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Systemwalker IT Service Management

V13.2

BMC Atrium CMDBユーザガイド

第1版 2007年4月

Copyright 2007 BMC Software, Inc. All rights reserved. Copyright 2004 Fujitsu Limited. All rights reserved.

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の住所に送付してください。

目次

序章 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5

対象読者. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5

BMC Atrium CMDBのマニュアル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5

1章 CMDBコンソールの使用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8

BMC Atrium CMDBについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9

CMDBコンソールのタブ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11

CMDBコンソールへのアクセス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12

BMC Remedy Userを使用する場合 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12

ブラウザを使用する場合 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14

CMDBホームタブについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15

概要ページ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16

CMDBホームタブ上のコントロール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17

共通ボタンの使用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18

コンソールの共通作業の実行 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18

リスト内のデータの並べ替え . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19

リストのプリファレンスの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19

リスト内のデータの参照 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22

レポートの作成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24

2章 BMC Atrium CMDBのデータの検索 . . . . . . . . . . . . . . . . . 25

インスタンスの参照 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26

クイック検索オプションの使用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26

目次 ! 3

詳細検索オプションの使用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30

検索条件の操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32

検索条件の保存 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32

保存済み検索の管理 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34

保存済みの検索条件のコピー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35

保存済みの検索条件の削除 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 36

3章インスタンスの処理 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37

CIインスタンスの作成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38

関係インスタンスの作成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41

インスタンスの編集 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 45

インスタンス履歴の表示 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47

関連 CIの表示 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49

クラスフォームでの関連 CIの表示 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50

CI関係ビューアでの関連 CIの表示 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 53

インスタンスの比較 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 61

インスタンスの識別 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 64

関係の削除 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 64

用語集 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 67

索引 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 75

4 "目次

序章

このマニュアルでは、BMC Atrium Configuration Management Database（CMDB）

アプリケーションの CMDBコンソールを使って、構成アイテム（CI）と関係を処

理する方法について説明します。BMC Atrium CMDBは、BMC Remedy® Action

Request System®アプリケーション（AR System®）のプラグインで、IT環境に関す

るデータを管理するためのプログラムです。

対象読者

このマニュアルは、BMC Atrium CMDB内にある CIと関係を処理するユーザーを

対象としています。

序章 ! 5

supportweb.remedy.com

Systemwalker IT Service Managementのマニュアル

Systemwalker ITSMは以下のマニュアルが提供されています。

タイトル内容対象読者形式

インストールガイドPDF

BMC Atrium CMDB 2.0.1

ユーザガイド

BMC Atrium CMDBの使用について（CIとそ

の関係の検索と比較、履歴の表示、連携デー

タの表示を含む）

ユーザー PDF

Systemwalker IT Service Managementの初期

導入手順

管理者

設定ガイド

Systemwalker IT Service Managementアプリ

ケーションの設定方法

管理者 PDF





BMC Remedy Incident

Management ユーザガイド

BMC Incident Managementアプリケーションの

使用方法。新機能の概要も記載されています。

全ユーザー PDF

BMC Remedy Problem

Management ユーザガイド

BMC Remedy Problem Managementアプリ

ケーションの使用方法。新機能の概要も記載

されています。

全ユーザー PDF

BMC Service Level Management

設定ガイド

BMC Service Level Managementアプリケー

ションの設定方法

管理者 PDF




BMC Service Level Management

ユーザガイド

BMC Service Level Managementアプリケー

ションの使用方法。新機能の概要も記載され

ています。

全ユーザー PDF

6 " 序章

ユーザーガイド

BMC Atrium CMDBのマニュアル ! 7

1章 CMDBコンソールの使用

ここでは、CMDBコンソールの概念と機能について説明します。コンソールへのアクセス手順や、コンソールの共通機能の操作方法を紹介するほか、共通ボタンの一覧も掲載しています。

次のトピックについて説明します。

! BMC Atrium CMDBについて（9ページ）

! CMDBコンソールのタブ（11ページ）

! CMDBコンソールへのアクセス（12ページ）

! CMDBホームタブについて（15ページ）

! 共通ボタンの使用（18ページ）

! コンソールの共通作業の実行（18ページ）

8 " CMDB コンソールの使用

BMC Atrium CMDBについて

BMC Atrium CMDB 2.0.1は、業務環境に CMDBを導入するために必要な機能を完

備しています。BMC Atrium CMDBを導入すると、CMDBに統合したすべてのア

プリケーションから、そのアプリケーションがデータコンシューマでもデータプロ

バイダでも同様に、中央データベース内の構成データにアクセスできるようになり

ます。図 1-1に、BMC Atrium CMDBのアーキテクチャを示します。

図 1-1： BMC Atrium CMDBのアーキテクチャ

CMDBコンソールの使用 ! 9

構成データは、構成アイテム（CI）と、それらのアイテム間の関係で成り立って

います。CIは、業務環境を構成する物理的、論理的、または概念的なエンティ

ティを表し、その属性は設定可能です。

各 CIまたは関係は、BMC Atrium CMDB内の特定のデータセットに保存されます。

データセットは、特定のプロバイダから取得したデータ（図 1-1を参照）や、特定

の時期におけるデータのスナップショットなど、必要なデータを 1つにまとめた集

合を表します。同じ実在の CIまたは関係を表すインスタンスデータが複数のデー

タセットに含まれている場合、Reconciliation Engineと呼ばれるコンポーネントが

それらのインスタンスを検出し、指定されている優先度に従って各インスタンスか

ら必要な属性だけを取り出して、1つのデータセット内の 1つのインスタンスにま

とめ直します。

10 " 1章—CMDBコンソールの使用


CMDBコンソールのタブ

CMDBコンソールは、BMC Atrium CMDBの主要ユーザーインターフェイスです。

このコンソールには、次のタブがあります。

! CMDBホーム： CIと関係データを表示できます。このホームページのナビ

ゲーションペインにある［概要］リンクをクリックすると、BMC Atrium

CMDBの全体的なステータスがわかりやすく表示されます。ナビゲーション

ペインの［CMDBデータ］リンクの下位には、監査履歴の表示、関連 CIの

表示、インスタンスデータの検索などの実行画面へのリンクがあります。こ

のタブは、「CMDBコンソールユーザー」または「CMDBコンソール管理

者」の役割を割り当てられたユーザーしか使用できません。［CMDBホーム］

タブについての詳細は、本書の該当箇所を参照してください。

! クラスマネージャ：データモデル内のクラスを表示および変更できます。こ

のタブは、「CMDB定義のビューア」または「CMDB定義の管理者」の役割

を割り当てられたユーザーしか使用できません。

! 連携マネージャ：連携データを設定できます。連携データとは、CIに関連付

けられているが、BMC Atrium CMDBの外部に格納されているデータのこと

です。このタブのデータは、「CMDBコンソールユーザー」の役割を割り当

てられたユーザー全員が表示できますが、連携データを作成または変更でき

るのは、「CMDBコンソール管理者」、「CMDB全データ変更」、または

「CMDBデータ変更」の役割を割り当てられたユーザーだけです。

! 整合マネージャ：同じCIまたは関係を表すインスタンスデータが複数のデータ

セットに含まれる場合に、それらのインスタンスを整合し、製品データセット

内の 1つのインスタンスにまとめることができます。このタブは、「CMDB RE

ユーザー」、「CMDB RE手動識別」、または「CMDB RE定義の管理」の役割を

割り当てられたユーザーしか使用できません。

CMDBコンソールのタブ ! 11

CMDBコンソールへのアクセス

CMDBコンソールには、BMC Remedy UserまたはWebクライアントの両方からア

クセスできます。以降では、この 2つのアクセス方法について説明します。

BMC Remedy Userを使用する場合ここでは、BMC Remedy Userを使用して CMDBコンソールにアクセスする手順を

紹介します。

" BMC Remedy Userから CMDBコンソールにアクセスするには

1 お使いのオペレーティングシステムに応じて以下のいずれかの操作をおこない、

BMC Remedy Userを開きます。

! Windows 2000の場合は、［スタート］>［プログラム］>［Action Request

System］>［BMC Remedy User］の順に選択します。

! Windows XPの場合は、［スタート］>［すべてのプログラム］>［Action Request

System］>［BMC Remedy User］の順に選択します。

［ログイン］ダイアログボックスが開きます。

図 1-2：［ログイン］ダイアログボックス

2 ［ログイン］ダイアログボックスで、次の情報を指定します。

!［ユーザー名］フィールドに、ユーザー名を入力します。

!［パスワード］フィールドに、パスワードを入力します。



!［オプション］をクリックし、プリファレンスサーバーの設定をおこないます。

すべてのユーザーが優先的に接続するサーバーが管理者によって決められてい

る場合は、［プリファレンスサーバー］フィールドにサーバー名を入力します。

!［認証］フィールドに、管理者から配布された認証文字列を入力します。

3 ［OK］をクリックします。

BMC Remedy AR Systemのホームページが開きます。ナビゲーションペインに、

CMDBコンソールへのリンクも含め、AR Systemのフォームやアプリケーション

への各種リンクが表示されます。

図 1-3： AR Systemホームページ

4 ナビゲーションペインで［CMDBコンソール］をクリックします。

［概要］ページが表示されます（図 1-4（14ページ）を参照）。

［CMDBコンソール］リンク

CMDBコンソールへのアクセス ! 13

図 1-4： CMDBコンソール： BMC Remedy User

ブラウザを使用する場合

ここでは、ブラウザから CMDBコンソールにアクセスする手順を紹介します。

" ブラウザで CMDBコンソールにアクセスするには

1 Webブラウザを起動して、管理者から指定された URLにアクセスします。

http://<midtier>:< ポート >/arsys/apps/<AR サーバー >/AtriumCMDBConsole

URLの各部には次を指定します。

! <midtier>には、BMC Remedy Mid TierがインストールされているWebサー

バーの名前を指定します。

! < ポート >には、上記のWebサーバーで使用されているポートがデフォルト以外

の場合に、そのポート番号を指定します（デフォルトポートは 80）。

! <AR サーバー >には、AR Systemサーバーの名前を指定します。

［ログイン］ウィンドウが表示されます。



2 ［ログイン］ダイアログボックスで、次の情報を指定します。

!［ユーザー名］フィールドに、ユーザー名を入力します。

!［パスワード］フィールドに、パスワードを入力します。

!［認証］フィールドに、管理者から配布された認証文字列を入力します。

3 ［ログイン］をクリックします。

［概要］ページが表示されます（図 1-5（16ページ）を参照）。

CMDBホームタブについて

［CMDBホーム］タブでは、BMC Atrium CMDBに関するステータス情報をすばや

く確認できます。各種リンクをクリックすると、構成データに関連する以下の作業

の実行画面に移動できます。

! インスタンスの参照（26ページ）

! CIインスタンスの作成（38ページ）

! 関係インスタンスの作成（41ページ）

! インスタンスの編集（45ページ）

! 関連 CIの表示（49ページ）

! インスタンス履歴の表示（47ページ）

! 連携データの起動（59ページ）

! インスタンスの比較（61ページ）

これらの作業を実行するには、「CMDBコンソール管理者」または「CMDBコン

ソールユーザー」の役割が必要です。

CMDBホームタブについて ! 15

図 1-5： CMDBコンソール：［CMDBホーム］タブ

概要ページ

表 1-1に、CMDBコンソールの［概要］ページに表示されるユーザーインター

フェイス要素を示します。

CMDBステータスアラート

ジョブのサマリー

インスタンスの分布グラフ

表 1-1： CMDBコンソール：［概要］ページの要素

名前説明

ジョブのサマリー Reconciliation Engineで予定されているジョブのサマリーが表示

されます。実行中のジョブがない場合は、図 1-5に示すように、

［実行中のジョブ数］に 0（ゼロ）が表示されます。

CMDBステータス

アラート

他の統合アプリケーションで、BMC Atrium CMDBに関して発生

したステータスアラートが表示されます。テーブル内のアラート

は、インスタンスの分布グラフの上にある［リフレッシュ］ボタ

ンをクリックすると更新されます。

インスタンスの分布

グラフ

BMC Assetデータセット内にあるインスタンスの分布がグラフで

表示されます。



CMDBホームタブ上のコントロールここでは、［CMDBホーム］タブのナビゲーションペインにあるリンクと各種のボ

タンについて説明します。

ナビゲーションリンク

［CMDBホーム］タブの左側のナビゲーションペインには、次のリンクが表示され

ます。

! 概要：ステータスアラート、整合ジョブのサマリー、BMC Assetデータセット内

のインスタンスの分布グラフを表示できます。

! CMDBデータ： CIと関係を表示・作成・変更できます。このリンクをクリック

すると、下位にある次のリンクの表示と非表示が切り替わります。

! インスタンスの参照：インスタンスを検索できます。このリンクを使って実

行できる作業についての詳細は、「インスタンスの参照」（26ページ）を参照

してください。

! インスタンスの作成： CIと関係のインスタンスを作成できます。このリンク

を使って実行できる作業についての詳細は、「関係インスタンスの作成」

（41ページ）と「CIインスタンスの作成」（38ページ）を参照してください。

! インスタンスの比較：同じデータセット、または 2つの異なるデータセット

に含まれる 2つのインスタンスを比較できます。このリンクを使って実行で

きる作業についての詳細は、「インスタンスの比較」（61ページ）を参照して

ください。

! 履歴の表示：特定のインスタンスの監査履歴を表示できます。インスタンス

の履歴を表示するには、監査オプションをクラスレベルと属性レベルの両方

で有効にしておく必要があります。このリンクを使って実行できる作業につ

いての詳細は、「インスタンス履歴の表示」（47ページ）を参照してください。

! 手動識別：整合ジョブのインスタンスを手動で識別できます。

! 管理： CMDBシステム管理者が、CI関係ビューアのフィルタの管理など、

CMDBコンソールの設定をおこないます。このリンクを使用できるのは、

「CMDBコンソール管理者」、「CMDB定義のビューア」、または「CMDB定義

の管理者」の役割を割り当てられたユーザーだけです。

ヘルプボタン

BMC Atrium CMDBのヘルプを表示するには、［ヘルプ］をクリックします。

CMDBホームタブについて ! 17

ログアウトボタンと閉じるボタン

CMDBコンソールにブラウザからアクセスしている場合は、［ログアウト］をク

リックし、BMC Atrium CMDBがインストールされている AR Systemサーバーから

ログアウトします。

CMDBコンソールに BMC Remedy Userを使用してアクセスしている場合は、［閉

じる］をクリックして［CMDBコンソール］ウィンドウを閉じます。

共通ボタンの使用

表 1-2に、CMDBコンソールの共通ボタンを示します。

メモ：一覧内のすべてのボタンが、すべてのコンソールウィンドウに表示される

わけではありません。

コンソールの共通作業の実行

CMDBコンソールには、すべてのコンソールウィンドウやリストで使用できる一

連の機能があります。ここでは、それらのコンソール共通機能を使った作業につい

て説明します。

! リスト内のデータの並べ替え（19ページ）

! リストのプリファレンスの設定（19ページ）

表 1-2： BMC Atrium CMDBの共通ボタン

ボタン名説明

クリアフィールドに指定した検索条件や、入力したデータをクリアします。

リフレッシュ画像、テーブル、ページを再読み込みします。このボタンを使用

して、ウィンドウを更新して最新の情報を表示します。

次へ次のデータ行セットをリストに表示します。

前へ前のデータ行セットをリストに表示します。

削除選択したオブジェクトを削除します。

表示選択したオブジェクトを詳細ウィンドウで開いて、その情報を表

示または編集できます。このボタンは、CMDBコンソールのほと

んどのウィンドウに表示されます。

保存選択したオブジェクトを保存します。

閉じる・ログアウト開いていたウィンドウを閉じます。



! リスト内のデータの参照（22ページ）

! レポートの作成（24ページ）

リスト内のデータの並べ替え

関係やインスタンス履歴などのデータを検索すると、検索結果がリストに表示され

ます。CIと関係の検索についての詳細は、「インスタンスの参照」（26ページ）を

参照してください。

各カラムの見出しに表示される矢印は、そのカラムの現在の並べ替え順を示してい

ます。リストの並べ替え基準には、どのカラムでも使用できます。

" リスト内のデータを並べ替えるには

! データの並べ替え基準にするカラムの見出しをクリックします。

並び替え基準としてすでに使用されているカラムをクリックすると、データが現在

の表示とは逆の順序で並び替えられます。他のカラムをクリックすると、そのカラ

ムを初めて使用するときは、データが昇順で並べ替えられます。たとえば、あるカ

ラムを基準にしてデータを昇順で並べ替えている場合に、同じカラムの見出しをク

リックすると、今度はデータが降順で並べ替えられます。

リストのプリファレンスの設定

リストのカラムは追加または削除できます。また、BMC Remedy Userでは、カラ

ムの表示順序も変更可能です。これらのプリファレンス設定は保存しておくことが

できます。

BMC Remedy Userを使用する場合

ここでは、BMC Remedy Userでリストのプリファレンスを設定する方法について

説明します。

" リストのプリファレンスを設定するには

1 プリファレンスを設定するリスト内の任意の位置を右クリックします。

リスト用のコンテキストメニューが表示されます。

コンソールの共通作業の実行 ! 19

図 1-6：リストのプリファレンス設定： BMC Remedy Userの場合

2 ［プリファレンス］を選択します。

各種のプリファレンス設定オプションが表示されます（図 1-6を参照）。

3 次のいずれかのオプションを選択します。

! カラムの追加：リストにカラムを追加します。このオプションを選択すると、

使用可能なカラムがドロップダウンリストに表示されます。その中から、リス

トに追加するカラムを選択します。

! カラムの削除：リストからカラムを削除します。このオプションを選択すると、


トから削除するカラムを選択します。

メモ：［カラムの追加］と［カラムの削除］は、追加または削除できるカラムがな

い場合は表示されません。

! カラムの順序：リスト内のカラムの表示順序を変更します。

! リセット：プリファレンスを元の設定に戻します。

! 保存：プリファレンスを保存します。プリファレンスを保存した後で以前の設

定に戻すには、プリファレンスを元どおりに変更してから保存し直す必要があ

ります。

［プリファレンス］

メニューを使用し

て、リストのプリ

ファレンスを設定

します。




ここでは、ブラウザでリストのプリファレンスを設定する方法について説明します。

" リストのプリファレンスを設定するには

1 リストの上部にある［プリファレンス］メニューをクリックします。

［プリファレンス］メニューが開き、各種のプリファレンス設定オプションが表示

されます（図 1-7（21ページ）を参照）。

2 次のいずれかのオプションを選択します。

! カラムの追加：リストにカラムを追加します。このオプションを選択すると、


トに追加するカラムを選択します。このオプションは、追加できるカラムがな


! カラムの削除：リストからカラムを削除します。このオプションを選択すると、


トから削除するカラムを選択します。

図 1-7：リストのプリファレンス設定：ブラウザの場合

メモ：［カラムの追加］と［カラムの削除］は、追加または削除できるカラムがな


ここでプリファレンスを設定します。


! リセット：プリファレンスを元の設定に戻します。

! 保存：プリファレンスを保存します。プリファレンスを保存した後でその直前

の設定に戻すことはできませんが、［リセット］をクリックして前に保存した設

定に戻すことは可能です。

リスト内のデータの参照

CMDBコンソールのリストには、一度に所定数の行しか表示されません。リスト

の参照コントロールを使用して、次または前の行セット（部分またはページとも呼

ぶ）を表示できます。

BMC Remedy Userを使用する場合

ここでは、BMC Remedy Userから CMDBコンソールにアクセスする場合に、リス

トのデータを参照する方法について説明します。

" リスト内のデータを参照するには

1 リスト内の任意の位置を右クリックします。

リストのコンテキストメニューが表示されます（図 1-8を参照）。

図 1-8：リスト内のデータの参照： BMC Remedy Userの場合

2 次の行セットをリストに表示するには、［次の部分］をクリックします。

次の行セットが表示されます。前の行セットを表示するには、［前の部分］をク

リックします。

［次の部分］を

クリックして、

次のデータセットを

リストに表示します。



メモ：［次の部分］および［前の部分］は、表示する行セットまたは行が次または

前のページにない場合は表示されません。


ここでは、ブラウザから CMDBコンソールにアクセスする場合に、リストのデー

タを参照する方法について説明します。

" リスト内のデータを参照するには

! 次の行セットを表示するには、リストの［次へ］ボタンをクリックします。

次の行セットが表示されます。前の行セットを表示するには、［前へ］ボタンをク

リックします。図 1-9に、リストに表示される［次へ］ボタンと［前へ］ボタンを

示します。

図 1-9：リスト内のデータの参照： Webの場合

ヒント：［ページ］ドロップダウンリストを使用してページ番号を選択または入力

し、［Enter］キーを押すと、指定したページを表示できます。

［ページ］ドロップダウンリスト

［前へ］ボタン［次へ］ボタン


レポートの作成

BMC Atrium CMDBでは、CIと関係に関するレポートを作成できます。レポート

を使用するには、ナビゲーションペインにある［インスタンスの参照］、［インスタ

ンスの比較］、［履歴の表示］などの各種リンクをクリックします。BMC Atrium

CMDBのレポートは、AR Systemのフォームに基づいて作成されます。


2章
BMC Atrium CMDBのデータの検索
ここでは、CIおよび関係のインスタンスの検索方法、検索条件の保存方法、検索条件の管理方法について説明します。


! インスタンスの参照（26ページ）

! 検索条件の操作（32ページ）

BMC Atrium CMDBのデータの検索 ! 25

インスタンスの参照

［CMDBホーム］タブの［インスタンスの参照］リンクをクリックして検索画面に

移動し、検索条件を指定して特定のインスタンスを検索できます。クイック検索と

詳細検索のオプションを使用して、CIと関係のインスタンスの両方を検索するこ

とができます。

メモ： CMDBコンソールでインスタンスを検索するには、「CMDBコンソールユー

ザー」または「CMDBコンソール管理者」のいずれかの役割と、「CMDB

定義の表示」または「CMDB定義の管理」のいずれかの役割が必要です。

クイック検索オプションの使用

クイック検索では、クラス名、クラスタイプ、ネームスペースなどの主な属性を指

定してインスタンスを検索します。［検索結果］リストに表示された検索結果の中

からインスタンスを選択して、その属性を表示または編集できます。

ヒント：保存済みの検索条件を使用してインスタンスを検索することもできます。

保存済みの検索条件を使用するには、［保存済み検索］ドロップダウンリ

ストから検索名を選択します。条件に一致する検索結果が、［検索結果］

リストに表示されます。

" クイック検索オプションを使用してインスタンスを参照するには

1 ［CMDBホーム］タブのナビゲーションペインで、［CMDBデータ］>［インスタン

スの参照］を選択します。

［インスタンスの参照］ウィンドウが表示されます（図 2-1（27ページ）を参照）。

2 ［クイック検索］ペインで、次の検索条件を指定します。

!［クラスタイプ］ドロップダウンリストからクラスタイプを選択します。

!［ネームスペース］ドロップダウンリストからネームスペースを選択します。

26 " 2章—BMC Atrium CMDBのデータの検索


図 2-1：［インスタンスの参照］ウィンドウ：検索前

!［クラス名］ドロップダウンリストからクラス名を選択します。

!［条件］ドロップダウンリストから属性を選択します。次に、演算子のドロップ

ダウンリストから、where句の演算子を選択します。最後に、値のドロップダウンリストから、値を選択します。

3 ［検索］をクリックします。

［検索結果］リストに検索結果が表示されます（図 2-2（28ページ）を参照）。

［クイック検索］ペインで

検索条件を指定します。

インスタンスの参照 ! 27

図 2-2：［インスタンスの参照］ウィンドウ：検索結果

4 特定のインスタンスの詳細情報を表示するには、そのインスタンスを［検索結果］

リストから選択し、［表示］をクリックします。

クラスフォームが開き、選択したインスタンスの属性の詳細が表示されます（図 2-3

（29ページ）を参照）。このクラスフォームで、インスタンスの属性を編集できます。

インスタンスの編集についての詳細は、「インスタンスの編集」（45ページ）を参照

してください。

インスタンスを選択して［表示］をクリックします。



図 2-3：［インスタンスの参照］ウィンドウ：インスタンスの表示

5 選択したインスタンスの関係を表示するには、ウィンドウの下部にある［関係の表

示］をクリックします。

［関係の管理］ウィンドウが表示されます。クラスフォームを使用した関係の表示

についての詳細は、「クラスフォームでの関連 CIの表示」（50ページ）を参照して

ください。

6 CMDBコンソール画面に戻るには、［関係の管理］ウィンドウとクラスフォーム

ウィンドウの両方で［閉じる］をクリックします。

［関係の表示］をクリックします。


詳細検索オプションの使用

クイック検索では、検索条件に 1つの属性しか指定できませんが、詳細検索では複

数の属性の値を検索できます。属性に関して指定した条件の 1つまたは複数、ある

いは全部に一致するインスタンスを検索できます。

" 詳細検索オプションを使用してインスタンスを参照するには



表示領域に［インスタンスの参照］ウィンドウが表示されます。

2 ［インスタンスの参照］ウィンドウの［クイック検索］ペインで、検索の初期条件を指定します。

［クイック検索］ペインのすべてのフィールドに値を入力するまで、［詳細検索］リン

クはクリックできません。［クイック検索］ペインの使用についての詳細は、「クイッ

ク検索オプションの使用」（26ページ）を参照してください。

3 ウィンドウの右上にある［詳細検索］リンクをクリックします。

［詳細検索］ウィンドウが表示されます（図 2-4を参照）。

図 2-4：［インスタンスの参照］ウィンドウ：詳細検索オプション

詳細検索バー

値の

ドロップ

ダウン

リスト

算術演算子の

ドロップダウン

リスト

論理演算子：

これらのラベ

ルは、［グロー

バルに適用］

で選択した

演算子に応じ

て変化します。

属性の

ドロップダウン

リスト



4 ［グローバルに適用］で、論理演算子を選択します。

! AND：指定した属性（［クイック検索］ペインで指定した属性を含む）の条件す

べてに一致するインスタンスだけが検索されます。

! OR：指定した属性の条件のいずれか 1つまたは複数に一致するインスタンスが

検索されます。

ここで選択した演算子に応じて、下にある属性行のラベルも同様に変化します。た

とえば、［グローバルに適用］で［OR］論理演算子を選択すると、その下にあるラ

ベルも［OR］に変化します。

5 ［グローバルに適用］の下にある属性のドロップダウンリストから、属性を選択します。

6 算術演算子のドロップダウンリスト（図 2-4を参照 )から、算術演算子を選択します。

7 属性の値を選択します。目的の値がドロップダウンリストに含まれていない場合

は、［（手動）］を選択し、隣のフィールドに値を入力します。

検索する属性ごとに、手順 4～ 6を繰り返します。ウィンドウに用意されている行

数では、必要な検索条件を指定しきれない場合は、ウィンドウの下部にある詳細検

索バー（図 2-4（30ページ）を参照）を使用します。

8 ［検索］をクリックします。

［詳細検索］ウィンドウが閉じて、［インスタンスの参照］ウィンドウの［検索結果］

リストに検索結果が表示されます。「クイック検索オプションの使用」（26ページ）

の手順 4と手順 5で説明したように、任意のインスタンスを選択して、詳細情報の

表示や関係の管理をおこなうことができます。


検索条件の操作

CMDBコンソールでは、検索条件の保存、既存の検索条件の変更、検索条件のコ

ピーや削除をおこなうことができます。ここでは、検索条件に関するこれらのト

ピックについて説明します。

検索条件の保存

［ユーザー定義検索の保存］リンクをクリックすると、頻繁に使用する検索条件の

保存画面に移動します。保存した検索条件は、［クイック検索］ウィンドウでの検

索時に使用できます。BMC Atrium CMDBに保存される検索条件には、次の 2つの

タイプがあります。

! 一般：「CMDBコンソール管理者」の役割を割り当てられたユーザーだけが作成ま

たは変更できます。一般タイプの検索条件はすべてのユーザーが使用できます。

! プライベート： BMC Atrium CMDBのユーザー全員が作成できます。プライベー

トタイプの検索条件は、自分が作成したものしか使用できません。

" 検索条件を保存するには

1 「クイック検索オプションの使用」（26ページ）の説明に従って、インスタンスを

検索します。

検索結果がリストに表示されます。

2 ［ユーザー定義検索の保存］をクリックします。

［ユーザー定義検索の保存］ウィンドウが表示されます（図 2-5を参照）。



図 2-5：［インスタンスの参照］ウィンドウ：ユーザー定義検索の保存オプション

3 ［ユーザー定義検索の保存］ウィンドウで、次の情報を指定します。

!［検索条件名］フィールドで、検索条件の名前を指定します。

ここで指定した名前を使って、保存した検索条件を後から呼び出すことができ

ます。

!［説明］フィールドに、検索条件の説明を入力します（オプション）。

! 必要に応じて、検索条件を変更します。

4 ［保存］をクリックします。

新しい検索条件が保存され、［ユーザー定義検索の保存］ウィンドウが閉じます。

検索条件の操作 ! 33

保存済み検索の管理

［保存済み検索の管理］リンクをクリックすると、既存の検索条件の変更画面に移

動します。［検索名］、［説明］、［ステータス］の各フィールドの値と、検索条件そ

のものを変更できます。

" 保存済みの検索条件を変更するには



［インスタンスの参照］ウィンドウが表示されます。

2 ウィンドウの上部にある［保存済み検索の管理］リンクをクリックします。

［保存済み検索の管理］ウィンドウが表示されます。

3 ［検索名］ドロップダウンリストから、保存済みの検索条件を選択します。

メモ：一般タイプの検索条件と、自分が作成したプライベートタイプの検索条件だ

けが表示されます。他のユーザーが作成したプライベートタイプの検索条

件は表示されません。

4 保存済みの検索条件を変更するには、必要に応じて、次の情報を変更します。

!［検索名］フィールドで、検索条件の新しい名前を指定します。

!［ステータス］ドロップダウンリストから、現在とは異なるステータスを選択し

ます。ステータスが［インアクティブ］に設定された検索条件は、［クイック検

索］ウィンドウのドロップダウンリストに表示されません。

!［属性］タブで、検索条件を変更または追加します。検索条件の追加についての

詳細は、「クイック検索オプションの使用」（26ページ）を参照してください。


変更後の検索条件が保存されます。

6 ［閉じる］をクリックして［保存済み検索の管理］ウィンドウを閉じます。



保存済みの検索条件のコピー

保存済みの既存の検索条件をコピーして名前を変更し、その中に含まれる使用頻度

の高い検索値を再利用できます。この方法で、新しい検索条件を簡単に作成して保

存できます。

" 既存の検索条件をコピーするには



［インスタンスの参照］ウィンドウが表示されます。

2 ［保存済み検索］ドロップダウンリストから、コピーする検索条件を選択します。

各フィールドに検索値が表示されます。

3 ［ユーザー定義検索の保存］をクリックします。

［インスタンスの参照］ウィンドウが開き、ユーザー定義の検索条件の保存オプ

ションが表示されます（図 2-5（33ページ）を参照）。

4 次の情報を指定します。

!［検索名］フィールドで、検索条件の名前を指定します。

ここで指定した名前を使って、保存した検索条件を後から呼び出すことができ

ます。

!［説明］フィールドに、検索条件の説明を入力します。


コピーした検索条件が保存されます。コピーした検索条件を変更するには、［保存

済み検索の管理］をクリックします。［保存済み検索の管理］リンクの操作につい

ての詳細は、「保存済み検索の管理」（34ページ）を参照してください。

検索条件の操作 ! 35

保存済みの検索条件の削除

保存済みの検索条件を削除するには、［保存済み検索の管理］ウィンドウの［削除］

ボタンを使用します。

メモ：プライベートタイプの検索条件は、作成者だけが削除できます。一般タイプ

の検索条件や、他のユーザーが作成したプライベートタイプの検索条件を

削除するには、「CMDB全データ変更」の役割が必要です。

" 保存済みの検索条件を削除するには



表示領域に［インスタンスの参照］ウィンドウが表示されます。

2 ［保存済み検索の管理］リンクをクリックします。

［保存済み検索の管理］ウィンドウが表示されます。

3 ［検索名］ドロップダウンリストから、保存済みの検索条件を選択します。

4 ［削除］をクリックします。

選択した検索条件が BMC Atrium CMDBから削除されます。

5 ［閉じる］をクリックしてウィンドウを閉じます。


3章
インスタンスの処理
ここでは、CIおよび関係のインスタンスの作成方法と、インスタンスの履歴、関連CI、連携データの表示方法について説明します。


! CIインスタンスの作成（38ページ）

! 関係インスタンスの作成（41ページ）

! インスタンスの編集（45ページ）

! インスタンス履歴の表示（47ページ）

! 関連 CIの表示（49ページ）

! インスタンスの比較（61ページ）

! インスタンスの識別（64ページ）

! 関係の削除（64ページ）

インスタンスの処理 ! 37

CIインスタンスの作成

インスタンスを作成するには、インスタンス化するクラスの名前と、そのインスタ

ンスが属するネームスペースがわかっている必要があります。BMC Atrium CMDB

の Common Data Modelに用意されているクラス（BMC_ComputerSystemなど）

は、BMC.COREネームスペースに属しています。統合されているその他の BMC

ソフトウェア製品で提供されているクラスは、ユーザーが作成するクラスと同様

に、他のネームスペースに属します。

インスタンス化するクラスのネームスペースがわからない場合は、BMC Atrium

CMDB管理者に問い合わせてください。

メモ： BMC Atrium CMDBでクラスのインスタンスを作成するには、「CMDBデー

タ変更」または「CMDB全データ変更」の役割が必要です。「CMDBデー

タ表示」または「CMDB全データ表示」の役割を持つユーザーは、すべて

の必須属性にデフォルト値が指定されているクラスか、［すべてのユーザー

に登録を許可する］オプションが有効になっているクラスのインスタンス

しか作成できません。

" CIインスタンスを作成するには

1 CMDBコンソールにログインします。

CMDBコンソールが表示されます。CMDBコンソールへのログイン方法について

の詳細は、「CMDBコンソールへのアクセス」（12ページ）を参照してください。


スの作成］を選択します。

［クラスの選択］ウィンドウが表示されます（図 3-1（39ページ）を参照）。

38 " 3章—インスタンスの処理


図 3-1：［クラスの選択］：初期画面


!［クラスタイプ］ドロップダウンリストから、［CI］を選択します。

!［ネームスペース］ドロップダウンリストから、インスタンス化するクラスが属

するネームスペース（BMC.COREなど）を選択します。

!［クラス名］ドロップダウンリストから、インスタンス化するクラス

（BMC_ComputerSystemなど）を選択します。

4 ［インスタンスの作成］をクリックします。

選択したクラスのフォームが新規モードで表示されます。たとえば、

BMC_ComputerSystemクラスのインスタンスを作成する場合は、［BMC.CORE:BMC_ComputerSystem］フォームが新規モードで表示されます。 BMC

Atrium CMDBのクラスフォームには、図 3-2（40ページ）に示すように、< ネームスペース >:< クラス名 >という形式の名前が付いています。

CIインスタンスの作成 ! 39

図 3-2：［BMC_ComputerSystem］ウィンドウ：新規作成モード

5 次の必須属性を指定します。

! 名前：新しいインスタンスの名前を指定します。

! データセットID：新しいインスタンスが属するデータセットのIDを指定します。

この属性には、自動的に値 0（ゼロ）が設定されます。通常は、他の値に変更してください。適切なデータセット IDについては、CMDB管理者に問い合わ

せください。

! CMDB行レベルセキュリティ：このインスタンスの表示権限を持つグループと

役割を選択します。

! CMDB書き込みセキュリティ：このインスタンスの変更権限または削除権限を

持つグループと役割を選択します。

クラスフォームの命名規則



6 ［一般］タブと［仕様］タブで、インスタンスのその他の属性値を指定します（オプション）。

クラスの属性についての詳細は、『Common Data Model Help』を参照してくださ

い。このマニュアルは、BMC Atrium CMDBのインストール先の sdk\doc\CDMサブディレクトリに保存されています。


新しいインスタンスが BMC Atrium CMDBに保存されます。

8 ［閉じる］をクリックします。

関係インスタンスの作成

BMC Atrium CMDBでは、CI間の関係は多くの場合、BMC Foundation Discovery

や BMC Topology Discoveryなどのディスカバリアプリケーションを使用して一括

で作成されます。しかし、CMDBコンソールを使って BMC Atrium CMDBに作成

された 2つの CIを関連付けるなどの特別なケースでは、CMDBコンソールで CI

間の関係を作成できます。

メモ： BMC Atrium CMDBでクラスのインスタンスを作成するには、「CMDBデー

タ変更」または「CMDB全データ変更」の役割が必要です。「CMDBデー

タ表示」または「CMDB全データ表示」の役割を持つユーザーは、すべて

の必須属性にデフォルト値が指定されているクラスか、［すべてのユーザー

に登録を許可する］オプションが有効になっているクラスのインスタンス

しか作成できません。

2つのインスタンスを関連付ける前に、次の事項を決定してください。

! 2つの CIを関連付けるために使用する関係クラス。使用できるクラスは、各 CIの

クラスによって異なります。

! 2つの CIをそれぞれ関係のソースメンバーと宛先メンバーのどちらにするか。

関係クラスによって関連付けることのできる CIクラスや、関係のソースメンバー

と宛先メンバーについての詳細は、『Common Data Model Diagram』を参照してく

ださい。このマニュアルは、BMC Atrium CMDBインストール先の sdk\docサブディレクトリにある保存されています。

関係インスタンスの作成 ! 41

ヒント：関係は、クラスフォームの［関係の管理］ウィンドウでも作成できます。

このウィンドウの操作手順については、「クラスフォームでの関連 CIの

表示」（50ページ）を参照してください。

" 関係インスタンスを作成するには

1 CMDBコンソールにログインします。

CMDBコンソールが表示されます。CMDBコンソールへのログイン方法について

の詳細は、「CMDBコンソールへのアクセス」（12ページ）を参照してください。


スの作成］を選択します。

［クラスの選択］ウィンドウが表示されます（図 3-3を参照）。

図 3-3：［クラスの選択］：初期画面


!［クラスタイプ］ドロップダウンリストから、［関係］を選択します。

!［ネームスペース］ドロップダウンリストから、インスタンス化するクラスが属

するネームスペース（BMC.COREなど）を選択します。

!［クラス名］ドロップダウンリストから、インスタンス化するクラス

（BMC_Componentなど）を選択します。



4 ［インスタンスの作成］をクリックします。

選択したクラスのフォームが新規モードで表示されます。たとえば、

BMC.CORE:BMC_Componentクラスのインスタンスを作成する場合は、［BMC.CORE:BMC_Component］フォームが新規モードで表示されます

（図 3-2（40ページ）を参照）。

図 3-4：［BMC_Component］ウィンドウ：新規モード

5 次の必須属性を指定します。

! 名前：新しい関係インスタンスの名前を指定します。

! データセットID：新しいインスタンスが属するデータセットのIDを指定します。

この属性には、自動的に値 0（ゼロ）が設定されます。通常は、他の値に変更

してください。適切なデータセット IDについては、CMDB管理者に問い合わ

せください。

関係インスタンスの作成 ! 43

! CMDB行レベルセキュリティ：このインスタンスの表示権限を持つグループと

役割を選択します。

! CMDB書き込みセキュリティ：このインスタンスの変更権限または削除権限を

持つグループと役割を選択します。

6 次の手順に従って、ソースインスタンスを指定します。

a［関係］タブの［ソースの選択］をクリックします。［インスタンスの選択］ウィンドウが表示されます。

b 主要フィールドに値を指定して、インスタンスを検索して選択します。

インスタンスの検索についての詳細は、「インスタンスの参照」（26ページ）を


c ［OK］をクリックします。

［インスタンスの選択］ウィンドウが閉じて、選択したソースインスタンスが

［関係］タブに表示されます。

7 次の手順に従って、宛先インスタンスを指定します。

a［関係］タブで、［宛先の選択］をクリックします。［インスタンスの選択］ウィンドウが表示されます。

b 主要フィールドに値を指定して、インスタンスを検索して選択します。

インスタンスの検索についての詳細は、「インスタンスの参照」（26ページ）を


c ［OK］をクリックします。

［インスタンスの選択］ウィンドウが閉じて、選択した宛先インスタンスが［関

係］タブに表示されます。

8 ［一般］タブと［仕様］タブで、インスタンスのその他の詳細情報を指定します（オプション）。

クラスの属性についての詳細は、『Common Data Model Help』を参照してくださ

い。このマニュアルは、BMC Atrium CMDBのインストール先の sdk\doc\CDMサブディレクトリに保存されています。


指定した 2つの CI間の関係が作成されます。

10 ［閉じる］をクリックします。



インスタンスの編集

［CMDBホーム］タブの［インスタンスの参照］リンクをクリックすると、インス

タンスの編集画面に移動します。

メモ：インスタンスを編集するには、次のいずれかの組み合わせの役割と権限が必

要です。1）「CMDB全データ変更」の役割、2）「CMDBデータ変更」の役

割と編集対象インスタンスの行レベルセキュリティ、3）「CMDB全データ

表示」の役割と編集対象インスタンスの書き込みセキュリティ、4）「CMDB

データ表示」の役割と編集対象インスタンスの行レベルセキュリティと書き

込みセキュリティ。

" インスタンスを編集するには


検索します。

条件に一致する検索結果が、［検索結果］リストに表示されます。

2 ［検索結果］リストでインスタンスを選択し、［表示］をクリックします。

クラスフォームウィンドウが変更モードで開き、選択したインスタンスの属性情報

が表示されます。図 3-5（46ページ）に、BMC_Applicationのクラスフォームウィンドウを示します。

インスタンスの編集 ! 45

図 3-5：［BMC_Application］ウィンドウ：変更モード

3 必要に応じてフィールドの値を編集します。


変更後のインスタンスが保存されます。

［保存］をクリックします。



インスタンス履歴の表示

インスタンスの監査履歴を表示すると、そのインスタンスに対するそれまでの変更

内容を確認できます。監査には、コピーとログの 2種類があり、監査対象のインス

タンスについてそれぞれ異なる情報を記録します。

重要：履歴を表示できる対象は、監査が有効になっていて、1つ以上の属性で

［監査オプション］に［なし］以外が指定されているクラスに限られます。

" インスタンス履歴を表示するには

1 ［CMDBホーム］タブのナビゲーションペインで、［CMDBデータ］>［履歴の表

示］を選択します。


検索します。


3 ［検索結果］リストでインスタンスを選択し、［次へ］をクリックします。

クラスマネージャで、クラスの監査タイプを［ログ］に設定すると、選択した属性

のログ情報の一覧が［インスタンス履歴の表示］ウィンドウに表示されます（図 3-6

（48ページ）を参照）。

インスタンス履歴の表示 ! 47

図 3-6：［履歴の表示］ウィンドウ：監査履歴リスト

4 履歴のリストから監査履歴エントリを選択します。

5 ［表示］をクリックして、選択した履歴エントリの詳細情報を表示します。

履歴エントリには、対応するインスタンスの特定の属性値と、監査情報が記録され

ています。クラスの有効な監査タイプに応じて、このエントリの情報は、クラス

フォームとログフォーム（どちらも監査関連フィールドのみを含む）のどちらかに

表示されます。図 3-7（49ページ）に、ログフォームに表示されたエントリを示し

ます。



図 3-7： BMC_ComputerSystemの監査エントリを表示するログフォーム

関連 CIの表示

BMC Atrium CMDBでは、次の 2つのオプションを使用して CIとその関係を表示

できます。

! クラスフォーム：関係に関する属性の詳細情報をクラスフォームに表示します。

! CI関係ビューア：インスタンスの関係を図で表示します。この関係図の中心と

する CIを切り替えていくと、業務環境内の CIの関係をあらゆるレベルから確

認できます。

以降では、これらのオプションを使った操作手順について説明します。

関連 CIの表示 ! 49

メモ：関連 CIを表示するには、次のいずれかの役割が必要です。1）「CMDB全

データ変更」の役割、2）「CMDBデータ変更」の役割と表示対象インスタン

スの行レベルセキュリティ、3）「CMDB全データ表示」の役割、4）「CMDB

データ表示」の役割と表示対象インスタンスの行レベルセキュリティ。

クラスフォームでの関連 CIの表示ここでは、CIとその関係をクラスフォームで表示する手順について説明します。

" クラスフォームで CIの関係を表示するには


検索します。


2 ［検索結果］リストでインスタンスを選択し、［表示］をクリックします。

クラスフォームウィンドウが開き、選択した CIインスタンスの属性が表示されます。



図 3-8：［BMC_ComputerSystem］ウィンドウ：変更モード

3 ［関係の表示］をクリックします。

［関係の管理］ウィンドウが表示されます（図 3-9（52ページ）を参照）。選択した

インスタンスに割り当てられている関係が、［現在の関係］リストに表示されます。

［関係の表示］

をクリックします。


図 3-9：［関係の管理］ウィンドウ

4 ［現在の関係］リストで関係インスタンスを選択し、［関係の表示］をクリックします。

選択した関係インスタンスがクラスフォームに表示されます。

5 選択した関係インスタンスの関連 CIを表示するには、［関連 CIの表示］をクリック

します。

関係インスタンスの関連 CIがクラスフォームに表示されます。

6 現在の CIに対する関係を作成するには、次の手順に従います。

a［ネームスペース］ドロップダウンリストから、使用する関係クラスが属するネームスペース（BMC.COREなど）を選択します。

b［関係クラス］ドロップダウンリストから、インスタンス化するクラス（BMC_Componentなど）を選択します。

c ［作成］をクリックします。新しい関係用のクラスフォームが表示されます。

d 必須属性を指定し、［保存］をクリックします。

必須属性の指定についての詳細は、「関係インスタンスの作成」（41ページ）を




メモ：新しい関係は、現在の CIをソースメンバーとして作成されます。現在の

CIを宛先メンバーとして関係を作成する場合は、ソースメンバーにする CI

の［関係の管理］ウィンドウか、［CMDBホーム］タブの［インスタンスの

作成］リンクを使用して、関係を作成する必要があります。



CI関係ビューアでの関連 CIの表示CI関係ビューアは独立したコンポーネントで、CIとその関係を表示するように設

定できます。CI関係ビューアは、CMDBコンソールのコンポーネントですが、他

のアプリケーションにも統合可能です。

ここでは、CI関係ビューアで関係を表示する手順について説明します。

" CI関係ビューアで CIの関係を表示するには


検索します。


2 ［検索結果］リストでインスタンスを選択し、［CI関係ビューア］をクリックします。

［CI関係ビューア］ウィンドウが表示されます（図 3-10（54ページ）を参照）。


図 3-10： BMC Atrium CMDBの［CI関係ビューア］ウィンドウ

3 ［フィルタ］ドロップダウンリストから、CI関係ビューアに表示するデータを絞り

込むためのフィルタを選択します。

フィルタには、CI関係ビューアに表示する関係情報の条件が指定されています。

BMC Atrium CMDBには、［すべて］と［コンポーネントと依存関係］という 2つ

のデフォルトのフィルタが付属しています。必要に応じて、独自のフィルタを作成

できます。

4 ［リフレッシュ］をクリックして、選択したフィルタを適用します。

選択した条件が図に反映されます。右側のペインの［凡例］に、関係のタイプを表

す線の色が示されます。



5 ［CI関係ビューア］ウィンドウで、次の操作をおこないます。

! インスタンスの属性の詳細情報を表示するには、インスタンスを選択して右ク

リックし、コンテキストメニューから［表示］を選択します。

属性の詳細がクラスフォームに表示されます。

! インスタンスの関係の詳細情報を表示するには、インスタンス同士をつないで

いる矢印を右クリックし、コンテキストメニューから［表示］を選択します。

関係の詳細がクラスフォームに表示されます。

図 3-11：［CI関係ビューア］ウィンドウ：関係の詳細を表示するメニュー


関係のフィルタ条件の変更

フィルタ条件を一時的に変更するには、［フィルタオプションの変更］チェック

ボックスを使用します。この場合、ビューアウィンドウを閉じると、フィルタの変

更は解除されます。

フィルタを一時的にではなく完全に変更するには、CMDBコンソールの［フィル

タの管理］リンクを使用します。

重要：CMDBコンソールの［フィルタの管理］リンクを使用するには、「CMDB

コンソール管理者」と「CMDBデータ変更」の権限が必要です。

" フィルタ条件を変更するには


検索します。


2 結果リストでインスタンスを選択し、［CI関係ビューア］をクリックします。

［CI関係ビューア］ウィンドウが表示されます（図 3-12（57ページ）を参照）。

3 ［フィルタオプションの変更］チェックボックスをオンにします。

フィルタオプションのフィールドが変更できる状態になります。



図 3-12： CI関係ビューア：フィルタオプションの変更

4 必要に応じて、次のいずれかのフィールドを変更します。

! ネームスペース：表示する CIおよび関係のクラスが属しているネームスペース

を選択します。すべてのネームスペースのクラスを表示する場合は、空白にし

ておきます。

! CIクラス：表示する CIのクラス（複数可）を選択します。すべてのクラスの CI

を表示する場合は、空白にしておきます。

! 関係クラス：表示する関係のクラス（複数可）を選択します。すべてのクラス

の関係を表示する場合は、空白にしておきます。選択したクラスのサブクラス

も表示されます。

! レベル数：ルート CIを起点として、表示する関係レベルの数を選択します。

! 関係の方向：ルート CIがソースメンバーである関係を表示する場合は［下層］、

ルート CIが宛先メンバーである関係を表示する場合は［上層］、両方向の関係

を表示する場合は［両方］を選択します。

5 ［Refresh］をクリックします。

CIの関係図に変更が反映されます。


ルート CIの変更

［Set as Root］オプションを使用すると、関係図の中心に配置する CIを変更できま

す。この機能を使用して、ある関連 CIから別の関連 CIへと図上をたどり、各 CI

を中心とした関係を確認できます。たとえば、ルート CIがモニターである場合、

関連付けられているコンピュータシステムを次のルートとして設定して、そのシス

テムを中心とした関係を確認し、さらに、関連アプリケーションをルートに設定し

て、そのアプリケーションの関係を表示することが可能です。

" ルート CIを変更するには

1 ［CI関係ビューア］ウィンドウで、ルートとして設定する CIを右クリックします。

コンテキストメニューが表示されます。

図 3-13： CI関係ビューア：［Set as Root］メニュー

2 ［Set as Root］を選択します。

選択した CIの関係が、［CI関係ビューア］ウィンドウに表示されます。



連携データの起動

連携データとは、BMC Atrium CMDBの外部に保存されている CI情報で、対応す

る CIに関連付けられているものを指します。連携データを BMC Atrium CMDBか

ら起動するには、［CI関係ビューア］ウィンドウを使用します。

連携データへのリンクが CI関係ビューアに表示されるのは、管理者が連携マネー

ジャでそれらのリンクを設定済みの場合に限られます。

連携インターフェイスは、BMC Atrium CMDBに格納されているオブジェクトで、

特定の種類の連携データにアクセスするために必要な情報を含んでいます。連携イ

ンターフェイスは、次のいずれかのアクセス方法でデータを起動するように設定で

きます。

! URL： Webページの URL。

! AR： AR Systemのフォームに対するクエリー。

! Run Process：アプリケーション実行可能ファイル（Notepad.exeなど）の起動。

メモ：連携データのアクセス方法が［Run Process］の場合、このデータをブラウ

ザから起動することはできません。

" 連携データを CI関係ビューアから起動するには


検索します。


2 ［検索結果］リストで、起動する連携データが関連付けられているインスタンスをクリックして選択します。

3 ［CI関係ビューア］をクリックします。

［CI関係ビューア］ウィンドウが開き、選択したインスタンスの関係図が表示され

ます。図 3-14（60ページ）に、［CI関係ビューア］ウィンドウを示します。


図 3-14： CI関係ビューア：［Launch in Context］メニュー

e

4 関係図でインスタンスを右クリックし、［Launch in Context］を選択します。

［Launch in Context］メニューに、選択した CIに関連付けられている連携インター

フェイスが表示されます（図 3-14を参照）。［BMC Atrium CMDB］>［CI

Relationship Viewer］メニューは、BMC Atrium CMDBにデフォルトで組み込まれ

ている連携インターフェイスです。このインターフェイスは、CI関係ビューアを

ブラウザで起動します。

5 ［起動］メニューから、連携インターフェイスを選択します。

連携インターフェイスに指定されているアクセス方法に従って、連携データが起動

します。



インスタンスの比較

BMC Atrium CMDBには、実在する同じ CIを表すインスタンスが複数存在する可

能性が常にあります。通常、これらのインスタンスは、異なるデータベースに保存

されています。

BMC Atrium CMDBでは、1つのデータセット、または 2つの異なるデータセット

に含まれるインスタンスを比較できます。2つのインスタンスの違いがリストにま

とめて表示されます。

" インスタンスを比較するには


スの比較］を選択します。


検索します。


3 ［検索結果］リストで、［Ctrl］キーを押しながら、比較する 2つのインスタンスを

選択します。

4 ［次へ］をクリックします。

［インスタンスの比較］ウィンドウに［手順 3］と［手順 4］が表示されます。

5 ［比較］をクリックします。

検索結果リストに比較結果が表示されます（図 3-15（62ページ）を参照）。

インスタンスの比較 ! 61

図 3-15：［CIの比較］ウィンドウ：結果リスト

6 2つのインスタンスの各属性の違いをまとめたレポートを作成するには、［レポー

ト］をクリックします。

［CIブラウザ］ウィンドウが開き、各属性の比較が AR Systemフォームのエントリ

として表示されます。図 3-16（63ページ）に、［CIブラウザ］ウィンドウを示し

ます。



結果ペイン（画面領域）

図 3-16：［CIブラウザ］ウィンドウ

7 ［CIブラウザ］ウィンドウの結果ペインで、比較結果の詳細を表示する属性をク

リックします。

詳細ペインに、2つのインスタンスの該当属性の比較内容が表示されます。

8 これらのインスタンスに関するレポートを作成するには、［Ctrl］キーを押しなが

ら、結果ペインで対象の属性を選択していきます。

9 ［レポート］をクリックします。

詳細ペイン（画面領域）

インスタンスの比較 ! 63

インスタンスの識別

整合ジョブで自動的に識別されなかったインスタンスを手動で識別できます。手動

で識別するには、CMDBコンソールの CMDBデータセクションの下にある［手動

識別］リンクを使用します。

メモ：CMDBコンソールの［手動識別］リンクを使用するには、「CMDB RE手動

識別」権限が必要です。

関係の削除

［関係の管理］ウィンドウの［関係の削除］ボタンを使用して、指定した CIイン

スタンスの関係を削除できます。

" 関係を削除するには

1 26ページの「クイック検索オプションの使用」の説明に従って、インスタンスを検

索します。

図 3-17：［関係の管理］ウィンドウ：［関係の削除］ボタン

［関係の削除］を

クリックします。



2 ［現在の関係］リストで、削除するインスタンスを選択し、［関係の削除］をクリックします。

選択したインスタンスが削除されます。

3 ［リフレッシュ］をクリックして、［現在の関係］リストを更新します。

削除した関係インスタンスがリストに表示されなくなります。



関係の削除 ! 65

用語集

CDMCommon Data Model（CDM）を参照してください。

CI構成アイテム（CI）を参照してください。

CIMCommon Information Model（CIM）を参照してください。

CI クラス構成アイテム（CI）のタイプ（コンピュータシステムやソフトウェアアプリケーションなど）を定義するためのクラス。

CI関係ビューアCI間の関係をグラフィックで表示するBMC Atrium CMDBのコンポーネント。AR Systemベースの別のアプリケーションに組み込むこともできます。

CI関係ビューアのイベント設定を変更するために、AR SystemのワークフローからCI関係ビューアに送るメッセージ。CI関係ビューアからAR Systemにイベントを送信することもあります。

CMDBConfiguration Management Database（CMDB）を参照してください。

CMDB REユーザーアプリケーションの役割。この役割を持つメンバーは、整合定義を表示したり、ジョブを開始、キャンセルできます。

CMDB RE手動識別アプリケーションの役割。この役割を持つメンバーは、インスタンスを手動で識別できます。

CMDB RE定義の管理アプリケーションの役割。この役割を持つメンバーは、整合定義を表示、作成、変更、削除したり、ジョブを開始、キャンセルできます。

CMDBの拡張データBMC Atrium CMDBにリンクしている関連データ。

CMDB コンソールBMC Atrium CMDBのメインユーザーインターフェイス。WebクライアントまたはBMC Remedy Userクライアントからアクセスします。

CMDB コンソールユーザーアプリケーションの役割。この役割を持つメンバーは、CMDBコンソールで検索したり、連携の定義を表示できます。

CMDB コンソール管理者アプリケーションの役割。この役割を持つメンバーは、CMDBコンソールで検索したり、連携の定義を表示、作成、変更できるほか、管理タスクを実行することもできます。

用語集!67

CMDBデータ表示アプリケーションの役割。この役割を持つメンバーは、行レベルセキュリティの権限があればインスタンスを表示できます。

CMDBデータ変更アプリケーションの役割。この役割を持つメンバーは、行レベルセキュリティの権限があればインスタンスを表示、作成、変更できます。

CMDB全データ変更アプリケーションの役割。この役割を持つメンバーは、行レベルセキュリティの権限がなくてもインスタンスを表示、作成、変更できます。

CMDB定義のビューアアプリケーションの役割。この役割を持つメンバーは、クラスの定義を表示できます。

CMDB定義の管理者アプリケーションの役割。この役割を持つメンバーは、クラスを表示、作成、変更、削除できます。

CTIカテゴリ、タイプ、アイテム（CTI）を参照してください。

Common Data Model （CDM）CIや関係のタイプを表すための、BMC Atrium CMDBの一連のクラス。オブジェクト指向の階層構造になっています。CDMは、Common Information Model（CIM）やMicrosoft社のWindows Management Instrumentation（WMI）などの業界標準に基づいています。

Common Information Model （CIM）システム間で管理データを円滑に交換できるようにするために、Distributed Management Task Force（DMTF）が開発した管理データの定義。

Configuration Management Database （CMDB）IT構成に関する情報を保存するデータベース。CIと関係はいずれもCMDBに保存します。

DMTFDistributed Management Task Force（DMTF）を参照してください。

DSLDefinitive Software Library（DSL）を参照してください。

Definitive Software Library （DSL）承認済みのソフトウェア構成が格納されているリポジトリ。インストールされているソフトウェアのインスタンスは、DSLと照合し、ライセンスとポリシーに準拠しているかどうかが確認されます。

Distributed Management Task Force （DMTF）管理データの円滑な交換を目的とした新しい業界標準や相互運用性の導入・普及をおこなう組織。

Enterprise Integration EngineBMC Remedy Enterprise Integration Engine製品。サードパーティのデータソースと、AR SystemやBMC Atrium CMDBの間で大量のデータを転送する際に使用します。

GUIDAR Systemサーバーで自動的に生成されるグローバルな固有識別子。インスタンス IDや整合 IDが必要な場合や、手動で操作せずに固有な値が必要な場合に使用します。

ID整合 IDを参照してください。

ITILInformation Technology Infrastructure Libraryの略。英国政府が開発し、国際的に認められている、ITサービス管理のベストプラクティスをまとめたもの。

WMIWindows Management Instrumentation（WMI）を参照してください。

Windows Management Instrumentation（WMI）管理データへのアクセスについての業界標準となっている、Web-Based Enterprise Management（WBEM）に準拠したMicrosoft社のアプリケーション。

68 "用語集


cmdbdriverコマンドラインでBMC Atrium CMDBのC言語のAPI関数を実行するユーティリティ。ここで各種のパラメータを指定します。

アカウント

BMC Atrium CMDBにデータが表示されるエンティティまたは担当者。特定の権限を与えることができます。BMC Atrium CMDBでは、インスタンス権限をアカウントごとに指定することでマルチテナンシーに対応しています。

アクティビティ

個々の整合タスク。これらをグループにまとめ、実行順序を定義して、突合わせ整合（リコンサイル）ジョブを作成します。アクティビティは単独では実行せず、必ずジョブの一部として実行されます。比較処理、データセットのコピー処理、データセットの削除処理、ジョブの実行処理、識別処理、マージ処理、データセットの消去処理、データセットの名前変更処理も参照してください。

イベント

指定したクラスのインスタンスに対する特定のタイプの変更。イベントを公開すると、そのイベントのインスタンスはすべて［CMDB:Events］フォームに書き込まれます。このフォームをポーリングしておくと、イベントのインスタンスが発生するたびに通知を受け取ることができます。CI関係ビューアのイベントも参照してください。

インシデント

通常のサービス業務には含まれていない、サービスの中断や品質の低下の原因となるイベントのこと（ITILの定義より）。

インスタンス

特定のクラスを具体化したもの。BMC Atrium CMDBではレコードとして表します。CIや関係はいずれも、それぞれのクラスのインスタンスです。

インスタンス IDインスタンスを個別に識別するために、BMC Atrium CMDBで割り当てられるGUID。

インスタンス権限

特定のインスタンスを表示または変更する権限。それぞれ、「行レベルセキュリティ」および「書き込みセキュリティ」といいます。

オーバーレイデータセット

承認待ちの変更を加えるためのレイヤーとなるデータセット。このデータセットにAPIクエリーを実行すると、変更されたインスタンスと、基盤の標準データセットの変更前のインスタンスがシームレスに返されます。

カーディナリティ

関係クラスの両者に含めることができるメンバーの数。一対一、一対多、多対一、多対多のいずれかを設定できます。

カテゴリ、タイプ、アイテム（CTI）これまでのBMC Remedy Asset Managementでのアセットの分類法。いずれもBMC_BaseElementクラスの属性なので、BMC Atrium CMDBでも使用できます。

カテゴリクラス

AR Systemには独自のフォームがなく、スーパークラスのフォームにインスタンスデータを保存するクラス。これを使うと、データベースをジョインする必要がありません。

クラス

BMC Atrium CMDBのメタデータ。オブジェクトのタイプ（通常は構成アイテム（CI）または関係）を定義します。いずれのタイプも、標準クラス、カテゴリクラス、抽象クラス、またはデータ複製としてデータを保存できます。最下層クラスや単一インスタンスクラスのオプションを適用することもできます。

クラスマネージャ

BMC Atrium CMDBのコンポーネント。ここで、データモデルを構成するクラスや属性を表示、作成、変更、削除できます。また、各クラスのサブクラスを一覧表示することもできます。

クラス権限

BMC Atrium CMDBのインターフェイスで、クラスのインスタンスを表示したり、AR Systemのワークフローでクラスインスタンスにアクセスする権限。

用語集!69

グループ

アクティビティで参照される、特定のタイプの整合定義。識別規則グループ、優先順位グループ、条件グループ、ワークフローの実行グループも参照してください。

コンシューマ

BMC Atrium CMDBでデータと連動するアプリケーション。データを表示したり変更したりします。プロバイダも参照してください。

サービスレベルアグリーメント（SLA）サービスプロバイダと購入者の間で、サービスレベルを定義するための契約。

サブクラス

別のクラス（スーパークラス）から派生しているクラス。階層でそれよりも上にあるすべてのスーパークラスの属性を引き継ぎ、それらのスーパークラスに定義されている関係にも関与します。

ジョブ

実行順序が定義された、1つまたは複数の突合わせ整合（リコンサイル）処理のグループ。アクティビティは単独では実行せず、必ずジョブの一部として実行されます。ジョブは、手動で開始したり、スケジュール、ジョブの実行処理、ワークフロー、またはAPIプログラムを使用して実行できます。

ジョブの実行処理

ジョブを実行する整合エンジンの処理。

スーパークラス

別のクラス（サブクラス）を派生させているクラス。

スナップショット

特定の時点での構成を表す一連のデータ。通常は独自のデータセットに保存されます。1つの構成に複数のスナップショットがあることもあります。

ソース

関係クラスでクラス1として定義されているCIクラス、またはそのような関係のメンバーであるCIクラスのインスタンス。親メンバー、強いメンバーとも呼ばれます。

ソフト削除

インスタンスの［削除済みとしてマーク］を［はい］に設定して、BMC Atrium CMDBから削除すること。

データセット

BMC Atrium CMDB内のデータの論理グループ。特定のソースのデータ、特定の日付のスナップショットなどを表します。BMC Software製品で整合済みの製品データに使用するデータセットは、BMC Assetといいます。オーバーレイデータセットも参照してください。

データセットのコピー処理

データセット間でインスタンスをコピーする整合エンジンの処理。

データセットのマージ順

データセットと優先順位グループを組み合わせたもの。マージ処理を実行するたびに、これらの集合（データセットのマージ順セット）を参照します。

データセットの削除処理

データセット自体は削除せずに、1つまたは複数のデータセットからインスタンスを削除する整合エンジンの処理。連鎖削除、ハード削除、およびソフト削除も参照してください。

データセットの消去処理

削除済みとしてマークしたインスタンスを、1つまたは複数のデータセットから削除する整合エンジンの処理。

データセットの名前変更処理

データセットの IDを変えず、名前だけを変更する突合わせ整合（リコンサイル）の処理。どの整合定義でデータセットを参照していても、リンクはそのまま使えます。

データ複製

抽象クラスのオプション。このオプションを使うと、すべてのサブクラスのインスタンスが1つのフォームに複製され、データを含むクラスと同様に抽象クラスを検索できます。複製されるのは、抽象クラスから継承した属性だけです。

ディスカバリ

業務環境を調べて構成データを見つけること。

70 "用語集


ディスカバリアプリケーション

業務環境を調べて構成データを見つけるためのアプリケーション。BMC Atrium CMDBのプロバイダとして使うこともあります。

ネームスペース

データモデルのクラスと属性の論理セット。通常は、特定のコンシューマやプロバイダに関連付けられています。Common Data Model（CDM）では、BMC.COREネームスペースを使用します。

ハード削除

BMC Atrium CMDBからインスタンスを削除すること。

ビジネスサービス管理（BSM）ビジネスの全体的な目標達成を支援するために、ITの作業に優先順位を付けること。

フィルタ

CI関係ビューアに表示する情報を制限するための一連の条件。AR Systemのフィルタとは異なります。

プロバイダ

データを一括してBMC Atrium CMDBに読み込むアプリケーション（多くはディスカバリアプリケーション）。コンシューマも参照してください。

プロビジョニング

プリンタ、電話などの物理的資材や、権限、データベースなどの情報へのアクセス権を与えるプロセス。

ベースクラス

スーパークラスを持たないクラス。

マージ処理

各データセットの強度による優先順位の値に基づいて、複数のデータセットを1つの正しいデータセットに完全にマージする整合エンジンの処理。

マルチテナンシー

データとアクセス権限を分けて管理すること。これにより、1つのBMC Atrium CMDBに複数の担当者のデータが含まれていても、各担当者は自分のデータにしかアクセスできません。アカウントおよび役割も参照してください。

メタデータ

BMC Atrium CMDBに保存したデータを説明するための定義。メタデータには、データモデルのクラスや、データセットや連携オブジェクトなどを定義する特殊なクラスがあります。

ワークフロー

アクティブリンク、エスカレーション、フィルタなど、データを処理するAR Systemのオブジェクト。

ワークフローの実行グループ

ワークフローの実行規則の集まり。比較処理の際に1つのワークフローの実行グループを参照することができます。

ワークフローの実行規則

データセット間でインスタンスを比較するときに使用する規則。比較したインスタンスが規則の条件に一致すると、指定したAR Systemのワークフローがそのインスタンスまたは比較した他方のインスタンスに対して実行されます。

宛先

関係クラスでクラス2として定義されているCIクラス、またはそのような関係のメンバーであるCIクラスのインスタンス。子メンバー、弱いメンバーとも呼ばれます。

外部キーの代入

連携製品からリンクされた各CIにキーを割り当てる連携方法。この方法は、BMC Atrium CMDBにもある属性が、連携製品には保存されない場合に便利です。

拡張機能

クラスと属性の論理セット。通常は、Common Data Model（CDM）には含まれていない独自のネームスペースに存在します。

拡張機能ローダ

cmdbExtLoaderプログラム。データモデルの拡張機能をインストールしたり、BMC Atrium CMDBの他のデータやメタデータをインポートするために使用します。

用語集!71

監査

インスタンスのデータの変更履歴を追跡するために、属性値などの情報をログに記録すること。指定した属性の値が変更されたり、インスタンスが作成・削除されたときに監査がおこなわれます。

関係

依存性やメンバーシップなど、2つのCI間の関連性。関係クラスの中のインスタンスの1つです。構成アイテム（CI）も参照してください。

関係のフィルタ

フィルタを参照してください。

関係クラス

依存性やメンバーシップなど、CI間の関係のタイプを定義するクラス。

関連情報

CIに関する情報のうち、CIの属性とはみなされず、そのためConfiguration Management Database（CMDB）には保存されない情報。

規則

1つまたは複数の条件。これらに一致すると処理がおこなわれます。BMC Atrium CMDBでは、除外規則、識別規則、およびワークフローの実行規則が使われます。

規則セット

規則の集まり。

公開

イベントを使用可能し、そのインスタンスを［CMDB:Events］フォームに書き込めるようにすること。

構成アイテム（CI）IT環境を構成する物理的、論理的、または概念的なエンティティ。その属性は設定可能です。たとえば、コンピュータシステム、ビル、従業員、ソフトウェア、ビジネスサービスなどをCIといいます。CIは、BMC Atrium CMDBにある2種類のクラスのうちの1つです。関係も参照してください。

構成データ

IT環境に関するデータ。CIと関係から構成されます。

行レベルセキュリティ

特定のインスタンスを表示するために必要な権限。書き込みセキュリティも参照してください。

最下層クラス

サブクラスを含めることができないクラス。

作業中のデータセット

動的データセットを代入してジョブを実行するときに指定する2つのデータセット IDのうちの1つ。ジョブは、作業中のデータセットの代わりに定義済みデータセットを使って実行されます。

子

宛先を参照してください。

識別規則

データセット間のインスタンスを識別するための規則。2つのインスタンスが規則の条件に一致すると、同じ整合 IDが割り当てられます。

識別規則グループ

特定のデータセットのインスタンスを、他のデータセットのインスタンスと一括して識別する一連の識別規則。識別処理に関与する各データセットは、1つの識別規則グループとひと組みになります。

識別処理

2つ以上のデータセットから同一のインスタンスを探し出し、それらが同一の物品であることを示すために同じ IDを割り当てる整合エンジンでの処理。

弱い関係

関係クラスの特性の1つ。関係のメンバーが構成している複合オブジェクトを1つに整合できることを示します。子メンバーは、親メンバーの一部として存在する弱い関係の弱いメンバーとみなされます。

弱い参照

弱い関係を参照してください。

書き込みセキュリティ

行レベルセキュリティと共に、特定のインスタンスを変更・削除する際に必要な権限。

除外規則

比較処理で、除外する属性を指定するための規則。

72 "用語集


条件

アクティビティに特定のインスタンスを含めるかどうか決めるために評価するブール式。

条件グループ

さまざまな種類のアクティビティで使用される条件の集まり。条件グループの 1つまたは複数の条件を満たすインスタンスだけが処理されます。

親

ソースを参照してください。

整合 ID異なるデータセットのインスタンスが同一の物品であることを示すために、整合エンジンによって割り当てられるGUID。

整合エンジン

異なるデータセットのデータを整合するBMC Atrium CMDBのコンポーネント。

整合マネージャ

整合定義を管理するためのBMC Atrium CMDBのコンポーネント。

整合定義

整合マネージャで定義する、ジョブ、アクティビティ、グループなどのエンティティ。

属性

クラスのプロパティまたは特性（コンピュータシステムの IPアドレスなど）。データベーステーブルのカラムまたはAR Systemのフォームのフィールドに一致します。

属性の代入

リンクされたクラスの属性を示すプレースホルダーを使用してデータを連携する方法。リンクを実行すると、プレースホルダーに各属性の値が代入されます。

属性権限

インスタンス権限が有効な場合に、インスタンスの属性値を表示・変更できる権限。

単一インスタンスクラス

クラスのインスタンスを1つに制限する、特殊なクラスの特性。

抽象クラス

属性は含まれるが、インスタンスは含められないクラス。データベースをジョインせずに、組織的な層を作成するために使用します。データ複製も参照してください。

定義済みデータセット

動的データセットを代入してジョブを実行するときに指定する2つのデータセット IDのうちの1つ。ジョブは、定義済みデータセットの代わりに作業中のデータセットを使って実行されます。

同期

作成・変更したばかりのクラスを表すために、AR Systemのフォームやワークフローを自動的に作成するプロセス。クラスは、同期が完了するまで使用できません。

突合わせ整合（リコンサイル）

複数のデータセットのデータを、整合エンジンを使って管理するプロセス。突合わせ整合の主な処理は、データセットの識別、比較、マージですが、整合エンジンではその他の処理もおこないます。

比較処理

2つのデータセット間で識別済みのインスタンスを比較する整合エンジンでの処理。この処理により、差分レポートが生成されるか、ワークフローが実行されます。

標準クラス

AR Systemのフォームにインスタンスデータを格納するためのクラス。抽象クラスおよびカテゴリクラスも参照してください。

本番データセット

組織内の唯一の参照先とするデータセット。これに基づいてビジネスの意思決定をおこないます。通常のマージ処理では、このデータセットに他のデータセットをまとめます。

役割

AR Systemの複数のグループに権限を与えるときに指定するもの。

用語集!73

優先順位の値

マージ処理で、特定のデータセット、クラス、属性に重みを割り当てる方法。属性の優先順位の値はクラスの優先順位の値よりも優先され、クラスの優先順位の値はデータセットの優先順位の値よりも優先されます。

優先順位グループ

データセットの全体的な優先順位の値の定義。データセット内の特定のクラスや属性の優先順位の値を含めることもできます。

連携

BMC Atrium CMDBのCIを外部データにリンクすること。

連携インターフェイス

特定の種類の連携データへのアクセス方法を指定する BMC_FederatedInterfaceクラスのインスタンス。連携リンクも参照してください。

連携データ

BMC Atrium CMDB内のCIからリンクされているが、外部に保存されているデータ。CIの詳細な属性や関連情報（CIの変更リクエストなど）を表します。

連携マネージャ

BMC Atrium CMDBのコンポーネント。連携データの管理に使用します。ここから連携製品、連携インターフェイス、および連携リンクを表示、作成、変更できます。

連携リンク

クラスやCIと連携インターフェイスをつないでいる接点。

連携製品

連携データを含む製品。複数の連携インターフェイスにリンクすることができます。

連鎖削除

親メンバーを削除したり削除済みとしてマークしたときに、それに関係している子メンバーも自動的に削除したり削除済みとしてマークすること。

74 "用語集

索引

AAR System

ホームページ 13連携データの起動方法 59

Atrium CMDB→「BMC Atrium CMDB」を参照

BBMC Atrium CMDB

CMDBデータの検索 26, 32CMDBデータ変更権限 56アーキテクチャ 10マニュアル 5連携データの起動 59

BMC Remedy User

CMDBコンソールへのアクセス 12リストのデータの参照 22リストのプリファレンス設定 19

BMC Topology Discovery、関連 CIのインスタン

ス 41

CCI→「構成アイテム」を参照

CIインスタンス

「構成アイテム」と「インスタンス」も参照関連 41, 42

CI関係ビューア

CIの関係の表示 53フィルタの変更 56ルート CIの変更 58連携データの起動 59

CI関係ビューアウィンドウ


CIブラウザウィンドウ 62

CMDB→「BMC Atrium CMDB」を参照

CMDBコンソール

CI関係ビューア 49CIの関係の表示 49CMDBデータのレポートの作成 24アクセス 12移動 17インスタンス作成 38参照 26識別 64比較 61編集 45

インスタンス履歴の表示 47関連 CIのインスタンス 41共通作業の実行 18検索の管理 32タブ

CMDBホーム 11, 15, 17概要 16クラスマネージャ 11整合マネージャ 11連携マネージャ 11

ヘルプの表示 17ボタン、共通 18リスト

索引 ! 75

参照 22並べ替え 19プリファレンスの設定 19

ログアウト 18CMDBコンソールのヘルプ 17

CMDBコンソールへのログイン 12

CMDBデータ、検索 25–36

CMDBデータ変更権限 56

CMDBホームタブ 11, 15, 17

Configuration Management Database→「BMC

Atrium CMDB」を参照

LLaunch in Contextメニュー 60

SSet as Rootオプション 58

TTopology Discovery→「BMC Topology Discovery」

を参照

UURL、連携データの起動方法 59

あアーキテクチャ、BMC Atrium CMDB 10

アクセス

CMDBコンソール 12アラート、ステータスの表示 17

い移動

CMDBコンソール 17インスタンス

「CIインスタンス」も参照関連 CI 41, 42検索 17作成 17, 38参照 17, 26比較 17編集 45保存済み検索リストに表示 26

インスタンスの参照ウィンドウ

クイック検索オプションの使用 26詳細検索オプションの使用 30

インスタンスの識別 64

インスタンスの比較ウィンドウ 61

うウィンドウ

AR System、変更モード 45CI関係ビューア


CIブラウザ 62インスタンスの参照クイック検索オプションの使用 26詳細検索オプションの使用 30

インスタンスの比較 61オブジェクトリスト 38, 42クラスフォーム

CIの関係の表示 50詳細検索 30ユーザー定義検索の保存 32

か概要タブ 16

関係、CIの表示 17, 49

監査、インスタンス履歴の表示 17, 47

関連 CIのインスタンス 41, 42

き起動

連携データ 59

くクイック検索オプション 26

クラスの選択ウィンドウ 38, 42

クラスフォーム

CIの関係の表示 50クラスフォームウィンドウ

CIの関係の表示 50クラスマネージャタブ 11

76 "索引


クリアボタン 18

け権限

CMDBデータ変更 56検索

CMDBコンソールでの管理 32CMDBデータ 26, 32インスタンス 17クイック検索オプション 26主要フィールドを使用したインスタンス検索 26詳細検索オプション 30保存済みの検索条件のコピー 35保存済みの検索条件の削除 36保存済みの検索条件の変更 34

検索条件の保存 32

こ構成アイテム

「CIインスタンス」も参照CI関係ビューアでのルートの変更 58関係の表示 49表示 17, 49

コピー

保存済みの検索条件 35コンポーネント

CMDBコンソールの概要タブ 16

さ作業、コンソール共通 18

削除

保存済みの検索条件 36作成

CIインスタンス間の関係 41, 42インスタンス 38

参照

インスタンス 17, 26リストのデータ 22

し識別

インスタンス 64実行プロセス、連携データの起動方法 59

主要フィールド、インスタンス検索に使用 26

詳細検索ウィンドウ 30

詳細検索オプション 30

すステータスアラート、表示 17

せ整合マネージャタブ 11

たタブ

CMDBホーム 11, 15, 17概要 16クラスマネージャ 11整合マネージャ 11連携マネージャ 11

つ次へボタン 18

てディスカバリアプリケーション、関連 CIのイン

スタンス 41

データ

CMDBの検索 26, 32リストでの参照 22リストの並べ替え 19連携データの起動 59

データセット、インスタンスの比較 17

な並べ替え

リスト内のデータ 19

ひ比較

インスタンス 17表示

CIの関係 49CMDBコンソールのヘルプ 17インスタンス 17インスタンスデータ 17インスタンス履歴 17

索引 ! 77

関係 17監査履歴 17構成アイテム 17, 49ステータスアラート 17保存済み検索リスト 26

ふフィルタの変更オプション 56

フィルタ、変更 56

ブラウザ

CMDBコンソールへのアクセス 14リストのデータの参照 23リストのプリファレンス設定 21

プリファレンス、リストの設定 19

へヘルプ

CMDBコンソール 17変更

フィルタ 56保存済みの検索条件 34

編集

インスタンス 45

ほ保存

検索条件 32保存済み検索リスト 26

ボタン

CMDBコンソール共通 18クリア 18削除 18次へ 18表示 18保存 18前へ 18リフレッシュ 18

ま前へボタン 18

マニュアル

BMC Atrium CMDB 5対象読者 5

めメニュー、Launch in Context 60

ゆユーザー定義検索の保存ウィンドウ 32

りリスト

監査履歴 47データの参照 22データの並べ替え 19プリファレンスの設定 19保存済み検索 26

リフレッシュボタン 18

るルート、CIの変更 58

れレポート、CMDBデータ用に作成 24

連携データ、起動 59

連携マネージャ

CI関係ビューでのリンクの表示 59CMDBコンソールのタブ 11

ろログアウト

CMDBコンソール 18

78 "索引

systemwalker it service management v13...cmdb コンソールには、bmc remedy user または web...

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