製品アイデア開発 製品コンセプト開発

製品設計

パッケージデザイン開発

商品化

メガトレンド軸を使った発想による

Mega Trend Axes For Generating New Product Ideas to Catch Consumers’ hearts

ものづくりのプロセス

消費者のハートをキャッチする製品アイデア開発

知っておくと便利なメガトレンド軸

1

メガトレンドから製品アイデアを考え、コンセプト開発へ

★商品の主な特徴１）--------------２）--------------３）--------------４）--------------５）--------------

*五感訴求点も含める

★ビジュアルでの説明

思い浮かぶイメージを

可能な範囲でビジュアル化する

• 商品の簡単なイラスト

• 使用シーンのイラスト

• 商品が醸し出す世界観など

★使用シーン

WHO 誰が使うのか

WHEN いつ使うのか？

WHERE どこで使うのか？

HOW どのように使うのか？

商品アイデアシート

0 1 2 3 4 5

アイデアD

アイデアC

アイデアB

アイデアA

アイデア評価

日常生活のQOLへの貢献

独創性

商品寿命の長さ

潜在市場サイズ

魅力度

市場性

★提供する消費者価値

どのように消費者の日常生活を向上させられるか？

• 機能的ベネフィット• 心理的ベネフィット• 感情的ベネフィット

×

成功する製品アイデアは、多くのトレンド要因をカバーしている

1. 魅力度が高まる

2. 顧客が飽きない

3. 多くの消費者が共鳴する

メガトレンドを数多くカバーすることで・・・

2

プレミアムチョコレートのロングセラーの秘密は、現代消費者が潜在下で渇望している複数のメガトレンドを幅広くカバーしていること。

消費者が購入しているのは、高価なチョコレートではなく「うっとりできる至福の時間」日頃頑張っている自分にちょっと贅沢なご褒美をあげたいという心理ニーズの充足手段の１つが、うっとりと至福を感じられる時間の提供。カバーしているメガトレンドはプチ贅沢をして自分へのご褒美。

実際に、チョコレートは、脳内神経伝達物質に作用して至福感を高めてくれる食品でもあることが、様々な研究によって明らかにされています。この事実を知っていれば、ますます至福感がアップ。

プレミアムチョコレート

3

【官能的な五感体験】カカオのほろ苦いフレーバー、複雑に広がる甘みと苦み、ゆっくりと温かくなりながら溶けていく感触、余韻を残してくれる後味などが、官能的でうっとりできる五感体験を提供。

【海外のショコラシエ】海外の職人の創造性や芸術性に一体化することで、うっとり感がより高まる。海外のショコラシエという要素だけでもファンタジックな冒険、ハンドメイド、オーセンティシティといった他の３つのメガトレンドをも満たす。

メガトレンドとは何か？

売れ筋商品

興行収入の高い映画

話題になっている商品やサービス

ベストセラー書籍 人気芸能人

消費者の価値観や購買傾向

流行歌

成功している新商品

人気が出てきた趣味 人気の高い観光地 その他様々な社会現象

人気サイト

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メガトレンドといえば・・・代表格はポップコーンの１７のTrend

戦略的トレンドコンサルタントの

フェイス・ポップコーンが

1991年にポップコーンレポートで

予測した将来の消費者のトレンドは

２５年を経た現在においても

閃光を放っています。

5

フェイス・ポップコーン社の17のトレンドリスト

1）エゴノミクス （エゴの経済） Egonomics

2）99の生活 （多忙きわまる生活） 99 Lives

3）スモールインダルジェンス （プチ贅沢） Small Indulgence

4）キャッシングアウト （スロー＆シンプル志向） Cashing Out

5）ビーイングアライブ （活き活き生きる） Being Alive

6）プレジャーリベンジ （快楽の報復） Pleasure Revenge

7）フューチャーテンス （将来不安） Futuretense

8）アンカーリング （精神の回帰） Anchoring

9）ダウンエイジング （青春懐古） Down Aging

10）コクーニング （巣ごもり） Cocooning

11）クランニング （仲間づくり） Clanning

12）ファンタジーアドベンチャー （ファンタジックな冒険） Fantasy Adventure

13-a）イヴォリューション （女性の革命） Eveolution

13-b）マンシペーション （男性像の解放） Mancipation

14）アトモスフィア （環境不安） Atomosfear

15）SOS （社会救済共感） Save Our Society

16）ビジラントコンシューマー （自警団的消費者） Vigilant Consumer

17）アイコントップリング （アイコンの崩壊） Icon Toppling 5

7

7）フューチャーテンス（将来不安）Futuretense

8）アンカーリング（精神の回帰） Anchoring

9）ダウンエイジング (青春懐古） Down Aging

10）コクーニング （巣ごもり） Cocooning

11）クランニング (仲間づくり） Clanning

12）ファンタジーアドベンチャー（ファンタジックな冒険）

Fantasy Adventure

16）ビジラントコンシューマー （自警団的消費者）

Vigilant Consumer

17）アイコントップリング （アイコンの崩壊）

Icon Toppling

1）エゴノミクス（エゴの経済） Egonomics

2）99の生活（多忙きわまる生活） 99 Lives

3）スモールインダルジェンス（プチ贅沢） Small Indulgence

4）キャッシングアウト(スロー＆シンプル志向） Cashing Out

5）ビーイングアライブ (活き活き生きる） Being Alive

6）プレジャーリベンジ（快楽の報復） Pleasure Revenge

13-a）イヴォリューション（女性の革命） Eveolution

13-b）マンシペーション（男性像の解放） Mancipation

14）アトモスフィア（環境不安） Atomosfear

15）SOS （社会救済共感） Save Our Society

１７のトレンドを覚えやすいように、ストーリー性をもたせて5個のグループに纏めました。

フェイス・ポップコーン社の17のトレンドリスト

1）エゴノミクス（エゴの経済） Egonomics

2）99の生活（多忙きわまる生活） 99 Lives

3）スモールインダルジェンス（プチ贅沢） Small Indulgence

4）キャッシングアウト(スロー＆シンプル志向） Cashing Out

フェイス・ポップコーン社のトレンドのご紹介

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私だけの商品が欲しい・私の可能性を１００％生きたい消費者は、以前よりも多忙になりました。

頑張っている自分を応援するために、自分へのご褒美としてプチ贅沢をする機会が増えました。一方、多忙な日常生活に疲れきった消費者は、スロー＆シンプルライフへの憧れが強くなっています。

自分のアイデンティティを求め、オンリーワンであることを認識したい。

自分のアイデンティティを確認し、表現したいという基本的人間のニーズが強まる。流れは、マス商品からカスタマイズ商品へ。“私のための商品やサービス”

マス・カスタマイゼーションを考えるなら、性別や世代だけでなく、新たに台頭しているライフスタイルをも、考慮すべき。

• 晩婚や高齢出産の両親であるモビーズ・ドビーズ

• 子育てと親の介護に追われるサンドイチャーズ

• 都市に住む貧しい知的職業者のパピーズ

• 富裕な老人のウーフス

• 購買力のある子どものスキッピーズ

• 環境意識が高く親への購買影響力の高いグローバルキッズ

• 地球と自分の健康を大切に考えるカルチュラルクリエイティブ

• 離婚して再び家族となるブーメランファミリー

1）エゴノミクス（エゴの経済）

9

2）99の生活（多忙きわまる生活）

時間が圧縮されたライフスタイルを送る消費者はストレスの限界にいる。時間に追われるストレスから解放されたい。

自己実現を目指してあらゆる自分の夢を実現したい。

働く母親の増加

２つの職業をもつ夫

アフターファイブに拡げる趣味の世界

シングルペアレントの増加

情報量の増加

情報の処理・新しい情報の獲得に忙しい

仕事量の増加

技術の進化と競争環境の激化

リストラの影響で１人あたりの仕事量が増加

スピード社会（時間の猶予がない）

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多忙でストレスフルな消費者は、ささやかでも気分を高揚するつかの間の贅沢を求めたい。

“だけど・・・後で罪悪感は感じたくないから、ちょっとだけの贅沢がいい”

不景気で、普段は買いたいものを抑制しているので、たまにほんの少し贅沢をすることで、精神的な均衡を得ようとする。

自分へのご褒美で、気分をリフレッシュ

生活の範囲内で買える 上のモノを手に入れたい。

“BMWの車は買えないけれど、 上級のBMWの

マウンテンバイクを買おう”

3）スモールインダルジェンス（プチ贅沢）自分へのご褒美

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欲望の充足や出世だけが人生の目標ではない。もっとスローテンポでシンプルな生活をしたい。

キャリアの一線から退き、ゆったりしたペースで質の高い生活を目指したい。

自宅で自分のビジネスを始める。（コクーニング＆キャッシングアウト）

古き良き価値が残る田舎に引越して仕事を始める。

• 農業や酪農

• 地域新聞の発行など

今の生活を抜け出れないから、都会に住みながら田舎生活を疑似体験する。

• 自宅のインテリアをカントリー風に

• アウトドア用の衣服を着る

• 田舎料理でスローライフ

• 素朴で洗練されていない商品に価値を見出すなど

4）キャッシングアウト(スロー＆シンプル志向）

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5）ビーイングアライブ (活き活き生きる） Being Alive

6）プレジャーリベンジ（快楽の報復） Pleasure Revenge

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日々、健康によいコトをして、健康によい食事をして、アンチエイジングを心がけ、何歳になっても、若々しく活力に満ちていたいと考える中高年者が増加しています。

だけど、あれも駄目これも駄目と抑制された毎日が続くと、たまに思いっきりハメをはずしたくなるのが人間です。

実年齢にとらわれない生き方をしたい。

実年齢より若く行動する

実年齢よりも若く装う

40歳を超えて結婚し子どもを生む

より健康でより長い人生を送りたい。

生活全般における健康管理方法を見直し始める。

• 食事や運動やストレス解消によって健康をコント

ロール。

• 東洋医学を生活に取り入れる。

毎日のQOL（生活の質）を高めたい。

体も脳も心も、すっきり＆活性化させて、いつも活

力に満ち溢れていたい。

5）ビーイングアライブ (活き活き生きる）

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「これはやっては駄目」「これはやるべき」と世間に抑制されることへの反発心もある。

本能のままに快楽に浸りたい時もある。

ルールや制約から解放されて、鬱憤晴らしをしたい。

公然とふてぶてしくタバコを吸う。

深酒する。

パンにたっぷりバターを塗る。

甘いものを食べる。

いつもではなく、たまに羽目をはずす。

毎日１箱タバコを吸う代わりに１日２－３本にとどめる。

毎日ステーキを食べるのではなく、週に1回にする。

6）プレジャーリベンジ（快楽の報復）

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7）フューチャーテンス（将来不安）Futuretense

8）アンカーリング（精神の回帰） Anchoring

9）ダウンエイジング (青春懐古） Down Aging

10）コクーニング （巣ごもり） Cocooning

11）クランニング (仲間づくり） Clanning

12）ファンタジーアドベンチャー（ファンタジックな冒険） Fantasy Adventure 16

将来への不安が増すと、安心を求めて精神性や過ぎ去った過去を希求する傾向が強まります。将来不安に加え、危険やストレスに満ちた外の世界を恐れると、自宅でゆっくりと過ごしたいという気持ちが強くなります。

しかし、人間は、安定すれば退屈になり、変化を求めます。一人よりは、仲間と一緒に過ごしたい社会的生き物でもあります。

静と動のバランスをとるために、安心して刺激を体験できるコトを探そうとするのです。

7）フューチャーテンス（将来不安）

社会、経済、政治、道徳など、すべてが混沌とした現代に生きる消費者が抱く漠然とした将来不安。

ますます安全な家の中へと後退する。（コクーニング）

家族や友人との絆を深める。（クランニング）

将来のために、お金を使わなくなる。

外食の回数を減らす

無駄使いをやめて将来のために貯金をする

壊れるまであるモノを使う

長く使えるモノを購入する

効用価値の高い商品を選択する（アイコントップリング）

ランニングコストのかからないモノを購入する

医療費が削減できるよう健康管理により注意する（ビーイングアライブ）

不安感を解消し安心感をもたらしてくれる商品やサービスへの興味が高まる。

（アンカーリング・ダウンエイジング）

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8）アンカーリング（精神の回帰）

過去に価値があったものや精神世界に安定を求める傾向。

激変する社会においては予測ができない。予測不能のため、自分の人生をコントロールできていないと感じる。そこで、コントロール可能な過去や自分の精神性のバランスをとってくれるコトに、安心できる基盤を見つけたいと考える。

経済優先主義・物質主義が限界を迎えると、進化の過程で、置き去りにしてきた精神的成長や精神的充実感への反省がおこる。人間の欲求が経済優先主義から文化優先主義へと向かう。

• 自然

• 歴史

• 芸術

• 哲学

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激変する世の中での不安や緊張を和らげるために安全で楽しかった子ども時代や青春時代に戻りたいという思いが強くなる。

小さい頃よく食べた懐かしい食品を食べる

子ども時代に遊んだおもちゃを購入する

昔流行した音楽を聞く

同窓会を開く

9）ダウンエイジング (青春懐古）

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10）コクーニング（巣ごもり）

外の世界は危険でストレスが多いから、できるだけ家の中にいて、安心していたい。

家にいる時間が以前より長くなる。

長時間滞在する家を安全に、快適＆心地よい場所にしたい。

移動手段の車の中も、快適で心地よく安全な場所にしたい。

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コクーニングが行き過ぎると孤独で退屈。安心できる仲間と社会的な接触がしたい。＜社会化するコクーン＞

人間は、社会に帰属したい、人とつながりたいという基本的ニーズをもっている。

誰とでも社交するのではなく、安心できる仲間と心地よい社交を楽しむ。

同じ価値観や興味をもち、フィーリング、主義、理想に共感できるグループの一員となる。

11）クランニング (仲間づくり）

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コクーニングは安全だけど退屈でもある。少しだけスリルと刺激を求めて、空想の世界や、現実の世界で、非日常化体験をしたい。

安全な家の中にいると冒険がしたくなるし、ストレスが多すぎると心は解放感を求める。

消費を通じて、つかの間の冒険やカタルシス（感情の解放・心の浄化）を味わいたい。

安心できることが大切なので、小さな冒険にとどめる。

12）ファンタジーアドベンチャー（ファンタジックな冒険）

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カルチュラルクリエイティブの台頭

13-a）イヴォリューション（女性の革命） Eveolution

13-b）マンシペーション（男性像の解放） Mancipation

14）アトモスフィア（環境不安） Atomosfear

15）SOS （社会救済共感） Save Our Society

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女性の社会進出と男性の過去のステレオタイプからの脱却によって、競争社会・物質主義に関する見直しが始まりました。

そこに、将来の環境不安が合わさって、地球環境への配慮が高まっています。環境意識の高いカルチュラルクリエイティブというサブカルチャーが台頭し、若い世代を中心に増え続けています。

女性の社会進出に伴う購買力の高まりから、女性的思考や行動がビジネスに与える影響が強まる。

女性の特性を理解することがビジネスには必須。

関係性を重視した水平型マーケティングへ。

つながりを求める。

情報を人と分かちあうことが好き。

心ある企業とつながりたい。

（消費者思いだけでなく社会や環境に貢献している）

攻撃的すぎるマーケティングは嫌い。

虚偽や手を抜かれることは嫌い。

女性は、五感を使い、周辺情報を考慮して総合的に判断する。

小さな手がかりや細かいことを拾い集め、組み合わせて、直感を働かせて隠された意味を読み取る。

使用シーンがイメージできるモノが購入しやすい。

13-a）イヴォリューション（女性の革命）

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⇒イヴォリューション（女性の革命）と表裏一体のメガトレンド

伝統的な男性の役割を拒否し自由な生き方を求める男性の増加。男はこうあるべきという古い考えに縛られずに、自分らしく考え、振舞おうと考え始める男性が増える。

ファッションや化粧に気をつかう

美容整形を受ける

繊細で感情豊かな面を隠さない

料理や編み物を習う

家事をする

子供の面倒をよく見る

育児休暇をとる

主夫に徹する

13-b）マンシペーション（男性像の解放）

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汚染された空気や水、安全性に疑問のある食品に対して高まる消費者の不信感と不安。

健康を保つために、厳しい目で食品を選び、自らが食生活をコントロールしなければならないという意識が高まる。

農薬や殺虫剤で汚染された野菜や果物

汚染された水の中にいた魚

細菌や抗生物質に汚染された肉

発がん性物質が発生する可能性のある塩素処理された水道水

有毒物質を含む添加物や着色料

遺伝子組み換え技術使用商品

免疫力を高めて身体を守ろうという意識の高まり。 免疫力を高める成分が入っている食品や健康食品の人気

14）アトモスフィア（環境不安）

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危機に瀕した地球を守るため、環境・社会問題に関心の高い企業を支持する傾向。

消費者は、道徳や思いやりなど社会と共存するための人間的な価値を見直し始める。

カルチャラル・クリエイティブの台頭

1998年に社会学者ポール・レイと心理学者シェリー・アンダーソンが今までの伝統主義者や近代主義者とは異なる「新しい人々」として提唱。

エコロジー、地球環境、平和、社会正義、自己実現、自己表現に深い関心を寄せる

代替医療やヨガ、スピリチャルなものを信じ、社会ともうまく適応

15）SOS （社会救済共感）

カルチュラルクリエイティブが好むライフスタイルがLOHAS（ロハス）

ロハス市場の５つの領域

1) 持続可能な経済（グリーンビルディング、再生可能エネルギー、社会的責任への投資）

2) 健全な暮らし（自然食品、オーガニック製品、パーソナルケア製品）

3) 代替医療（心身の快適状態、ホメオパシーといった代替ケア）

4) 自己啓発 （心と体によい製品やサービス）

5) 環境に優しい暮らし（エコロジカルな製品、リサイクル製品、エコツーリズム）

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カルチュラルクリエィティブの価値観「ステータスやお金よりも、心身の健康や地球との共存・社会貢献を重視」

カルチュラルクリエイティブ人口数（2008年時点）

アメリカで８０００万人

ヨーロッパで９０００万人

日本で２５００万人

＜カルチュラルクリエイティブを象徴する商品＞オーガニック商品

自然成分

グリーンハウス

低燃費車

リサイクル可能な商品

近郊エリアで収穫された野菜や魚

＜カルチュラルクリエイティブが好む商品やサービス＞地球や社会貢献している企業の商品やサービス

ストーリーのある商品やサービス

芸術的・文化的な商品やサービス

情報や知識が増える商品やサービス

実際に体験できるサービス

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カルチュラルクリエイティブ CCs

16）ビジラントコンシューマー （自警団的消費者） Vigilant Consumer

17）アイコントップリング （アイコンの崩壊） Icon Toppling

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インターネットの普及により、企業の不道徳や不祥事に抗議する消費者がオンライン上に集まりやすくなりました。

消費者の声は、今まで信頼されてきた組織を転覆させるほど巨大なパワーとなっています。

インターネットの普及で情報量が増えた消費者が、企業の不道徳な行為により敏感になり、インターネットを使った呼びかけで共感者を集め、抗議行動によって市場を操作する。

消費者は、製品の作られ方やメーカーの倫理、環境に対する見解など、企業情報に敏感になっている。

間違えを犯してしまった企業が、迅速に責任をとり誠実に解決できない場合、消費者はインターネットやマスメディアを通じて抗議行動にでる。

同じような問題をもった消費者や共鳴する消費者と自警団を結成し、コトを公にして企業の責任を追及する。

16）ビジラントコンシューマー（自警団的消費者）

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疑い深くなった消費者は、長年社会を支えてきた常識や価値観に疑問をもち、政府や大企業を揺るがす。

不祥事が多くなり、期待を裏切られることが増えると、政府や大きな企業や権威者を信じなくなる。

政府の言うことだから、歴史のある会社だから、大きな会社だから、知名度が高いからという理由だけで、むやみに信用しない。

他の商品との品質や性能差に見合った価格差なのか？

不当な利益を得ていないか？

有名ブランドへのこだわりが薄れてくる。

17）アイコントップリング（アイコンの崩壊）

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ポップコーンの１７のTrend プラスαのメガトレンド

社会学者のポール・レイ、未来学者

のロルフ・イェンセン、Strategic

Horizons の共同経営者であるB・

J・パイン＆ J・H・ギルモアなどが

提唱しているメガトレンドを９つに

纏めました。

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１）刺激を求めるネット脳 ＜認知欲求の拡大＞

刺激を求めるネット脳が、もっと新しいコト、もっと驚かせてくれるコトへと、人間を突き動かす。

インターネットの検索機能を使えば、次々に新しいコトが学べる。他のサイトへネットサーフィンすることで、また興味深い情報を見つける。

脳が「情報中毒」となると、常にドーパミンが放出され、さらなる興奮を求めて、目新しさや予期せぬものを求め続ける。

ブログのネタを探すという動機が加わると、新しい、珍しいサービスや商品や情報への希求がより高まる。

インターネット上で消費者が支持する商品やサービスが徐々に話題になり、テレビで取り上げられることで、爆発的ヒットとなる。

とにもかくにも、話題性が大切。

WOW！

Then,what’s next?

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2）ストーリー性

人間の歴史において、物語はいつの時代にも、人間の感情に訴求し、シンパシー（共感）をかき立てる。

自分の感情を動かしたい現代の消費者は、モノの背景にあるストーリーに惹かれる。

“今日、価値のある経験に参加することが、アメリカ人の充足されていないニーズを満たしている。文化的資産が経済的資産よりも貴重になっている”（Dave NortonStone Mantel社の創立者）

“消費者は意味を通じて自分と結びつく商品やサービスを探すことが多くなった”（Making Meaningの著書からの引用）

L’Occitane en Provance

私たちの製品は、植物の力やアロマセラピーの考え方によって作られています。生産者や環境に対する尊敬の念を持って原料を選んでいます。製品の製造工程で動物性原料、および副産物を使用していません。(ハチの生産物を除く；プロポリス、ロイヤルゼリー、ハニー) また、動物実験をしません。伝統的な製造方法を支援し、また仕入れにおいてはその品質と、地元の生産者を 優先します。（A.O.C.ラベンダー、A.O.C.オリーヴオイル、オーガニックヴァーベナ、オーガニックイモーテルなど。）また、シアバターの生産地であるブルキナファソへの継続的な支援を行います。そしていかなる製品も、児童労働によって生産されたものではないことを保証します。環境保護のために、汚染物質を出さない工場作りを進めているほか、環境に優しいパッケージを選択し、また必要のない包装などを行いません。

L’Occitane en ProvanceのＨＰから引用

Honest Tea

アメリカ発の低カロリー&

低糖のお茶で、リーフはオーガニック。

2730ＢＣに茶を発見した中国の王、Shen Nungにアイデアを得て、水と葉というシンプルさを売り物にしている。

それぞれのお茶の名前にストーリーがあり、原始的なアートがラベルを魅力的にしている。

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３）オーセンティシティ（独創的なホンモノ感）

バーチャル社会では、存在感の高いものがほんものと見なされる。消費者は、明確で、希少で、独創的なオーセンティックなモノやサービスに惹かれる。

そのカテゴリーで 初の商品

古い歴史をもつ企業商品

珍しい材料を使用

珍しい製造技術を使用

珍しいデザイン

並外れたサービス

細部まで工夫などの気遣いがわかる商品

明確な産地名

その場所でしか手に入らない原料を使用

生産者の顔や人柄がわかる商品

＜今だけ入手可能な限定品にもオーセンティシティを感じる＞

季節限定商品

期間限定商品

期間限定のポップアップストア

にせものとは

• 表面的な商品やサービス• 偽造やコピー商品• 粗雑なつくり• 決まり文句• 型にはまった陳腐な表現

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４）創造力の刺激

コンピューターに頭脳作業の多くをとって代わられると、人間だからこそある創造力への関心が高まる。

自分の創造性を発見したり、開花したい。

ブログを書く

本や写真集の出版

新しいレシピの開発

キャラ弁

ウォールシールで部屋を飾る

メンディングテープへのこだわり

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５）ハンドメイド

コンピューターにはない人間の創造力、そして創造力を人間だけがもつ手で具現化したハンドメイドこそが、究極の人間回帰。

人間の手でつくられたモノにはぬくもりがある。そのぬくもりに癒しや安心感を求める。

ハンドメイド商品を買う

生地や素材を買って自分で手芸する。

キルトやバッグ作成の手芸教室へ通う

陶芸教室へ通う

DIYで家具をつくる

お婆ちゃん達にマフラーを編んでもらえるネットサービスNetGranny（スイス）

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6）五感＆感情体験

五感訴求は好奇心を満たしてくれるだけでなく、バーチャルではない、リアルな自分の存在感を認識させてくれる。五感を訴求する商品やサービスが求められている。

多忙な現代人は一瞬にして気分やムードを変えたい。五感訴求商品は、インスタント・モードチェンジをも可能にする。

香りマーケティング香りは、感情へもっとも速く影響を与える。

嗅覚は嗅神経からダイレクトに本能や感情を司る大脳辺縁系へ伝わるので、理性ではコントロールできない感情を変化させることができる。視覚や聴覚などは、視床や大脳皮質を経て大脳辺縁系へ到達する。

怒り・イライラ嫌悪抑圧悲しみ・憂鬱恐怖・不安自信喪失無気力退屈

平和・調和優しさ自由喜び・楽しみ楽観・希望勇気・活力情熱・ロマン興奮・好奇心

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７）エクスペリエンス消費

インターネットのバーチャルな世界で、新しい情報を知って楽しんだり驚くだけではなく、実際に新しいコトやモノを体験したいと考える。

リアルな参加型体験

農業や酪農などの体験型ツアー

田舎暮らし体験ツアー

お寺宿泊座禅ツアー

化石発掘体験ツアー

調理・製菓仕事体験

和紙作り体験ツアーなど

バーチャルな想像型体験（ポップコーンのファンタジーアドベンチャー）

異国風味のある商品やサービス

過去にタイムトリップできる商品やサービス

職人がつくった商品

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８）歴史回帰

新しいコトを求めて、自分を取り巻く環境変化を加速させながらも、一方で、以前よりも、心の安定を求めるようになった。『変化』に対して『安定』でバランスをとろうとする。

終わってしまった過去はもう変わることがない。その揺るがない安定感に接触して、安心感を得たい。

過去に流行ったものや、ある土地で長く伝わる歴史・文化・儀式への興味が高まっている。

• 古代遺跡のTV番組やツアーに参加する

• 文化的歴史のある商品（アールヌーボーのランプ）や骨董品をインテリアに取り入れる

• 昭和初期のアパートをカフェに改築

• 古民家に住む

• 伝統工芸・盆栽・和を感じる商品の人系

• お婆ちゃんのレシピの復活

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ポップコーンのアンカーリングと同様

９）自然回帰

歴史回帰と同様の理由で、自然回帰を望んでいる。

人間の手が加えられていない自然に何かしらの形で接することで、癒しを求める。

• 未踏の土地や秘境への旅

• アフリカのサファリツアー

• ドルフィンツアー

• オーロラ見学

• 観葉植物・ガーデニング

• オーガニック製品

• 自然成分の製品

• 加工されていない食品（ドライフーズ、ナッツなど）

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ポップコーンのアンカーリングと同様

コンセプトファクトリーでは、

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