tinkercadを用いたarduinoマイコン の動作シミュレーション...
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Tinkercadを用いたArduinoマイコンの動作シミュレーション
2020.4.18
1※TinkercadはAutodesk社が提供している無償のCADエディタです
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<手順>1. ユーザ登録
Tinkercadを使用するためにユーザ・アカウントが必要です。登録には電子メールが必要になりますので、準備下さい。
2. 回路作成Circuitsの機能を使用して、Arduinoの実験回路を作成します。
3. コーディングArduinoのプログラミングを行います。
4. シミュレーション目的の動作が行えているかどうかを確認します。動作に問題が無ければ、回路のスクリーンショットを撮り、プログラムをダウンロード(保存)します。
5. 作成した回路の再編集
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Webブラウザを用いて https://www.tinkercad.com/にアクセスする。Tinkercadのトップページが開いたら、「今すぐ参加」をクリックする。
1. ユーザ登録
登録後は「サインイン」から入ります
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https://www.tinkercad.com/
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「パーソナルアカウント」を上記の手順で作成する。登録した電子メールの宛先に確認のメールが送られますので、確認可能なメールアドレスを登録して下さい。大学のメールアドレスをお薦めします。
1. ユーザ登録
❶ ➋ ❸
❹
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登録後にサインインを行うと、この画面に入ります。回路作成を行うには、左のリストから「Circuits」を選び、「新しい回路を作成」をクリックします。
2. 回路作成
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回路の作成を行うエディタの画面です。右手には部品の一覧が表示されます。コンポーネント基本とすると、まず必要な部品(抵抗、LED、Arduino、ブレットボード)が現れます。
2. 回路作成
前のユーザ画面に戻る場合はここをクリック
回路エディタ選択
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右の部品リストから、Arduino Unoとブレットボードを取り出し、配置します。取り出した部品には、名前を付けることができますが、今回は特に変更する必要がありません。
2. 回路作成
削除回
転
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LED、抵抗器、押しボタンスイッチ及び圧電ブザーを右の部品リストから取り出し、ブレットボードに配置します。右のワイヤー・カラ―の変更のように、LEDの点灯色や抵抗器の値は、配置後に表示されるダイアログで変更することが可能です。また、ワイヤーの位置を変更する場合は、まず変更するワイヤーをクリックして選び、次ぐに終端をドラッグ&ドロップします。
2. 回路作成
※部品配置後にワイヤのカラ―を変更した例
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上の図は抵抗器の値を設定している例です。また、LEDには向きがあり、足が少し折れ曲がっている方がアノードになります。このLEDのアノード側をArduinoに、カソード側を抵抗器に接続します。
2. 回路作成
アノード
カソード
DIPスイッチは、コンポーネント基本には無いため、検索窓に「dip」と入力して取り出します。
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3.コーディング
「コード」をクリックした後、記述形式を「ブロック」から「テキスト」に変更する。次に、テキストエディタに目的のプログラムを記述する。プログラムの保存は自動的にクラウド上で行われている。自身の環境に保存したい場合には、ダウンロードボタンを押す。
❶
➋
❸
ダウンロードボタン
❹
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「シミュレーションを開始」のボタンを押します。もし、プログラムに誤りがある場合には、上の図のような表示が現れます。指摘された箇所を見直し、修正を行います。
※上の例では、digitalWriteのWが小文字になっていますね…
4.シミュレーション
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4.シミュレーション
「シミュレーションを停止」ボタンを押すと、動作が止まります。シミュレーション実行中は、押しボタンスイッチも機能します。圧電ブザーは、PCでは鳴りますが、iPadのブラウザ上では鳴らない?ようです。しかし、振動しているアニメーションが表示されます。
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5.作成した回路の再編集
課題別に回路を作成しておくことをお薦めします。再サインインした場合には、上の図のように区別されており、再編集が可能です。
(出典:Autodesk; https://www.autodesk.com/)