tama river 201609

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季節の移変 「雑木林」 「雑木林」近くの水溜 「大木の水場」 に撮影さた動物

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Science


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Page 1: Tama river 201609

季節の移り変わり

「雑木林」「雑木林」近くの水溜り

「大木の水場」

トレイルカメラに撮影された動物

Page 2: Tama river 201609

2016年9月

- 季節の移り変わり

落ちたクリの実

⾬が降って出てきたヒキガエル

コウヤボウキ

雑⽊林(左)の地⾯には枯葉が覆い、カラマツの⼈⼯林(右)は下草が生えている

9月は台風と秋⾬前線停滞で⾬と曇の日が続き、急速に秋が深まってきた。

Page 3: Tama river 201609

2016年9月

- 「雑⽊林」

⾬上がりに雑⽊林を訪れたときには、林道には⽔溜り多くカエルの姿が多く⾒られた。ヤマドリのメスも数回⾶び出してきたりした。また倒⽊もあり道が塞がれた。9月中旬以降はアオバトの声が聞こえ、ススキ、カラス、アサギマダラ、リスも⾒られた。クリの実が多く落下しており、落下する⾳もしていた。カケスが実を食べてイガをおとしているよう

だ。雑⽊林の奥ではカケスが地⾯に下りている姿もあった。⽊の実を隠していたのだろうか。キノコ取り、家族連れ、登⼭者に出会った。登⼭者はお互いに⾒えない位置にいたため、クマ

と間違われたようで「おーい」と声を出していた。ドングリをつけたミズナラの葉がたくさん落ちていた。これはクマの仕業だけではないようで、虫が

やっていることもあるらしい。

晴れた日の雑⽊林

もやがかかった雑⽊林

Page 4: Tama river 201609

2016年9月

- 「雑⽊林」近くの⽔溜り

奥多摩駅周辺が曇っていても標高1000m以上の雑⽊林はもやが出ていることがある。そんな日は昼間でも暗く、トレイルカメラの映像はモノクロが多かった。9月は鳥の姿がほとんどなく、哺乳類の姿が多かった。ニホンイノシシは子供が⼤きくなって出歩けるようになったのだろう。⽴派な角のニホンジカのオスの姿もあった。

ニホンザルの親子⾬の日の林道

ホンドキツネ

ニホンイノシシの親子

ニホンジカ♂

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2016年9月

- 「大⽊の⽔場」

⼀時は無くなっていた⽔溜りの⽔が増えていた。アメンボもいた。カケスや鳥の声とミンミンゼミが聞こえた。途中の道でクガビル属の仲間がいた。触ると動いたので生きているよう

だ。ヤマドリが逃げる姿もあった。すっかり秋の空になってススキも咲いていた。

クガビル属の仲間ニホンジカ♂

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2016年9月

- トレイルカメラに撮影された動物

【雑⽊林】◎ ○ニホンジカ◎ ○ニホンザル◎ ○ニホンイノシシ◎ツキノワグマ○ホンドキツネ・ニホンアナグマ・ニホンカモシカ・コウモリ

「多摩川水源に生きる」 http://tama-forest.seesaa.net/

◎は公開している動画(動画は映像の状況により公開/非公開としています。)

・ホンドタヌキ・ハクビシン・ホンドテン・ネズミの仲間・カケス・鳥の仲間

【大⽊の⽔場】◎ ○ニホンジカ◎ニホンリス・カケス・ニホンザル・ネズミの仲間