tama river 201705
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季節の移り変わり
「雑木林」
「大木の水場」
トレイルカメラに撮影された動物
「孟宗竹の水場」
2017年5月
- 季節の移り変わり済
5月上旬は気温が上がり、春から夏に移⾏した。乾燥も続き、東北などでは山火事が起きていた。ゲリラ豪⾬が降ることもあった。下旬にはハルゼミ、アオバト、ツツドリの声が聞こえるようになった。
新緑が広がり、春から夏へ変わってきた。花はヤマザクラ、マメザクラ、
スミレ、オニグルミ、フジ、ウワミズザクラ、キリ、ホオノキなどが咲いた。ソメイヨシノは実が付き、それをニホンザルが食べていた。
マメザクラ
タチツボスミレ
オニグルミ アオダイショウ
ガクウツギ
2017年5月
- 「雑⽊林」
5月は新緑も陽の光も柔らかく美しい。鳥のさえずり、キツツキの
ドラミング音も賑やかになった。一方、羽根が散乱した場⾯も⾒る。猛禽類などに襲われた痕で「タカ落とし」と言う人もいた。
雑⽊林周辺を歩いていたら数m先にアカネズミが現れた。こちらに気づかず、何かを食べたり、顔を洗ったり、愛くるしい姿を⾒せてくれた。夜⾏性のせいか数10cmまで近づいてようやく逃げ出した。間近で野生のネズミを⾒るのは初めてで、しかも日中に出会えるとは思ってもいなかった。
アカネズミ
朝日が差す雑⽊林
⽊の実を咥えるニホンリス
散乱した鳥の羽根
2017年5月
- 「大⽊の水場」
変わらず⽔溜りに⽔はない。今年はヒキガエルは来なかった。ニホンアナグマはやってきて、⽊の根元から鳴き声が聞こえたが、2週間は続かなかった。カケスは⽔がなくてもやって来た。昨年
よりやって来る回数は少ない。
カケス
ニホンカモシカ ニホンアナグマ
2017年5月
- 「孟宗竹の水場」
⽔溜りに⽔があり、動物たちが集まる場所のようなのでカメラ設置を継続してみることにした。すると早速ニホンザルにカメラをいたずらされた。ニホンザルの出没回数が多い場所なので仕方ない。周囲を歩くとニホンザルの頭骨が落ちていた。トレイルカメラにはタケノコを食べるニホンザル、探
しているニホンイノシシの姿が映っていた。
タケノコを食べるニホンザル
タケノコを探すニホンイノシシ
ニホンザルの頭骨 足を引きずりながら急斜⾯を登るニホンカモシカも映っていた。
2017年5月
- トレイルカメラに撮影された動物
【雑⽊林】○ニホンリス・ニホンジカ・ニホンザル・ニホンタヌキ・カケス
【デジカメ動画】◎アカネズミ@雑⽊林◎キツツキドラミング音@雑⽊林◎アナグマ声@大⽊の水場
「多摩川水源に生きる」 http://tama-forest.seesaa.net/
◎は公開している動画(動画は映像の状況により公開/非公開としています。)○は本スライド内で写真を掲載
【大⽊の水場】◎○ニホンカモシカ◎ニホンジカ○ニホンアナグマ○カケス・ホンドテン・ネズミの仲間
【孟宗竹の水場】◎○ニホンザル◎○ニホンイノシシ◎ニホンカモシカ・ニホンジカ・ニホンアナグマ・ニホンタヌキ・ニホンリス・カケス・カラス・鳥の仲間