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ユーザーズ・マニュアル < ご注意 > 本書では、画面を使用して機能説明をしていますが、工場出荷時の設定と本文 中の設定は一致していません。あらかじめご了承ください。 C 1999 ローランド 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。 MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。

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ユーザーズ・マニュアル

01788467 '99-6-E3-21K

<ご注意>

本書では、画面を使用して機能説明をしていますが、工場出荷時の設定と本文中の設定は一致していません。あらかじめご了承ください。

C〇  1999 ローランド 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。

※ MIDIは社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。

取扱説明書の英語版(有料)をご希望の方は、販売店にお問い合わせください。If you should require an English Owner's Manual (at a modest fee), please contact an authorized Rolanddistributor.

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安全上のご注意�

火災・感電・傷害を防止するには�

このマークは、注意喚起シンボルです。取扱説明書などに、一般的な注意、警告、危険の説明が記載されていることを表わしています。�

このマークは、機器の内部に絶縁されていない「危険な電圧」が存在し、感電の危険があることを警告しています。�

マークについて� この機器に表示されているマークには、次のような意味があります。�

注意:�感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品はありません。�修理は、お買い上げ店またはローランド・サービスに依頼してください。�

注意�感電の恐れあり�

キャビネットをあけるな�

以下の指示を必ず守ってください�

図記号の例�

取扱いを誤った場合に、使用者が傷害を負う危険が想定される場合および物的損害のみの発生が想定される内容を表わしています。��※物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペットにかかわる拡大損害を表わしています。�

取扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を表わしています。�

● は、強制(必ずすること)を表わしています。�具体的な強制内容は、● の中に描かれています。�左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜くこと」を表わしています。�

警告�

注意�

注意の意味について�警告と�

  は、注意(危険、警告を含む)を表わしています。�具体的な注意内容は、  の中に描かれています。�左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を表わしています。�

  は、禁止(してはいけないこと)を表わしています。�具体的な禁止内容は、  の中に描かれています。�左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。�

警告�● 次のような場所での使用や保存はしないでく

ださい。

○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる

場所、暖房機器の近く、発熱する機器の上

など)

○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床な

ど)や湿度の高い場所

○ 雨に濡れる場所

○ ホコリの多い場所

○ 振動の多い場所

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● この機器を、ぐらついた台の上や傾いた場所

に設置しないでください。必ず安定した水平

な場所に設置してください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● 電源プラグは、必ずAC100Vの電源コンセント

に差し込んでください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

警告�● この機器を使用する前に、以下の指示と取扱

説明書をよく読んでください。  

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● この機器を分解したり、改造したりしない

でください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書

かれていないことは、絶対にしないでくだ

さい。必ずお買い上げ店またはローラン

ド・サービスに相談してください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○  修理に関するお問い合わせは �

お問い合わせの窓口�

・・・商品をお求めの販売店か、保証書に同封されている「サービスの窓口」に�記載の営業所、サービス・ステーション、またはサービス・スポットまでご相談ください。 �

'99 1. 20 現在 �

 商品のお取り扱いに関するお問い合わせは・・・�

お客様相談センター 受付時間:午前10時~午後5時(土、日曜、祝日および弊社規定の休日を除く)��<電話番号>� ■大阪    TEL (06) 6345-9500��<住所> � 〒530-0004 大阪市北区堂島浜1-4-16 大和堂島ビル7F ��

お客様相談センターまでご相談ください。�

※上記窓口の名称、所在地、電話番号等は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。�

尚、お問い合わせの際には取扱説明書を�ご用意ください。�

�■東京  TEL (03) 3251-6150

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3

安全上のご注意

使用上のご注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

● 電源コードを無理に曲げたり、電源コード

の上に重いものを載せたりしないでくださ

い。電源コードに傷がつきます。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アンプ、スピー

カーと組み合わせて使用した場合、設定に

よっては永久的な難聴になる程度の音量にな

ります。大音量で、長時間使用しないでくだ

さい。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、

直ちに使用をやめて専門の医師に相談してく

ださい。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、

針金など)や液体(水、ジュースなど)を絶

対に入れないでください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● 次のような場合は、直ちに電源を切って電源

コードをコンセントから外し、お買い上げ

店またはローランド・サービスに修理を依

頼してください。

○ 電源コードやプラグが破損したとき

○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれた

りしたとき

○ 機器が(雨などで)濡れたとき

○ 機器に異常や故障が生じたとき

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● お子様のいるご家庭で使用する場合、お子様

の取り扱いやいたずらに注意してください。

必ず大人のかたが、監視/指導してあげて

ください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● この機器を落としたり、この機器に強い衝

撃を与えないでください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● 電源は、タコ足配線などの無理な配線をしな

いでください。特に、電源タップを使用して

いる場合、電源タップの容量(ワット/アン

ペア)を超えると発熱し、コードの被覆が溶

けることがあります。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● 外国で使用する場合は、お買い上げ店また

はローランド・サービスに相談してくださ

い。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

注意�● この機器は、風通しのよい、正常な通気が

保たれている場所に設置して、使用して

ください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● 電源コードを機器本体やコンセントに抜き

差しするときは、必ずプラグを持ってくだ

さい。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● 長時間使用しないときは、電源プラグをコ

ンセントから外してください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にな

らないように配慮してください。特に、

コードやケーブル類は、お子様の手が届

かないように配慮してください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● この機器の上に乗ったり、機器の上に重い

ものを置かないでください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● 濡れた手で電源コードのプラグを持って、

機器本体やコンセントに抜き差ししないで

ください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● この機器を移動するときは、電源プラグを

コンセントから外し、外部機器との接続を

外してください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● お手入れをするときには、電源を切って電

源プラグをコンセントから外してくださ

い。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● 落雷の恐れがあるときは、早めに電源プラ

グをコンセントから外してください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

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使用上のご注意

2~ 3ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。

電源について

● 雑音を発生する装置(モーター、調光器など)や消費

電力の大きな機器とは、別のコンセントを使用してく

ださい。

● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防

ぐため、必ずすべての機器の電源を切ってください。

設置について

● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランス

を持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導すること

があります。この場合は、この機器との間隔や方向を

変えてください。

● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テ

レビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出るこ

とがあります。この場合は、この機器を遠ざけて使用

してください。

● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め

切った車内などに放置しないでください。変形、変色

することがあります。

● 故障の原因になりますので、雨や水に濡れる場所で使

用しないでください。

お手入れについて

● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く

絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しい

ときは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってか

ら、柔らかい布で乾拭きしてください。

● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびア

ルコール類は、使用しないでください。

修理について

● お客様がこの機器を分解、改造された場合、以後の性

能について保証できなくなります。また、修理をお断

りする場合もあります。

● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を

維持するために必要な部品)を、製造打切後6年間保

有しています。この部品保有期間を修理可能の期間と

させていただきます。なお、保有期間が経過した後も、

故障箇所によっては修理可能の場合がありますので、

お買い上げ店、または最寄りのローランド・サービス

にご相談ください。

その他の注意について

● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力

端子などに過度の力を加えないでください。

● ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでくだ

さい。

● ディスプレイから多少音がすることがありますが、故

障ではありません。

● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、

プラグを持ってください。

● この機器は多少発熱することがありますが、故障では

ありません。

● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからな

いように、特に夜間は、音量に十分注意してください。

ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただ

けます。

● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていた

ダンボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してくだ

さい。

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はじめに

このたびはローランド『V- ミキシング・ステーションVM-3100 シリーズ』をお買い上げいた

だき、誠にありがとうございました。

この『V- ミキシング・ステーション VM-3100 シリーズ』は、デジタル I/O を標準装備した高

機能、高音質のデジタル・ミキサーです。

CDやMDの音をデジタルで入力して、アナログの音とミキシングしたり、また、多彩なエ

フェクト機能を使ってさまざまな効果を付けることもできます。ミキシングした音は、デジタ

ル出力もできますので、デモ・テープの作成にも適しています。小型・軽量ですから、コンサー

トや講演会のPAとしても、利用いただけます。

さあ、『V- ミキシング・ステーション VM-3100 シリーズ』を使って、いろいろな音の編集を楽

しんでください。

使用上の注意について

この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご

注意」(取扱説明書 P.2)と「使用上のご注意」(取扱説明書 P.4)

をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理解

いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書

は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてくだ

さい。

本書について

本書は『V- ミキシング・ステーションVM-3100シリーズ』を正し

くお使いいただくための「ユーザーズ・マニュアル」です。VM-

3100シリーズには、VM-3100とVM-3100Proがありますが、本書

はシリーズ共通マニュアルとなっております。VM-3100Proのみの

機能説明の場合は、『Pro のみ』と表記させていただいております。

お買い求めいただきました製品をご確認いただき、お間違いのな

いようお読みください。

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目 次

安全上のご注意..................................................2

使用上のご注意..................................................4

V-ミキシング・ステーションVM-3100とは..... 8

各部の名称....................................................... 10●各部の機能 .........................................................................................................11

使ってみましょう .......................................... 16●接続しましょう...............................................................................................16

●音を聞いてみましょう ..............................................................................17

●音を調整してみましょう .........................................................................18

●デジタル機器を接続してミキシングしてみましょう ........20

●マイクに効果を付けてみましょう....................................................22

●最適な状態を記憶させましょう.........................................................23

デジタル・ミキサー実践編 ........................ 24●DATレコーダーやMDレコーダーに録音します..................24

●デジタル・モニターDS-90 を活用します ..................................25

自宅で出来るデモ・テープ作り ...........................................28

●楽器やマイクを接続して、音を調整します..............................28

●デモ・テープを録音しましょう.........................................................34

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ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

キーボードのサブ・ミキサーに利用 ..................................35

●MIDI キーボードからシーン・メモリーをコントロール ..35

発表会・講演会でのPAとして利用....................................38

●発表会でのいろいろな音を管理しましょう ..............................38

MIDI IN/OUTを使ったコントロール.................................. 41

●パソコンを使ってリモート・コントロールしましょう.....41

●MIDIシーケンサーをコントロールしましょう......................... 43

●パソコンを使ってオート・フェーダー機能を実現しましょう.......................46

付 録................................................................. 49◆使いこなしのポイント ..............................................................................50

アウトプットに関する事項 50/ イコライザー 51/ イージー・ルーティング 

51/ インプット 52/ エフェクト 52/コンプレッサー 53/ シーン・メモ

リー 53/ ソロ・モード 54/ チャンネル/フェーダー 54/ バス・アサイ

ン 55/ パン 55/ モニター 56/ ロケーター 56/ FX/AUXセンド 56

/ MIDI 56/ その他システム関係 57/ RMDB Ⅱ関連(VM-3100Proのみ)58

◆表示画面一覧 ....................................................................................................59

◆ RMDB Ⅱとデジタル・レコーダーとの接続 .............................63●VM-3100 Pro + DIF-ATとALESISまたはTASCAMのデジタル・レコーダーとデジタル接続する場合の注意点 ........... 64

◆エラー・メッセージ一覧 .........................................................................65

◆故障かなと思ったら ................................................................................... 66

◆MIDIインプリメンテーション・チャート ................................... 67

◆ブロック・ダイヤグラム.......................................................................... 68

◆主な仕様.............................................................................................................. 70

◆索引......................................................................................................................... 72

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V-ミキシング・ステーションVM-3100とは

ローランド V-ミキシング・ステーションVM-3100シリーズは、高音

質、高機能、低価格を実現したデジタル・ミキサーです。アナログ・ミ

キサーでは実現できなかった使いやすさと音質を実感ください。それで

は、VM-3100シリーズの素晴らしい機能を紹介しましょう。各機能の使

い方は、それぞれのページで詳しく説明します。

なお、VM-3100シリーズにはVM-3100と VM-3100Proがあります。本

マニュアルは、各機種の共通マニュアルとなっていますが、VM-3100Pro

のみの機能では、(Proのみ) と記述させていただいております。お使いの

機種をご確認の上、お読みください。

デジタル I/Oを装備、高音質を実現   24ページ

VM-3100/VM-3100Proは、24ビットのハイ・クォリティ・サウンドを

実現したデジタル・ミキサーです。デジタルですから、従来のアナロ

グ・ミキサーにつきものの、フェーダー・ノイズやクロストークを気

にせずに入出力処理が行えます。

また、デジタル I/Oが標準で装備されていますので、MD/DATレコー

ダーなどのデジタル端子と直接接続することができ、音質を落とすこ

となく録音や再生処理が可能です。

 多彩なエフェクト機能で最適な音作り   22ページ

入力された音をデジタルのままで、自由自在に効果を付けることがで

きるエフェクト機能を内蔵しています。

リバーブやコーラス、ディレイをはじめ、ギター/キーボード/ボー

カル ・ マルチのエフェクトを使い入力された音に合わせて、最適な効

果を付けることができます。

また、専用のハイ ・ インピーダンス入力端子を使えば、ギターをダイ

レクトに入力し、ギター用マルチ・エフェクトをかけることもできま

す。

VM-3100 及びVM-3100 Proの詳細な機能については、付録をお読みください。

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ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

見やすいグラフィック画面表示 

バックライト付きのグラフィックLCD画面なので、見やすく、操作の

内容が一目でわかります。

たとえば、耳だけが頼りだったレベル合わせも、レベル・メーターを

見ながら調整すれば簡単にできます。

その他にも、各チャンネルの情報を表示したり、エフェクト、パンな

どさまざまな設定も画面のグラフィックを見ながら操作できます。

シーン・メモリーで使いやすさアップ   26ページ

各チャンネルのレベルやPANなどのミキサーの設定情報やエフェクト

のパラメーターを記憶できるのが「シーン・メモリー」設定です。

コンサートやレコーディング時には、曲ごとに設定して記憶しておけ

ば、ボタンひとつですぐに呼び出すことができます。

記憶できるシーンは全部で32シーン。いろいろな場面で使っていた

だける便利な機能です。

MIDI機器を自由にコントロール   35,41ページ

標準装備のMIDI IN / OUT(THRU)端子にMIDI 機器を接続すれば、外部

MIDIシーケンサーを使ってシーン・メモリーを切り換えることができ

ます。

また、パソコンを接続しての自動ミキシング機能やVM-3100 のパネ

ルを使った外部MIDI シーケンサーのコントロールも可能です。

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10

各部の名称

ここでは、VM-3100の操作に必要なボタン類やスイッチなどの名称と機能を紹介します。このあとの

説明にも出てきますので、ぜひ覚えてください。

<フロント・パネル> *VM-3100Pro仕様

    

<背面> *VM-3100Pro仕様

   

フロント・パネルI/O部�

フロント・�パネル部�

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ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

●各部の機能

<フロント I/O部>

 XLRインプット・コネクタ

マイクロホンを接続します。ここに接続をす

ることで、チャンネル1またはチャンネル2に

コンプレッサーを使用できます。

 チャンネル(CH)・インプット・ジャック

マイクやキーボードなどの信号を入力します。

CD/MDプレーヤーなどのアナログ信号をステ

レオで入力します。ゲイン調整はできません。

ハイ・インピーダンスのギター専用ジャック

です。ギターを直接入力して、ギター・マルチ・

エフェクトを利用できます。インプット4と切

り換え式です。

 ゲイン(GAIN) つまみ

各チャンネルに入力される信号の音量を調整

します。

 BUS OUTジャック

MTR の録音端子等への出力です。

 AUX SENDジャック

外部エフェクターへ送ったり、演奏者のモニ

ターとして利用できる出力です。

 MASTER OUTジャック

メイン出力です。スピーカーに接続します。

 MONITORジャック

ヘッドホンを接続し、各出力をモニターしま

す。モニターのデジタル・イン・ボタンやソー

ス・ボタンで出力する信号を選択できます。

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<フロント・パネル部>

 フェーダー

チャンネル (CH)・フェーダー

各チャンネルに入力された音のボリュームを

調整します。セレクト(SELECT)ボタンを押す

ことで、エフェクトやパンなどを設定する

チャンネルを選択できます。

マスター・フェーダー

マスター・フェーダーは各チャンネルをミキ

シングした出力音量を調整します。マスター・

フェーダーのセレクト・ボタンを押せば、各出

力の音量やバランスなどを設定する画面を呼

び出すことができます。

 

ソロ・ボタン、ミュート・ボタン

セレクト・ボタンの機能を選択します。選択さ

れたチャンネルのみの音を出したり(SOLO)、

音を消す(MUTE)ことができます。

フェーダー・アサイン・ボタン

フェーダーで操作する対象を決めます。

[AUDIO CH]→ 入力されている各チャンネ

ルのオーディオ信号レベル

[MIDI CH] → 外部に接続されているMIDI

機器(音源等)のレベル

 表示器 (ディスプレイ)

レベル・メーターや各チャンネルの設定内容

などを表示します。

 レベル・メーター・ボタン

ディスプレイの表示を切り換えます。

INPUT METER (インプット・メーター)

レベル・メーター画面(INPUT METER)の時、

ファンクション・ボタン ([F1]~[F4]) を押す

と、次の4画面に切り換えることができます。

OUTPUT METER

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ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

CH VIEW

INPUT FADER

OUTPUT FADER

ファンクション・ボタン

[F1-F4 ON/OFF] ボタンを押すことで、画面の

ファンクションのオン/オフを行います。

ファンクションが表示されているとき(オン) に

[F1] ボタン~[F4] ボタンを押すことで、ファ

ンクション・ボタンの機能を選ぶことができ

ます。

システム・ボタン

システムの設定を変更することができます。

 エフェクト

*図はVM-3100Pro仕様です。

エフェクト・ボタン

(VM-3100Pro) (VM-3100)

内蔵のエフェクト画面を呼び出します。

VM-3100はエフェクト1、VM-3100Proではエ

フェクト1とエフェクト2を呼び出すことがで

きます。

コンプレッサー・ボタン

(VM-3100Pro) (VM-3100)

コンプレッサー設定画面を呼び出します。内

蔵のコンプレッサーをオン/オフします。

パッチ・セレクト・ボタン

パネル上の代表的なエフェクトに切り換えま

す。ボタンを押すと選ばれたエフェクト名の

ランプが点灯します。

エフェクト・レベルつまみ

つまみを回すことで、任意のエフェクト出力

を調整できます。

 イージー・ルーティング・ボタン

入出力信号の内部での結線 (ルーティング) を

設定し、呼び出すことができます。

 バリュー(VALUE)つまみ

チャンネルごとに、エフェクトやパンなどさ

まざまな設定のレベルを調整できます。

 バス・アサイン・ボタン

各チャンネルからBUS OUTジャック等に信号

を送るための設定ができます。

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 イコライザー (EQ)

高音域、中音域、低音域など、強調したり弱め

たい音域をつまみで調整できます。チャンネ

ルごとに設定が可能です。

 モニター

デジタル・イン・ボタン

MONITORに直接、デジタル・インの信号を出

力します。

ソース・ボタン

MONITORに通常のモニター・ソース信号を出

力します。

モニター・レベルつまみ

MONITORに出力する信号の音量を調整します。

 パン (PAN)・ボタン

各チャンネルごとに、音を左右に振り分ける

ことができます。初期設定では、中央になって

います。チャンネル9-10、11-12はそれぞれ左

右に割り振られています。

 センド (FX/AUX SEND)・ボタン

センド項目を選択して、各チャンネルから

AUX SENDジャック等に送る信号のセンド量を

調整します。調整できる項目は、エフェクト1、

エフェクト2 (VM-3100Pro のみ)、AUXモノラ

ルアウト1、2です。(工場出荷時)

 バリュー・ダイヤル

設定時の項目や設定数値を調整、選択できま

す。

 ENTER/YES、EXIT/NOボタン

調整した数値や項目を確定、実行します。

調整した数値や項目を取り消します。

 カーソル・ボタン

設定項目を変えるときなど、画面のカーソル

を動かすときに押します。

シフト・ボタンを押しながら、 または

を押すことで画面のページを切り換えること

ができます。

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15

ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

 シフト・ボタン

シフト・ボタンを押しながら、パネルのボタン

を押すことで、各ボタンの□内に表示され

ている項目を実行します。

 シーン・メモリー

[SCENE1]から[SCENE4]ボタンに現在のミキ

サーの状態を記憶できます。バンク・ボタンを

押すことで、バンクを1~8まで切り換えるこ

とができ、各バンクごとに4つずつのシーンを

記憶できます(26ページ参照)。また、切り換え

によりロケータとしても使えます。

 トランスポート・ボタン

外部MIDI シーケンサーなどを操作するときに

使います(43 ページ参照)。

<背面>

 AC INジャック

 電源スイッチ

 RMDBⅡ端子 (VM-3100Proのみ)

マルチ・チャンネル・デジタル入出力用の端子

です。オプションのローランドDIF-ATを接続す

ることができます。

 デジタルI/O端子

デジタル入出力 (S/P DIF、EIAJ CP-1201) に対

応したMD/DAT レコーダーなどと接続できま

す。高音質の再生、録音が可能です。*デジタル端子にMD/CDレコーダーを接続しただけでは、デジタル信号は入力できません。設定方法につきましては20ページをお読みください。

*コアキシャル端子にはアナログ信号は入出力できません。

 フット・スイッチ端子

フット・スイッチを接続して、シーン・メモ

リーの切り換え等を行うことができます。

 MIDI I/O端子

外部MIDI 機器と接続することで、VM-3100か

らMIDI シーケンサーをコントロールしたり、

MIDIキーボードなどからシーン・メモリーをコ

ントロールできます。

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16

使ってみましょう

●接続しましょう

まずはじめに、VM-3100とモニター用のヘッドホン、ミキシングしたい

音源を接続しましょう。ここでは、基本的な機器の接続を行いますの

で、必要に応じて、お使いになる機器を接続してください。また、24ペー

ジからの「デジタル・ミキサー実践編」も参考にしてください。

<基本的な接続>

 使いこなしのヒント123456789012345678901234567890121234567890123456789012341234567890123456789012345678901212345678901234567890123412345678901234567890123456789012123456789012345678901234

VM-3100のマスター・アウトとモニター・アウトの違いVM-3100 の出力には、ミキシングされた音がそのまま出力される「マス

ター・アウト」とデジタル・イン・ボタンやソース・ボタンで選択した信号

が出力される「モニター・アウト」、その他、主にMTRへの入力用として利用

する「バス・アウト」、演奏者のモニターや外部エフェクトへ信号を送るた

めの「AUX センド」などがあります。

ここでは、マスターとモニターの違いを確認しておきましょう。マスター・

アウトの信号は、メイン信号として、ミキシングされた最終信号が出力され

ます。それに対してモニター・アウトには、モニター部のボタンで選択され

た信号が出力されます。マスター・アウトと同じ音を聞くことができる他、

チャンネルごとの音やデジタル・インから入力される音を直接聞くことがで

きます。ですから、モニターを上手に使いこなせば、マスター・アウトに影

響を与えることなく、各チャンネルの音を確認でき、大変に便利です。123456789012345678901234567890121234567890123456789012345678901212345678901234567890123456789012123456789012123456789012345678901234567890121234567890123456789012345678901212345678901234567890123456789012123456789012123456789012345678901234567890121234567890123456789012345678901212345678901234567890123456789012123456789012

他の機器と接続するときは誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。

接続には、当社ケーブル(PCSシリーズなど)をご使用ください。 他社製の接続ケーブルをご使用になる場合は、次の点にご注意ください。・接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本機との接続には、抵抗入りのケーブルを使用しないでください。音が極端に小さくなったり、全く聞こえなくなる場合があります。ケーブルの仕様に つ き ま し て は 、ケーブルのメーカーにお問い合わせください。

デジタル I/O が装備されているオーディオ機器の場合は、デジタル端子での接続をお勧めします。高音質で楽しむことができます。詳細は20ページをお読みください。

モニター部には、デジタル・イン・ボタンとソース・ボタンがあります。詳細は14ページをお読みください。

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17

ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

●音を聞いてみましょう

それでは、VM-3100のアナログ入力にCDプレーヤーを接続して音を聞い

てみましょう。

CDプレーヤーを INPUT 9-10へ接続します

ここでは、アナログ信号での接続をします。

<マイクとアナログ機器を接続>

電源スイッチを入れましょう

本体背面にある電源スイッチを押して、オンにします。ディスプレイ

が次のようになったら、VM-3100 の準備が完了です。

チャンネル・フェーダーを合わせます

CD プレーヤーが接続されているチャンネル 9-10 のチャンネル・

フェーダーを0dB の位置まで上げておきます。

音量を絞ってから電源を入れてください。音量を絞っても、電源を入れるときに音がすることがありますが、故障ではありません。

正しく接続したら、必ず次の手順で電源を投入してください。手順を間違えると、誤動作をしたりスピーカーなどが破損する恐れがあります。

 1. VM-3100 2. アンプやスピー  カー

この機器は回路保護のため、電源をオンしてからしばらくは動作しません。

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18

マスター・フェーダーを上げます

CD プレーヤーを再生しながら、マスター・フェーダーをゆっくり上

げて、音量を調整しましょう。

いかがですか、音は確認できましたか?

もし、音が聞こえなかったら、「使いこなしのヒント」(19ページ)を

参照して、もう一度やってみましょう。

●音を調整してみましょう

音が出ることを確認したら、次に音を調整してみましょう。

ここでは、パン(PAN) とイコライザー (EQ)を調整します。

音を調整するチャンネルを選びます

調整したいチャンネルの [SELECT] ボタンを押して、点灯状態にしま

す。ここでは、チャンネル9-10の [SELECT] ボタンを押しましょう。

高音部を強調します

高音部を調整するときは、[HIGH] つまみを回します。右に回すと、効

果が大きくなります。音を聞きながら適当に調整してみましょう。

INPUT 9-10、11-12にはGAINボリュームがありません。音がひずむときは、C D プレーヤー等の出力レベルを調整して下さい。

音を鳴らしているときに、イコライザーを操作すると「プツプツ」という雑音が出ることがあります。これは故障ではありません。雑音が気になるときには、音を鳴らさない状態で調整をしてください。

操 作 を す る 前 に 、[LEVEL METER] ボタンを押して、レベル・メーター画面を呼び出しておきます。

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ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

次にパンを調整します

[PAN] ボタンを押すと、次のようにパンの設定画面が表示されます。

画面の左側から順番に、バリューつまみV1~V4に対応していて、つ

まみを回すとLとRの値が変わります。

チャンネル・フェーダー9-10 の [SELECT] ボタンを押すと、調整し

たいチャンネルを含む4チャンネル分が表示されます。

音を聞きながら、チャンネル 9-10 のパンを適正な位置に合わせま

しょう。

チャンネル 9~12 のパンが表示されている場合、バリュー・つまみ

V1~V4で、以下の値が調節できます。 バリュー・つまみ V1 … チャンネル 9-10の左右のバランス

V2 … 左右のひろがり バリュー・つまみ V3 … チャンネル 11-12 の左右のバランス

V4 … 左右のひろがり

 使いこなしのヒント 1234567890123456789012345678901212345678901234567890123412345678901234567890123456789012123456789012345678901234

電源が入っているのに音が聞こえないときは次の点を確認してください。

・CDプレーヤーなどが接続されているチャンネルと操作しているチャンネル・フェー

ダーはあっていますか

・CDプレーヤーなどは、再生されていますか

・チャンネルがミュート状態になっていませんか

・スピーカーやヘッドホンがきちんと接続されていますか

・マスター・フェーダーは上がっていますか

・CDプレーヤーの出力レベルは上がっていますか

・ヘッドホンの場合、モニター・レベルつまみは適正なレベルになっていますか

・[AUDIO CH]ボタンは点灯していますか → 赤くなるように[AUDIO CH]ボタンを押

します1234567890123456789012345678901212345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890121234567890112345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890121234567890123456789012345678901212345678901

中音部を変えるときは [MID] つまみ、低音部を変えるときは、[LOW] つまみで調整します。他のチャンネルを調整するときは、[SELECT] ボタンを選び直します。

[SELECT] ボタンを押すと、表示されているチャンネルを変更できます。

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●デジタル機器を接続してミキシングしてみましょう

それでは、ミキサーの基本操作である複数の音をミキシングしてみましょ

う。ここでは、CDプレーヤーをデジタルで接続して、音楽とマイクの音

をバランスよく、調整してみましょう。

マイクとCDプレーヤーを接続します

マイクは INPUT1、CDプレーヤーはデジタル端子の [IN B] に接続しま

す。すべてのチャンネル・フェーダーとマスター・フェーダーを一番

下にしておきましょう。

<マイクとデジタル機器を接続>

チャンネル・フェーダーを合わせます

チャンネル1とチャンネル11-12のチャンネル・フェーダーを0dBの

位置まで上げます。

マスター・フェーダーを上げます

マスター・フェーダーをゆっくり、適当な位置まで上げて、音量を調

整しましょう。

XLR タイプ・コネクターのピン配置は次のようになっています。接続するときは、接続機器のピン配置を確認のうえ、接続してください。

マイクロホンとスピーカーの位置によってはハウリング音(キーンという音)が出ることがあります。その場合は、以下のように対処してください。1.マイクロホンの向きを変

える2.マイクロホンをスピー

カーから遠ざける3. 音量を下げる

デジタル入力された信号はINPUT 11-12に入ります。デジタル入力されるチャンネルを変更したいときは、付録「使いこなしのポイント」を参照ください。

デジタル機器を接続しただけでは、音を聞くことはできません。次の手順で、デジタル信号の切り換えをしましょう。1.シフト・ボタンを押しながら、[DIGITALIN]ボタンを押します。

2.[F3]ボタンを押して、「DIN-B」を選択します。

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ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

マイクの音量を調整します

マイクのレベルを調整します。まず、[F1-F4 ON/OFF] ボタンを押して、

ファンクション機能を表示します。

次に[F1] ボタンを押して、レベル・メーターをプリ・フェーダー表示

にします。このとき、チャンネル・フェーダーは下げておきましょう。

適度にメーターが振れるようにGAINつまみを回して、調整をします。

[F1] ボタンを押して、表示をポスト・フェーダー表示にします。

[F1-F4 ON/OFF] ボタンを押して、ファンクション表示を消します。

適度にメーターが振れるようにチャンネル・フェーダーを上げます。

CDプレーヤーの音を合わせます

マイクの音量が調整できたら、チャンネル 11 - 12 のチャンネル・

フェーダーを少しずつあげます。マイクの音と合わせながら、適正な

音量になるように調整しましょう。

<適度な振れについて>常時、全体の7~8割程度に振れている状態で、一番上までは達しないようにしてください。

声の音量にばらつきがあり、なかなか適度な振れにならないときは、コンプレッサーをかけてみてください。(30ページ参照)

マイク調整のときは、チャンネル 11-12 のフェーダーを下げておきます。

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●マイクに効果を付けてみましょう

VM-3100には、音にいろいろな効果を付けることができる機能が搭載さ

れています。ここでは、マイクにリバーブ効果を付けてみましょう。

効果を付けるチャンネルの準備をします

マイクが接続されているチャンネル1の [SELECT] ボタンを押して、

点灯状態にします。

効果を選びます

まず、効果を選びます。ここでは、リバーブを使ってみましょう。

[EFFECTS1] ボタンを押して、エフェクト画面を呼び出します。次に

「REVERB」のランプが点灯するまで、数回[PATCH SELECT]ボタンを

押します。

[EFFECTS LEVEL] つまみを回して、エフェクトの出力レベルを6~8

程度に上げておきます。

効果の調整をします

次に [FX/AUX SEND] ボタンを押します。エフェクト(リバーブ)など

への信号送り量を調整する画面が表示されます。

チャンネル・フェーダー、マスター・フェーダー、GAINつまみを適正レベルに調整しておきます。

画面左側から順番に、VALUE つまみ V1~V4 に対応しています。つまみを回すと各値が変わります。

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ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

VALUEつまみV1(FXPst)を回して、チャンネルからエフェクト1(リ

バーブ)への送り量を調整します。

マイク音にリバーブがかかることを確認したら、適度なリバーブがか

かるように調整します。

設定が終了したら、[LEVEL METER] ボタンを押して、元のレベル・メー

ター画面に戻しておきましょう。

●最適な状態を記憶させましょう

せっかく調整をしたチャンネル・フェーダーやマスター・フェーダーの

音量やマイクに付けた効果やパンなどは、次に使うときにも同じ状態で

使いたいものです。そのようなときのために、現在の状態を記憶できる

『シーン・メモリー』機能があります。

現在の状態を記憶するシーン・ボタンを押します

消灯しているボタンに記憶できます。ここでは、[SCENE1] ボタンを押

してみましょう。記憶されるとボタンが点灯します。

記憶したシーン・メモリーを呼び出します

記憶ができたら、すべてのフェーダーを下げ、電源を入れ直して、点

灯している[SCENE1] ボタンを押します。

記憶されたことを確認しましょう

CD プレイヤーを再生しながら、マイクで話してみましょう。フェー

ダーが下がっていても、さきほど記憶した状態で、音がミキシングさ

れます。

ここでは、エフェクト 1 (FX1) への信号の送り量を変えています。

シーン・メモリーを4つ以上登録する方法、ならびに記憶を削除する方法は27ページで説明します。

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デジタル・ミキサー実践編

ここでは、VM-3100とさまざまな機材を組み合わせて、より実践的な使

い方を紹介します。デジタル・ミキサーならではの使い方を実感してく

ださい。

それでは、実践編に入る前にデジタル・ミキサーの性能を最大限に活か

した、デジタル・アウト活用例を紹介しましょう。

●DATレコーダーやMDレコーダーに録音します

ミキシングの結果をDATレコーダーやMDレコーダー、VS-1680/880EX

などのハードディスク・レコーダーにデジタル録音しましょう。

次の接続図を参考にして、必要な機材を接続します

<DAT、MDレコーダーとの接続>

録音先のデジタル機器の設定をします

デジタル入力コネクターから、デジタル信号を入力できるように、録

音先のデジタル機器の設定をしましょう。

録音先のデジタル機器の録音操作をします。

工場出荷時の設定では、本機のデジタル・アウト・コネクターからは、MASTER OUTジャックと同じ音が出力されます。

VM-3100 はMASTEROUT の他に、アナログ・アウト信号としてBUS OUT、AUX SEND、MONITOR (ヘッドホン)、デジタル信号としてDIGITAL OUTがあります。

録音先のデジタル機器のサンプル・レートは44.1kHzに設定します。機器によっては自動設定されるものがあります。その場合は設定する必要はありません。

操 作 を す る 前 に 、[LEVEL METER] ボタンを押して、レベル・メーター画面を呼び出しておきます。

他の機器と接続するときは誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。

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ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

 使いこなしのヒント 1234567890123456789012345678901212345678901234567890123412345678901234567890123456789012123456789012345678901234

うまく録音できない/違った音が録音されるときは・・・本機のデジタル・アウト・コネクタの出力ソースの選択は「MASTER 」(マスター・

アウト)になってますか?

→ EZルーティング画面で確認します。

1. [EZ ROUTING]を押します。

2. [F1-F4 ON/OFF]を押し、[F2](OUT) を押します。

3. カーソル・ボタン で、「Dout=A」または「Dout=B」(接続している

 方)を選びます。

4. バリュー・ダイヤルで、「MASTER」を選びます。

5. [LEVEL METER] を押して、レベル・メーター画面に戻します。

・本機のMASTER OUTからは録音する音が出力されてますか?

→ チャンネル・フェーダーなどミキサーの各チャンネルの設定を確認します。

・録音先のデジタル機器の設定が、デジタル入力できるような設定になってますか?

→ デジタル機器のデジタル入力の設定を確認します。

*DAT レコーダーによっては、サンプル・レート44.1kHz に対応してな

いものもあります。その場合は、アナログ録音をしてください。

1234567890123456789012345678901212345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890121234567890112345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890121234567890123456789012345678901212345678901

●デジタル・モニターDS-90 を活用します

デジタル・アウト・コネクターをデジタル・モニターDS-90 用のマスター

出力として使用すれば、音質が劣化しない状態で調整できます。

次の接続図を参考にして、必要な機材を接続します

<デジタル・モニターとの接続>

他の機器と接続するときは誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。

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デジタル・モニターDS-90の設定をします

デジタル入力コネクターから、デジタル信号を入力できるように、デ

ジタル・モニターDS-90の設定をします。

<VM-3100Proのみ>

スピーカー・モデリングを使って音を聞き比べてみましょう。

エフェクト 2 で、「スピーカー・モデリング」を使ったパッチを選ぶ

と、ミキシングした結果をいろいろな種類のスピーカーで聞き比べる

ことができます。1. [EFFECTS2]を押す。2.「スピーカー・モデリング」を使ったパッチを、バリュー・ダイヤルで選び[ENTER/YES]を押します。

3. [F1-F4 ON/OFF]を押し、[F2](LOC) を押します。4.「Location」の設定を「INS MASTER」にします。エフェクト 2をミックス・バスにインサートしました。

「スピーカー・モデリング」を使ったパッチを切り替えて、ミキシング

結果をいろいろな種類のスピーカーで聞き比べてみましょう。

 使いこなしのヒント 1234567890123456789012345678901212345678901234567890123412345678901234567890123456789012123456789012345678901234

シーン・メモリー の上手な利用シーン・メモリーには、最大32の状態を記憶できますので、講演会やコンサートの

PA、デモ・テープ作りなど、マイクや楽器の音量調整が必要な場面に最適です。

たとえば、シーン1には、弾き語り用の調整内容、シーン2には、幕間の講演用の調

整内容、また、シーン3には、合唱用マイクの調整内容などと記憶させておき、あと

は、その場面になったら、SCENEボタンを押すだけですぐに呼び出しができます。

ぜひ、シーン・メモリーを使いこなしてみましょう。

シーン・メモリーへの記憶1.フェーダーや効果などの調整ができたら、消灯しているSCENEボタンを押します。

2.ボタンが点灯したら、記憶されたことになります。

シーン・メモリーの呼び出し1.点灯しているSCENEボタンを押します。

「スピーカー・モデリング」を使ったエフェクト・パッチについては、別紙の「エフェクト・パッチ・リスト」をご覧ください。

設定はDS-90の取扱説明書を参考にして行ってください。

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ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

2.記憶されている設定になります。現在のフェーダーやボリュームの位置は無視され

ます。表示器上部の「BANK/SCENE」に呼び出されたバンク/シーン番号が表示さ

れます。

 ← バンク1のシーン1が呼び出されているときの表示

シーン・メモリーの消去1.[SHIFT]ボタンを押しながら、消したいSCENEボタンを押します。

2.記憶されていた内容が消去され、ボタンが消灯状態になります。

シーン・メモリーの再記憶すでに記憶されているボタンに新しい内容を記憶したいときは、まず、シーン・メモ

リーを消去します。ボタンが消灯したことを確認してから、もう一度、SCENEボタン

を押して記憶をします。

4つ以上記憶するには・・・バンクの利用SCENE1からSCENE4までをひとつのバンクとして、最大8バンク(32種類)のシーン

を記憶できます。

現在のバンク番号は表示画面の「BANK/SCENE」部分に表示されています。初期設定

では「バンク1」になっています。

1.[BANK] ボタンを押しながら、[SCENE3] ボタンを押すと、バンク番号がひとつ

増加します。

2.[BANK] ボタンを押しながら、[SCENE4] ボタンを押すと、バンク番号がひとつ

減少します。

3. たとえば「バンク3のシーン3」に記憶したいときは、[BANK] ボタンを押しなが

ら、[SCENE3] ボタンを2回押してから、[SCENE3] ボタンを押します。呼び出す

ときも同様です。

123456789012345678901234567890121234567890123456789012345678901212345678901234567890123456789012123456789011234567890123456789012345678901212345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890121234567890112345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890121234567890123456789012345678901212345678901

一度消去したシーン・メモリーは復活させることができません。消去の際は気をつけてください。

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28

自宅で出来るデモ・テープ作り

●楽器やマイクを接続して、音を調整します

場所を取らず、音質の良いVM-3100 を使えば、バンドのデモ・テープ

作りも簡単にできます。また、コンプレッサーも付いていますので、

ボーカルの録音にも最適です。それでは、オリジナル・デモ・テープ作

りに挑戦してみましょう。

次の接続図を参考にして、必要な機材を接続します

接続ができたら、それぞれの音を調整しましょう。

 <4Tr MTRを使ったマルチ・レコーディング>

キーボードの調整をします

キーボードが接続されているチャンネル5-6のフェーダーを0dBまで

上げます。

他の機器と接続するときは誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。

コンプレッサーが使えるのは、チャンネル1、2に接続した場合です (初期設定) 。

ここでは、録音用にマルチ・トラック・レコーダーを接続しますが、MDやDATでも可能です。その場合、デジタル出力を使うことをお勧めします。

操 作 を す る 前 に 、[LEVEL METER] ボタンを押して、レベル・メーター画面を呼び出しておきます。

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ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

キーボードの音を出しながら、レベル・メーターが適正レベルになる

ように、GAINつまみで調整します。

必要に応じて、エフェクト、パン、イコライザーを調整します。

ギターの調整をします

次にギターが接続されているチャンネル4のフェーダーを0dBまで上

げます。

ギターの音を出しながら、レベル・メーターが適正レベルになるよう

に、GAIN つまみで調整します。

必要に応じて、エフェクト、パン、イコライザーを調整します。

MDの音を合わせます

MDに入っているドラム音をバックに入れてみましょう。

MDを再生しながら、チャンネル・フェーダー7-8を 0dBまでゆっく

り上げます。

レベル・メーターが適正レベルになるように、GAINつまみで調整しま

しょう。

エフェクト、パン、イコライザーの設定方法は 18ページを参照ください。

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30

マイクの調整をします

次にボーカル・マイクの音量を調整します。チャンネル・フェーダー

1を0dB まで上げます。

マイクで話しながらレベル・メーターが適正レベルになるように、

GAINつまみで調整します。

最後にコンプレッサーを入れてみましょう。

[COMP1/2] ボタンを押します。コンプレッサーが入ると、ボタンが

点灯し、次のような表示になります。

* Proの場合:[SHIFT] ボタンを押しながら[EFFECTS1] (COMP1) ボタ

ンを押します。コンプレッサーが入るとボタンが点滅します。

VALUEつまみV1~V4を操作して、コンプレッサーの調整をします。

それぞれのつまみは次の設定ができます。

V1つまみ → スレッショルド・レベルV2つまみ → アタック・タイムV3つまみ → リリース・タイムV4つまみ → レシオ

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31

ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

また、カーソル・ボタン を押すと、つまみの機能が変わります。

V1つまみ → アウト・レベル

全体のバランスを確認します

キーボード、ギター、ボーカル・マイクを合わせてみましょう。各チャ

ンネル・フェーダーを動かして、微調整をします。

このとき画面のレベル・メーターを見ながら調整するとよいでしょ

う。また、全体的な音量はマスター・フェーダーで設定しましょう。

これで、MTRへの録音準備ができました。次に録音機器の準備をしま

しょう。

EZルーティングでAUX SENDジャックをBUSに設定します

EZ ルーティング機能を使って、AUX SENDジャックに、バス機能を

割り当てましょう。

まず、[EZ ROUTING] ボタンを押し、続けて[F1-F4 ON/OFF]ボタンを

押して、ファンクションを表示します。

[F2] (OUT)ボタンを押します。

画面の上部に「Bus1/2=」と表示されるまで、カーソルボタン (

または ) を押します。

各パラメーターの詳細については、別紙を参照ください。

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バリュー・ダイヤルを回して、「BUS」を選びます。

MTRの各トラックにミキサー・チャンネルを割り当てます

[BUS ASSIGN]ボタンを押します。

MTRへ信号を送るチャンネルの[SELECT]ボタンを押します。

カーソル・ボタン を押して、画面の「1/2 (AUX) 」または「3/

4(BUS) 」を反転表示させます。

VALUE つまみを回して、信号を「送る/送らない」を選びます。

MTRに送る信号に応じて、次のように設定しましょう。

・トラック1/2 に信号を送る場合

→ 「1/2 (AUX) 」にチェック・マークを付けます。

・トラック3/4 に信号を送る場合

→ 「3/4(BUS)」にチェック・マークを付けます。

最後にチャンネル・フェーダー9-10、11-12を上げて、MTRの再生音

が出るようにします。

4トラックMTRの各トラックには次のように配線します。トラック1 → BUS-Lトラック2 → BUS-Rトラック3 → AUX-1トラック4 → AUX-2

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33

ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

録音機器の調整をします

MTRを録音待機状態にしたまま、各楽器やマイクの音を出して、録音

レベルを確認します。

また、MTR側の入力レベルも適正なレベルになるよう調整しておきま

しょう。

シーン・メモリーに記憶します

調整した状態をシーン・メモリーに記憶しておきましょう。

ここでは、[SCENE1] ボタンを押して記憶させます。ボタンが点灯すれ

ば、記憶は完了しました。

引き続き次の曲の調整を行い、同じようにシーン・メモリーに記憶し

ておきます。このように、あらかじめ曲ごとに調整した状態を記憶し

ておけば、録音をしながら調整を繰り返す手間が省けて便利です。

チェック・マークが付くと、そのバスに信号が送られます。

トラック1とトラック2、またトラック3とトラック4への信号の送り方は、各チャンネルのパンの設定で決まります。詳細は付録「使いこなしのポイント」を参照ください。

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34

●デモ・テープを録音しましょう

各楽器やマイクの調整ができたら、テープに録音しましょう。

1曲目にあわせたシーン・メモリーを呼び出します

SCENE1ボタンを押して、1曲目にあわせたメモリ内容を呼び出しま

しょう。

録音します

MTRのスタート・ボタンを押して、録音を開始します。

演奏をスタートします

録音を終了します

演奏が終わったら、録音をストップします。

続けて、録音するときは、2曲目用に調整したシーン・メモリーを呼

び出して行いましょう。

これでデモ・テープの完成です。

シーン・メモリーを使えば、録音をやり直すときも、すぐに設定を呼

び出せて便利です。

 使いこなしのヒント 1234567890123456789012345678901212345678901234567890123412345678901234567890123456789012123456789012345678901234

呼び出したシーン・メモリーを解除するには誤って違うシーン・メモリーを呼び出してしまった場合は、アンドゥを行えば、シー

ンを呼び出す前の状態に戻すことができます。*アンドゥ・・・[SHIFT] ボタンを押しながら、[EXIT/NO] を押します。

 + 

 呼び出したシーンの取り消し

また、アンドゥを取り消すときは、リドゥをします。*リドゥ・・・[SHIFT] ボタンを押しながら、[ENTER/YES] を押します。

 + 

 取り消したシーンの状態に戻します

123456789012345678901234567890121234567890123456789012345678901212345678901234567890123456789012123456789012123456789012345678901234567890121234567890123456789012345678901212345678901234567890123456789012123456789012

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ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

キーボードのサブ・ミキサーに利用

●MIDI キーボードからシーン・メモリーをコントロール

コンサートやスタジオで、複数のキーボードをコントロールするのに欠

かせないのが、キーボードのサブ・ミキサーです。VM-3100 を使えば、

キーボード上に記憶したパッチを使って、シーン・メモリーを切り換え

ることができ便利です。演奏中にミキサーを操作する手間も省けます。

次の接続図を参考にして、キーボードを接続します

ここでは、3台のキーボードと2台の音源を想定しています。

1台のみで使用する場合は、キーボードのMIDI OUT とVM-3100 の

MIDI INを接続しましょう。

<MIDIキーボードとの接続>

キーボードの調整をします

キーボード1が接続されているチャンネル・フェーダー1、2を 0dB

まで上げます。

キーボードの音を出しながら、レベル・メーターが適正レベルになる

ように、GAINつまみで調整します。

必要に応じて、エフェクト、パン、イコライザーを調整します。

設定が終わったら、シーン・メモリーに記憶させます。ここでは、バ

ンク1のシーン1に記憶させます。

他の機器と接続するときは誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。

操 作 を す る 前 に 、[LEVEL METER] ボタンを押して、レベル・メーター画面を呼び出しておきます。

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36

同じようにキーボード2~3も調整して、それぞれバンク1のシーン

2、シーン3に記憶させます。

また、複数のキーボードを一度に使うときは、それぞれを同時に調整

して、シーン・メモリーに記憶させておきましょう。

マスター・キーボードの設定をします

次にマスター・キーボードからMIDIのプログラム・チェンジが送信で

きるよう設定をしましょう。詳しい設定方法は、キーボードの取扱説

明書等をお読みください。

VM-3100の設定をします

マスター・キーボードからのプログラム・チェンジが受けられるよう

に設定をします。

[SYSTEM] ボタンを押し、次に[F1-F4 ON/OFF] ボタンを押します。

[F2](MIDI)ボタンを押します。システムMIDI 画面が表示されます。

カーソル・ボタン を押して、「SceneRx. Ch」を選び、チャンネル

番号をマスター・キーボードのMIDI 出力チャンネルにあわせます。

これで設定は終わりました。

VM-3100 で受けられるプログラム・チェンジは1~32です。それぞれシーン・メモリーのバンク1のシーン1から、バンク8のシーン4に対応しています。

ミキサーの設定が記憶されていないシーン・メモリーは呼び出すことはできません。スキップされます。

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ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

使ってみましょう

設定ができたら実際に使ってみましょう。

演奏中にマスター・キーボードからMIDIのプログラム・チェンジを送

ります。

たとえば、プログラム・チェンジ1番を送ると、VM-3100側は自動的

にシーン・メモリーの「バンク1のシーン1」を呼び出します。

演奏する曲や使いたいキーボードに応じて、シーン・メモリーを記憶

しておくと便利です。

 使いこなしのヒント123456789012345678901234567890121234567890123456789012341234567890123456789012345678901212345678901234567890123412345678901234567890123456789012123456789012345678901234

フット・スイッチを使ったシーン・メモリーの切り換えVM-3100にはフット・スイッチ(別売:DP-2、BOSS FS-5Uなど)を接続できます。

フット・スイッチを使えば、シーン・メモリーの切り換えが簡単にできます。

1. リア・パネルの[FOOT SWITCH] ジャックに、フット・スイッチを接続します。

2. [SYSTEM]ボタンを押します。

3.画面に「FootSw Func」が表示されるまで、カーソル・ボタン を押します。

4.バリュー・ダイヤルで、次の中からフット・スイッチによるシーンの切り替え方を

選びましょう。「SCENE+」… フット・スイッチを踏むと次のシーンを呼び出す。「SCENE-」… フット・スイッチを踏むと手前のシーンを呼び出す。

バンク/シーン VM-3100の設定

   「SCENE+」 「SCENE-」1 - 1

- 2 3 4

2 - 1 :  

7 - 4  8 - 1

- 2   ↓ ↑- 3- 4

1234567890123456789012345678901212345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890121234567890112345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890121234567890123456789012345678901212345678901

「SCENE -」の場合、シーン・メモリー 1-1の時、フット・スイッチを操作してもシーンは変わりません。

「SCENE +」の場合、シーン・メモリー 8-4の時、フット・スイッチを操作してもシーンは変わりません。

ミキサーの設定が登録されてないシーン・メモリーは呼び出すことができません。(スキップされます)

「SCENE+」に設定するとスイッチを踏むごとに次のシーンに進みます。

「SCENE+」に設定するとスイッチを踏むごとに次のシーンに進みます。

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38

発表会・講演会でのPAとして利用

●発表会でのいろいろな音を管理しましょう

発表会やイベントに欠かせないのが、司会マイクに合唱マイク、ボーカ

ル・マイクにピアノ・マイクなどたくさんのマイク管理です。その上、

それぞれの音量はまったく違いますので、調整するのも大変です。

VM-3100なら8本のマイク管理と調整ができ、また、便利なシーン・メ

モリーを使えば、発表の場面にあわせたマイク調整を記憶できます。

次の接続図を参考にして、マイクを接続します

ここでは、司会マイク、ボーカル・マイク、壇上用マイクがそれぞれ

1本、合唱用マイクを3本接続します。合唱用の伴奏や会場のBGM用

にカセット・テープ・レコーダーを使います。

<ミニ・コンサートでの接続>

司会マイクの調整をします

レベル表示をプリ・フェーダーにして、レベル・メーターが適正レベ

ルになるように、GAINつまみで調整します。

このときチャンネル・フェーダーは下げておきます。

他の機器と接続するときは誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。

操 作 を す る 前 に 、[LEVEL METER] ボタンを押して、レベル・メーター画面を呼び出しておきます。

レベル表示を変える方法は21ページを参照ください。

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ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

レベル表示をポスト・フェーダーに戻し、メーターが適度に振れるよ

うに、司会マイクのチャンネル・フェーダーを上げます。

マスター・フェーダーで音量を調整します。

司会マイクと他のマイクは同時に使わないことを前提にして、この状

態をシーン・メモリーに記憶させておきましょう。

これで司会用のマイクがセッティングできました。

同じように壇上用のマイクもセッティングしましょう。

合唱用マイクと伴奏用テープの調整をします

カセット・テープ・レコーダーが接続されているチャンネル・フェー

ダー11-12を 0dBまで上げます。

テープを再生しながら、レベル・メーターが適正レベルになるように

調整します。

次に合唱用マイクを調整します。

レベル表示をプリ・フェーダーにして、マイク・テストをしながら、

レベル・メーターが適正レベルになるように、GAINつまみで調整しま

す。このときチャンネル・フェーダーは下げておきます。

レベル表示をポスト・フェーダーに戻し、適度にメーターが振れるよ

うに、チャンネル・フェーダー3~ 5を上げます。

全体の音量をマスター・フェーダーで調整します。

合唱の各パートにあわせて、それぞれのマイクのイコライザーを調整

します。

また、マイクの位置にあわせてパンを調整しましょう。

カセットテープの音がひずむときは、デッキの出力を調整しましょう。

マイクロホンとスピーカーの位置によっては、ハウリング音(キーンという音)が出ることがあります。その場合は、以下のように対処してください。1.マイクロホンの向きを変

える2. マイクロホンをスピー

カーから遠ざける3. 音量を下げる

レベル表示を変える方法は21ページを参照ください。

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設定ができたら、カセット・テープの音とあわせて、各チャンネル・

フェーダーを調整します。全体的な音量はマスター・フェーダーで調

整しましょう。

最後にこの状態をシーン・メモリーに記憶させておきましょう。

これで合唱用のマイク・セッティングはできました。

ボーカル・マイクの調整をします

レベル表示をプリ・フェーダーにします。

マイク・テストをしながら、レベル・メーターが適正レベルになるよ

うに、GAINつまみで調整します。このときチャンネル・フェーダー1

は下げておきます。

レベル表示をポスト・フェーダーに戻し、適度にメーターが振れるよ

うに、チャンネル・フェーダー1を上げます。

全体の音量はマスターフェーダーで調整します。

音量の調整が終わったら、コンプレッサーをかけましょう。

必要に応じて、パンとイコライザーを調整します。

設定ができたら、この状態をシーン・メモリーに記憶させておきま

しょう。

これでボーカル用のマイクセッティングはできました。

PAで使ってみましょう

イベントの式次第にそって、シーン・メモリーを切り換えましょう。

発表会や音楽会などのようにマイクの数が多いときは、このようにあ

らかじめ設定しておくと便利です。

 使いこなしのヒント 1234567890123456789012345678901212345678901234567890123412345678901234567890123456789012123456789012345678901234

ステージ・モニターをAUX SENDジャックに接続すれば、テープの音をステージの演

奏者に聞かせることができます。

123456789012345678901234567890121234567890123456789012345678901212345678901234567890123456789012123456789012123456789012345678901234567890121234567890123456789012345678901212345678901234567890123456789012123456789012

レベル表示を変える方法は21ページを参照ください。

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41

ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

MIDI IN/OUTを使ったコントロール

●パソコンを使ってリモートコントロールしましょう

シーン・メモリーをコントロールするには、MIDIキーボード、フット・ス

イッチなどを使う方法がありますが、もうひとつ知っておくと便利なの

が、シーケンサー・ソフトからVM-3100のシーン・メモリーをコントロー

ルする方法です。ここでは、パソコン上のシーケンサーで作成した演奏

データをMIDI音源で鳴らし、そこにボーカルとギター演奏を重ねてみま

しょう。

次の接続図を参考にして、パソコンやMIDI音源を接続します

パソコンと音源はパソコンに内蔵されたMIDIボードで接続します。

また、シーケンサー・ソフトには「CAKEWALK」など市販の製品を別

途ご用意してください。

<パソコンからシーン・メモリーをコントロール>

各シーンの設定をします

1曲の演奏の中でも、イントロ、ボーカル部分、ギターソロなどでは、

それぞれミキサーの設定が違います。まず最初にそれぞれの設定を

シーン・メモリに記憶させましょう。

シーケンサーの再生をスタートさせてMIDI音源を鳴らし、実際に演奏

させながら、ミキサーの設定を決めます。

イントロは、MIDI音源とギターのチャンネル・フェーダーを操作して

音量バランスを調整します。

操 作 を す る 前 に 、[LEVEL METER] ボタンを押して、レベル・メーター画面を呼び出しておきます。

他の機器と接続するときは誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。

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42

調整ができたら、[SCENE1] ボタンを押して、シーン・メモリーに記憶

させます。

ボーカル部では、さらにマイクのチャンネル・フェーダーを上げて、

音量バランスを調整します。

調整ができたら、[SCENE2] ボタンを押して、シーン・メモリーに記憶

させます。

ギター・ソロでは、マイクのチャンネル・フェーダーを下げ、ギター

のチャンネル・フェーダーを上げて音量バランスを調整します。

シーン・メモリーの 3番に記憶させます。

[SCENE3] ボタンを押して、シーン・メモリーに記憶させます。

シーケンサー側の設定をします

VM-3100 をコントロールするために、シーケンサー側を次のように

設定してください。

・VM-3100 のシーン・メモリー切り替え情報を記録するトラックを用

意します。

・用意したトラックに、他のMIDI 音源用のトラックで使用していない

MIDIチャンネルを割り当てます。

MIDI受信チャンネルを設定します

VM-3100のMIDI受信チャンネルをシーケンサーで設定した「VM-3100

コントロール用トラック」のチャンネルに合わせます。

詳細は「MIDI キーボードからシーン・メモリをコントロール」(p.35)

を参照してください。

シーケンサーにプログラム・チェンジ情報を記憶させます

シーケンサーのVM-3100 用のトラック上で、シーンを切り替えたい

位置(小節/拍)にそれぞれ以下のMIDIメッセージを記憶させます。○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

イントロ (シーン 1番) → プログラム・チェンジ 1番ボーカル部 (シーン 2番) → 2番ギター・ソロ (シーン 3番) → 3番

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

ここでは、シーン・メモリのバンク1番に記憶します。

[SCENE1]ボタンが点灯しているときは、すでにシーン・メモリーが記憶されています。点灯していない別のボタンを押すか、記憶されている内容を消去してから、記憶させましょう。詳細は26ページを参照ください。

詳しい作業手順に関しては、お手持ちのシーケンサー・ソフトの取扱説明書をごらん下さい。

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43

ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

シーケンサーを再生して、実際に演奏してみましょう

手順5で設定した位置(小節/拍)で、自動的にシーンが切り替わり

ます。

 使いこなしのヒント123456789012345678901234567890121234567890123456789012341234567890123456789012345678901212345678901234567890123412345678901234567890123456789012123456789012345678901234

シーケンサーの 1小節目の最初から演奏データがある場合には、その前に 1小節、無

音の小節を用意し、そこにイントロ部のシーン切り替え情報を設定しておくとよいで

しょう。1234567890123456789012345678901212345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890121234567890112345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890121234567890123456789012345678901212345678901

●MIDI シーケンサーをコントロールしましょう

市販のシーケンサーには、MIDI IN からのメッセージを受けて、シーケ

ンサーの再生スタート/ストップが出来るものがあります。

さきほどは、パソコンからVM-3100 をコントロールしましたが、ここ

では、VM-3100 のパネル上の[PLAY]ボタン/[STOP]ボタンを使用して、

シーケンサーの再生スタート/ストップを行ってみましょう。

次の接続図を参考にして、パソコンやMIDI音源を接続します

パソコンと音源は内蔵のMIDI ボードで接続します。

また、シーケンサー・ソフトには「CAKEWALK」など市販の製品を別

途ご用意してください。

<シーケンサー・ソフトをコントロールする接続>

他の機器と接続するときは誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。

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シーケンサーの機能を確認しましょう

まず、使用しているシーケンサーが、外部からのMIDIメッセージを受

けて、シーケンサーの再生スタート/ストップをする機能を持ってい

るかどうかを確認してください。

機能が確認できたら、どのようなMIDIメッセージの受信ができるかを

確認しましょう。

それでは、シーケンサーの取扱説明書を参照しながら、任意のMIDI

メッセージでシーケンサーが再生スタート/ストップできるように設

定してみましょう。

ここでは、次のように設定します。○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

・シーケンサーの再生スタートをするMIDI メッセージ

→ ノート・ナンバーC0 のノート・オン・メッセージ

・シーケンサーの再生ストップをするMIDIメッセージ

→ ノート・ナンバーD0のノート・オン・メッセージ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

VM-3100の設定をします

次に、VM-3100 の[PLAY] ボタン、[STOP] ボタンで、上記のMIDIメッ

セージが送信できるように設定します。

[SYSTEM]ボタンを押し、続けて[F1-F4 ON/OFF] ボタンを押します。

 

ファンクションが表示されますので、[F2] (MIDI) ボタンを押し、続け

て[F1-F4 ON/OFF] ボタンを押します。

 

次のファンクションが表示されたら、 [F1] (USER1) ボタンを押します。

カーソル・ボタン を押して、バリュー・ダイヤルで「NOTE」を

選びます。

シーケンサーの詳細につきましては、お手持ちのシーケンサーの取扱説明書をお読みください。

ほとんどのシーケンサーでは、ノート・オン/オフ・メッセージや、コントロール・チェンジ・メッセージに対応しています。また、シーケンサー側でこれらのMIDIメッセージを自由に設定できる機種も多くあります。

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45

ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

次にカーソル・ボタン を押して、バリュー・ダイヤルで「C0」を

選びます。

同じように、[STOP] ボタンの設定を「NOTE」「D0」にしましょう。

[EXIT/NO] ボタンを押します。

カーソル・ボタン で「Transport 」を選びます。

バリュー・ダイヤルで「USER1 」を選びます。

カーソル・ボタン で「(Control)Ch 」を選びます。

バリュー・ダイヤルで、リモート・コントロール用に設定したシーケ

ンサー側のMIDI チャンネル番号を選びます。

[LEVEL METER] ボタンを押して、レベル・メーターを表示します。

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確認をしましょう

これで、すべての設定が完了しました

VM-3100 のパネル上の[PLAY] ボタン、[STOP] ボタンを押して、シー

ケンサーが動作することを確認しましょう。

●パソコンを使ってオート・フェーダー機能を実現しましょう。

ここでは、シーケンサーのリアルタイム・レコーディング機能を利用し

て、自動ミキシングを実現してみましょう。

パソコンやMIDI音源を接続します

パソコンと音源はパソコンに内蔵されたMIDIボードで接続します。

また、シーケンサー・ソフトには「CAKEWALK」など市販の製品を別

途ご用意してください。接続図は 43ページを参考にしてください。

VM-3100の設定をします

VM-3100 のフェーダーを操作したときに、リアルタイムでMIDIメッ

セージが出力される設定にします。

[SYSTEM] ボタンを押し、続けて[F1-F4 ON/OFF] ボタンを押します。

 

ファンクションが表示されますので、[F2] (MIDI)ボタンを押し、カーソ

ル・ボタン で「ControlType 」を選びます。

 

次にカーソル・ボタン を押して、バリュー・ダイヤルで「C.C.」を

選びます。

これで、フェーダーを操作すると、コントロール・チェンジ・メッセー

ジが送信されるようになりました。

自動ミキシング機能とは、フェード・イン、フェード・アウトなど各フェーダーのリアルタイムな動作をそのまま記録して、自動で再現する機能です。

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ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

次にMIDIメッセージのMIDIチャンネル番号を設定します。

カーソル・ボタン で「(Control)Ch 」を選び、バリュー・ダイヤル

で「16」を選びます。

カーソル・ボタン で「C.C.Type」を選び、 バリュー・ダイヤルで

「MONO」を選びます。

これで、各フェーダーの情報がコントロール・チェンジ・メッセージ

として、1つのMIDI チャンネルで送信できます。

カーソル・ボタン で「Local 」を選び、バリュー・ダイヤルで

「OFF 」にします。

「OFF 」にすると、フェーダーの動きはミキサーに反映せずに、MIDI

OUT/THRU コネクターに出力されます。(ローカル・オフ)

[LEVEL METER] ボタンを押して、レベル・メーター表示に戻します。

シーケンサーの準備をします

VM-3100 のフェーダー操作をMIDIメッセージとして記録するために、

シーケンサー側では次のような準備をしてください。

・VM-3100 のフェーダーの動きを記録するトラックを用意します。

・用意したトラックに、他のMIDI音源用のトラックで使用していない

MIDIチャンネルを割り当てます。

・シーケンサーを「ソフト・スルー」状態にします。

「ローカル・オフ」はシーケンサーにフェーダーの動きを記憶するときに設定します。

詳しい作業手順に関しては、お手持ちのシーケンサー・ソフトの取扱説明書をごらん下さい。

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シーケンサーにフェーダーの動きを記録します

シーケンサー側で、VM-3100 用のトラックのトラック・ステータス

をレコーディング・スタンバイに、その他のMIDI音源用トラックのト

ラック・ステータスをプレイに設定し、シーケンサーのレコーティン

グを開始します。

音楽に合わせて、フェーダーを操作してみましょう。操作が終了した

ら、シーケンサーのレコーディングをストップさせます。

再生してみましょう

シーケンサーのVM-3100 用トラックのトラック・ステータスをプレ

イに切り替えて、シーケンサーの再生をスタートさせます。

さきほど操作したフェーダーでの音量調整が全く同じように再現でき

ることを確認してください。

シーケンサー側のレコーディング開始直後に、[SHIFT] ボタンを押しながら[MIDI CH] ボタンを押すと、VM-3100のミキサーの設定がMIDI OUT/THRU コネクターから出力されます。

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ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

付 録

◆使いこなしのポイント .........................................................50

◆表示画面一覧 ...............................................................................59

◆RMDBⅡとデジタル・レコーダーとの接続 .......63

◆エラー・メッセージ一覧....................................................65

◆故障かなと思ったら ...............................................................66

◆MIDIインプリメンテーション・チャート ............67

◆ブロック・ダイヤグラム ...................................................68

◆主な仕様 ..........................................................................................70

◆索引 .....................................................................................................72

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◆使いこなしのポイント

ここでは、VM-3100 を使いこなすための操作ポイントを機能別に紹介します。・[ ]で囲まれた表記は、ある特定のボタンやつまみを表しています。 例)[←][→][↑][↓]は、カーソル・ボタンを表しています。・「 」で囲まれた表記は、表示器に表示されるパラメーター名、パラメーター値を表しています。

 アウトプットに関する事項 

特定のチャンネルだけをBUS OUT ジャックに送る

1. BUS OUT ジャックに送りたいチャンネルの[SELECT]を押す。2. [BUS ASSIGN]を押す。3. [↓]で「3/4 BUS 」を選ぶ。4. バリュー・ダイヤルで、チェック・マークをつける。1234567890123456789012345678901212345678901234567890

特定のチャンネルだけをAUX SENDジャックに振り

分ける(FX/AUX センド)

1.AUX SENDジャックに振り分けたいチャンネルの[SELECT]を押す。

2. [FX/AUX SEND] を押す。3. [→]を数回押して「AUX1」「AUX2」を選ぶ。 ※つまみのアイコンの左側に「AUX」、下側に番号「1」「2」が示されています。

4. バリュー・ダイヤル、または対応する[V1]~[V4]つまみで、AUXSENDジャックへの信号の送り量を調節する。

12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

各出力ジャックの音量などの設定をする

1. マスター・フェーダーの[SELECT]を押す。1234567890123456789012345678901212345678901234567890

BUS OUT ジャックの出力信号の音量/バランスを

調節する

1. マスター・フェーダーの[SELECT]を押す。2. [↓]で「(OUTPUT) AUX/Bout」画面を表示させる。3. [→]で「Bout Lev 」を選ぶ。4. バリュー・ダイヤルで音量を調節する。5. [↓]で「Bout Bal 」を選ぶ。6. バリュー・ダイヤルで左右バランスを調節する。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

AUX SENDジャックの出力信号の音量を調節する

1. マスター・フェーダーの[SELECT]を押す。2. [↓]で「(OUTPUT) AUX/Bout」画面を表示させる。3. [→]で「AUX1/2 Lev」を選ぶ。4. バリュー・ダイヤルでAUX SEND1 ジャックの音量を調節する。5. [→]を押す。6. バリュー・ダイヤルでAUX SEND2 ジャックの音量を調節する。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

DIGITAL OUT の出力信号の音量/バランスを調節する

1. マスター・フェーダーの[SELECT]を押す。2. [↓]で「(OUTPUT) AUX/Bout」画面を表示させる。3. [→]で「(OUTPUT) DOutA/B」画面を表示させる4. [→]で「DOutA Lev 」または「DOutB Lev 」を選ぶ。5. バリュー・ダイヤルで音量を調節する。6. [↓]で「DOutA Bal 」または「DOutB Bal 」を選ぶ。7. バリュー・ダイヤルで左右バランスを調節する。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

MASTER OUTジャックの出力信号の音量/バラン

スを調節する

1. マスター・フェーダーで音量を調節する。2. マスター・フェーダーの[SELECT]を押す。3. [↓]で「Balance」を選ぶ。4. バリュー・ダイヤルで左右バランスを調節する。

1234567890123456789012345678901212345678901234567890

MASTER OUTジャックから出力する信号の種類を選ぶ

1. マスター・フェーダーの[SELECT]を押す。2. [↑]で「Source」を選ぶ。3. バリュー・ダイヤルで出力する信号の種類を選ぶ。 「MIX (ミックス・バス)」 「MON (モニター・バス)」

(ブロック・ダイヤグラム→68ページ)12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

内蔵エフェクターへの信号の送り量やモニターの出力レベルを表示する

AUX SEND、BUS OUT 、DIGITAL OUT A/B の出力レベルを表示する

RMDB IIの各出力レベルを表示する(VM-3100Proのみ)

1. [LEVEL METER] を押す。2. [F1](OUT METER) を押す。3. [←][→]で、レベル・メーターの表示内容を切り替える。「(FX/MON)」画面 …内蔵エフェクト・センド/モニター・アウト「(BUS) 」画面 … AUX SEND、BUS OUT 、DIGITAL OUT A/B「(TRK) 」画面 … RMDB Ⅱデジタル出力(VM-3100Proのみ)

12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

内蔵エフェクターへの信号の送り量や、モニターの出力レベルを調節する

AUX SEND、BUS OUT 、DIGITAL OUT A/B の出力レベルを調節する

RMDB Ⅱの各出力レベルを調節する(VM-3100Proのみ)1. [LEVEL METER] を押す。2. [F4](OUT FADER) を押す。3. [←][→]で調節する項目が表示される画面に切り替える。4. [V1]~[V4]つまみで、対応する出力レベルを調節する。

「(FX/MON)」画面 … 内蔵エフェクト・センド/モニター・アウト

[V1]つまみ … エフェクト 1の入力レベル[V2]つまみ … 出力レベル[V3]つまみ … エフェクト 2の入力レベル[V4]つまみ … 出力レベル

※[V3]~[V4]つまみはVM-3100Proのみ対応。「(BUS) 」画面 … AUX SEND、BUS OUT 、

DIGITAL OUT A/B[V1]つまみ … AUX SENDの出力レベル

( 1/2共通)[V2]つまみ … BUS OUTの出力レベル[V3]つまみ … DIGITAL OUTAの出力レベル[V4]つまみ … Bの出力レベル「(TRK) 」画面 … RMDB Ⅱデジタル出力

(VM-3100Proのみ)[V1]つまみ … RMDB Ⅱ デジタル・アウト

1/2の出力レベル[V2]つまみ … 3/4の出力レベル[V3]つまみ … 5/6の出力レベル[V4]つまみ … 7/8の出力レベル

(奇数/偶数チャンネル共通)

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51

ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

不要なイコライザー設定を削除する(デリート EQ

ライブラリ)

1. イコライザー画面を呼び出す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F4](DEL) を押す。4. バリュー・ダイヤルで、削除するライブラリ番号を選ぶ。5. [ENTER/YES] を 2回押す。

 イージー・ルーティング 

保存されているルーティングを呼び出す

1. [EZ ROUTING]を押す。2. バリュー・ダイヤルで、呼び出すルーティング設定の名前を表示させる。

3. [ENTER/YES]を押す。ルーティング設定が呼び出される。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

INPUT とチャンネルのルーティング(結線)を調節する

1. [EZ ROUTING]を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F1](IN)を押す。4. [←][→]で、チャンネル番号「Ch**= (**はチャンネル番号)」を選ぶ。

5. バリュー・ダイヤルで、チャンネルに結線したいINPUT を選ぶ。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

内部バスの動作を選ぶ

1. [EZ ROUTING]を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F2](OUT)を押す。4. [↑][↓]で、内部バス名「Bus*/*= (*/* は内部バス番号)」を選ぶ。

5. バリュー・ダイヤルで、内部バスの動作を選ぶ。「SND-M (センド・モノラル)」「SND-S (センド・ステレオ)」「BUS (バス)」

※「SND-M 」「SND-S 」に設定された内部バスにチャンネルから信号 を送る設定は「(FX/AUX SEND)」 画面([FX/AUX SEND] を押す)で 行います。

※「BUS 」に設定された内部バスにチャンネルから信号を送る設定は「(BUS ASSIGN)」画面([BUS ASSIGN]を押す)で行います。

1234567890123456789012345678901212345678901234567890

OUTPUT と内部バス、モニターなどのルーティング

(結線)を調節する

1. [EZ ROUTING]を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F2](OUT)を押す。4. [←][→]で、OUTPUT「Aux=」「Bout=」「DoutA=」「DoutB=」を選ぶ。

5. バリュー・ダイヤルでOUTPUTに結線したい内部バスを選ぶ。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

エフェクトのルーティング(結線)をする

1. [EZ ROUTING]を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F3](FX)を押す。4. [↑][↓]で、「Location(ミキサー上の配置)」「Patch (パッチ番号)」を選ぶ。※ VM-3100Proの場合、[←][→]でエフェクト 1/2を切り替える。

5. バリュー・ダイヤルで、ミキサー上の配置やパッチ番号を選ぶ。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

ルーティングの内容を編集中にもとにもどす

1. [SHIFT] を押しながら[EXIT/NO] を押す。

 イコライザー 

つまみを操作してイコライザー画面を呼び出す

1. [SYSTEM]を押す。2. [↓]で「EQ ScreenJump」を選ぶ。3. バリュー・ダイヤルで「ON」に設定する。

※「ON」に設定すると、[HIGH][MID][LOW]つまみを操作すると「(EQ)」画面が呼び出される。※「OFF 」に設定すると[HIGH][MID][LOW]つまみを操作しても「(EQ)」 画面が表示されない。

「(EQ)」画面を呼び出す場合は以下のように操作する。1. [LEVEL METER] を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。3.ファンクションが表示される。4. [F4](EQ)を押す。

1234567890123456789012345678901212345678901234567890

イコライザーの周波数やQ を調節する

1. イコライザー画面を呼び出す。2. イコライザーを調節するチャンネルの[SELECT]を押す。3. [↑][↓][←][→]で、調節する周波数、Q 、ゲインを選ぶ。4. バリュー・ダイヤルで値を調節する。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

イコライザーをオン/オフする

1. イコライザー画面を呼び出す。2. [F4](>OFF)または[F4](>ON) を押す。1234567890123456789012345678901212345678901234567890

イコライザーの設定を他のチャンネルにコピーする

1. イコライザー画面を呼び出す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F3](COPY)を押す。4. [←]で「Source」を選ぶ。5. バリュー・ダイヤルでコピー元チャンネルを選ぶ。6. [→]で「To」を選ぶ。7. バリュー・ダイヤルでコピー先チャンネルを選ぶ。8. [ENTER/YES] を 2回押す。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

イコライザーの設定をライブラリに保存する

1. イコライザー画面を呼び出す。2. 保存するイコライザー設定のあるチャンネルの[SELECT]を押す。

3. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。4. [F2](SAVE)を押す。5. [↑]で「No. 」を選ぶ。6. バリュー・ダイヤルで保存先のライブラリ番号を選ぶ。7. [↓]で「Name」を選ぶ。8. [←][→]とバリュー・ダイヤルでライブラリの名前を設定する。※ [F1](Ins) でカーソル位置での 1文字挿入、[F2](Del) でカーソル位置での 1文字削除ができる。

9. [ENTER/YES] を 2回押す。または[F4](EXEC)を押した後、[ENTER/YES] を押す。

12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

保存されているイコライザーの設定を呼び出す

1. イコライザー画面を呼び出す。2. イコライザー設定を呼び出すチャンネルの[SELECT]を押す。3. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。4. [F1](LOAD)を押す。5. バリュー・ダイヤルで呼び出すライブラリ番号を選ぶ。※[F1](>Pre) または[F1](>User) を押せばプリセット/ユーザーの先頭の番号になる。

6. [ENTER/YES] を 2回押す。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

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2. [ENTER/YES] を押す。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

ルーティング設定を保存する

1. [EZ ROUTING]を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F1](IN)~[F3](FX)のどれかを押す。4. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。5. [F4](SAVE)を押す。6. [↑]で、「To No.**」を選ぶ。7. バリュー・ダイヤルで保存先のルーティング番号を選ぶ。8. [↓]で、「Name」「Memo」を選ぶ。9. [↑][↓][←][→]とバリュー・ダイヤルで、ルーティング設定の名前、メモを設定する。※ [F1](Ins) でカーソル位置での 1文字挿入、[F2](Del) でカーソル位置での 1文字削除ができる。

10. [ENTER/YES]を 2回押す。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

不要なルーティング設定を削除する(デリートEZR セット)

1. [EZ ROUTING]を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F4](DEL) を押す。4. バリュー・ダイヤルで、削除するルーティング番号を選ぶ。5. [ENTER/YES] を 2回押す。

 インプット 

コンデンサー・マイクを使う(ファンタム電源)

1. [SYSTEM]を押す。2. [↓]で「Phantom 」を選ぶ。3. バリュー・ダイヤルで「ON」を選ぶ。<注意>ファンタム電源を必要としない機器をINPUT1/2に接続するときは「OFF 」にする。

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チャンネル13~ 20のレベル・メーターを表示する

(VM-3100Pro のみ)

1. ボタンのランプ が緑色に点灯するまで[AUDIO CH]を押す。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

デジタル機器から信号を入力する

1. デジタル機器のデジタル出力と、本機のDIGITAL IN Aまたは Bを市販のデジタル・ケーブルで接続する。

2. [SHIFT] を押しながら[DIGITAL IN](CLK SELECT)を押す。3. バリュー・ダイヤルまたは、[F2](>DinA) [F3](>DinB) で「DIN-A 」または「DIN-B 」を選ぶ。※「A」または「B」はデジタル・ケーブルを接続したコネクタ名に合わせる。

4. チャンネル・フェーダー 11/12を適当に上げる。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

チャンネル 11-12 以外で、デジタル接続したCDプ

レーヤーの音を聞く

1. [SHIFT] を押しながら、デジタル接続したCDプレーヤーの音を割り当てたいチャンネルの[SELECT]を押す。

2. [↑]で「Source」を選ぶ。3. バリュー・ダイヤルで「DIN-L 」「DIN-R 」(デジタル入力)を選ぶ。

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INPUT 9~ 12の入力レベルをデジタル的に大きく

する

1. [SHIFT] を押しながら、INPUT 9~12が接続されているチャンネルの[SELECT]を押す。

2. [↓]で「D.Boost( 9/10)」または「D.Boost(11/12) 」を選ぶ。

3. バリュー・ダイヤルで「ON」に設定する。※「D.Boost=ON」の状態でINPUT 9~12の信号は18dB音量が増幅される。

 エフェクト 

エフェクトをオン/オフする

1. [EFFECTS1]を押す。※VM-3100Proの場合は[EFFECTS1]または[EFFECTS2]を押す。

2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F1](>OFF)または(>ON) を押す。エフェクトがオン/オフされる。※エフェクトのオン/オフの状態は表示器の「EFFECTS 」で確認できる。

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バリュー・ダイヤルを使ってパッチを選ぶ

1. [EFFECTS1]を押す。※VM-3100Proの場合は[EFFECTS1]または[EFFECTS2]を押す。

2. バリュー・ダイヤルで切り替えるパッチ名を表示させる。3. [ENTER/YES] を押す。パッチが切り替わる。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

エフェクトの設定を調節する

1. [EFFECTS1]を押す。※VM-3100Proの場合は[EFFECTS1]または[EFFECTS2]を押す。

2. [←][→]で、[V1]~[V4]つまみで調節するエフェクト・パラメーターの画面を切り替える。

3. [V1]~[V4]つまみで、表示されているエフェクト・パラメーターの値を調節する。

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エフェクトのミキサー配置を変更する

1. [EFFECTS1]を押す。※VM-3100Proの場合は[EFFECTS1]または[EFFECTS2]を押す。

2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F2](LOC) を押す。4. [↓]で「Location」を選ぶ。5. バリュー・ダイヤルで配置を選ぶ。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

エフェクトの出力レベルを固定して使う

1. [EFFECTS1]を押す。※VM-3100Proの場合は[EFFECTS1]または[EFFECTS2]を押す。

2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F2](LOC) を押す。4. [↑]で「KnobSw」を選ぶ。5. バリュー・ダイヤルで「OFF 」に設定する。※エフェクトの出力レベルの微調整は、同じ画面にある「OutLevel 」で調節できる。

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チャンネル 1にエフェクト「ボーカル・マルチ」をかける

1. [EFFECTS1]を押す。2. 「Vo MULTI」のランプ が点灯するまで、[PATCH SELECT]を数回押す。※ダイヤルでパッチを選ぶには…バリュー・ダイヤルを操作してパッチ番号を変えて、[ENTER/YES] を押す。

3. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。4. [F2](LOC) を押す。5. [↓]で「Location」を選ぶ。6. バリュー・ダイヤルで「INS CH1 」を選ぶ。7. [EFFECTS LEVEL] つまみで、エフェクト音の音量を調節する。1234567890123456789012345678901212345678901234567890

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ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

チャンネル 4 にエフェクト「ギター・マルチ」をかける

1. [EFFECTS1]を押す。2. 「Gtr MULTI」 のランプ が点灯するまで、[PATCH SELECT]を数回押す。※ダイヤルでパッチを選ぶには…バリュー・ダイヤルを操作してパッチ番号を変えて、[ENTER/YES] を押す。

3. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。4. [F2](LOC) を押す。5. [↓]で「Location」を選ぶ。6. バリュー・ダイヤルで「INS CH4 」を選ぶ。7. [EFFECTS LEVEL] つまみで、エフェクト音の音量を調節する。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

値を見ながら調節する(VM-3100Pro のみ)

1. [EFFECTS1]または[EFFECTS2]を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F3](VALUE) を押す。4. [↑][↓][←][→]で、調節するエフェクト・モジュールやパラメーターを選ぶ。

5. バリュー・ダイヤルで、エフェクト・モジュールのオン/オフや、パラメーターの値を調節する。※エフェクト・モジュールのオン/オフができる「モジュール」画面とパラメーターの調節ができる「パラメーター」画面がある。

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調 節 し た エ フ ェ ク ト ・ パ ッ チ を 保 存 す る

(VM-3100Pro のみ)

1. [EFFECTS1]または[EFFECTS2]を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F4](SAVE)を押す。4. [↑]で「Patch 」を選ぶ。5. バリュー・ダイヤルで保存先のパッチ番号を選ぶ。6. [↓]で「Name」を選ぶ。7. [←][→]とバリュー・ダイヤルでパッチの名前を設定する。 ※ [F1](Ins) でカーソル位置での 1文字挿入、[F2](Del) でカーソル位置での 1文字削除ができる。

8. [ENTER/YES] を 2回押す。または[F4](EXEC)を押した後、[ENTER/YES] を押す。

 コンプレッサー 

コンプレッサー 1 または 2 を選ぶ

<VM-3100 の場合>コンプレッサー 1を選ぶには…[COMP1/2] を押す。同時にコンプレッサー 1がオン/オフされる。

コンプレッサー 2を選ぶには…[SHIFT] を押しながら[COMP1/2] を押す。同時にコンプレッサー 2がオン/オフされる。

<VM-3100Proの場合>コンプレッサー 1を選ぶには…[SHIFT] を押しながら[EFFECTS1](COMP1) を押す。同時にコンプレッサー 1がオン/オフされる。

コンプレッサー 2を選ぶには…[SHIFT] を押しながら[EFFECTS2](COMP2) を押す。同時にコンプレッサー 2がオン/オフされる。

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コンプレッサーを入れるチャンネルを選ぶ

1. [COMP1/2] または[SHIFT] を押しながら[COMP1/2] を押す。2. バリュー・ダイヤルで、コンプレッサーを入れるチャンネル番号を選ぶ。

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2つのコンプレッサーを「ステレオ・ペア」として使う

1. [COMP1/2] または[SHIFT] を押しながら[COMP1/2] を押す。

2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F2](LINK)を押す。4. [ENTER/YES] を押す。コンプレッサーは「ステレオ・ペア」として動作する。※ ステレオ・ペア時はコンプレッサー 1の設定がコンプレッサー2にコピーされ、隣り合う 2つのチャンネルに入る。

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「ステレオ・ペア」になっているコンプレッサーを2つの独

立したコンプレッサーとして使う

1. [COMP1/2] または[SHIFT] を押しながら[COMP1/2] を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F2](UnLNK) を押す。4. [ENTER/YES] を押す。コンプレッサーは 2つの独立したコンプレッサーとして動作する。

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値を見ながらコンプレッサーを調節する

1. [COMP1/2] または[SHIFT] を押しながら[COMP1/2] を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F3](KNOB)を押す。1234567890123456789012345678901212345678901234567890

コンプレッサー設定の保存

1. [COMP1/2] または[SHIFT] を押しながら[COMP1/2] を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を 2回押す。ファンクションが表示される。3. [F2](SAVE)を押す。4. [↑]で「No. 」を選ぶ。5. バリュー・ダイヤルで保存先のライブラリ番号を選ぶ。6. [↓]で「Name」を選ぶ。7. [←][→]とバリュー・ダイヤルでライブラリの名前を設定する。

※ [F1](Ins) でカーソル位置での 1文字挿入、[F2](Del) でカーソル位置での 1文字削除ができる。

8. [ENTER/YES] を 2回押す。または[F4](EXEC)を押した後、[ENTER/YES] を押す

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いろいろなコンプレッサー設定を呼び出す

1. [COMP1/2] または[SHIFT] を押しながら[COMP1/2] を押す。

2. [F1-F4 ON/OFF]を 2回押す。ファンクションが表示される。

3. [F1](LOAD)を押す。4. バリュー・ダイヤルで呼び出すライブラリ番号を選ぶ。※ [F1](>Pre) または[F1](>User) を押せばプリセット/ユーザーの先頭の番号になる。

5. [ENTER/YES] を 2回押す。1234567890123456789012345678901212345678901234567890

不要なコンプレッサー設定を削除する

1. [COMP1/2] または[SHIFT] を押しながら[COMP1/2] を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を 2回押す。ファンクションが表示される。3. [F4](DEL) を押す。4. バリュー・ダイヤルで、削除するライブラリ番号を選ぶ。5. [ENTER/YES] を 2回押す。

 シーン・メモリー 

名前を見ながら、シーン・バンクを選ぶ

1. [BANK]を押す。2. バリュー・ダイヤルでシーン・バンク番号を選ぶ。3. [ENTER/YES] を押す。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

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シーン呼び出しで、必要なパラメーターだけミキ

サーに反映させる

1. [BANK]を押す。2. [F1](PREF)を押す。3. [↑]で「ItemSelect」を選ぶ。4. [↑][↓][←][→]で、ミキサーに反映させる項目を選ぶ。5. バリュー・ダイヤルで、チェック・マークを入れる。Fader … 音量設定を反映する。Pan … パンの設定を反映する。EQ … イコライザー設定を反映する。Routing … 入出力のルーティングを反映する。Send Level … エフェクトやAUX へのセンドレベルを反映する。Effects … エフェクト設定を反映する。Compressor … コンプレッサー設定を反映する

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シーン呼び出しで、フェード・イン/アウトの効果

をつける

1. [BANK]を押す。2. [F1](PREF)を押す。3. [↓]で「Trans.Speed 」を選ぶ。4. バリュー・ダイヤルで、シーン切り替え時の各チャンネルの音量の変化時間を設定する。

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バンクに名前をつける

1. 名前をつけるバンクを選ぶ。([BANK] + [SCENE3]または[SCENE4])

2. [BANK]を押す。3. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。4. [F1](NAME)を押す。5. [←][→]とバリュー・ダイヤルでバンクの名前を設定する。※[F1](Ins) でカーソル位置での 1文字挿入、[F2](Del) でカーソル位置での 1文字削除ができる。

6. [ENTER/YES] を 2回押す。または[F4](EXEC)を押した後、[ENTER/YES] を押す。

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シーンの内容を他のシーンにコピーする

1. [BANK]を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F2](COPY)を押す。4. [←]で「Source」を選ぶ。5. バリュー・ダイヤルでコピー元のバンク/シーン番号を選ぶ。6. [→]で「To」を選ぶ。7. バリュー・ダイヤルでコピー先のバンク/シーン番号を選ぶ。8. [F4](EXEC)を押す。(「Are You SURE? 」メッセージが表示されたら、[ENTER/YES] を押す。)

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シーンの内容を他のシーンと入れ替える

1. [BANK]を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F3](SWAP)を押す。4. [←]で「Source」を選ぶ。5. バリュー・ダイヤルで入れ替え元のバンク/シーン番号を選ぶ。6. [→]で「To」を選ぶ。7. バリュー・ダイヤルで入れ替え先のバンク/シーン番号を選ぶ。8. [F4](EXEC)を押す。そして[ENTER/YES] を押す。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

シーンのアンドゥ/リドゥ

<シーンのアンドゥ>誤ってシーンを切り替えた時、切り替える前のミキサー設定に戻すことができる。

1.[SHIFT] を押しながら[EXIT/NO](UNDO) を押す。2.アンドゥ状態では、表示器の「BANK/SCENE」に「u 」の記号が表示される。

<シーンのリドゥ>アンドゥにより呼び出したミキサー設定を、再びシーンを切り替えた状態に戻す。(アンドゥのアンドゥ)

1. [SHIFT] を押しながら[ENTER/YES](REDO) を押す。2.表示器の「BANK/SCENE」に「u 」の記号が消える。

 ソロ・モード (特定のチャンネルだけをモニターする)

モニターするチャンネルを選ぶ。

1. [SOLO]を押す。2. モニターしたいチャンネルの[SELECT]を押す。ボタンのランプが点滅する。

3. もう一度[SOLO]を押す。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

ソロ・モードを切り替える

1. [SOLO]を押し続ける。「SOLO MODE 」画面が表示される。ボタンは押したままにしておく。

2. バリュー・ダイヤルまたは[F1]~[F4]でソロ・モードを選ぶ。「PRE EQ(プリEQ)」「POST EQ (ポストEQ)」「AFL (アフター・フェーダー・リッスン)」「IN PLACE(イン・プレイス)」

3. [SOLO]から手を離す。※ソロ・モードの時、MONITOR (ヘッドホン)から出力される信号は「MIX (ミックス・バス)」にしておく。「MIX 」以外の場合、 MONITOR (ヘッドホン)で音を確認することができない。

※「IN PLACE」の場合、MASTER OUTからもソロ対象のチャンネルの音が出力される。(MONITOR とMASTER OUTが同じになる。)

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すべてのチャンネルのソロ・モードを解除する

1. [SHIFT] を押しながら[SOLO]を押す。

 チャンネル/フェーダー 

パラメーターを設定したいチャンネルを選ぶ。

1. パラメーターを設定したいチャンネルの[SELECT]を押す。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

各チャンネルの設定を確認する

1. [LEVEL METER] を押す。2. [F2](CH VIEW) を押す。現在選ばれているチャンネルの設定が表示される。

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チャンネル全体の設定を見ながら、パン(バランス)

などを調節する

1. [LEVEL METER] を押す。2. 調節するチャンネルの[SELECT]を押す。3. [V1]~[V4]つまみを操作して以下のパラメーターの値を調節する。[V1]つまみ … パン(バランス:ステレオ・リンク時)[V2]つまみ … エフェクト 1センド・レベル[V3]つまみ … エフェクト 2 センド・レベル

(VM-3100Pro のみ)[V4]つまみ … 内部バス 1/2 への信号送り量

(つまみアイコンが表示されている場合)

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ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

チャンネル13~20の音量を調節する(VM-3100Proのみ)

1. ボタンのランプ が緑色に点灯するまで[AUDIO CH]を押す。

2. チャンネル・フェーダー 1~ 8を操作する。1234567890123456789012345678901212345678901234567890

表示器でフェーダーの位置を確認する

1. [LEVEL METER] を押す。2. [F3](IN FADER)を押す。チャンネル 1~12のフェーダー位置が表示される。

3. ボタンのランプ が緑色に点灯するまで[AUDIO CH]を押す。 チャンネル13~20のフェーダー位置が表示される。(VM-3100Proのみ)1234567890123456789012345678901212345678901234567890

フェーダーを動かした時の音量の変化のしかたを変

える(フェーダー・マッチ)

1. [SYSTEM]を押す。2. [↓]を数回押して「FaderMatch 」を選ぶ。3. バリュー・ダイヤルで、フェーダーの動作のし方を選ぶ。

「JUMP(ジャンプ)」 … 操作が直接音量に反映される「NULL(ヌル)」 … 操作してフェーダー位置がミキ

サーの内部の音量と一致したときから音量に反映される。

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ミキサー内部の音量とパネル上のフェーダーの位置

について

 シーン・メモリの切り替え時、パネル上のフェーダーの位置と、ミキサー内部の音量の関係が一致しないときがある。一致しているかどうかを確認するには以下の操作をする。

1. [LEVEL METER] を押す。2. [F3](IN FADER)を押す。フェーダーの位置が「H 」で表示され、ミキサーの音量位置が「o 」で表示される。※「FaderMatch=JUMP」の場合、そのままフェーダーを操作すると、ミキサーの音量が、フェーダー位置と一致した音量にすぐ変わる。

※「FaderMatch=NULL」の場合、ミキサーの音量に対応するフェーダー位置まで、フェーダーを操作したとき初めて音量が変化する。

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各チャンネルの細かい設定(チャンネル・エディット)

1. [SHIFT]を押しながら、細かい設定をするチャンネルの[SELECT]を押す。

2. [↑][↓]で設定するバラメーターを選ぶ。 3. バリュー・ダイヤルで値を設定する。※設定できるパラメーターと値は以下のとおり

Source(ソース)チャンネルに割り当てるインプット(INPUT) を選ぶ。IN01 ~ IN12(INPUT 1 ~ 12)、DIN-L、DIN-R(DIGITAL IN L/R)※「IN11」と「DIN-L 」、「IN12」と「DIN-R 」は同時使用できない。

※VM-3100Proの場合、加えてTR01~TR08(RMDB Ⅱ デジタル入力)が選択可能。

Phantom (ファンタム電源) インプット 1/2のファンタム電源のオン/オフ※「Source=IN01 」「Source=IN02 」の時設定可能。ATT (アッテネーター)入力した信号の音量レベルをデジタル的に小さくする。 -18dB、 -12dB、-6dB、-3dB、 0dBPhase (フェーズ)入力信号の位相を設定する。NORM(正相)、INV (逆相)

 バス・アサイン 

特定のチャンネルの信号を任意のバスに送る

1. バスへ信号を送るチャンネルの[SELECT]を押す。2. [BUS ASSIGN]を押す。3. [↑][↓][←][→]で、送りたいバスを選ぶ。4. バリュー・ダイヤルで、チェック・マークをつける。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

チャンネルのバスへの信号送りを解除する

1. 信号送りを解除するチャンネルの[SELECT]を押す。2. [BUS ASSIGN]を押す。3. [F4](>AllOff) を押す。チャンネルからのすべてのバスへの信号送りが解除される。

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バス項目ごとに、バス送りを設定する

1. [SHIFT] を押しながら[BUS ASSIGN]を押す。2. [↑][↓]で、バス項目を選ぶ。3. [←][→]で、選んだバスに対して、信号を送るチャンネルを選ぶ。

4. バリュー・ダイヤルで、チェック・マークをつける。

 パン 

左右の定位を調節する(ステレオ・リンク機能)

1. 左右の定位を調節するチャンネルの[SELECT]を押す。2. [PAN] を押す。3. 表示されるチャンネル番号表示の下に位置する[V1]~[V4]つまみを操作して、左右の定位を調節する。

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2つのチャンネルを「ステレオ・ソース」として扱う

1.「ステレオ・ソース」として扱うチャンネルの[SELECT]を押す。2. [PAN] を押す。3. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。4. 「ステレオ・ソース」として扱うチャンネルが表示されている方の[F1](LINK)または[F3](LINK)を押す。

5. [ENTER/YES] を押す。 2つのチャンネルはステレオ・リンク状態になる。※ステレオ・リンク時は、パンの設定以外のチャンネル・パラメーターが奇数チャンネル側の設定がコピーされる。

※定位の設定は以下のようになる[V1][V3]つまみ … 左右のバランス[V2][V4]つまみ … 左右の広がり

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ステレオ・リンクを解除する

1. ステレオ・リンクを解除するチャンネルの[SELECT]を押す。2. [PAN] を押す。3. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。4.ステレオ・ソースとして扱うチャンネルが表示されている方の[F1](UnLNK) または[F3](UnLNK) を押す。

5. [ENTER/YES] を押す。

 ミュート・モード 

(特定のチャンネルの音を消音)

ミュート(消音)するチャンネルを選ぶ

1. [MUTE]を押す。2. ミュート(消音)したいチャンネルの[SELECT]を押す。ボタンのランプ が点灯する。

3. もう一度[MUTE]を押す。

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すべてのチャンネルのミュート(消音)を解除する

1. [SHIFT] を押しながら[MUTE]を押す。(すべてのチャンネルのミュート選択状態が解除されます。)

 モニター 

MONITOR (ヘッドホン)の出力信号の音量/バラ

ンスを調節する

1.モニター・レベルつまみで、音量を調節する。2. マスター・フェーダーの[SELECT]を押す。3. [↓]で「(OUTPUT) Monitor」画面を表示させる。4. [↑][↓]で「Balance」 を選ぶ。5. バリュー・ダイヤルで左右バランスを調節する。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

MONITOR (ヘッドホン)から出力する信号の種類を選ぶ

1. [SOURCE]を押し続ける。「SOURCE SEL」画面が表示される。ボタンは押したままにしておく。

2. バリュー・ダイヤルまたは、[F1]~[F4]でMONITOR(ヘッドホン)から出力する信号を選ぶ。

MASTER1/23/45/67/8FX SND1FX SND2

3. [SOURCE]から手を離す。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

MONITOR (ヘッドホン)で、DIGITAL IN の入力信

号を直接モニターする。

1. [DIGITAL IN]を押す。

 ロケーター 

シーンをロケーターとして使う。

1 . [ S H I F T ] を押しながら[ BA N K ] を押す。表示器の「BANK/SCENE」が「Loc 」に変わる。

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ロケーターにより出力する時刻の種類を選ぶ

1. [SYSTEM]を押す。2. [↓]で「LocType」を選ぶ。3. バリュー・ダイヤルで時刻の種類を設定する。

「MEASURE (小節/拍)」「TIMECODE(タイムコード)」

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ロケーターに時刻を登録する

※登録される時刻の種類は、システム・パラメーターの 「LocType 」により決まる。

1. ランプの点滅していない[SCENE1]~[SCENE4]を押す。※ロケーターは、MIDIで受信したタイミング情報(ソング・ポジション・ポインタやMIDIタイム・コード)を記憶します。

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ロケーターに登録した時刻を出力する

1. ランプ の点滅している[SCENE1]~[SCENE4]を押す。

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ロケーターに登録した時刻を削除する

1. [SHIFT] を押しながら、ランプ の点滅している[SCENE1]~[SCENE4]を押す。

2.押したボタンのランプ が消灯する。

 FX/AUXセンド 

各センド項目への信号の送り方を設定する

1. 信号の送り方を変えるチャンネルの[SELECT]を押す。2. [FX/AUX SEND] を押す。3. [F1-F4 ON/OFF]を押す。4.信号の送り方を変えるセンド項目表示の下にある[F1](>Pre)(>Pst)~[F4](>Pre)(>Pst)を押す。

 信号の送り方(「Pre 」「Pst 」)が変わる。※ 外部エフェクターへ信号を送る場合「Ps t (ポスト・フェーダー)」 にする。

※ 演奏者のモニター用として信号を送る場合「Pre (プリ・フェーダー )」にする。

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センド項目ごとに、センド量を調節する

1. センド量を変えるチャンネルの[SELECT]を押す。2. [FX/AUX SEND] を押す。3. [↑][↓]でセンド量を設定するセンド項目を表示させる。4. センド量を変えるチャンネル表示の下にある[V1]~[V4]つまみを操作して、センド量を調節する。

 MIDI 

チャンネル・フェーダーをMIDIボリューム・フェーダーとして使う

1. [MIDI CH] を押す。ボタンのランプ が赤色点灯する。2. チャンネル・フェーダー 1~ 8を操作する。MIDIチャンネル 1~ 8のコントロール・チェンジ 7番が、フェーダーの位置に対応して出力される。

3. [MIDI CH] を押す。ボタンのランプ が緑色点灯する。4. チャンネル・フェーダー 1~ 8を操作する。 MIDIチャンネル 9~16のコントロール・チェンジ 7番が、フェーダーの位置に対応して出力される。

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MIDI チャンネルなどMIDI に関する設定をする

1. [SYSTEM]を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F2](MIDI)を押す。4. [↑][↓]で、設定するパラメーターを選ぶ。5. バリュー・ダイヤルで値を調節する。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

MIDI OUT/THRU コネクターを MIDI THRU コネク

ターとして使用する

1. [SYSTEM]を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F2](MIDI)を押す。4. [↓]で「Out/Thru Sel」を選ぶ。5. バリュー・ダイヤルで「THRU」を選ぶ。1234567890123456789012345678901212345678901234567890

MIDI で受信したタイミング情報を表示する

1. [SYSTEM]を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F2](MIDI)を押す。4. [↓]で「TimingMon 」を選ぶ。5. バリュー・ダイヤルで「MEASURE 」、または

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ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

「TIMECODE」を選ぶ。※「MEASURE 」の場合「Beat」で受信するMIDI タイミングクロックから作成する拍子を設定する。

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MIDI シーケンサーをリモート・コントロールする

1. [SYSTEM]を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F2](MIDI)を押す。4. [↓]で「Transport 」を選ぶ。5. バリュー・ダイヤルで「SEQUENCER 」を選ぶ。6. トランスポート・ボタン[PLAY][STOP]などを押す。MIDIシーケンサーの再生スタート/ストップがコントロールできる。※コントロール可能なMIDIシーケンサーはMIDIのスタート/コンティニューを受けるとシーケンサー自身のテンポで再生できる「リモート・モード」を備えたものに限る。(VM-3100 がMIDIタイミング・クロックを送信しないため)

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MMC に対応したレコーダーをリモート・コント

ロールする

1. [SYSTEM]を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F2](MIDI)を押す。4. [↓]で「Transport 」を選ぶ。5. バリュー・ダイヤルで「RECORDER」を選ぶ。6. トランスポート・ボタン[PLAY][STOP]などを押す。MMC に対応したレコーダーの再生/停止がコントロールできる。

 その他システム関係 

表示器の各部の表示内容

CH BANK/SCENE PHANTOM EFFECTS MEAS/BEAT01 01-1 OFF On 001-01-- ---- --- -- ---------

¦ ¦ ¦ ¦ +---- MIDIタイミング・モニター

¦ ¦ ¦ +------------- エフェクト オン/オフ

¦ ¦ +--------------------- ファンタム電源 オン/オフ

¦ +------------------------------ バンク/シーン番号

+-------------------------------------- 編集対象のチャンネル番号

※ VM-3100Proの場合、エフェクト オン/オフは、エフェクト1、 2の両方の状態を表示する。

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表示器のコントラストを調節する

1. [SHIFT] を押しながら[SYSTEM]を押す。2. バリュー・ダイヤルで表示器のコントラストを調節する。1234567890123456789012345678901212345678901234567890

操作に迷ったときは

1. [LEVEL METER] を押す。1234567890123456789012345678901212345678901234567890

ビッグ・タイムコードを表示する。

1. [SHIFT] を押しながら[LEVEL METER] を押す。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

フット・スイッチやパネル面に関する設定をする。

1. [SYSTEM]を押す。2. [↑][↓]で、設定するパラメーターを選ぶ。3. バリュー・ダイヤルで値を調節する。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

シフト・ボタンの動作を切り替える。

1. [SYSTEM]を押す。2. [↓]で「ShiftLock 」を選ぶ。3. バリュー・ダイヤルで動作モードを設定する。

「OFF 」… [SHIFT] を押している間だけシフト状態「ONCE」 … [SHIFT] を押すとシフト状態を保持、次

のボタン操作がシフト状態で実行され、その後シフト状態が解除される。

「ON」 … [SHIFT] を押すと、再び[SHIFT] を押すまでシフト状態を保持する。

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フット・スイッチを[SHIFT] ボタンとして使う。

1. [SYSTEM]を押す。2. [↓]で「FootSw Func 」を選ぶ。3. バリュー・ダイヤルで「SHIFT 」を選ぶ。1234567890123456789012345678901212345678901234567890

ピーク・ホールド機能を使う。

1. [SYSTEM]を押す。2. [↓]で「PeakHoldSw」を選ぶ。3. バリュー・ダイヤルで「ON」に設定する。※「ON」の状態では、レベル・メーターを表示中は常に入出力レベルの最大値を保持する。[LEVEL METER] または[F1-F4 ON/OFF]で、最大値表示をリセットできる。

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作品のデジタル・コピーを禁止する。

1. [SYSTEM]を押す。2. [↓]を押して「D.CopyProtect 」を選ぶ。3. バリュー・ダイヤルで「ON」に設定する。※「ON」 … デジタル信号に「コピー禁止信号」を付

けて出力。 「OFF 」… デジタル信号に「コピー禁止信号」を付

けずに出力。 「THRU」… 入力されるデジタル信号に応じて「コ

ピー禁止信号を付ける。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

ショート・カット画面が表示されるまでの時間を調節す

る。

1. [SYSTEM]を押す。2. [↓]を押して「SwHoldTime」を選ぶ。3. バリュー・ダイヤルで、画面が表示される時間を選ぶ。※「ショート・カット画面」の例: 「SOLO MODE 」「SOURCE SEL」「D.IN ASSIGN」

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本体の各種設定を初期化する。

1. [SYSTEM]を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F4](INIT)を押す。4. [↑][↓][←][→]で初期化する項目を選ぶ。5. バリュー・ダイヤルで、初期化項目にチェック・マークを入れる。※「ALL」を選ぶとVM-3100 のライブラリ、ミキサー設定が工場出荷時の状態に戻る。

6. [ENTER/YES] を 2回押す。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

本体の設定をバックアップする。

(あらかじめMIDIシーケンサーのMIDI IN コネクターと、VM-3100のMIDI OUT/THRU コネクターを市販のMIDIケーブルで接続する。)1. [SYSTEM]を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F3](BULK)を押す。4. [↑][↓][←][→]でバックアップする項目を選ぶ。5. バリュー・ダイヤルで、バックアップ項目にチェック・

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マークを入れる。※「ALL 」を選ぶとVM-3100 のライブラリ、ミキサー設定がMIDIOUT/THRU コネクターからバックアップ先のシーケンサーにシステム・エクスクルーシブ・メッセージで送信される。

6. MIDIシーケンサーのレコーディングを開始する。7. [ENTER/YES] を 2回押す。8.「Completed.」メッセージが表示されたら、MIDIシーケンサーのレコーディングを停止する。

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バックアップした設定を本体に戻す

 (あらかじめMIDIシーケンサーのMIDI OUT コネクタと、VM-3100 の MIDI IN コネクタを市販のMIDIケーブルで接続する。)

1. [SYSTEM]を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F3](BULK)を押す。4. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。5. [F2](RCV) を押す。「Waiting.. 」メッセージが表示される。6. MIDIシーケンサーの再生をスタートする。7. VM-3100はバックアップされたデータを受信すると、「Now Receiving」と表示する。

8.データの受信が終わると「Waiting」表示に戻る。

RMDB Ⅱ 関連(VM-3100Proのみ)

RMDB Ⅱのデジタル出力へチャンネルの信号を割り

当てる

1. [EZ ROUTING]を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F2](OUT) を押す。4. [→]で「Tr1/2=」を選ぶ。(RMDB Ⅱデジタル出力 1/2)5. バリュー・ダイヤルで出力ソースを選ぶ。「MIX 」… ミックス・バス「BUS 1/2 」「BUS 3/4 」「BUS 5/6 」「BUS 7/8 」

… 内部バス 1/2、 3/4、 5/6、 7/8「CH**/** 」… チャンネル・ダイレクト出力6. 同様に[←][→]で「Tr3/4=」「Tr5/6=」「Tr7/8=」を選ぶ。7. バリュー・ダイヤルで出力ソースを選ぶ。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

RMDB Ⅱへの出力信号の音量を調節する

1. マスター・フェーダーの[SELECT]を押す。2. [↓]で「(OUTPUT)TrackOut1-4 」画面を呼び出す。3. [←][→]で「TR1 」~「TR8 」を選ぶ。4. バリュー・ダイヤルで音量を調節する。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

RMDB Ⅱコネクターを使ってデジタル信号を入力す

るには?

<RMDB Ⅱコネクターからのデジタル信号を基準にする場合>

1. [SHIFT] を押しながら[DIGITAL IN](CLK SELECT)を押す。2. [F4](>RMDB) を押す。※DIF-ATをRMDB Ⅱ コネクターに接続する場合、以下の設定をする。

3. [LEVEL METER] を押す。4. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。5. [F3](MTR) を押す。6. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。7. [F4](PREF) を押す。8. [↑][↓]で「AudioSel」を選ぶ。9. バリュー・ダイヤルで使用するデジタルMTR の種類を選ぶ。※ 「ADAT 」(Alesis 社製 ADAT)   「DA-88 」(TASCAM社製 DA-88 )

10. [↑][↓]で「ClockSel」を選ぶ。11. バリュー・ダイヤルでDIF-ATのサンプル・クロック・ソースを選ぶ。「ADAT 」… MDB-II のADAT OPTICALコネクター

からサンプル・クロックを入力する「DA-88 」… RMDB Ⅱ のDA-88 T-DIF コネクター

からサンプル・クロックを入力する

<デジタル・イン・コネクターからのデジタル信号を基準にする場合>※ 次の設定は、DA-88 を接続したDIF-ATをVM-3100Proに接続した場合は使用できない。

1. [SHIFT] を押しながら[DIGITAL IN](CLK SELECT)を押す。2. [F2](>DinA) または[F3](>DinB) を押す。※ DIF-ATをRMDB Ⅱコネクターに接続する場合、以下の設定をする。

3. [LEVEL METER] を押す。4. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。5. [F3](MTR) を押す。6. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。7. [F4](PREF) を押す。8. [↑][↓]で「AudioSel」を選ぶ。9. バリュー・ダイヤルで「ADAT」を選ぶ。※ 「DA-88」は選べない。

10. [↑][↓]で「ClockSel」を選ぶ。11. バリュー・ダイヤルで「RMDB」を選ぶ。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

RMDB Ⅱからの入力信号をチャンネルに割り当てる

1. [EZ ROUTING]を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F1](IN)を押す。4. [←][→]で、チャンネル番号「Ch**= (**はチャンネル番号)」を選ぶ。

5. バリュー・ダイヤルで、「TR01」~「TR08」(RMDB Ⅱデジタル入力)を選ぶ。

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DIF-AT の設定をする

1. [LEVEL METER] を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F3](MTR) を押す。4. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。5. [F4](PREF) を押す。6. [↑][↓]で設定するパラメーターを選ぶ。7. バリュー・ダイヤルで値を設定する。12345678901234567890123456789012123456789012345678901234567890123456789012345678901212345678901234567890

デジタルMTR のトラックを録音スタンバイ状態に

する

1. [LEVEL METER] を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F3](MTR) を押す。4. チャンネル 1~ 8の[SELECT]で、接続先のMTR の録音トラックを選ぶ。録音対象のトラックに対応する[SELECT]のランプが点灯する。

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デジタルMTR の再生/停止をコントロールする

1. [SYSTEM]を押す。2. [F1-F4 ON/OFF]を押す。ファンクションが表示される。3. [F2](MIDI)を押す。4. [↓]で「Transport 」を選ぶ。5. バリュー・ダイヤルで「RECORDER」を選ぶ。6. トランスポート・ボタン[PLAY][STOP]などを押す。DIF-ATに接続されたデジタルMTR の再生/停止をコントロールできる。※ MIDI OUT/THRU コネクターからは、MMC コマンド(DEFERRED PLAY 、STOP)が送信される。

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ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

◆表示画面一覧

基本的にVM-3100Pro の画面を表示しています。VM-3100 とVM-3100Proで若干、画面の仕様が異なるものがあります。「★」マークのあるものはVM-3100Proのみ表示可能。「#」マークのあるものはVM-3100ProにDIF-ATを接続したときのみ表示可能。

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● レベル・メーター画面

インプット・メーター画面(チャンネル 1~12)

[AUDIO CH] → インプット・メーター画面(チャンネル13~20)★

[SHIFT] + [LEVEL METER] → ビッグ・タイムコード画面

[F1](OUT METER) → アウトプット・メーター画面(エフェクト/モニター)

[→] → アウトプット・メーター画面(アウトプット・ジャック/コネクター)

(RMDB II デジタル・アウト) ★

[F2](CH VIEW) →チャンネル・ビュー画面またはチャンネルの[SELECT]

[F3](IN FADER) → インプット・フェーダー画面(チャンネル 1~12)

[AUDIO CH] → インプット・フェーダー画面(チャンネル13~20)★

[F4](OUT FADER) → アウトプット・フェーダー(エフェクト/モニター)

[→] → アウトプット・フェーダー画面(アウトプット・ジャック/コネクター)

(RMDBII デジタル・アウト)★

[F1-F4 ON/OFF] → (ファンクション表示)

[F3](MTR) → 録音トラック選択画面 #

[F4](EQ) → イコライザー画面

[SYSTEM] → システム・プリファレンス画面

[SHIFT] + [SYSTEM] → LCD コントラスト画面

[BUS ASSIGN] → バス・アサイン画面

[SHIFT] + [BUS ASSIGN] → バス・アサイン画面(パラメーター・ビュー)

[EZ ROUTING] → セレクト・EZルーティング画面

[PAN] → パン画面

[FX/AUX SEND] → エフェクト/AUX センド画面

[SHIFT] + [FX/AUX SEND] → エフェクト/AUX センド画面(パラメーター・ビュー)

[COMP 1/2] → コンプレッサー・カーブ画面

[EFFECTS1] → エフェクト・つまみ画面

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60

<VM-3100Proのみ>[SHIFT] + [EFFECTS1] → コンプレッサー・カーブ画面[SHIFT] + [EFFECTS2][EFFECTS1] or [EFFECTS2] → エフェクト・つまみ画面

マスター・フェーダーの[SELECT] → アウトプット画面(マスター)

[SHIFT] + チャンネルの[SELECT] → チャンネル・エディット画面

[BANK] → セレクト・シーン・バンク画面

[SHIFT] + [DIGITAL IN](CLK SELECT) → マスター・クロック選択画面

[SOLO](押している間) → ソロ・モード選択画面(ショートカット)

[SOURCE](押している間) →  モニター・ソース選択画面(ショートカット)

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● パン画面

[F1-F4 ON/OFF] → (ファンクション表示)

[F1](LINK) or [F3](LINK) → ステレオ・リンク確認

[ENTER/YES] → ステレオ・リンク状態

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● EQ(イコライザー)画面

[F4](>AllOff) → 選ばれているチャンネルのイコライザー・オン/オフ[F1-F4 ON/OFF] → (ファンクション表示)

[F1](LOAD) → ロードEQライブラリ画面

[F2](SAVE) → セーブEQライブラリ画面

[F3](COPY) → コピーEQセット画面

[F4](DEL) → デリートEQライブラリ画面

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● エフェクト/ AUX センド画面

[F1-F4 ON/OFF] → (ファンクション表示)

[F1]~[F4] → プリ/ポスト・フェーダー送りの切替

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● バス・アサイン画面

バス・アサイン画面 (ファンクション表示なし)

[F4](>AllOff) → 選ばれているチャンネルのバス送り解除

バス・アサイン画面(パラメーター・ビュー)

[F4](>AllOff) → 編集中のバス項目への、全チャンネルからのバス送り解除

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● EZ ルーティング画面

セレクトEZルーティング画面

[F1-F4 ON/OFF] → (ファンクション表示)

[F1](IN) → インプット・ルーティング設定画面

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ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

[F2](OUT) → アウトプット・ルーティング設定画面

[F3](FX) → エフェクト・ルーティング設定画面

[F4](DEL) → デリートEZルーティング画面

インプット/アウトプット/エフェクト・ルーティング設定画面[F1-F4 ON/OFF] → (ファンクション表示)[F1](IN) → インプット・ルーティング設定画面[F2](OUT) → アウトプット・ルーティング設定画面[F3](FX) → エフェクト・ルーティング設定画面[F4](SAVE)  → セーブEZルーティング画面

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● コンプレッサー画面

コンプレッサー・カーブ画面

[F1-F4 ON/OFF] → (ファンクション表示)

[F1](>OFF) → コンプレッサーのオン/オフ[F2](LINK) → ステレオ・ペア使用確認

[ENTER/YES]を押す

[F3](KNOB) → コンプレッサー・つまみ画面

[F1-F4 ON/OFF] → (ファンクション表示)

( 2回押す) [F1](LOAD)  →ロード・コンプレッサー・ライブラリ画面

[F2](SAVE) → セーブ・コンプレッサー・ライブラリ画面

[F4](DEL) → デリート・コンプレッサー・ライブラリ画面

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● エフェクト画面

エフェクト・つまみ画面

[F1-F4 ON/OFF] → (ファンクション表示)

[F1](>OFF)  → エフェクトのオン/オフ

[F2](LOC) → エフェクト配置画面

[F3](VALUE) → エフェクト・パラメーター画面★

[F4](SAVE) → セーブ・エフェクト・パッチ画面★

エフェクト・パラメーター画面(モジュール・オン/オフ)

[ENTER/YES] → エフェクト・パラメーター画面(パラメーター)★

エフェクト・パラメーター画面

  [F1-F4 ON/OFF] → (ファンクション表示)

 

[F1](>OFF) → エフェクトのオン/オフ[F2](>mOFF) → エフェクト・モジュール・オン/オフ[F3](KNOB) → エフェクトつまみ画面

[F4](SAVE) → セーブ・エフェクト・パッチ画面★

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● システム画面

システム・プリファレンス画面

[F1-F4 ON/OFF] → (ファンクション表示)

[F1](PREF) → システム・プリファレンス画面(そのまま)[F2](MIDI) → システムMIDI画面

[F3](BULK) → システム・バルク・ダンプ画面

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62

[F4](INIT) → システム初期化画面

システムMIDI画面

[F1-F4 ON/OFF] → (ファンクション表示)

[F1](USER1) → トランスポート・ユーザー画面[F2](USER2)[F3](USER3)

システム・バルク・ダンプ画面

[F1-F4 ON/OFF] → (ファンクション表示)

[F1](BULK) → システム・バルク・ダンプ画面[F2](RCV) → システム・バルク・レシーブ画面

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● シーン・バンク画面

セレクト・シーン・バンク画面

[F4](PREF) → シーン・プリファレンス画面

[F1-F4 ON/OFF] → (ファンクション表示)

[F1](NAME) → リネーム・バンク画面

[F2](COPY)  → コピー・シーン画面

[F3](SWAP) → スワップ・シーン画面

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● アウトプット画面

アウトプット画面(マスター)[↓] → アウトプット画面(モニター)

(AUX SENDジャック、BUS OUT ジャック)

(DIGITAL OUT A/B コネクター)

(RMDB Ⅱ デジタル・アウト) ★

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● DIF-AT 関係画面

録音トラック選択画面 #

[F1-F4 ON/OFF] → (ファンクション表示)

[F1](RecTR) → 録音トラック選択画面(そのまま)#[F4](FREF) → DIF-ATプリファレンス画面 #

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63

ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

◆RMDBⅡとデジタル・レコーダーとの接続

VM-3100Proに実装されているRMDBⅡは、双方向の24ビット・マルチチャンネル・デジタル・イ

ンターフェースです。ローランドのデジタル機器同士を接続して、デジタル・オーディオ信号や同期

信号のやりとりをすることができます。

VM-3100Proを複数台接続して同期させたり、DIF-AT (別売)を使用したADATやTASCAM(DA-98/DA-

88/DA-38)とのデジタル接続が可能になります。

●DIF-ATを介したデジタル・マルチトラック・レコーダーとの接続例

<ADAT の場合>

<DA-38/88/98の場合>

●VM-3100同士の接続例

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<VM-3100Pro + DIF -AT + A-DAT XT/LX20/XT20 /M20の場合><VM-3100Pro + DIF-AT + TASCAM DA-98/88/38の場合>以上のモデルのレコーダーは,サンプリング周波数を44.1kHzと48.0kHzのどちらかを選択する事ができます.VM-3100Proと接続する時には,必ずテープを44.1kHzでフォーマットしてください.

制約事項:(*) サンプリング周波数48.0kHzで既に録音されたテープをVM-

3100Proに接続したそれぞれの機器で再生すると,44.1kHzの

レートで再生する為に,ピッチが下がった状態で再生してしま

います.この様な場合には,DIF-ATは使わずに,VM-3100Pro

のアナログ IN/OUT に接続してください.

録音環境再生環境

(1) (2) (3) (4) (5) (6)

(1) VM-3100Pro + DIF-AT ○ × ○ × --- --- + 旧A-DAT

(2) 旧A-DAT単体 × ○ × ○ --- ---

(3) VM-3100Pro+ DIF-AT ○ × ○ ○ --- ---+ A-DAT(44.1kHz)

(4) A-DAT単体(44.1kHz) ○ × ○ ○ --- ---

(5) VM-3100Pro+ DIF-AT --- --- --- --- ○ ○+ DA-98/88/38(44.1kHz)

(6) DA-98/88/38単体

  (44.1kHz) --- --- --- --- ○ ○

●設定方法について

VM-3100Proにデジタル接続して音を出す場合、設定が必要になります。詳細に付きましては、「使いこなしのポイント」のRMDB Ⅱ 関連(58ページ)をお読みください。

●VM-3100Pro + DIF-ATと ALESIS または

TASCAMのデジタル・レコーダーとデジタル接続

する場合の注意点

VM-3100Proはサンプリング周波数44.1kHz固定で動作しています.従って,DIF-ATを介してA-DATやDA-98/88/38などとVM-3100ProのRMDB Ⅱ とをデジタル接続する場合には,幾つかの注意/制約があります.

<VM-3100Pro + DIF-AT + 旧A-DAT(Black Face)の場合>旧A-DATの場合,A-DAT単体ではサンプリング周波数48.0kHzで動作します.しかしながら,外部デジタルに同期する(スレーブ)設定を行うと,44.1kHzでの録音・再生が可能になります.つまり,VM-3100Proに接続する場合には,旧A-DATはスレーブ同期の設定にしてください.

*サンプル・クロック・ソースをデジタル・インに設定する方法→「SET LOCATE」と「DIGTAL IN」を同時に押します。押すごとにINT(内部)とDIG(ADAT OPTICAL)が切り替わります。(DIGに設定してください。)その後、「DIGITAL IN」を押して、ADAT OPTICALを有効にして下さい。

制約事項:(*) 旧A-DAT単体での録音や,その他の方法でサンプリング周波数48.0kHzで既に録音されたA-DATテープをVM-3100 Proに接続したA-DATで再生すると,44.1kHzのレートで再生する為に,ピッチが下がった状態で再生してしまいます.この様な場合には,DIF-ATは使わずに,VM-3100Proのアナログ IN/OUTに接続してください.

(*)VM-3100 Proに接続したA-DATで録音した44.1kHzのテープを,旧A-DAT単体で再生する場合,48.0kHzのレートで再生するので,ピッチが上がった状態で再生します.

 この場合には,B R C 等を使ってマスタークロックを44.1kHz にして再生してください.

(*)VM-3100Pro に接続した旧 A-DATのテープカウンタは,テープ上のサンプル数を計数している関係上,48.0kHzを想定した時刻を表示します.従って,VM-3100ProのLCDに表示されるSMPTE 時刻とはズレて表示されます.この場合,VM-3100Pro の表示が正しい時刻になります.

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65

ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

エラー・メッセージ一覧

●各種コマンド操作

・Are You SURE?実行してもよいですか?(データを変更するとき)

・Delete SURE?削除してもよいですか?(データを削除するとき)

・Processing..処理中です。お待ちください。

・Processing..KEEP POWER ON!内部メモリーへの書き込み中です。電源を絶対に切らないでください。

・Completed.処理が終わりました。

●ルーティング設定復帰操作

(イン/アウト/エフェクト・ルーティング設定画面)・Revert Routing? (YES/NO)ルーティング設定をもとの状態に戻しますか?

●エフェクト・パッチ/ルーティング・セット切り替え操作

(エフェクトつまみ画面/ルーティング選択画面)・Change? (YES/NO)表示されているエフェクト・パッチまたはルーティング・セットに切り替えますか?

●チャンネル同士のステレオ・リンク操作

(パン画面)・LINK CH**/** Are You SURE?チャンネル**と**を「ステレオ・リンク」状態にしますか?

・UNLINK CH**/** Are You SURE?チャンネル**と**の「ステレオ・リンク」状態を解除しますか?

●コンプレッサー同士のステレオ・リンク動作

(コンプレッサー・カーブ画面)・LINK COMP1/2 Are You SURE?2つのモノラル・コンプレッサーを1つのステレオ・コンプレッサーとして使用しますか?

・UNLINK COMP1/2 Are You SURE?1つのステレオ・コンプレッサーを2つのモノラル・コンプレッサーとして使用しますか?

●マスター・クロックの選択

・DIGITAL IN Checking..デジタル・イン・コネクターAまたはBに入力されている信号を調べています。

・DIGITAL IN Locked!デジタル・イン・コネクターAまたはBに正しく信号が入力されました。

・DIGITAL IN Unlock! (Temporary INT.)デジタル・イン・コネクターAまたはBに正しく信号が入力されません。(デジタル・イン・コネクターから、正

しい信号が入力されるまでの間、アナログ入力に切り替えます。)

・RMDB Ⅱ Checking..RMDB II 端子に入力されている信号を調べています。

・RMDB Ⅱ Locked!RMDB Ⅱ端子に正しく信号が入力されました。

・RMDB ⅡUnlock! (TemporaryINT.)RMDB Ⅱ端子に正しく信号が入力されません。(RMDB Ⅱ端子から、正しい信号が入力されるまでの間、アナログ入力に切り替えます。)

・Wrong Sample Rate! (TemporaryINT.)デジタル・イン・コネクターAまたはB、あるいはRMDBⅡ端子から入力される信号のサンプル・レートが正しくありません。(デジタル・イン・コネクターまたはRMDBⅡ端子から、サンプル・レートの正しい信号が入力されるまでの間、アナログ入力に切り替えます。)

●シーン・メモリー操作

・Changing SCENE..シーン・メモリーを呼び出しています。

・Clearing SCENE..KEEP POWER ON!シーン・メモリーを消去しています。

・Writing SCENE..KEEP POWER ON!シーン・メモリーを書きこんでいます。電源を絶対に切らないでください。

●バルク・ダンプ/レシーブ関係

(システム・バルク・ダンプ/レシーブ画面)・Now Sending..バルク・データを送信中です。

・Waiting..バルク・データの受信待機中です。

・Now Receiving..バルク・データを受信中です。

●MIDI 受信関係

・MIDI Rx Error. (Wrong Format.)不正なMIDIメッセージを受信しました。(メッセージを無視します。)

・MIDI Rx Error. (Address Error.)システム・エクスクルーシブ・メッセージのアドレス・データまたは、データ・サイズは正しくありません。(メッセージを無視します。)

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66

◆故障かなと思ったらVM-3100/3100Proを使っていて正しく動作しないときは、故障と思う前に以下の点をチェックしてください。確認しても正しく動作しないときは、お近くのローランド・サービス、またはお買い上げ店にご相談ください。

音が出ない

●VM-3100/3100Pro、接続機器の電源が入っていない。

●オーディオ・ケーブルが正しく接続されていない。●オーディオ・ケーブルが断線している。●接続しているアンプや入力機器のボリュームが下がっている。

●VM-3100/3100Proの各音量レベルが下がっている。チャンネル・フェーダーマスター・フェーダーMONITORつまみ→シーン・メモリーを呼び出した場合など、実際の音量レベルとフェーダーの位置が一致しないことがあります。フェーダーの操作方法を確認してください

●VM-3100に接続した機器の音量が小さい。→抵抗入りの接続ケーブルを使用していませんか?

抵抗の入っていない接続ケーブル(ローランド:PCSシリーズなど)をご使用ください。

特定のチャンネルから音が出ない

●INPUTゲインのつまみが下がっている。●チャンネルの音量レベルが下がっている。(P.26)→シーン・メモリーを呼び出した場合など、実際の音量レベルとフェーダーの位置が一致しないことがあります。フェーダーの操作方法を確認してください

●フェーダー・アサインが操作したいAUDIO CHに設定されていない。(P.12)

●ソロ機能/ミュート機能を使っている。(P.54, 55)●CHのBUS ASSIGNが設定されている。(P.55)→BUS ASSIGNが設定されていると、MASTER OUTへ出力されません。

ヘッドホンから音が出ない

●MONITORのLEVELつまみが下がっている。●MONITORのDIGITAL INボタンがONになっている。(P.56)●MONITORのSOURCEがMASTER OUTになっていない。(P.56)

デジタル入力の音が出ない

●MASTER CLOCKの設定がDIGITAL INになっていない。(P.58)

●サンプリングレートが合っていない。→VM-3100/3100Proは、サンプリングレート44.1KHzのデジタル信号のみを受信します。入力機器のサンプリングレートを確認してください。

音に雑音や歪みが多い

●入力感度が適切でない。→入力感度が高すぎると音が歪み、逆に感度が低すぎると雑音に埋もれてしまいます。12dB~0dBの範囲でできるだけ大きくレベル・メーターが振れるように、

INPUTつまみを調節してください。●マイクの近くに、パソコンのモニターなど、雑音を発生させる機器がある。

●EQを使っている。→イコライザーの設定によっては、PEAKインジケーターが点灯していないときでも音が歪むことがあります。イコライザーを調節しなおしてください。

フェーダーを操作しても音量が変化しない

●FADER ASSIGNが正しく設定されていない。(P.12)→VM-3100/3100ProのCHフェーダーは、[AUDIO CH]、[MIDI CH]の2つのボタンで操作したいソースを選択できるようになっています。正しくアサインされているかを確認してください。

内蔵エフェクト

エフェクトがかからない●EFFECT LEVELつまみが下がっている。(P.22)●CHからのエフェクト送りレベルが下がっている。(P.22)●すでに他のCHにインサートで使用している。

MIDI 機器

VM-3100/3100Proをマスターにして、MIDIシーケンサーがコントロールできない。●MIDIケーブルが正しく接続されていない。●MIDIケーブルが断線している。●“ Out/Thru Sel ”(MIDIスルー・スイッチ)が“OUT”に設定されていない。(P.56)

●MIDI送受信チャンネルが合っていない。(P.35, 45)●MIDIシーケンサーの設定が間違っている。●MIDIシーケンサーが受信できる状態になっていない。

MIDIシーケンサーをマスターにして、VM-3100/3100Proをコントロールできない。●MIDIケーブルが正しく接続されていない。●MIDIケーブルが断線している。●MIDI送受信チャンネルが合っていない。(P.35, 45)●MIDIシーケンサーの設定が間違っている。●VM-3100/3100Proが受信できる状態になっていない。

RMDB Ⅱ

RMDB Ⅱ からの音が出ない●専用ケーブルを使用していない。→RMDB Ⅱ の接続には市販のパソコン用のケーブルは使用できません。必ずRMDB Ⅱ 専用ケーブルをご使用ください。

●MASTER CLOCKの設定がRMDB Ⅱ になっていない。(P.58)●サンプリングレートが合っていない。→VM-3100/3100Proは、サンプリングレート44.1KHzのデジタル信号のみを受信します。入力機器のサンプリングレートを確認してください。

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67

ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

ファンクション...

ベーシック�チャンネル�

モード�

ノート�ナンバー�

ベロシティ�

アフター�タッチ�

ピッチ・ベンド�

コントロール�チェンジ�

プログラム�チェンジ�

エクスクルーシブ�

コモン�

リアル�タイム�

その他�

備考�

送   信� 受   信� 備   考�

電源ON時�設定可能�

電源ON時�メッセージ�代用�

:音域�

ノート・オン�ノート・オフ�

キー別�チャンネル別�

1~31�33~95�6、38�96、97�98、99�

102~119

:設定可能�

:クォーター・フレーム�:ソング・ポジション�:ソング・セレクト�:チューン�

:クロック�:コマンド�

:オール・サウンド・オフ�:リセット・オール・コントローラー�:ローカルON/OFF�:オール・ノート・オフ�:アクティブ・センシング�:システム・リセット�

1~16�1~16

モード3�×�

1~127�× 9n、v = 0

0~127

��

�

○�○�○�×�○�○�

*4�*4�*5��*5�*4

○�○�○�○�○�○�

○�0~127

○�

×�○�×�×�

×�○�

������

1~16�**************

モード3�×�×�

��

��

���

�

○�0~31

○�

○�○�×�×�

○�○�

������

データ・エントリーMSB、LSB�データInc、Dec�NRPN LSB、MSB

*1 MIDI Transport=USER1~3の時のみ設定可能�*2 MIDI Transport=SEQUENCERの時のみ�*3 MIDI Transport=RECORDERの時のみ�*4 MIDI Control Type=C.C.の時のみ�*5 MIDI Control Type=NRPNの時のみ�*6 MIDI Control Type=SYS-EXの時ミキサー設定�*7 MIDI Timing Monitor=MEASUREの時のみ�*8 MIDI Timing Monitor=TIMECODEの時のみ�

V-MIXING STATIONModel VM-3100

Date : Mar. 8, 1999Version : 1.00MIDIインプリメンテーション・チャート�

**************

**************

モード 1 : オムニ・オン、ポリ�モード 3 : オムニ・オフ、ポリ�

O : あり�X : なし�

モード 2 : オムニ・オン、モノ�モード 4 : オムニ・オフ、モノ�

シーン 1-1~8-4

*1

*1

*1

*3, *6

*2

*2

*4�*4�*5�*5�*5�*4

*7*8

*7�*7

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68

◆ブロックダイヤグラム

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69

ご使用前の注意

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付  録

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70

◆主な仕様

VM-3100 VM-3100Proチャンネル数 12 20

インターナル・メモリーイージー・ルーティング 16(プリセット)+ 16(ユーザー)コンプレッサー 16(プリセット)+ 16(ユーザー)イコライザー 16(プリセット)+ 16(ユーザー)エフェクト・パッチ 50(プリセット) 100(プリセット)+100(ユーザー)

チャンネル・イコライザー3 バンド・パラメトリック × 12チャンネル ×20チャンネル(ハイ、ミドル、ロー)

信号処理AD変換 24 ビット、64 倍オーバー・サンプリング(インプット 1 ~ 8)

20 ビット、64 倍オーバー・サンプリング(インプット 9 ~ 12)DA変換  24ビット、128 倍オーバー・サンプリング内部処理  24ビットサンプル・レート  44.1kHz周波数特性  20Hz ~ 20kHz

全高調波歪み率 0.002% 以下(INPUT=+4dBu、1kHz、規定出力時)

規定入力レベル(可変)インプット1~ 2(XLR) -50 ~+4dBu(バランス時最大+19dBu、アンバランス時最大+19dBu)

インプット1~ 2(標準タイプ) -50 ~+4dBu(バランス時最大+19dBu、アンバランス時最大+19dBu)

インプット3~ 8(標準タイプ) -50 ~+4dBu(アンバランス時最大+19dBu)

インプット9~ 12(RCAピン・タイプ) 0dBu(アンバランス時最大+12dBu)

ギター(Hi-Z) -50 ~+4dBu(アンバランス時最大+19dBu)

入力インピーダンスインプット1~2(XLR) 20kΩインプット1~8(標準タイプ) 20kΩインプット9~12(RCAピン・タイプ) 11kΩギター(Hi-Z) 1MΩ

規定出力レベルマスター・アウト 0dBuAUXセンド 0dBuバス・アウト 0dBu

出力インピーダンスマスター・アウト 1k ΩAUXセンド 1k Ωバス・アウト 1k Ωモニター(ヘッドホン) 150 Ω

推奨負荷インピーダンスマスター・アウト 10k Ω以上AUXセンド 10k Ω以上バス・アウト 1k Ω以上モニター(ヘッドホン) 8 ~ 50k Ω

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ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

残留ノイズ・レベル(入力1k Ωターミネート、INPUT=LINE、IHF-A、typ.)マスター・アウト -84dBu 以下AUXセンド -84dBu 以下バス・アウト -84dBu 以下

ディスプレイ 60.0 × 25.0mm(バックライト付き)(136 × 32 ドット、グラフィック LCD)(7 セグメント× 25桁)

接続端子インプット・ジャック1~2(XLRタイプ/バランス/ファンタム電源)

インプット・ジャック1 ~ 2(標準タイプ/TRSバランス)インプット・ジャック 3~ 8(標準タイプ)インプット・ジャック9 ~ 12(RCAピン・タイプ)マスター・アウト・ジャック L、R(標準タイプ)AUX センド・ジャック1、2(標準タイプ)バス・アウト・ジャック L、R(RCAピン・タイプ)ヘッドホン・ジャック(標準タイプ)フット・スイッチ・ジャック(標準タイプ)MIDI コネクター(イン、アウト/スルー)デジタル・イン・コネクター(コアキシャル、オプティカル)デジタル・アウト・コネクター(コアキシャル、オプティカル)

RMDB II コネクター(25ピンD-Sub タイプ)

電源AC100V(50/60Hz)

消費電力12W(VM-3100) 15W(VM-3100Pro)

外形寸法300(幅)×343(奥行き)×95(高さ)mm

重量3.5kg 3.6kg

付属品AC コード保証書取扱説明書

別売品ADATおよびTASCAM用インターフェース・ボックス:DIF-ATフット・スイッチ:FS-5U(BOSS)ペダル・スイッチ:DP-2ステレオ・ヘッドホン:RH-120

(0dBu=0.775Vrms)

※ 製品の仕様及び外観は、改良のため予告なく変更することがあります。※ この機器のMIDI動作仕様を詳しく説明したMIDIインプリメンテーション」(別売)があります。プログラミングなどで必要な方は、販売店に注文してください。

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◆索引記号

24ビット・マルチチャンネル・デジタル・インターフェース 633/4 BUS 5044.1KHz 66

A

AC IN ジャック 15ADAT 58AFL 54ALESIS 64ATT 55AUDIO CH 12, 52, 54, 66AUX SEND 14, 16, 24, 50AUX SEND ジャック 11, 31「Aux=」「Bou t =」「DOu tA=」「DOutB=」 51AUX1 50AUX1/2 Lev 50AUX2 50

B

Balance 50BANK/SCENE 部 27BANK/SCENE 54Beat 56Bout Bal 50Bout Lev 50BUS ASSIGN 50, 66BUS OUT 24, 50BUS OUT ジャック 11, 13BUS画面 50

C

CH フェーダー 12CH VIEW 54CLK SELECT 52COMP1/2 30COPY 51

D

D.Boost(11/12) 52D.Boost(9/10) 52D.CopyProtect 57D.IN ASSIGN 57DA-88 58DEL 52DIF-AT 58, 64DIGITAL IN 56DIGITAL INボタン 66DIGITAL OUT 24, 50DinA 52DinB 52DoutA Bal 50DoutA Lev 50DoutB Bal 50DoutB Lev 50

E

EFFECT LEVEL つまみ 66EFFECT1 (COMP1) 30EFFECTS LEVEL 22EFFECTS1 22EIAJ CP-1201 15ENTER/YES ボタン 14EQ 14, 18EXIT/NOボタン 14EZ ルーティング 31

F

F1 ボタン 13FADER ASSIGN 66FaderMatch 55FaderMatch=JUMP 55FaderMatch=NULL 55FOOT SWITCH 37FootSw Func 37, 57FX 51FX/AUX SEND 50FX/AUX SEND ボタン 14, 22FX/AUXセンド 56FX/MON画面 50

G

GAIN つまみ 11, 21Gtr MULTI 52

H

HIGH 18[HIGH][MID][LOW]つまみ 51

I

IN B 20IN PLACE 54INPUT ゲインのつまみ 66INPUT つまみ 66INS CH1 52INS CH4 53ItemSelect 53

J

JUMP 55

L

LEVEL METER 23LOAD 53LOC 53, 56L o c a t i o n(ミキサー上の配置)51, 52LocType 56

M

MASTER CLOCK 66MASTER OUT ジャック 11, 50

MEASURE 56MEASURE (小節/拍) 56MIDI CH 12, 56, 66MIDI I/O 端子 15MIDI IN / OUT(THRU)端子 9M I D I O UT / THRU コネクター48, 56, 58MIDI ケーブル 66MIDI シーケンサー 56MIDI スルー・スイッチ 66MIDI タイミング・モニター 57MIDI チャンネル番号 48, 56MIDI に関する設定 56MIDIボリューム・フェーダー 56MIDI メッセージ 45MIX 50MMC コマンド 58MMC に対応したレコーダー 57MON 50MONITOR 14, 24MONITOR (ヘッドホン) 56MONITOR ジャック 11MUTE 12

N

NULL 55

O

OUT 51OUT FADER 50Out Level 52Out/Thru Sel 56, 66(OUTPUT) AUX/BUS 50

P

PAN 14, 18Patch (パッチ番号) 51PATCH SELECT 22PeakHoldSw 57Phantom 52, 55Phase 55[PLAY]ボタン 44, 47POST EQ 54Pre (プリ・フェーダー ) 56PRE EQ 54Pst (ポスト・フェーダー) 56

R

RECORDER 57REVERB 22RMDB II 50, 66RMDB II のデジタル出力 58RMDB II 端子 15, 65

S

S/P DIF 15SAVE 51, 53

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73

ご使用前の注意

デジタルミキサー

VM-

3100とは

使ってみましょう

デジタルミキサー

実践編

付  録

SCENEボタン 26SCENE+ 37SCENE- 37SCENE1 23SceneRx. Ch 36ScreenJump 50SELECT ボタン 12SEQUENCER 57ShiftLock 57SND-M 51SND-S 51SOLO 12SOLO MODE 54, 57Source 50, 55, 66SOURCE SEL 56, 57STOP ボタン 44, 47SwHoldTime 57

T

TASCAM 64TIMECODE 56TIMECODE(タイムコード) 56TimingMon 56Trans.Speed 54Transport 46, 57TRK 画面 50

V

VALUE 53VALUEつまみ 13, 23Vo MULTI 52

X

XLR インプット・コネクタ 11

アウトプット 50アッテネーター 55アドレス・データ 65アナログ入力 17, 65アフター・フェーダー・リッスン54アンドゥ 34, 54

イージー・ルーティング 51イコライザー 14, 50イコライザーの周波数やQ 51インサート 66インプット 52イン・プレイス 54

エフェクト 9, 13, 52, 66エフェクト送りレベル 66エフェクトつまみ画面 65エフェクトの出力レベル 52エフェクトのミキサー配置 52エフェクト・パッチを選ぶ 52エフェクト・パッチ 65

エフェクト・パッチを保存 53エフェクト・ボタン 13エフェクト・モジュール 53エフェクト・レベルつまみ 13

オーディオ・ケーブル 66

カーソル・ボタン 14外部エフェクター 11外部 MIDI シーケンサー 9外部 MIDI 機器 15

ギター専用ジャック 11ギター・マルチ 52旧 A-DAT(Black Face) 64

ゲイン調整 11ゲインつまみ 11

コーラス 8コアキシャル端子 15コピー禁止信号 57コンデンサー・マイク 52コントラスト 57コントロール・チェンジ 7 番56コントロール・チェンジ・メッセージ 48コンプレッサー 28, 53, 65コンプレッサー設定の保存 53コンプレッサー設定を削除する53コンプレッサー設定を呼び出す53コンプレッサー・ボタン 13

サブ・ミキサー 35左右の定位 55左右のバランス 55左右の広がり 55サンプル・クロック・ソース 64サンプル・レート 65

シーン 9シーンのアンドゥ/リドゥ 54シーン・バンク 53シーン・メモリーの再記憶 27シーン・メモリーへの記憶 26シ ー ン ・ メ モ リ ー9, 15, 23, 26, 37, 53, 65, 66シーン呼び出し 53システム MIDI 画面 36システム・エクスクルーシブ・

メッセージ 57, 65システム・ボタン 13自動ミキシング 47自動ミキシング機能 9シフト・ボタン 14, 15, 57ジャンプ 55ショート・カット 57消音 55初期化 57

スタート/ストップ 44ステージ・モニター 40ステレオ・ソース 55ステレオ・ペア 53ステレオ・リンク 55スピーカー・モデリング 26スレーブ設定 64

セレクト・ボタン 12センド項目 56センド ・ボタン 14センド量 56

ソース 55ソース・ボタン 11, 14ソロ機能 66ソロ・ボタン 12ソロ・モード 54

タイミング情報 56

チャンネル 9, 54チャンネル 13 ~ 20 52, 54チャンネル(CH )・インプット・ジャック 11チャンネル・エディット 55チ ャ ン ネ ル ・ フ ェ ー ダ ー12, 17, 66

データ・サイズ 65ディスプレイ 12ディレイ 8適度な振れ 21デジタル I/O 端子 8, 15デジタル MTR 58デジタル・イン 14デジタル・イン・ボタン 11, 14デジタル・オーディオ信号 63デジタル機器 52デジタル・コピー 57デジタル信号 66デジタル入力 66デジタル・レコーダー 64デリート EQライブラリ 51

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74

デリート EZR セット 52電源スイッチ 15

独立したコンプレッサーとして使う 53トラック 32

内蔵エフェクターへの信号の送り量 50内部バス 51

ヌル 55

ノート・オン・メッセージ 45ノート・ナンバー 45

ハイ ・ インピーダンス入力端子8ハイ・インピーダンス 11バス 55バス・アウト 16バス・アサイン 55バス・アサイン・ボタン 13バス項目 55バックアップ 57パッチ 35パッチ・セレクト・ボタン 13パラメーター 54バリューつまみ 13バルク・ダンプ/レシーブ 65バルク・データ 65パン ・ボタン 14パン 9, 55バンク 15バンクの利用 27バンク・ボタン 15

ピーク・ホールド 57ビッグ・タイムコード 57ピッチ 64表示器 (ディスプレイ) 12, 57

[F1] ボタン 13ファンクション・ボタン 12, 13ファンタム電源 55, 52フェーズ 55フェーダー 54フェーダー・アサイン 66フェーダー・アサイン・ボタン12フェーダー・マッチ 55フェード・イン/アウト 54フット・スイッチ 37, 57フット・スイッチ端子 15

プリ EQ 54プリセット/ユーザー 51プリ・フェーダー 21プログラム・チェンジ 36フロント・パネル 10

ヘッドホン 11, 16, 66

ボーカル・マルチ 52他のシーンと入れ替える 54他のシーンにコピー 54他のチャンネルにコピー 51ポスト EQ 54ポスト・フェーダー 21, 39, 40

マイク 20マイクロホン 11マスター・アウト 16マスター・クロック 64, 65マスター・フェーダー 12, 18, 58,66

ミキサー設定 57ミュート 55ミュート機能 66

ミュート・ボタン 12ミュート・モード 55

メイン信号 16

モニター 11, 14モニター・アウト 16モニター・ソース信号 14モニターの出力レベル 50モニター・レベルつまみ 56

ライブラリ 51, 57ライブラリ番号 51, 53

リアルタイム・レコーディング47リドゥ 34, 54リバーブ 8リバーブ効果 22リモート・コントロール 56リモート・モード 57

ルーティング設定 51, 65ルーティング(結線) 13, 51ルーティング設定を削除 52ルーティング・セット 65

ルーティングをもとにもどす 51

レベル合わせ 9レベル・メーター 12, 9, 52レベル・メーター画面 12レベル・メーター・ボタン 12

ローカル・オフ 48ロケーター 15, 56

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安全上のご注意�

火災・感電・傷害を防止するには�

このマークは、注意喚起シンボルです。取扱説明書などに、一般的な注意、警告、危険の説明が記載されていることを表わしています。�

このマークは、機器の内部に絶縁されていない「危険な電圧」が存在し、感電の危険があることを警告しています。�

マークについて� この機器に表示されているマークには、次のような意味があります。�

注意:�感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品はありません。�修理は、お買い上げ店またはローランド・サービスに依頼してください。�

注意�感電の恐れあり�

キャビネットをあけるな�

以下の指示を必ず守ってください�

図記号の例�

取扱いを誤った場合に、使用者が傷害を負う危険が想定される場合および物的損害のみの発生が想定される内容を表わしています。��※物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペットにかかわる拡大損害を表わしています。�

取扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を表わしています。�

● は、強制(必ずすること)を表わしています。�具体的な強制内容は、● の中に描かれています。�左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜くこと」を表わしています。�

警告�

注意�

注意の意味について�警告と�

  は、注意(危険、警告を含む)を表わしています。�具体的な注意内容は、  の中に描かれています。�左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を表わしています。�

  は、禁止(してはいけないこと)を表わしています。�具体的な禁止内容は、  の中に描かれています。�左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。�

警告�● 次のような場所での使用や保存はしないでく

ださい。

○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる

場所、暖房機器の近く、発熱する機器の上

など)

○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床な

ど)や湿度の高い場所

○ 雨に濡れる場所

○ ホコリの多い場所

○ 振動の多い場所

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● この機器を、ぐらついた台の上や傾いた場所

に設置しないでください。必ず安定した水平

な場所に設置してください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● 電源プラグは、必ずAC100Vの電源コンセント

に差し込んでください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

警告�● この機器を使用する前に、以下の指示と取扱

説明書をよく読んでください。  

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● この機器を分解したり、改造したりしない

でください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書

かれていないことは、絶対にしないでくだ

さい。必ずお買い上げ店またはローラン

ド・サービスに相談してください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○  修理に関するお問い合わせは �

お問い合わせの窓口�

・・・商品をお求めの販売店か、保証書に同封されている「サービスの窓口」に�記載の営業所、サービス・ステーション、またはサービス・スポットまでご相談ください。 �

'99 1. 20 現在 �

 商品のお取り扱いに関するお問い合わせは・・・�

お客様相談センター 受付時間:午前10時~午後5時(土、日曜、祝日および弊社規定の休日を除く)��<電話番号>� ■大阪    TEL (06) 6345-9500��<住所> � 〒530-0004 大阪市北区堂島浜1-4-16 大和堂島ビル7F ��

お客様相談センターまでご相談ください。�

※上記窓口の名称、所在地、電話番号等は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。�

尚、お問い合わせの際には取扱説明書を�ご用意ください。�

�■東京  TEL (03) 3251-6150

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ユーザーズ・マニュアル

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