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令和2年3月2日
アイザワ証券 市場情報部
2020年3月2日発行/審査番号:200302-B1
本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました
・日本株の状況 ~下値を探る展開も上昇トレンドは継続
・株価指標の推移 ~予想PER、騰落レシオ
・2月の月間騰落率 ~主要国指標、業種別
・今月のストラテジー ~グロース株の押し目買いチャンス到来
・ドル円の動き
・株価上昇への期待 ~長期の増益トレンド見通しは継続
・トピックス: Society5.0社会がやってくる、配当利回り
・今月の投資テーマ(銘柄)
富士通 大林組
ソニー MS&ADインシュアランスホールディングス
ソフトバンクG クラウドワークス
オリンパス RPAホールディングス
朝日インテック
目次 1
本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました
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日経平均
200日移動平均線
円 日経平均チャートと200日移動平均線
日本株の市況状況 ~下値を探る展開も上昇トレンド期待は継続 2
業績の底入れ期待から一段底を探る展開へ:2月の日経平均は2,063円の下落(騰落率は▼9%)であった。月初は業績の底打ち期待の高まりから堅調に推移していた日経平均も新型コロナウイルスの感染拡大による企業業績への影響が意識されて月間で下落した。日経平均は昨年9月以降は企業業績の底入れ期待から200日移動平均線を上回って推移するなど上昇トレンドを描いていたが、2月はおよそ6ヵ月ぶりに200日移動平均線を下回るなど下値を探る展開であった。
日経平均の先高期待は継続:中国の大部分のエリアでは2月10日から企業は操業を再開したが、ホンダや日産の工場がある湖北省では企業の休業措置を再延長すると発表。新型コロナウイルスの影響により1-3月期の業績悪化は避けられず、株価は下値を探る展開となった。一方で、企業業績は新型コロナウイルスの落ち着きとともに底を打ち、年後半にかけて上向くとの期待が根強い。日経平均も短期調整しても企業業績の底打ち確認とともに反発に入ることが予想され、将来的な先高観は継続したい。
出所:Quick、アイザワ証券作成、2016年2月~2020年2月28日
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日本株 日経平均予想PERの推移 3
倍
15倍
業績減速を織り込み低位で推移するPER:日経平均の下値目途として予想PERを参考にしたい。2013年5月から2020年2月までの日経平均の予想PERは13倍~17倍の範囲内で推移していたが、2018年からは15倍を下回る水準で推移するようになっている。これは米中摩擦、円高懸念などにより企業業績の減速が織り込まれたことが要因である。
魅力的なバリュエーション:昨年末から日経平均の予想PERは企業業績の底打ち期待から15倍を目指して上昇していたが、足元では新型コロナウイルス問題によって予想PERは再度の低下傾向となって下値目途である13倍に近づいてきた。外部環境次第では更なる下落もあろうが、その水準はややオーバーシュート気味であろう。バリュエーションには魅力的な水準であり、企業業績の上向き期待によるPERの切り上げに期待したい。株価の先高見通し継続にはバリュエーション低下が背景にある(予想PERの下落)。
好材料と悪材料の綱引き相場も足元では短期の悪材料の台頭(新型コロナウイルス)によりバリュー感が高まる
◎好材料:円安、米中雪解け期待、新型コロナウイルスの鎮静化×悪材料:円高、新型コロナウイルスの懸念継続
出所:Quick、アイザワ証券作成、2013年5月~2020年2月28日
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日経平均の騰落レシオ 4
%
騰落レシオからはリバウンド期待が高まる:日経平均は足元の急落によって25日騰落レシオは60を下回る水準にまで低下した。グラフは2015年2月から2020年2月までの日経平均の25日騰落レシオの推移だが、70近辺でリバウンドする動きがみられることが伺える。このことから足元での日経平均は短期で売られ過ぎのシグナルを発しているといえ、リバウンド期待が高まるといえよう。
騰落レシオ:値上がり銘柄数/値下がり銘柄数で算出。25日移動平均線は25日間の値上がり銘柄数の合計と25日間の値下がり銘柄数から算出される。市場の過熱感を見る際に使用される指標で、120を超えると過熱感があり、70を下回ると売られ過ぎとの見方もある。
出所:Quick、アイザワ証券作成、2015年2月~2020年2月28日
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25日騰落レシオの推移
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鉄鋼
運輸
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建設
小売
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素材
銀行
商社
日経
平均
情報
金融
エネ
ルギ
ー
自動
車
電力
各国主要指数の騰落率 5
東証1部 2019年2月の業種別月間騰落率
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2月の各国の主要指標は、米国、日本など先進国の株式市場が大きく下げた。日経平均はほぼNYダウ並みの下落率であった。ナスダックの下落率はNYダウよりも小さく、ハイテク関連の値持ちが良かったことが伺える。
東証1部上場銘柄の2月の業種別月間騰落率では電力、自動車、エネルギー、金融、情報が日経平均を上回るパフォーマンスであった。一方で、鉄鋼、運輸、不動産、小売などが大きく下落している。当面はこの傾向が続くものとみており、戻り相場に入るようならば情報、電機、機械などの景気敏感株が物色の対象になるとみている。
出所:Quick、アイザワ証券作成-12
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NYダウ 日経平均 ナスダック 上海総合 ハンセン
2019年2月の主要指標の月間騰落率
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ストラテジー グロース株の押し目買いチャンス到来 6
2月の東京市場は10-12月期の冴えない企業決算と新型コロナウイルスによる1-3月期の業績懸念によって、日経平均は月間で▼9%の下落。米国市場でも月間でNYダウが▼10%、ナスダックが▼6%下落するなど世界市場で株価は下落した。一方で、米国現地28日の米国市場では午前中にはNYダウが1000ドル以上の下落となったが、午後はFRB議長が緊急声明により市場参加者の間で利下げ観測が高まり、NYダウは急速に下げ幅を縮小、ナスダックは若干ながらもプラスで終了した。利下げ見通しによる円高進行は日本株にはネガティブ材料だが、各種指標から日本株もリバウンドのモメンタムが高まりつつあるといえよう。
従来の企業決算は円高懸念の後退と米中摩擦の雪解けにより1-3月期から底打ち期待が広がっていた。しかしながら、新型コロナウイルスの影響によって1-3月期の業績は工場の操業停止やサプライチェーンへの影響により一段の底を探る展開になっている。1-3月期の業績は厳しかろうが、年後半にはキャッチアップ出来るとの見通しも根強く、業績の底打ち確認とともに株価は反発に向かおう。
株価は目先調整が入りしても、金融緩和による金余りの現状を考えると、将来の株高シナリオに変化はなく、調整局面はグロース株の押し目買いチャンスとなろう。一時的にリスク回避の動きで株式市場から資金が逃避しても債券、現預金などに長期滞留することは想定し難く、株式市場にまた舞い戻って来るであろう。日本企業の業績は前期、今期と2期連続で減益となる見通しだが、来期は為替水準が1ドル110円程度で推移して、新型コロナウイルス騒ぎが落ち着き中国への輸出が回復するようならば、3期ぶりの増益期待が高まる。このことが日本株のPER切り上げにつながることに期待したい。
2020年から本格化する5Gにより、あらゆるモノがネットワークにつながるIoT時代の到来により広がるSociety5.0の関連銘柄、そしてシステム関連銘柄に投資妙味が高いとみている。一方で、不安材料は内需関連である。消費増税の影響により個人消費は厳しい状況が予想され、インバウンドの落ち込みとダブルパンチである。大手化粧品会社など海外で中期的な成長が見込める銘柄以外は見送りたい。
市場情報部 横山 泰史
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130 ドル円(左軸)
米10年債利回り(右軸)
ドル円の動き 7
出所:Quick、アイザワ証券作成、2015年1月~2020年2月28日
円 %
前回の金利低下局面
今回の金利低下局面
今回と前回の金利水準は同程度まで低下もドル円水準は異なる
ドル円と米長期金利の推移
ドル円は110円を挟んだ展開。2月の為替市場ではドル円はおよそ10ヵ月ぶりに112円台の円安水準に突入した。昨年10月に行われた消費増税の影響により昨年10-12月期の日本の実質GDP速報値は▼1.6%(年率換算で▼6.3%)であった。
新型コロナウイルスの影響により米国10年債利回りは低下している。ドル円は2月中旬までは日本のGDPが落ち込む中、米国の米住宅着工件数や米卸物価指数など堅調な経済指標によってドル買いを誘因しており、米10年債が利回り低下するなかドル円は1ドル110円を挟んだ展開となっていたが、ここにきて一段の金利低下の影響で1ドル110円を割る円高が進行した。今後のドル円は①このままの状況が定着、②米国の長期債利回り低下に合わせて円高、③米10年債の利回りが上昇、のシナリオが想定される。
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株価上昇への期待 ~長期の増益トレンドは継続 8
日経平均予想EPSの推移円
リーマンショック不況
出所:Quick、アイザワ証券作成、2015年1月~2020年2月20日時点
今期は減益見通し:今期の日本企業の業績は米中貿易摩擦の影響や昨年夏までの円高ドル安によって減益見通しである。日経平均の予想EPSは足元では低下しているが、3月期決算企業の第4四半期にあたる今年1-3月期は新型コロナウイルスの影響により企業業績には一段の落ち込みが想定され、EPSは更なる下落が予想される。
来期の増益期待を継続:しかしながら、来期業績にまで目を移すと来期は新型コロナウイルスの影響からの反発が期待される。足元の為替レートは1ドル108円程度と110円以上の円高ではあるが、新型コロナウイルスの騒ぎが落ち着けば、ドル円は日本経済の内需の弱さを織り込み1ドル110円程度の円安水準となることを想定している。トヨタの為替レートは前期がドル円が1ドル111円、今期は108円の見通し。来期は1ドル110円以上の円安となるようならば日本企業は実に3期ぶりの増益期待が高まる。2020年1-3月期の業績落ち込みが大きければ年半ばから年末にかけてのV字回復期待が強まるといえよう。
来期は回復期待
ポイント:好不況を乗り越えながら拡大トレンド
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9Society5.0社会がやって来る
何が変わるのか? Society5.0社会
交通移動手段
工場物流
農業防災
エネルギー
医療介護
応用現場
自動化ロボットの活躍効率的な物流網
バイオ手術ロボット遠隔診療
ライドシェア自動運転渋滞緩和
自動化最適生育予想精度の向上
経験と勘から 根拠重視
ファナック(6954)安川電機(6506)ダイフク(6383)
エムスリー(2413)シスメックス(6869)朝日インテック(7747)
富士通(6702)ソニー(6758)ソフトバンクG(9984)
コマツ(6301)クボタ(6326)オプティム(3694)
Society5.0とは・・・
サイバー空間(仮想)
×
フィジカル空間(現実)
の融合
Society1.0・・・狩猟時代
Society2.0・・・農耕時代
Society3.0・・・工業時代
Society4.0・・・情報時代
人類史上5番目の社会
Society5.0は
※
※は貸株注意喚起
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103月決算 株主配当 あくまでも予想の数字
※2015年7月1日を効力発生日とした株式分割(1株を2株)を考慮後。
◇JPX400構成銘柄の高配当銘柄 株価は2月28日
出所:Quick、アイザワ証券作成、配当利回りは直近の会社予想の数字
出所:会社資料、アイザワ証券作成
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円
配当(左軸)
配当性向(右軸)
NTTの一株当たり配当金と配当性向の推移証券コード 銘柄名 市場 業種 決算期 配当利回り(%)
5019 出光興産 東証1部 石油石炭製品 (20/ 3/末) 6.018304 あおぞら 東証1部 銀行業 (20/ 3/末) 5.771878 大東建 東証1部 建設業 (20/ 3/末) 5.614005 住友化 東証1部 化学 (20/ 3/末) 5.594188 三菱ケミHD 東証1部 化学 (20/ 3/末) 5.57270 SUBARU 東証1部 輸送用機器 (20/ 3/末) 5.492768 双 日 東証1部 卸売業 (20/ 3/末) 5.447731 ニコン 東証1部 精密機器 (20/ 3/末) 5.418053 住友商 東証1部 卸売業 (20/ 3/末) 5.178316 三井住友 東証1部 銀行業 (20/ 3/末) 5.168308 りそなHD 東証1部 銀行業 (20/ 3/末) 5.134902 コニカミノルタ 東証1部 電気機器 (20/ 3/末) 5.118020 兼 松 東証1部 卸売業 (20/ 3/末) 5.118411 みずほ 東証1部 銀行業 (20/ 3/末) 5.085020 JXTG 東証1部 石油石炭製品 (20/ 3/末) 5.066301 コマツ 東証1部 機械 (20/ 3/末) 5.049810 日鉄物産 東証1部 卸売業 (20/ 3/末) 5.024246 DNC 東証1部 化学 (20/ 3/末) 4.958058 三菱商 東証1部 卸売業 (20/ 3/末) 4.98002 丸 紅 東証1部 卸売業 (20/ 3/末) 4.886471 日精工 東証1部 機械 (20/ 3/末) 4.834502 武 田 東証1部 医薬品 (20/ 3/末) 4.786113 アマダHD 東証1部 機械 (20/ 3/末) 4.765703 日軽金HD 東証1部 非鉄金属 (20/ 3/末) 4.73
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投資テーマ 11
成長期待が高いグロース株の押し目買いを継続したい。今月はサイバー空間とフィジカル空間の融合によるSociety5.0の到来、中国で急拡大しているヘルスケア市場に注目したい。
今月の注目銘柄
1. Society5.0
・富士通(6702) ~Society5.0の中核銘柄・ソニー(6758) ~半導体とゲームの2本柱・ソフトバンクG(9984)~AIを軸とした企業群
2. ヘルスケア・オリンパス(7733) ~中国ビジネス急拡大・朝日インテック(7747) ~ガイドワイヤーが好調
3. 業績期待銘柄・大林組 ~工事受注は高水準、2025年に大阪万博が開催される関西が地盤・MS&ADインシュアランスグループホールディングス ~業績回復、株価に割安感
4. 中小型株・クラウドワークス(3900) ~マッチング事業へ集中・RPAホールディングス(6572) ~今期は先行投資で減益見通し
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(含)
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出所:QUICK
富士通(6702)~Society5.0の中核銘柄
法人IT市場は従来のITからDX(デジタルトランスフォーメーション)と呼ばれるデータ駆動型ビジネスが急速に成長している。世界のDX市場は2018年は1650億ドルであったが2023年には6980億ドルと年率33%成長が見込まれる。
DX企業として脱皮すべくノンコア事業の売却など事業再編を進めている。同社の営業利益率は3%台と低いが、付加価値が高いDXビジネスを強化することにより10%台も視野に入るであろう。 国が進めるSociety5.0の中核銘柄として注目。 (横山 泰史)
株価:(2020/02/28) 11,210円
52週高値:(2020/02/20) 12,950円
52週安値:(2019/05/14) 7,101円
予想PER 14.2倍
PBR 1.87倍
予想配当利回り 1.60%
時価総額 23,205億円
取引単位 100株
主たる上場取引所 東証 1部 6,000
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2019.02 2019.04 2019.06 2019.08 2019.10 2019.12
日足チャート(円) 2019/2/28~2020/2/28 出所:Quick
■業績推移 EPS(円) 配当金(円)
2018/03 実績 40,983 ▲0.8% 1,824 55.4% 2,424 95.3% 1,693 91.4% 825.3 110.0
2019/03 実績 39,524 ▲3.6% 1,302 ▲28.6% 1,617 ▲33.3% 1,045 ▲38.3% 512.5 150.0
2020/03 予 38,500 ▲2.6% 2,000 53.6% 0 0.0% 1,600 53.0% 789.4 180.0国際基準 (単位:億円、予:会社予想 EPS、配当1株当たり) アイザワ証券作成
売上高 営業利益 税引き前利益 純利益
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(含)
ソニー(6758) ~半導体とゲームの2本柱 13
出所:QUICK
半導体とゲームが成長ドライバー。2020年はiPhone12や各社の5G対応モデルの発売による買い替え期待やスマホカメラの多眼化がさらに進み、イメージセンサーの需要をさらに押し上げるとみられる。プレイステーション5の発売が期待される。プレイステーションネットワークのアクティブユーザー数は2019年3月時点で9,400万人と世界トップクラス(阿部 哲太郎)
株価:(2020/2/28) 6,611円
52週高値:(2020/01/14) 8,113円
52週安値:(2019/03/25) 4,507円
予想PER 13.7倍
PBR 1.91倍
予想配当利回り 0.68%
時価総額 84,163億円
取引単位 100株
主たる上場取引所 東証 1部 4,000
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2019.02 2019.04 2019.06 2019.08 2019.10 2019.12
日足チャート(円) 2019/2/28~2020/2/28 出所:Quick
■業績推移 EPS(円) 配当金(円)
2018/03 実績 85,439 12.4% 7,348 154.5% 6,990 177.8% 4,907 569.7% 388.3 27.5
2019/03 実績 86,656 1.4% 8,942 21.7% 10,116 44.7% 9,162 86.7% 723.4 35.0
2020/03 予 85,000 ▲1.9% 8,800 ▲1.6% 8,600 ▲15.0% 5,900 ▲35.6% 463.5 45.0米国基準 (単位:億円、予:日経予想 EPS、配当1株当たり) アイザワ証券作成
売上高 営業利益 経常利益 純利益
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(含) (含)
ソフトバンクG(9984)~AIを軸とした企業群 14
出所:QUICK
通信会社からAIを軸とした企業群へ変革。足元ではウーバーなどの株価低迷や出資先のウィーワークの上場延期など逆風続く。
◆ アリババなど保有株の時価から逆算した企業価値からは割安感。AI時代の本格化を迎え、投資ファンドとしての再成長が見込まれる(阿部 哲太郎)
株価:(2020/2/28) 5,013円
52週高値:(2019/04/16) 6,045円
52週安値:(2019/10/25) 3,958円
予想PER 10.3倍
PBR 1.34倍
予想配当利回り 0.87%
時価総額 104,762億円
取引単位 100株
主たる上場取引所 東証 1部 3,000
3,500
4,000
4,500
5,000
5,500
6,000
6,500
2019.02 2019.04 2019.06 2019.08 2019.10 2019.12
日足チャート(円) 2019/2/28~2020/2/28 出所:Quick
■業績推移 EPS(円) 配当金(円)
2018/03 実績 91,587 2.9% 13,038 27.1% 3,846 ▲46.0% 10,389 ▲27.2% 933.5 44.0
2019/03 実績 96,022 4.8% 23,539 80.5% 16,913 339.7% 14,111 35.8% 1268.2 44.0
2020/03 予 91,000 ▲5.2% 9,500 ▲59.6% 17,500 3.5% 10,000 ▲29.1% 478.5 44.0国際基準 (単位:億円、予:日経予想 EPS、配当1株当たり) アイザワ証券作成
売上高 営業利益 税引き前利益 純利益
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(含)
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出所:QUICK
オリンパス(7733) ~中国ビジネス急拡大
内視鏡では世界シェア70%以上。高齢化の進展と早期診断の流れから世界で内視鏡の需要は拡大している。先進国から新興国まで幅広くカバーする販売体制で、約200拠点に広がる業界トップのサービス体制が強み。
前期の中国での売上高は7期前比で約3.5倍、医療分野に占める比率は約12%にまで成長した。3Qまでの売上高は+31%の高い成長であったが、1-3月期は新型コロナウイルスの影響でマイナスとなりそうだが、中期の成長トレンドに変化はないだろう。(横山 泰史)
■業績推移 EPS(円) 配当金(円)
2018/03 実績 7,864 6.2% 810 13.8% 766 22.7% 570 33.4% 166.8 28.0
2019/03 実績 7,938 0.9% 282 ▲65.1% 201 ▲73.8% 81 ▲85.7% 6.0 30.0
2020/03 予 8,100 2.0% 920 225.3% 870 332.5% 640 685.6% 48.4 10.0国際基準 (単位:億円、予:会社予想 EPS、配当1株当たり) 2019年4月1日に1株を4株に株式分割を実施 アイザワ証券作成
売上高 営業利益 税引き前利益 純利益
1,000
1,200
1,400
1,600
1,800
2,000
2,200
2019.02 2019.04 2019.06 2019.08 2019.10 2019.12
日足チャート(円) 2019/2/28~2020/2/28 出所:Quick株価:(2020/02/28) 1,962円
52週高値:(2020/02/07) 2,148円
52週安値:(2019/02/12) 1,117円
予想PER 39.4倍
PBR 6.36倍
予想配当利回り 0.50%
時価総額 26,897億円
取引単位 100株
主たる上場取引所 東証 1部
本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載させていただきました
(含)
16
出所:QUICK
朝日インテック(7747) ~ガイドワイヤーが好調
虚血性心疾患の治療法の一つであるPTCAガイドワイヤー大手、国内で77%の市場シェア。米国のシェアは28%だが、2023.6期にはシェア50%を目指す。シェア59%の中国では新型コロナウイルスの影響は避けられないが、中期の成長シナリオに変化はない。
次世代スマート医療への取り組みとして、1ミリ以下の極小センサーを搭載したセンサー付きガイドワイヤー(脳梗塞に起因する血栓の形状や構成の認識が可能)、A-Traction社と腹腔鏡手術支援ロボットの開発に着手、2022.6月の販売を目指す。 (横山 泰史)
株価:(2020/02/28) 2,586円
52週高値:(2020/01/14) 3,300円
52週安値:(2019/08/26) 2,239円
予想PER 59.5倍
PBR 9.63倍
予想配当利回り 0.42%
時価総額 6,735億円
取引単位 100株
主たる上場取引所 東証 1部 2,000
2,500
3,000
3,500
4,000
2019.02 2019.04 2019.06 2019.08 2019.10 2019.12
日足チャート(円) 2019/2/28~2020/2/28 出所:Quick
■業績推移 EPS(円) 配当金(円)
2018/06 実績 501 17.4% 137 27.6% 137 25.6% 100 30.0% 38.9 19.43
2019/06 実績 572 14.1% 151 10.1% 148 8.0% 112 11.9% 43.3 21.61
2020/06 予 638 11.6% 153 1.3% 153 3.6% 113 0.6% 43.5 10.87日本基準 (単位:億円、予:会社予想 EPS、配当1株当たり) 2018年1月1日と2019年7月1日に1株を2株に分割、EPSと配当金は分割後の数字 アイザワ証券作成
売上高 営業利益 経常利益 純利益
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(含) (含)
大林組(1802)~工事受注は高水準、関西に地盤
総合建設工事大手の一角、国内建設工事(建築、土木)が主力、海外や不動産にも展開。 2025大阪万博など今後需要拡大が想定される関西に地盤。
2020年3月期3Q(第3四半期)実績は増収・営業増益、受注高・工事繰越高は高水準を継続。通期会社予想は減収・減益だが、3Q段階での利益進捗は高水準、工事採算が維持できれば、連続最高益更新の可能性もあると見る。 (水口 活也)
17
出所:QUICK
■業績推移 EPS(円) 配当金(円)
2018/03 実績 19,006 1.5% 1,378 3.0% 1,439 2.7% 926 ▲1.9% 129.1 28.0
2019/03 実績 20,396 7.3% 1,554 12.8% 1,630 13.3% 1,131 22.1% 157.7 32.0
2020/03 予 20,300 ▲0.5% 1,500 ▲3.5% 1,565 ▲4.0% 1,100 ▲2.8% 153.3 32.0日本基準 (単位:億円、予:会社予想 EPS、配当1株当たり) アイザワ証券作成
売上高 営業利益 経常利益 純利益
株価:(2020/2/28) 1,089円
52週高値:(2019/12/13) 1,283円
52週安値:(2019/08/15) 911円
予想PER 7.1倍
PBR 0.93倍
予想配当利回り 2.93%
時価総額 7,857億円
取引単位 100株
主たる上場取引所 東証 1部 800
900
1,000
1,100
1,200
1,300
1,400
1,500
2019.02 2019.04 2019.06 2019.08 2019.10 2019.12
日足チャート(円) 2019/2/28~2020/2/28 出所:Quick
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(含) (含)
MS&ADインシュアランスグループホールディングス(8725)~業績回復、株価に割安感
国内損害保険大手の一角、自動車や火災など損害保険が主力だが、生命保険や海外保険にも事業展開。災害影響を収益多様化とリスク分散で吸収。
2020年3月期3Q(第3四半期)実績は増収・増益。国内自然災害影響の減少と資産運用の好調が寄与。英国子会社の減損損失▲1,714億円は税効果+1,657億円でほぼ相殺を想定、海外事業再編による収益性向上に期待したい。 (水口 活也)
18
出所:QUICK
■業績推移 EPS(円) 配当金(円)
2018/03 実績 52,178 ▲2.2% - - 2,115 ▲40.0% 1,540 ▲26.8% 260.0 130.0
2019/03 実績 55,004 5.4% - - 2,908 37.5% 1,927 25.1% 328.7 140.0
2020/03 予 - - - - 2,100 ▲27.8% 2,000 3.8% 347.4 150.0日本基準 (単位:億円、予:会社予想 EPS、配当1株当たり) アイザワ証券作成
経常収益 営業利益 経常利益 純利益
株価:(2020/2/28) 3,483円
52週高値:(2020/02/06) 3,800円
52週安値:(2019/02/08) 3,161円
予想PER 9.9倍
PBR 0.65倍
予想配当利回り 4.30%
時価総額 20,664億円
取引単位 100株
主たる上場取引所 東証 1部 2,900
3,000
3,100
3,200
3,300
3,400
3,500
3,600
3,700
3,800
3,900
2019.02 2019.04 2019.06 2019.08 2019.10 2019.12
日足チャート(円) 2019/2/28~2020/2/28 出所:Quick
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(含)
(含)
仕事と人材をインターネットで結び付ける事業を行う。今期から成長が見込めるマッチング事業に経営資源を集中している。
2020年9月期第1四半期の業績は主力のマッチング事業が予想を上回る結果になった。第2四半期以降 広告投資の拡大を計画している。
通期計画は据え置いた。今期は先行投資期、来期はマッチング事業中心に30%以上の成長を目論んでいる。(笹木 義次)
19
出所:QUICK
クラウドワークス(3900)~マッチング事業へ集中
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
2019.02 2019.04 2019.06 2019.08 2019.10 2019.12
日足チャート(円) 2019/2/28~2020/2/28 出所:Quick株価:(2020/2/28) 841円
52週高値:(2019/02/27) 2,544円
52週安値:(2020/02/28) 822円
予想PER ―%
PBR 4.03倍
予想配当利回り ―%
時価総額 128億円
取引単位 100株
主たる上場取引所 東証 マザーズ
■業績推移 EPS(円) 配当金(円)
2018/09 実績 6,634 126.8% 23 ―% 9 ―% ▲81 ―% ▲ 5.9 0.0
2019/09 実績 8,749 31.9% 48 104.1% 67 591.6% ▲ 127 ―% ▲ 8.6 0.0
2020/09 予 9,012 3.0% ▲500~1,000 ―% ― ―% ― ―% ― ―日本基準 (単位:百万円、予:会社予想 EPS、配当1株当たり) アイザワ証券作成
売上高 営業利益 経常利益 純利益
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(含)
(含)
事務作業を代行するソフトウェアを作成するためのプラットフォームであるRPAを企業向けに提供している。
2020年2月期第3四半期累計の業績は、営業利益が前年同期比で41.0%の減益となりました。売上高は計画を下回りましたが、費用は計画通り増加させたことが要因。
2021年2月期は、増益に転じると想定。今期計上した先行投資支出が減少が要因。(笹木 義次)
20
出所:QUICK
RPAホールディングス(6572)~今期は先行投資で減益
■業績推移 売上高 営業利益 経常利益 純利益 EPS(円) 配当金(円)
2018/02 実績 41 58.4% 4 180.1% 4 184.8% 2 89.0% 60.7 0.0
2019/02 実績 81 95.4% 9 105.2% 9 101.8% 5 90.8% 21.4 0.0
2020/02 予 100 22.9% 4 ▲49.9% 3 ▲56.8% 0 ▲96.1% 0.4 0.0
日本基準 (単位:億円、予:会社予想 EPS、配当1株当たり) アイザワ証券作成
0
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1,500
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2,500
3,000
3,500
2019.02 2019.04 2019.06 2019.08 2019.10 2019.12
日足チャート(円) 2019/2/28~2020/2/28 出所:Quick株価:(2020/2/28) 883円
52週高値:(2019/05/23) 3,310円
52週安値:(2020/01/14) 866円
予想PER 2,323.6倍
PBR 3.91倍
予想配当利回り ―%
時価総額 513億円
取引単位 100株
主たる上場取引所 東証 1部
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金融商品取引法に基づく表示事項
■本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等
商号等:藍澤證券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第6号
(本社)東京都中央区日本橋1-20-3
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会
当社が契約する特定第一種金融商品取引業務に係る指定紛争解決機関:
特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター(略称:FINMAC)
株式投資の主なリスク
株式は株価の変動等により、損失が生じるおそれがあります。お取引の際は、契約締結前交付書面をよくお読み下さい。
お客様にご負担いただく手数料等について
取引口座に応じて以下の委託手数料(税込)をいただきます。
対面口座:約定代金に対し、最大1.265%(最大149,875円、2,750円に満たない場合は2,750円)
インターネット口座「ブルートレード」:インターネット発注 最大1,650円
コールセンター発注 約定代金が55万円以下の場合は1,650円、約定代金が55万円超3,000万円以下の場合は3,300円
コンサルティングネット口座「アイザワプラス」 :インターネット発注最大4,950円
コールセンター発注 約定代金に対し、最大1.012%(最大119,900円、4,950円に満たない場合は4,950円)
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