terrible twos

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Robots for terrible twos 谷口 直嗣 R4T2

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Engineering


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Ed Tech Campのアイデア部門に応募したアイデアです。 子供の気持ちをロボットで理解するというアイデアです

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Page 1: Terrible twos

Robots for terrible twos

谷口 直嗣

R4T2

Page 2: Terrible twos

R4T2の目的R4T2 = “Robots for Terrible Twos” !ロボットをつかって「魔の2歳児」の心理を探るサービス。 !2歳児がどういうことを考えているのか?どんな気持ちで居るのか? について親を含めた大人の理解を助ける。 !2歳児の心の理解が進めば、育児ストレスを軽減できる。 !教育のターゲットとなる子供の心理が理解できれば、より良い教育プログラムを組むことができる。その礎となるサービス。

Page 3: Terrible twos

魔の2歳児とは?第1次反抗期、このイヤイヤ期に「正直、手に負えなくてまいっている」「初めて子育てに壁を感じる」と打ち明けられる人も多い。 !あれもこれもイヤイヤ、まるで怪獣のような第1次反抗期は、1歳半~3歳頃に顕著に現れる。

魔の2歳児は世界共通の悩み。 英語では”terrible twos horrible threes"と呼ばれる

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Googleで検索してみました# 1

170万件ヒット

Page 5: Terrible twos

Googleで検索してみました# 2

3億4100万件ヒット

Page 6: Terrible twos

2歳児の特徴1 決断力に満ちている、こうと決めたら譲らない !2 想像力に満ちている、壁に落書きしたい !3 冒険心に満ちている、テーブルでもなんでも登ったりする !4 現在思考に満ちている、興味が次々に移り変わる、大人と違って過去を引きずらない !5 感情表現に満ちている、感情の制御ができない !6 対人関係、会う人はみんな友達 

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2歳児+ロボット

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ロボットでやること#1NAOという小型のヒューマノイドの頭の上にGoProをセット、子供と同じ目線で動画を撮影

+ =

NAO GoPro

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子供の目線での映像を撮影NAOは子供サイズのヒューマノイドなので子供と同じ目線での映像を撮影することが可能 !子供目線で映像を撮影することにより、映像から子供の体験を擬似的に可能。そこから子供の心理を探って行く

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Why NAO ? #1洗練されたプログラミング環境が提供されている。 子供の心理を探りながら、インタラクション&アルゴリズムを ブラッシュアップ&ストックが可能

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Why NAO ? #2

子供が抵抗なく受け入れるヒューマノイド型のデザイン

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Why NAO ? #3

子供とNAOの一対一とか、子供数人+NAOなど様々なシチュエーションで撮影が可能 !親の居ない場面での子供の行動の観察が可能。 子供を客観的に観察することが可能 !ここから子供の心理の理解に繋げる

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ロボットでやること#2以下のようなロボットを用いて家の中を3Dスキャン&撮影

Kinect

PC

iRobot Create

※iRobot Createはルンバの走る部分のみのロボットのベース

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3Dスキャン

Kinectを乗せたロボットを部屋の中を走らせて 部屋の3Dスキャンニングをして、部屋の中の3Dデータを構築する !3Dスキャンデータから2歳児の興味のそそるものを検出

青(近い)赤(遠い)

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3Dスキャンデータ解析の流れ

3Dスキャンデータ

平面、丸いもの、尖ったもの、手の届きそうなモノ

3Dデータの特徴をプログラムで解析

形状に応じてコメントを付与

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3Dスキャンデータの解析例 #1白い壁 = 落書きのターゲット

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3Dスキャンデータの解析例 #240cmぐらいの棚 = 登ってみたい

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3Dスキャンデータの解析例 #3何か置いてあるもの = 触ってみたい

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3Dスキャンデータの解析例 #4機械のつまみ = 触ってみたい

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3Dスキャン解析結果

乗ってみたい!

触ってみたい!

食べれる?

音が鳴ってる、 触ってみたい。

グルグル回る! 面白い!

登りたい!

空けてみたい!お絵描きしたい!

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NAOとスキャンロボットNAO スキャンロボット

子供を直接ターゲットに する 環境をターゲットにする+

サービスとして子供とその環境の両方をサポート NAOで撮影して分析した知見を、スキャンロボットのロジックに

フィードバック。サービスのデータの蓄積がサービスの質の向上に繋がる

相乗効果

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サービスメニュー

1 NAO で撮影 2 アーカイブ閲覧

3 ロボットで部屋をスキャン 4 コミュニティ形成

以下の4つのサービスを軸にして、相互にサービス全体の価値を高める。

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サービスメニュー #1

NAOにGoProをセットして子供の姿を撮影 撮影した映像を編集して依頼者に提供

NAOで撮影やること

アーカイブ(後述)に登録を許可してくれた依頼者にはディスカウント 公開アーカイブ(後述)に参加してくれる人にはさらなるディスカウント

できること 依頼者は子供と同じ目線での映像を通じて子供が何を考えているか、何を感じているかを発見、再確認する

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サービスメニュー #1(詳細)NAO+カメラを持ってユーザー宅へ

撮影

編集

コメント付加

ユーザーにパスワード付きのURLを伝える

ユーザーはブラウザで動画を閲覧

○○に興味を持っている、物事に集中するタイプ、 ○○を怖がっている等

ユーザーが見やすいように特徴的な部分をピックアップ

NAOと撮影機材は R4T2が所有

撮影はR4T2が行う

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サービスメニュー #2

NAOで撮影した映像をアーカイブに登録、閲覧させる

アーカイブ閲覧やること

アーカイブは原則としてクローズドだが、公開アーカイブは一般の教材等に使う事を許可する。

できること 自分の子供だけでは?という悩みの解消 他の子供を預かる、他の子供に接する時の心の準備 これから子供を迎える人の心の準備 教育機関への貸し出し 映像を研究して幼児教育に役立てる

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サービスメニュー #3

家の中をスキャンロボットを走らせて2歳児の目から見た部屋の状況を、映像にコメントをつけて可視化

ロボットでスキャンやること

できること 子供が成長して来た家庭へのガイド 子供が遊びにくる祖父母へのガイド 子供を迎え入れる施設を運営する人へのガイド

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サービスメニュー #4

R4T2のサービスを受けた人の間でコミュニティを形成

コミュニティ形成やること

できること お互いのNAOで撮影した映像を見せ合う それを通じて育児の悩みを共有、解決していく

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4つの要素の関係

知見の蓄積&シェア NAO&スキャンロボットの アルゴリズムの精度向上 他の事業への知見の提供

1 NAO で撮影 2 アーカイブ閲覧

3 ロボットで部屋をスキャン

4 コミュニティ形成

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Kids + Robot = Smile!