tweets academy vol.2 dororich bot ver.1.1
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ドロリッチ bot 事例紹介~気付いたら勝手広告と呼ばれていたなう~
2010/10/25 ツイートアカデミーvol.2がお(@rhbjp)
ドロリッチbotとは
お話しする内容1. 制作までの経緯
2. 設計概要
3. 運用結果
4. 考察
概要
ドロリッチなう
@someone さんがドロリッチなうしました。こんばんは。今日も飲んでくれてありがとう! *1Cday[today:1/total:10]
@tripshots による連日の「ドロリッチなう」
→ @tripshots のフォロワーを中心に話題に
「ドロリッチなう」ブームの発生1.制作までの経緯
ドロリッチなう
ドロリッチってなに?
ドロリッチなうという語感が良い!
俺もドロリッチなうって言いたい!
TLの「ドロリッチなう」が気になり、ドロリッチを購入
→ @weekly_utaranに話しかけられる
→会話に @nojiri_hが加わり、話が広がる
→ @tripshotsまで参加
Twitterって凄い!私も何かしたい!
→ bot作成しよう!
私のドロリッチなう体験1.制作までの経緯
ドロリッチなう
本当にこれ流行ってるの?→ ドロリッチなうブームの可視化
皆が同じ言葉をつぶやくのが面白い→ Twitterの「ドロリッチなう」発言を増やしたい
毎日繰り返し同じ言葉をつぶやかせたい→ 皆が毎日「ドロリッチなう」したくなる仕組みを作る
→ 「共有型リマインダー」という発想皆でやればルーチンワークを楽し繰り返せる!
botの目的2. 設計概要
「ドロリッチなう」発言に反応し、返信
→ Twitter 内の「ドロリッチなう」発言が単純に 2倍に
→ 「ドロリッチなう」をbotのTLに集約することで可視化
実装1 オウム返し2. 設計概要
ドロリッチなう
@someone さんがドロリッチなう しました。こんばんは。今日も飲んでくれてありがとう! *1Cday[today:1/total:10]
個人の「ドロリッチなう」数の集計→ユーザの行動を「認める」仕組み
• 連続日数 →毎日の発言促す
• 呟きなし日数 →毎日発言しなくなった人へのアプローチ
全体の「ドロリッチなう」数の集計→ 1時間あたりの総数とこれまでの総数を集計
→ランキングの否定
→参加者全員に利益のある「皆で飲みたくなる」仕組み
実装2 カウント機能2. 設計概要
@someone さんがドロリッチなうしました。こんばんは。今日も飲んでくれてありがとう! *1Cday[today:1/total:10]
メッセージの基本は「ありがとう」→ ユーザ行動を認める
→ アイコンに擬人化画像を使用
集計数に応じてリプライメッセージを変更→ 「ドロリッチなう」したくなるゲーム
→ 毎日、たくさん飲んだ方が多くのメッセージが見られる。• 但し、1日あたり上限10件。出来るだけ「毎日」呟いて欲しい
→ 辞めた人に再度呟きたくさせるメッセージ
→時報メッセージ
「ひとつの装置」機能
機能3 メッセージ機能2. 設計概要
現在のフォロワー数:3,517人(2009年5月23日午前9時から運用開始)
反応アカウント数:29,343
全ユーザのつぶやき総計:109,415
最多集計数:826
現在確認できる最多連続日数:41
botの集計情報3. 運用結果
botの集計情報(グラフ)3. 運用結果
1回2回3回4回5回6回7回8回9回10回以上
表:つぶやき数別の割合(内円:ユーザ数,外円:ユーザの発言の合計数)
IT系ニュースサイトの複数記事
産経新聞Web面でニュースに→グリコより私と@tripshotsにドロリッチを贈呈
ビジネスアスキー2009年11月インタビュー
Twitter night vol.3 参加
twitter本の中でドロリッチbotへの言及→ twitter革命(神田敏晶著、ソフトバンク新書刊)
→ Twitter社会論 (津田大介著、洋泉社刊)
anan 2010年6月2日発売号に記事掲載
メディア・ニュース3. 運用結果
ドロリッチイラスト→ Pixivの「ドロリッチ」検索結果157件
ドロリッチ擬人化同人誌→ 3つのサークル様がイベントにて自費出版
ドロリッチ曲→ ニコニコ動画に自作曲2曲がアップロードされる
ドロリッチ配信→ Ustream等でドロリッチで遊ぶ配信をする人達が出現
CGMによるドロリッチの広がり3. 運用結果
ドロリッチイラスト→ Pixivの「ドロリッチ」検索結果157件
ドロリッチ擬人化同人誌→ 3つのサークル様がイベントにて自費出版
ドロリッチ曲→ ニコニコ動画に自作曲2曲がアップロードされる
ドロリッチ配信→ Ustream等でドロリッチで遊ぶ配信をする人達が出現
CGMによるドロリッチの広がり3. 運用結果
考察
流行するものが流行する→ ごめんなさい、ドロリッチbotは基本流行に乗っただけです
ユーザは「自分の利益」になることをする→ マスメディアにおける広告
=企業が伝えたいメッセージを伝えるもの
→ 広告は原則として邪魔
→ ユーザに「利益を提供する広告」は
「広告を超えたサービス」となりうる
@weekly_utaran 歌らんさんに話しかけられなかったらbotを作っていませんでした。ありがとうございます!
週刊ニコニコ歌ってみたランキング作っているなう。http://www.nicovideo.jp/mylist/9458558
@tripshots 大体この人の所為。本当にありがとうございます。
ドロリッチなう。 http://www.tripshots.net/
絵のお仕事募集中なう。 http://pixiv.cc/oborotuki/
謝辞
@oborokakeru ドロリッチbotのアイコン、及びスライド内の画像を使用させて頂き、誠にありがとうございました。
OboroKakeru朧月カケル
tripshots tripshots
weekly_utaran週刊歌らん@12/31東ヤ44b
スペシャルサンクス:えだまめさんドロリッチアイコンの使用許可を頂きまして、誠にありがとうございます!