｸは装着済※4：吸音材・後照灯・後方ｶﾒﾗ取付

※4ｶｳﾝﾀｳｪｲﾄｻﾌﾞ取付

※1ｱｸｾｻﾘ類装着

※2・※3ｱｰﾑ取付

※2ﾊﾞｹｯﾄ取付

作業機給脂

ｴｱ抜き(作業機)

ｶｳﾝﾀｳｪｲﾄ取付

- 完成検査

ﾌﾗｯｼﾝｸﾞ

油水量ﾁｪｯｸ

6

キットレイアウト図

・下記寸法は最低必要寸法で、各キット寸法は概略である。・場所の選定にあたっては、「現地組立にあたって」を参照。

25ｔｸﾚｰﾝ

ｶｳﾝﾀｳｪｲﾄﾊﾝﾄﾞﾚｰﾙ類 工具・設備

25m

25m

本体

ﾊﾞｹｯﾄ

ｱｰﾑﾘﾝｸ

ﾌﾞｰﾑ

7

輸送時荷姿

2キット分割輸送荷姿を以下に記載するが、関係法令に基づき許可を取得し、輸送する。輸送の際は、当社または、当社サービス指定工場に依頼してください。

■2キット輸送

■各キットの荷姿(図中の寸法はmmです)・上部旋回体+足回り+ブーム

＋

(作業機) (ｶｳﾝﾀｳｪｲﾄ)(上部旋回体+足回り+ブーム)

機 種 PC300-10 PC300LC-10 PC350-10 PC350LC-10

A　(mm) 9,670 9,670 9,665 9,665

B　(mm) 3,155 3,155 3,160 3,160

ｼｭｰ幅　（mm) 600 600 600 600

全幅　(mm) 3,190 3,190 3,190 3,190

重量　(kg) 23,300 24,100 24,000 24,800

A

B

8

・作業機　(1)アーム

　(2)バケット

・その他　カウンタウェイト

土木ｱｰﾑ 砕石ｱｰﾑ

3.2m 3.2m

A　(mm) 4,380 4,390

B　(mm) 960 970

全幅　(mm) 600 600

重量　(kg) 1,700 1,900

種　　　類

PC300-10 PC350-10

PC300LC-10 PC350LC-10

A　(mm) 1,680 1,760

B　(mm) 1,360 1,320

全幅　(mm) 1,450 1,450

重量　(kg) 1,000 1,500

種　　　類

A

B

A

B

PC300-10 PC350-10

PC300LC-10 PC350LC-10

重量　(kg) 5,210 6,100

機 種

重心

1165

3000610

9

現地組立用工具一覧

No. 品名 仕様 数量 備考1 コンプレッサ 7.0kg/c㎥ 12 クレーン車 25t 13 グリースポンプ エアー一式 1 作業機給脂用4 踏台 5段-1500mm 25 M10ボルト 16 M12ボルト 17 中型ｲﾝﾊﾟｸﾄﾚﾝﾁ M14～M20ボルト 1 能力ﾄﾙｸ200～700Nm{20.4～71.4ｋｇｆ・ｍ}8 大型ｲﾝﾊﾟｸﾄﾚﾝﾁ M24～M33ボルト 1 能力ﾄﾙｸ1000～2500Nm{102～255ｋｇｆ・ｍ}9 インパクト用ホース 50m 110 2面幅22ｿｹｯﾄ 111 2面幅24ｿｹｯﾄ 112 2面幅30ｿｹｯﾄ 113 2面幅36ｿｹｯﾄ 114 2面幅46ｿｹｯﾄ 1 ﾄﾗｯｸﾌﾚｰﾑ結合ﾎﾞﾙﾄ15 2面幅65ｿｹｯﾄ 1 ｶｳﾝﾀｳｪｲﾄ16 4倍レンチ 凸25.4、凹19 117 4倍レンチ用ソケット □25.4×2面幅46mm 各1 ﾄﾗｯｸﾌﾚｰﾑ　18 □25.4×2面幅65mm 各1 ｶｳﾝﾀｳｪｲﾄ19 42kgm-□25.4 1 35～420Nm{3.57～42.8kgf･m}20 85kgm-□25.4 1 420～1050Nm{42.8～107kgf･m}21 420kgm-□38.1 1 1050～4200Nm{107～428kgf･m}ｶｳﾝﾀｳｪｲﾄ22 標準工具 ｿｹｯﾄ・ｽﾊﾟﾅ・ﾒｶﾞﾈﾚﾝﾁ 各2一式23 大ハンマ(樹脂製) 10ﾎﾟﾝﾄﾞ 124 バール 1m 225 油圧ジャッキ 5～10t 1 ﾄﾗｯｸﾌﾚｰﾑ結合ﾎﾞﾙﾄ締付時26 油受け皿 大・小 各2 作業機配管接続時27 30×50×150mm 2 ﾌﾞｰﾑｼﾘﾝﾀﾞ受け28 400×200mm 2 ﾄﾗｯｸﾌﾚｰﾑ結合ﾎﾞﾙﾄ締付時29 ワイヤ φ10×3000mm 230 φ16×3000mm 231 φ20×5000mm 2 ﾌﾞｰﾑ･ｱｰﾑ・ﾊﾞｹｯﾄ32 φ30×3000mm 2 ｶｳﾝﾀｳｪｲﾄ33 シャックル SD32 2 使用荷重6tｶｳﾝﾀｳｴｲﾄ34 SC18 4 使用荷重2t35 ナイロンスリング 50mm巾×3000mm 2 ﾌﾞｰﾑｼﾘﾝﾀﾞ、ｱｰﾑｼﾘﾝﾀﾞ36 レバーブロック 1.5～3t 2 ﾄﾗｯｸﾌﾚｰﾑｹﾞｰｼﾞ幅拡張37 アイボルト M12 238 洗浄液 ﾌﾞﾚｰｷｸﾘｰﾅｽﾌﾟﾚｰ缶 1039 作動油 ＨＯ56－ＨＥ 200ℓ40 グリース G2-LI 20kg 作業機給脂用41 補修用塗料 ﾅﾁｭﾗﾙｲｴﾛｰｽﾌﾟﾚｰ缶 542 ﾌﾞﾗｯｸｸﾞﾚｰｽﾌﾟﾚｰ缶 543 ウエス 一束 20kg 清掃用

油脂副資材

小型ｲﾝﾊﾟｸﾄﾚﾝﾁ

中型ｲﾝﾊﾟｸﾄ用ｿｹｯﾄ

トルクレンチ

大型ｲﾝﾊﾟｸﾄ用ｿｹｯﾄ

角材

能力ﾄﾙｸ30～170Nm{3.06～17.3ｋｇｆ・ｍ}

設備

工具

吊具

10

締め付けトルク

１．ボルトの締め付けトルク

ボルトの締め付けトルクは、原則として本文中に次のように表わしているので、指定の

締め付けトルクで締め付ける。

ボルト品番 □□□□□-□□□□□

ワッシャ品番 △△△△△-△△△△△

ボルト仕様 ねじのサイズ(径・ピッチ・長さ)

ソケット(締め付け工具) 適用ソケットのサイズ

締め付けトルク ＊＊＊ Nm｛○○○ kgm｝

本文中に締め付けトルクの指定のないボルトについては、表１から締め付けトルクを選択

して締め付ける。

備考 1. ねじ径は、呼び径を云い、例えば、16mm は M16、20mm は M20 と

表わしている。

表１のピッチは、ねじの仕様で、ボルト 1回転あたりの軸方向の

進み寸法（単位 mm）を云う。

2. ボルト長さは、Fig.1 の c寸法を表わしている。

3. 適用ソケットのサイズは、24mm や 30mm というように表わして

いるが、24mm や 30mm は Fig.1 の b 寸法と一致するので、適用

ソケットは表 1からも選択することができる。

4. 締付トルクは○○○ ～ ◎◎◎ と、○○○ ± ▽▽ の 2通りで

表わしているが、目標がある場合は、後者の表示にしている。

Fig.1

a ： ボルトねじ径（呼び径）

b ： ボルト頭二面幅

c ： ボルト長さ

d ： ボルトねじ部

11

表１ 本文で指定のないボルトの締め付けトルク

締め付けトルク

単位：Nm {kgm} ネジ径×ピッチ

a(mm)

ボルト頭二面幅

（＝ソケットサイズ）

b(mm） 目標 許容範囲

M6×1 10 12

{1.2}

8.8～14.7

{0.9～1.5}

M8×1.25 13 25

{2.5}

14.7～34

{1.5～3.5}

M10×1.5 17 54

{5.5}

34～74

{3.5～7.5}

M12×1.75 19 89

{9}

54～123

{5.5～12.5}

M14×2 22 137

{14}

84～196

{8.5～20}

M16×2 24 230

{23.5}

147～309

{15～31.5}

M18×2.5 27 315

{32}

201～427

{20.5～43.5}

M20×2.5 30 460

{47}

319～608

{32.5～62}

M22×2.5 32 650

{66.5}

471～829

{48～84.5}

M24×3 36 810

{82.5}

588～1030

{60～105}

M27×3 41 1180

{120}

883～1470

{90～150}

M30×3 46 1520

{155}

1130～1910

{115～195}

M33×3 50 1960

{200}

1470～2450

{150～250}

M36×3 55 2450

{250}

1860～3040

{190～310}

M39×3 60 2940

{300}

2260～3630

{230～370}

※表の記号 a・bは、Fig.1 参照

12

２.管用ねじの締め付けトルク

管用ねじの締め付けトルクは、おねじの材質とめねじの材質の組み合わせにより異なるが、本書に

おいては、おねじの材質を基準に表 2及び表 3から選択する。

但し、本文中に指定のある場合は、指定トルクで締め付ける。

２．１ おねじの材質が軟鋼・鋳鉄の場合、表 2による。

表 2

めねじの材質

ねじ径(in) 鋼 鋳鉄 軽合金

1/8 3.9～6.9

{0.4～0.7}

2.9～5.9

{0.3～0.6}

2.0～3.9

{0.2～0.4}

1/4 5.9～11.8

{0.6～1.2}

4.9～9.8

{0.5～1.0}

3.9～7.8

{0.4～0.8}

3/8 16.7～26.5

{1.7～2.7}

13.7～21.6

{1.4～2.2}

9.8～16.7

{1.0～1.7}

1/2 32.3～52.9

{3.3～5.4}

26.5～43.1

{2.7～4.4}

19.6～32.3

{2.0～3.3}

3/4 51.0～85.3

{5.2～8.7}

42.1～70.6

{4.3～7.2}

31.4～52.9

{3.2～5.4}

1 86.2～173.5

{8.8～17.7}

72.5～146.0

{7.4～14.9}

54.9～111.7

{5.6～11.4}

２．２ おねじの材質が調質鋼（熱処理された硬い鋼）の場合、表 3による。

表 3

めねじの材質

ねじ径(in) 鋼 鋳鉄 軽合金

1/8 16.7～29.4

{1.7～3.0}

9.8～19.6

{1.0～2.0}

6.9～14.7

{0.7～1.5}

1/4 19.6～44.1

{2.0～4.5}

16.7～37.2

{1.7～3.8}

12.7～28.4

{1.3～2.9}

3/8 44.1～93.1

{4.5～9.5}

37.2～77.4

{3.8～7.9}

27.4～58.8

{2.8～6.0}

1/2 98.0～188.2

{10.0～19.2}

83.3～157.8

{8.5～16.1}

60.8～115.6

{6.2～11.8}

3/4 170.5～316.5

{17.4～32.3}

141.1～247.0

{14.4～25.2}

105.8～186.2

{10.8～19.0}

1 367.5～612.5

{37.5～62.5}

309.7～514.5

{31.6～52.5}

235.2～392.0

{24.0～40.0}

単位：Nm {kgm}

単位：Nm {kgm}

13

３．油圧ホースの接続ナットの締め付けトルク

比較的低圧系で、接続をホ－ス口金に付いたナットで行われる油圧ホ－スの接続ナットの締めつけ

トルクは、表 4.1、4.2 から選択する。

但し、本文中に指定のある場合は、指定トルクで締め付ける。

表 4.1 フェイスシール形式の油圧ホースの場合

締め付けトルク ホ－ス外径

(ｍｍ)

ナットの

二面幅

（ｍｍ） 範囲 目標

約 6 19 34～54｛3.5～5.5｝ 44｛4.5｝

約 10 22 54～93｛5.5～9.5｝ 74｛7.5｝

約 13 27 84～132｛8.5～13.5｝ 103｛10.5｝

約 16 32 128～186｛13.0～19.0｝ 157｛16.0｝

約 20 36 177～245｛18.0～25.0｝ 216｛22.0｝

表 4.2 テーパシール形式の油圧ホースの場合

締め付けトルク ホ－ス外径

(ｍｍ)

ナットの

二面幅

（ｍｍ） 範囲 目標

約 6 19 34～63｛3.5～6.5｝ 44｛4.5｝

約 10 24 59～98｛6.0～10.0｝ 78｛8.0｝

約 13 27 84～132｛8.5～13.5｝ 103｛10.5｝

約 16 32 128～186｛13.0～19.0｝ 157｛16.0｝

約 20 36 177～245｛18.0～25.0｝ 216｛22.0｝

注：ゴムホースは、ねじれの無いよう十分に注意して組み立てる。

単位：Nm {kgm}

単位：Nm {kgm}

この部分に O リングを 使わないタイプ

この部分に O リングが 使われるタイプ (O リングは継手側に取付)

14

４．ボルトねじ径がＭ39mm 以上の適合ソケットサイズ(参考)

ねじ径がＭ39mm 以上の六角ボルトを締め付ける場合の適合ソケットまたはスパナのサイズ

(＝ボルト頭の二面幅)は、表 5による。

表 5

ねじ径 適合ソケットまたはスパナのサイズ

M42 65

M45 70

M48 75

M52 80

M56 85

M60 90

M64 95

単位：mm

15

塗布剤リスト

★分解・組立に使用する接着剤、液状ガスケット、グリース等の塗布剤は下記リストによる。

★本リストにない塗布剤は、本文中に示してある製品の相当品を使用する。

区分 コマツコード 品番 容量 容器 本書記載

LT-1A 790-129-9030 150g チューブ

LT-1B 790-129-905020g

(2本入)ポリ容器

LT-2 09940-00030 50g ポリ容器

LT-3 790-129-9060 接着剤と硬化剤の セット

接着剤：　　　　　1kg

硬化剤：　　　　500g

缶

LT-4 790-129-9040 250g ポリ容器

ホルツMH 705 790-126-9120 75g チューブ

スリーボンド 1735

790-129-9140 50g ポリ容器

アロンアルファ 201

790-129-9130 2g ポリ容器

ロックタイト 648-50

79A-129-9110 50cc ポリ容器

LG-5 790-129-9080 1kg ポリ容器

LG-6 790-129-9160 200g チューブ

LG-7 790-129-9170 1kg チューブ

LG-8 スリーボンド 1207B

419-15-18131 100g チューブ

LG-9 スリーボンド 1206D

790-129-9310 200g チューブ

LG-10 スリーボンド 1206E

790-129-9320 200g チューブ

LG-11 スリーボンド 1121

790-129-9330 200g チューブ

スリーボンド 1211

790-129-9090 100g チューブ

液　状　接　着　剤

液状ガスケッ

ト

主な特徴、用途

・ゴムガスケット、ゴムクッション、コルク栓の脱落　防止に使用

・樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン、四フッ化エ　チレン、塩化ビニールを除く)、ゴム、金属、非金　属で瞬間的に強力に接着を要する箇所に使用

・特長：耐熱、耐薬性・ボルト、プラグ等のゆるみ防止およびシール剤と　して使用

・金属、ガラス、プラスチック等の接着、シール剤と　して使用

・加工穴用プラグ等のシール剤として使用

・エンジン補修用耐熱シール剤

・瞬間接着剤・接着時間5秒～3分以内・主に金属、ゴム、プラスチック、木材の接着に使用

・瞬間接着剤・速硬化タイプ(30分経過後に最大強度)・主に金属、ゴム、プラスチック、金属の接着に使用

・特長：耐熱、耐薬性・高温はめあい部の接着に使用

・各種ネジ部、パイプの継手、フランジのシール剤と　して使用・油圧配管のテーパプラグ、エルボ、ニップル等の　シール剤として使用

・特長：シリコン系、耐熱、耐寒性・フランジ面、ネジ部のシール剤として使用・オイルパン、ファイナルドライブケース等のシール剤　として使用

・特長：シリコン系、早硬化タイプ・フライホイールハウジング、インテークマニホールド、　オイルパン、サーモスタットハウジング等のシール剤　として使用

・特長：シリコン系、耐熱、耐振動、耐衝撃性・トランスファーケース等のシール剤として使用

・締結不要のサークルギヤー上面シールおよび溶接部　のすきま防水など、表面粗さが粗い箇所に使用する・塗装が可能である

・ラジエータホース挿入時の潤滑剤、シール剤として　使用する・塗装が可能である

・特長：ガスケットとの併用が可能・トランスミッションケース、ステアリングケースなど　のカバー類に使用する

・エンジン補修用液状ガスケット

16

区分 コマツコード 品番 容量 容器 本書記載

LM-P 09940-00040 200g チューブ ○

― 09995-00250 190g 缶

焼き付き

防止剤

LC-G NEVER-SEEZ

― ― 缶

SYG2-400LI

SYG2-350LI

SYG2-400LI-A

SYG2-160LI

SYG2-160CNLI

SYG0-400LI-A(*)

SYG0-16CNLI(*)

SYG2-400M 400g×10

SYG2-400M-A 400g×20

SYGA-16CNM 16kg

SYG2-400T-A

SYG2-16CNT

SYG0-400T-A(*)

SYG0-16CNT(*)

SYG2-400B

SYGA-16CNB

SYG0-400BT(*)

SYGA-16CNBT(*)

G2-S スリーボンド 1855

― 200g チューブ

G2-U-SENSグリース 427-12-11871 2kg 缶

サンスター塗面用 プライマ580スーパー

20mℓ ガラス容器・キャブ側用プライマとして使用　(有効期限：製造後4ヶ月)

サンスターガラス用 プライマ580スーパー

20mℓ ガラス容器・ガラス側用プライマとして使用　(有効期限：製造後4ヶ月)

サンスター塗面用 プライマ432-95

22M-54-27230 20mℓ ガラス容器・キャブ側用プライマとして使用　(有効期限：製造後4ヶ月)

サンスターガラス用 プライマ435-41

22M-54-27240 150mℓ スチール缶・ガラス側黒セラミックコーティング面用およびポリ　カーボネートハードコート面用プライマとして使用(有効期限：製造後4ヶ月)

サンスターサッシ用 プライマGP-402

22M-54-27250 20mℓ ガラス容器・サッシ(アルマイト表面処理)用プライマとして使用　(有効期限：製造後4ヶ月)

○蛇腹式缶

蛇腹式缶

蛇腹式缶

キャ

ブガラス接着用

・自然界のバクテリアで短期間に分解し、微生物・動　植物への影響を最小限に抑制

・特長：シリコングリースで、使用温度範囲が広く、　熱酸化安定性に優れ、ゴム・プラスチックの劣化を　防止する・トランスミッションなどのオイルシールに使用する

・特長：ウレア(有機系)グリースで、耐熱性があり、　長寿命で封入タイプである・ダンパ内のゴム、ベアリング、オイルシールに使用　する　注意：リチウムグリースと混ぜて使用してはいけない

二硫化モリブデン入

り潤滑剤

各種

バイオグリース G2-B G2-BT(*) *：耐熱・高負荷用

400g16kg

G2-LI G0-LI(*)*：寒冷地用

各種

グリー

ス

二硫化 モリブデン 入りグリース LM-G(G2-M)

ハイパー ホワイト グリース G2-T G0-T(*) *：寒冷地用

400g16kg

417-926-3910

プライマ

主な特徴、用途

・圧入、焼きばめ、ネジのかじりまたは焼付防止に使用・リンケージ、軸受け等の潤滑剤として使用

・スプレータイプ・金属の表面に薄い二硫化モリブデンの膜を形成し、金属　どうしのかじりを防止する・プロペラシャフトのスプライン、ニードルベアリング部、　各種リンクのピン、ボルト等に使用する

・特長：金属超微粒子などからなる、焼付きやかじりの防止・排気マニホールドやターボチャージャなどの高温部での取　り付けボルトに使用する

・極圧性のあるリチウムグリースで多用途タイプ

・高荷重箇所に使用　注意：　　・スイングサークルベアリング等のころがり軸受、　　　スプライン部には使用しない　　・作業機のピンには組み立て時のみ塗布し、以降の　　　給油には使用しない

・二硫化モリブデン入りグリースより高い耐焼付性、　耐熱性、耐水性がある・白色のため車体の汚れが目立たない

17

区分 コマツコード 品番 容量 容器 本書記載

サンスターペンギン シール580スーパー「S」または「W」

417-926-3910 320mℓ ポリ容器・「S」は高気温時(4月～10月)、「W」は低気温時　(10月～4月)のガラス接着剤として使用　(有効期限：製造後4ヶ月)

日本シーカーシーカ フレックス256HV

20Y-54-39850 310mℓ ポリ容器・ガラス接着剤として使用　(有効期限：製造後6ヶ月)

サンスターペンギン スーパー560

22M-54-27210 320mℓエコカート(専用容器)

・ガラス接着剤として使用　(有効期限：製造後6ヶ月)

サンスターペンギン シールNo.2505

417-926-3920 320mℓ ポリ容器・ガラスとガラス間の接合部シールに使用　(有効期限：製造後4ヶ月)

セキスイシリコン シーライト

20Y-54-55130 333mℓ ポリ容器・フロントウィンドのシールに使用　(有効期限：製造後6ヶ月)

GE東芝シリコーン トスシール381

22M-54-27220 333mℓ カートリッジ・ガラスとガラス間の接合部シールに使用　半透明白色シール　(有効期限：製造後12ヶ月)

ナチュラルイエロー SYPA-U03SPNY ― スプレー缶 ○ ブラックグレー SYPA-U03SPBG ― スプレー缶 ○

塗装用

塗料

接着剤

コー

キング剤

キャ

ブガラス接着用

主な特徴、用途

18

組立

に使

用す

るワ

イヤ

の選

定

組立

時使

用す

るワ

イヤ

は下

表を

参考

に選

定の

こと

単位

　kN

{tf

}

つり

角度

α垂

直線

との

角度

β

ロー

プの

区分

ロー

プ径

(2)d

(mm

)

18

附属

書 2

表 1

　6×

24 を

使用

した

ロー

プス

リン

グの

使用

荷重

5.2

{0

.53} 以

下

6.6

{0

.67} 以

下

8.2

{0

.83} 以

下 1

0

{1.1

} 以

下 1

1

{1.2

} 以

下 1

2

{1.3

} 以

下 1

6

{1.6

} 以

下 2

1

{2.1

} 以

下 2

6

{2.7

} 以

下 3

2

{3.3

} 以

下 4

1

{4.2

} 以

下-

51

{5.2

} 以

下 6

4

{6.5

} 以

下 7

3

{7.5

} 以

下 8

1

{8.3

} 以

下 9

2

{9.4

} 以

下103

{10.5

} 以

下115

{11.7

} 以

下131

{13.4

} 以

下148

{15.1

} 以

下

4.8

{0

.49} 以

下

6.1

{0

.63} 以

下

7.6

{0

.77} 以

下

9.5

{0

.97} 以

下 1

0

{1.1

} 以

下 1

1

{1.2

} 以

下 1

4

{1.5

} 以

下 1

9

{1.9

} 以

下 2

4

{2.5

} 以

下 3

0

{3.1

} 以

下 3

8

{3.9

} 以

下 4

3

{4.4

} 以

下 4

7

{4.8

} 以

下 5

9

{6.1

} 以

下 6

8

{7.0

} 以

下 7

5

{7.7

} 以

下 8

5

{8.7

} 以

下 9

6

{9.8

} 以

下107

{10.9

} 以

下122

{12.4

} 以

下137

{14.0

} 以

下

7.2

{0

.74} 以

下

9.2

{0

.93} 以

下 1

1

{1.1

} 以

下 1

4

{1.4

} 以

下 1

5

{1.6

} 以

下 1

6

{1.8

} 以

下 2

2

{2.2

} 以

下 2

9

{2.9

} 以

下 3

6

{3.7

} 以

下 4

4

{4.6

} 以

下 5

7

{5.8

} 以

下 -

71

{7.2

} 以

下 8

9

{9.1

} 以

下102

{10.5

} 以

下113

{11.6

} 以

下128

{13.1

} 以

下144

{14.7

} 以

下161

{16.3

} 以

下183

{18.7

} 以

下207

{21.1

} 以

下

6.7

{0

.68} 以

下

8.5

{0

.88} 以

下 1

0

{1.0

} 以

下 1

3

{1.3

} 以

下 1

4

{1.5

} 以

下 1

5

{1.6

} 以

下 1

9

{2.1

} 以

下 2

6

{2.6

} 以

下 3

3

{3.5

} 以

下 4

2

{4.3

} 以

下 5

3

{5.4

} 以

下 6

0

{6.1

} 以

下 6

5

{6.7

} 以

下 8

2

{8.5

} 以

下 9

5

{9.8

} 以

下105

{10.7

} 以

下119

{12.1

} 以

下134

{13.7

} 以

下149

{15.2

} 以

下170

{17.3

} 以

下191

{19.6

} 以

下

24A

24G

24A

24G

1.4

1

2本

45°

＜β

≦60°

90°

＜α

≦120°

β≦

45°

α≦

90°

β＝

0°

α＝

0°

モー

ド係

数　

M1

24A

24G

8

9

10

11.2

(12)

12.5

14

16

18

20

22.4

(24)

25

28

30

31.5

33.5

35.5

37.5

40

42.5

5.2

{0

.53} 以

下

6.6

{0

.67} 以

下

8.2

{0

.83} 以

下 1

0

{1.0

} 以

下 1

1

{1.2

} 以

下 1

2

{1.3

} 以

下 1

6

{1.6

} 以

下 2

1

{2.1

} 以

下 2

6

{2.7

} 以

下 3

2

{3.3

} 以

下 4

1

{4.2

} 以

下-

51

{5.2

} 以

下 6

4

{6.5

} 以

下 7

3

{7.5

} 以

下 8

1

{8.3

} 以

下 9

2

{9.4

} 以

下103

{10.5

} 以

下115

{11.7

} 以

下131

{13.4

} 以

下148

{15.1

} 以

下

4.8

{0

.49} 以

下

6.1

{0

.63} 以

下

7.6

{0

.77} 以

下

9.5

{0

.97} 以

下 1

0

{1.1

} 以

下 1

1

{1.2

} 以

下 1

4

{1.5

} 以

下 1

9

{1.9

} 以

下 2

4

{2.5

} 以

下 3

0

{3.1

} 以

下 3

8

{3.9

} 以

下 4

3

{4.4

} 以

下 4

7

{4.8

} 以

下 5

9

{6.1

} 以

下 6

8

{7.0

} 以

下 7

5

{7.7

} 以

下 8

5

{8.7

} 以

下 9

6

{9.8

} 以

下107

{10.9

} 以

下122

{12.4

} 以

下137

{14.0

} 以

下

つり

本数

1本

B 8817-1991

19

組立

に使

用す

るナ

イロ

ンス

リン

グの

選定

組立

時使

用す

るワ

イヤ

は下

表を

参考

に選

定の

こと

■使

用荷

重表

(WW

-1D

タイ

プ)

スト

レー

ト吊

目通

し吊

--

α≦

45°

45°

<α

≦90°

α≦

45°

45°

<α

≦90°

10.8

1.8

1.4

3.6

2.8

25m

m 巾

0.8

t0.8

t0.6

4t

1.4

4t

1.1

2t

2.8

8t

2.2

4t

35m

m 巾

1.2

5t

1.2

5t

1.0

t2.2

5t

1.7

5t

4.5

t3.5

t

50m

m 巾

1.6

t1.6

t1.2

8t

2.8

8t

2.2

4t

5.7

6t

4.4

8t

75m

m 巾

2.5

t2.5

t2.0

t4.5

t3.5

t9.0

t7.0

t

100m

m 巾

3.1

5t

3.1

5t

2.5

2t

5.6

7t

4.4

1t

11.3

t8.8

2t

150m

m 巾

5.0

t5.0

t4.0

t9.0

t7.0

t18t

14t

200m

m 巾

6.3

t6.3

t5.0

t11.3

t8.8

2t

22.7

t17.6

t

300m

m 巾

10t

10t

8.0

t18t

14t

36t

28t

バス

ケッ

ト吊

2本

使用

吊り

方

両 端 ア イ 形 基本

使用

荷重

　　

　　 モ

ード

係数

M

吊り

角度

α

バス

ケッ

ト吊

1本

使用

吊角

度α

吊角

度α

吊角

度α

20

Ａ. 本 体 の 組 立

備考 1. 本手順の中で、部品や箇所を表示する場合、[図] では部品や箇所を

①、②、③と表示しているが、表や文中では、同じ部品や箇所を (1)、

(2)、(3) と置き換えています。

例：

備考 2. 本文中、当機械の前後・左右と表現している箇所がありますが、

特に指定がない限り、図に示すようにスプロケットを後方にし、運

転席から機械の進行方向（前方）を見た状態を基本に前後・左右

としています。

21

　1．ハンドレール(1)、プレート(2)をボルト(3)を使用し、取り付ける。

　2．ハンドレール(4)、プレート(5)をボルト(6)(7)を使用し、取り付ける。　　

★ハンドレール(1)重量：１０kg★ハンドレール(4)重量：１２kg

7 01024-81230 26 01024-81245 45 207-54-43381 14 207-54-41821 13 01024-81245 42 207-54-43471 11 207-54-41811 1№ 単品発送部品 数量

注意事項★ ハンドレールを持ち運ぶ際は、クレーン等を 名称 数量 名称 数量　 使用する。 2面幅19ｿｹｯﾄ 1★ ハンドレールは車体右側から取り付け、 中型ｲﾝﾊﾟｸﾄﾚﾝﾁ 1　 その後、車体左側を取り付ける。　 輸送時取り外す際は、車体左側から取り外し、　 その後、車体右側を取り外す。 (転落防止)

その他

ハンドレールの取り付け (1/2)組立手順

Ａ-1

使用工具 使用設備

Ｐ

Ｐ

1

7

6

5

43

2

22

　3．ハンドレール(1)をプレート(2)とQ部プレート(3)をセットしてボルト(4)を使用し、 取り付ける。

★ハンドレール(1)重量：１５kg

4 01024-81245 63 207-54-43851 12 207-54-43371 11 207-54-41831 1№ 単品発送部品 数量

注意事項★ ハンドレールを持ち運ぶ際は、クレーン等を 名称 数量 名称 数量　 使用する。 2面幅19ｿｹｯﾄ 1★ ハンドレールは車体右側から取り付け、 中型ｲﾝﾊﾟｸﾄﾚﾝﾁ 1　 その後、車体左側を取り付ける。　 輸送時取り外す際は、車体左側から取り外し、　 その後、車体右側を取り外す。 (転落防止)

その他

(2/2)組立手順

Ａ-1

使用工具 使用設備

ハンドレールの取り付け

1

2

Ｑ

Ｑ

4

3

23

　1.ミラー(1)を取り付ける。　　ミラー取付ボルトの締付トルク：6.0～7.0Nm{0.61～0.71kgm}

　機械周囲1mの地面にいる人を運転席から視認できるように調整　してください。　(W)：1m

1 2A5-54-13420 1№ 単品発送部品 数量

注意事項名称 数量 名称 数量

2面幅5ﾍｷｻｺﾞﾝｿｹｯﾄ2面幅8ﾍｷｻｺﾞﾝｿｹｯﾄ

その他

リヤービューミラーの取り付け組立手順

A-2

使用工具 使用設備

1

1

Ｚ

Ｚ

1

車体右側から見る

139

(11)

43°

24

Ｂ. 作 業 機 の 組 立

・ 取付ピンおよびピン穴は清掃し

キズの有無を確認しておく.

25

　1.　ブームに固定されているブームトップピン(1)の抜け止め(2)を取り外し、　　　 トップピン(1)を抜く(ブームトップピン：42kg)

　2.　アームAss'yを吊り上げてブーム穴に位置合わせを行い、シムを入れて　 　　ピンを押込む。(アームAss'yの重量は、輸送荷姿の表を参照してください)

★ アーム側ブシュ内部にシール(07145-00120：2個)が組み込まれているが、ピン挿入時に損傷しないよう注意する。

★ ピン穴内面,アームブッシュ内面：LM-P塗布(初回のみ)　　　　　　　　　　　　　　〔2回目以降、リチウムグリース塗布〕

★ スキマが1mmになるようにシム(5)、(6)、(7)を組み合わせる(※部)。

　3.　抜け止め(2)を取り付ける。

　　

7 207-70-72431 16 207-70-72421 15 207-70-72391 24 01643-31645 2

★　ピンロックボルトのゆるみ、締め忘れ確認後、 3 01010-81640 2　　　トルクチェック実施のこと。 2 207-70-31230 1

1 207-70-72312 1№ 部　品 数量

注意事項★ アームボス部には下図のようにダストシール 名称 数量 名称 数量 　が組み込まれているのでピン押し込み時に ﾅｲﾛﾝｽﾘﾝｸﾞ 2 25tｸﾚｰﾝ 1 　破損させないように注意する。 ﾚﾊﾞｰﾌﾞﾛｯｸ1.5t 1

2面幅24ｿｹｯﾄ 1中型ｲﾝﾊﾟｸﾄﾚﾝﾁ 1大ﾊﾝﾏ 1

その他

(1/2)組立手順

Ｂ-1

使用工具 使用設備

アームＡｓｓ'ｙの取り付け

シム厚さ(5)207-70-72391　2.0mm(6)207-70-72421　2.5mm(7)207-70-72431　3.0mm

※

※※

ダストシール

26

　4.　アーム側に固定されているアームシリンダトップピン(1)の抜け止め(2)を取り外し、　 　　トップピン(1)を抜く。(アームシリンダトップピン：17kg)

　5.　エンジンを始動し、アイドリング回転にてアームシリンダロッドをゆっくり　　　 伸ばしてピン穴位置を合わす。この時、アームシリンダはクレーンで吊りあげ、　　　 アームシリンダ操作と同時に位置合わせする。

　6.　シム(4)を両側に入れ、アームシリンダトップピン(1)を押し込む。★ ピン穴内面,アームシリンダブッシュ内面：LM-P塗布(初回のみ)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　〔2回目以降、リチウムグリース塗布〕

　7.　抜け止め(2)を取り付ける。★ シリンダ操作時はゆっくりと伸ばし、急操作したり、ストロークエンドには

しない。1回目はシリンダ内にエアーがたまるため、10秒以上動かないことがあるが、レバーをフルストロークまで動かさないようにする。

★ アーム取付時バケットシリンダが飛び出さないよう針金等で縛っておく。★ ピンロックボルトのゆるみ、締め忘れ確認後、トルクチェック実施のこと。

4 207-70-72371 23 01024-81235 22 205-70-66581 11 208-70-61241 1№ 部　品 数量

注意事項名称 数量 名称 数量

★ シリンダボス部には、ダストシールが組み込ま ﾅｲﾛﾝｽﾘﾝｸﾞ 1 25tｸﾚｰﾝ 1　 れているので、ピン押し込み時に破損させない 大ﾊﾝﾏ 1 ように注意する。 2面幅24ｿｹｯﾄ 1

中型ｲﾝﾊﾟｸﾄﾚﾝﾁ 1

その他

(2/2)Ｂ-1

組立手順

使用工具 使用設備

　アームＡｓｓ'ｙの取り付け

アームシリンダロッド給脂穴が上側にくるように組み立てる。

27

　油圧配管を取り外す時は必ず次の要領で残圧を開放する。

1. 作業機ロックレバーを下げて“ロック”状態で エンジンを始動させ、

　　　　約10秒回転後エンジンを停止させる。 　　 　

★　エンジン回転はローアイドリング。

★　作業機操作レバーは中立にしておく。　

2. エンジン停止後１５秒以内に始動スイッチをＯＮにし、ロックレバーを上げて　　　　

フリー位置にして、各作業機操作レバーをフルストローク操作する。　　　　

★　（1）（2）の操作を３回行う。

3. ロックレバーを下げて“ロック”にする。

4. 作動油タンクの給油口キャップを外しタンク内の内圧を抜く。

　 作動油タンクの給油口キャップを外すときは、ゆっくり回し、内圧を逃がしてから

注意して外す。

5. タンク内圧抜き後、ゴミが入らないように作動油タンク給油口キャップを取り付ける。

油圧回路の残圧抜き組立手順

B-2

注意事項 使用工具 使用設備名称 数量 名称 数量

その他

28

　1．アーム左側、右側のバケットシリンダ側ホース油止めプラグを取り外し、　　 新しいOリング(3)を組み付けて、バケットシリンダ用ホース(1)、(2)を接続する。

　2．本体側ホース油止めプラグを取り外し、新しいＯリング(3)を組み付けて、　　 バケットシリンダ用ホース(1)、(2)を接続する。　★スプリットフランジ、ボルト等は油止め部品を流用する。　★手順B-6「作業機回路のエアー抜き」の項を参照して、バケットシリンダの　　エアー抜きを行う。 ★スプリットフランジのゆるみ、締め忘れチェック実施のこと。 ★Ｏリング入れ忘れ、脱落、カミ込みチェック実施のこと。

　　

5 07375-21035 164 07371-31049 8№ 装着済部品 数量3 07000-13032 42 207-62-74190 11 207-62-42410 1№ 単品発送部品 数量

注意事項1.輸送時使用した油止めプラグ類は再使用できる 名称 数量 名称 数量　よう保管する。 油受け皿 22.ホース取付時は、Ｏリングのかみ込みが無いよう 2面幅14ｿｹｯﾄ 1　に十分注意して取り付ける。 ｴｸｽﾃﾝｼｮﾝL150 13.ホースは干渉、ねじれの無いように十分注意して 小型ｲﾝﾊﾟｸﾄﾚﾝﾁ 1　取り付ける。　（ねじれ防止のため、90°口金の方から　　締め付けること。） その他4.ホース取付時は、回路中にゴミが入らないように　十分注意する。

組立手順

Ｂ-3

使用工具 使用設備

　バケットシリンダホースの取り付け

90°

A部(左右共)

ホース・Oリングの組み付け

15 4(8)(16)

3(2)

A

1

2

29

〔取付準備〕　 1. バケット・アーム連結ピン(アームに固定）とバケット・リンク連結ピン　　 　 (リンクに固定)のストッパを外し各ピンを取り外す。

　 2. バケット側ボス部にブシュ(1)と下図位置にＯリング(2)を仮付けする。 ★ブシュ内径面にLM-P塗布(初回のみ）〔2回目以降、リチウムグリース塗布〕を 塗布すること。

〔取付〕 3. エンジンを始動し、ローアイドリングにてブーム及びアームシリンダをゆっくり　 操作してバケット・アーム連結ピンの穴位置を合わせる。　 　　★ バケットAssy重量:重量は、輸送時荷姿の表を参照のこと。

　 4. シム無しで、アーム・バケット連結ピンとピンの抜け止めボルト、ナットを　　　　取り付ける。

2 207-70-33181 21 207-70-34230 1No 単品発送部品 数量

注意事項名称 数量 名称 数量

ﾅｲﾛﾝｽﾘﾝｸﾞ 1 25tｸﾚｰﾝ 1大ﾊﾝﾏ 12面幅30ｿｹｯﾄ 12面幅36ｽﾊﾟﾅ 12面幅36ﾒｶﾞﾈ 1大型ｲﾝﾊﾟｸﾄﾚﾝﾁ 1ﾄﾙｸﾚﾝﾁ 85kgm 1

その他

組立手順

B-4

使用工具 使用設備

バケットAss'yの取り付け (1/3)

Ｏリング位置

2 1

30

〔シム調整〕　 5. スキマaをストッパー取付ボルト(M20)で仮締めして測定し、測定値に対して　　　　＋0.5～＋1.0mmとなるようシム枚数を決定する。　　 ★　アーム先端部両側にスキマが無い状態で測定する。

　 6. シム(1)(2)を取り付ける。

　　　　

　 7. ストッパー取付ボルト(M20)を締付け、アームとブッシュとのスキマbを全周 チェックし、0.5～1.0mmとなっていることを確認後、Ｏリング(アーム先端　　　　両側)を正規位置に組み付ける。

　　　 8. 抜け止めボルトを取り付ける。 2 207-70-34260 4

1 207-70-34250 20No 単品発送部品 数量

注意事項名称 数量 名称 数量

大ﾊﾝﾏ 12面幅30ｿｹｯﾄ 12面幅36ｽﾊﾟﾅ 12面幅36ﾒｶﾞﾈ 1大型ｲﾝﾊﾟｸﾄﾚﾝﾁ 1ﾄﾙｸﾚﾝﾁ 85kgm 1

その他

組立手順

B-4

使用工具 使用設備

バケットAss'yの取り付け (2/3)

Ｏリング位置スキマa

※

締める際、ダブルナットとストッパーの隙間0.5～1.5mmにて組付ける。(※部)

21

Ｏリング正規位置

Ｏリング

スキマb

(0.5～1.0mm)

31

〔リンク取付〕　 9. 土砂侵入防止用Ｏリング(1)を仮付けする。

　 10. バケットシリンダを操作しながらバケット・リンク連結 　 ピン穴の位置を合わせる。　　　　　　　　★ シリンダ操作時はゆっくりと押す。急操作したり、ストロークエンドには　　　 しない。１回目はシリンダ内にエアーがたまる為10秒以上動かないことが　　　　 あるが、レバーをフルストロークまで動かさないようにする。

　 11. リンク・バケット連結ピンを押込み、土砂侵入防止用Ｏリング(1)を 　正規位置に組付け、ピンの抜け止めボルト、ナットを取付ける。

　 1 205-70-73280 2No 単品発送部品 数量

注意事項名称 数量 名称 数量

大ﾊﾝﾏ 12面幅30ｿｹｯﾄ 12面幅36ｽﾊﾟﾅ 12面幅36ﾒｶﾞﾈ 1大型ｲﾝﾊﾟｸﾄﾚﾝﾁ 1ﾄﾙｸﾚﾝﾁ 85kgm 1

その他

使用工具 使用設備

組立手順

バケットAss'yの取り付け (3/3)B-4

1

Oリング正規位置

※

締める際、ダブルナットとストッパーの隙間0.5～1.5mmにて組付ける。(※部)

32

　1. 各部の給脂をすること。　 グリースはLM-Gを使用すること。

　　1) 　アーム・リンク連結ピン (１ヵ所)　　2) 　アーム・バケット連結ピン (１ヵ所)　　3) 　リンク連結ピン (２ヵ所)　　4) 　バケットシリンダロッドエンド (１ヵ所)　　5) 　バケット・リンク連結ピン (１ヵ所)　　6) 　アームシリンダフートピン (１ヵ所)　　7) ブーム・アーム連結ピン (１ヵ所)　　8) アームシリンダロッドエンド (１ヵ所)　　9) バケットシリンダフートピン (１ヵ所)

　(注1)　ブームを３～４回ゆっくり上下した後、フィッティングからLM-Gを給脂 すること。

　(注2)　ごみ、錆、傷などによる故障発生のないよう十分注意して組み立てること。

　(注1)はピンかじり防止のため重要なので必ず実施すること。

注意事項名称 数量 名称 数量

ｸﾞﾘｰｽﾎﾟﾝﾌﾟ 1

その他

使用工具 使用設備

組立手順

B-5 作業機組完後の給脂

33

　作業機配管組立完了後に行う。

　 1. エンジンをローアイドリングにする。

　 2. 各シリンダをストロークエンドにさせないようにして（ストロークエンドの約100mm　　　　手前）４～５回伸縮する。

　 3. エンジン回転をローアイドリングのまま各シリンダをストロークエンド手前100mm　　　　のところから微操作でゆっくりと（10秒以上かけて）ストロークエンド 伸にし､　　　　　作業機レバーをフルストロークのまま３分間保持する。

　　　　　アーム、バケットシリンダは 伸の状態でエア抜きを行う。

　　　 ★　第１回目の操作は、回路内に大量のエアーが入っているため、10秒以上作業機　　　　　　が動かないが、レバーをフルストロークまで動かさないようにする。

　　　 ★　 初からエンジン回転を高速にしたり、シリンダをストロークエンドにしたり　　　　　　すると、シリンダ内に混入したエアーにより、ピストンパッキンなどを損傷す　　　　　　ることがある。

注意事項名称 数量 名称 数量

★ シリンダ操作の前にフラッシングフィルタの　 装着を確認のこと。(回路中のゴミ捕捉のため） 手順M-1「リターンフィルタの組み替え」の 項を参照。

その他

使用工具 使用設備

組立手順

B-6 作業機回路のエアー抜き

34

Ｃ. カウンタウェイトの組立

35

トラックフレームゲージ幅の拡張(1/3)

1．伸ばそうとする側のトラックフレーム前後のセンタフレーム取付ボルト(1)とカラー(2)を取り外す。（片側前後各3本）

　

　

　2. 上部旋回体を伸ばそうとするクローラフレーム(3)側へ直角になるように

旋回させ、作業機を利用してクローラフレーム(3)を浮かし、バケット(4)と伸ばそうとするクローラフレーム(3)をチェーンブロック(5)で (クローラフレーム両端2本）つなぎ前後均等に引っ張りボルト穴を合わせる。

　　　 　　　　　　　　　　　　　　　

★ クローラフレームの浮き上げ高さ(H)は、50mm以下のこと。（上げすぎるとストッパボルトがこじられ、ボルトが曲がる。）

★ クローラフレームをレバーブロックで引っ張る時、ワイヤーがなるべく

　 水平になるように引っ張る事。★ ゲージ幅を縮小する時は、手順C-1トラック

フレームゲージの拡張･縮小(4/6)～(6/6)を参照のこと。 その他

2面幅46ｿｹｯﾄ 1ﾚﾊﾞｰﾌﾞﾛｯｸ3t 2

ﾜｲﾔ2

Φ20×5000

使用設備名称 数量 名称 数量

ﾜｲﾔ2

Φ10×3000

組立手順

トラックフレームゲージ幅の拡張・縮小 (1/6)C-1

注意事項 使用工具

①②

ツース側 クローラ側

36

トラックフレームゲージ幅の拡張(2/3)

3. ストッパ(6)に当るまでクローラフレーム(3)を伸ばし、機体を静かに地面に降ろし、ボルト(1)とカラー(2)(片側前後各7本）を取り付ける。

締め付けトルク：1520～1910Nm(155～195kgm)

　

　

　

★ ボルトの取り付けは、下図※印４箇所が基準となっているので、　　※印４箇所のボルトを最初に取付けること。

　　　 　　　　　　　　　　　　　　　

4. 反対側のクローラフレームも同様に行う。

　　

数量

21№

208-30-41390208-30-12130単品発送部品

1616

組立手順

トラックフレームゲージ幅の拡張・縮小 (2/6)C-1

注意事項 使用工具 使用設備名称 数量 名称 数量

その他

①② ⑥

※

※

※

※

37

トラックフレームゲージ幅の拡張(3/3)

　

　★ ボルトの締め付けは　上図のように水平部にて油圧ジャッキもしくは

　 角材を使用して履帯をアップし締め付け作業のスペースを確保する。

　　　 　　　　　　　　　　　　　　　

・シューを外して行わない。(シューボルトの締め付けトルク品質確保のため)

・カラーが座ぐりに乗り上げないこと。

　　

数量

組立手順

トラックフレームゲージ幅の拡張・縮小 (3/6)C-1

5t油圧ｼﾞｬｯｷ 1

注意事項 使用工具 使用設備名称 数量 名称

ﾄﾙｸﾚﾝﾁ1

420kgm角材

1400×200mm

その他

角材

38

トラックフレームゲージ幅の縮小(1/3)

1. 縮めようとする側のトラックフレーム前後のセンタフレーム取付ボルト(1)を取り外す。（片側前後各7本）

　

　

　

2. 上部旋回体を縮めようとするクローラフレーム(2)側へ直角になるように旋回させ、左右のクローラフレーム(2)、(3)をチェーンブロック(4)でつなぎ、(クローラフレーム両端2本）、作業機を利用してクローラフレーム(2)を浮かせて、

　　　チェーンブロック(4)で引張り、ゲージ幅を縮小させる。　　　　　　　　　　　　　　　

クローラフレームの浮き上げ高さ(H)は、50mm以下のこと。（上げすぎるとストッパボルトがこじられ、ボルトが曲がる。）

　　

組立手順

トラックフレームゲージ幅の拡張・縮小 (4/6)C-1

注意事項 使用工具 使用設備名称 数量 名称 数量

その他

① ②

② ③④

39

3. ストッパ(5)に当るまでクローラフレーム(2)を縮め、機体を静かに地面に降ろし、ボルト(1)とカラー(2)(片側前後各3本)を取り付ける。

締め付けトルク：1520～1910Nm(155～195kgm)

　

　

　

　　　 　　　　　　　　　　　　　　　

4. 反対側のクローラフレームも同様に行う。

★ ゲージ幅縮小時は、履帯の張りをゆるめる。（ゆるみ量30～50mm 手順C-3「履帯の張り調整」の項を参照）拡張後、履帯の張りを強める。（すり板の磨耗防止のため。）

★ ゲージ幅縮小時は、長時間の自走はしないこと。

数量

組立手順

トラックフレームゲージ幅の拡張・縮小 (5/6)C-1

注意事項 使用工具 使用設備名称 数量 名称

その他

⑤

①②

②すり板

40

トラックフレームゲージ幅の縮小(3/3)

　

　★ ボルトの締め付けは　上図のように水平部にて油圧ジャッキもしくは

　 角材を使用して履帯をアップし締め付け作業のスペースを確保する。

　　　 　　　　　　　　　　　　　　　

・ シューを外して行わない。（シューボルトの締め付けトルク品質確保のため）

・ カラーが座ぐりに乗り上げないこと。

　　

組立手順

トラックフレームゲージ幅の拡張・縮小 (6/6)C-1

注意事項 使用工具 使用設備名称 数量 名称 数量

その他

角材

41

1．左走行配管カバー取付け

　

　

　

　　　 　　　　　　　　　　　　　　　

★ カバーを全て(左右共)仮組みし、スキマと段差の調整を行った後、本締めする。

　　

その他

名称 数量 名称 数量

中型ｲﾝﾊﾟｸﾄﾚﾝﾁ 12面幅24ｿｹｯﾄ 1

組立手順

走行配管カバーの取り付け (1/4)C-2

数量単品発送部品No.

6 01643-31645 45 01010-81635 44 207-30-77880 13 01643-31645 32 01010-81635 31 207-30-41480 1

注意事項 使用工具 使用設備

1 2 3

4 5 6

Ｚ

Ｚ

42

2．左走行配管カバー取付け

★ カバーのスキマaとスキマbが、右側と左側で均一になること。

　　

組立手順

走行配管カバーの取り付け (2/4)C-2

注意事項 使用工具 使用設備名称 数量 名称 数量

2面幅24ｿｹｯﾄ 1中型ｲﾝﾊﾟｸﾄﾚﾝﾁ 1

その他

5 01643-31645 24 01010-81660 23 01643-31645 22 01010-81645 21 207-30-77830 1

No. 単品発送部品 数量

1 2 3

a

b

4 5

43

3．右走行配管カバーの取付け

★ カバーを全て(左右共)仮組みし、スキマと段差の調整を行った後、本締めする。

　　

組立手順

走行配管カバーの取り付け (3/4)C-2

注意事項 使用工具 使用設備名称 数量 名称 数量

2面幅24ｿｹｯﾄ 1中型ｲﾝﾊﾟｸﾄﾚﾝﾁ 1

その他

6 01643-31645 45 01010-81635 44 207-30-77870 13 01673-31645 32 01010-81635 31 207-30-41490 1

No. 単品発送部品 数量

3 2

4 6 5

1

Ｚ

Ｚ

44

4．右走行配管カバー取付け

★ カバーのスキマaとスキマbが、右側と左側で均一になること。

　　

組立手順

走行配管カバーの取り付け (4/4)C-2

注意事項 使用工具 使用設備

24 01010-81660 2

名称 数量 名称 数量2面幅24ｿｹｯﾄ 1中型ｲﾝﾊﾟｸﾄﾚﾝﾁ 1

その他

5 01643-31645

3 01643-31645 22 01010-81645 21 207-30-77840 1

No. 単品発送部品 数量

3 2 1

a

b

5 4

45

　履帯の張りの点検・調整

　足回りのピン、ブシュは作業条件や土質により摩　擦状態が変わるため随時履帯の張りを点検し標準　の張りを保つ。　点検・調整は稼動時と同条件（泥が詰まる所では　泥が詰まった状態）で行う。

　■　点　検

　（1） エンジン回転をローアイドリングにして、　　　　接地長分前進し、ゆっくり停止する。

　（2） アイドラ(1)から上転輪(2)まで届く角材　　　　(3)を履帯上に置く。

　（3） 履帯上面と角材下面間の最大たるみ量を測　　　　定する。　　　　・たるみ量基準値　　　　　たるみ量ａが、10～30mmであれば正常で　　　　　ある。

　　※　工場出荷時は、可変ゲージを拡張しやすくする為、　　　　たわみ量は30～50mmとしています。

注意事項名称 数量 名称 数量

その他

履帯の張り調整 (1/3)組立手順

C-3

使用工具 使用設備

２人で作業し運転者は作業者の合図に従って車両

を動かす。

警 告

46

標準の張りでないときは、つぎのように調整する。

　■　調　整

　・張りを強めるとき

　（1） プラグ(1)からグリースポンプにより　　　　グリースを圧入する。

　（2） 正しい張り状態になっていることを確認す　　　　るため車両を前後させる。

　（3） 再度、履帯の張りを点検し適正な張りにな　　　　っていなければもう一度調整する。

　（4） (Ｓ)が0mmになるまでは、グリースを圧　　　　入してもよいが、それでも張りがゆるいと　　　　きは、ピン・ブシュの摩耗が多くなってい　　　　るので、ピン・ブシュの反転または交換を　　　　行う。その際は、当社販売サービス代理店　　　　に相談ください。

注意事項名称 数量 名称 数量

ｸﾞﾘｰｽﾎﾟﾝﾌﾟ 1

その他

組立手順

C-3

使用工具 使用設備

履帯の張り調整 (2/3)

内部の高圧グリースにより飛出しの危険があるため

バルブをゆるめるときは１回転以上ゆるめてはいけ

ない｡

このときバルブ以外の部品をゆるめてはいけない。

警 告

47

　・張りをゆるめるとき

　（1） プラグ(1)を少しづつゆるめてグリースを　　　　排出する。

　（2） プラグ(1)は最大でも１回転までにする。

　（3） グリースの排出が悪いときには車両をすこ　　　　し前後に動かす。

　（4） プラグ(1)を締め込む。

　（5） 正しい張り状態になっていることを確認す　　　　るため車両を前後に移動させる。

　（6） 再度履帯の張りを点検し適正な張りになっ　　　　ていなければもう一度調整する。

　　　

注意事項名称 数量 名称 数量

2面幅19ｿｹｯﾄ 1ｴｸｽﾃﾝｼｮﾝL150 1

その他

組立手順

使用工具 使用設備

C-3 履帯の張り調整 (3/3)

下記の手順以外でグリースを排出させると非常に

警 告

48

　・下図のようにカウンタウエイト車体前方の面にシートを貼付する。　　シート(1)、(2)、(3)、(4)、(5)を貼付する際、黒い表皮がない面が　　下向きになるようにする。　　　

5 207-46-41741 14 207-46-41731 13 207-46-41721 12 207-46-41771 11 207-46-41711 1№ 単品発送部品 数量

注意事項シートを接着する面は脱脂，脱錆を行う。 名称 数量 名称 数量

その他

組立手順

Ｃ-4

使用工具 使用設備

カウンタウエイトシート貼り付け

黒い表皮がない面が下向きになるように

53

24 1

250

250

49

　　 1. カウンタウェイト(以下C/W)穴からハーネス(1)を通す。

　　　　　　　　　　　　

1 207-06-41130 1№ 単品発送部品 数量

注意事項名称 数量 名称 数量

その他

カメラの取り付け (1/6)組立手順

C-5

使用工具 使用設備

1

コネクタ(CN-A45)

50

　　 2. 下図のようにコネクタ(CN-A45)を接続し、　　　　 カメラ A.(1)をボルト(2)で取り付ける。

2 01024-81025 21 カメラ A. 1№ 単品発送部品 数量

注意事項名称 数量 名称 数量

その他

カメラの取り付け組立手順

(2/6)C-5

使用工具 使用設備

2

1

51

　　 3. 下図のようにカバー(1)を組付ける。

　　　　カバー(1)とカウンタウェイト　　　　との上下の隙間(※部)の差が　　　　全周で２ｍｍ以下となるように　　　　シム(2)を用い調整のこと。　　　　その際、カバー(1)とカウンタ　　　　ウェイトの干渉なきこと。

3 01024-80616 22 2A5-06-12240 31 2A5-06-11821 1№ 単品発送部品 数量

注意事項名称 数量 名称 数量

その他

使用工具 使用設備

(3/6)組立手順

C-5 カメラの取り付け

1

3

2

3 2

52

　　 4. カバー(1)を下図のように組付ける。

1 207-06-76451 1№ 単品発送部品 数量

注意事項名称 数量 名称 数量

その他

組立手順

使用工具

C-5 カメラの取り付け (4/6)

使用設備

1A

A

穴にツメを引っ掛ける

A-A

53

　　 5. 両面テープをはがし、シート(1)を下図のように貼り付ける。　　　　 また、ハーネス側クリップとC/W側クリップを取り付ける(６ヶ所)。

1 2A5-06-11860 1№ 単品発送部品 数量

注意事項名称 数量 名称 数量

その他

C-5

使用工具 使用設備

組立手順

カメラの取り付け (5/6)

★

★★

★

★ ★

1クリップを接続する(★印：6ヶ所)

54

№ 単品発送部品 数量

注意事項名称 数量 名称 数量

その他

組立手順

C-5

使用工具 使用設備

カメラの取り付け (6/6)

C/W

55

　　　

207-46-32140 4207-46-32150 4

3 01643-33690 42 207-46-41810 4№ 単品発送部品 数量

注意事項カウンタウェイトは　レボフレームとの基準スキマ 名称 数量 名称 数量が±4mm、および左右の段差が均一となるように取り ワイヤ 2 25tｸﾚｰﾝ 1付ける。 φ30×3000mm

大型ｲﾝﾊﾟｸﾄﾚﾝﾁ 1★隙間・段差調整用シムは基本的に挿入しない。 2面幅55ｿｹｯﾄ 1　調整が必要な場合には、下記を遵守する。 ｼｬｯｸﾙSD32 2　a)シム挿入による調整は車体前後方向のみとする。ﾄﾙｸﾚﾝﾁ　b)車体左右方向の調整量は常に同量を遵守する。 1050～4200Nm　　例)　両後穴：2mm　両前穴：0mm　c)シムによる調整量は最大2mmとする。

組立手順

C-6

使用工具 使用設備

4

カウンタウェイトの取り付け (1/2)

1

ｶｳﾝﾀｳｪｲﾄAss'y重量

PC300：5,210kgPC350：6,100kg

1

2

3

4

ｳｪｲﾄ調整要領、ｽｷﾏ調整基準

(1)カウンタウェイトASS'Y(1)(以下C/W)を吊り 本体に取り付ける。

(2)取り付けはボルト(2)(4本)及びワッシャ(3)(4個)を使用して取り付ける。

C/W各取付ボルトが着座するまでハンドレンチ又は小型のインパクトレンチで

仮締めし、その後、規定トルクまで締め付ける。

★ボルトのゆるみ、締め忘れ確認後、トルクチェック実施のこと。

締付トルク

2450～3040 Nm(250～310 kgm)

56

　(3)カウンタウェイトを本体に取り付ける際は、後方カメラハーネスを挟み込まないよう　　 注意して取り付ける。

　　　

注意事項名称 数量 名称 数量

*取付時は､ﾚﾎﾞﾌﾚｰﾑとｶｳﾝﾀｳｴｲﾄの間に入らないで 左ドアを開いて､配線が挟まれないように確認 する｡

組立手順

C-6

使用工具 使用設備

カウンタウェイトの取り付け (2/2)

後方カメラハーネス挟み込まないよう注意する

57

58

Ｍ. 組立完了後の点検・整備要領

59

2 22U-60-21380 11 22U-60-21370 1№ 単品発送部品 数量

注意事項★ 取り外した標準品エレメント(207-60-71182)， 名称 数量 名称 数量 ストレーナ(20Y-60-31140)，バルブ(20Y-60- 31131)は、フラッシング完了後再使用するので、 汚れ・破損しないように保管しておく。

★ 組立開始前に組み替えること。　 (ホース接続時および作業機回路中のゴミ　　捕捉のため。）

その他

使用工具 使用設備

組立手順

M-1リターンフィルタの組み替え

　　　（標準品→フラッシング品）

標準品の作動油リターンフィルタエレメント、バルブ、ストレーナをフラッシング専用エレメント(1)、プレート(2)に組み替える。

　★　エレメントを交換する際はエレメントに付着して　　　いるゴミを中に落さないようにエレメントを静か　　　に持ち上げる。　　　またケース内に残っているゴミは手で取り除く｡

60

　総組立完了後、油圧回路のフラッシングをする。

　　★　レバー中立で15分間エンジンをローアイドリング（スロットルmin）にした後、　　 　次のようにする。

　（1） 作業機配管のフラッシング各シリン　　　　ダをストロークエンドにさせないよ　　　　うにして　数分間伸縮を行う。

　　　（ａ） バケットシリンダ伸縮

５分間

　　　（ｂ） アームシリンダ伸縮

５分間

　　　（ｃ） ブームシリンダ伸縮

５分間

注意事項名称 数量 名称 数量

・フィルターのリリーフ弁を止めているので、　ハイアイドリング(スロットルMAX)にして　操作するとエレメントの破損につながる。

　

その他

使用工具 使用設備

組立手順

Ｍ-2 油圧回路のフラッシング (1/2)

バケット操作

アーム操作

ブーム操作

61

　（2） 旋回回路のフラッシング

　　　　　右旋回　　　　　左旋回

　（3） 走行回路のフラッシング

　　　右図のように作業機をつっぱり車体の　　　片側を浮かせる。　　　走行レバーを操作して次のように行う｡

　　　　　右走行　前進　　　　　　　　　後進

　　　　　左走行　前進　　　　　　　　　後進

　（4） 確認

　　　フラッシング終了後、”M-3リターンフィルタの組み替え(1/2)”に従って、　　　フラッシング専用品を標準品に組み替える。　　　その際、フラッシング専用エレメントに捕捉されたゴミを点検して、　　　問題のないゴミかどうかをチェックする。問題と判断される場合は、　　　当社販売サービス代理店に相談ください。

注意事項名称 数量 名称 数量

その他

使用工具 使用設備

組立手順

Ｍ-2 油圧回路のフラッシング (2/2)

各３分間

各３分間

各３分間

旋回操作

62

注意事項名称 数量 名称 数量

　

　

その他

リターンフィルタの組み替え　　（フラッシング品→標準品）

(1/2)

使用工具 使用設備

組立手順

M-3

取外した標準品の作動油リターンフィルタエレメント(1)、ストレーナ(2)、バルブ(3)を戻す。

　★　エレメントを交換する際はエレメントに付着して　　　いるゴミを中に落さないようにエレメントを静か　　　に持ち上げる。　　　またケース内に残っているゴミは手で取り除く｡

②

バルブ

ストレーナ

①

③

標準品エレメント

63

　エレメント装着状態

　　★　図２のようにエレメント下部がケース底部の段付き部にあがった状態で組み込ま　　　　ない。特にフィルタケース内にオイルが入っている場合は、組み込み状態の良否　　　　判断がつきにくいので、エレメント挿入後手で回してスムーズに回るかどうか確　　　　認後スムーズに回れば正常に組み込まれていると判断する。

注意事項名称 数量 名称 数量

　

　

その他

組立手順

M-3

使用工具 使用設備

リターンフィルタの組み替え　　（標準品⇔フラッシング品）

(2/2)

64

　★表内に記載されている注記(注1､2､3､4､5､6､7)の詳細は、「取扱説明書」を参照。　　また、推奨純正油についても詳細は、「取扱説明書」を参照。

　　

　　

　　 　 　　　　

組立手順

M-4 各部の油量・水量チェック (1/2)

65

　　クーラントを水に混ぜるときの割合は過去の最低気温を調べて下記混合割合表により　　決める。　　実際には最低気温より10℃ぐらい低い温度を設定する。

　水とクーラントの混合割合表

　　

　　

　　　　冷却水は水道水を使用する。

　　混合比は不凍液濃度計で管理する。

注意事項・工場出荷時、ノンアミンのスーパークーラント 名称 数量 名称 数量　（青色）を充填しています。補給時は、異なっ　たクーラントを混合してはいけない。

その他

使用工具 使用設備

組立手順

M-4 各部の油量・水量チェック (2/2)

ドレンプラグを外すときクーラント混合水をかぶらないように注意する。

警 告

クーラントは引火性があるので火気に注意する。

警 告

　　　　最低気温

混合量（ℓ ）

クーラント量 10.5 12.6 14.4 16.1 17.5 18.9 20.3

水の量 24.5 22.4 20.6 18.9 17.5 16.1 14.7

-35 -40-30-10以上 -15 -20 -25（℃）

エンジンオイルパン

スイングマシナリケース

ファイナルドライブケース

(左右各)

ダンパケース

作動油系統 冷却系統 燃料タンク

規定油量(ℓ) 35 16.5 9.0 1.3 365 37 605

交換油量(ℓ) 35 13.7 9.0 1.3 188 37 －

66

作動油タンクの油量点検・補給

　（1）右図の状態になっていないときは、エンジン　 　を始動させ、エンジンを低速回転にてアーム 　　　およびバケット用シリンダを引き込み、ブー　　　 ムを下げてバケットのツースをゆっくり降し　　　 て接地させた状態でエンジンを停止する。

　（2）エンジン停止後15秒以内に、始動スイッチ　 　をＯＮの位置にして各操作レバー（作業機・　　　 走行）を各方向にフルストローク操作し、内　　　 圧を開放する。

　（3）車体左側のドアを開きサイトゲージ(G)を点　 　検して油量がＨとＬの線の間にあれば適正で　　　 ある。

　（4）Ｌレベル以下のときは、給油口(F)から補給す　　　 る｡

　使用するオイルについては　“M-4　各部の油　 量・水量チェック”の頁を参照。

　重　　要　Ｈの線以上には補給しない。油圧回路を傷めたり、　油吹出しの原因となる。

注意事項名称 数量 名称 数量

　

　

その他

使用工具 使用設備

組立手順

M-5 作動油タンクの油量点検、補給 (1/2)

・給油口のキャップを外すときは、オイルが吹き　出すことがあるので、ゆっくり回し、内圧を逃　がしてから注意して外す。

　警　告

F

67

　補足説明　オイルレベルは油温により変化するので、次のことを目安にして点検する。　・運転前のときは　Ｌレベルの付近　　（油温10～30℃）　・通常運転時は　Ｈレベルの付近　　（油温50～80℃）

注意事項名称 数量 名称 数量

　

　

その他

使用工具 使用設備

組立手順

M-5 作動油タンクの油量点検、補給 (2/2)

・Ｈレベル以上に入れてしまったときは、エンジ　ンを停止し、作動油が冷えた後にアンダカバー　(1)または(2),(3)を取外し、ドレンプラグ（Ｐ）　または、（Ａ）から余分なオイルを排出する。　排油後は取外したドレンプラグを締め付け、　アンダカバーを取り付ける｡

　警　告

68

　油圧ショベルの現地組立後、以下のタッチアップを実施する。

①ブームの前下面

②アームの下面

③カウンターウエイトの下面

　　

④バケットの下面

　　

⑤トラックフレーム（ゲージ幅拡張、縮小時のキズ、未塗装部）　　

　尚、海岸地域等の錆の多い地域では、以下の部分にもタッチアップ実施する。　　　配管取り付け後のフランジ加工面残り部分　　　グリスチューブ　　　ホースの金属バンド　他

　　加工面等のタッチアップには、透明な防錆クリアを使用する。　　（推奨銘柄　　コマツ純正　防錆クリア）

組立手順

現地組立時のタッチアップ箇所M-6

（左右計４ヵ所）

69

　キースイッチをＯＮにしてから、モニタにエラーコードが発生してないことを　確認する。

　エラーコードが発生した場合は、当社販売サービス代理店に相談ください。

組立手順

M-7 エラーの確認

70

主要ﾎﾞﾙﾄ ﾄﾙｸﾁｪｯｸ表

ｱｰﾑｼﾘﾝﾀﾞﾛｯｸﾌﾟﾚｰﾄﾌﾞｰﾑﾄｯﾌﾟﾛｯｸﾌﾟﾚｰﾄ

締付ﾄﾙｸ：M12 98～123Nm｛10～12.5kgm｝ M16 235～285Nm｛23.5～29.5kgm｝

No ﾄﾙｸ No ﾄﾙｸ

1 3

2 4

ﾎﾞﾙﾄｻｲｽﾞ：M12 ﾎﾞﾙﾄｻｲｽﾞ：M16

3

4

1

2

主要ﾎﾞﾙﾄ ﾄﾙｸﾁｪｯｸ表

ｶｳﾝﾀｳｪｲﾄ取付ﾎﾞﾙﾄ

締付ﾄﾙｸ：2450～3040 Nm｛250～310kgm｝

No ﾄﾙｸ

1

2

3

4

1

2

34

主要ﾎﾞﾙﾄ ﾄﾙｸﾁｪｯｸ表

ｾﾝﾀﾌﾚｰﾑ×ｸﾛｰﾗﾌﾚｰﾑ締付ﾄﾙｸ　1520～1910Nm（155～195kgm)

No ﾄﾙｸ No ﾄﾙｸ1 152 163 174 185 196 207 218 229 2310 2411 2512 2613 2714 28

車体左側 車体右側

1

車体右車体左

車体前

車体後

2

3

4

5

11

10

76

89

13

12

14

15 16

17

18

19

2021

2223

24

25

26

2728

1/13

チェックシートNo.

現地組立検査チェックシート

組立完了後本機の性能確認のため、このチェックシートを使用して検査して下さい。 本チェックシートにて検査後チェックシートは本体工場に送付して下さい。

型式-仕様

バックホー仕様 適用号機 ユーザユニットNo. エンジン型式

SAA6D114E-5-A

エンジン適用号機

サービスメータ時間 検査日

検査地

代理店名

氏 名： ユーザ名

住 所：

年月日：

所 見：

アタッチメント 1 2

メーカ名

型 式

号 機

検査員：

役 職：

印 ：

コマツ記入欄： チェックシート受領日： 受領者： 特記事項：

納入レポートNo.

判定記入要領： 1. 下記要領で記入して下さい。 ……異常なし ……手直し済 ……異常あり ……該当なし 2.［ ］内は実測値記入。 特記事項： (1) 判定基準は工場出荷時の基準

(2) 本チェックシートはＡ仕様車用です。

□ □□ □

2/13

区分

改訂

点 検 項 目 現 地 組立時

h 稼働時

判 定 基 準

組

立

前

チ

ェ

ッ

ク

油水量 実測値

冷却水 軟水 [ ]

不凍液 (A,B,C,D,E)

凍結温度 [ ] A:-50～-40℃ D:-20～-10℃ B:-40～-30℃ E:-10～0℃ C:-30～-20℃

エンジンオイル EO10W30-LA EO15W40-LA

[ ] L～H (エンジン停止後 15分以上経過後)

ダンパケースオイル TO30 [ ] ダンパケースプラグ穴の下線迄

ｽｲﾝｸﾞﾏｼﾅﾘｷﾞﾔｰｹｰｽｵｲﾙ TO30 [ ] L～H

ファイナルドライブ ギヤーケースオイル

右 TO30 [ ] レベルプラグ下端より 0～-10mm

左 TO30 [ ]

作動油 HO56-HE HO46-HM

[ ] H～L間 H、Lの中間:油温 10～30℃ (姿勢:MAX ﾘｰﾁ) H付近:油温 50～80℃

バッテリ液 ― [ ] UPPER LEVELと LOWER LEVELの間で あることを確認

エンジン No. [ ]

サービスメータ [受入時 ] [点検時 ]

組

立

中

チ

ェ

ッ

ク

各連結ピンロックボルトのゆるみ、締め忘れ なきこと

各作業機配管スプリットフランジのゆるみ、締め忘れ なきこと

各作業機配管Ｏリングの入れ忘れ、脱落、カミ込み なきこと

給脂配管継手のゆるみ、ネジレ なきこと

各作業機ピンのシム調整 1mm以下(シム位置は組立要領書による)

各配線差し込み不良、差し込み忘れ なきこと

3/13

区分

改訂

点 検 項 目 現 地 組立時

h 稼働時

判 定 基 準

組

立

中

チ

ェ

ッ

ク

カウンタウェイト取り付けボルトのゆるみ、締め忘れ なきこと

カウンタウェイトとフレームのスキマ・段差 5～15mm

オペキャブ取り付けボルトのゆるみ、締め忘れ なきこと

オペシート取り付けボルトのゆるみ、締め忘れ なきこと

走行配管ボルト・継手のゆるみ、締め忘れ なきこと

走行用配管Ｏリングの入れ忘れ、脱落、カミ込み なきこと

トラックフレーム取り付けボルトのゆるみ、締め忘れ なきこと

走行モータカバーボルトのゆるみ、締め忘れ なきこと

その他取り付け忘れの部品がないか(バックミラー、その他) なきこと

油圧ポンプのエアー抜き 組立要領書による

走行モータのエアー抜き 組立要領書による

油圧回路の洗浄 組立要領書による

作業機シリンダ回路のエアー抜き 組立要領書による

作業機各部の給脂 全ての箇所に給脂のこと

作動油の補給 L-H間になるよう補給

燃料・ウインドウォッシャ液の補給 満タンまで補給

塗装の汚れ、キズ 清掃、補修塗装のこと

4/13

区分

改訂

点 検 項 目 現 地 組立時

h 稼働時

判 定 基 準

モ

ニ

タ

確

認

モニタ確認 1.モニタの機能チェック

始動スイッチ ONで、コマツロゴ点灯後ゲージ部、仕業点検

部・モニタ部の全表示部が点灯し、同時に警報ブザーが鳴

る。

左記の通りのこと 2.ゲージ部・仕業点検部のチェック

始動スイッチ ON(全灯)から約 3秒後、一旦全表示が消え、

更に 2秒後、ゲージ部のみ表示し、仕業点検部、モニタ部 は消える。

3.モニタ部のチェック エンジン始動後、ローアイドル～ハイアイドル間で、コー ションランプ点灯及び、警報ブザーが鳴らないこと。

サービスメータの作動 傷、くもり、作動ムラのなきこと

(1) ワイパスイッチ (19) 充電量モニタ (2) ブザーキャンセルスイッチ (20) ラジエータ水位モニタ (3) オートデセルスイッチ (21) メッセージモニタ (4) エンジン水温モニタ (22) エアコンモニタ (5) エンジン水温計 (23) ワイパモニタ (6) 作動油温計 (24) 旋回ロックモニタ (7) サービスメータ/時計 (25) 予熱モニタまたはワンタッチパワーアップモニタ (8) 作動油温モニタ (26) オートデセルモニタ (9) 作業モードモニタ (27) エンジン油量モニタ (10) 走行速度モニタ (28) エアークリーナ目詰まりモニタ (11) 燃料計 (29) ウォータセパレータモニタ (12) ECOゲージ (30) ファンクションスイッチ(F1～F6) (13) 燃料量モニタ (31) メンテナンス時間モニタ (14) 作業モード切り換えスイッチ (32) シートベルト非装着モニタ (15) 走行速度切り換えスイッチ (33) エンジン停止モニタ

(16) ウインドウウォッシャスイッチ (34) KDPF再生モニタまたは KDPF再生停止モニタ (17) エアコンコントロールスイッチ (35) 燃費計 (18) エンジン油圧モニタ

モニタ

5/13

区分

改訂

点 検 項 目 現 地 組立時

h 稼働時

判 定 基 準

ス

イ

ッ

チ

・

レ

バ

ー

類

の

点

検

(1) カーラジオ (13) ランプスイッチ

(2) ロックレバー (14) 旋回ロックスイッチ

(3) 左作業機操作レバー (15) マシンプッシュアップスイッチ (4) ワンタッチパワーアップスイッチ (16) 回転灯スイッチ(オプション) (5) 走行ペダル (17) 天窓ワイパスイッチ(オプション) (6) 走行レバー (18) アタッチメント操作ペダル(オプション) (7) ホーンスイッチ (19) アタッチメント操作ペダル(オプション)

(8) 機械モニタ (20) ルームランプスイッチ (9) シガレットライタ (21) 非常時ポンプ駆動スイッチ (10) 右作業機操作レバー (22) 旋回駐車ブレーキ解放スイッチ (11) 始動スイッチ (23) セカンダリエンジン停止スイッチ (12) 燃料調整ダイヤル (24) ヒーティッドシートスイッチ(オプション)

ホーンスイッチの作動 スイッチを押すとホーンが鳴る。

ロックレバーの作動

レバー下げ:ロック エンジン始動可能 全作業機が動かない レバー上げ:ロック解除 エンジン始動不可 全作業機が動く

燃料調整ダイヤルの作動

MAX:フル回転 MIN:ローアイドリング

6/13

区分

改訂

点 検 項 目 現 地 組立時

h 稼働時

判 定 基 準

ス

イ

ッ

チ

・

レ

バ

ー

類

の

点

検

作業モード切換えスイッチの作動

Pの点灯: 重負荷作業用(ATT/P) Eの点灯: 燃費重視の作業用(ATT/E) Lの点灯: 吊り作業用 Bの点灯: ブレーカ作業用 スイッチと同期しモニタ表示が切替わる。 エンジンフル回転が切替わる。 エンジン始動時は自動的に Pモードに切替

わる。

オートデセルスイッチの作動

ONの点灯: オートデセル作動 消灯: オートデセル解除 スイッチを押すごとに、モニタ表示が切替

わり、選択できる。

走行スピードスイッチの作動

Loの点灯: 低速走行 Midの点灯: 中速走行 Hiの点灯: 高速走行 スイッチと同期しモニタ表示が切替わる。 エンジン始動後は Loに自動設定される。

ワイパスイッチの作動

ONの点灯: 連続ワイパの作動 INTの点灯: 間欠ワイパの作動 消灯：ワイパの停止 スイッチを押すごとに、モニタ表示が切替

わり、選択できる。

ウインドウォッシャスイッチの作動

スイッチを押し続けるとフロントガラスに

ウインドウォッシャ液が出る。 (ワイパ連動)

シガレットライタの作動

ライタを押し込むと数秒後にもとの位置に

自動復帰し、赤熱する。

ランプスイッチの作動

前照灯、作業灯、キャブ上部前端の増設

灯、およびモニタが点灯する。

旋回ロックスイッチの作動

ONの位置(作動): 旋回操作をしても旋回しない。 このとき旋回ロックモニタが点灯する。

OFFの位置(解除):

旋回操作が可能になる。 このとき旋回ロックモニタが消灯する。

マシンプッシュアップスイッチの作動

低圧セット:ブーム突っ張り力は弱い 高圧セット:ブーム突っ張り力は強くなる

ルームランプスイッチの作動 ONの点灯:ルームランプ点灯

非常時ポンプ駆動スイッチの作動 モニタ表示が”L03ポンプ制御エラー”のとき、スイッチ「上」

で作業可能

正常時:スイッチ「下」 スイッチ「上」にすると、警告ブザーが鳴

る。

7/13

区分

改訂

点 検 項 目 現 地 組立時

h 稼働時

判 定 基 準

ス

イ

ッ

チ

・

レ

バ

ー

類

の

点

検

旋回駐車ブレーキ解放スイッチの作動

モニタ表示が”L03 旋回ブレーキ系エラー”のとき、スイッチ

「上」でブレーキ解除となり旋回作動可能。 ただし、旋回ブレーキは解除のまま

正常時:スイッチ「下」 スイッチ「上」にすると、警告ブザーが鳴

り、旋回ロックシンボルが点滅

警告ブザー停止スイッチの作動

スイッチを押すとエンジン回転中の警告項

目の異常に対する警告ブザーを停止する。

ロアワイパスイッチの作動(OPT)

ONの位置:ロアワイパの作動 OFFの位置:ロアワイパの停止

走行レバーの作動

前 進:レバーを前に倒した位置 (ペダルを前に踏み込んだ位置)

後 進:レバーを手前に引いた位置 (ペダルを手前に踏み込んだ位置)

N(中立):車体を停止する

左作業機操作レバーの作動 (オートデセル機構付)

このレバーで上部旋回体とアームを操作す

る。 アーム操作 旋回操作 ○a 押出し ○c 右旋回 ○b 引込み ○d 左旋回

N(中立):上部旋回体およびアームは止まっ

たままの位置で保持される。

右作業機操作レバーの作動 (オートデセル機構付)

このレバーでブームとバケットを操作す

る。 ブーム操作 バケット操作 ○a 上げ ○c 押出し ○b 下げ ○d 引込み

N(中立):ブームとバケットは止まったまま

の位置で保持される。

故障履歴の確認(電気系、機械系)

異常表示がなきことを確認の上、故障履歴

を削除。点検終了時に再度確認の上、故障

履歴がないことを確認。

ワンタッチパワーアップスイッチの作動 掘削力が UPする。

回転灯スイッチの作動(OPT) ONの位置:回転灯作動

8/13

区分

改訂

点 検 項 目 現 地 組立時

h 稼働時

判 定 基 準

旋

回

性

能

旋回慣らし運転:エンジンハイアイドリング (作業機姿勢: 大リーチ)

定常旋回速度 [右 rpm] [左 rpm] 9.5±0.95rpm

ブレーキ角度

PC300:110°以下 PC350:120°以下

( 大リーチ空荷)

旋回ムラ、ハンチング なきこと

旋回異音、旋回ガタツキ なきこと

走

行

性

能

走行慣らし運転:エンジンハイアイドリング

(作業機姿勢:走行姿勢)

トラックローラ、キャリアローラ、アイドラの異音、発熱 異音、異常発熱なきこと

走行ブレーキの作動 つれ回りなく確実に作動すること

走行異音、旋回ガタツキ なきこと

走行曲がり

ファイコン範囲からフルストローク全範囲

で異常な曲がりなきこと(官能)

走行曲がり (計測) (官能で異常

と推定した時

のみ)

Hi

前進 後進 200mm 以下/20m [ ] [ ]

mm/20m mm/20m

Lo

前進 後進

200mm 以下/20m [ ] [ ]

mm/20m mm/20m

トラック 回転数

Hi 右

前進 後進 STD:32.0±3.0 LC:34.0±2.0 (トラックシュー1回空転後の 5回転所要時間)

[ ] [ ] 秒 秒

Hi 左

前進 後進 [ ] [ ] 秒 秒

Lo 右

前進 後進 STD:55.0±11.0 LC:58.0±11.5 (トラックシュー1回空転後の 5回転所要時間)

[ ] [ ] 秒 秒

Lo 左

前進 後進 [ ] [ ] 秒 秒

トラックの張り量

右 左

[ ] [ ]

mm mm

10～30mm

9/13

区分

改訂

点 検 項 目 現 地 組立時

h 稼働時

判 定 基 準

作

業

機

性

能

作業機慣らし運転:エンジンハイアイドリング(注:ブームシリンダは地面まで) 加圧:各ポートリリーフ 2分、ショック 20回(但しブーム下げを除く)

作業姿勢 Pモード

作業機 速度

上げ: 下げ:

PC300 3.7±0.4秒 2.8＋0.6/0秒

PC350 3.8±0.4秒 2.7＋0.6/0秒

上げ 秒 下げ 秒

ブーム [ ] [ ]

掘削: ダンプ:

PC300 3.9±0.4秒 2.9±0.3秒

PC350 3.8±0.4秒 3.1±0.3秒

掘削 秒 ダンプ 秒

アーム [ ] [ ]

クッション 作業時間 を含む

掘削: ダンプ:

PC300 3.2±0.3秒 2.3±0.3秒

PC350 3.2±0.3秒 2.3±0.3秒

掘削 秒 ダンプ 秒

バケット [ ] [ ]

作業機 タイムラグ (エンジン ローアイドル)

ブーム

下げ 秒

3.0秒以下 [ ]

異常感知時のみ

アーム

掘削 秒 PC300:3.0秒以下 PC350:4.0秒以下

[ ]

異常感知時のみ

通常:官能 異常時のみ計測

バケット

ダンプ 秒 3.0秒以下

[ ]

異常感知時のみ

油圧ポンプ 無負荷作動、リリーフ時異常なきこと

エンジンパーシャル性能

無負荷時、全速度段でハンチングなきこ

と、エンジンローアイドル、リリーフ時エ

ンストなきこと

ファインコントロール性 滑らかに作動すること

車体持ち上げ時の作動(マシンプッシュ UP機能含む)

ブーム・アーム・バケットが逃げぬこと ON:車体持ち上げ OFF:上がらない

作業機の異音、キシミ音 なきこと

シリンダストロークエンドのショック (ブーム上げ、アーム引込み時のストロークエンドのショック)

クッションが十分効いていること

アキュムレータの機能

エンジン停止直後、キースイッチ ON でブー

ムシリンダが再伸から地面まで下がること (アーム 大リーチ時)

10/13

区分

改訂

点 検 項 目 現 地 組立時

h 稼働時

判 定 基 準

運

転

中

各部の点検

各アクチュエータを作動させた時の操作レバーの操作力 ・操作中にひっかかりなきこと

・自然に中立に戻ること

オペキャブの揺れ、ビビリ音 なきこと

フレーム・ガードのビビリ音 なきこと

運転席回り

各ドアー、窓の動き 滑らかに動くこと

各ドアー、窓のロック 確実にロックできること

オペシートの調整 各調整が可能なこと

足

回

り

各部の油もれ (アイドラ、トラックローラ、スプロケット、 ファイナルギヤーケース、モータ、ブレーキ弁)

なきこと

各部の干渉 なきこと

シューボルトのゆるみ なきこと

リンク路面の当たり のり上げ、剥離、欠損なきこと

本

体

回

り

各部の油もれ (センタスイベルジョイント、ポンプ、電磁弁、 リリーフ弁、操作弁、PPC弁、旋回モータ、 ブレーキ弁、シャトル弁、スイングマシナリ、 作動油タンク、配管)

なきこと

各部の燃料もれ (燃料タンク、エンジン、配管)

なきこと

エンジン冷却系統の水もれ なきこと

エンジン潤滑系統の油もれ なきこと

エンジンガス系統のガスもれ なきこと

各カバーの作動 滑らかに動くこと

各カバーのロック 確実にロックできること

11/13

区分

改訂

点 検 項 目 現 地 組立時

h 稼働時

判 定 基 準

本

体

回

り

電気系統端子のゆるみ、差込み不足 なきこと

電気配線の通し位置 可動部、各部のスキマ 10mm以上

エアー系統のエアーもれ なきこと

各部の干渉 なきこと

作

業

機

回

り

油もれ (シリンダ、配管、ブロック)

なきこと

グリース配管のグリースもれ なきこと

作業機の干渉 なきこと

作業機配管クランプのゆるみ、配管のガタ なきこと

作業機作動時の油圧ホースのネジレおよび反転 なきこと

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注:作動不良、機能不良が発生した場合は必要に応じて計測のこと。判定基準の回転数は Pモード時

区分

改訂

点 検 項 目 現 地 組立時

h 稼働時

判 定 基 準

重

要

計

測

項

目

1.エンジン回転数

ローアイドリング [ rpm] 1000±25rpm

ハイアイドリング [ rpm]

オートデセル解除、レバー中立 旋回ロックオフ:1900rpm

オン:2050rpm

ﾓﾆﾀﾘﾝｸﾞ ﾓｰﾄﾞ ID 「01002」

アーム掘削リリーフ [ rpm] 1750±100rpm Pモード時

2.油圧測定 (ポンプ出力ポートにて測定)

ブームリリーフ圧 ・作動油温：

オペレーティングレンジ内

・エンジンハイアイドリング

・作業モード：Pモード

・測定する回路をリリーフした

ときのポンプ出口圧

・*印はワンタッチ掘削力アップ

時の油圧(参考)

上げ

34.81(+1.47/-1.18)MPa {355(+15/-12)kg/cm3} *37.26(+1.47/-1.18)MPa {380(+15/-12)kg/cm3}

アームリリーフ圧

34.81(+1.47/-1.18)MPa {355(+15/-12)kg/cm3} *37.26(+1.47/-1.18)MPa {380(+15/-12)kg/cm3}

バケットリリーフ圧

旋回リリーフ圧

30.87(+1.47/-2.45)MPa {315(+15/-25)kg/cm3}

走行リリーフ圧

37.27(+2.94/-0.98)MPa {380(+30/-10)kg/cm3}

コントロール回路元圧

・作動油温： オペレーティングレンジ内

・エンジンハイアイドリング ・全操作レバー中立時の自己圧減圧 弁出口圧

3.23±0.2MPa {33±2kg/cm3}

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区分

改訂

点 検 項 目 現 地 組立時

h 稼働時

判 定 基 準

重

要

計

測

項

目

3．作業機自然降下(バケット負荷 2160kg、作動油温 50±5℃)

バケットツース先端 [ mm] PC300:450mm以下/15分 PC350:500mm以下/15分

注:バケットツース先端の降下量が不合格の場合のみ 下記の各シリンダの降下量を測定する。

ブームシリンダ [ mm] PC300:25mm以下/15分 PC350:30mm以下/15分

アームシリンダ [ mm] PC300:135mm以下/15分 PC350:165mm以下/15分

バケットシリンダ [ mm] PC300:20mm以下/15分 PC350:25mm以下/15分

4.操作力・ストローク

ブーム レバー

操作力

15.7±3.9N {1.6±0.4kg}

エンジン ハイアイドル、 リリーフ時

ストローク 上げ 下げ あそび

ストローク:85±10mm あそび:15mm以下 [ mm] [ mm] [ mm]

旋回レバー

操作力

12.7±2.9N {1.3±0.3kg}

ストローク 上げ 下げ あそび

ストローク:85±10mm あそび:15mm以下 [ mm] [ mm] [ mm]

バケット レバー

操作力

12.7±2.9N {1.3±0.3kg}

ストローク 掘削 ダンプ あそび

ストローク:85±10mm あそび:15mm以下 [ mm] [ mm] [ mm]

アーム レバー

操作力

15.7±3.9N {1.6±0.4kg}

ストローク 掘削 ダンプ あそび

ストローク:85±10mm あそび:15mm以下 [ mm] [ mm] [ mm]

右走行 レバー

操作力

24.5±5.9N {2.5±0.6kg}

ストローク 前進 後進 あそび

ストローク:115±15mm あそび:20mm以下 [ mm] [ mm] [ mm]

左走行 レバー

操作力

24.5±5.9N {2.5±0.6kg}

ストローク 前進 後進 あそび

ストローク:115±15mm あそび:20mm以下 [ mm] [ mm] [ mm]

下げ N

(kg)

上げ N

(kg)

下げ N

(kg)

上げ N

(kg)

ダンプ N

(kg)

掘削 N

(kg)

ダンプ N

(kg)

掘削 N

(kg)

後進 N

(kg)

前進 N

(kg)

後進 N

(kg)

前進 N

(kg)

コマツ PC300,PC300LC,PC350,PC350LC-10 油圧ショベル 現地組立要領書

図書番号 GJA00072-02

発行年月日 平成 24 年 7 月 30 日

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