「新型コロナウイルス感染症拡大期における受診意識調査」 …2020/11/05  ·...

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「新型コロナウイルス感染症拡大期における受診意識調査」について (速報版) 健康保険組合連合会 2020年11月5日 健保連 記者会見資料 3-2

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「新型コロナウイルス感染症拡大期における受診意識調査」について(速報版)

健康保険組合連合会

2020年11月5日

健保連記者会見資料 3-2

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目次

調査の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2

調査結果のポイント・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3

1.「持病あり」群の通院頻度の変化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5

2.「持病あり」群の通院の抑制による体調変化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7

3-1.「持病あり」群の外来受診の手段・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8

3-2.オンライン診療に対する希望・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9

4.「持病なし・体調不良あり」群の外来受診状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13

5.「持病なし・体調不良あり」群の受診の抑制による体調変化・・・・・・・・・・14

6.新型コロナウイルスの感染拡大を契機とした病気や健康の意識の変化・・・15

調査結果から見えてくること・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・161

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調査の概要

健保連は今年9月に、新型コロナウイルス感染症の拡大期において、国民の医療機関へのかかり方をはじめ、自身の体調や意識などにどのような変化があったのかを広く把握するため、全国の20代~70代の男女4,623人を対象としたwebアンケート方式による意識調査を実施した。アンケート結果から、コロナ禍のなか、通院や受診を抑制した回答者の多くは、体調不良を感じることなく生活することができた。特に、医薬品の長期処方や電話・オンライン診療の活用、また市販薬の服用などで対応した方にその傾向が強いことなどがわかった。

2

*webアンケートの対象者の定義および内訳は以下のとおり「持病あり」群=2019年12月(新型コロナ感染拡大以前)時点で、持病(けがを除く)の治療のために、医療機関に定期的に通院していた方→3,500人「持病なし・体調不良あり」群=「持病あり」群に該当せず、かつ2020年2月(新型コロナ感染拡大以降)に、医療機関の受診を検討するような体調不良を経験した方→1,123人

主な調査内容〇外来受診の状況(「持病あり」群、「持病なし・体調不良あり」群)〇入院・手術の状況〇同居者(14歳以下の児童、65歳以上の高齢者)の受診等の状況〇健康診断の受診状況、健康・医療に対する意識〇オンライン診療に関する意識 ー等 ※最終報告書は12月発行を予定

(※本文中の合算値は、端数処理の関係上、図表中の合計値と合わない場合がある)

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調査結果のポイント

3

【「持病あり」群】1. 緊急事態宣言下に通院を抑制(頻度減+通院とりやめ)した方は全体の24.7%。「かかりつけ医」がいる方は、より低い傾向(20.3%)にある

2. 通院抑制した方の体調変化は、69.4%が「特に体調が悪くなったとは感じない」と回答した。長期処方(84.2%)や電話・オンライン診療(80.0%)などで、全体より高い割合を示した

3. 外来受診の手段のうち、「オンライン診療」は1.9%。オンライン診療に対する希望状況は、初診時は34.9%が利用に積極的(とても利用したい+利用したい)なのに対し、再診時では51.0%となり、初診時を大きく上回った。また、全体では、現役世代を中心に高い関心を示す一方、高齢者では低調となった

【「持病なし・体調不良あり」群】4. 感染拡大以降、「外来での受診はしなかった」回答者は14.2%だった。「かかりつけ医」がいる方は、より低い傾向(8.2%)にある

5. 受診しなかった方の体調変化は、76.3%が体調悪化を感じない(体調が回復した+特に体調が悪くなったとは感じない)と回答した。市販薬の服用による対処(計87.0%)などで、全体より高い割合を示した

【全体】6. 新型コロナウイルス感染拡大を契機に、病気や健康にかかわる回答者自身の意識変化は、全体の39.2%が「以前に比べ、生活習慣病の予防に関心を持つようになると思う」、23.5%が「以前に比べ、医療機関を受診するかどうかを慎重に考えるようになると思う」などで高い回答割合を示した

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1.「持病あり」群の通院頻度の変化①

緊急事態宣言が出ていた頃(2020年4~5月頃)において、感染拡大以前と比べた通院の頻度に変化について、「持病あり」群のうち、通院を抑制(通院する頻度を少なくしていた+通院するのをやめていた)していたのは24.7%となった。通院を抑制した理由については、「医療機関で新型コロナウイルスに感染するかもしれないと思ったから」(69.2%)、「外出自体をしないようにしていたから」(24.9%)といった、新型コロナウイルスへの感染を警戒したと考えられる回答が多く、次いで、「普段よりも長い日数分の薬の処方を受けていたから」(19.9%)とする回答が多くなりました。このほか、「電話やオンラインで診療を受けていたから」(7.3%)、「自身の体調管理により、通院する必要性を感じなくなった、あるいは頻度を減らしてもよいと感じたから」(5.9%)といった回答もあがった。

4

図 持病あり群の通院頻度(全体)と、通院抑制の理由内訳

1.4%

73.9% 18.3% 6.5%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

持病あり群

(n=3,500)

感染拡大前と比べて、通院する頻度を多くしていた(通院間隔を短くしていた)

感染拡大以前と比べて、通院する頻度は変わらなかった

感染拡大前と比べて、通院する頻度を少なくしていた(通院間隔を長くしていた)

通院するのをやめていた

回答者数(n=865) 割合

医療機関で新型コロナウイルスに感染するかもしれないと思ったから

69.2%

外出自体をしないようにしていたから 24.9%

普段よりも長い日数分の薬の処方を受けていたから 19.9%

他の人に新型コロナウイルスを感染させるかもしれないと思ったから

19.1%

医師や看護師から通院しないように、あるいは頻度を少なくするように言われていたから

17.0%

家族から通院しないように、あるいは頻度を少なくするように言われていたから

8.8%

電話やオンラインで診療を受けていたから 7.3%

自身の体調管理により、通院する必要性を感じなくなった、あるいは頻度を減らしてもよいと感じたから

5.9%

病状・体調が回復したから 5.2%市販の薬を飲んで症状に対処していたから 2.2%病状・体調が悪かったから 1.6%通院する時間がとれなかったから 1.6%入院していたから 0.3%その他の理由 2.2%特に理由はない 2.9%

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1.「持病あり」群の通院頻度の変化②

通院を抑制していた「持病あり」群の割合をかかりつけ医の有無別にみると、「病気になるといつも相談し、診察を受ける医師がいる」回答者では20.3%であり、全体(24.7%)に比べて割合が低くなった。なお、通院を抑制していた「持病あり」群の割合を、原因疾患の種類(複数回答)別にみると、「アトピー性皮膚炎」(42.1%)、「花粉症以外のアレルギー系の疾患」(41.3%)、「アトピー性皮膚炎以外の皮膚系の疾患」(40.2%)において、割合が40%超と高くなった。

5

※図表8を挿入

図 緊急事態宣言が出ていた頃(2020.4-5)における「持病あり」群の通院頻度の変化かかりつけ医の有無別(複数回答)

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1.「持病あり」群の通院頻度の変化③

6

図 緊急事態宣言が出ていた頃(2020.4-5)における「持病あり」群の通院頻度の変化定期的な通院を行っている原因疾患別(複数回答)

1.4

1.5

1.2

2.9

3.7

2.1

3.1

7.0

4.7

2.9

73.9

78.1

78.5

79.7

66.5

56.6

64.1

64.9

53.3

56.9

18.3

17.4

18.1

15.1

22.4

35.7

24.4

21.1

32.7

32.4

6.5

3.0

2.2

2.3

7.4

5.6

8.4

7.0

9.3

7.8

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

持病あり群全体(n=3,500)

高血圧症(n=1,085)

脂質異常症(コレステロール値、中性

脂肪値の異常など)(n=670)

高血圧症、脂質異常症以外の循環器系

の疾患(不整脈など)(n=172)

花粉症(n=272)

花粉症以外のアレルギー系の疾患

(n=143)

気管支喘息(n=131)

気管支喘息以外の呼吸器系の疾患(肺

炎など)(n=57)

アトピー性皮膚炎(n=107)

アトピー性皮膚炎以外の皮膚系の疾患

(皮膚乾燥症など)(n=102)

感染拡大前と比べて、通院する頻度を多くしていた(通院間隔を短くしていた)感染拡大以前と比べて、通院する頻度は変わらなかった感染拡大前と比べて、通院する頻度を少なくしていた(通院間隔を長くしていた)通院するのをやめていた

1.9

2.9

2.2

3.2

3.0

2.2

1.7

8.2

5.4

2.2

0.8

1.1

72.1

76.3

77.6

74.2

69.3

70.4

64.2

57.6

76.9

72.9

72.2

68.3

20.5

18.0

17.5

12.9

19.3

23.8

22.3

32.9

14.6

20.4

18.1

16.1

5.6

2.9

2.6

9.7

8.4

3.6

11.7

1.2

3.1

4.4

8.9

14.5

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

消化器系の疾患(胃炎など)(n=215)

泌尿・生殖器系の疾患(尿路結石、腎

炎など)(n=139)

糖尿病(n=416)

糖尿病以外の内分泌代謝障害(バセド

ウ病など)(n=31)

筋骨格系の疾患(関節リウマチ、腰痛

症、椎間板ヘルニアなど)(n=202)

眼科系の疾患(n=361)

婦人科系の疾患(n=179)

偏頭痛(n=85)

偏頭痛以外の精神・神経系の疾患

(n=130)

がん・腫瘍(n=181)

その他の疾患(n=608)

わからない・答えたくない(n=186)

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2.「持病あり」群の通院の抑制による体調変化

図 緊急事態宣言が解除された後(2020.6)において、緊急事態宣言前よりも通院を抑制していた「持病あり」群のうち、通院の抑制に伴って感じる体調の変化ー抑制していた理由別(複数回答)

緊急事態宣言が解除された後(2020年6月頃)において、通院を抑制(頻度減+通院とりやめ)していた「持病あり」群のうち、7.3%が「通院しない、あるいは頻度を少なくしても体調が回復した」、69.4%が「特に体調が悪くなったとは感じない」と回答した。通院を抑制していた「持病あり」群の体調の変化について、通院を抑制していた理由別(30人以上の回答があった理由=網掛け)にみると、「特に体調が悪くなったとは感じない」と回答した割合は、「普段よりも長い日数分の薬の処方を受けていたから」(84.2%)、「電話やオンラインで診療を受けていたから」(80.0%)、「他の人に新型コロナウイルスを感染させるかもしれないと思ったから」(76.1%)のほか、「自身の体調管理により、通院する必要性を感じなくなった、あるいは頻度を減らしてもよいと感じたから」(72.0%)などで、全体(69.4%)よりも高くなった。

7

通院しない、あるいは通院の頻度を少なくしても体調が回復した

特に体調が悪くなったとは感じない

体調が少し悪くなったと感じる

体調がとても悪くなったと感じる

わからない

751 7.3% 69.4% 10.7% 1.5% 11.2%

医療機関で新型コロナウイルスに感染するかもしれないと思ったから 475 6.9% 70.9% 11.6% 1.9% 8.6%外出自体をしないようにしていたから 137 5.8% 75.2% 11.7% 0.7% 6.6%他の人に新型コロナウイルスを感染させるかもしれないと思ったから 134 2.2% 76.1% 14.2% 1.5% 6.0%普段よりも長い日数分の薬の処方を受けていたから 133 4.5% 84.2% 6.8% 0.0% 4.5%医師や看護師から通院しないように、あるいは頻度を少なくするように言われていたから

111 7.2% 75.7% 11.7% 0.0% 5.4%

家族から通院しないように、あるいは頻度を少なくするように言われていたから

55 5.5% 63.6% 23.6% 3.6% 3.6%

自身の体調管理により、通院する必要性を感じなくなった、あるいは頻度を減らしてもよいと感じたから

50 12.0% 72.0% 8.0% 2.0% 6.0%

病状・体調が回復したから 49 32.7% 55.1% 6.1% 0.0% 6.1%電話やオンラインで診療を受けていたから 45 2.2% 80.0% 11.1% 0.0% 6.7%市販の薬を飲んで症状に対処していたから 11 9.1% 45.5% 45.5% 0.0% 0.0%通院する時間がとれなかったから 11 0.0% 90.9% 0.0% 0.0% 9.1%病状・体調が悪かったから 10 10.0% 20.0% 60.0% 10.0% 0.0%入院していたから 3 0.0% 100.0% 0.0% 0.0% 0.0%その他の理由 20 10.0% 65.0% 10.0% 5.0% 10.0%特に理由はない 47 2.1% 51.1% 0.0% 0.0% 46.8%

回答者数

通院の抑制に伴って感じる体調の変化

通院を抑制していた「持病あり」群全体

抑制していた理由

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3-1.「持病あり」群の外来受診の手段

図 緊急事態宣言が出ていた頃(2020.4-5)における「持病あり」群の外来受診の手段定期的な通院を行っている原因疾患別(複数回答)

緊急事態宣言が出ていた頃(2020年4~5月頃)における通院方法は、「持病あり」群のうち6.8%が、「ふだんとは異なる医療機関に通院していた」と回答した。また、「電話を利用して、医師の診療を受けた」との回答は6.6%、「インターネットやテレビ電話を利用して、オンラインで医師の診療を受けた」との回答は1.9%となった。通院方法を、原因疾患の種類(複数回答)別にみると、「電話を利用して、医師の診察を受けた」は、「気管支喘息以外の呼吸器系の疾患」(14.0%)、「気管支喘息」(13.7%)、「偏頭痛以外の精神・神経系の疾患」(12.3%)などとなった。また、「インターネットやテレビ電話を利用して、オンラインで医師の診療を受けた」では、「偏頭痛」(9.4%)、「アトピー性皮膚炎」(7.5%)、「花粉症」(7.4%)が高くなった。

8

電話を利用して、医師の診療を受けた

インターネットやテレビ電話を利用して、オンラインで医師の診療を受けた

普段とは異なる医療機関に通院していた

いずれも当てはまらない

3,500 6.6% 1.9% 6.8% 85.3%高血圧症 1,085 7.2% 1.5% 6.7% 85.1%

脂質異常症(コレステロール値、中性脂肪値の異常など) 670 6.1% 2.1% 8.2% 84.2%

高血圧症、脂質異常症以外の循環器系の疾患(不整脈など) 172 5.8% 4.1% 8.7% 84.3%

花粉症 272 11.8% 7.4% 9.2% 72.8%

花粉症以外のアレルギー系の疾患 143 9.8% 7.0% 9.1% 79.0%

気管支喘息 131 13.7% 3.8% 6.1% 80.2%

気管支喘息以外の呼吸器系の疾患(肺炎など) 57 14.0% 7.0% 8.8% 77.2%

アトピー性皮膚炎 107 9.3% 7.5% 8.4% 77.6%

アトピー性皮膚炎以外の皮膚系の疾患(皮膚乾燥症など) 102 9.8% 4.9% 9.8% 80.4%

消化器系の疾患(胃炎など) 215 9.3% 2.3% 9.8% 80.9%

泌尿・生殖器系の疾患(尿路結石、腎炎など) 139 3.6% 2.9% 6.5% 88.5%

糖尿病 416 7.0% 1.2% 6.7% 86.3%

糖尿病以外の内分泌代謝障害(バセドウ病など) 31 9.7% 3.2% 9.7% 83.9%

筋骨格系の疾患(関節リウマチ、腰痛症、椎間板ヘルニアなど) 202 7.4% 2.0% 7.4% 84.2%

眼科系の疾患 361 5.8% 1.9% 3.0% 89.8%

婦人科系の疾患 179 5.0% 2.8% 6.1% 87.7%

偏頭痛 85 10.6% 9.4% 14.1% 70.6%

偏頭痛以外の精神・神経系の疾患 130 12.3% 3.8% 7.7% 78.5%

がん・腫瘍 181 7.2% 1.1% 5.0% 88.4%

その他の疾病 608 5.9% 1.0% 4.8% 89.0%

わからない・答えたくない 186 8.1% 1.6% 7.5% 83.9%

回答者数

受診方法

「持病あり」群全体

定期的な通院を行っ

ていた疾患

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3-2.オンライン診療に対する希望①

図 「持病あり」群におけるオンライン診療に対する希望状況、初診時ー定期的な通院を行っている原因疾患別(複数回答)

「持病あり」群の回答者について、初診時のオンライン診療に対する希望状況を見ると、全体の6.5%が「とても利用したいと思う」、28.4%が「利用したいと思う」と回答した。疾患別では、「とても利用したいと思う+利用したいと思う」の割合(全体34.9%)が高いのは「アトピー性皮膚炎」(47.7%)、「アトピー性皮膚炎以外の皮膚系の疾患」(44.1%)、「婦人科系の疾患」(40.8%)、「偏頭痛」(43.5%)―などで、いずれも40%を超えた。

9

6.5

6.5

6.1

7.0

9.2

7.0

9.2

10.5

10.3

10.8

28.4

25.8

26.1

25.6

32.0

31.5

26.7

26.3

37.4

33.3

49.3

49.8

51.8

50.6

40.1

46.9

43.5

45.6

37.4

42.2

15.8

17.9

16.0

16.9

18.8

14.7

20.6

17.5

15.0

13.7

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

持病あり群全体(n=3,500)

高血圧症(n=1,085)

脂質異常症(コレステロール値、

中性脂肪値の異常など)(n=670)

高血圧症、脂質異常症以外の

循環器系の疾患(不整脈など)(n=172)

花粉症(n=272)

花粉症以外のアレルギー系の

疾患(n=143)

気管支喘息(n=131)

気管支喘息以外の呼吸器系の

疾患(肺炎など)(n=57)

アトピー性皮膚炎(n=107)

アトピー性皮膚炎以外の皮膚系の

疾患(皮膚乾燥症など)(n=102)

とても利用したいと思う 利用したいと思う

あまり利用したいとは思わない まったく利用したいとは思わない

5.1

7.9

5.5

3.2

4.5

6.9

7.8

10.6

10.8

8.8

6.4

5.4

29.8

30.2

26.2

35.5

26.7

25.8

33.0

32.9

22.3

25.4

28.0

32.3

47.0

47.5

51.2

48.4

54.5

52.6

46.4

42.4

53.8

50.3

50.8

43.0

18.1

14.4

17.1

12.9

14.4

14.7

12.8

14.1

13.1

15.5

14.8

19.4

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

消化器系の疾患(胃炎など)(n=215)

泌尿・生殖器系の疾患

(尿路結石、腎炎など)(n=139)

糖尿病(n=416)

糖尿病以外の内分泌代謝障害

(バセドウ病など)(n=31)

筋骨格系の疾患(関節リウマチ、

腰痛症、椎間板ヘルニアなど)(n=202)

眼科系の疾患(n=361)

婦人科系の疾患(n=179)

偏頭痛(n=85)

偏頭痛以外の精神・神経系の

疾患(n=130)

がん・腫瘍(n=181)

その他の疾患(n=608)

わからない・答えたくない(n=186)

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3-2.オンライン診療に対する希望②

図 「持病あり」群におけるオンライン診療に対する希望状況、再診時ー定期的な通院を行っている原因疾患別(複数回答)

「持病あり」群の回答者について、再診時のオンライン診療に対する希望状況をみると、全体の9.6%が「とても利用したいと思う」、41.5%が「利用したいと思う」と回答し、「とても利用したいと思う+利用したいと思う」(51.1%)と回答した方の割合が、初診時(34.9%)を大きく上回った。疾患別では、「とても利用したいと思う+利用したいと思う」の割合が高いのは「アトピー性皮膚炎」(65.4%)、「アトピー性皮膚炎以外の皮膚系の疾患」(63.7%)、「婦人科系の疾患」(59.2%)、「偏頭痛」(62.4%)―などで、いずれも約60%程度か、それ以上となった。

10

※図表24を挿入

9.6

8.8

10.3

9.9

12.1

10.5

13.7

12.3

17.8

16.7

41.5

38.6

41.2

30.8

41.2

39.9

35.9

35.1

47.7

47.1

37.7

39.7

38.1

44.8

34.9

40.6

35.9

38.6

25.2

24.5

11.3

12.9

10.4

14.5

11.8

9.1

14.5

14.0

9.3

11.8

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

持病あり群全体(n=3,500)

高血圧症(n=1,085)

脂質異常症(コレステロール値、

中性脂肪値の異常など)(n=670)

高血圧症、脂質異常症以外の

循環器系の疾患(不整脈など)(n=172)

花粉症(n=272)

花粉症以外のアレルギー系の

疾患(n=143)

気管支喘息(n=131)

気管支喘息以外の呼吸器系の

疾患(肺炎など)(n=57)

アトピー性皮膚炎(n=107)

アトピー性皮膚炎以外の皮膚系の

疾患(皮膚乾燥症など)(n=102)

とても利用したいと思う 利用したいと思う

あまり利用したいとは思わない まったく利用したいとは思わない

8.8

11.5

7.0

9.7

7.4

8.6

12.3

18.8

15.4

9.4

11.0

8.6

42.8

46.0

39.2

38.7

43.1

39.6

46.9

43.5

37.7

45.9

42.9

38.7

36.7

33.8

42.1

41.9

41.1

42.1

32.4

27.1

38.5

34.8

35.7

36.0

11.6

8.6

11.8

9.7

8.4

9.7

8.4

10.6

8.5

9.9

10.4

16.7

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

消化器系の疾患(胃炎など)(n=215)

泌尿・生殖器系の疾患

(尿路結石、腎炎など)(n=139)

糖尿病(n=416)

糖尿病以外の内分泌代謝障害

(バセドウ病など)(n=31)

筋骨格系の疾患(関節リウマチ、

腰痛症、椎間板ヘルニアなど)(n=202)

眼科系の疾患(n=361)

婦人科系の疾患(n=179)

偏頭痛(n=85)

偏頭痛以外の精神・神経系の

疾患(n=130)

がん・腫瘍(n=181)

その他の疾患(n=608)

わからない・答えたくない(n=186)

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3-2.オンライン診療に対する希望③

図 全体におけるオンライン診療に対する希望状況、初診時ー年齢階級別(単一回答)

「持病あり」群および「持病なし・体調不良あり」群全体の回答者について、初診時のオンライン診療に対する希望状況を見ると、全体の6.8%が「とても利用したいと思う」、30.0%が「利用したいと思う」と回答した。「とても利用したいと思う+利用したいと思う」の割合を年齢階級別にみると、20歳代(46.1%)から50歳代(39.0%)までの現役世代を中心に、全体(36.8%)よりも高くなった。

11

6.8

8.2

5.5

11.5

8.9

8.4

7.2

4.8

4.4

30.0

31.9

28.1

34.7

33.1

32.9

31.8

28.3

25.0

48.4

44.8

51.9

39.5

45.1

43.3

47.4

52.3

54.0

14.8

15.1

14.5

14.3

12.9

15.4

13.6

14.6

16.5

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体(n=4,623)

男性計(n=2,267)

女性計(n=2,356)

20代(n=453)

30代(n=526)

40代(n=741)

50代(n=789)

60代(n=959)

70代(n=1,155)

とても利用したいと思う 利用したいと思う

あまり利用したいとは思わない まったく利用したいとは思わない

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3-2.オンライン診療に対する希望④

図 全体におけるオンライン診療に対する希望状況、再診時ー年齢階級別(単一回答)

「持病あり」群および「持病なし・体調不良あり」群全体の回答者について、再診時のオンライン診療に対する希望状況を見ると、全体の10.0%が「とても利用したいと思う」、44.0%が「利用したいと思う」と回答し、 「とても利用したいと思う+利用したいと思う」(54.0%)と回答した方の割合が、初診時(36.8%)を大きく上回った。「とても利用したいと思う+利用したいと思う」の割合を年齢階級別にみると、20歳代(65.6%)と30歳代(61.8%)で60%を超え、50歳代(56.1%)までの現役世代を中心に、全体(54.0%)よりも高くなった。

12

10.0

11.1

8.9

17.9

12.9

13.0

10.4

6.5

6.3

44.0

43.2

44.8

47.7

48.9

45.3

45.8

42.1

39.8

35.7

34.3

37.0

26.0

29.8

30.8

34.3

40.6

42.1

10.3

11.4

9.3

8.4

8.4

10.9

9.5

10.8

11.8

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体(n=4,623)

男性計(n=2,267)

女性計(n=2,356)

20代(n=453)

30代(n=526)

40代(n=741)

50代(n=789)

60代(n=959)

70代(n=1,155)

とても利用したいと思う 利用したいと思う

あまり利用したいとは思わない まったく利用したいとは思わない

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4.「持病なし・体調不良あり」群の外来受診状況

図 新型コロナウイルスの感染拡大以降(2020.2以降)における「持病なし・体調不良あり」群の外来受診の状況ーかかりつけ医の有無別(複数回答)

感染拡大以降(2020年2月以降)における、「医療機関の受診を検討するような体調不良」の際の外来受診の状況について、「持病なし・体調不良あり」群のうち「ふだん受診することが多い医療機関とは別の医療機関を、外来で受診した」との回答は25.8%、「電話を利用して、医師の診療を受けた」との回答は1.2%、「インターネットやテレビ電話を利用して、オンラインで医師の診療を受けた」との回答は0.3%、「外来での受診はしなかった」との回答は14.2%となった。ふだん受診することが多い医療機関とは別の医療機関の受診や無受診について、かかりつけ医の有無別にみると、「病気になるといつも相談し、診察を受ける医師がいる」回答者ではそれぞれ17.7%、8.2%となり、全体(25.8%、14.2%)に比べて割合が低くなった。

13

電話を利用して、医師の診療を受けた

インターネットやテレビ電話を利用して、オンラインで医師の診療を受けた

ふだん受診することが多い医療機関とは別の医療機関を、外来で受診した

ふだん受診することが多い医療機関を、外来で受診した

外来での受診はしなかった

1,123 1.2% 0.3% 25.8% 61.8% 14.2%

病気になるといつも相談し、診察を受ける医師がいる

232 1.3% 0.0% 17.7% 75.0% 8.2%

この病気ならこの先生という意味でなら、決まった医師がいる

238 2.1% 0.8% 21.0% 69.7% 13.0%

いつもかかる医療機関はあるが、診察を受ける医師は決まっていない

327 0.9% 0.0% 25.1% 63.9% 12.5%

そのような医師・医療機関はない 326 0.9% 0.3% 35.9% 44.5% 21.2%

「持病なし・体調不良あり」群全体

受診方法

かかりつけ医の状況

回答者数

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5.「持病なし・体調不良あり」群の受診の抑制による体調変化

図 新型コロナウイルスの感染拡大以降(2020.2以降)の体調不良時に受診をしなかった「持病なし・体調不良あり」群のうち、受診しなかったことで感じる体調の変化ー受診しなかった理由別(複数回答)

感染拡大以降(2020年2月以降)において、体調不良があったにもかかわらず、受診をしなかった「持病なし・体調不良あり」群のうち、59.4%が「受診をしなくても体調が回復した」、16.9%が「特に体調が悪くなったとは感じない」と回答した。受診をしなかった「持病なし・体調不良あり」群の体調の変化について、受診しなかった理由別(30人以上の回答があった理由=網掛け)にみると、「受診しなくても体調が回復した」と回答した割合は、「病状・体調が回復したから」(81.4%)、「市販の薬を飲んで症状に対処していたから」(70.4%)、「他の人に新型コロナウイルスを感染させるかもしれないと思ったから」(63.6%)で、全体(59.4%)よりも高くなった。

14

受診しなくても体調が回復した

特に体調が悪くなったとは感じない

体調が少し悪くなったと感じる

体調がとても悪くなったと感じる

わからない

160 59.4% 16.9% 12.5% 3.1% 8.1%

医療機関で新型コロナウイルスに感染するかもしれないと思ったから 87 57.5% 19.5% 12.6% 1.1% 9.2%

市販の薬を飲んで症状に対処していたから 54 70.4% 16.7% 7.4% 1.9% 3.7%

病状・体調が回復したから 43 81.4% 14.0% 0.0% 0.0% 4.7%

外出自体をしないようにしていたから 37 51.4% 21.6% 16.2% 5.4% 5.4%

他の人に新型コロナウイルスを感染させるかもしれないと思ったから 33 63.6% 18.2% 9.1% 3.0% 6.1%

受診する時間がとれなかったから 17 41.2% 17.6% 35.3% 5.9% 0.0%

病状・体調が悪かったから 16 62.5% 6.3% 12.5% 18.8% 0.0%

自身の体調管理により、受診する必要性を感じなくなったから 14 78.6% 21.4% 0.0% 0.0% 0.0%

医師や看護師から受診しないように言われたから 5 80.0% 0.0% 0.0% 0.0% 20.0%

家族から受診しないように言われたから 5 80.0% 0.0% 20.0% 0.0% 0.0%

入院していたから 2 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 100.0%

電話やオンラインで診療を受けたから 1 100.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%

その他の理由 12 50.0% 33.3% 8.3% 8.3% 0.0%

特に理由はない 3 0.0% 33.3% 33.3% 0.0% 33.3%

回答者数

受診しなかったことで感じる体調の変化

受診をしなかった「持病なし・体調不良あり」群全体

受診をしなかっ

た理由

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6.新型コロナウイルスの感染拡大を契機とした病気や健康の意識の変化

図 新型コロナウイルスの感染拡大を契機として、病気や健康にかかわる回答者自身の意識がどのように変わると思うか(複数回答)

新型コロナウイルス感染拡大を契機に、病気や健康にかかわる回答者自身の意識が、今後どのように変わると思うか問うたところ、全体の39.2%が「以前に比べ、生活習慣病の予防に関心を持つようになると思う」、33.0%が「以前に比べ、生活習慣病以外の病気の予防や健康管理に関心を持つようになると思う」、23.5%が「以前に比べ、医療機関を受診するかどうかを慎重に考えるようになると思う」など、高い回答割合を示した。一方で、29.9%が「特に意識は変わらないと思う」と回答した。

15

生活習慣病の予防に関心を持つようになると思う

生活習慣病以外の病気の予防や健康管理に関心を持つようになると思う

こまめに医療機関を受診しようと考えるようになると思う

医療機関を受診するかどうかを慎重に考えるようになると思う

一度により長い日数の薬の処方を受けて、受診の頻度を減らそうと考えることが増えると思う

医療機関の受診にかえて、市販の薬を服用することが増えると思う

「持病あり」群 3,500 38.5% 31.9% 3.0% 19.8% 18.5% 3.2%

「持病なし・体調不良あり」群 1,123 41.5% 36.5% 4.2% 35.0% 17.0% 9.5%

全体 4,623 39.2% 33.0% 3.3% 23.5% 18.1% 4.7%

オンラインでの受診を活用しようと考えることが増えると思う

オンラインを通じた薬の配送を活用しようと考えることが増えると思う

オンラインでの健康相談を活用しようと考えることが増えると思う

「持病あり」群 3,500 10.6% 6.4% 5.5% 3.6% 0.4% 32.2%

「持病なし・体調不良あり」群 1,123 16.4% 9.2% 9.2% 7.8% 0.4% 22.7%

全体 4,623 12.0% 7.1% 6.4% 4.7% 0.4% 29.9%

オンラインサービス ドラッグストアなど、医療機関以外での健康相談を活用しようと考えることが増えると思う

その他の意識 特に意識は変わらないと思う

回答者数

以前と比べての変化

回答者数

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調査結果から見えてくること

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【「かかりつけ医」の普及促進】◆ 身近な医療機関を中心とした「かかりつけ医」の普及を促し、患者の継続的な治療や管理を担いつつ、医薬品の適切な長期処方やオンライン診療などの方法を組み合わせ、患者が適正に受診できる仕組みが必要とされている

【セルフメディケーションの促進】◆ 様ざまな症状に自助努力で一定程度対応できるよう、安全性に配慮したうえで、市販薬(スイッチOTC等)の対象範囲の拡大など、セルフメディケーションの促進が求められている

【オンライン診療の環境整備と推進】◆ 患者のニーズが高いオンライン診療については、対象疾患などの条件や年齢層に応じた利用支援策などの環境を整えつつ、推進することが考えられる

【予防・啓発など保険者機能の発揮】◆ 生活習慣病を中心とした加入者の予防意識の高まりや、ヘルスリテラシーの向上に対応するため、保険者は、予防・健康づくりの更なる推進や適正受診のための情報提供・啓発など、事業主と協力しつつ、保険者機能を発揮することが求められている