questetra ハンズオンセミナー ビギナー向け業務プロセス設計 その1
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Questetraハンズオンセミナービギナー向け業務プロセス設計その1
Wifiに接続し、今日利用する Questetra BPM Suite にログインできることを確認してください。
SSID/パスワード ホワイトボードに記載
http://goo.gl/Rb9aDaから、「作業依頼フロー_スグ試用3.qar」をダウンロードしてください。
事前準備
• http://goo.gl/Rb9aDaから、「作業依頼フロー_スグ試用3.qar」をダウンロードしてください。
• Questetra BPM Suite にいるユーザ数を確認してください。– (右上のユーザ名)→「システム設定」
– 1ユーザしかいない場合は、別に1ユーザを追加してください
アジェンダ
1. 既成のプロセスモデルで試す1. プロセスモデルを見る
2. プロセスの新規開始/タスクの処理を体験する
2. プロセスモデルの設計1. タスク処理画面を作る
2. 他の人に仕事を
3. フローを分岐させる
Questetra BPM Suite の基本概念①
プロセスモデル
• 組織が特定の業務を遂行する上において、守るべきルール
• 「業務ルール」「規定」など
プロセス(インスタンス)
• ルールに従って実際に行われる、一連の仕事
• 特定の「稟議」「申請」「案件」「問い合わせ対応」など
従うべきルール
ルールにそって動く実際の業務
体験用のプロセスモデルをインポート 1/2
1. (右上のユーザ名)→「プロセスモデル設定」
2. 「アーカイブから新規作成」→先ほどダウンロードした 「作業依頼フロー_スク試゙用3.qar」 をアップロード– http://goo.gl/Rb9aDa
3. 以下は無変更で、そのまま「新規作成」
– プロパティの編集
– プロセスモデル内で使用されている組織の関連付けを行ってください
プロセスモデルを見る 1/2
開始イベント/終了イベントプロセスを新規開始することのできるポイント/終了するポイントを表す
フロー工程の前後関係を表す1つの工程から複数のフローが出ている(分岐)する場合もある
プロセスモデルを見る 2/2
スイムレーン同一の役割の人によって処理されるタスクを、グルーピングするスイムレーン内のタスクは、原則、同一ユーザが処理する
タスク人が処理すると定めた工程システムが処理する(自動処理)される工程もあるが、アイコンが異なる
プロセスの新規開始/タスクの処理を体験する 1/4
1. 「ワークフロー」→「新規開始」
2. 一覧から「作業依頼フロー」を見つけて、「▶▶」ボタン
– 「作業依頼フロー」の「1.依頼作業の入力」の処理画面が開きます
3. 「依頼先」で他のユーザBを指定→他を入力して、「『1.依頼作業の入力』処理完了」
プロセスの新規開始/タスクの処理を体験する 2/4
4. 先に「依頼先」で指定したユーザBでログイン
– 別のブラウザを使うと楽です
5. 「マイタスク」(左メニュー)→一覧から「作業依頼フロー」の「2.再確認/完了報告」を見つけて「▶」ボタン→「2.再確認/完了報告」の処理画面が開きます
6. 処理画面で何か入力して「再確認」– 「完了」を押さないで
7. 最初のユーザでログイン8. 「マイタスク」(左サイド)
→一覧に「作業依頼フロー」の「1. 再確認への対応」があることを確認
プロセスの新規開始/タスクの処理を体験する 3/4
9. 「1x. 再確認への対応」の虫眼鏡ボタン
10. 以下の情報が表示されています
– 概要
– 関連する会話(社内SNS)
– 処理記録および現在の状態
– プロセスデータ(入力データ)
– 状態
プロセスの新規開始/タスクの処理を体験する 4/4
トークン特定のプロセスにおいて、どの工程まで業務が進んでいるか表す原則、1つのプロセスに1つだが、複数になる場合もある全てのトークンが終了イベントに到達すると、プロセスは終了する
• 先ほど見たプロセスモデルと同じであることを確認してください
• 個々のプロセスは、プロセスモデルに従って動作します
• 1つ1つのタスクを処理していけば、トークンが動いていきます
Questetra BPM Suite の基本概念②
プロセスモデル
• 組織が特定の業務を遂行する上において、守るべきルール
• 「業務ルール」「規定」など
タスク
• プロセスモデル内で、人が処理すると定めた工程
• 自動処理される工程もある
– イベント、サービスタスクなど
プロセス(インスタンス)
• ルールに従って実際に行われる、一連の仕事
• 特定の「稟議」「申請」「案件」「問い合わせ対応」など
トークン
• 特定のプロセスにおいて、どの工程まで業務が進んでいるか表す
従うべきルール
ルールにそって動く実際の業務
Questetra BPM Suite の基本概念③
プロセスモデルの3要素
• プロセス図(業務フロー図)– 工程、および工程の前後関係
• データ項目(タスク処理画面)– 取り扱うデータ– タスク処理画面(入力画面)
• 処理担当者– 誰が各タスクを処理するか
タスク処理画面を作る①
• 以下のプロセス図を作成してください
• http://youtu.be/jHK9juTN0eg
• モデラー内でも、「ファイル」→「チュートリアル」から参照可能です
• タスクをダブルクリックして、名前を変更
プロセスモデルを見る (改めて)
スイムレーン同一の役割の人によって処理されるタスクを、グルーピングするスイムレーン内のタスクは、原則、同一ユーザが処理する
タスク人が処理すると定めた工程システムが処理する(自動処理)される工程もあるが、アイコンが異なる
開始イベント/終了イベントプロセスを新規開始することのできるポイント/終了するポイントを表す
フロー工程の前後関係を表す1つの工程から複数のフローが出ている(分岐)する場合もある
プロセスの新規開始/タスクの処理を体験する 4/5
1. 「ワークフロー」→「新規開始」
2. 一覧からプロセスモデルを見つけて、プロセスを開始&先頭タスクを処理
3. 次の工程「確認」に進んでいるはずなので、それを探します「ワークフロー」→「マイタスク」
4. 一覧から先に開始したプロセスの「確認」タスクを見つけて、タスクを処理
定義したデータ項目が、タスク処理画面に表示される設定に応じて、「入力」「確認」での、各項目の編集可否が変わる
タスク処理画面を作る 5/5
• データ編集許可設定– 編集可 :値の閲覧可能。および編集可能
– 表示のみ:値の閲覧可能。編集はできない。
– 「-」 (なし):値の閲覧も、項目の閲覧もできない。
• データの種類– 文字(単一行/複数行)
– 数値
– 選択(ラジオ/チェック/セレクトボックス/検索セレクト)
– 日付(年月日/年月/月日/年)/日時
– ファイル
– ユーザ/組織
– 掲示板
– テーブル
Questetra BPM Suite の基本概念④
• プロセスモデルにバージョンの概念
• 各プロセスは、開始したタイミングのプロセスモデルのバージョンに紐付いている
– プロセスは、その時点での最新バージョンでしか開始できない
• リリースすると、開発中だったものが最新バージョンになる
バージョン1
バージョン2
バージョン3(最新)
バージョン3(開発中)
リリース
他の人に仕事を 2/10
以下のプロセス図に変更してください
1. スイムレーンをドラック&ドロップで追加
2. 「確認」「終了」を追加したスイムレーンに、ドラッグ&ドロップで移動
3. スイムレーンの名称変更– プロパティダイアログから変更
他の人に仕事を 3/10
• 処理担当者の設定画面に移動• “担当者2” にて、以下の設定
– 「ユーザ: 〇〇」を選択して、「編集」ボタンを押す• 他のユーザに変更して「確定」
– 「候補者の表示」で、選択したユーザが表示されることを確認
プロセスモデル保存後、 「開発中のバージョン○のリリース」
他の人に仕事を 4/10
1. 「ワークフロー」→「新規開始」
2. 一覧からプロセスモデルを見つけて、プロセスを開始&先頭タスクを処理
3. 別ユーザでログインしなおして、「ワークフロー」→「マイタスク」
4. 一覧から先に開始したプロセスの「確認」タスクを見つけて、タスクを処理
担当者設定で指定したユーザに、「確認」タスクが割りあたるようになる
少し脱線 「開始したプロセス」を見る
• 「開始したプロセス」か「処理したタスク」
• タスクとプロセスの違いは工程のレベルで見るか、全体で見るかの違い
• プロセス(インスタンス)には、「工程名」や「締め切り」の属性はない
• 「マイタスク」「引き受け待ち」は、「工程のレベル」で見ている。「全体のレベル」で見ていない。
他の人に仕事を 7/10
1. 「ワークフロー」→「新規開始」
2. 一覧からプロセスモデルを見つけて、プロセスを開始&先頭タスクを処理
3. プロセスモデルで指定した、2人のユーザそれぞれでログイン
「マイタスク」ではなく、「引き受け待ち」に「確認」タスクが入る
Questetra BPM Suite の基本概念⑤
• 設定に該当するユーザが1人しかいない場合
• 仕事は、自動的にそのユーザのものとなる
• 設定に該当するユーザが2人以上いる場合
• 仕事は「誰かが引き受けてくれるのを待つ」(引き受け待ち)状態に– 対象ユーザに依頼メール
• 仕事は、引き受けたユーザのものとなる
他の人に仕事を 8/10
1. 「引き受け待ち」にある「確認」タスクで、虫眼鏡アイコン
2. 「詳細」ページの
「処理記録および現在の状態」から、「候補者」ボタン
– 処理担当の候補者が表示される
– プロセスモデルで指定した2人のユーザ
3. 「引き受ける」または「引き受けて処理開始」からタスク処理が可能
引き受けた時点で、他の候補者の「引き受け待ち」リストからは消える
他の人に仕事を 9/10
• 現在、もう1人のユーザではプロセスを開始できない
• 開始イベントのあるスイムレーンでは、担当者設定の意味が異なる
• 「該当業務のプロセスを開始できるのは誰か」という意味に
• それ以外のスイムレーンでは、「そのスイムレーンで発生した仕事を処理できるのは誰か」
担当者1の「担当者設定」で、もう1人のユーザを追加してやると、そのユーザもプロセスを開始できるようになる
他の人に仕事を 10/10
• 組織で指定
– 〇〇に直接所属する人/のリーダ
– 〇〇の下位組織に所属する人/のリーダ
• ユーザで指定
• プロセスデータで指定
– 組織型やユーザ型データで指定されたユーザ/組織
• スイムレーンを用いた相対的な指定
– スイムレーン〇〇のタスクを処理した人より上位組織の人など
• ロールで指定
フローを分岐させる 2/8
以下のプロセス図に変更してください
1. タスクを「担当者1」のスイムレーンにドラック&ドロップで追加
2. 追加したタスクと「確認」タスクを、相互に接続
3. 追加したタスクの名称変更
– プロパティダイアログから変更
4. 「再入力」タスクの編集許可設定は、全て「編集可」に
フローを分岐させる 3/8
1. 「確認」タスクの「分岐」設定に移動分岐条の設定に移動2. 「分岐タイプ」はそのまま3. 「遷移先の決定」の「ボタン名」を変更
プロセスモデル保存後、 「開発中のバージョン○のリリース」
フローを分岐させる 4/8
1. 「ワークフロー」→「新規開始」
2. 一覧からプロセスモデルを見つけて、プロセスを開始&先頭タスクを処理
3. プロセスモデルで指定した、2人のユーザのいずれかでログイン
4. 「引き受け待ち」の一覧から「確認」タスクを見つけて、処理画面を開く
分岐条件で設定した2つのボタンが表示されるいずれかのボタンを押すとタスクが完了し、設定した先にトークンが移動する
フローを分岐させる 6/8
1. 先ほど作成したプロセスモデルにて、「確認」タスクの分岐設定に移動
2. 分岐タイプを「最初に合致した条件の遷移先に流す」に
3. 「再入力」へ遷移する条件を削除(「ー」ボタンで)
4. 「デフォルトフロー」の遷移先を「再入力」に
フローを分岐させる 7/8
5. 遷移先が「終了」である条件式の条件名を編集
6. 同じ行の条件式のアイコンをクリック
プロセスモデル保存後、 「開発中のバージョン○のリリース」
7. 「条件式設定」で「詳細な条件を設定する」を選択
8. 「数値」「右の値以上」を選択し、「100000」を入力
9. 「閉じる」で条件式が「数値>= 100000」になっていることを確認
フローを分岐させる 8/8
1. 「ワークフロー」→「新規開始」
2. 一覧からプロセスモデルを見つけて、プロセスを開始&先頭タスクを処理
3. プロセスモデルで指定した、2人のユーザのいずれかでログイン
4. 「引き受け待ち」の一覧から「確認」タスクを見つけて、タスクを処理
– タスクを完了させるボタンは1つに戻る
「数値」が100000未満であれば、「再入力」タスクへトークンが自動的に移動
ゲートウェイ (補足)
分岐専用の「ゲートウェイ」というアイテムもある
• 最初に条件を満たした、1つのフローのみにトークンを流す
• トークンを複製し、全てのフローにトークンを流す
• トークンを複製し、条件を満たしたフローのみにトークンを流す
• 複数のフローを1つに集約するトークンが複数になっている場合は、1つにまとめる