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TUESDAY JULY 31 2018 THE PAUL TIMES ポールが生まれた場所。 ポールが音楽を始め、バ ンド「ザ・ビートルズ」で地 元のクラブで下積みし、 念願のデビューを果たし た原点、まさに人生の始発駅といえる場所であ る。イギリス北西部にある港町で労働者の街だったが、現在はビートルズの 功績も大きく観光地としての発展も遂げている。ポールは総合芸術大学 LIPA(リパ)を創立するなどし、地元にも貢献。今年6月にはアメリカのテレビ 番組『レイト・レイト・ショー・ウィズ・ジェームズ・コーデン』の人気コーナー 『カープール(相乗り)・カラオケ』の撮影でリバプールへ。ポールはパブで演 奏。観客のためだけに新曲「カム・オン・トゥ・ミー」を披露した。 From リバプール to エジプト・ステーション (ポールゆかりの地探訪) 第1回 リバプール その昔、いや現代もある意味同じかもしれないが、 ロック・ミュージックは「うるさい」「騒音」と言われる ことがあった。ビートルズももちろん例外ではなかっ たが、1965年の「イエスタデイ」という楽曲で大人た ちをも虜にすることになった。これはポールが夢の 中で鳴っていたメロディを楽曲にしたもの。メロディ とギターだけですでに完璧だった。その曲に、周りは ソロでやるべきと勧めるが、ポールは「僕らはロック バンド」だからとシングル発売も断った。にも関わら ず、この曲は現在カウントされているだけでも2,200 のカバー・バージョンが存在し、「世界で最もカバー された曲」と記録されている。しかし、コンサートでの カバーなどを入れるととてつもない数になるだろう。 ポール・マッカートニーがデビューしたのは1962年、あの伝説のバン ド、ザ・ビートルズのメンバーとしてである。1970年にバンドが解散 し、ソロ活動をスタート。2018年の今も音楽シーンの最前線で活動 を続けている数少ないアーティストの一人だ。楽曲制作だけでなく、 ツアーやメディア出演などの活動にも同じパワーを持続している。 UKオフィシャル・チャートでは、「最も多くのNo.1アルバムを持ち、 最も長くNo.1に滞在した記録を持つアーティスト」とされている。 スタジオ・オリジナル・アルバムの数もすごい。ザ・ビートルズとして 13作品(*)、ウイングスとして7作品、ソロで17作品(**)、クラシックが 5作品。これにライブ・アルバムやカバー・アルバム、前衛アルバム、 ベスト盤などの編集盤を加えると100作品を優に超えてしまうのだ。 アルバムからの先行シングル*。 ポールのルーツ・ミュージックで あるロックンロールをオマージュ した曲で、エレキ・ギターのリフ、ドライなボーカ ル、大きなグルーヴのドラム、オルガン、連打する ピアノ、ハーモニカ、ブラス・セクション、ハンドク ラップ……様々な時代のロックの定番サウンド ポール 半端ない伝説 これだけは 押さえておきたい! ポール 半端ない伝説10 これだけは 押さえておきたい! 先行シングル「カム・オン・トゥ・ミー」の聴きどころ がまるで集大成のように次々と繰り出され る。ポールお得意のベースのグリッサンドや フィルインも聞きどころ。ダブルトラッキン グ・ボーカルや(エレクトリック)シタールが 使われているところにファンはビートルズを 感じた。 最高のロック・レジェンド 5年ぶりのニュー・アルバム! 『エジプト・ステーション』 2018年9月7日 発売 ザ・ビートルズ × 現代的なサウンドともいうべき強力作! *US盤『マジカル・ミステリー・ツアー』含む **ポール&リンダ・マッカートニー名義『ラム』、最新作『エジプト・ステーション』含む その 1 その 2 56年間現役で100作品を超える アルバムをリリース 世界で最も カバーされた曲を作った (「イエスタデイ」) CD: UICC-10040 / ¥2,600(税抜)+税 2LP [直輸入盤仕様]: UIJC-90001/2 / ¥7,800(税抜)+税 2LP [カラーLP] [直輸入盤仕様] [Universal Music Store限定商品]: PDJI-1041/2 / ¥9,800(税抜)+税 * ‘I Don’ t Know’と両A面シングル、ダウンロード限定リリース 絶賛 配信中! Jam 20 Flight Rock Magical Mystery Jet All My Loving Letting Go Come On To Me Let Me Roll It I Got A Feeling My Valentine ポール・イズ・バック! ポールがキャヴァーン・クラブに帰ってきた! 7月26日、ザ・ビートルズ初期にライヴを行っていたリヴァプールの キャヴァーン・クラブでライヴを開催。 新曲、ザ・ビートルズ、ウイングス、ソロ、と全キャリアに亘る28曲を披露しました。 “素晴らしかった。たくさんの美しい思い出が戻ってきて、 僕らの出発点を思い出させてくれた” (ポール・マッカートニー公式SNSより) なお、2日前の7月24日にはロンドンのアビイ・ロード・スタジオ前の 横断歩道を渡り、その動画が公式SNSで公開された。 Queenie Eye 1985 Lady Madonna In Spite Of All The Danger Things We Said Today Confidante Love Me Do Who Cares Birthday I Wanna Be Your Man Fuh You Get Back Ob La Di Band On The Run Hi Hi Hi Saw Her Standing There Sgt Peppers Helter Skelter セットリスト この若々しいエネルギーと、みずみずしい感性は、 どうしたら保てるのだろう。ビートルズからもう少しで60年。 ポール・マッカートニーは20世紀から21世紀の世界に 君臨する生きた音楽神だ。 ポールの新作に 向けてコメントを 頂きました! ポールの新作に 向けてコメントを 頂きました! ポールの新作に 向けてコメントを 頂きました! 音楽評論・作詞 湯川れい子 発行 : ユニバーサル インターナショナル https://www.universal-music.co.jp/paul-mccartney/  協力 : ザ・ビートルズ・クラブ

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Page 1: THE PAUL TIMES - EMI Music Japan...TUESDAY JULY 31 2 018 THE PAUL TIMES ポールが生まれた場所。ポールが音楽を始め、バ ンド「ザ・ビートルズ」で地 元のクラブで下積みし、

TUESDAY JU L Y 31 2 0 18

THE PAUL TIMES

ポールが生まれた場所。ポールが音楽を始め、バンド「ザ・ビートルズ」で地元のクラブで下積みし、念願のデビューを果たした原点、まさに人生の始発駅といえる場所である。イギリス北西部にある港町で労働者の街だったが、現在はビートルズの功績も大きく観光地としての発展も遂げている。ポールは総合芸術大学LIPA(リパ)を創立するなどし、地元にも貢献。今年6月にはアメリカのテレビ番組『レイト・レイト・ショー・ウィズ・ジェームズ・コーデン』の人気コーナー『カープール(相乗り)・カラオケ』の撮影でリバプールへ。ポールはパブで演奏。観客のためだけに新曲「カム・オン・トゥ・ミー」を披露した。

From リバプールto エジプト・ステーション(ポールゆかりの地探訪)

第1回リバプール

その昔、いや現代もある意味同じかもしれないが、ロック・ミュージックは「うるさい」「騒音」と言われることがあった。ビートルズももちろん例外ではなかったが、1965年の「イエスタデイ」という楽曲で大人たちをも虜にすることになった。これはポールが夢の中で鳴っていたメロディを楽曲にしたもの。メロディとギターだけですでに完璧だった。その曲に、周りはソロでやるべきと勧めるが、ポールは「僕らはロックバンド」だからとシングル発売も断った。にも関わらず、この曲は現在カウントされているだけでも2,200のカバー・バージョンが存在し、「世界で最もカバーされた曲」と記録されている。しかし、コンサートでのカバーなどを入れるととてつもない数になるだろう。

ポール・マッカートニーがデビューしたのは1962年、あの伝説のバンド、ザ・ビートルズのメンバーとしてである。1970年にバンドが解散し、ソロ活動をスタート。2018年の今も音楽シーンの最前線で活動を続けている数少ないアーティストの一人だ。楽曲制作だけでなく、ツアーやメディア出演などの活動にも同じパワーを持続している。UKオフィシャル・チャートでは、「最も多くのNo.1アルバムを持ち、最も長くNo.1に滞在した記録を持つアーティスト」とされている。スタジオ・オリジナル・アルバムの数もすごい。ザ・ビートルズとして13作品(*)、ウイングスとして7作品、ソロで17作品(**)、クラシックが5作品。これにライブ・アルバムやカバー・アルバム、前衛アルバム、ベスト盤などの編集盤を加えると100作品を優に超えてしまうのだ。

アルバムからの先行シングル*。ポールのルーツ・ミュージックであるロックンロールをオマージュ

した曲で、エレキ・ギターのリフ、ドライなボーカル、大きなグルーヴのドラム、オルガン、連打するピアノ、ハーモニカ、ブラス・セクション、ハンドクラップ……様々な時代のロックの定番サウンド

ポール 半端ない伝説10これだけは押さえておきたい

!ポール 半端ない伝説10これだけは押さえておきたい

先行シングル「カム・オン・トゥ・ミー」の聴きどころがまるで集大成のように次々と繰り出される。ポールお得意のベースのグリッサンドやフィルインも聞きどころ。ダブルトラッキング・ボーカルや(エレクトリック)シタールが使われているところにファンはビートルズを感じた。

最高のロック・レジェンド 5年ぶりのニュー・アルバム!

『エジプト・ステーション』2018年9月7日 発売

ザ・ビートルズ × 現代的なサウンドともいうべき強力作!

*US盤『マジカル・ミステリー・ツアー』含む**ポール&リンダ・マッカートニー名義『ラム』、最新作『エジプト・ステーション』含む

その1 その256年間現役で100作品を超えるアルバムをリリース

世界で最もカバーされた曲を作った(「イエスタデイ」)

CD: UICC-10040 / ¥2,600(税抜)+税 2LP [直輸入盤仕様]: UIJC-90001/2 / ¥7,800(税抜)+税2LP [カラーLP] [直輸入盤仕様] [Universal Music Store限定商品]: PDJI-1041/2 / ¥9,800(税抜)+税*‘I Don’t Know’と両A面シングル、ダウンロード限定リリース

絶賛配信中!

Jam 20 Flight Rock Magical Mystery Jet All My Loving Letting Go Come On To Me Let Me Roll It I Got A Feeling My Valentine

ポール・イズ・バック!ポールがキャヴァーン・クラブに帰ってきた!7月26日、ザ・ビートルズ初期にライヴを行っていたリヴァプールのキャヴァーン・クラブでライヴを開催。新曲、ザ・ビートルズ、ウイングス、ソロ、と全キャリアに亘る28曲を披露しました。“素晴らしかった。たくさんの美しい思い出が戻ってきて、僕らの出発点を思い出させてくれた”(ポール・マッカートニー公式SNSより)なお、2日前の7月24日にはロンドンのアビイ・ロード・スタジオ前の横断歩道を渡り、その動画が公式SNSで公開された。

Queenie Eye 1985Lady Madonna In Spite Of All The Danger Things We Said Today Confidante Love Me Do Who Cares Birthday I Wanna Be Your Man

Fuh You Get Back Ob La Di Band On The Run Hi Hi Hi Saw Her Standing There Sgt Peppers Helter Skelter

セットリスト

この若 し々いエネルギーと、みずみずしい感性は、どうしたら保てるのだろう。ビートルズからもう少しで60年。ポール・マッカートニーは20世紀から21世紀の世界に君臨する生きた音楽神だ。

ポールの新作に向けてコメントを頂きました!

ポールの新作に向けてコメントを頂きました!

ポールの新作に向けてコメントを頂きました! 音楽評論・作詞 湯川れい子

発行 : ユニバーサル インターナショナル https://www.universal-music.co.jp/paul-mccartney/  協力 : ザ・ビートルズ・クラブ