qpic2017年度 第6回グラフィック講座

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6回グラフィック講座!

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Page 1: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

第6回グラフィック講座!

Page 2: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

QGJ実習お疲れさまでした!!

Page 3: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座
Page 4: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

予定だよ。

ショートカットキー

便利な機能

レイヤー

拡張子

色空間

陰影とHSV

人外(動物系)の描き方(おまけだよ)

Page 5: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

ショートカットキー

Page 6: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

ショートカットキーとは

ツールや加工編集のとき、いちいちマウスを使うと大変…!

→ショートカットキーを使う!(CTRLキー)

→キーを自分で設定する!

Page 7: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

よく使うショートカットキー

CTRL(⌘ Cmd) + S = 保存、上書き保存

命のコマンド。

CTRL + Z = 元に戻す

双璧を成すレベルで使います。

Page 8: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

CTRL + C = コピー

CTRL + X = 切りとり

CTRL + V = ペースト

セットで覚えると意外と使う。

これは絵を描くとき以外にも使えるよ。

他にもCTRLキーを使うショートカットもたくさんあるけど、基本はこの5つ

Page 9: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

マイショートカットキー

イラストソフトで「ショートカットキーの設定」ができる!(FireAlpacaはできないよ!)

ツール(ペン、消しゴム、選択…)、加工、

キャンバス(反転、回転、拡大縮小…)

Page 10: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

さくさんの場合(クリスタ)

Q = 塗りつぶし

A = ペン S = 消しゴム G = グラデーション

Z = 元に戻す X = やり直し

W = エアブラシ

T = テキスト

E = 筆

] = 拡大P = 鉛筆

R = 左右反転

\ = 縮小 N = 操作

M = 選択範囲

Page 11: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

便利な機能

Page 12: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

どんなのがあるの?

デジタルならではの便利な機能がたくさん!

→キャンバスの操作

→加工

→フォント

→(トーン、フキダシ)

→レイヤー(後述)

Page 13: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

左右反転

「描けた!と思っても…??

Page 14: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

バランスって難しい

何も考えずに描いてると「ほぼ確実に」バランスは崩れます

→こまめに「左右反転」をして、

確認することが大切!

Page 15: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

様々な加工

デジタルは加工が楽!

加工するとなんかいい感じになるよ

HSV操作(S +20) ガウスぼかし(10) メッシュ変形

Page 16: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

フォント

フォントは無限大(詳しくはデザイン講座)

HGS創英角ポップ体

MS ゴシック

Page 17: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

トーン、ふきだし、コマ割り

漫画に使うトーン、ふきだし、コマ作成

CSPP(有料)、MedibangPaint(無料!)

Page 18: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座
Page 19: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

漫画も描けるよ

「コマ割り」「フキダシ」「トーン」があれば漫画描けるね

FireAlpaca、MedibangPaintは、

無料でありながら有能!

本格的に描きたい人は、

CSPEを買おう(27,000円)

Page 20: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

レイヤー

Page 21: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

結局レイヤーって何

デジタル絵は、レイヤー(層)の重ね合わせ

Page 22: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

レイヤーのしくみ

今選択しているレイヤーにしか描画できない

描画は、上のレイヤーのものが一番上にくる

(下に描いた絵は、存在はしているが、

目には見えない)

その他、編集・加工もそのレイヤーのみ

適用される

Page 23: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

何がいいのかわからない

描き分けができる!

一部を描いたり消したりするのが楽

加工しやすい!

トーンカーブ、拡大縮小、移動

レイヤー自体に効果を付けられる!(レイヤー効果)

乗算・発光・スクリーン・オーバーレイ

透明度の変化

Page 24: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

例1↓消すのが大変…

同じレイヤーで描くと…

Page 25: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

線画レイヤー色レイヤー

Page 26: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

例2

中にしましま描きたい!

Page 27: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

色レイヤー+上に新レイヤー(クリッピング)

Page 28: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

クリッピング

下のレイヤーに描画された部分にのみ描画する機能

Page 29: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

レイヤーの「クリッピング」にチェック

Page 30: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

クリッピング解除クリッピングあり

Page 31: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

うまく使いこなそう

クリッピングは重ね掛けもできるよ

似たような機能として、「マスク」や「ロック」などがあるよ

選択範囲も使いこなせるとより楽に!

Page 32: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

それでもわからん。

レイヤー機能は感性なので無理もないです。

ぶっちゃけ、人が見るのは「完成品」で、レイヤーは

「過程」にすぎないから別に使わなくても(たぶん)描ける

Page 33: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

拡張子

Page 34: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

拡張子

Page 35: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

よく見る・使う拡張子

PNG(Portable Network Graphics)

フルカラー、透過OK、RGB色空間のみ

→イラスト

JPG(Joint Photographic Experts)

フルカラー、透過×、CMYK可能、画像劣化

→写真(ドット絵は死ぬ)

Page 36: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

GIF(Graphics Interchange Format)

容量が小さい、透過OK、256色

→アニメーション、イラスト

TIFF(Tagged Image File Format)

フルカラー、高画質、容量がアホ

→写真(Webでは使えない)

BMP(Bitmap)

フルカラー、非圧縮(容量アホ)

→イラスト(Webでは使えない)

Page 37: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

PSD(PhotoShop Document)

Photoshop専用、レイヤー形式が保存

だいたいのイラストソフトは開ける

イラストソフト専用拡張子

clip、ai、mdp、sai、etc.

そのソフトでしか使えない

レイヤー形式が保存

Page 38: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

結局どうすりゃいいの

基本はpng!!

ドット絵は絶対絶対jpgはやめましょう。

色んなイラストソフトで共有するときは、psdが便利だよ

Page 39: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

色空間

一番伝えたいところです。

Page 40: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

基本表現色

三種類あるよ

カラーRGB、基本

モノクロ(トーン)白・黒の二色漫画など

グレースケールV0~V255のみ漫画など

Page 41: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

色空間

色の定量的な表現

→RGB

→HSV

→HSL

→CMYK

Page 42: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

RGB = (151, 239, 78)

HSV = (93, 68%, 94%)

CMYK = (46%, 0%, 81%, 0%)

Page 43: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

RGB色空間

Red(赤)、Green(緑)、Blue(青)

R:G:B = (x, y, z) (0~255)

「光」で色を出力

プログラム上でも使います。

Page 44: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

HSV空間

H(Hue)、S(Saturation)、V(Value)

色相・彩度・明度

H:0~255 S:0~100% V:0~100%

HSBとも(明度:Brightness)

同系色を作りやすいので、使いやすい!!

Page 45: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

HSL色空間

H(Hue)、S(Saturation)、L(Lightness)

色相、彩度、輝度

色の明るさの違い?

色の明るさが反映されるので、

カラー→グレースケール変換が綺麗!

Page 46: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

CMYK色空間

C(Cyan)、M(Magenta)、

Y(Yellow)、K(Key Plate)

すべて0~100%

プリンターのインクなど、印刷出力

Page 47: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

で、結局何なの

RGB色空間がすべてではない。

世の中すべてのものが光を放つわけではない。

デジタル絵を印刷すると色味が変わる!!

Page 48: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

RGB CMYK

Page 49: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

なんで?

紙は光を放ちませんね。

CMYK色空間は、RGB色空間よりも表現できる色が少ない(色がくすむ)

特に彩度が強い色、青系の色、肌色は注意!

Page 50: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

もっと言っちゃうと

ディスプレイによっても若干色が変わる!!

• ディスプレイごとに発光の仕様も違う

• 例えば、スマートフォン・PC

Page 51: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

Qpic内でCMYKを意識するとき

学祭

ポスター、ビラ、そのほか頒布物

ボードゲーム

カード、説明書

(同人活動)

同人誌、グッズ

Page 52: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

どうすりゃいいんだよ

Photoshopで出力(一番いい)

クリスタでプロファイルの埋め込み(psd)

極力彩度の高い色は避ける、肌色に注意

Page 53: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

陰影とHSV

Page 54: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

1

43

2

Page 55: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

HSV色空間で同系色をつくる!

非常に作りやすい

H(色相)S(彩度)V(明度)のずらし方で絵の雰囲気も変わる(変わってた、よね?)

Page 56: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

2 V(明度)をずらす

下地の色の明度Vのみ、

値を小さくする

リアルな絵向け

少し暗く見えちゃうかも

Page 57: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

2 S(彩度)をずらす

下地の色の彩度Sのみ、

値を大きくする

ポップ、デフォルメ向け

かわいさを出せる、ただ

塗り方の統一

Page 58: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

3 V(明度)とS(彩度)をずらす

下地の色の明度Vの値を小さく、彩度Sの

値を大きくする

彩度の高すぎ、明度の低すぎに

注意!

Page 59: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

右下にスライドするイメージ(環は色相、縦軸は明度、横軸は彩度)

Page 60: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

1 HSVすべてずらす

HSVをちょっとずつ、ずらす(3の応用)

完全に別の色を作るイメージ

アニメ系

Page 61: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

1(HSV

)

4(S)3(SV)

2(V)

Page 62: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

人外(動物系)の描き方

Page 63: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

描いたもの。

Page 64: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

① 基本は人と同じ!(二足)

四足も、骨格自体は人を描くときとあまり変わらないよ(アタリ)

Page 65: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

② マズルを描こう

結構重要な要素

鼻~口あたりにかけて出っ張っている部分

Page 66: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

③ もふもふ感を出そう

毛でおおわれてる感じ

毛量で雰囲気も変わるよ。

Page 67: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

④ 特徴を強調しよう

首元~お腹にかけて色が白い(ことが多い)

(フェチズムを感じる人が多いらしい)

犬歯を描くとそれっぽくなるよ

尻尾、忘れずに!

Page 68: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

⑤ 動物の画像をちゃんと見よう!

動物によって、結構違うところが多い

(手足、尻尾、毛の色・量、マズル)

特徴を強調すると、描き分けやすい(と思う)

(私は描き分けが苦手)

ポケモンは意外と難しい。練習になるよ!

Page 69: Qpic2017年度 第6回グラフィック講座

まとめだよ

ショートカットキーを活用しよう!

(CTRL + Sは必ず覚えてね)

左右反転でバランス確認!

加工をうまく活用しよう!

レイヤー機能は非常に便利!

使っていくうちに、便利さがわかるよ

色空間を使い分けよう!特に印刷出力ではCMYK色空間で表現されることに注意!!