office 365 proplus の展開～2016～

Office 365 ProPlus の展開～2016～

Office 365 第12回勉強会

2015.10.31

自己紹介

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宮川麻里 (みやかわまり）

MCT (Microsoft 認定トレーナー)

MVP (Office Servers and Services)

㈱IPイノベーションズ

http://www.ipii.co.jp

Office 365 関連トレーニング・Active Directory など数々実施中

Office 365 ProPlus とは

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EnterPrise 3 以上 / Proplus

対応サブスクリプション

Office 365 の対応サブスクリプションにより利用可能なOffice アプリケーション

Business プランはAccess/Skype for Business なし


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ここが注目ポイント

最新版の Office アプリケーションが利用可能

現在（2015.10/末)先行リリース :Office 2013 / Office 2016 より選択

旧バージョン(パッケージ版)と共存可能

App-Vの仕組みを利用しているためパッケージ版との共存が可能

Office 2016配信：2016/02

マクロの移行やレイアウト修正もゆっくり対応

OneDrive for Business もついてくる

Office 365 ProPlus の展開

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１．ユーザーによるインストール

Office 365 ProPlus の展開：ユーザーによるインストール

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１．ポータル画面より

ユーザーが都合のよいタイミングで実施


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インストール状況の確認ユーザー自身の確認管理者の確認

[Office 365 の設定] – [インストールステータス] [アクティブなユーザー]– [Office インストール]


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ユーザーインストールのよくある懸念事項

社員が一斉にWANによるインストール・・・

管理者による一元管理ができない

アプリケーションの選択ができない

ビルドの選択ができない


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これらを解消するには・・・

Office 展開ツールを利用したインストールを行う

Office Deployment Tool


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２．管理者によるインストール

Office 365 ProPlus の展開：Office 展開ツール

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ツールのダウンロード

http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=36778

Office 2013 Deployment Tool for Click-to-Run


Office 2016 Deployment Tool


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Office 展開ツールを利用した場合

WANLAN

WANで社内サーバーへダウンロードLANで適切な配信手段で展開する


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３．展開手順


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Office 展開ツールの構成

Setup.exe

Configuration.xml


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Office 2016 の Configuration.xml


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Configuration.xml の構文

< で始まり、/> でくくられる部分は要素

<!—で始まり、-->でくくられる部分はコメント

この部分は実行されない

この部分は実行されるので、ここをカスタマイズする


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主なConfiguration.xml 要素の意味

要素設定内容

Configuration 要素構成開始箇所

Add 要素インストールする製品、言語の設定

Display 要素ユーザーに表示するユーザーインターフェースの表示切替

ExcludeApp 要素インストールしない Office アプリケーションを選択

Language 要素インストールする言語の選択

Product 要素インストールする製品の指定


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カスタマイズ例①

<Add SourcePath=“¥¥server1¥kyoyu¥” OfficeClientEdition= “64”>

社内サーバー server1の共有フォルダ kyoyu に 64bit エディションをダウンロード


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Office 2016 展開ツールでは Add SourcePath が空白だとエラー


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カスタマイズ例②

<ExcludeApp ID="Access" /><ExcludeApp ID="InfoPath" />

AccessとInfoPathはインストールしたくない

クイック実行 configuration.xml ファイルのリファレンス(TechNet)

https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/jj219426.aspx


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カスタマイズ例③

<Property Name="SharedComputerLicensing" Value="1" />

共有PCへインストール

・初回利用時にサインイン→ライセンスは消費されないが、数日後ライセンストークンの期限が切れるのでまたサインイン

ユーザー個人のライセンスが消費されることなくProPlusの利用が可能

・インターネット回線必須

・1人のアカウントで一定期間に複数台の共有PCへのライセンス認証は不可

注意


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Office 展開ツールの３つの実行モード

モード用途使用例

Download インストールソースの生成 setup.exe /download <path of Configuration.xml file>

Configure クライアントヘの構成 setup.exe /configure <path of Click-to-Run Configuration.xml file>

packager App-V パッケージの作成 setup.exe /packager <Configuration.xml file path> <output path>

Office 365 ProPlus の展開手順

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４．Office 2016の場合

Office 365 ProPlus の展開：Office 2016の場合

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Office 2016 Configuration.xml

更新プログラム取得方法の変更


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Current Branch（CB）

従来の更新方法。月1回の更新プログラム配信

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

4月

CB


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1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月

11月

12月

1月 2月 3月 4月

Current Branch for Business（CBB）

4か月おきに更新プログラム配信。最大8か月まで延長可能。

CB

CBBCBB1

CBB2

CBB3

セキュリティパッチ

セキュリティパッチ

セキュリティパッチ・・・Office 2016の既定値はこれ


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First Release for Current Branch for Business（FR CBB）

本配信の4カ月前に新機能を入手できる

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月

11月

12月

1月 2月 3月 4月

CB

FRCBB

FRCBB1 FRCBB2 FRCBB3 FRCBB4

CBB

CBB1 CBB2 CBB3


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Microsoft Technet


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Office 2016 Administrative Template files

Active Directory グループポリシーを利用した展開



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Office 2016 Administrative Template files




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コンピューターの構成 - ポリシー - 管理用テンプレート



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コンピューターの構成 - ポリシー - 管理用テンプレート



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ユーザーの構成 - ポリシー - 管理用テンプレート



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ユーザーの構成 - ポリシー - 管理用テンプレート



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[注意]


グループポリシーで「ユーザーの構成」にあるポリシーをコンピューターに対して適用させる

ループバックポリシー

[ユーザーの構成] コンピューターに対して適用

まとめ

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運用ポリシーや利用者の状況に応じた展開方法を選択しましょう！

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