powerpoint プレゼンテーションºº間本位の産業を目指して “connected...

人間本位の産業を目指して

“Connected Industries”New vision for the future of Japanese industries

2017 Copyright Robot Revolution Initiative, All Rights Reserved.

2017年WG報告会

RRI/WG1「IoTによる製造ビジネス変革」




目次

2

1. 2016年度事業報告1-1 体制と人事1-2 主な国際活動

1-2-1 日独共同宣言1-2-2 ハノーバー宣言

1-3 主な国内活動1-3-1 幹事会・アドバイザリーボード、WG1、サブWG1-3-2 産業機械サブ幹事会、アクション・グループ

2. 2017年度事業計画2-1 現状の認識2-2 活動方針－システム・アプローチ2-3 体制の強化と新規活動

2-3-1 体制の強化2-3-2 欧米活動の理解と連携2-3-3 “Connected Industries”の推進

2-4 2016年度の活動の継続推進




ロボット革命イニシアティブ協議会

提案

報告全体戦略、活動の方向性等の案作成メンバ : 有識者、国内外企業

分野別サブ幹事会

・会員企業自身が主体となり、メンバ企業を募って組成。・新たなサブＷＧの設置については随時可能。

・必要に応じて、分野別の施策や課題検討の場を設置。

ＡＧ（アクショングループ）

・ドイツPF4.0の各AGにも対応する立て付け。

アドバイザリーボード(AB)幹事会

1-1 体制と人事経済産業省

連携・提案等

施策検討

管理・運営

施策実行

テーマ別サブＷＧ課題抽出

WG1: 「IoTによる製造ビジネス変革WG」

事務局

3

幹事会メンバ• WG1共同主査

水上潔（㈱日立製作所）→ 9月濱村有一（同）山本雅之（三菱電機㈱）→ 3月高橋俊哉（同）

• AB主査兼国際標準化AG主査木村文彦（東京大学名誉教授）

• 中堅・中小企業AG主査松島佳樹（法政大学）

• ユースケースAG主査可部明克（早稲田大学）

2016年度新設• 幹事会• アドバイザリーボード• アクション・グループ

国際標準化AG中堅・中小企業AGユースケースAG



2017 Copyright Robot Revolution Initiative, All Rights Reserved. 4

1. 2016年度事業報告

1-2 主な国際活動




1-2-1 日独共同宣言

5

民間のプラットフォーム協力ロボット革命イニシアティブ協議会とプ

ラットフォームインダストリー４．０の間で連携強化に係る文書を４月２８日に締結。

研究開発協力産業技術総合研究所とドイツ人工知

能研究所（DFKI）との間で研究協力のLoIを締結済み。

今後具体的な協力に向けて連携強化の調整を実施中。上田経済産業審議官

マハニック経済エネルギー省事務次官

先月28日、経済産業省と経済エネルギー省の間で「日独ＩｏＴ／インダストリー４．０協力に係る共同声明」を締結。今月４日の日独首脳会談において本声明の締結を歓迎。

日独政府間「共同声明」のポイント

経済産業省とドイツ経済エネルギー省の間で、IoT/インダストリー4.0協力に関する局長級対話を毎年実施。

IoT/インダストリー4.0に関心がある民間団体等の参加を得て、具体的に下記項目等で連携（詳細次ページ）

① 産業サイバーセキュリティ② 国際標準化③ 規制改革④ 中小企業⑤ 人材育成⑥ 研究開発

日独首脳会談共同記者会見（平成28年5月4日）安倍総理冒頭ご発言

「日独は科学技術とイノベーションで世界をリードしています。先週、経済産業省と経済エネルギー省の間でＩｏＴとインダストリー４．０に関する共同声明が発表されたことを歓迎したいと思います。今後も日独で緊密に協力して、「第四次産業革命」を実現させたいと思います」

安倍総理とメルケル首相

ﾌﾟﾗｯﾄﾌｫｰﾑ間、研究機関間でも協力推進




1-2-2 ハノーバー宣言

6




参考日独分野別Joint Paper

「産業サイバーセキュリティ」に関する日独Joint Position Paper（全３ページ）

「国際標準化」に関する日独Joint Strategy Paper（全４ページ）

7

https://www.jmfrri.gr.jp/info/439.html

https://www.jmfrri.gr.jp/info/439.html




295事例

169事例

【参考】各国のIoTユースケースマップ日本：http://usecase.jmfrri.jp/#/独：http://www.plattform-i40.de/I40/Navigation/Karte/SiteGlobals/Forms/Formulare/karte-anwendungsbeispiele-formular.html仏：http://exemples-aif.industrie-dufutur.org/

オンライン・ユースケースマップ

参考 IoT先進事例独・仏との共有

目的・成果の可視化・ベストプラクティスの共有・ビジネス協力の促進

2017年3月のCeBIT（独ハノーバー）で包括版を公表（210件）

210事例

8

http://usecase.jmfrri.jp/#/

http://www.plattform-i40.de/I40/Navigation/Karte/SiteGlobals/Forms/Formulare/karte-anwendungsbeispiele-formular.html

http://exemples-aif.industrie-dufutur.org/




参考共同声明の協力分野毎の進捗

9

WG1対応




1. 2016年度事業報告

1-3 主な国内活動




1-3-1 幹事会・AB、WG1、サブWG

11

分類名称主査・役割・主査成果

管理・運営幹事会・アドバイザリーボード

主査木村文彦(東大)WGの活動に必要な事項の決定を行うための案を審議し、WGに諮る。

方針決定• 先行する独米を学びながら日本の

戦略を検討• “Connected Industries”を

行政と連携し検討• 2017年度新体制

施策承認情報共有

WG1 主査濱村(日立)、高橋(三菱電機)

政策や企業施策など国内外の動向、各種活動メンバ募集など。

課題抽出テーマ別サブWG

会員企業の課題意識起点で、メンバを募集し課題検討・事例見学。①間宮(アマダ）現場情報の見える化と標準化（中小加工分野）②坂上(イシダ）食品製造業関連（中小食品分野）③泉(ミツイワ）IT-FA連携システム導入・構築プロセス標準の整備④杉江(三菱総研）我が国製造業の強みの維持・強化⑤森田(三菱電機）ITシステムとFA現場の融合をめざした情報連携

中間報告交流会2016年度報告交流会(2017/6/29予定)

FAコンポ系・IT系間コミュニケーションギャップ、協調領域・課題設定の難しさなどの経験を通してノウハウの取得。同・異業種間情報交換を通したオープン・イノベーションの意義理解。




1-3-2 サブ幹事会・アクショングループ

12

分類名称主査・役割成果

施策検討分野別サブ幹事会産業機械

主査可部明克(早大)

工作機械メーカーのノウハウや工作機械の機能に基づくスマートマニュファクチャリングの実践に向けた課題を元に施策検討。

現場力を活用したサイバーフィジカル生産システムの概念化、本システムで人の判断などを取り入れた情報モデルの作成。機械の稼動進捗モニタリングの高精度化、工作機械の状態などの情報に基づく品質管理、工作機械メーカーのノウハウを活用した保全サービスなどのユースケースの分析、工作機械やその他の周辺装置が持つべきインターフェースの分析など実施。報告書『「スマートマニュファクチュアリングの実践」－ケース「現場力を活用するサイバーフィジカル生産システム」』。

施策実行国際標準化AG

主査木村文彦(東大)

スマートマニファクチャリングの国際標準化に関連した諸活動デジュール・デファクト・日独連携・国プロの情報交換と活動支援。

日独専門家会合を６回実施。日独間の今後の協力方針等を記載した共通戦略文書を公表@CeBIT。システムアプローチに沿った国際標準記法(Unified Reference Model – Map and

Methodology)の提案によるIEC・ISOでのプレゼンス確保。




分類名称主査・役割成果

施策実行中堅・中小企業AG

主査松島佳樹(法政大)

15年度サブ幹事会/中堅・中小企業で検討した施策の推進。

中堅・中小製造業においてIoT等を利用したユースケース（先進事例）を募集し約40件を発表。中堅・中小製造業向けの身近で簡易なIoTツールを募集し、「スマートものづくり応援ツール」として100件強を発表。地方各地で取組を行っている事業者や支援者等とのネットワークを構築。

施策実行ユースケースAG

主査可部明克(早大)

企業間連携など先進的IoT化の事例を集め、各企業他が活用できるようにするとともに、さらなる先進事例の創出のための施策を検討。

製造業においてIoT等を利用したユースケース（先進事例）約210件をオンラインマップ上にプロットし発表、日独仏と共有@CeBIT。IoT化の推進レベルの合意形成ツールとして日本版Toolbox案を検討し、その使い方を検討。




参考スマートものづくり応援ツール

• 上記を受け、中堅・中小製造業がより簡単に、低コストで使える業務アプリケーションやセンサーモジュール等のツールについて、下記の７つのユースケースをテーマとして収集。

• 中小製造企業の経営者の目線にて審査委員会を実施した上で公表。

ＲＲＩ中堅・中小企業AG“IoTは、経営や生産現場の課題を解消するためのツールだが、「高度で手の届かないツール」との認識は不要。それぞれの企業の身の丈に合った活用方法がある”

1. 生産現場における課題を解決するためのツール

2. 工場や企業の間で情報連携をする際の課題を解決するためのツール

3. 事務における課題を解決するためのツール4. グローバル化に伴い、海外で展開するため

に役に立つツール5. 自社製品をIoT化するためのツール6. データの活用全般に関わるツール7. 人材育成の観点で活用できるツール

【開催テーマとする７つのユースケース】

⇒募集の結果、106件を公表「スマートものづくり応援ツール」としてRRI web頁で公表。（ http://www.jmfrri.gr.jp/info/314/）

⇒審査委員たる、中小製造企業の経営者より、ツールに対する評価コメントも掲載

14

http://www.jmfrri.gr.jp/info/314/




2. 2017年度事業計画

2-1 現状の認識




１. 欧米を中心とした各国が旗印となる戦略を掲げ、国際連携を先行して進めている。(独中Industrie4.0覚書(2015年7月)、独Plattform Industrie 4.0(“PI4.0”)とIICとの協力

(2016年3月)、独仏共通行動計画(2016年4月)など)

２. 独I4.0では、主導するPI4.0から50本以上、他の機関含めその倍以上の報告書が発表されている。これらは、100人を超えるPhD人材によるもので、2008年頃からデジタル化に取り組んできた蓄積の成果。

３. 第4次産業革命(指数関数的変化など)に対する企業経営層の認識に海外と日本の間で差があることが指摘されている。

４. ISO/IEC/JTC1等の国際標準化でのスマートマニファクチャリング関連の技術委員会の議長職は、これまでは独・米などを中心とした欧米勢が占めている。

2-1 現状の認識

欧米の取組が先行・加速化する中、日本はどうするか？

欧米日各国の取組動向

16





2-2 活動方針－システム・アプローチ




2-2 活動方針システム・アプローチ

18

■ 将来像（長期）と中期像を描いてバックキャスト

具体の事象

ユースケース/抽象モデル

ユースケース/抽象モデル2035年

2025年

現在

先進的事例

Society5.0 ・ “Connected Industries”

ユースケース/事例

国

際

・

国

内

連

携

backcast(遡り）

forecast

モデルベースドデファクト系

コンセプトベースドIndustrie4.0アプリケーション・シナリオ

ユースケース実現のための要件（各領域）

凡例塗りつぶし：主領域

将来像／中期像





2-3 体制の強化と新規活動




RRI

提案






・独PI4.0の各AGにも対応する立て付け。

アドバイザリーボード幹事会

2-3-1 体制の強化経済産業省

連携・提案等

施策検討

運営組織

施策実行



20




提案






・独PI4.0の各AGにも対応する立て付け。

アドバイザリーボード幹事会

2-3-1 体制の強化経済産業省

連携・提案等

施策検討

運営組織

施策実行



❶情報マーケティングチーム

❷調査研究チーム

❻工業会・協会・学会連携チーム

インテリジェンス

＋❸❺国際標準化活動事務局

事務局国際標準化国内委員会

広報戦略・プロモーションチーム

21

国内連携

ＰＲ

❹産業セキュリティAG

RRI

報告




2-3-2 欧米活動の理解と連携

22

概要成果目標

❶情報マーケティング

国際動向のインテリジェンスを高めるため国際、特に独・米の多量な公開資料*を多面的体系的に調査分析し、産業構造の違いなどを加味し、日本の現場の強みを活かせるよう方針を提案。

*独PI4.0だけで年間50本以上発行されている。

報告書

❷調査研究前項と並行して重要と思われるテーマは調査研究を行う。国際標準化・国際連携で重要なテーマである、産業システム・アーキテクチャ、産業セキュリティ、システム・オブ・システムズなどを開始。以後、日独連携テーマや中間取りまとめで提示された課題など適宜対応

報告書

❸国際標準化活動

(国際連携拡大)

独PI4.0についで、IIC、チェコ、仏等と連携し、国際動向を把握するとともに、国際標準化他の国際活動に役立てられるよう協調していく。

必要に応じ連携状況を合意しペーパーで発信




2-3-3 “Connected Industries”の推進

23

概要成果目標

❹産業セキュリティAGの新設

主査松本勉(横浜国大)独PI4.0連携項目の１つでもあり、中間取りまとめなどでも課題の本課題を対応。独の考え方の理解と共に日本のユーザの具体のユースケースのリスク分析から従来の情報・制御セキュリティとの違いを明確化しつつ整理。

報告書ガイドライン方針日独連携方針ペーパー

❺国際標準化活動（IEC/スマート

製造システム委員会への対応）

今年度設置が想定されるIECのスマートマニファクチャリングシステム委員会の国内委員会の事務局機能を、国内の工業会の要望を得て、横断分野ゆえにRRI事務局が対応。国際規則に基づく国内委員会の立上げや、関連主要規格の委員会事務局などとの定期的連絡会の立上げなど実施。

事務局＝審議団体申請。委員会の立上げ・開催。

❻工業会・協会・学会連携

“Connected Industries”の一環として、機械系、電機系、ICT系、電子系、OT系、ユーザ系、中小系、学会、横断分野系などの主要団体と、スマートマニファクチャリング化推進の連携活動を開始する。具体に委員会・展示/セミナによる啓発活動などで連携。

連携先20団体




参考工業会他との連携

電機系 JEMA、JEMIMA、NECA機械系日機連、日工会、産工会、JARA情報系 JEITA、CIAJ電子系 JIIA、NEDIA、JPCA、EPFCOT系 IE協会、日科技連ユーザ系自工会、部工会横断系 MSTC、横幹連合学会機械学会、SICE中小企業支援系

商工会、ITCA、JISA、クラウドサービス推進機構

関係団体 IVI、IoT推進コンソーシアム(IoT推進ラボ)中小企業支援では、地方活動とも連携

・・・など24





26

概要成果目標

サブWG 企業の協調領域の具体課題に対するマッチング、分野別・テーマ別の課題抽出、同業・異業種交流の促進、テストベッド化支援。

報告書

産業機械

サブ幹事会

ユースケースベースのテストベッド化による協調領域の実装試行し、国際標準化やセキュリティの対策の一助とする。

報告書

国際標準化AG デジュールのスマートマニファクチャリングの国際プレゼンス確保他委員会活動支援とデファクト・国プロ・WG1内諸活動の情報共有・活動調整支援。

プレゼンス確保日独連携ペーパー

中堅・中小企業AG IoT活用インフラ整備。地方のIoT化実施・普及、データ活用・付加価値創出など応用分野の仕掛け拡充。

スマートものづくり応援隊含むネットワーキング開催

ユースケースAG ユースケースマップベースに独他国際比較。合意形成ツール日本版Toolboxの使い方を検証し、活用方法のブラッシュアップ。

事例活用ガイドライン




略称の補足日機連：一般社団法人日本機械工業連合会JEMA ：一般社団法人日本電機工業会JEITA ：一般社団法人電子情報技術産業協会CIAJ ：一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会JEMIMA ：一般社団法人日本電気計測器工業会NECA ：一般社団法人日本電気制御機器工業会MSTC ：一般財団法人製造科学技術センター日工会：一般社団法人日本工作機械工業会産工会：一般社団法人日本産業機械工業会JARA ：一般社団法人日本ロボットエ業会自工会：一般社団法人日本自動車工業会部工開：一般社団法人日本自動車部品工業会NEDIA ：一般社団法人日本電子デバイス産業協会EPFC ：エッジプラットフォームコンソーシアムJPCA ：一般社団法人日本電子回路工業会IE協会：日本インダストリアル・エンジニアリング協会日科技連：一般財団法人日本科学技術連盟JIIA ：一般社団法人日本インダストリアルイメージング協会機械学会：一般社団法人日本機械学会SICE ：公益社団法人計測自動制御学会横幹連合：特定非営利活動法人横断型基幹科学技術研究団体連合IVI ：一般社団法人インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブITCA ：特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会JISA ：一般社団法人情報サービス産業協会

：一般社団法人クラウドサービス推進機構

27

powerpoint プレゼンテーションºº間本位の産業を目指して “connected...

Documents