[take away] ソフトウェア・ビジネスの未来はどうなる
TRANSCRIPT
ソフトウェア・ビジネスの未来はどうなる< 前川 徹(コンピュータソフトウェア協会専務理事) 8/3/11 サイバー大学・MCEA共催セミナー@MCEA
背景 日本ではSWとSIは同分類; 米国ではSIは専門家、SWは「出版業」
SIは初期投資が不要だがコストも売上に応じ漸増
SWベンダの粗利は70%~80%(Adobeは90%!)
クラウド・コンピューティング MF, PC, Inetに次ぐ「第4の波」になる 「所有」から都度「利用」へ 市場は2015年に24億円規模に(日本)
例)大規模データの逐時処理への利用/アクセス拡大への対応(Animoto: 50台→4000台)/シンクライアント
セキュリティ:第一三共では新薬情報をクラウド上に
SaaS/PaaS, カスタマイズ/業務アプリ連携等にビジネス機会
社内開発の増加
例)良品計画: コスト削減、機敏性、柔軟性/ユニケージ手法を採用、PCサーバの
み・ユーザ部門と協働/短サイクルで作っては直す、の繰り返し
米国では相対的に内製が多い アジャイル開発 ウォーターフォールは「最後でビックリ」 元になった論文は複数サイクルを推奨 やりたいことは変化する
45%の機能は決して使われない 米国では35%がアジャイル 請負契約の理念とは干渉;内製ならOK
参考: 講演資料 / IPA活動成果
★★★ IT向け
JO’s Outside-In
クラウドを機に内製復権の機運も、ネックは一般企業におけるIT専門家資源
情シスは弁護士、会計士と同様のプロに脱皮を システム開発においてユーザ部門は受身から主体へ
2011 @Junichi OTAGAKI