wesu1 system workbench ac6 - st.com · system workbenchの設定 7 •fw package...
TRANSCRIPT
WeSU1
System Workbench AC6
スタートアップ・ガイドV1.0
STマイクロエレクトロニクス
Dec-2016
サンプル・プログラムを動かそう
• WeSU1のサンプル・プログラム“Demonstration” (STSW-WESU1)をSystem workbench(AC6)を使って、動かしてみましょう
• 以下の手順を踏みます
• 開発ツールIDE AC6 System workbenchをインストールします
• STLINKのドライバをインストールします
• 評価キットSTEVAL-WESU1を準備します
• サンプル・プログラムを実行します
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使用する開発環境 3
• 評価キットSTEVAL-WESU1
• Debug & Flash プログラマST-Link V2
• 統合開発環境 (IDE)System Workbench v1.3(System Workbenchの最新版は、v1.8 (Oct 2016時点)ですが、FW Download(書込み)に問題があり、実行(RUN)時にHard fault エラーが発生するので、v1.3を使用して下さい。次スライドのDownload時に最新Versionではなく、Older releasesへと移動し、v1.3をDownloadして下さい)
ただし、v1.8での対処法もあります。詳しくはスライド5を参照
• ソフトウェア・ライブラリSTSW-WESU1 V1.0.1 (Oct 2016時点)URL:
http://www.st.com/content/st_com/en/products/embedded-software/evaluation-tool-software/stsw-wesu1.html
開発ツールのインストール• IDE System Workbench(AC6)をOpenSTM32 Communityからダウンロードします
• http://www.openstm32.org/System+Workbench+for+STM32
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• あらかじめ、System Workbenchに対応したJave JRE(32bitか64bit)がインストールされている必要があります。対応するJAVAがインストールされていないとSystem workbenchを開くときにエラーとなります
• ダウンロードしたインストーラを起動してインストールします• STLINKのドライバはこのインストーラの中でインストール出来ます
初めての方は、ここからRegistrationをするとDownload可能になります
System Workbench v1.8への対処法 5
サンプル・プロジェクトの下記フォルダ内のSTSW-WESU1¥Projects¥STEVAL-WESU1¥Demonstrations¥WESU_DEMO¥SW4STM32¥STEVAL-WESU1¥
STEVAL-WESU1.cfg を編集
ファイルを開き、下記一行を変更
# This is an STEVAL-WESU1 board with a single STM32L151ZETx chip.
# Generated by System Workbench for STM32
source [find interface/stlink-v2.cfg]
set WORKAREASIZE 0x14000
transport select "hla_swd"
source [find target/stm32lx_stlink.cfg]
# use hardware reset, connect under reset
reset_config srst_only srst_nogate
# This is an STEVAL-WESU1 board with a single STM32L151ZETx chip.
# Generated by System Workbench for STM32
source [find interface/stlink-v2.cfg]
set WORKAREASIZE 0x14000
transport select "hla_swd"
source [find target/stm32lx_dual_bank.cfg]
# use hardware reset, connect under reset
reset_config srst_only srst_nogate
変更前
変更後
これでSystem Workbench v1.8でも使用可能となります
サンプル・プロジェクトをIDEで開く
System Workbenchの設定7
• FW Package STSW-WESU1をダウンロードし、Zipを解凍します解凍されたフォルダ“STSW-WESU1”をC:ドライブのご自身の作業フォルダに置きます例) C:¥Wrokspace¥WESU1¥STSW-WESU1
• System Workbenchを起動します
• 下記Windowが開くので、Workspaceを設定します
Browse…を押して、C:¥Wrokspace¥WESU1¥STSW-WESU1¥Projects¥STEVAL-
WESU1¥Demonstrations¥WESU_DEMO¥SW4STM32 を選択(右記) OK OK
Workspace設定後の初期画面 8
• 初期画面(Welcome画面)が開くので、そのまま画面をCloseして下さい
Close
サンプル・ソフトの読込み 9
• Menu より “File” ”Import” 選択• General
• Existing Projects into Workspace 選択
選択してNext
File Import
サンプル・ソフトの読込み 10
• Root directoryを選択プロジェクト・ファイル(.project)のあるフォルダか、その1つ上位のフォルダを選択する。どちらでも可。ここでは、後者にしています
• C:¥Wrokspace¥WESU1¥STSW-WESU1¥Projects¥STEVAL-
WESU1¥Demonstrations¥WESU_DEMO¥SW4STM32
Browse…フォルダ“SW4STM321”選択
OK
そのままFinish
サンプル・ソフトの読込み 11
• これでProjectが開きました
• Project Explorerより、ソースファイルを開けられます (Open main.c)
• 以降、ソースの編集が可能です
サンプル・ソフトのコンパイル 12
• “Project” ”Build All” でコンパイル開始結果確認
• Problemsにて、Warnings 7、 Info 2、 実行には影響なし
• Consoleは問題なし
サンプル・ソフトのデバッグ 13
• 一番最初は、Debug設定が必要です
• 先にProject ExplorerのSTEVAL-WESU1をクリック(アクティブに)してから、“Run” ”Debug As”
• “1 Ac6 STM C/C++ Application” をクリック (注:前記のアクティブを忘れると出てきません)
• あらかじめTargetを付属の中継基板を使って、ST-Link V2とPCを接続しておきます• PC (USB) ST-Link V2 JTAG 中継基板 Mini JTAG Target
• マイクロUSBを接続してTargetに電源(USB 5V)を供給します• 中継基板上のジャンパ設定は写真の様にします。Targetの電池はつながなくてもOKです
2回目以降は、“Run” ”Debug”
のみでダウンロードが開始されます
サンプル・ソフトのデバッグ 14
• 下記Windowにて、Debug deviceを使用するST-Linkを選択(ここではST-LinkV2)
• OKするとDownloadが開始されます
• 途中でDebug Perspectiveへの切り替え確認(右記)が出るのでOKを押すとDebug用画面に切り替わります。Downloadが完了すればDebug Readyです
サンプル・ソフトのデバッグ 15
• ツール・バーをチェック
全てのブレークポイントをスキップ
レジューム
一時停止
終了
ボードとの接続解除
ステップイン
ステップオーバー
関数抜け出し
• レジュームを押すと実行開始(RUN)となります
サンプル・ソフトのデバッグ 16
• 終了ボタンを押して終了します(接続も切れます)
ありがとうございました! 17