tdd cpp utest環境構築_mac版
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Mac で CppUTest環境構築2016/12/31 新規作成
2017/01/08 更新野村 敏昭
はじめに• この資料は、 2017/1/8 、 9 、 14 、 15 の組込み TDD 勉強会
の Mac 用環境設定となります。
Xcode
• App Store から Xcode をインストール
Command Line Tools
• Xcode を起動してメニューからMore Developer Tools... を選択
Command Line Tools
• Apple ID で Sign In する• Sign In したら Command Line Tools を
選択してインストールする。
Command Line Tools
• macOS のバージョン依存になっているので、自分の macOS のバージョンを確認してインストールする。• macOS 10.12 用と macOS 10.11 用がある。 (2017/1/5 現在 )
Pleiades
• 日本語化された Eclipse をインストールする• http://mergedoc.osdn.jp/• Eclipse 4.6 が最新 (2016/12/31 現在 )
Pleiades
• Mac 64bit 版のUltimate か C/C++ をダウンロードしてインストールする
CppUTest
• CppUTest をダウンロードしてくる• http://cpputest.github.io/• CppUTest 3.8 が最新 (2016/12/31 現在 )
CppUTest
• 適当な場所に展開• 展開したフォルダにある README_InstallCppUTest.txt を
参考にインストール (2a. For unix/gcc の部分 )• cpputest_build フォルダに移動• ../configure• make• make tdd• make install
CppUTest
• make tdd の実行が終わると右のようにテストも実行されている
• make install をすると /usr/local にインストールされる
プロジェクトの作成• Eclipse を起動• 新規プロジェクトを作成
• C ++プロジェクト• プロジェクト・タイプ
• 空のプロジェクト• ツールチェーン
• MacOSX GCC• プロジェクト名を入力• 完了ボタンを押下
Include と Lib の設定• プロジェクトを右クリック• プロパティーを選択
include パスの設定• C/C++ 一般のパス及びシンボルを選択• 構成を [ すべて構成 ] にする• プロパティーダイアログの
GNU C++ を選択• CppUTest を展開した
フォルダにある include を設定する• make install している場合は
/usr/local/install を設定する
Lib の設定• C/C++ ビルドの設定を選択• MacOS X C++ Linker の
ライブラリーを選択• ライブラリー (-l) に
CppUTest と CppUTestExt を追加
• ライブラリー検索パス (-L) に( 展開フォルダ )/cpputest_build/lib を追加
• make install をした場合は、 /usr/local/lib を追加
サンプルを実行• http://cpputest.github.io/を参考にサンプルを実行してみる
#include "CppUTest/CommandLineTestRunner.h"
int main(int ac, char** av){ return CommandLineTestRunner::RunAllTests(ac, av);}
実行結果• 全ページのコードを実行すると以下のように表示される。
OK (0 tests, 0 ran, 0 checks, 0 ignored, 0 filtered out, 1 ms)
注意点• 作成するソースコードの拡張子を cpp にしておく• サンプルコードを入力したら保存しておく• ツールチェーンは MacOSX GCC にしておく
gcc のバージョン• gcc のバージョン (2017/01/08 現在 )
• LLVM ver 8.0.0• clang 800.0.42.1
• clang を使っているのでテストケースの名前は日本が使えます。