ソーシャルコマースの徹底研究ver1.3.0
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目次
1. ソーシャルコマース、登場の背景
2. ソーシャルコマース、最新活用事例の徹底研究
3. ソーシャルを進化させる、3つの視点
まとめ
1. ソーシャルコマース、登場の背景
そこに、人がいるから。
ソーシャルメディアは、Webのメインストリート
• 月アクティブ会員数は 6.0億人• 毎日訪問する会員数は 3.0億人• 年間増加する会員数は 2.0億人• 米ネット利用者リーチ 70%超
F8 in San Francisco on 4/21
Facebookは、10億人を目指して
米国におけるソーシャルメディア浸透予測率
eMarketer 2010/5 調査
0%
17%
33%
50%
67%
83%
100%
2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014
0-11 12-17 18-24 25-34 35-44 45-54 55-64 65-
0-
65-
55-
45-
35-25-12-18-
Facebookは、あらゆる指標でGoogleを上回った
0%
10%
20%
30%
Facebook YouTube Google
5.3%6.4%
24%
4.1%3.4%
17%
2009/11 2010/11
米国インターネット・ページビュー占有率 (By HitWise)
ソーシャルメディアは、米国ネット視聴時間でトップ
ソーシャルメディア > メール + ポータル + チャット + 検索
CheckFacebook.com 2010/8 調査
131ヶ国中110ヶ国で、FacebookがトップSNSに
そして米国の普及率は、全世界では18位にすぎない
国内ネット利用者の81%が、日常的にソーシャルメディアを利用
日本人の利用特性
➡ ネット消費者の50%がブログを読む。
➡ Creators、Collectorsは29~42歳がより多い。
➡ モバイル利用率が高い。
➡ Collectorsが他の区分より高学歴・高収入。
出典:フォレスター・リサーチ 「Japanese Social Media Technographics Revealed」
当社社員(岡村直人)ブログ、流入の多くがソーシャルメディア
by Google Analytics
ITmediaオルタナティブ・ブログ「プロジェクトマネジメント10.0」12000セッションの内訳
そこに、人がいるからだ。情報が、人を介して、 伝わる時代
生活者は、消費できない情報過多に苦しんでいる
8
Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
商品/サービス購入時に参照する情報:ネット上の商品レビューは、「信頼に値する情報」の3位にランクイン
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%
Unknown peers
None of the above
Influential bloggers
News sources
TV
Social media sites
Search engines
Discussion forums
Product web sites
Online product reviews
Family
Friends
商品やサービスを購入検討する時、最も信頼している情報源
(出典:ニールセン・グローバルオンライン調査、2010年4月、トータル・ベース n=7063)
友人家族
ネットでの商品レビュー商品サイト
ディスカッション・フォーラムサーチエンジン
SNSサイトTV
ニュースアルファブロガー
上記以外知らない人
Nielsen 2010年4月度調査
信頼できる情報は「信頼できる友人や家族」から
「英語を勉強しなくちゃなぁ」Koji Fukuda
Googleにきくと、
Amazonにきくと、
専門家にきくと、
友人にきくと、僕もIBM時代、さんざん英語で苦しみました。確かTOEIC500点って言ってたよね。だったら、まず英語脳をつくるのに、Duo3.0 を死ぬほど聞くのをおすすめします。iPodで散歩しながらだとダイエットにもなるしね。最近、君のウエストきてるから。http://www.amazon.co.jp/dp/4900790052/
ハロー、福田さん。そうか、最近、海外の人と交流が多いって言ってたもんね。私、あなたの先生、してもいいよ。TOEIC500点なんだ。だったら相当がんばらないとダメダメ。インプットも大切だけど、アウトブットも一緒にすると、バッチリだよ。
福田さん。お疲れ様です。今、フィリピン大学の学生とSkypeで英会話の学習ができるRarejobを利用してます。月5000円からできるのでかなりお得感あります。それと、オフ会「がんばって洋書を読む会」にも参加してます。レベルは中級以上ですが、みんな気のいいメンバーです。もしご興味あれば、ご一緒しませんか?
友人は優しい。友人は信頼できる。友人はあなたのコンテクストを理解している。
Toru Saito
Lady Gaga
Takeshi Kato
しかも「友人」は、フリーで無限の経営資源
リコメンドエンジンや専門家と違って、
Facebook エッジランク
1. 親密度 … 投稿した人と見る人の親密度2. 投稿種別 … コメントはLikeより重要3. 経過時間 … 新しい投稿ほど重要性が高い
大切な情報が、ハイライトされる仕組み
ソフトバンク 携帯
Atention/Interest Search
Action
eコマースの購買行動
Atention/Interest Search
Action
ソフトバンク 携帯
Share
ソーシャルコマースの購買行動
Atention/Interest Search
Action
ソフトバンク 携帯
Share
ソーシャルコマースの購買行動ここが繋がるから バイラルしていく
Facebook Social Pluginで、自社メディアと連携可能
自社サイト Facebook
他のFacebookユーザーが閲覧
Facebook Social Pluginで、自社メディアと連携可能
自社サイト Facebook
Facebook上のデータに基づくコンテンツ
SocialPluginsなどを埋め込む
他のFacebookユーザーが閲覧
Facebook Social Pluginで、自社メディアと連携可能
自社サイト Facebook
Facebook上のデータに基づくコンテンツ
自社サイトに関するコンテンツ
SocialPluginsなどを埋め込む
エンドユーザーが操作コメント、Like、その他
他のFacebookユーザーが閲覧自社サイトとFacebookの間を反復しながら、情報が伝播していく仕組み
Levi’s Friends Store
9
同じ商品を支持する友人数を表示
その商品を支持する人数と友人の写真などが表示いいね!で投票も可能 ブランドのファンが
表示。(友人が優先)
ファンページ上の最新投稿が表示
Likeクリックでブランドのファンに
Facebook Social Pluginで、自社メディアと連携可能
2. ソーシャルコマース、
最新活用事例の徹底研究
ソーシャルコマースの類型化
1. パブリックタイプ (ショッピングポータル)1) 「おすすめや体験」をシェアする2) 生活者間で直接取引をする3) 商品やクーポンを共同購入する
2. プライベートタイプ (自社コマースサイト)1) メガSNS内にコマースを設置する2) メガSNSと連携した自社コマースを運営する3) 自社SNSと連携した自社コマースを運営する
1. パブリックタイプ (ショッピングポータル)
1) 「おすすめや体験」をシェアする
2) 生活者間で直接取引をする
3) 商品やクーポンを共同購入する
ソーシャルコマースの事例研究 (パブリックタイプ)
1.「おすすめ商品」を共有する - Kaboodle
・登録ユーザー100万人、月間訪問者800万人。ソーシャル・ショッピングサイト最大手 ・ネット上の好きな商品をブックマーク、写真や説明が自動的に分類されマイページに保管 ・Facebook連携で、このサイト内の友人のアクティビティをチェック可能
利用可能なコマースサイトの一部
ソーシャルコマースの事例研究 (パブリックタイプ)
2.「おすすめ商品とQ&A」を共有する - ShopSocially
・FacebookやTwitterと緊密に連携した、ソーシャルショッピングサイトの新世代版 ・おすすめ商品とQ&A情報を共有。おすすめ商品は、キーワード検索して選択する ・利用頻度によって、Foursquareに似たバッジを発行。インセンティブとしている
ソーシャルコマースの事例研究 (パブリックタイプ)
3.「買った情報」を共有する - Blippy
・クレジットカードやコマースサイトでの買い物情報(店、品物、値段)を友人と共有 ・Facebook Beaconがオプトアウトに対して、Blippyはオプトイン ・Amazonを除く大手コマースが続々契約。AmazonへはGmail購入確認メール活用で対応
提携コマースサイト
ソーシャルコマースの事例研究 (パブリックタイプ)
4.「旅行体験」を共有する - TripAdvisor
・会員2000万人以上、4000万件以上の投稿がある、世界最大の旅行クチコミサイト ・日本語版も2008年に開始。楽天トラベルと提携しており、すでに日本単体で黒字化を達成 ・Facebookアプリ「私の旅行マップ(Cities I’ve Visited)も人気、1200万人以上が利用
ソーシャルコマースの事例研究 (パブリックタイプ)
5.「音楽体験」を共有する - Last.fm
・音楽体験共有サービスの老舗。例えばBeatlesは、234万人に2.8億回再生されている ・ScrobberでiTunes再生曲を自動アップロード。今聞いている曲や好きな曲を友人と共有 ・その他、音楽趣向から自動推薦するインターネットラジオ、イベント情報、ランキングなど
ソーシャルコマースの事例研究 (パブリックタイプ)
6.「映画体験」を共有する - Flixster
・映画ファン1000万人超の映画体験共有サービス。Facebookアプリも300万人超 ・人気映画のレビュー投稿は100万件超。映画閲覧体験を共有できるチャットあり ・映画趣向テストで「ソウルメイトから・・・すぐ逃げろ」まで7段階、同好の交流を促進
ソーシャルコマースの事例研究 (パブリックタイプ)
7.「テレビ体験」を共有する - Tunerfish
・米国大手ケーブルテレビComcastが立ち上げた、ソーシャルテレビ閲覧サービス ・テレビ番組や見逃した放送にチェックイン。友人と一緒にテレビを見ている感覚 ・閲覧したテレビ番組やトレンドなどを共有、ソーシャルフィルタリング効果も期待できる
ソーシャルコマースの事例研究 (パブリックタイプ)
(参考)「多様な趣味体験」を共有する - GetGlue
・趣味系チェックインの代表的サービス。映画、音楽、書籍、テレビ番組をカバーする ・例えば、本にチェックインすると、同じ本を読んでいる世界中の人と体験を共有できる ・趣味嗜好を深く入力する質問や、それらのインセンティブとなるステッカーあり
コマースには未連結
ソーシャルコマースの事例研究 (パブリックタイプ)
8.「イベント参加」を共有する - Eventbrite
・イベント告知サイト。イベント参加は、共有傾向が強いため、クチコミ発生源となる ・利用料は無料。チケット販売ごとに、0.99ドル+価格の2.5% が成果報酬 ・共有価値解析。Facebook2.5ドル(11回/件)、Twitter0.4ドル(2回/件)、メール2.3ドル
ソーシャルコマースの事例研究 (パブリックタイプ)
9. お店と同じ感覚で、商品を選ぶ - Boutiques.com
・Googleが開始した、ファッションの新世代総合検索ショッピングサイト ・パターン検索(色、シルエット、パターン等)+類似商品+ユーザーコメント ・個人がブティックで商品推薦。セレブやデザイナーの推薦商品を参考にショッピング
ソーシャルコマースの事例研究 (パブリックタイプ)
10. 友人間でモノを売買する - Tradepal
・友人どおしがモノを販売するP2P取引サイト。オークションではなく価格設定方式 ・支払いはPaypal経由。販売時点で、売り手に対して販売金額の6%が課金される ・Facebookと緊密連携しており、売主の実名等を確認できるため、eBayなどに比べ安心感
・2010年12月、Grouponは新サービス、Groupon Stores と Deal Feed を発表 ・Stores は、Groupon内ショップ。独自にクーポン発行ができ、利用者がフォローも可能 ・Deal Feed は、お店からのニュースフィード。新しいアクションが通知される
新サービス、Groupon Stores / Deal Feed を開始
ソーシャルコマースの事例研究 (パブリックタイプ)
11. 商品やクーポンを共同購入する - Groupon
2. プライベートタイプ (自社コマースサイト)
1) ソーシャルメディア内にコマースを設置する
2) ソーシャルメディアと自社コマースを連携する
3) 自社コミュニティを自社コマースに連動させる
ソーシャルコマースの事例研究 (プライベートタイプ)
1. ソーシャルメディア内にコマースを設置 - 1-800-FLOWERS
・Facebook上で完全に統合された世界初のショッピングストアを構築した生花小売大手 ・誕生日等、バーチャルグッズだけでなくリアルな花をというSNSならではのニーズに呼応 ・自社コマースに誘導するタイプは、Best Buy、Delta、OldSpiceなど多数あり
ソーシャルコマースの事例研究 (プライベートタイプ)
(参考) ソーシャルメディア内にコマースを設置 - 専用アプリが便利
・Facebook上で簡単にオンラインショップを構築できるアプリ(ベータ版のため無料) ・通常のコマース機能を実現する他、ファンページ「いいね」で特別値引きなども可能 ・在庫を独自ツールでエクスポート。在庫管理、収支管理、プロモーションツールもあり
Facebookアプリ - Payvment
ソーシャルコマースの事例研究 (プライベートタイプ)
2. ソーシャルメディアと自社コマースを連携 - Levi’s
・Facebookのオープングラフをフル活用したコマースサイトとして話題のジーンズ大手製造 ・LIkeボタンのクリック数(全体と友人のみ)で人気商品や誰が好きかが一目でわかる ・ボタンクリックで友人にフィード告知。「もうすぐ誕生日の友人」表示でプレゼント促進
ソーシャルコマースの事例研究 (プライベートタイプ)
3. ソーシャルメディアと自社コマースを連携 - Amazon
・誕生日の近い友人が表示され、友人のFacebookプロファイルに基づくギフトが推薦 ・自分自身へのリコメンドの下にも同好の友人アイコン、あたかも友人のオススメのように ・Facebook内アプリも提供。Wishリストのプロフィール表示やAmazon行動履歴の共有
ソーシャルコマースの事例研究 (プライベートタイプ)
4. 自社コミュニティを自社コマースに連動 - ニッセン
・売上500億円、会員900万人の巨大コマースNissen Onlineに自社SNSハピテラをプラス ・シングルサインオンでシームレスに移動。購入者しか書き込めない信頼できる商品レビュー ・顧客単価アップと返品率削減効果。さらにコミュニティ会話を商品開発にフィードバック
ソーシャルコマースの事例研究 (プライベートタイプ)
4. 自社完結の強みは、テキストマイニングによる顧客の声分析
属性別に特徴キーワードを把握 各種グラフからクロス分析まで
単語を時系列に追い、変化をキャッチ テキストから感情解析、ニーズを発見
5. 自社コミュニティを自社コマースに連動 - Mattel
・おもちゃ販売サイトのMattelでは、2009年のクリスマスに、チャットシステムを導入 ・おもちゃを買うときに、家族や友人を招待し、リアルタイムに相談しながら購入できる ・Mettel社は巨大ストアのため、FacebookやTwitterと連携せず、現在は自社完結志向
ソーシャルコマースの事例研究 (プライベートタイプ)
ソーシャルコマースの事例研究 (プライベートタイプ)
6. 自社コミュニティを自社コマースに連動 - B&Q
・自社コマースサイトに、Social Hub (DIYファンとの交流窓口) を設置する ・機能は、商品評価とレビュー、DIYファン間のQ&A、DIYストーリー募集とコンテストなど ・自社コミュニティB&Q Voiceでは、ファン交流、ファンと企業交流、商品開発参加など
3. ソーシャルを深化させる、3つの視点
1. 顧客を支援し、顧客に信頼される新規顧客の獲得を優先する時代も終わりつつある。生活者は常に相互で連絡を取り合い、ひと昔のように簡単にはだまされない時代になった。
そして、生活者との誠実なコミュニケーションが、派手な広告よりコスト・パフォーマンスの良いプランディング、集客手段になることを、ZapposやGrouponが実証した。
なぜなら、アドボカシー(顧客支援)の考え方、そこから生まれる感動や驚きの感情が、ソーシャルメディア上のクチコミ伝播効率を一気に高めるからだ。
■ 徹底したアドボカシー(顧客支援)の実践
誠実な対話姿勢、顧客感動への情熱、迅速な対応。商品販売や顧客創造 より、生活者の精神的な満足を上位目標に設定しよう。
江戸時代の三河屋は、ご近所のひとりひとりについて、どんなものが好きか、どんな悩みをもっているかを日頃の付き合いで自然に把握し、それを商売に生かしていた。「梅さん、やっと活きのいいサンマが入ったよ、持ってきなよ」 こんな自然な会話で商売の輪が広がっていく。それだけではない。近所づきあいの中で、悪徳商売をする越後屋の悪事はすぐに噂になる時代だった。
注意、関心から、共有まで。コマースにソーシャル性を付加するための10の主要機能
■ ソーシャルフィルタリングで、潜在的な需要を喚起する
→ ソーシャルメディアに商品情報を配信するクチコミボタン → 友人のウィッシュリスト、購入履歴を提示 → 利用者による商品ランキングを提示 → 共同購入で、利用者が友人に商品紹介する動機づけ → プレゼント促進のため、もうすぐ誕生日の友人リストを提示
■ ソーシャルリコメンドで、購入意思決定を後押しする
→ 外部ソーシャルグラフを活用し、友人リコメンドを提示 → 信頼性の高い商品レビュー、レイティングを提示 → 同好関係を発見、創出するための質問クイズを用意 → 書き込みを促進するために、スタンプやステッカーを用意 → 購買時に、関係者や専門家とリアルタイム相談できるチャットを用意
2. ソーシャルコマース、10の主要機能
Twitter,SNS
イベント
自社コマースリアルショップ コマースサイト
商品を体験
クチコミする
検索
顧客のクチコミ導線の設計が大切
マスメディア
ブログ 自社サイト クチコミサイト
知る
調べる
買う
使う
語る
ユーザーのサイト動線
顧客のクチコミ導線
潜在需要の喚起
購入決定の引き金
3. 最新のソーシャルトレンドを取り入れる
3. チェックインサービス (位置情報連動)位置情報プラットフォームと連動し、来店促進を図る。携帯ポイント連携でロイヤルカスタマーを育成する効果も高い。米マクドナルドはギフトカード100枚($1000)をFoursquareチェックインユーザーにランダムにプレゼント、当日のチェックイン数が33%増加した。
4. ソーシャルゲームソーシャルゲームは、その高収益性だけでなく、友人招待を誘引、ソーシャルグラフを生成する効果がある。米Hondaは「Car Town」とCR-Zタイアップ・キャンペーンを実施、無名デベロッパーにもかかわらず20日間で360万人を動員した。
2. フラッシュマーケティングお得感をシンプルに演出し、タイムセールを組み込み、ソーシャルバワーを最大限に活用するこの手法はGroupon風サービスとして日本でも爆発。また多くのコマースサイトでも採用可能なアプローチだ。衝動買い促進を狙い、新規顧客の獲得における強力なツールとなる。
1. リアルタイム動画ストリーミングTwitterと相性の良いUstreamを併用する企業が増えている。ユーザー参加型ファッションコンテスト「nissen, BEST STYLING CONEST2010」など新しい取り組みを増えている。動画パワーで利用者の参加感が非常に高く、より効率的なファン化や購買化が期待できる。
長期トレンドは「オンライン 2 オフライン」
オンラインのソーシャル効果 ・フラッシュマーケティングによる新規顧客の開拓 ・チェックインサービスによる顧客ロイヤリティの向上 ・モバイルやデジタルサイネージの活用 - ソーシャルフィルタリングによる潜在需要の喚起 - ソーシャルリコメンドによる購入決定の引き金
オフラインへの経済波及効果 ・店舗への新規顧客誘導、顧客リテンションの促進 ・ポイントを活用(オンラインで特典、オフラインで消費)
オンライン経済(6.5兆円)の20倍規模がある オフライン経済(135兆円)を活性化 (日本国内)
Back to the Realworld
Back to the Realworld ・スマートフォン、テレビ、自動車、フォトフレーム、ICタグ(RFID) ... リアルな世界が電脳化 ・プラットフォーム、UGC、ソーシャルグラフ、ライフログ ... クラウドがアカシックレコードに
Back to the Realworld ・スマートフォン、テレビ、自動車、フォトフレーム、ICタグ(RFID) ... リアルな世界が電脳化 ・プラットフォーム、UGC、ソーシャルグラフ、ライフログ ... クラウドがアカシックレコードに
Online 2 Offline ~ 数十倍規模のオフライン経済を、オンライン効果で活性化
本日のまとめ・生活者は、情報洪水の中で、信頼できる情報を獲得するために試行錯誤を 繰り返していた。そんな時代に急成長したソーシャルメディアにより、 信頼関係が可視化され、商品サービスの購買行動にも大きな影響を与える ようになった。
・ソーシャルコマースでは、友人からの推薦、友人の購入行動などを積極的 に収集し、タイミングよく提示する工夫がポイントとなる。そのためには、 クチコミの導線設計が重要となる。
・ソーシャルグラフがコマース活性化のキーとなるが、多くの場合は外部の ソーシャルメディアとの連携により実現することが現実的な選択肢だ。
・長期トレンドとしては、チェックインやフラッシュマーティングにより、 リアル経済、地域経済を活性化する「オンライン2オフライン」に注目が 集まっている。そして、Back to the Real World!
本日のまとめ・生活者は、情報洪水の中で、信頼できる情報を獲得するために試行錯誤を 繰り返していた。そんな時代に急成長したソーシャルメディアにより、 信頼関係が可視化され、商品サービスの購買行動にも大きな影響を与える ようになった。
・ソーシャルコマースでは、友人からの推薦、友人の購入行動などを積極的 に収集し、タイミングよく提示する工夫がポイントとなる。そのためには、 クチコミの導線設計が重要となる。
・ソーシャルグラフがコマース活性化のキーとなるが、多くの場合は外部の ソーシャルメディアとの連携により実現することが現実的な選択肢だ。
・長期トレンドとしては、チェックインやフラッシュマーティングにより、 リアル経済、地域経済を活性化する「オンライン2オフライン」に注目が 集まっている。そして、Back to the Real World!
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ブログ: in the looop