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User’s Manual UT750 ディジタル指示調節計 2入力選択制御 ユーザーズマニュアル IM 05D01B02-47 IM 05D01B02-47 3版

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  • User’sManual UT750

    ディジタル指示調節計2入力選択制御ユーザーズマニュアル

    IM 05D01B02-47

    IM 05D01B02-473版

  • Blank Page

  • <目次> <改訂情報> i

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    はじめにこのたびは,UT750ディジタル指示調節計をお買い上げまことにありがとうございます。

    ■マニュアルの読み方

    目  的� タイトル� 内     容�

    セットアップ� 調節計を操作できるようにするまでに必要な作業(取付け,�配線など)について説明しています。�

    基本操作� 測定入力種類,制御出力種類,警報種類の設定例を説明して�います。ここの設定を行えば基本的な制御が行えます。�

    機能解説と�設定値記録�

    パラメータの持つ機能を簡単に解説しています。またお客様�設定値欄を設けてありますので, 調節計に設定すると同時に�記録するようにしてください。�

    1. 設置�

    2. 初期設定�

    5.2 パラメータ一覧表�

    運転操作・�トラブル対策�

    運転時のキー操作について説明しています。�外部接点入力による運転操作については,「1.5 端子配線図」�外部接点入力をご覧ください。�

    操作概略� パラメータ設定時の道しるべとなるパラメータマップを記�載しています。�

    3. 運転�4.1 トラブル� シューティング�

    5.1 パラメータマップ�

    ■ご使用可能な調節計2入力選択制御は,下記仕様コードの調節計でご使用になれます。

    UT750-01 UT750-11 UT750-51

    ■本書に対する注意(1) 本書は,最終ユーザまでお届けいただきますようお願いいたします。また,本書は大切に保管していただきますようお願いいたします。

    (2) 本製品の操作は,本書をよく読んで内容をよく理解したのちに行ってください。(3) 本書は,本製品に含まれる機能詳細を説明するものであり,お客様の特定目的に適合することを保証するものではありません。

    (4) 本書の一部または全部を,無断で転載,複製することは固くお断りします。(5) 本書の内容については,将来予告なしに変更することがあります。(6) 本書の内容について,もしご不審な点や誤り,記載もれなどお気付きのことがありましたら,当社営業部または,お買い求めの代理店まで,ご連絡ください。

    Media No. IM 05D01B02-47 (CD) 3rd Edition : May 2006 (YK)All Rights Reserved. Copyright © 2000, Yokogawa Electric Corporation

  • <目次> <改訂情報>

    IM 05D01B02-47

    ii

    3rd Edition : 2006.05.31-00

    ■本器を安全にご使用いただくために本器には,安全にご使用していただくために次のようなシンボルマークを使用しています。

    取扱注意�

    製品においては,人体および機器を保護するためにユーザーズマニュアルを参照する必要がある場合についています。またユーザーズマニュアルにおいては,感電事故など,取扱者の生命や身体に危険がおよぶ恐れがある場合に,その危険を避けるための注意事項を記述してあります。

    以下のシンボルマークは,ユーザーズマニュアルおよびユーザーズマニュアル応用編(CD-ROM版)に使用しています。

    注 意�

    「ソフトウェア,ハードウェアの損傷およびシステムトラブルを引起こす可能性が想定される場合に注意すべきことがら」を記述してあります。

    重 要�

    「製品を取扱う上で重要な情報や,操作や機能を知る上で注意すべきことがら」を記載してあります。

    ■本製品の免責についてと取扱い上の注意(1) 本製品の使用によりお客様または第三者が損害を被った場合,あるいは当社の予測できない本製品の欠陥などのため,お客様または第三者が被った損害およびいかなる間接的損害に対しても当社は責任を負いかねますのでご了承ください。

    (2) 本製品は,当社の事前の承認なしにその全部または一部を譲渡,交換,転貸などによって第三者に使用させることは,固くお断りいたします。

    (3) 本製品の部品や消耗品を交換する場合は,必ず当社の指定品を使用してください。(4) 本製品は,特定された1台のコンピュータでご使用ください。別のコンピュータに対してご使用になる場合は,別途ご購入ください。

    (5) 本製品をバックアップの目的以外でコピーすることは,固くお断りいたします。(6) 本製品の収められているフロッピーディスク(オリジナルメディア)は,大切に保管してください。

  • <目次> <改訂情報> iii

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    ■本製品の保護・安全および改造に関する注意(1) 本製品および本製品で制御するシステムの保護・安全のため,本書の安全に関する指示事項にしたがって本製品をご使用ください。なお,これらの指示事項に反する扱いをされた場合,当社は安全性を保証いたしません。

    (2) 本製品を改造することは固くお断りいたします。(3) 本製品の逆コンパイル,逆アセンブルなど(リバースエンジニアリング)を行うことは,固くお断りします。

  • Blank Page

  • IM 05D01B02-47

    <はじめに> <改訂情報>

    3rd Edition : 2006.05.31-00

    目次-i

    UT750ディジタル指示調節計2入力選択制御ユーザーズマニュアル IM 05D01B02-47 3版

    目 次はじめに ........................................................................................................... i

    1. 設置 .................................................................................................... 1-11.1 形名・仕様コード........................................................................................... 1-11.2 取付方法 ........................................................................................................ 1-21.3 配線方法 ........................................................................................................ 1-41.4 ハードウェア仕様........................................................................................... 1-61.5 端子配線図................................................................................................... 1-11

    2. 初期設定.............................................................................................. 2-12.1 フロントパネルの名称と機能 ......................................................................... 2-22.2 UTモードを設定する(電源オン時に最初に設定) .............................................. 2-32.3 UTモードを変更する ...................................................................................... 2-42.4 測定入力1と測定入力2の種類を設定する........................................................ 2-62.5 制御出力種類を設定する(位置比例形の調節計以外)....................................... 2-102.6 バルブ位置を自動校正する(位置比例形の調節計のみ) ................................... 2-122.7 パラメータを初期化する .............................................................................. 2-142.8 入力選択動作を設定する .............................................................................. 2-162.9 警報種類を変更する ..................................................................................... 2-172.10 複数SPとPIDの解説 ..................................................................................... 2-20

    3. 運転 .................................................................................................... 3-13.1 運転中の監視画面........................................................................................... 3-13.2 目標設定値(SP)を設定する ............................................................................. 3-43.3 オートチューニングを実行/中止する............................................................ 3-53.4 手動でPIDを設定する..................................................................................... 3-73.5 警報設定値を設定する.................................................................................... 3-83.6 目標設定値番号(SPNO)を選択する ............................................................... 3-103.7 運転開始(RUN)/停止(STOP)の切替えを行う ............................................... 3-113.8 自動(AUTO)/手動(MAN)の切替えを行う ..................................................... 3-123.9 手動時に制御出力を操作する ....................................................................... 3-13

    4. トラブルシューティング・保守 ........................................................... 4-14.1 トラブルシューティング ................................................................................ 4-14.2 保守 ............................................................................................................... 4-5

    4.2.1 清掃時の注意事項..................................................................................................... 4-54.2.2 ブラケットの交換..................................................................................................... 4-54.2.3 端子カバーの取付け................................................................................................. 4-54.2.4 有寿命部品の交換..................................................................................................... 4-74.2.5 制御出力用リレーの交換 ......................................................................................... 4-7

  • <はじめに> <改訂情報>

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    目次-ii

    5. パラメータ .......................................................................................... 5-15.1 パラメータマップ........................................................................................... 5-15.2 パラメータ一覧表........................................................................................... 5-6

    6. 機能ブロック図と解説 ......................................................................... 6-1

    ユーザーズマニュアル 改訂情報 ..................................................................... i

  • <目次> <1. 設置> 1-1

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    1. 設置本章は,調節計を操作できるようにするまでに必要な作業(取付け,配線など)について説明しています。

    1.1 形名・仕様コード製品をご使用になる前に,ご注文の形名コードと一致した製品が納入されていることをご確認ください。

    形 名� 仕様コード� 内 容�

    UT750 ディジタル指示調節計 (カスタム演算機能付き※)

    -0 1ループ形�-1 位置比例形�-5 2ループ形�

    種類�

    0 なし�1 通信, 補助アナログ(リモート)入力付き�

    付加機能�

    次のものが揃っていることをご確認ください。・ディジタル指示調節計本体 (ご注文の形名のもの) ............... 1台・ブラケット (取付け具) ............................................................. 1組・単位シール ............................................................................... 1枚・単ループ制御ユーザーズマニュアル (A2サイズ) .................. 5枚・ユーザーズマニュアル応用編(CD-ROM版) ........................... 1枚

    ※ パソコンで動作する別売のカスタム演算作成ツール(形名LL200-J10)を利用して,調節計の入力信号および出力信号に各種演算(四則演算,論理演算,折線,温度補正係数演算,圧力補正係数演算など)を組み込むことができます。

  • 1-2<目次> <1. 設置>

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    1.2 取付方法

    注 意�

    取付場所は,次のような場所を選んでください。

    150mm150mm

    150mm

    150mm

    1. 人が端子にうかつに触れない場所2. 機械的振動の少ない場所3. 腐食性ガスの少ない場所4. 温度変化が少なく常温(23℃)に近い場所5. 高いふく射熱を直接うけない場所6. 電磁界の影響のない場所7. 端子板面(基準接点補償素子)に風があたらない場所8. 水がかからない場所9. 燃えやすいものから離れた場所

    特に燃えやすいものの上に直接置くことは止めてください。やむを得ず,燃えやすいもののそばに設置する場合は計器の上・下・左・右の側面から少なくとも150mm離れたところに,厚さ1.43mmのメッキした鉄板,あるいは厚さ1.6mmのコーディングしていない鉄板を使用してカバーを用意してください。

    ●取付姿勢:

    左右水平,上向き最大30度,下向き不可

    計器前面�30度以内に�取付けてください�

    30度� 計器背面�

  • <目次> <1. 設置> 1-3

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    ■外形寸法・パネルカット寸法

    PVPV2

    AL

    CAS

    REM1REM2

    MAN1

    MAN2STP

    34

    2

    1

    DISPSET/ENT

    A/M

    (25)

    (53)

    [(N-1)×96+92]最小117

    最小�145

    +0.8�0

    +0.8�0

    92

    +0.8�092

    +0.8�092

    Nは取付け台数�ただし,N≧5の時は実測値による。�

    10011UT750

    1~10mm (パネル厚)ブラケット小�

    ブラケット大�

    91.8

    112

    単位:mm96

    96● 一般取付時パネルカット寸法� ● 密着計装時パネルカット寸法�

    ■取付方法

    取扱注意�

    感電の恐れがありますので,パネルへの取付作業時は,計器に供給する電源をオフにしてください。

    パネルに調節計を取付ける穴をあけた後,以下の手順で取付けてください。1. 調節計を背面端子板の方からパネル前面から挿入します。2. 調節計の上・下にブラケット(取付け具)を下図のようにセットし,ブラケットのネジを締めます。このとき締めすぎないようにご注意ください。

    ブラケット大�(上部取付具)

    端子板�

    ブラケット小�(下部取付具)

    パネル�

    ブラケットは,ドライバー�を挿入して締めて固定して�ください。�

    パネルへの挿入方向�調節計の端子板の方�から挿入してくださ�い。�

    推奨締付トルク�0.4N・m

  • 1-4<目次> <1. 設置>

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    1.3 配線方法

    取扱注意�

    1) 感電の恐れがありますので,配線作業時は,計器に供給する電源をオフにして,つなぐケーブルに通電されていないことをテスタなどで確認してから作業を始めてください。

    2) 安全のため本機器近傍の簡単に操作できる場所に,必ずサーキットブレーカ(IEC60947 適合品,5A 100Vまたは220VAC)を設置してください。また,このスイッチが本機器電源の切断装置であることを明示してください。

    3) 配線作業は,電気関係の基礎知識があり,かつ実務経験がある方が行ってください。

    注 意�

    1) 電源は,単相の計器用電源から取ってください。電源ノイズが多い場合は,1次側に絶縁トランスを挿入し,2次側にラインフィルタ(推奨品:ZAC2205-00U,TDK製)を使用してください。ノイズ対策時は,1次側と2次側の電源ケーブルを近接しないでください。

    2) 熱電対入力の場合は,シールド付補償導線で配線してください。また,測温抵抗体入力の場合は,導線抵抗が低く,3線間の抵抗差のないシールド線を使用してください。配線に使用するケーブルおよび端子の仕様と推奨品は下記の通りです。

    3) 制御出力リレーは交換できます。ただし,出力リレーには寿命(抵抗負荷10万回)があるため,補助リレーを使って負荷のオン/オフを行ってください。

    4) 補助リレー,モーターやソレノイドバルブのようなインダクタンス(L)負荷を使用する場合は誤作動や,リレーの故障の原因になりますので,必ずスパーク消去用のサージサプレッサ回路としてCRフィルタ(AC使用時)またはダイオード(DC使用時)を並列に挿入してください。

    5) 外部からの雷サージ混入の恐れがある場合には,避雷器などを使用してください。

    ●CRフィルタ

    メーカ� 松尾電機(株) (株)指月電機製作所� 信英通信工業(株)

    形 名� CR UNIT 953, 955 その他�SKV, SKVB その他� CR-CFS, CR-U その他�

    ■DCリレー配線の場合 ■ACリレー配線の場合

    UT750

    R

    外部直流電源�リレー�O.C

    UTの接点�

    ダイオード�(リレーコイル端子�(ソケット)に直接�取付けてください)�

    リレー�(リレーコイル定格が�

    UTの接点容量以下になる�ものを使用してください)�

    R

    UT750

    UTの接点�CRフィルタ�(リレーコイル端子�(ソケット)に直接�取付けてください)�

    外部交流電源�

    リレー�(リレーコイル定格が�

    UTの接点容量以下になる�ものを使用してください)�

  • <目次> <1. 設置> 1-5

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    ●ケーブル仕様と推奨品

    部 品� 品名およびメーカ�

    電源/接地/リレー接点出力�600Vビニル絶縁電線 JISC3307 0.9~2.0mm2

    熱電対� シールド付補償導線 JISC1610,□X-□-□-□『横河電機 GS 6B1U1参照』�

    測温抵抗体� シールド線(3心) UL2482(日立電線)

    その他信号線� シールド線�

    ●端子推奨品

    3.7mmφ�

    7mm以下�

    3 .7mmφ�

    7mm以下�

    または�

    日本圧着端子� 1.25-YS3A

    日本端子� YD1.25-3.50.3~1.65mm2 0.8N・m以下�

    メーカ� 型 式� 適合電線サイズ� 締付トルク�

    ●端子カバー部品

    対象機種� 部品No. 販売単位� 価格�

    UT750用� T9115YD 1枚� ¥1,000

  • 1-6<目次> <1. 設置>

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    1.4 ハードウェア仕様

    測定入力信号(測定入力1)

    ○入力点数 : 1点 ( 11 - 12 -13端子)○入力種類 : ユニバーサル入力方式(入力種類をソフト選択可能)○サンプリング周期 : 50,100,200,500ミリ秒(サンプリング周期をソフト選択可能)初期値: 200ミリ秒

    ○バーンアウト検出 : 熱電対,測温抵抗体,統一信号0.4~2V,1~5Vで機能アップスケール,ダウンスケール,オフ指定可統一信号は0.1V以下でバーンアウトと判断

    ○入力バイアス電流 : 0.05μA(熱電対,測温抵抗体b端子の場合)○測定電流(RTD) : 約0.13mA○入力抵抗 : 熱電対/mV入力の場合 1MΩ以上直流電圧入力の場合 約1MΩ

    ○許容信号源抵抗 : 熱電対/mV入力の場合 250Ω以下信号源抵抗の影響 0.1μV/Ω以下直流電圧入力の場合 2kΩ以下信号源抵抗の影響 約0.01%/100Ω

    ○許容配線抵抗 : 測温抵抗体入力の場合最大150Ω/1線(3線間の導線抵抗は等しい事)但し,-150.0~150.0℃レンジは最大10Ω/1線配線抵抗の影響 ±0.1℃/10Ω

    ○許容入力電圧 : 熱電対/mV/測温抵抗体入力の場合±10VDC直流電圧入力の場合 ±20VDC

    ○ノイズ除去比 : ノーマルモード 40dB(50/60Hz)以上コモンモード 120dB(50/60Hz)以上

    ○基準接点補償誤差 : ±1.0℃(15~35℃),±1.5℃(0~15℃,35~50℃)

    ○適応規格 : 熱電対,測温抵抗体 JIS/IEC/DIN(ITS-90)

    補助アナログ入力信号(測定入力2)

    補助アナログ入力付きの調節計のみ装備。○入力点数 : 1点( 21- 22端子)○入力種類 : 0-2VDC,0-10VDC,0.4-2.0VDCまたは1-5VDCの範囲で設定可○サンプリング周期 : 100,200,500ミリ秒測定入力のサンプリング周期と連動しています。ただし,測定入力信号のサンプリング周期が50ミリ秒のとき,補助アナログ入力信号のサンプリング周期は100ミリ秒となります。

    ○入力抵抗 : 約1MΩ○入力精度 : 0-2VDC入力の場合 入力スパンの±0.3%±1digit0-10VDC入力の場合 入力スパンの±0.2%±1digit0.4-2.0VDC入力の場合 入力スパンの±0.375%±1digit1-5VDC入力の場合 入力スパンの±0.3%±1digit基準動作状態 [23±2℃,55±10%RH,電源周波数50/60Hz]における性能

  • <目次> <1. 設置> 1-7

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    フィードバック抵抗入力

    位置比例形のみ装備。( 45 - 46 - 47端子)スライド抵抗値 : 全抵抗の100Ω-2.5kΩ(擦動線の断線検出有り)測定分解能 : 全抵抗の±0.1%

    センサ用供給電源

    2線式伝送器に電源を供給。(15VDC: 14 - 15端子)調節計と伝送器の間に抵抗器(10-250Ω任意)を置き,電流信号を電圧信号に変換して,測定入力部から読み込む。供給電源 14.5-18.0VDC,最大供給電流 約21mA(フィールド短絡時の保護回路付き)

    伝送出力

    測定値,目標設定値,制御出力値のいずれかを出力。15VDCセンサ用供給電源のどちらか一方を使用。

    ○出力点数 : 1点または2点 ( 14 - 15端子,16 - 17端子)○出力信号 : 4-20mADC,0-20mADC,20-4mADCまたは20-0mADC (但し,0mA以下は出力不可)

    ○負荷抵抗 : 600Ω以下○出力精度 : スパンの±0.1%(但し,1mA以下はスパンの±5%)基準動作状態 [23±2℃,55±10%RH,電源周波数50/60Hz]における性能

    制御出力

    ユニバーサル出力方式(出力種類をソフト選択可能)位置比例形はリレー接点出力。

    ○電流出力(1ループ形: 16 - 17端子,加熱側: 16 -17端子,冷却側: 14 -15端子)

    出力点数� 1点または2点(加熱冷却制御)�(電圧パルス出力と切替え)

    出力信号�4-20mADC,0-20mADC,20-4mADC�または20-0mADC

    負荷抵抗� 600Ω以下�出力精度� スパンの±0.1%�

    (但し,1mA以下はスパンの±5%)�基準動作状態 [23±2℃,55±10%RH,�電源周波数50/60Hz]における性能�

    ○電圧パルス出力(1ループ形:16 - 17端子,加熱側: 16 - 17端子,冷却側: 選択不可)

    出力点数� 1点(電流出力と切替え)出力信号�オン電圧=12V以上(負荷抵抗600Ω以上)�

    オフ電圧=0.1VDC以下�分解能�10ミリ秒または出力値の0.1%の大きい方�

  • 1-8<目次> <1. 設置>

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    ○リレー接点出力(1ループ形: 1 - 2 - 3端子,加熱側: 1 - 2 - 3端子,冷却側: 4 - 7端子,位置比例形: 48 -49 - 50端子)

    出力点数� 1点または2点(加熱冷却制御)出力信号� NC,NO,コモンの3端子/2端子�接点定格� 端子:250VAC 3Aまたは30VDC 3A(抵抗負荷)

    端子:250VAC 1Aまたは30VDC 1A(抵抗負荷)分解能�10ミリ秒または出力値の0.1%の大きい方�

    1 2 3

    4 7

    接点入力

    ○用途 : 目標設定値切替,リモート/ローカル切替,運転/停止切替など○入力点数 : 7点○入力形式 : 無電圧接点またはトランジスタ接点入力○入力接点容量 : 12VDC,10mA以上○オン/オフ判定 : 無電圧接点入力の場合オン時 接点抵抗1kΩ以下,オフ時接点抵抗20kΩ以上トランジスタ接点入力の場合オン時 2V以下,オフ時漏れ電流100μA以下

    ○状態検知最小保持時間 : 測定入力サンプリング周期×3

    接点出力

    ○用途 : 警報出力,FAIL出力など○出力点数 : 7点(リレー: 3点,トランジスタ: 4点)○リレー接点定格 : 240VAC 1Aまたは30VDC 1A(コモン共通)○トランジスタ接点定格 : 24VDC 50mA(コモン共通)

    表示部仕様

    ○測定値表示器 : 5桁 7セグメント赤色発光ダイオード字高 20mm

    ○設定値表示器 : 32×128ドットバックライト付き液晶表示器○状態表示ランプ : 発光ダイオード

    安全およびEMC適合規格

    ○安全 : IEC/EN61010-1適合(CE)。C22.2 No.61010-1認定(CSA)。UL508認定。設置カテゴリ : CAT.2 汚染度 : 2(IEC/EN61010-1, C22.2 No.61010-1)測定分類 : 1 (CAT.1 : IEC/EN61010-1)定格測定入力電圧 : 10VDC max.(端子間),300VAC max.(対地間)定格過渡過電圧 : 1500V(注)注 : IEC/EN61010-1で測定分類1の場合に想定される安全規格上の値であり,機器性能を保証する値ではありません。

    取扱注意�

    本機器は,測定分類1(CAT.1)に適合した機器ですので,測定分類2,3および4の計測に使用しないでください。

  • <目次> <1. 設置> 1-9

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    測定分類�

    1

    2

    3

    4

    測定分類表示

    CAT.1

    CAT.2

    CAT.3

    CAT.4

    備考�

    家電機器,携帯工具など�

    配電盤,回路遮断器など�

    架空線,ケーブル系統など�

    説   明�

    主電源に直接接続しない回路上で実施する測定のためのものです。�

    低電圧設備に直接接続された回路上で実施する測定のためのものです。�

    建造物設備内で実施する測定のためのものです。�

    低電圧設備への供給源で実施する測定のためのものです。�

    屋内配線�

    コンセント�

    引込み線�43 T

    1

    2

    ○EMC適合規格 : EN61326,EN61000-3-2,EN61000-3-3,EN55011に適合(CE)。AS/NZS 2064に適合(C-Tick)。Class A Group 1試験中,計器はレンジの±20%以内の測定精度で動作し続けます。

    構造・取付・配線

    ○構造 : 前面防塵防滴構造(IP55準拠)密着計装時は防塵防滴不可

    ○材質 : ABS樹脂およびポリカーボネート○ケース色 : 黒○質量 : 約1kg以下○外形寸法 : 96(幅)×96(高さ)×100(パネル面からの奥行き) mm○取付 : パネル埋込み取付け。取付け具上下各1個○パネルカット寸法 : 920

    +0.8 (幅)×920+0.8 (高さ)mm

    ○取付姿勢 : 上向き最大30度,下向き不可○配線方式 : M3.5ネジ端子 (信号配線,電源/接地線とも)

    電源部仕様

    ○電源 : 定格電圧 100-240V AC(±10%),50/60Hz○消費電力 : 最大20VA(最大8.0W)○内部ヒューズ定格 : 250VAC,1.6A 遅断形○記憶保持 : リチューム電池,寿命約10年○耐電圧 : 1次端子 ←→ 2次端子 1500V AC 1分間

    1次端子 ←→ 接地端子 1500V AC 1分間接地端子←→ 2次端子 1500V AC 1分間2次端子 ←→ 2次端子 500V AC 1分間

    1次端子=電源端子,リレー出力端子2次端子=アナログ入出力信号端子,電圧パルス出力端子,接点入力端子

    ○絶縁抵抗 : 電源端子と接地端子間 500V DC 20MΩ以上○接地 : 第D種接地

    アイソレーション

    ○測定入力1端子 : 他の入出力端子とは絶縁。内部回路とは非絶縁。○補助アナログ入力(測定入力2)端子 : 他の入出力端子,内部回路とは絶縁。○15VDCセンサ用供給電源端子 : アナログ出力,電圧パルス制御出力とは非絶縁。他の入出力端子,内部回路とは絶縁。

    ○アナログ出力端子(制御,伝送) : アナログ出力相互間,15VDCセンサ用供給電源,電圧パルス制御出力とは非絶縁。他の入出力端子,内部回路とは絶縁。

  • 1-10<目次> <1. 設置>

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    ○電圧パルス制御出力端子 : アナログ出力,15VDCセンサ用供給電源とは非絶縁。他の入出力端子,内部回路とは絶縁。

    ○リレー接点制御出力端子 : 接点出力端子相互間,他の入出力端子,内部回路とは絶縁。○接点入力端子 : 接点入力端子相互間,通信端子とは非絶縁。他の入出力端子,内部回路とは絶縁。

    ○リレー接点出力端子 : リレー接点出力相互間は非絶縁。他の入出力端子,内部回路とは絶縁。

    ○トランジスタ接点出力端子 : トランジスタ接点出力相互間は非絶縁。他の入出力端子,内部回路とは絶縁。

    ○RS-485通信端子 : 接点入力端子とは非絶縁。他の入出力端子,内部回路とは絶縁。○フィードバックスライド抵抗入力端子 : アナログ出力端子(制御,伝送),15VDCセンサ用供給電源,電圧パルス制御出力とは非絶縁。他の入出力端子,内部回路とは絶縁。

    ○電源端子 : 他の入出力端子,内部回路とは絶縁。○接地端子 : 他の入出力端子,内部回路とは絶縁。

    環境条件

    ○正常動作条件 :周囲温度 : 0~50℃(密着計装時40℃以下)温度変化率 : 10℃/h以下周囲湿度 : 20~90%RH(結露しないこと)磁界 : 400A/m以下連続振動(5~14Hz) : 全振幅1.2mm以下連続振動(14~150Hz) : 4.9m/s2 以下短時間振動 : 14.7 m/s2 15秒以下衝撃 : 147m/s2 以下 11ミリ秒設置高度 : 標高2,000m以下ウォームアップ時間 : 電源オン後30分以上

    ○輸送・保管条件 :温度 : -25~70℃温度変化率 : 20℃/h以下湿度 : 5~95%RH(結露しないこと)

    ○動作条件の影響周囲温度の影響 :電圧・熱電対入力の場合 ±1μV/℃または±0.01% of F.S./℃いずれか大きい方補助アナログ入力の場合 ±0.02% of F.S./℃測温抵抗体入力の場合 ±0.05℃/℃(周囲温度)以下アナログ出力の場合 ±0.05% of F.S./℃以下

    電源変動に対する影響(定格電圧範囲内)アナログ入力の場合 ±1μV/10Vまたは±0.01% of F.S. /10Vいずれか大きい方アナログ出力の場合 ±0.05% of F.S./10V以下

  • <目次> <1. 設置> 1-11

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    1.5 端子配線図

    注 意�

    空き端子を中継端子として使用しないでください。

    端子配線図は次ページ以降に記載してあります。

  • 1-12<目次>

    <1. 設

    置>

    IM 05D

    01B02-47

    3rd Edition : 2006.05.31-00

    ■UT750 2入力選択制御 端子配線図(形式UT750-01またはUT750-51)

    1

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    5

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    8

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    50

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    11

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    13

    14

    15

    16

    17

    18

    19

    20

    16

    17

    電流/電圧パルス出力�

    0-20mADC,�4-20mADC,�電圧パルス(12V)

    制御出力�

    8

    9

    電源�

    10

    L

    N

    許容範囲 : 100-240VAC(±10%)� (フリー電源)� 50/60Hz共用�

    電源�

    12

    13

    熱電対(TC)入力�

    11

    12

    測温抵抗体(RTD)入力�

    測定入力1

    13

    12

    13

    電圧(mV, V)入力�

    ※工場出荷時は未設定です。� 「2. 初期設定」をご覧ください。�

    21

    22

    1-5VDC, 0-2VDC,�0-10V範囲内で指定�

    初期値:1-5VDC

    28

    29

    高速RS-485通信�※通信付きの調節計のみ�配線できます。�最大通信速度9600bps

    30

    RSB(+)

    RSA(-)

    SG

    19

    18

    外部接点入力�

    40

    39

    38

    37

    20

    DI1

    DI2

    DI3

    DI4

    DI5

    DI6

    COM

    DI1

    DI2

    1.SP2.SP3.SP4.SP

    ONONOFFOFF

    ONON OFFOFF

    5.SP6.SP7.SP8.SP

    ONONOFFOFF

    ONON OFF

    OFF

    DI3

    DI4

    OFF

    OFF

    OFF

    OFF

    OFF

    OFF

    ON

    OFF

    ON

    OFF

    ON

    OFF

    ON

    OFF

    OFF

    ON

    コモン�

    目標設定値1~8を切替える場合�

    ※ 全てOFFに切替えたときは,直前�の目標設定値を使用します。�

    19

    18

    40

    39

    38

    37

    20

    DI1

    DI2

    DI3

    DI4

    DI5

    DI6

    COM

    +5V

    +5V

    +5V

    +5V

    +5V

    +5V

    36DI7 36DI7

    +5V

    接点� トランジスタ接点�

    ※外部接点入力の機能は2入力選択制御時の初期値です。�機能を変更する場合はセットアップパラメータを設定・変更します。�

    ※外部接点出力の機能は2入力選択制御時の初期値です。�機能を変更する場合はセットアップパラメータを設定・変更します。�

    (注1)DO3とDO5の警報3出力は同じ機能です。�(注2)DO4とDO6の警報4出力は同じ機能です。�

    接点容量 : 12VDC, 10mA以上�

    6

    5

    外部接点出力�

    4

    7

    34

    33

    DO1

    DO2

    DO3

    COM

    DO4

    DO5

    リレー接点容量 : 240VAC, 1A� 30VDC, 1A (抵抗負荷)�トランジスタ接点容量 : 24VDC, 50mA

    14

    15

    伝送出力1

    4-20mADCまたは�0-20mADC

    14

    15

    15VDCセンサ用供給電源�

    14.5-18.0VDC�(最大21mADC)

    ※工場出荷時は測定値伝送です。�

    負荷抵抗600Ω以下�

    ※15VDCセンサ用供給電源�を使用する場合は伝送出力1�は使用不可�

    ※OT1で選択�※伝送出力2は制御出力を�リレーにした場合に使用可能�

    1

    2

    リレー接点出力�

    3

    制御出力�

    通信1(PSL1) 通信2(PSL2)

    NC

    NO

    COM

    接点容量 : 250VAC, 3A� 30VDC, 3A (抵抗負荷)

    ※OT1で選択�※工場出荷時は�時間比例PIDリレー接点出力です。�

    取扱注意�

    感電の恐れがありますので,配線作業時は,計�器に供給する電源をオフにして,つなぐケーブ�ルに通電されていないことをテスタなどで確認�してから作業を始めてください。�

    リレー�

    トランジスタ�

    +�

    -�

    +�

    -�

    A

    b

    B

    +�

    -�

    +�

    -�

    +�

    -�

    +�

    -�

    16

    17

    伝送出力2

    +�

    -�

    警報 3 出力�(注1)

    警報 1 出力�

    警報 2 出力�

    警報 3 出力�(注1)

    コモン�

    警報 4 出力�(注2)

    32DO6

    31DO7

    35COM

    警報 4 出力�(注2)

    機能なし�

    コモン�

    12

    13

    +�

    -�

    (注) 端子に取付ける250Ω抵抗は別売です。�形名 : X010-250-2(M3.5圧着端子付き抵抗)

    ※ 4-20mADC信号を受信する場合,測定入力�種類を1-5VDC(設定値"41")に設定します。�

    ■ 4-20mADC電流信号を調節計�に受信する場合�

    OT1=0(工場出荷時値)

    時間比例�リレー出力( - - 端子)

    OT1=1

    OT1パラメータと制御出力種類の対応�

    時間比例�電圧パルス出力( - 端子)

    OT1=2

    電流出力( - 端子)

    OT1=3

    オンオフ�リレー出力( - - 端子)

    ※OT1はセットアップパラメータです。�OT1の設定値を変更することにより制御出力の出力種類を変更できます。�「2. 初期設定」をご覧ください。�

    250Ω�4-20mA

    機能なし�

    DI6=ONで運転停止�DI6=OFFで運転開始�

    DI5=ONで自動�DI5=OFFで手動�

    初期値:4-20mADC

    初期値:4-20mADC

    UT

    UT

    23

    24

    RS-485通信�

    25

    26

    27

    SDB(+)

    SDA(-)

    RDB(+)

    RDA(-)

    SG

    0-20mADC,�4-20mADC

    2 31 2 3116 1716 17

    初期値:伝送種類未設定�

    補助アナログ入力�※補助アナログ� 入力付きの調�節計のみ配線�できます。�

    測定入力2

    (注) <電源オン時の外部接点入力について>�電源オン時,外部接点入力がオフのときは,電源が切れる前のモード(SPNO,R/L,�A/M)を継続します。(ただし,RUN/STOPは除く)

  • <目次>

    <1. 設

    置>

    1-13

    IM 05D

    01B02-47

    3rd Edition : 2006.05.31-00

    ■UT750 2入力選択加熱冷却制御 端子配線図(形式UT750-01またはUT750-51)

    1

    2

    3

    4

    5

    6

    7

    8

    9

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    50

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    11

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    14

    15

    16

    17

    18

    19

    20

    16

    17

    電流/電圧パルス出力�

    0-20mADC,�4-20mADC,�電圧パルス(12V)

    加熱側制御出力�

    8

    9

    電源�

    10

    L

    N

    許容範囲 : 100-240VAC(±10%)� (フリー電源)� 50/60Hz共用�

    電源�

    12

    13

    熱電対(TC)入力�

    11

    12

    測温抵抗体(RTD)入力�

    測定入力1

    13

    12

    13

    電圧(mV, V)入力�

    ※工場出荷時は未設定です。� 「2. 初期設定」をご覧ください。�

    21

    22

    1-5VDC, 0-2VDC,�0-10V範囲内で指定�

    初期値:1-5VDC

    28

    29

    高速RS-485通信�※通信付きの調節計のみ�配線できます。�最大通信速度9600bps

    30

    RSB(+)

    RSA(-)

    SG

    19

    18

    外部接点入力�

    40

    39

    38

    37

    20

    DI1

    DI2

    DI3

    DI4

    DI5

    DI6

    COM

    DI1

    DI2

    1.SP2.SP3.SP4.SP

    ONONOFFOFF

    ONON OFFOFF

    5.SP6.SP7.SP8.SP

    ONONOFFOFF

    ONON OFF

    OFF

    DI3

    DI4

    OFF

    OFF

    OFF

    OFF

    OFF

    OFF

    ON

    OFF

    ON

    OFF

    ON

    OFF

    ON

    OFF

    OFF

    ON

    コモン�

    目標設定値1~8を切替える場合�

    ※ 全てOFFに切替えたときは,直前�の目標設定値を使用します。�

    19

    18

    40

    39

    38

    37

    20

    DI1

    DI2

    DI3

    DI4

    DI5

    DI6

    COM

    +5V

    +5V

    +5V

    +5V

    +5V

    +5V

    36DI7 36DI7

    +5V

    接点� トランジスタ接点�

    ※外部接点入力の機能は2入力選択加熱冷却制御時の初期値です。�機能を変更する場合はセットアップパラメータを設定・変更します。�

    ※外部接点出力の機能は2入力選択加熱冷却制御時の初期値です。�機能を変更する場合はセットアップパラメータを設定・変更します。�

    (注)DO3を冷却側制御出力とした場合,�DO4は警報4出力となります。�また,DO4を冷却側制御出力とした場合,�DO3は警報3出力となります。��冷却側制御出力が電流の場合,�DO3は警報3出力,DO4は警報4出力�となります。�

    接点容量 : 12VDC, 10mA以上�

    6

    5

    外部接点出力�

    4

    7

    34

    33

    DO1

    DO2

    DO3

    COM

    DO4

    DO5

    リレー接点容量 : 240VAC, 1A� 30VDC, 1A (抵抗負荷)�トランジスタ接点容量 : 24VDC, 50mA

    14

    15

    伝送出力1

    4-20mADCまたは�0-20mADC

    14

    15

    冷却側制御出力�

    ※工場出荷時は測定値伝送です。�

    ※15VDCセンサ用供給電源�を使用する場合は伝送出力1�は使用不可�

    ※冷却側制御出力を電流出力に�した場合,伝送出力1/15VDC�センサ用供給電源は使用不可�

    ※OT1で選択�※伝送出力2は加熱側制御出力�をリレーにした場合に使用可能�

    1

    2

    リレー接点出力�

    3

    加熱側制御出力�

    NC

    NO

    COM

    接点容量 : 250VAC, 3A� 30VDC, 3A (抵抗負荷)

    取扱注意�

    感電の恐れがありますので,配線作業時は,計�器に供給する電源をオフにして,つなぐケーブ�ルに通電されていないことをテスタなどで確認�してから作業を始めてください。�

    リレー�

    トランジスタ�

    +�

    -�

    +�

    -�

    A

    b

    B

    +�

    -�

    +�

    -�

    +�

    -�

    14

    15

    15VDCセンサ用供給電源�

    14.5-18.0VDC�(最大21mADC)

    +�

    -�

    +�

    -�

    16

    17

    伝送出力2

    +�

    -�

    警報 3 出力�

    警報 1 出力�

    警報 2 出力�

    冷却側制御出力�(注)

    コモン�

    冷却側制御出力�(注)

    32DO6

    31DO7

    35COM

    警報 4 出力�

    機能なし�

    コモン�

    12

    13

    +�

    -�

    (注) 端子に取付ける250Ω抵抗は別売です。�形名 : X010-250-2(M3.5圧着端子付き抵抗)

    ※ 4-20mADC信号を受信する場合,測定入力�種類を1-5VDC(設定値"41")に設定します。�

    ■ 4-20mADC電流信号を調節計�に受信する場合�

    250Ω�4-20mA

    機能なし�

    DI6=ONで運転停止�DI6=OFFで運転開始�

    DI5=ONで自動�DI5=OFFで手動�

    初期値:4-20mADC

    4-20mADCまたは�0-20mADC

    初期値:4-20mADC

    初期値:4-20mADC

    UT

    UT

    23

    24

    RS-485通信�

    25

    26

    27

    SDB(+)

    SDA(-)

    RDB(+)

    RDA(-)

    SG

    0-20mADC,�4-20mADC

    ※OT1はセットアップパラメータです。�OT1の設定値を変更することにより制御出力の出力種類を変更できます。「2. 初期設定」をご覧ください。�

    OT1=4

    加熱側: リレー出力�  - - 端子�

    冷却側: リレー出力�  - 端子�

    OT1=5

    加熱側: 電圧パルス出力�  - 端子�

    冷却側: リレー出力�  - 端子�

    OT1=6

    加熱側: 電流出力�  - 端子�

    冷却側: リレー出力�  - 端子�

    OT1=7

    加熱側: リレー出力�  - - 端子�

    冷却側: トランジスタ出力�  - 端子�

    OT1=8

    加熱側: 電圧パルス出力�  - 端子�

    冷却側: トランジスタ出力�  - 端子�

    OT1=9

    加熱側: 電流出力�  - 端子�

    冷却側: トランジスタ出力�  - 端子�

    OT1=10

    加熱側: リレー出力�  - - 端子�

    冷却側: 電流出力�  - 端子�

    OT1=11

    加熱側: 電圧パルス出力�  - 端子�

    冷却側: 電流出力�  - 端子�

    OT1=12

    加熱側: 電流出力�  - 端子�

    冷却側: 電流出力�  - 端子�

    OT1パラメータと加熱側出力種類/冷却側出力種類の対応�

    34 35 34 35 34 35

    通信1(PSL1) 通信2(PSL2)

    2 312 312 31

    74 74 74

    16 17 16 17 16 17 16 17 16 17

    14 15 14 1514 15

    16 17

    ※OT1で選択�※工場出荷時は�時間比例PIDリレー接点出力です。�

    初期値:伝送種類未設定�

    補助アナログ入力�※補助アナログ� 入力付きの調�節計のみ配線�できます。�

    測定入力2

    制御出力種類パラメータ(OT1)を加熱冷却制御用�に設定・変更してください。�

    重 要�

    (注) <電源オン時の外部接点入力について>�電源オン時,外部接点入力がオフのときは,�電源が切れる前のモード(SPNO,R/L,A/M)を�継続します。(ただし,RUN/STOPは除く)

  • 1-14<目次>

    <1. 設

    置>

    IM 05D

    01B02-47

    3rd Edition : 2006.05.31-00

    ■UT750 2入力選択位置比例制御 端子配線図(形式UT750-11)

    ※通信付きの調節計�のみ配線できます。�最大通信速度9600bps

    1

    2

    3

    4

    5

    6

    7

    8

    9

    10

    41

    42

    43

    44

    46

    47

    48

    49

    50

    31

    32

    33

    34

    35

    36

    37

    38

    39

    40

    21

    22

    23

    24

    25

    26

    27

    28

    29

    30

    11

    12

    13

    14

    15

    16

    17

    18

    19

    20

    8

    9

    電源�

    10

    L

    N

    許容範囲 : 100-240VAC(±10%)� (フリー電源)� 50/60Hz共用�

    電源�

    12

    13

    熱電対(TC)入力�

    11

    12

    測温抵抗体(RTD)入力�

    測定入力1

    13

    12

    13

    電圧(mV, V)入力�

    ※工場出荷時は未設定です。� 「2. 初期設定」をご覧ください。�

    21

    22

    1-5VDC, 0-2VDC,�0-10V範囲内で指定�

    初期値:1-5VDC

    28

    29

    高速RS-485通信�

    30

    RSB(+)

    RSA(-)

    SG

    19

    18

    外部接点入力�

    40

    39

    38

    37

    20

    DI1

    DI2

    DI3

    DI4

    DI5

    DI6

    COM

    DI1

    DI2

    1.SP2.SP3.SP4.SP

    ONONOFFOFF

    ONON OFFOFF

    5.SP6.SP7.SP8.SP

    ONONOFFOFF

    ONON OFF

    OFF

    DI3

    DI4

    OFF

    OFF

    OFF

    OFF

    OFF

    OFF

    ON

    OFF

    ON

    OFF

    ON

    OFF

    ON

    OFF

    OFF

    ON

    コモン�

    目標設定値1~8を切替える場合�

    ※ 全てOFFに切替えたときは,直前�の目標設定値を使用します。�

    19

    18

    40

    39

    38

    37

    20

    DI1

    DI2

    DI3

    DI4

    DI5

    DI6

    COM

    +5V

    +5V

    +5V

    +5V

    +5V

    +5V

    36DI7 36DI7

    +5V

    接点� トランジスタ接点�

    ※外部接点入力の機能は2入力選択位置比例制御時の初期値です。�機能を変更する場合はセットアップパラメータを設定・変更します。�

    ※外部接点出力の機能は2入力選択位置比例制御時の初期値です。�機能を変更する場合はセットアップパラメータを設定・変更します。�

    (注1)DO3とDO5の警報3出力は同じ機能です。�(注2)DO4とDO6の警報4出力は同じ機能です。�

    接点容量 : 12VDC, 10mA以上�

    6

    5

    外部接点出力�

    4

    7

    34

    33

    DO1

    DO2

    DO3

    COM

    DO4

    DO5

    リレー接点容量 : 240VAC, 1A� 30VDC, 1A (抵抗負荷)�トランジスタ接点容量 : 24VDC, 50mA

    14

    15

    伝送出力1

    4-20mADCまたは�0-20mADC

    14

    15

    15VDCセンサ用供給電源�

    14.5-18.0VDC�(最大21mADC)

    ※工場出荷時は測定値伝送です。�

    ※15VDCセンサ用供給電源�を使用する場合は伝送出力1�は使用不可�

    取扱注意�

    感電の恐れがありますので,配線作業時は,計�器に供給する電源をオフにして,つなぐケーブ�ルに通電されていないことをテスタなどで確認�してから作業を始めてください。�

    リレー�

    トランジスタ�

    +�

    -�

    +�

    -�

    A

    b

    B

    +�

    -�

    +�

    -�

    +�

    -�

    16

    17

    伝送出力2

    +�

    -�

    警報 3 出力�(注1)

    警報 1 出力�

    警報 2 出力�

    警報 3 出力�(注1)

    コモン�

    警報 4 出力�(注2)

    32DO6

    31DO7

    35COM

    警報 4 出力�(注2)

    機能なし�

    コモン�

    12

    13

    +�

    -�

    (注) 端子に取付ける250Ω抵抗は別売です。�形名 : X010-250-2(M3.5圧着端子付き抵抗)

    ※ 4-20mADC信号を受信する場合,測定入力�種類を1-5VDC(設定値"41")に設定します。�

    ■ 4-20mADC電流信号を調節計�に受信する場合�

    250Ω�4-20mA

    機能なし�

    DI6=ONで運転停止�DI6=OFFで運転開始�

    DI5=ONで自動�DI5=OFFで手動�

    初期値:4-20mADC

    初期値:4-20mADC

    UT

    UT

    23

    24

    RS-485通信�

    25

    26

    27

    SDB(+)

    SDA(-)

    RDB(+)

    RDA(-)

    SG

    0-20mADC,�4-20mADC

    フィードバック入力�

    抵抗値 : 100Ω~2.5kΩ�

    位置比例制御出力�

    48

    49

    リレー接点出力�

    50

    H�(正転)

    L�(逆転)

    COM

    接点容量 : 250VAC, 3A� 30VDC, 3A (抵抗負荷)

    ■ UT750と以下のモーターを組合せるときの�接続端子の対応�

    (株)山武製モジュトロールモーター�

    調節計�モジュトロールモーター�454647

    484950

    YTG

    213

    日章計器(株)製コントロールモーター�

    調節計�コントロールモーター�454647

    484950

    123

    MLMH

    MC

    0%

    100%

    47

    46

    45

    通信1(PSL1) 通信2(PSL2)

    負荷抵抗600Ω以下�

    初期値:伝送種類未設定�

    補助アナログ入力�

    ※補助アナログ� 入力付きの調�節計のみ配線�できます。�

    測定入力2

    45

    (注) <電源オン時の外部接点入力について>�電源オン時,外部接点入力がオフのときは,電源が切れる前のモード(SPNO,R/L,�A/M)を継続します。(ただし,RUN/STOPは除く)

  • <目次> <2. 初期設定> 2-1

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    2. 初期設定本章は,測定入力種類,制御出力種類,警報種類の設定例を説明しています。ここの設定を行えば基本的な制御が行えます。とくに各種設定例を参照し,必要なパラメータの設定方法をご理解いただけますようお願いいたします。「5.1 パラメータマップ」を活用していただくと操作がわかりやすくなります。設定中,操作がわからなくなったときは, DISP

    キーを最大4回押していただくと電源オン時の表示画面(運転画面)に戻れます。

    電源オン�

    「2.2 UTモードを設定する(電源オン時に最初に設定)」� または「2.3 UTモードを変更する」をご覧ください。�

    測定入力を設定�

    :必ず設定してください。�

    :必要に応じて設定してください。�

    設定手順フロー�

    「2.4 測定入力1と測定入力2の種類を設定する」をご覧ください。�

    UTモードを�“7”に設定�

    (工場出荷時値 測定入力1:未設定,測定入力2:1~5VDC)

    警報種類などの�セットアップ�

    パラメータの設定�

    バルブ位置を校正� 制御出力種類を設定� (工場出荷時値:時間比例リレー出力)

    パラメータの初期化�

    入力の選択動作の設定�

    位置比例形の�調節計ですか?�

    Yes

    運転パラメータの設定�

    運転へ�

    「2.5 制御出力種類を設定する」をご覧ください。�「2.6 バルブ位置を自動校正する」を� ご覧ください。�

    No

    (工場出荷時値:単ループ制御:1)

    UTモード,測定入力種類を�設定/変更したら必ず行って�

    ください。�「2.7 パラメータを初期化する」� をご覧ください。�

    「2.8 入力選択動作を設定する」をご覧ください。�

    パラメータの初期化を実行すると,運転パラメータ,�セットアップパラメータが初期化されます。�設定したパラメータが適切な値となっていることを�ご確認ください。初期値に変更された場合は,�必要な値を再設定してください。�

    注 意�

  • 2-2<目次> <2. 初期設定>

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    2.1 フロントパネルの名称と機能

    (6)測定値(PV)�表示器�

    (7)設定値�表示器�

    (1)PV2表示時の�指示ランプ�

    (3)状態表示�ランプ�

    (2)偏差モニタ�

    (5)ライトローダ�光通信部�

    (11)▽キー,△キー�(8)A/Mキー�

    (9)SET/ENTキー�

    (4)警報表示�ランプ�

    (10)DISPキー�

    PVPV2

    AL

    CAS

    REM1REM2

    MAN1

    MAN2STP

    34

    2

    1

    DISPSET/ENT

    A/M

    各部の名称� 機能�

    (2) 偏差モニタ�

    (3) 状態表示ランプ�

    (5) ライトローダ光通信部�

    (6) 測定値(PV)表示器�

    (7) 設定値表示器(液晶)

    (8) A/Mキー�自動モードと手動モードを切替えるためのキーです。押すたびに自動モードと手動モードが�交互に切替わります。�

    (9) SET/ENTキー�SET/ENT パラメータの表示切替えやパラメータの登録を行うためのキーです。3秒以上押し続けると,�

    運転画面と運転パラメータ設定画面のメインメニューを交互に切替えることができます。�

    (11) ▽キー,△キー�

    数値変更を行うためのキーです。各種パラメータの設定画面では,目標設定値,パラメータ,�および出力値(手動運転時)の表示数値を変更します。▽キーを押すと数値が減少し,△キーを�押すと増加します。キーを押し続けると,変化のスピードが段階的に増加します。�各種パラメータ設定画面のメインメニューおよびサブメニューでは, メニュー画面を切替え�られます。�

    A/M

    偏差(PV-SP)の状態が点灯表示されます。�:偏差が偏差表示幅を超えた場合(橙色)。�:偏差が偏差表示幅の範囲内にある場合(緑色)。�:偏差が偏差表示幅を下回った場合(橙色)。�

    運転画面,セレクト画面以外が表示されているときは消灯します。�

    運転,制御の状態が点灯表示されます(緑色)。�CAS:2入力選択制御では使用しません。�REM1:リモート運転時点灯します。�REM2:2入力選択制御では使用しません。�MAN1:手動運転時点灯します。�MAN2:2入力選択制御では使用しません。�STP:運転停止時点灯します。�セットアップパラメータ設定画面が表示されているときは消灯します。�

    パソコンからパラメータの設定・保存を行うときのアダプタケーブルとの通信インタフェース�です。別売のパラメータ設定ツールが必要です。��測定値(PV)が表示されます。�エラー発生時にはエラーコードが表示されます(赤色)。�

    目標設定値(SP), 出力値(OUT), 偏差値(DV), 偏差トレンド, バルブ開度, およびパラメータなど�の設定項目名と設定値が表示されます。�エラー発生時にはエラーコードが表示されます。�

    (10) DISPキー�画面を切替えるためのキーです。運転画面で押すと用意された種類の運転画面を切替えること�ができます。運転画面以外の画面で押すと, 1つ前の画面に戻ります。(押す回数は運転状態で�異なりますが, 1~4回以内で運転画面にもどります。)

    (1) PV2表示時の指示ランプ� 測定値(PV)表示器にループ2の測定値が表示されると点灯します。�なお, 2入力選択制御では, このランプは使用しません。�

    (4) 警報表示ランプ� 警報1~4発生時に, AL1~AL4が点灯します。(橙色)

    DISP

    偏差表示幅はセットアップ�パラメータ“DVB1”で変更�できます。�

  • <目次> <2. 初期設定> 2-3

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    2.2 UTモードを設定する(電源オン時に最初に設定)

    注 意�

    ●調節計は通電すると運転画面を表示しますが,測定入力種類が未設定になっている場合はサブメニュー“IN”が表示されます。この場合,まず以下の操作手順でUTモードを“2入力選択制御”に設定してください。その後,測定入力種類,制御出力種類等を設定してください。

    ●調節計は工場出荷時に各パラメータの初期値を設定してあります。まず「5.2 パラメータ一覧表」に記載の初期値を確認し,特に変更の必要がある場合はパラメータ設定値を変更してください。

    以下の操作は,UTモードを2入力選択制御(設定値“7”)に設定する手順です。 

    1. 電源投入時の表示画面

    AL

    A/M

    PV

    REM1CAS

    REM2MAN1MAN2STP

    2

    4

    1

    3

    PV2

    AL

    DISPSET/ENT input set

    SETUP sub menu

    IN

    測定値�(PV)を表示�

    サブメニュー�“IN”を表示�

    手順2以降は,液晶部分の表示画面で説明します。

    2. キーを1回押して,サブメニュー“MD”を表示させます。

    UT mode setSETUP sub menu

    MD

    A/M

    DISPSET/ENT

    3. SET/ENT キーを1回押して,パラメータ“UTM”を表示させます。《調節計モード》

    MENU:UTMD/MD #1

    SETUPUT mode select

    UTM = 1

    A/M

    DISPSET/ENT

    4. キーまたは キーを押して,設定値“7”を表示させます。

    MENU:UTMD/MD #1

    changingUT mode select

    UTM = 7

    A/M

    DISPSET/ENT

    変更中は�changingが点滅�

  • 2-4<目次> <2. 初期設定>

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    5. SET/ENT キーを1回押して,設定値を登録してください。

    A/M

    DISPSET/ENT

    MENU:UTMD/MD #1UT mode select

    UTM = 7SETUP

    2.3 UTモードを変更する以下の操作は,UTモードを2入力選択制御(設定値“7”)に変更する手順です。

    1. 運転画面を表示させてください。(電源投入時の画面)

    AL

    A/M

    PV

    REM1CAS

    REM2MAN1MAN2STP

    2

    4

    1

    3

    PV2

    AL

    DISPSET/ENT

    SP :1.-10 0 +10

    -270.0°C

    DV

    測定値�(PV)を表示�

    目標設定値1�(1.SP)を表示�

    手順2以降は,液晶部分の表示画面で説明します。

    6. 調節計は再起動します(正常です)。次に測定入力種類を設定してください。「2.4測定入力1と測定入力2の種類を設定する」の手順8以降をご覧ください。

    input setSETUP sub menu

    IN

    2. SET/ENT キーを3秒以上押して,運転パラメータのメインメニュー“MODE”を表示させます。

    mode parametermain menu

    MODE

    A/M

    DISPSET/ENT

    3. キーを1回押して,運転パラメータのメインメニュー“STUP”を表示させます。

    password inputmain menu

    STUP

    A/M

    DISPSET/ENT

    4. SET/ENT キーを1回押して,セットアップパラメータのメインメニュー“LOOP1”を表示させます。

    loop 1 setup paraSETUP main menu

    LOOP1

    A/M

    DISPSET/ENT

    5. キーを1回押して,セットアップパラメータのメインメニュー“UTMD”を表示させます。

    UT750 configurationUTMD

    A/M

    DISPSET/ENT

    SETUP main menu

  • <目次> <2. 初期設定> 2-5

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    6. SET/ENT キーを1回押して,セットアップパラメータのサブメニュー“MD”を表示させます。

    UT mode setSETUP main menu

    MD

    A/M

    DISPSET/ENT

    7. SET/ENT キーを1回押して,パラメータ“UTM”を表示させます。

    SETUP

    A/M

    DISPSET/ENT

    MENU:UTMD/MD #1UT mode select

    UTM = 1

    8. キーまたは キーを押して,設定値“7”を表示させます。

    MENU:UTMD/MD #1

    changingUT mode select

    UTM = 7

    A/M

    DISPSET/ENT

    変更中は�changingが点滅�

    9. SET/ENT キーを1回押して,設定値を登録してください。

    SETUP

    A/M

    DISPSET/ENT

    MENU:UTMD/MD #1UT mode select

    UTM = 7

    10. 調節計は再起動します(正常です)。次に測定入力を設定してください。「2.4 測定入力1と測定入力2の種類を設定する」の手順8以降をご覧ください。

    input setSETUP sub menu

    IN

  • 2-6<目次> <2. 初期設定>

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    2.4 測定入力1と測定入力2の種類を設定する以下の操作手順は,測定入力1を熱電対タイプK(-200.0~500.0℃),測定レンジ0.0~200.0℃に設定する例です。測定入力2種類とスケールを設定する場合は,測定入力1種類等を設定した後に表示されるパラメータ“IN3”,“SH3”,“SL3”で設定します。

    測定入力1 (工場出荷時:未設定) 測定入力2 (工場出荷時:1~5VDC)

    測定入力端子 熱電対/mV/V入力 ……………�測温抵抗体入力 …………………�

     - � - - �12 1311

    1312

    測定入力端子 mV/V入力 ………………………� - �2221

    測定入力レンジ�最小値(RL1)

    計器入力レンジ�

    -270.0℃� 1370.0℃�

    0.0℃� 800.0℃�測定入力レンジ�最大値(RH1)

    測定入力スケール�最小値(SL1)

    1V 5V (入力信号)�

    0.0m3/h 50.0m3/h測定入力スケール�最大値(SH1)

    2V 4V

    RL1 RH1

    温度入力の場合に設定するパラメータ�(1)測定入力種類(IN1):センサに合わせて設定。�(2)測定入力レンジ最大値(RH1):制御する範囲の最大値を設定。�(3)測定入力レンジ最小値(RL1):制御する範囲の最小値を設定。�

    電圧入力の場合に設定するパラメータ�(1)測定入力種類(IN1):入力信号に合わせて設定。�(2)測定入力レンジ最大値(RH1):入力信号の最大値を設定。�(3)測定入力レンジ最小値(RL1):入力信号の最小値を設定。�(4)測定入力小数点位置(SDP1):測定入力値表示の小数点位置を設定。�(5)測定入力スケール最大値(SH1):制御する範囲の最大値を設定。�

    (入力信号最大値のときの表示値�を設定)�

    (6)測定入力スケール最小値(SL1):制御する範囲の最小値を設定。�(入力信号最小値のときの表示値�を設定)�

    実際に制御する�範囲を設定しま�す。�

    実際に制御する�範囲を設定しま�す。�

    計器入力レンジ�

    測定入力レンジ�測定入力レンジ�

    測定入力スケール�

    電圧入力の場合の例�温度入力の場合の例�

    注 意�

    測定入力種類(IN1),測定入力レンジ最大値(RH1),測定入力レンジ最小値(RL1),測定入力小数点位置(SDP1),測定入力スケール最大値(SH1),測定入力スケール最小値(SL1)を変更すると,運転パラメータの登録値を自動的に初期化する場合があります。このためこれらのパラメータ変更後は,必ず運転パラメータの登録値を確認し適切な値となっていることをご確認ください。初期値に変更された場合は,必要な値を再設定してください。

    1. 運転画面を表示させてください。(電源投入時の画面)測定入力の配線を行っていない場合,測定値(PV)表示器には,入力断線のエラー表示( )が表示されます。適切な配線を行えばエラー表示は消えます。

    AL

    A/M

    PV

    REM1CAS

    REM2MAN1MAN2STP

    2

    4

    1

    3

    PV2

    AL

    DISPSET/ENT

    SP :1.-10 0 +10

    -270.0°C

    DV

    測定値�(PV)を表示�

    目標設定値1�(1.SP)を表示�

    手順2以降は,液晶部分の表示画面で説明します。

  • <目次> <2. 初期設定> 2-7

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    2. SET/ENT キーを3秒以上押して,運転パラメータのメインメニュー“MODE”を表示させます。

    mode parametermain menu

    MODE

    A/M

    DISPSET/ENT

    3. キーを1回押して,運転パラメータのメインメニュー“STUP”を表示させます。

    password inputmain menu

    STUP

    A/M

    DISPSET/ENT

    4. SET/ENT キーを1回押して,セットアップパラメータのメインメニュー“LOOP1”を表示させます。

    loop 1 setup paraSETUP main menu

    LOOP1

    A/M

    DISPSET/ENT

    5. キーを1回押して,セットアップパラメータのメインメニュー“UTMD”を表示させます。

    UT750 configurationUTMD

    A/M

    DISPSET/ENT

    SETUP main menu

    6. SET/ENT キーを1回押して,セットアップパラメータのサブメニュー“MD”を表示させます。

    UT mode setSETUP main menu

    MD

    A/M

    DISPSET/ENT

    7. キーを1回押して,セットアップパラメータのサブメニュー“IN”を表示させます。

    input setSETUP sub menu

    IN

    A/M

    DISPSET/ENT

    8. SET/ENT キーを1回押して,パラメータ“IN1”を表示させます。《測定入力1種類》

    SETUP

    A/M

    DISPSET/ENT

    MENU:UTMD/IN #1input 1 type select

    IN1 = OFF

    9. キーまたは キーを押して,必要な設定値を表示させます。下図は,熱電対タイプK(-200.0℃~500.0℃)に設定した例です。

    MENU:UTMD/IN #1

    changinginput 1 type select

    IN1 = typeK3

    A/M

    DISPSET/ENT

    変更中は�changingが点滅�

    10. SET/ENT キーを1回押して,設定値を登録してください。

    SETUP

    A/M

    DISPSET/ENT

    MENU:UTMD/IN #1input 1 type select

    IN1 = typeK3

    11. SET/ENT キーを1回押して,パラメータ“UNI1”を表示させます。《測定入力1単位》

    SETUP

    A/M

    DISPSET/ENT

    MENU:UTMD/IN #2input 1 unit select

    UNI1 = °C

  • 2-8<目次> <2. 初期設定>

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    12. SET/ENT キーを1回押して,パラメータ“RH1”を表示させます。《測定入力1レンジ最大値》

    SETUP

    A/M

    DISPSET/ENT

    MENU:UTMD/IN #3input 1 range high

    RH1 = 500.0

    13. キーまたは キーを押して,必要な設定値を表示させます。下図は,測定入力1レンジ最大値に200.0℃を設定した例です。

    MENU:UTMD/IN #3

    changinginput 1 range high

    RH1 = 200.0

    A/M

    DISPSET/ENT

    変更中は�changingが点滅�

    14. SET/ENT キーを1回押して,設定値を登録してください。

    SETUP

    A/M

    DISPSET/ENT

    MENU:UTMD/IN #3input 1 range high

    RH1 = 200.0

    15. SET/ENT キーを1回押して,パラメータ“RL1”を表示させます。《測定入力1レンジ最小値》

    SETUP

    A/M

    DISPSET/ENT

    MENU:UTMD/IN #4input 1 range low

    RL1 = -200.0

    16. キーまたは キーを押して,必要な設定値を表示させます。下図は,測定入力1レンジ最小値に0.0℃を設定した例です。

    MENU:UTMD/IN #4

    changinginput 1 range low

    RL1 = 0.0

    A/M

    DISPSET/ENT

    変更中は�changingが点滅�

    17. SET/ENT キーを1回押して,設定値を登録してください。

    SETUP

    A/M

    DISPSET/ENT

    MENU:UTMD/IN #4input 1 range low

    RL1 = 0.0

    この後に表示されるパラメータ“IN3”で測定入力2種類を設定できます。

    18. SET/ENT キーを3秒以上押してください。電源投入時の画面(下図)に戻ります。

    A/M

    DISPSET/ENT

    SP :1.-10 0 +10

    0.0°C

    DV

  • <目次> <2. 初期設定> 2-9

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    ■計器入力レンジコード

    入力�

    未設定�

    種類�計器入力�

    レンジコード�計器入力レンジ� 測定精度�

    typeK1(1)OFF(0)

    -270.0~1370.0℃�typeK2(2) -270.0~1000.0℃�K

    -200.0~500.0℃�J typeJ(4) -200.0~1200.0℃�

    typeT1(5) -270.0~400.0℃�T

    typeT2(6) 0.0~400.0℃�

    0℃以上では計器レンジの±0.1%±1digit�0℃未満では計器レンジの±0.2%±1digit�ただし,熱電対Kの-200.0℃未満は,�計器レンジの±2%±1digit�熱電対Tの-200.0℃未満は,�計器レンジの±1%±1digit

    B typeB(7) 0.0~1800.0℃�400℃以上では計器レンジの±0.15%±1digit�400℃未満では計器レンジの±5%±1digit

    S typeS(8) 0.0~1700.0℃�R typeR(9) 0.0~1700.0℃�

    計器レンジの±0.15%±1digit

    N typeN(10) -200.0~1300.0℃�計器レンジの±0.1%±1digit�0℃未満では計器レンジの±0.25%±1digit

    E typeE(11) -270.0~1000.0℃�L(DIN) typeL(12) -200.0~900.0℃�

    -200.0~400.0℃�typeU1(13)U(DIN)

    typeU2(14) 0.0~400.0℃�

    0℃以上では計器レンジの±0.1%±1digit�0℃未満では計器レンジの±0.2%±1digit�ただし,熱電対Eの-200.0℃未満は,�計器レンジの±1.5%±1digit

    W typeW(15) 0.0~2300.0℃�計器レンジの±0.2%±1digit

    測定入力種類“IN1”にOFFを設定すると測定入力を未設定にできます。�

    プラチネル2 Plati2(16) 0.0~1390.0℃�計器レンジの±0.1%±1digit

    PR20-40 PR2040(17) 0.0~1900.0℃�800℃以上では計器レンジの±0.5%±1digit�800℃未満では精度保証なし�

    熱電対�

    W97Re3-�W75Re25

    W97Re3(18) 0.0~2000.0℃�計器レンジの±0.2%±1digit

    JPt1(30) -200.0~500.0℃�計器レンジの±0.1%±1digit(注1)(注2)�JPt100

    JPt2(31) -150.00~150.00℃�計器レンジの±0.2%±1digit(注1)�Pt1(35) -200.0~850.0℃�Pt2(36) -200.0~500.0℃�

    計器レンジの±0.1%±1digit(注1)(注2)�測温抵抗体�

    Pt100Pt3(37) -150.00~150.00℃�計器レンジの±0.2%±1digit(注1)�

    0.4~2V 0.4~2V(40)統一信号�

    1~5V 1~5V(41)0~2V 0~2V(50)0~10V 0~10V(51)

    0.400~2.000V1.000~5.000V0.000~2.000V0.00~10.00V

    -10~20mV mV1(55) -10.00~20.00mV直流電圧�

    0~100mV mV2(56) 0.0~100.0mV

    0.00~1.25V(注3)�0.00~1.25V(52) 0.000~1.250V

    計器レンジの±0.1%±1digit�表示範囲は-19999~30000の範囲でスケーリング可能�表示スパンは30000以下�

    typeK3(3)

    ( )内数値は通信使用時の設定値�

    基準動作状態[23±2℃,55±10%RH,電源周波数50/60Hz]における性能(注1) 0~100℃範囲は±0.3℃±1digitとなります。(注2) -100~200℃範囲は±0.5℃±1digitとなります。(注3) 0.00~1.25Vレンジは,2入力選択制御では使用しません。※ 4~20mADC信号を受信する場合は,統一信号1~5VDCを選択し,250Ω抵抗をつなげます。250Ω抵抗

    は別売です。形名 : X010-250-2(M3.5圧着端子付き抵抗)

  • 2-10<目次> <2. 初期設定>

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    2. SET/ENT キーを3秒以上押して,運転パラメータのメインメニュー“MODE”を表示させます。

    mode parametermain menu

    MODE

    A/M

    DISPSET/ENT

    3. キーを1回押して,運転パラメータのメインメニュー“STUP”を表示させます。

    password inputmain menu

    STUP

    A/M

    DISPSET/ENT

    4. SET/ENT キーを1回押して,セットアップパラメータのメインメニュー“LOOP1”を表示させます。

    loop 1 setup paraSETUP main menu

    LOOP1

    A/M

    DISPSET/ENT

    5. キーを1回押して,セットアップパラメータのメインメニュー“UTMD”を表示させます。

    UT750 configurationUTMD

    A/M

    DISPSET/ENT

    SETUP main menu

    6. SET/ENT キーを1回押して,セットアップパラメータのサブメニュー“MD”を表示させます。

    UT mode setSETUP sub menu

    MD

    A/M

    DISPSET/ENT

    7. キーを2回押して,セットアップパラメータのサブメニュー“OUT”を表示させます。

    output setSETUP sub menu

    OUT

    A/M

    DISPSET/ENT

    2.5 制御出力種類を設定する(位置比例形の調節計以外)以下の操作手順は,時間比例PIDリレー出力(0:工場出荷時)を電流出力(2)に変更する例です。

    制御出力端子 (  )内は設定値�時間比例PIDリレー(0)/オンオフ(3)出力 ……………�電流(2)/時間比例PID電圧パルス(1)出力 ……………�

    加熱冷却制御の出力端子については,「1.5 端子配線図」をご覧�ください。�

     - � - - �2 31

    1716

    1. 運転画面を表示させてください。(電源投入時の画面)

    AL

    A/M

    PV

    REM1CAS

    REM2MAN1MAN2STP

    2

    4

    1

    3

    PV2

    AL

    DISPSET/ENT

    SP :1.-10 0 +10

    0.0°C

    DV

    測定値�(PV)を表示�

    目標設定値1�(1.SP)を表示�

    手順2以降は,液晶部分の表示画面で説明します。 

  • <目次> <2. 初期設定> 2-11

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    8. SET/ENT キーを1回押して,パラメータ“OT1”を表示させます。《制御出力種類》

    SETUP

    A/M

    DISPSET/ENT

    MENU:UTMD/OUT #1output 1 select

    OT1 = 0

    9. キーまたは キーを押して,必要な設定値を表示させます。下図は,電流出力(4-20mADC)に設定した例です。

    MENU:UTMD/OUT #1

    changingoutput 1 select

    OT1 = 2

    A/M

    DISPSET/ENT

    変更中は�changingが点滅�

    10. SET/ENT キーを1回押して,設定値を登録してください。

    SETUP

    A/M

    DISPSET/ENT

    MENU:UTMD/OUT #1output 1 select

    OT1 = 2

    11. SET/ENT キーを3秒以上押してください。電源投入時の画面(下図)に戻ります。

    A/M

    DISPSET/ENT

    SP :1.-10 0 +10

    0.0°C

    DV

    ●制御出力種類一覧表

    パラメータ記号� パラメータ名称� 設定値� 制御出力種類�

    制御出力種類�OT1

    時間比例PIDリレー接点出力(端子  -  -  )

    時間比例PID電圧パルス出力(端子  -  )

    電流出力(端子  -  )

    オンオフ制御リレー接点出力(端子  -  -  )

    0

    1

    2

    3

    4

    5

    6

    7

    8

    9

    10

    11

    12

    加熱側リレー出力(端子  -  -  )・冷却側リレー出力(端子  -  )

    加熱側パルス出力(端子  -  )・冷却側リレー出力(端子  -  )

    加熱側電流出力(端子  -  )・冷却側リレー出力(端子  -  )

    加熱側リレー出力(端子  -  -  )・冷却側トランジスタ出力(端子  -  )

    加熱側パルス出力(端子  -  )・冷却側トランジスタ出力(端子  -  )

    加熱側電流出力(端子  -  )・冷却側トランジスタ出力(端子  -  )

    加熱側リレー出力(端子  -  -  )・冷却側電流出力(端子  -  )

    加熱側パルス出力(端子  -  )・冷却側電流出力(端子  -  )

    加熱側電流出力(端子  -  )・冷却側電流出力(端子  -  )

    1716

    2 31 74

    74

    1716

    1716

    74

    2 31

    2 31

    3534

    3534

    1716

    1716

    1716

    3534

    1514

    1514

    1514

    2 31

    1716

    1716

    2 31

  • 2-12<目次> <2. 初期設定>

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    2. SET/ENT キーを3秒以上押して,運転パラメータのメインメニュー“MODE”を表示させます。

    mode parametermain menu

    MODE

    A/M

    DISPSET/ENT

    3. キーを1回押して,運転パラメータのメインメニュー“STUP”を表示させます。

    password inputmain menu

    STUP

    A/M

    DISPSET/ENT

    4. SET/ENT キーを1回押して,セットアップパラメータのメインメニュー“LOOP1”を表示させます。

    loop 1 setup paraSETUP main menu

    LOOP1

    A/M

    DISPSET/ENT

    2.6 バルブ位置を自動校正する(位置比例形の調節計のみ)以下の操作は,コントロールバルブからのフィードバック信号を入力し,コントロールバルブの全閉と全開の位置を自動校正する手順です。バルブ位置を校正するときは,結線を行い,手動モードにする必要があります。結線は,「1.5 端子配線図」を,手動モードにする方法は,「3.8 自動(AUTO)/手動(MAN)の切替えを行う」をご覧ください。

    1. 運転画面を表示させてください。(電源投入時の画面)

    AL

    A/M

    PV

    REM1CAS

    REM2MAN1MAN2STP

    2

    4

    1

    3

    PV2

    AL

    DISPSET/ENT

    SP :1.-10 0 +10

    0.0°C

    DV

    測定値�(PV)を表示�

    MAN1ランプ�点灯�

    目標設定値1�(1.SP)を表示�

    手順2以降は,液晶部分の表示画面で説明します。

    5. キーを1回押して,セットアップパラメータのメインメニュー“UTMD”を表示させます。

    UT750 configurationUTMD

    A/M

    DISPSET/ENT

    SETUP main menu

    6. SET/ENT キーを1回押して,セットアップパラメータのサブメニュー“MD”を表示させます。

    UT mode setSETUP sub menu

    MD

    A/M

    DISPSET/ENT

    7. キーを3回押して,セットアップパラメータのサブメニュー“VALV”を表示させます。

    valve controlSETUP sub menu

    VALV

    A/M

    DISPSET/ENT

  • <目次> <2. 初期設定> 2-13

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    8. SET/ENT キーを1回押して,パラメータ“V.AT”を表示させます。

    SETUP

    A/M

    DISPSET/ENT

    MENU:UTMD/VALV #1valve auto tuning

    V.AT = OFF

    9. キーを押して,“ON”を表示させます。MENU:UTMD/VALV #1

    changingvalve auto tuning

    V.AT = ON

    A/M

    DISPSET/ENT

    変更中は�changingが点滅�

    10. SET/ENT キーを押すと,バルブ位置(全閉と全開)を自動校正します。

    SETUP

    A/M

    DISPSET/ENT

    MENU:UTMD/VALV #1valve auto tuning

    V.AT = ON

    11. バルブ位置の自動校正中は,以下の表示となります。

    MENU:UTMD/VALV #1valve auto tuning

    V.AT = ON

    12. 表示が“ON”から“OFF”に変わったら正常終了です。

    MENU:UTMD/VALV #1valve auto tuning

    V.AT = OFF

    正常終了したら,手順14へ。

    13. 表示が“ON”から“ERR”に変わったらエラーです。フィードバック入力の配線を確認し,再度自動校正を行ってください。

    MENU:UTMD/VALV #1valve auto tuning

    V.AT = ERR

    14. SET/ENT キーを3秒以上押してください。電源投入時の画面(下図)に戻ります。

    A/M

    DISPSET/ENT

    SP :1.-10 0 +10

    0.0°C

    DV

  • 2-14<目次> <2. 初期設定>

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    2.7 パラメータを初期化する測定入力種類,測定入力レンジまたは測定入力スケールを設定/変更したら,必ず以下の操作を行ってください。

    注 意�

    パラメータの初期化を実行すると,運転パラメータ,セットアップパラメータを初期化します。設定したパラメータが適切な値となっていることをご確認ください。初期値に変更された場合は,必要な値を再設定してください。

    1. 運転画面を表示させてください。(電源投入時の画面)

    AL

    A/M

    PV

    REM1CAS

    REM2MAN1MAN2STP

    2

    4

    1

    3

    PV2

    AL

    DISPSET/ENT

    SP :1.-10 0 +10

    0.0°C

    DV

    測定値�(PV)を表示�

    目標設定値1�(1.SP)を表示�

    手順2以降は,液晶部分の表示画面で説明します。 

    2. SET/ENT キーを3秒以上押して,運転パラメータのメインメニュー“MODE”を表示させます。

    mode parametermain menu

    MODE

    A/M

    DISPSET/ENT

    3. キーを1回押して,運転パラメータのメインメニュー“STUP”を表示させます。

    password inputmain menu

    STUP

    A/M

    DISPSET/ENT

    4. SET/ENT キーを1回押して,セットアップパラメータのメインメニュー“LOOP1”を表示させます。

    loop 1 setup paraSETUP main menu

    LOOP1

    A/M

    DISPSET/ENT

    5. キーを1回押して,セットアップパラメータのメインメニュー“UTMD”を表示させます。

    UT750 configurationUTMD

    A/M

    DISPSET/ENT

    SETUP main menu

    6. SET/ENT キーを1回押して,セットアップパラメータのサブメニュー“MD”を表示させます。

    UT mode setSETUP sub menu

    MD

    A/M

    DISPSET/ENT

    7. キーを2回押して,セットアップパラメータのサブメニュー“INIT”を表示させます。

    parameter initializeSETUP sub menu

    INIT

    A/M

    DISPSET/ENT

  • <目次> <2. 初期設定> 2-15

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    8. SET/ENT キーを1回押して,パラメータ“INI”を表示させます。

    SETUP

    A/M

    DISPSET/ENT

    MENU:UTMD/INIT #1parameter initialize

    INI = OFF

    9. キーを押して,“ON”を表示させます。MENU:UTMD/INIT #1

    changingparameter initialize

    INI = ON

    A/M

    DISPSET/ENT

    変更中は�changingが点滅�

    10. SET/ENT キーを1回押してください。表示が一瞬消えます(正常です)。これでパラメータが初期化されました。

    SETUP

    A/M

    DISPSET/ENT

    MENU:UTMD/INIT #1parameter initialize

    INI = ON

    11. SET/ENT キーを3秒以上押してください。電源投入時の画面(下図)に戻ります。

    A/M

    DISPSET/ENT

    SP :1.-10 0 +10

    0.0°C

    DV

  • 2-16<目次> <2. 初期設定>

    IM 05D01B02-47 3rd Edition : 2006.05.31-00

    2.8 入力選択動作を設定する以下の操作手順は,測定入力1と測定入力2の平均値を使用する設定例です。

    1. 運転画面を表示させてください。(電源投入時の画面)

    AL

    A/M

    PV

    REM1CAS

    REM2MAN1MAN2STP

    2

    4

    1

    3

    PV2

    AL

    DISPSET/ENT

    SP :1.-10 0 +10

    0.0°C

    DV

    測定値�(PV)を表示�

    目標設定値1�(1.SP)を表示�

    手順2以降は,液晶部分の表示画面で説明します。

    2. SET/ENT キーを3秒以上押して,運転パラメータのメインメニュー“MODE”を表示させます。

    mode parametermain menu

    MODE

    A/M

    DISPSET/ENT

    3. キーを2回押して,運転パラメータのメインメニュー“USR”を表示させます。

    user parametermain menu

    USR

    A/M

    DISPSET/ENT

    4. SET/ENT キーを1回押して,パラメータ“U1”を表示させます。

    A/M

    DISPSET/ENT

    MENU:USR #1Select

    U1 = 2

    5. キーまたは キーを押して,必要な設定値を表示させます。● 測定入力1と測定入力2の最大値を使用する。

    U1 = 0● 測定入力1と測定入力2の最小値を使用する。

    U1 = 1● 測定入力1と測定入力2の平均値を使用する。

    U1 = 2(工場出荷時値)● 測定入力1と測定入力2の差(測定入力2 - 測定入力1)を使用する。U1 = 3

    MENU:USR #1

    changingSelect

    U1 = 2

    A/M

    DISPSET/ENT

    変更中は�changingが点滅�

    6. SET/ENT キーを1回押して,設定値を登録してください。

    A/M