リチャージ特性評価試験の概要 目的：遮水壁閉合区域内の地下水位を コントロールするための技術の 成立性に関する検証

実証試験④：リチャージ特性評価試験

リチャージウェル （３孔）

調査ﾎﾞｰﾘﾝｸﾞ併用地下水観測孔（3 孔）

地下水観測孔 （7 孔）

ディープウェル （１孔）

【平面計画】

【断面計画】A-A断面

【試験位置】 20m 30m

RW1 RW2 RW3

50m

A A

10m 10m 15m 15m5m 5m

5m

5m

5m

10m

ow1 ow2 ow3 ow4

ow5 ow6 ow7

ow8

ow9 ow10

RW3RW1 RW2

QRW1 QRW2 QRW3

泥質部

自然地下水位

上昇地下水位

埋戻土

（中粒砂岩層）

中粒砂岩層

山側 海側

5号T/B ５号機

６号機

ディープウェル

試験ヤード

提供：日本スペースイメージング（株）、(C)DigitalGlobe

1

資料１－３

現場状況 リチャージウェル 観測井戸

ディープウェル 試験状況

2

Case 試験概要 試験パターン案 試験目的

1-1 【段階試験】 限界注水量の評価 ⇒適正注水量の把握 【連続試験】 ・水理定数の算定 ⇒透水係数・貯留係数 ・注水能力の確認 ⇒（注水量／揚水量）

1-2

1-3

2-1

【連続試験】 ・井戸間距離の違い による注水干渉 ・2孔同時注水による 地下水位上昇量の確認

2-2

2-3

3-1

【連続試験】 ・３孔同時注水による 注水干渉 ・３孔同時注水による 地下水位上昇量の確認 ・長期的な井戸の 目詰り傾向

RW3RW1 RW2

QRW2 QRW3

泥質部

自然地下水位

上昇地下水位

埋戻土

（中粒砂岩層）

注水試験パターン

RW3RW1 RW2

QRW1 QRW2 QRW3

泥質部

自然地下水位

上昇地下水位

埋戻土

（中粒砂岩層）

RW3RW1 RW2

QRW1

埋戻土

（中粒砂岩層）

泥質部

自然地下水位

上昇地下水位

１日目

朝10：00

２日目

朝9：00３日目

朝9：00

４日目

朝9：00

段階試験 連続試験(48h)

限界注水量の70％

回復試験

水位データのみ取得

時間

孔内水位

回復

12h以上

５日目

朝9：00

次試験へ移行

１日目

朝10：00

２日目

朝9：00３日目

朝9：00

４日目

朝9：00

連続試験(72h)

限界注水量の70％

回復試験

水位データのみ取得

時間

孔内水位

５日目

朝9：00

次試験へ移行

１日目

朝10：00

２日目

朝9：00３日目

朝9：00

４日目

朝9：00

連続試験(480h (20日))

限界注水量の70％

回復試験

水位データのみ取得

時間

孔内水位

２２日目

朝9：00

逆洗浄

回復12h以上

２３日目

朝9：00

（試験Case1-1）

（試験Case2-2）

（試験Case3-1）

3/17

完了

2/25-3/17

20日連続

実施

3

揚水・注水試験 経時変化図

地表まで水位上昇

したため間欠運転

揚・注水量

(L/m

in)

地下水位

OP

(m)

雨量

(m/h

r)

注水量低下による

周辺水位の低下

4

←2/8大雪 ←2/15大雨

＃５T/B建屋南側水位↓

井戸洗浄試験

（井戸の逆洗浄による効果確認）

RW2 揚水試験

透水係数 4.2×10-3（cm/s）

（タイスの式）

RW2 注水試験

透水係数 5.5×10-3（cm/s）

（タイスの式）

RW2 RW1 RW3

2/22 09:00 2/22 12:00 2/24 07:00 2/24 10:00 2/24 13:000

10

20

30

注水量　(L/min)

RW1-60L RW2-60L RW3-60L

洗浄前

透水試験

洗浄後

透水試験

井戸洗浄

井戸洗浄試験（目的：目詰りと逆洗効果確認） ２孔注水試験終了後、１井戸あたり３０分の洗浄（揚水）を実施。

洗浄前・後に簡易注水試験（１ｍ水位上昇）を行い、透水性を比較

洗浄前

透水試験

洗浄後

透水試験

井戸洗浄

【井戸内水位】 【注水量】

【洗浄前後の注水量比較】

■井戸洗浄効果を確認⇒ 本工事での井戸洗浄の必要性

揚水量

Q（L

/min）

時間ｔ （min） 10 20 30

25

0

3 分 3 分 18 分

【井戸洗浄パターン】

孔番 注水量 (L/min） 回復率

A/B

逆洗までの累計流量（m3）

逆洗前A 逆洗後B 揚水量 注水量

RW1 5.38 12.78 2.38 ― 258.0

RW2 10.72 16.46 1.54 31.3 284.7

RW3 6.73 15.89 2.36 ― 269.4

5

実施スケジュール

8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

検討・評価・まとめ

準備

ディープウェル工 1本

リチャージ孔設置 3本

復水準備

観測孔設置 10本

計測機器設置

リチャージ特性確認試験 7ケース

片付

項目2013年 2014年

備考

リチャージに関する事前解析・詳細実証計画

事後評価解析

考察・まとめ

地下水コントロール（複数案）成立性の評価（机上検討）

・3/17：３孔注水完了⇒全注水試験完了

・3/18-19：井戸洗浄効果確認試験②

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