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リリースノート V6R2010x および V6R2010 向け 2009 年 11 月

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リリースノート V6R2010x および V6R2010 向け

2009 年 11 月

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3DVIA Composer – リリースノート

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1 バージョン V6R2010x ..................................................................................................... 3

1.1 新機能 ........................................................................................................................ 3

1.2 オペレーティング システムのサポート ............................................................. 12

2 バージョン V6R2010 ..................................................................................................... 13

2.1 新機能 ...................................................................................................................... 13

2.2 重要な注記と変更点 .............................................................................................. 21

2.3 バグ修正および改良点 .......................................................................................... 22

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1 バージョン V6R2010x

1.1 新機能

ペーパー空間の強化:ペーパー空間の強化は、2D および 3D コンテンツ パブリケーションの

ための WYSIWYG (what-you-see-is-what-you-get) 表示を提供するものです。ユーザーは周辺機

器や解像度の違いに関係なく、同じように 3DVIA Composer を使用することができます。

o 表示(View) > ペーパーを表示 コマンドは用紙の余白をビューポートに表示しま

す。

ペーパー空間が表示されていない ペーパー空間を表示

(レター、縦)

ペーパーを表示 は標準ツールバーおよび 3DVIA Composer ウィンドウの右下から

も使用できます。

o テクニカル イラストおよび高解像度イメージではドキュメントの用紙サイズを使用す

るか、または出力ページサイズを定義することができます。ドキュメントペーパーを

使用(Use document’s paper)オプションを選択または選択解除します。 o すべての 2D オブジェクト(2D パネルなど)および寸法(線の太さ、フォントの高

さ)はペーパー空間で定義されます。これらはビューポートのサイズに依存します。

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o さらに、ドキュメント プロパティおよびデフォルト ドキュメント プロパティのペー

パー出力(Paper output)ページには、ペーパー空間を定義する以下のコントロールが

あります。 A4、レターなど定義済みのフォーマットを選択、またはカスタム フォーマッ

トを定義する。 縦、横の向きを選択する。 フォント、線幅等のデフォルトのサイズを定義する。

注記:

o 以前のバージョンの 3DVIA Composer ファイルでは、2D イメージパネル、2D テキス

トパネルおよび 2D パネル上の注釈はビューポートに相対で設定されます。新しく作

成されたパネルのみがペーパー空間で定義されます。 o 新しい 2D パネルはすべてペーパー空間で定義されます。用紙のサイズを変更しても

位置(ミリメートル)は変化しません。 o フリー2D モード(自動位置あわせ(Auto Alignment)プロパティ)の注釈テキストは

ペーパー空間と相対になります。 リボン インターフェイス:3DVIA Composer には新しくリボン インターフェイス(Microsoft®

Windows® 7 シーニックリボン)が追加されました。従来のメニュー インターフェイスも利用

可能です。 3DVIA Composer V6R2010x を最初に起動する際に、インターフェイスを選択するプロンプト

が表示されます。

インターフェイスをクリックして選択します。後から、設定(Preferences) > 一般

(General)(リボン インターフェイス)または 設定(Settings) > アプリケーション設定

(Application preferences) > 一般(General) (クラシック インターフェイス)から、リボ

ンを使用(Use a ribbon)オプションにより変更することもできます。

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リボン インターフェイスには次のような新しい機能があります: o 現在表示されているタブとは別に Customize Quick Access Toolbar にコマンドを

表示することができます。

o よく使われるコマンドおよび最近使用された 3 つのコマンドを表示するミニ ツー

ルバー。ミニ ツールバーを表示するには、ビューポート内で右クリックします。

ミニ ツールバーは構成変更することはできません。

o リボン コマンドの検索

メイン メニュー アイコンをクリックします。

検索文字列を入力します。テキストを含むリボン コマンドが表示されま

す。

コマンドをクリックして実行します。

注記:

検索はリボン インターフェイスに表示されるコマンドに限定されます。 コマンドが現在のリボン タブ上にある場合、コマンドはハイライト表示

されます。コマンドが別のタブにある場合、現在のタブは変化しません。

注記:3DVIA Composer オンライン ヘルプはクラシック メニューのみの説明です。

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円弧の長さ(Arc Length ) と カーブの長さ(Curve Length): コラボレート(Collaborate) > 測定(Measurements) メニューに新しい測定項目が追加されました。

o 円弧の長さ – 円弧の長さ(3 点で定義される)を含むラベルを円周上に作成します

(曲線を検出するには Alt キーを押します)。 補助(Complementary)プロパティは

円弧の向きを反転します。 o カーブの長さ – 折れ線または CAD フィーチャー(カーブや配管など)の長さを含む

ラベルを作成します。 複数の曲線の長さの合計を表示するには、それらの曲線を選

択します。

2D テキストの オートフィット(AutoFit): 2D テキスト パネル(コラボレート

(Collaborate) > マークアップ(Markup )> 2D テキスト(Text 2D))はテキストがフィッ

トするよう自動的にサイズ変更できるようになりました。 オートフィット(AutoFit) プロパティ

がこの動作をコントロールします。

オートフィット有効 オートフィット無効

基準と関連性のあるパスを作成(Create Associative Paths from Neutral): 関連パスをビュー

モードで作成することができます。コラボレート(Collaborate) > パス(Paths) > 基準と関

連性のあるパスを作成(Create Associative Paths from Neutral)をクリックします。関連パス

は、関連づけられたアクターを移動すると自動的に更新されます。

関連パスを作成 アクターを移動 実パスからローカル座標系

(LCS)パスに変更

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FT&A クロスハイライト:3DVIA Composer と 3DVIA Composer Player Pro では CATIA V5 のFT&A(functional tolerancing and annotation)および関連形状をクロスハイライトできます。ク

ロスハイライトは、事前選択でも選択後でも動作します。たとえば、FT&A を選択すること

によりリンクされた形状も選択されます:

制限事項:

o 無償の 3DVIA Composer Player では使用できません。

o 完全分散モードで CATProduct のクロスハイライト(CATProduct の FT&A と CATPartの形状) はできません。

o FT&A が CATProduct にあり CATPart 形状がエッジの場合クロスハイライトはできま

せん。

o 点のクロスハイライトはできません。

o CATPart 間(CATPart 内の FT&A と別の CATPart 内の形状)のクロスハイライトはで

きません。

形状のマージの改良(インテリジェント マージ):3DVIA Composer アクターのマージは、

アクター数を減らすことによってパフォーマンス(アニメーション速度、読み込みおよび保

存速度)を改善することができます。V6R2010x ではマージ機能が次のように改良されまし

た: o 3DVIA Composer は新しい(マージ後の)アクターを最も低い共通の親の下に置き、

アセンブリーツリーの階層を保持します。以前は、マージされたアクターはすべてア

センブリーツリーの Root の下に表示されていました。 o 新しいマージ機能では、アセンブリに対するアニメーション キーおよび個別のアクタ

ーを考慮し、すべてのケースでアニメーションを保持します(アニメーションを保持

(Keep animation)選択時) o トラックなしで形状のみをマージ オプションは、アニメーションを保持に名前が変

更されました。 o アクターを選択せずにマージを実行すると、シーン内のすべてのアクターがマージさ

れます(すべてのアクターを選択するのと同じ)。 o マージを元に戻すことはできないため、マージ処理を確認するメッセージが表示され

るようになりました。

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BOM バルーンの数量指数 : BOM の数量をバルーンに表示することができます。バルーンプ

ロパティの数量指数によりこの機能を有効にして、掛け数の位置を指定することができます。

フォント比率は、バルーンフォントに対するパーセンテージとして掛け数のフォントサイズ

を指定します。

数量指数なし 位置:右上

フォント比率: 100% 位置:左下フォント比率: 50%

BOM テーブルの強化:BOM テーブルは独立したコラボレート アクターとなりました。様々

な改良により、ビューポート内での BOM テーブルを使った作業がしやすくなり、テクニカル イラストから WYSIWYG の出力を生成することができます。

o BOM テーブルはすべてのドキュメントに対して定義されるようになりました。コラ

ボレート ツリー:パネル(Panels) > BOM に表示されます。 o BOM テーブルの表示状態をコントロールできます:

レンダリング(Render) > BOM テーブルを表示/非表示(Show or hide BOM table)をクリックします。

テクニカル イラストおよび BOM パネルで、BOM テーブルを表示/非表示を

クリックします。 コラボレート ツリーで、パネル(Panels) > BOM を選択または選択解除しま

す。 o 新しい 専用紙スペース (%) プロパティを含め、すべての BOM テーブル プロパティが

プロパティ パネルにリストされます。 o 3DVIA Composer は BOM に列を追加、削除、あるいはアクターの表示設定を変更す

るなど、BOM に変更を加えると BOM テーブルが自動的に再生成されます。

BOM バルーンに対する表示コントロール:ビューポート内で BOM バルーンを表示または非

表示にする新しいコマンド: o レンダリング(Render) > バルーンを表示/非表示(Show or hide callouts)をクリ

ックします。 o テクニカル イラストでバルーンを表示/非表示をクリックします。

削除パーツを隠す:削除パーツを隠す 権限により、3DVIA Composer Player Pro ユーザーがパー

ツを削除しないようにできます。この権限は Right Manager パネルにリストされ、保存

(Save)が有効な場合にのみ使用できます。

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高解像度イメージからの詳細ビュー:高解像度イメージで詳細ビューを生成し、3D シーンに

2D イメージ パネルとして追加できるようになりました。詳細ビューを作成するには、高解像

度イメージ パネルから詳細ビュー(Detail View)オプションを使用します。

以前のバージョンでは、高解像度イメージから詳細ビューを作成するには、高解像度イメー

ジを保存し、その後 2D イメージ パネルにインポートする必要がありました。または Diggerを使う方法がありました。 注記:詳細ビューの拡大倍率はコントロールできません。作成後に詳細ビューのサイズを変

更することはできますが、ラスターイメージをスケール変更するとイメージ品質に影響が出

ます。拡大表示を使った詳細ビューを作成するには、Digger を使用してください。

詳細ビューの更新:既存の詳細ビュー(テクニカル イラストおよび高解像度イメージで作

成)に対して、3D シーンの変更を反映して更新したり、影を追加するなどの詳細ビューオプ

ションを適用できるようになりました。 詳細ビューを更新するには:

1. ビューポートで、更新する 1 つまたは複数のベクターまたはラスター詳細ビューを選

択します。 2. テクニカル イラストまたは高解像度イメージ パネルで、詳細ビュー(Detail view)を

選択解除します。

3. 更新(Update)をクリックします。

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選択内容に対する詳細図作成:テクニカル イラストまたは高解像度イメージから詳細ビュー

を作成する際、イメージエリア内の選択されたアクターだけが表示されます。選択を行わな

い場合、イメージエリア全体が詳細ビューとして表示されます。

選択なし 選択あり

以前のバージョンでは、イメージエリア内でアクターを選択しても詳細ビューの作成結果に

影響しませんでした。

インポートのプラグイン アーキテクチャ:3DVIA Composer では新しい XCAD プラグイン アーキテクチャを使って 3DVIA Composer がネイティブにサポートしていない CAD フォーマッ

トをインポート(書き込みではなく読み込み)します。この機能は、Dassault Systèmes のパー

トナーが開発した外部プラグインを使って相互運用性を拡張するものです。

アセンブリ ツリー アイコン:3DVIA Composer がアセンブリ ツリーに表示するアイコンの種

別が増えました。

プロダクト/アセンブリ(.CATProduct, .sldasm, ...)

部品 (.CATPart, .sldprt, ...)

内部ノード (geosets およびその他のグループ)

形状

注記:これらのアイコンは新しい CAD ファイルをインポートする際に使われるもので、既存

の 3DVIA Composer を開く際には使われません。

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CATIA V5 Workbench の属性:3DVIA Composer 製品では無償の 3DVIA Composer Player を除

き、次の CATIA V5 Workbench の属性をサポートします: Electrical、Tubing、 Piping。CAD フ

ァイルをインポートする際、メタをインポート(Import metas)を選択する必要があります。

これらの属性は、プロパティ パネル内にユーザー プロパティとして表示されます。3DVIA Composer Player (無償)では、たとえば注釈などとして使われていない限りこれらの属性は

表示できません。

3DVIA Sync のプロパティ サポート:3DVIA Sync では、次の 3DVIA ドキュメント プロパティ

をサポートするようになりました: セキュリティ、署名、ビューポート、ビューポート背景、選択対象、

画質、出力、アニメーション、投影(形状 プロパティを除く)、ペーパー出力、単位数、拡張プロ

パティ。これらのプロパティ ページにアクセスするには、3DVIA Sync ウィンドウの下部にあ

る 拡張プロパティ(Advanced Properties) をクリックします。

その他の変更 o アニメーション モードでは、少なくとも 1 つのアニメーション キーを持つプロパテ

ィ(特定の時間にプロパティ値が設定されている)に が表示されるようになりまし

た。キー値が使用されるため基準プロパティ値を変更しても影響はありません。

o 3DVIA Composer ウィンドウの右下に、設計モード(Design mode)、ペーパーを表示

(Show paper)、カメラ遠近モード(Camera perspective mode)のコマンドが新た

に追加されました。以前は、グリッド モード(Grid mode)しかありませんでした。

o 新しいコラボレート(Collaborate)>パス(Path)> フリーパスを生成(Generate

free path)コマンドは関連パスおよび非関連パスからユーザー定義可能なパスを作成

します。フリーパスはアンカーをドラッグし、節点を追加等の折れ線コマンドを使っ

て変更することができます。 o 編集(Edit) > インスタンスを選択(Select instances)コマンドでは、選択された形

状すべてのインスタンスが選択されます。インスタンスではないアクターを選択する

と、そのアクターだけが選択されます。 o 「モジュール」(テクニカル イラストやクリアランスのチェックなど)は「ワークシ

ョップ」と呼ばれるようになりました。 o 3DVIA Sync では、精度縮小(Reduce accuracy)オプションは Right Manager ページか

ら 拡張プロパティ(Advanced Properties )– セキュリティ(Security)ページに移動し

ました。

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1.2 オペレーティング システムのサポート

Windows 7:3DVIA Composer は Microsoft Windows 7 をサポートするようになりました。

V6R2010x

3DVIA Composer

32-bit 製品 3DVIA Composer

64-bit 製品

XP 32 YES N/A

XP 64 YES (WOW) YES

Vista 32 YES N/A

Vista 64 YES (WOW) YES

2000 NO N/A

NT NO N/A

Windows Server 2003 - 32 YES N/A

Windows Server 2003 - 64 YES (WOW) YES

Windows Server 2008 - 32 YES N/A

Windows Server 2008 - 64 YES (WOW) YES

Windows 7 - 32 YES N/A

Windows 7 - 64 YES (WOW) YES 注記:WOW (Windows on Windows) は、32-bit プロセスを Windows 64-bit オペレーティング システムで動作させるためのものです。

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2 バージョン V6R2010

2.1 新機能

OS サポート - x64 Edition:完全ネイティブ 64-bit code ソリューション(Windows XP 64 & Vista 64)です。64-bit サポートにより 3GB のメモリ制限が拡張され、非常に大きなモデルを

変換、処理できるようになりました。 o DG エクスポートは x64 Edition では使用できません。 o x64 Edition では Player のサイズは圧縮(~16 MB)されていません。 o スペースマウスは x64 Edition ではサポートされていません。

インテグレーション

o 新しい製品:3DVIA Composer Player Pro (API および保存コマンドの強化)。Player Pro API は様々な環境へ Player のより高度なインテグレーションを可能にします。

o 3DLive Bridge: ENOVIA 3D Live への接続を可能にします。この機能は、マシンに

3D Live 製品がインストールされていることが前提条件となります。3Dlive を使って

Database からコンテキストを取得、作成し、コンテキスト(アセンブリ)を 3DVIA Composer で直接開いて編集、更新できます。

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o Composer API:豊富な API が 3DVIA Composer 製品に追加されました(.net クライア

ントもサポートされます)。Composer の UI メニューはこれらの API を使ってカスタ

マイズできます(たとえば、3DVIA Composer に PDM システムにリンクするイベン

トつきのチェックイン/チェックアウト メニューなど)。

コミュニティ&エクスチェンジ o Composer から 3DVIA.comに直接パブリッシュできます:3DXml または 3DVIA

Composer Experience(3DVIA Composer Player が必要)を選択。

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テクニカルイラスト:ベクター イメージの品質向上、最終作成物の生成、サードパーティ製

ソフトウェアの使用を回避:

o 詳細ビュー - テクニカル イラストを使って、3D で直接詳細ビューを作成できます。

このモジュールは新しい 2D ベクター パネルを生成します。

o 用紙フォーマットの管理

o CGM 出力の S1000D、ATA2200、WebCGM Tech オプション。比較ファイル生成に対

応。

o BOM テーブルの自動フィットオプションにより BOM テーブルサイズを図面サイズに

制限し、必要に応じてフォントを適用。

o 新しい色領域でベクトル化。影の効果や色数を正確にコントロールします。色領域は

CGM出力でエクスポート可能。

o ベクトル化出力に影の効果を与える影オプション

o ESC キーによる Composer のベクトル化プロセスを中止。

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新しい 2D および 3D パネル オブジェクトによる、2D ベクトル図面の Composer での管理(詳

細図を 3D で表示)

ペーパー空間管理:フォントサイズがペーパー出力デバイス(doc プロパティ)にリンクされ

ます。バルーンは相対プロパティ(ペーパー出力に相対)を持ち、ビューポートに相対でサ

イズを保つことによりペーパー空間に対応します。 矢印と円形寸法は完全に 3D 定義になりました。太さはビューポート解像度に依存しません。 分割およびマージコマンドによる折れ線の編集

2D 隠線スタイル

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ニュートラル プロパティからのパス作成:ビュー モードでのパスの作成。

地面オブジェクト:地面の境界、影、ミラー、ユーザー定義テクスチャなどのプロパティ強

化によりシーンのリアルさを高めることができます。また、地面で簡単な「ターンテーブ

ル」を使った操作ができます。

V5 サポート o FT&A 方向管理 o FT&A 線タイプ管理 o FT&A 色の適用 o FT&A 作図形状のインポート o Views & Capture:完全な形状&FTA フィルタリングのサポート o Views & Capture:CAD の順序を反映した順序管理 o 板金のフォールド/アンフォールドを サポート o 曲線タイプ をサポート o 軸を新しい Composer の軸オブジェクトに変換 o 座標系を Composer の座標系に変換 o 非透過度(アルファ) の抽出(アセンブリと部品で非透過度サポート) o カラーポイントのインポート

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3DXml o XML Mesh による 3DXml のエクスポート o FT&A インポート(3dXml v4 のみ)

SolidWorks サポート o Composer から SolidWorks ファイルを開く際にコンフィギュレーションを選択できる

ようになりました。SolidWorks で最後に使用されたコンフィギュレーションがデフォ

ルトでハイライト表示されます。 o 展開図がインポートできるようになりました。 o コンフィギュレーション名がアセンブリ ノードにメタデータとして追加されるように

なりました。

パブリケーションを凍結(Freeze Publication) オプション:ファイルを保存する際、Right Manager でパブリケーションを凍結(Freeze Publication)を選択することにより、Composerでパブリッシュされたデータの編集をロックすることができます。

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ドキュメント(デフォルトおよび現在の)に対する高度なプロパティ

切断面:オブジェクト毎のキャッピングが可能(切断面プロパティを使用)

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2.2 重要な注記と変更点 重要:同時ライセンスのサーバー デーモンは V6R2010 に準拠するよう更新する必要がありま

す(すべての OS プラットフォーム - デーモンは 3DVIA Composer メディア キットに含まれ

ています)。 3DVIA Composer Player の無償バージョンでは保存機能は使用できません。SMG ファイルに変

更を保存するには、3DVIA Composer Player Pro ライセンスが必要です。 V4 & V5 図面サポートはなくなりました(V6R2009x では制限付きで利用できました)。 テクニカル イラストは、デフォルトで別ウィンドウで開くようになりました。 テクニカル イラストからの EPS および PS カラー出力はサポートされません。V6R2010 では

カラーは CGM および DG フォーマットでエクスポートされます。 ミラーおよび影プロパティは地面オブジェクトで管理されます。 2D ラスター テキスト パネルは相対ビューポート空間で作成されます。 API の変更 ベクター イメージのアウトライン色はオブジェクトのアウトライン色に一致するようになり

ました。 ビューからのラスターおよびベクター イメージ出力(Sync ならびに Composer)は同じ命名規

則になりました:[ファイル名]_[ビュー名][_複数ある場合には番号] 切断面のオフセットは 0 になりました。 マルチラインテキストの Xml での定義が変更されました:区切り文字 § がなくなりました。 Sync と Sync Enterprise のライセンスの両方が利用可能な場合、GUI から実行すると Sync 機能

が選択され、コマンドラインから実行すると Sync Enterprise の機能が選択されます。

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2.3 バグ修正および改良点 グラフィック モードの改良(AdvancedRendering)。すべてのバックバッファリング(イメ

ージ出力、ハイライト、avi、サムネイル等)はハードウェア機能で実行されます。 o シャドウ マッピング(ライトオブジェクトに関連づけられた完全なシャドウ マッピ

ング。 ハードウェアに依存し、AdvancedRendering が前提条件)。この機能は

V6R2010 でテストのみの用途で提供されています。 o 輪郭のハイライト(AdvancedRendering が前提条件)。

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次に対するメタデータの追加:

o コラボレーション オブジェクト o 基本形状

smg バージョンに関する警告、”次からは表示しない” チェックの追加 ウィンドウにフィットで表示されない問題の解決 立方体形状の展開 正方形形状の展開 Composer で作成された基本形状に対するテクスチャの追加 2D パネル(ラスターおよびベクター):新しい円弧の付加タイプ ActiveX および Composer での新しい API プロパティおよびメソッド TIFF カラーを管理する新しいアプリケーション設定(TIFF.ColorDepth 24/32 Bits) その他多数のバグ修正