punt cover team - japan american football association · 2016-06-22 · punt cover team japan...

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Punt Cover Team JAPAN NATIONAL TEAM UNIT GOAL 1.パントブロックされないこと/ 20yds以上のリターンをされないこと 2.40Yds以上陣地を挽回する 3.Half Lineから敵陣でのPuntは10y以内で攻撃権を渡す National Team JWC 2016 UNIT Philosophy Protection第一! ボールを蹴れなければ、どんなにいいPunterやCover Team がいてもまったく意味がない!!

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Punt Cover Team JAPAN NATIONAL TEAM

UNIT GOAL

1.パントブロックされないこと/ 20yds以上のリターンをされないこと

2.40Yds以上陣地を挽回する

3.Half Lineから敵陣でのPuntは10y以内で攻撃権を渡す

National Team JWC 2016

UNIT Philosophy

Protection第一!

ボールを蹴れなければ、どんなにいいPunterやCover Team

がいてもまったく意味がない!!

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General Information

1.Team Rule

①オフェンスの4th Downの認識をしっかりと持つ ②Ballが蹴られたら、DEFの意識で常にBallを奪うチャンスを狙う ③Snap Time(Snap~Punter)は0.8秒以内、Punt Time(Snap~Punt)は2.1秒以内を目標とする

★高いレベルで安定したUnitとなり、全プレーUnit Goalを達成する

2.Procedure

①オフェンスが3rd Downになったらサイドラインに待機 ②ヘッドコーチの支持でベンチにいるコーチよりサインを聞いて、Playを伝達しあいながらフィールドへ ③フィールドでは基本的にノーハドルでセット ④Searchは、Fieldに11人全員が正しい位置にアラインをしているか確認する ⑤Searchがケイダンスを出し、そのケイダンスに従って各自の役割を全うする

4.Play List

①Spread Punt ②Tight Punt(自陣5yds以内)

3.Cadence

・Searchがケーデンスを出す。 ・蹴る方向は左が「左」、真ん中が「中」、右が「右」 ・蹴るボールはゴロパントは「ゴロ」、ハイパントは「ウエ」、通常は「ノーマル」 ・数字の下一桁がスタートコール ・スタートコールは、 Set ○○○ ○○○ Set Down Hat! Hat! Hat!(セット ダウン ハット ハット ハット) 例: Set 右オーバー右オーバー 左ノーマル 11左ノーマル11 Set Down (Hat!) 例: Set 左オーバー左オーバー 右ゴロ 22 右ゴロ 22 Set Down Hat! (Hat!) 例: Set 右オーバー右オーバー 中 ウエ 13 中ウエ 13 Set Down Hat! Hat! (Hat!) ※On 2や3を出すときは、4th Down 5y以内やBacked Upなどで激しいラッシュが予想される時にトライする。

5.Tag Call (基本、Tag Callを叫びながらSetする)

■早いの! できる限り速くアラインし、最初のSetコールでスナップをだす。相手にスタートさせず、まとを絞らせない。 スナッパーが審判に止められる可能性があるので想定しておくこと Puntを蹴る方向については狭い方に通常のBallを蹴る。 ■ふつうの! できる限り速くアラインし、しっかりとSearchのコールを聞いてPlayをする。 ■ディレイ! Delay of the Gameを故意に取られる アラインをし、「ふつう」と同じようにケイダンスは出すが、Snapは出さない ■セーフティ! Safetyを故意に取られる Pはスナップを確実にキャッチして、エンドゾーン内に入り時間を使う ディフェンダーが寄ってきたら、無理せずエンドラインの外に出る ■走る!(Special Play) ■前わたし!(Special Play)

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Spread –Alignment/ Protection-

アライメント

・Front Lineは、Cの踵のラインに自分のつま先のラインがくるようにアラインする (Splitは目安) 2pointスタンスで内脚を前にし、後ろに下がり易いポジションを取る (足幅をとりすぎないように注意) ・WもFront Lineと同じスタンスを取る 深さはTのお尻が触れる位置にアラインする ・Gunnerのスタンスは、最もリリースし易いスタンスで良い ※Gunnerの深さに関しては、プレスのあるチームであれば、ルールの範囲内でギリギリ後ろにSetする ・Punterは踵をボールから14ydsの位置に、Searchは踵をボールから5ydsの位置にアラインする

T GC

G T

S

W W

T GC

G T

S

W W

T GC

G T

S

W W

7 men左Over 8 men右Over

プロテクションルール

8 men Even右

MDM

・DefenseのOverサイドによって、アサイメント+蹴る方向を決める ・ブロックはCを含めてすべてエリアブロック CはOVERサイドにブロックし、SearchはMDM ・Puntは狭いサイドへ蹴る (Hash Middleの場合は、逆OVERサイドの#に蹴ることを意識) ・Overサイドは基本Front Lineの数で決定

GNT G

CG T

GN

S

P

W W

1ft 1ft1.5 ft 1.5 ft 1ft1ft

Hash M

Top #

Hash M

Top #

14yds

5_yds

3

Spread –Fundamental-

フロント基本テクニック

①G/T/Wは外内外内の4STEPでまっすぐ下がり、前にAttack! 下がりながら外を見ながら内手を前に張って、自分の内隣の選手が プロテクションするのをヘルプする 自分のエリアに来た最初のラッシャーにインサイドアウトの強いヒット を両手で入れる (重要なのは当たる時に重心が前にあること!) ②CはまずはパーフェクトなSnapをしてから、オーバーサイドのA-GAP に来たラッシャーにインサイドアウトの強いヒットを両手で入れる

T GC

W

エリアブロック

※エリアの概念

インサイドフットから外にいる選手の インサイドフットまで(肩は内に向けないこと) ※アライン時点ではなく、4step取った後の概念

※Overloadなどで自分のエリアに2人来た場合

内側にいる選手に当たることに集中すること =外の選手に自然とバンプできる ※クロスフェイスは自分のエリアから外れるので、 上記の例には当てはまらない

GNT G

CG T

GN

S

P

W W

R

Safety

Contain Contain

4

–Cover Lane-

5y

GN(on):Freeリリース Returnerの逆肩を目指し、狭いサイドにReturnerを追い込む (Returnerを迷わすこと) GN(off): Insideリリース Hash目がけていき、Returnerの動きを見ながらコース修正 最悪は狭いほうにいかす W(on): On Tのアウトサイド3yを目指して降る 絶対にKeep Inside In Front コンテイン 壁の外に出ること T(on): On Gのアウトサイド3yを目指して降る 絶対にKeep Inside In Front G(on): Returnerのアウトサイド3yを目指して降る 絶対にKeep Inside In Front Center:Returnerのアウトサイド3yを目指して降る 絶対にKeep Inside In Front G(off): Cのアウトサイド5yを目指して降る 絶対にKeep Inside In Front T(off): Gのアウトサイド5yを目指して降る 絶対にKeep Inside In Front W(off): Tのアウトサイド5yを目指して降る 絶対にKeep Inside In Front コンテイン P:Hash 中の場合、Ballを#の間に落とすこと 蹴ったあとはSafety ※Hold等されてTのリリースが遅くなった場合、TからWに対して「中行け」コールでTとWの役割交換をする ※アメリカ、カナダ相手にキックサイドのGNがダブルPressされそうな場合などは、WがTEになり、 GNがモーションしてリリースし易い状況を作ります。(詳細は別途)

5y 3y 3y 3y 5y 3y

GN T GC

G T GN

S

P

W W

R

5

Backed Up

通常のSpread Pintでアラインし、Sが「タイト、タイト」とコール した後に左図にシフトする ①Splitは1Foot Searchは4-5yにアライン ②C/G/T/Wは通常通りのエリアブロッキングスキーム 通常よりも長めにブロックする ③GNはTのインサイド脚とつま先を揃える(両足とも) ショルダーを平行に、Wから1ft外にアライン Los上の大外の選手の背番号の内側めがけてワンヒットした後、 リリース その後は通常のカバーと同じ。 ④Searchは通常通りOverコール

End Line

■Punter ・エンドラインを踏まないで、確実にボールを蹴る ・できるだけ距離を稼いで、ボールを蹴りだす

■Cover

■Protection

GN T GC

G T GN

S

P

W W

1ft 1ft 1ft1ft 1ft1ft1ft 1ft

5yds

11-15yds

Punterは通常よりはサイドラインを狙って蹴る (飛距離を出すことのほうが重要) 次にGNが何とかする 全員が通常のSpacingを保ちながらカバーする ※蹴りだすときはコーチから指示が入る

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走る:左右両方あり

8 men右Over 8 men 右Over

・Over逆サイドへラン ※OVERサイドの決め方は通常通り(サーチは必ずOVERサイドにアライン) ・OVERサイドのGは Pull、WはPullしたGのエリアをリプレース ・1線目の大外の選手は対象に入れない(フリー) ・PlayサイドはOnあるいは自分より内についている選手(LB含む)を対象にする(対象がいない場合はBS LBへ) ・自分の対象がいない場合でとなりがOnをもらっている時は、ヘルプしてから対象へ ・Playサイドは自分の対象の背番号を日本語で叫ぶ(指さしはしないように) ・Pull G以外半歩下がってからアタック(ローブロックにならないように、、、反則注意) ・Sは横に少し引っ張ってから縦に切れあがってください(Optionはあるよと思わせるため) ・Pは10ydにSetし、大外の選手にインフルエンス与えるように(Pitch Manのつもりで) ・PressしにきているCは、Outsideリリースで、Off CはStalk ・万が一Over逆サイドが5人になったら解消。(解消コールをして、通常のキック)

【Procedure】 ・走る、走ると叫びならHurry Set ・右オーバー、右オーバー 左走る11、左走る11 Set Down Hat!

8 men右Over

PC Special Play - 1

1

C CC C

7

・Over逆サイドへ展開 ※OVERサイドの決め方は通常通り(サーチは必ずOVERサイドにアライン) ・OVERサイドのWはPitchをもらいにいく ・1線目の大外の選手は対象に入れない(フリー) ・PlayサイドはOnあるいは自分より内についている選手(LB含む)を対象にする(対象がいない場合はBS LBへいく) ・自分の対象がいない場合でとなりがOnをもらっている時は、One hard hitヘルプしてから対象へ行ってください。 ・Playサイドは自分の対象の背番号を日本語で叫ぶ(指さしはしないように) ・Sは横に少し引っ張ってから前にピッチ、(自分で走れそうな場合はKeep) ・Pは後ろにBallリアクション(Snapがオーバーしたつもりで) ・PressしにきているCは、OutsideリリースでCarry、Off CはStalk ・万が一Over逆サイドが5人になったら解消。(解消コールをして、通常のキック)

前わたし:左右両方あり

PC Special Play - 2

【Procedure】 ・前わたし、前わたしと叫びならHurry Set ・右オーバー、右オーバー 左前11、左前11 Set Down Hat!