在宅医療をすべての地域へ、すべての人へ! ~多死社会を迎...
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在宅医療をすべての地域へ、すべての人へ! ~多死社会を迎え、在宅医療が解決の鍵になる~
医療法人ゆうの森たんぽぽクリニック 在宅医療連携拠点たんぽぽ
一井美哉子、松重明、塚本強 木原信吾、永井康徳
平成24年度在宅医療連携拠点事業成果報告書
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○ 在宅専門診療所(在宅療養支援診療所)
○ 平成12年10月開業
○ 在宅患者数 約550名 (平成25年1月現在)
○ 在宅看取り数 82名 (平成23年実績)
○ 常勤医師8名、非常勤医師3名
事業実施主体の概要
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IT技術で多地点・多職種連携の促進
愛媛県内の診療所3か所を つないで毎朝のWEB会議
申し送りブログと電子カルテを 用いて、多職種による情報共有と 多職種の専門性を尊重した話し合い 医療・介護・看取りの方針統一
在宅医療はチームでの情報共有と 方針の統一が鍵
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在宅医療をすべてに!
在宅医療を
すべての地域 に広げよう!
在宅医療を
すべての人 に広めよう!
在宅医療で
地域に看取り を取り戻そう!
多死社会を迎え、在宅医療は解決の鍵になる
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在宅医療の充実 自宅での看取りの増加 医療費の減少
経営の成立 開業4ヶ月目で経営改善
医療者の疲弊の解決
1. 俵津プロジェクト
住民1,200人、年間赤字3,000万円で 廃止が決まった僻地診療所の再生
24時間対応で積極的な在宅医療を広域的に展開
調剤薬局の併設 (院外処方による経営改善と 薬担当のNSの活用)
循環型地域医療 (複数医師の交代制で医療従事者の疲弊の解決、教育研修機能の充実)
在宅医療 たんぽぽ俵津診療所
僻地診療所
たんぽぽクリニック
都市部の診療所
調剤薬局
約70㎞離れている
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2. 在宅医療の発展が地域医療の疲弊を救う
在宅医療
訪問診療
救急搬送が減る
自宅での看取りが増える
治す医療に専念
病院医師も楽になり、 やりがいがアップする
入院患者の減少
在宅患者の増加
在院日数が短縮する
病院経営が改善する
地域医療の疲弊を解決
自然な看取り↑
胃瘻患者↓
終末期医療
社会的入院
生き方と死に方の提案
病院から在宅へ 医療の機能分担 が進む
NICU問題
病院の出口の整備
疲弊した地域の病院
24時間対応
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3. 急性期病院職員への教育・研修活動
地域の在宅医や
訪問看護ステーションへ患者を託し引き継ぐ
たんぽぽクリニック
愛媛大学医学部附属病院 医療福祉支援センター
連携室での 退院患者相談
病棟カンファレンスへの定期参加と在宅医療に関する病棟スタッフへの講義
連携室スタッフへの講義や養成講習の担当
医師、看護師が 週1回大学病院へ 勤務
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4.全国統一在宅医療テスト
知識の普及が患者マネジメントの 質の向上と在宅医療普及につながる
患者にとって、医療者の無知は罪!
在宅医療テスト
全国から受験者数773名、67団体が参加
第3回全国統一在宅医療テスト (平成24.10.28)
公式テキスト
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5. 看取りのパンフレット制作
在宅医療と看取りの道しるべに
・住み慣れた家での看取りとは ・枯れるように逝くこと ・楽なように、やりたいように 後悔しないように
看取りと向き合う ・大切な人を看取った家族の物語り ・看取りの時が近づいたら
第一部
第二部
在宅医からのメッセージ
医療・介護に携わる人達への教育・研修テキストとしても活用予定
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「本人がそれを望むかどうか」を考えて、治療や療養の場、看取りの場所を選択できる社会にするためにはどうすればよいのか? 脚本・演出家、劇団員とゆうの森スタッフの話し合いを重ね完成させた演劇。
演劇「命に向き合う時」〜胃ろうと延命〜
第15回日本在宅医学会大会において上演
6. 地域住民への啓発活動
NHK全国ニュース、地元新聞で取り上げられ、CATVで放映
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在宅医療をすべてに!
在宅医療を
すべての地域 に広げよう!
在宅医療を
すべての人 に広めよう!
在宅医療で
地域に看取り を取り戻そう!
自分らしく豊かに生きる ~楽なように やりたいように 後悔しないように~
以上が、私達連携拠点たんぽぽの取り組みです!