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ビッグデータ活用に最適なプラットフォームの選択~SPARC M10が創出する価値~
2014年 3月 7日 エンタプライズサーバ事業本部 事業企画統括部 企画部 部長 伊藤 達夫
今取り組むべき、基幹システムの モダナイゼーションとイノベーション
目次
1. データ活用は時代と共に変化 2. ビッグデータ活用の考え方とシステムへの要件 3. ビッグデータ活用に最適なプラットフォームSPARC M10 4. SPARCM10 基幹データ活用イノベーション 5. SPARC M10ロードマップ 6. 最後に
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ビッグデータ概要
人材、組織 (データサイエンティストなど)
データ分析・蓄積・分析技術 (Hadoop、NoSQL、機械学習、統計解析など)
非構造化データ (テキスト、動画、音声、センサー、GPSなど)
構造化データ (顧客データ、売上データなど)
ビッグデータ そのもの
ビッグデータ 活用
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出典:野村総合研究所 9
電子商店などで、ユーザの好みを分析し、各ユーザごとに興味のありそうな情報を選択して表示するサービス
商品やサービスのレコメンデーション
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Webログ アンケート結果 販売実績
顧客情報 など
ツイッター FaceBookの プロフィール 「いいね!」 など
融合
レコメンデーション
購入
ビッグデータ活用により・・・ 顧客の趣味・嗜好に対する理解が深まり、 レコメンドの精度が高まる
ビジネスデータ ソーシャルデータ
商品推奨 (レコメンデーション)
12
UNIXサーバ SPARC M10 ビッグデータ要件を満たすプラットフォーム 高い演算性能とメモリアクセス性能 1CPU~最大64CPUまで拡張可能
(最大1,024コア / 64TBメモリ) 業務を止めない可用性
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SPARC64 X
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Oracle Database 12c
Patch Set
Software on Chipによるパフォーマンス向上
3つのステップで飛躍的な性能向上を実現
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SPARC M10
STEP1
SPARC M10
STEP2
Solaris 11 Solaris 11
In-Memory Database
SPARC M10
STEP3
Oracle Database 12c
Patch Set
Solaris 11
Coming Soon!
Further Leap
25%
26
データベースのアクセス手法
一般的なRDBとカラム型DBのアクセス手法の違い 一般的なRDB(ロー型DB)
カラム型DB ⇒レポーティングなどのクエリ処理が高速化
No. 分類 製品名 価格 販売開始日 0001 A aaa 3,400 2013/1/6 0002 A bbb 280 2013/2/14 0003 A ccc 1,250 2013/3/5 0004 A ddd 750 2013/3/29 0005 B xxx 430 2013/11/14 0006 B yyy 9,800 2013/12/25
No. 分類 製品名 価格 販売開始日 0001 A aaa 3,400 2013/1/6 0002 A bbb 280 2013/2/14 0003 A ccc 1,250 2013/3/5 0004 A ddd 750 2013/3/29 0005 B xxx 430 2013/11/14 0006 B yyy 9,800 2013/12/25
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ビッグデータ活用への最適なプラットフォームを実証
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SPEC(The Standard Performance Evaluation Corporation)およびベンチマーク名のSPECintは、米国およびその他の国におけるStandard Performance Evaluation Corporation(SPEC)の商標または登録商標です。 ベンチマークの詳細及び最新情報は、http://www.spec.orgをご覧ください。 2013年1月18日時点で、本SPARC M10性能値はSPECへのsubmitを完了しています。
11,300
23,800
SPARC M10 (64CPU)
No. 1
4,002GB/s
No. 1
SPARC M10 (64CPU)
現在の世界最高登録値
CPU性能 SPECint_rate2006
メモリ性能 STREAM Triad
現在の世界最高登録値
2倍 5倍
805 GB/s
STREAMとは、広く使われているベンチマークの1つです。プロセッサがメモリにアクセスする際の持続的なメモリバンド幅を測定するものです。 STREAMベンチマークテストに関する詳細は、http://www.cs.virginia.edu/streamをご覧ください。 2013年1月18日時点で、本SPARC M10性能値はsubmitを完了しています。
* HPC用途を除いた登録値との比較
ビッグデータ時代に重要な演算性能、メモリアクセス性能にて 世界No.1(*)の性能を達成
2014年2月21日現在
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12の世界No.1性能
ビッグデータ時代に重要な各種ベンチマークにおいて世界最高を達成*
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メモリスループット 高速化
STREAM TRIAD
#1 演算性能 SPECint_rate 2006
#1 アプリケーション性能
SAP 2-tier SD
#1 Scientific Performance
SPECfp_rate 2006
優れたレスポンス 性能 SPECjbb2013
#1 Java性能 SPECjbb2005
SPECjbb2013
Source: http://www.spec.org http://www.sap.com/benchmark http://www.cs.virginia.edu/stream
* HPC用途を除いた登録値との比較 2014年2月21日現在
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SPARC M10の柔軟な拡張性
TCOを最適化するSPARC M10の2つの機能
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状況に合わせた性能の確保、初期投資の削減、 システムライフサイクル全体でのコスト最適化が可能
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運用継続性と安定稼働を徹底追求
SPARC/SolarisサーバはプロセッサのRAS※機能を始め、 お客様の業務を止めない自社開発技術を数多く搭載
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業務を止めない自社開発技術 (※RAS:Reliability, Availability, Serviceability)
動的縮退
•メインフレームと同等の高信頼プロセッサ
•エラー箇所を内部キャッシュ、コア、ソケット単位に動的に切り離し運用継続
冗長部品
•CPUコア故障時は空きコアが代替、性能縮退なしで運用継続
•メモリミラー機能を標準サポート
活性交換
•HDD、FAN、電源、PCIカードの活性交換
•ビルディングブロック構成でCPU、メモリの活性交換も実現
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高速オンラインアプリケーション業務への適用 Interstage Terracottaは、 従来、アプリケーションサーバで管理していた 業務データやセッション情報を、複数のキャッシュサーバ のメモリ上に分散/冗長化して管理、 大量データの管理、データアクセスを高速化
SPARC M10の高速・大容量メモリを利用することで、 テラバイト級のデータを扱う超高速オンライン アプリケーションを構築可能
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スマートメータからの情報 車載センサー情報
GPS位置情報
各種センサー
配達情報 商品検索 レコメンド
SNS
スマートデバイス/PC
アプリ
BigMemoryMax
Web sessions
アプリケーションサーバ
Terracotta
データキャッシュ
セッション情報
SPARC M10ー4
超高速 アクセス
稼働サーバ ミラーサーバ
SPARC M10ー4S
Terracotta
データキャッシュ
セッション情報
BigMemoryMax
Web sessions
キャッシュサーバ
オフヒープ領域 大容量メモリ
~32TB
DB キャッシュにないもの 保管が必要なもの ストライピング
Terracottaあり
未使用領域 メモリ
2GB
64GB以上
Terracotta なし
Java ヒープ
メモリを最大限利用
Java ヒープ
テラバイト 以上の データ
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Interstage Terracottaは、Javaアプリからテラバイト級のデータを操作可能 SPARC M10との組み合わせで、大量データへの安定・超高速アクセスを実現
超高速インメモリ処理を実証
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測定環境<メモリアクセステスト> JavaVMインスタンス上で、メモリ上の 大量データを参照、更新
データ長4KB、 Read/Write Ratio 9:1
データ量が増加しても、スループット、 レイテンシへの影響無し!
SPARC M10-4(64core, 1TB RAM)
Java VMインスタンス(768GB)
Java アプリケーション
(128多重)
BigMemory (2G~768GB)
ミッドレンジサーバ1台で 約100万アクセス/秒を達成
メモリ上のデータ量にかかわらず 150μ秒以下の超高速アクセス
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導入効果 Interstage Terracottaとの組み合わせでPCサーバの5倍の高性能 他社ハイエンドPCサーバより少ないコアで高い性能を実現
•CPU-メモリ間の高速アクセスによる高性能
4倍以上のプライスパフォーマンス •コア単位でのCPU課金により、業務規模に合わせたサーバ導入が可能
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分類 1 分類 2
5倍
【1秒当たりのトランザクション数】
他社PCサーバ (8CPU*10コア/80コア))
SPARC M10-4 (4CPU*16コア/64コア)
分類 1 分類 2 他社PCサーバ (8CPU*10コア/80コア))
SPARC M10-4 (4CPU*16コア/64コア)
【プライスパフォーマンス】
4倍
他社PCサーバのベンチマーク結果: http://terracotta.org/resources/whitepapers/bigmemory-performance-results
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ベイズ分析
ベイズ分析とは、ランダムサンプリングによる標本をもとに、 事象が発生する確率を推測する統計学の手法のこと
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観測 データ
事後 確率
観測 データ
事後 確率
観測データ mcmc 事後
確率
観測データ mcmc 事後 確率
ポイント2: 複数シナリオの並列処理
パターン1
パターン2
パターン3
・・・
・・・
・・・ ・・・
分析パターン
事前情報 ポイント1: シナリオ内の処理速度向上
mcmc mcmc
MCMC・・・マルコフ連鎖モンテカルロ法(ベイズ分析で用いる計算手法の1つ)
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ベイズ分析に最適なSPARC M10
SPARC M10は、ベイズ分析の特徴に応じた処理能力向上策に対応可能 ベイズ分析の特徴① 「確率分布のサンプリング」や「事後確率の計算」など、 計算量が多い場合、 ⇒[向上策]高速なCPU、メモリ、ディスクによる 速度向上
ベイズ分析の特徴② 複数の分析パターンを計算する必要がある場合、 ⇒[向上策] 大量の並列処理
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高速プロセッサ、 高速メモリアクセス、 高速大容量メモリ、
最新I/O、 内蔵大容量HDD搭載
1CPUあたり 最大16個のマルチコア
SPARC M10
SPARC M10
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次期SPARC M10搭載プロセッサ
DDR3 Interface
DDR3 Interface
Core Core
Core Core
Core Core
Core Core
Core Core
Core Core
Core Core
Core Core
L2 Cache Data
L2 Cache Data
L2 Cache Control
SERDES / Inter-CPU
SERDES / PCIe Gen3
MAC
MAC
SPARC64 X+ 3.5GHz+, 16コア, 32スレッド スループット性能 1.3倍 スレッド性能 1.3倍 CMI, Software on Chip改版 高速インターコネクト(25Gbps)
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商標 SPARC Enterprise、SPARC64、SPARC64ロゴ、およびすべてのSPARC商標は、米国
SPARC International, Inc.のライセンスを受けて使用している、同社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
UNIXは、米国およびその他の国におけるオープン・グループの登録商標です。 OracleとJavaは、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。
SPEC(R)およびベンチマーク名のSPECint(R), SPECfp(R), SPECjbb(R), SPEComp(R), SPECweb(R), SPECjAppServer(R)は、米国およびその他の国におけるStandard Performance Evaluation Corporation(SPEC)の商標または登録商標です。
TPC, TPC-C, tpmC, TPC-H, QphHは米国Transaction Processing Performance Councilの商標です。
その他各種製品名は、各社の製品名称、商標または登録商標です。 本資料に掲載されているシステム名、製品名などには、必ずしも商標表示((R), TM)を付記していません。
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