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Wacom Chapter 2
ワコム第2章と事業戦略
大和インベスター・リレーションズ個人投資家様向け会社説明会 in 東京
株式会社ワコム (東証1部:コード 6727)
2019年3月2日 (土)
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WA/和HARMONY
COMPUTER
COMMUNICATION
人間とコンピューターとの間に「調和」を創出する
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35年間デジタル・ペンとインクに取り組んできました
1987世界初コードレスペンタブレット
1988ペン付き電話
1998プロのクリエイター仕様
初代ペンタブレット
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主な事業区分
テクノロジーソリューション事業• スマホ・PC・デジタル文具パートナー向け技術ソリューション
製品ライン:デジタルペン センサーシステム 他
(注) その他の事業 (エンジニアリングソリューション事業: CADソフトウェア) は、2017年12月1日付の会社分割で新設した子会社に当事業を承継し、同日付で当該子会社の全株式を日東工業(株)へ譲渡しました。
ブランド製品事業• クリエイティブ ビジネス (クリエイティブユーザー向け)
製品ライン: ペンタブレット、ディスプレイ、モバイル
• ビジネスソリューション (法人向け)製品ライン: 電子サインタブレット、液晶ペンタブレット他
インク・ディビジョン (部門)
• デジタルインク、ソフトウェアソリューション等
製品ライン: デジタル文具(コンシューマ向け)他
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クリエイティブペンタブレットクリエイティブ ビジネス <製品例>
<モバイル製品> <ペンタブレット製品>
<ディスプレイ製品>
ペンタブレット製品はデジタルペン(筆)とタブレット(画版)
により構成されるPC入力機器で「ペンタブ」とも称される
ディスプレイ製品は液晶パネルがタブレット(画板)になったもので「液晶ペンタブレット(液タブ)」とも称される
モバイル製品はペンタブレットとPCが一体化したプロのクリエイター向け製品
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ワコムのデジタルペン技術は、映画制作や自動車の工業デザインなどのスタジオで働くクリエイターを支えています。
(事例)
• 米国ハリウッドを中心に、「スターウォーズ」などコンピューターグラッフィックス(CG)を使った映画制作のスタジオで、デジタルペンが活用されています。
• 米国ディズニーなど国内外のアニメーション制作のスタジオで、描画・色づけなどにデジタルペンが活用されています。
• ゲームソフト制作の場でリアルな造形を描写するためにデジタルペンが活用されています。
• 自動車メーカーでの自動車デザインなどの工業デザインにもデジタルペンが活用されています。
クリエイティブ ペンタブレットクリエイティブ ユーザー向け用途事例
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デジタル文具(コンシューマ向け)
Inkspace,Bamboo Paper アプリ
Wacom InkLayer Language(デジタルインク)
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電子サインシステム
銀行口座開設 電子サイン端末 (シティバンク)
クレジットカード決済 電子サイン端末ららぽーと(三井不動産商業マネジメント)
ビジネスソリューション(法人向け)
液晶サインタブレットワコムクリップボード
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テクノロジーソリューション(部品・技術提供)
Wacom Feel IT TechnologiesTechnologies that makes you feel different.
series
デジタルペン採用機種例
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お客様へ最高のデジタルペン体験を
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ワコムは
「テクノロジー・カンパニー」
として新しい一歩を踏み出しました。
Wacom “Chapter 2 ”
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「Life-long Ink」
ユーザーの方と共に、終わりなき創造の旅に出る。
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デジタルインク、無限の可能性
「誰が、どこで、いつ、どんな気持ちでこれを書いた・描いたのか」
-人間の「文脈と軌跡」を捉える-
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3つの全社戦略
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テクノロジー・リーダーシップ
お客様との対話を通じて「技術革新」を提供する。
「技術革新」で、手書き/手描きのチカラをお伝えする。
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島(アイランド)と海(オーシャン)のビジネス
アイランド=ブランド事業オーシャン=テクノロジー事業
それぞれ違う使命を持った事業、
緊密に連携させて成長させる。
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大胆な選択と集中(エクストリーム フォーカス)
全ての事業領域で、全てのオペレーションで、
「大胆な選択と集中」
を実施する。
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2022年3月期での経営指標の目標
収益性: 連結営業利益率 10%
規模: 連結売上高 1,000億円
資本効率: 株主資本利益率(ROE) 15~20%重要取り組み事項:顧客志向の技術革新、利益を重視した財務体質の確立
組織/オペレーションの改革、取締役会改編による経営の質向上
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資本政策、株主還元の考え方
資本構成: 経営環境の変化に応じた対応力(投資拡大等)の強化のため、
当面は財務の健全性確保に重きを置く。
資本効率: ROEを指標とし、株主の要求コストである株主資本コストとの
相対関係(ROE>株主資本コスト)を測るうえでの目安とする。
株主還元: 配当は1株当たりの配当金を安定的に成長(増配)させることを方針、配当性向は補助的な指標として30%を目安とする。特別配当や自己株式の機動的な取得についても検討する。
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第3四半期連結決算概況のご説明2019年3月期 (第36期)
開示日: 2019年2月7日
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第3四半期 (2018年4-12月期) 連結決算概況
• 連結売上高 737億円 (前年同期比 13%増)
• 連結営業利益 61億円 (前年同期比 51%増)
• 連結当期純利益 43億円 (前年同期比 9%増)
➢ 第3四半期は、10-12月期で過去最高となる売上高(275億円)、当期純利益(24億円)を記録
➢ テクノロジーソリューション事業での大幅な増収増益が、
ブランド製品事業での減収減益を超過
(注)当期純利益は「親会社株主に帰属する当期純利益」に相当
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第3四半期 (2018年4-12月期) 事業セグメント概況 - 1
ブランド製品事業
• 売上高 356億円 (前年同期比 5%減)
• セグメント利益 45億円 (前年同期比 18%減)
➢ クリエイティブビジネスなど減収、製品ミックス悪化などで減益
➢ ペンタブレット製品は、中低価格帯モデルでの競争環境変化を受け、商戦期に追加的な販促策を実施するも減収
➢ ディスプレイ製品は、新製品の供給体制が下期より整い売上増加に貢献一方で既存製品の売上減少が影響し小幅に増収
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第3四半期 (2018年4-12月期) 事業セグメント概況 - 2
テクノロジーソリューション事業
• 売上高 382億円 (前年同期比 39%増)
• セグメント利益 76億円 (前年同期比 44%増)
➢ デジタルペン製品の大幅増収により大幅増益
➢ スマートフォン向けデジタルペン製品の機能強化が貢献し大幅増収
➢ タブレット・ノートPC向けデジタルペン製品への需要増加により増収
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第3四半期 (2018年4-12月期) の歩み
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“マイクロソフトとの協業発表”
- WacomペンとMicrosoftペンの協業モデル- ユニバーサルペンの体験訴求
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“グーグル最新タブレットPixel slateにペン搭載”
- Google Pixelシリーズの最新機種にWacom Pen搭載- Google エコシステムへのPen浸透
All Rights Reserved. Copyright © 2019 Wacom Co., Ltd. 27All Rights Reserved. Copyright © 2019 Wacom Co., Ltd.
“VR + Digital Ink” 協業POC発表
- VR (仮想現実) 空間の中での描画- 2D (2次元) の描画と同じペン、同じデータフォーマット- 2DとVR空間を往来する体験
×
POC: 実証用試作機 (Proof of Concept)
All Rights Reserved. Copyright © 2019 Wacom Co., Ltd. 28All Rights Reserved. Copyright © 2019 Wacom Co., Ltd.
“MR + Digital Ink” 協業POC発表
- MR (複合現実) の中での描画- 描画を共有/コラボレーションする体験
×
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2018年11月30日 東京
「デジタルインク&デジタル文具」のオープンイベント
http://connectedink.wacom.com
“Connected Ink” イベントを実施
- パートナー/お客様と共に、新しい市場「デジタル文具市場」を創出
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2019年3月期 (第36期) 連結業績予想の主なガイダンス
• 連結売上高 890億円 (前期比 8%増)
• 連結営業利益 40億円 (前期比 13%増)
• 連結当期純利益 30億円 (前期比 26%増)
➢ 連結業績予想は前回(2018年10月12日付)を据え置き
➢ 第3四半期までは、テクノロジーソリューション事業での利益上振れ (研究開発の1-3月以降の期ずれを含む)等により、営業利益は高い進捗率で推移
➢ 1-3月期は、次期以降の事業成長に向けた研究開発等を見込む
(注)当期純利益は「親会社株主に帰属する当期純利益」に相当
本資料のお取扱い上の注意点
本資料に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点における情報に基づき判断したものであり、マクロ経済や当社の関連する業界動向、新たな技術の進展などにより変動する事がありえます。従いまして、実際の業績などが本資料に記載されている将来の見通しに関する記述と異なるリスクや不確実性がありますことをご了承ください。
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