太平洋の島国 回 8 第 - kobe universityalexroni/tr2019 readings/tr2019 no.1... ·...

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クック諸島 フィジー共和国 マーシャル諸島共和国 ナウル共和国 パラオ共和国 パプアニューギニア 独立国 サモア独立国 バヌアツ共和国 トンガ王国 日本 ツバル ミクロネシア連邦 キリバス共和国 ソロモン諸島 ニウエ 日本と 太平洋の島国 日本と 太平洋の島国 外務省

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Page 1: 太平洋の島国 回 8 第 - Kobe Universityalexroni/TR2019 readings/TR2019 No.1... · 2019-05-30 · バヌアツ共和国 ニューカレドニア島 (フランス) トンガ王国

クック諸島フィジー共和国

マーシャル諸島共和国

ナウル共和国

パラオ共和国

パプアニューギニア独立国

サモア独立国

バヌアツ共和国

トンガ王国

日本

ツバル

ミクロネシア連邦

キリバス共和国

ソロモン諸島

ニウエ

日本と太平洋の島国日本と

太平洋の島国

外 務 省外 務 省

福島県いわき市福島県いわき市開催地開催地

繁栄し自由で開かれた太平洋に向けたパートナーシップ

繁栄し自由で開かれた太平洋に向けたパートナーシップWe are Islanders -Partnership Towards Prosperous,Free and 0pen Pacific

We are Islanders -Partnership Towards Prosperous,Free and 0pen Pacific

第 8回太平洋・島サミット広報親善大使

スパリゾートハワイアンズ・ダンシングチーム「フラガール」

(写真協力 : 常磐興産株式会社)

 太平洋島嶼国には比較的新しい独立国が多く、また、気候変動や自然災害に対して脆弱であり、持続可能で経済的に自立した国家を築くことが急務となっています。 このため、日本は、太平洋島嶼国の良きパートナーとして、島嶼国に特有の困難・課題や各国の事情を踏まえ援助を実施しています。また、国際機関を含む国際場裡での協力に加えて、近年では海洋における法の支配や安全保障分野における協力の重要性も高まっています。

太平洋島嶼国との協力太平洋島嶼国との協力

太平洋の島国が直面している困難・課題太平洋の島国が直面している困難・課題

福島県いわきから太平洋への誓い 共に創る豊かな未来福島県いわきから太平洋への誓い 共に創る豊かな未来We are Islanders ~ Commitment to the Pacific from Iwaki, Fukushima: Building Prosperous Future Together ~We are Islanders ~ Commitment to the Pacific from Iwaki, Fukushima: Building Prosperous Future Together ~

第7回太平洋・島サミット(2015年)で表明第7回太平洋・島サミット(2015年)で表明

3つの脆弱性❶国土が狭く分散人口が少ないため国内市場が小さく、国土が広い海洋に散在

❷国際市場から遠い主要国際市場から地理的に遠く、輸送コストが高い

❸自然災害や気候変動等の 環境変化に弱い海面上昇の影響を受けやすく地震やサイクロンなどの自然災害が多発

●強靱なインフラ整備●能力構築 等

防 災

●質の高いインフラ整備●教育・保健●グッドガバナンス 等

持続可能な開発

●適応支援●緑の気候基金(GCF) の活用支援 等

気候変動

●水産業の発展のための支援●海洋環境・安全保障 等

海洋問題・漁業

●生態系の保存●廃棄物管理●再生可能エネルギー 等

環 境

●ビジネス交流の促進●観光促進のための協力 等

貿易・投資・観光●「JENESYS」等を活用した若い世代の交流●スポーツ交流等

人的交流・人材育成

このキャッチフレーズの下、日本は以下の

重要分野を中心に、2015年以降3年間で550億円以上の支援を表明しています。

このキャッチフレーズの下、日本は以下の

重要分野を中心に、2015年以降3年間で550億円以上の支援を表明しています。

いわき市

第8回太平洋・島サミット開催!

第8回太平洋・島サミット開催!

The Eighth Pacific Islands Leaders MeetingPALM8

The Eighth Pacific Islands Leaders MeetingPALM8

2018年2018年

5月18日金・19日土5月18日金・19日土開催日開催日

〒100-8919 東京都千代田区霞が関 2-2-1 TEL:03-3580-3311(代表)http://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/ocn/page25_000943.html

PALM7(2015)での日本の支援策PALM7(2015)での日本の支援策

Page 2: 太平洋の島国 回 8 第 - Kobe Universityalexroni/TR2019 readings/TR2019 No.1... · 2019-05-30 · バヌアツ共和国 ニューカレドニア島 (フランス) トンガ王国

倉成ドクトリン(5原則)発表❶独立性・自主性の尊重 ❷地域協力への支援 ❸政治的安定の確保 ❹経済的協力の拡大 ❺人的交流の促進

第1回南太平洋フォーラム(SPF/現PIFの前身)域外国対話に参加以後、毎年閣僚級(副大臣等)が参加し、政策対話を促進

「第1回太平洋・島サミット(PALM1)」開催(東京)

「第2回太平洋・島サミット(PALM2)」開催(宮崎)「太平洋フロンティア外交」の提唱と「宮崎イニシアティブ」の発表

「第3回太平洋・島サミット(PALM3)」開催(沖縄)地域開発戦略「沖縄イニシアティブ」重点5分野における日・PIF共同行動計画を策定

「第4回太平洋・島サミット(PALM4)」開催(沖縄)「より強く繁栄した太平洋地域のための沖縄パートナーシップ」構築とPIFの自助努力を謳った「パシフィックプラン」に対する日本の支援策を発表

「第5回太平洋・島サミット(PALM5)」開催(北海道)❶環境・気候変動問題 ❷人間の安全保障の視点を踏まえた脆弱性の克服 ❸人的交流の強化 について議論し、「北海道アイランダーズ宣言」を採択

「太平洋・島サミット中間閣僚会合」初開催(東京)第5回太平洋・島サミットのフォロー・アップと第6回サミットに向けた議論を実施

「第6回太平洋・島サミット(PALM6)」開催(沖縄)「沖縄キズナ宣言」を採択3年間で最大5億ドルの支援を表明

「太平洋・島サミット第2回中間閣僚会合」第6回太平洋・島サミットのフォロー・アップと第7回サミットに向けた議論を実施

「第7回太平洋・島サミット(PALM7)」開催(福島)「福島いわき宣言-共に創る豊かな未来-」を採択今後3年間で550億円以上の支援と4,000人の人づくり・交流支援を行うことを表明

「太平洋・島サミット第3回中間閣僚会合」第7回太平洋・島サミットのフォロー・アップと第8回サミットに向けた議論を実施

太平洋の島国と日本は同じ海に生きる

大切なパートナーです。

太平洋の島国と日本は同じ海に生きる

大切なパートナーです。

 約3万5千年前から人々が定住し始めていたといわれている太平洋の島国は、大航海時代の16世紀に世界史に登場しました。1962年にサモア独立国が独立したのを始め、その後次々に独立国家が誕生しました。 日本と太平洋で結ばれている太平洋島嶼国には、社会的制度や慣習などに様々な共通性が見られ、これは古くから人的交流があったことによるものと思われます。明治期以降は、労働移民として多くの日本人が島々に渡りました。とりわけ日本の委任統治を経験したミクロネシア地域には、日本由来の物や日本語が今も残り、日本人の血を引く日系人の数は2割超ともいわれています。 太平洋戦争時には、激戦地となった島々もありました。これら地域で犠牲になった日本人兵は約25万人といわれていますが、親日的な地元民の協力を得て、近年でも慰霊や遺骨収容のため、多くの日本人が島を訪れています。

 太平洋島嶼国からは、首脳や閣僚が頻繁に来日しているほか、2014年7月には安倍総理大臣がパプアニューギニアを訪問しました。Pacific-LEADSやJENESYS等のプログラムを通じ、青少年交流も盛んに行われており、日本と太平洋島嶼国との交流は、今後、ますます深まることが期待されます。

❶歴史的に親日的な国家群 活発な人的交流により多くの人々は親日的です。ミクロネシア地域を中心に多数の日系人が存在し、大統領を始め、政財界のリーダーを輩出しています。

❷国際社会における日本のパートナー 国連を始め、国際社会での様々な取組や諸活動において、日本の立場を支持しています。

❸資源(水産・鉱物・エネルギー等)の重要な供給地、海上輸送路 中西部太平洋水域は、日本のマグロ・カツオ漁獲量の6割を占める主要な漁場であるとともに、資源の重要な輸送路となっています。

「バイメア小学校校舎再建計画」引渡式(サモア)

日本と太平洋島嶼国の歴史的関係

日本にとっての太平洋島嶼国の重要性

日本と太平洋島嶼国との交流

ソロモン競泳代表チームの沖縄訪問

~小さな島々~ミクロネシア パラオ、ミクロネシア連邦、マーシャルは、1920年から1945年まで日本の委任統治領だった歴史的背景もあり、日本の言葉や文化が現地の生活の中に残っています。また、多くの日系人が、政治経済分野のリーダーとして活躍しています。

【日本の支援】パラオに対し、消防車両を供与するとともに、維持管理に関する研修を実施。

~黒い島々~メラネシア 火山島が多く、熱帯雨林が広がっていることから、鉱物資源や森林資源に恵まれています。1000近くの言語集団から成る多種多様な文化が存在する一方で、共同体意識があり、同じ部族出身者同士の強い団結意識が共有されています。

【日本の支援】日本の協力で整備したフィジー気象局において、太平洋島嶼国の気象局職員に対する研修を実施。

~多くの島々~ポリネシア 古くから航海術に優れた海洋民として知られており、かつては100人の戦士を乗せることができる大型のカヌーで航海したとの記録も残っています。国王や貴族の間で培われてきた豊かな音楽や芸能が現在も各地で継承されており、日本人にも馴染みのあるフラダンスはその代表です。

【日本の支援】サモアの小学校で、算数の授業を行う青年海外協力隊員。

太平洋・島サミット

太平洋・島サミット(PALM)のあゆみ

(PALM:Pacific Islands Leaders Meeting) 日本は、太平洋島嶼国が直面する様々な問題について首脳レベルで率直な意見交換を行うことによって、緊密な協力関係を構築し、日本と太平洋島嶼国の絆を強化するために、1997年から3年ごとに首脳会議を開催しています。

1987年1月

1989年

1997年10月

2000年4月

2003年5月

2006年5月

2009年5月

2010年10月

2012年5月

2013年10月

2015年5月

2017年1月

各地域の特徴と日本の支援

アピア

マジュロ

パリキール

ヤレン

フナフティ

マルキョク

アバルア

赤 道

ヌクアロファ

タラワ

ホニアラ

ポートビラ スバ

オーストラリア

ニュージーランド

パプアニューギニア独立国

インドネシア

東ティモール

ソロモン諸島

バヌアツ共和国

ニューカレドニア島(フランス)

トンガ王国

サモア独立国

フィジー共和国

タヒチ島クック諸島ニウエ

ツバル

キリバス共和国ナウル共和国

マーシャル諸島共和国ミクロネシア連邦

グアム島サイパン島

パラオ

フィリピン

台湾

沖縄

日本

沖ノ鳥島(日本)

硫黄島(日本)南鳥島(日本)

ポートモレスビー

ミクロネシア

ポリネシアメラネシアメラネシア

太平洋諸島フォーラム(PIF)

太平洋の島国太平洋の島国

 太平洋・島サミットに参加する島国は太平洋諸島フォーラム(PIF)に加盟しています。PIFとは、1971年に、独立後間もない太平洋の島国・地域とオーストラリア、ニュージーランドが参加して発足した地域協力の枠組みです。事務局はフィジーの首都スバに置かれています。

ハワイ諸島

太平洋島嶼国概要

出典:世界銀行(2016年)※1は SPC Fisheries Address Book※2は UN Data※3は Sea around us※4はアジア開発銀行※5は太平洋共同体事務局※6はニウエ統計局

国 名 面積(㎢)

排他的経済水域(EZZ)(千㎢)※1

人口(千人)(2016年)

GNI/人 米ドル(2016年)

メラネシアパプアニューギニア独立国 452,860 2,403 8,084 2,680ソロモン諸島 27,990 1,605 599 1,880フィジー共和国 18,270 1,283 898 4,780バヌアツ共和国 12,190 623 270 3,170(2014年)ミクロネシアキリバス共和国 810 3,439 114 2,270ミクロネシア連邦 700 3,010 104 3,550パラオ共和国 460 614 21 12,330マーシャル諸島共和国 180 2,001 53 4,630ナウル共和国 20 309 13 10,750ポリネシアサモア独立国 2,830 130 195 4,120トンガ王国 720 666 107 4,060クック諸島 236※2 1,969 19※4 14,119(GDP/人(米ドル)2015年)※2

15,093(GDP/人(NZドル)2012年)※6ツバル 30 753 11 5,090ニウエ 260※2 318 1.5(2013年)※5

オーストラリア連邦 7,682,300 6,369※3 24,127 54,420ニュージーランド 263,310 3,479※3 4,692 38,750

〈参考〉

Page 3: 太平洋の島国 回 8 第 - Kobe Universityalexroni/TR2019 readings/TR2019 No.1... · 2019-05-30 · バヌアツ共和国 ニューカレドニア島 (フランス) トンガ王国

倉成ドクトリン(5原則)発表❶独立性・自主性の尊重 ❷地域協力への支援 ❸政治的安定の確保 ❹経済的協力の拡大 ❺人的交流の促進

第1回南太平洋フォーラム(SPF/現PIFの前身)域外国対話に参加以後、毎年閣僚級(副大臣等)が参加し、政策対話を促進

「第1回太平洋・島サミット(PALM1)」開催(東京)

「第2回太平洋・島サミット(PALM2)」開催(宮崎)「太平洋フロンティア外交」の提唱と「宮崎イニシアティブ」の発表

「第3回太平洋・島サミット(PALM3)」開催(沖縄)地域開発戦略「沖縄イニシアティブ」重点5分野における日・PIF共同行動計画を策定

「第4回太平洋・島サミット(PALM4)」開催(沖縄)「より強く繁栄した太平洋地域のための沖縄パートナーシップ」構築とPIFの自助努力を謳った「パシフィックプラン」に対する日本の支援策を発表

「第5回太平洋・島サミット(PALM5)」開催(北海道)❶環境・気候変動問題 ❷人間の安全保障の視点を踏まえた脆弱性の克服 ❸人的交流の強化 について議論し、「北海道アイランダーズ宣言」を採択

「太平洋・島サミット中間閣僚会合」初開催(東京)第5回太平洋・島サミットのフォロー・アップと第6回サミットに向けた議論を実施

「第6回太平洋・島サミット(PALM6)」開催(沖縄)「沖縄キズナ宣言」を採択3年間で最大5億ドルの支援を表明

「太平洋・島サミット第2回中間閣僚会合」第6回太平洋・島サミットのフォロー・アップと第7回サミットに向けた議論を実施

「第7回太平洋・島サミット(PALM7)」開催(福島)「福島いわき宣言-共に創る豊かな未来-」を採択今後3年間で550億円以上の支援と4,000人の人づくり・交流支援を行うことを表明

「太平洋・島サミット第3回中間閣僚会合」第7回太平洋・島サミットのフォロー・アップと第8回サミットに向けた議論を実施

太平洋の島国と日本は同じ海に生きる

大切なパートナーです。

太平洋の島国と日本は同じ海に生きる

大切なパートナーです。

 約3万5千年前から人々が定住し始めていたといわれている太平洋の島国は、大航海時代の16世紀に世界史に登場しました。1962年にサモア独立国が独立したのを始め、その後次々に独立国家が誕生しました。 日本と太平洋で結ばれている太平洋島嶼国には、社会的制度や慣習などに様々な共通性が見られ、これは古くから人的交流があったことによるものと思われます。明治期以降は、労働移民として多くの日本人が島々に渡りました。とりわけ日本の委任統治を経験したミクロネシア地域には、日本由来の物や日本語が今も残り、日本人の血を引く日系人の数は2割超ともいわれています。 太平洋戦争時には、激戦地となった島々もありました。これら地域で犠牲になった日本人兵は約25万人といわれていますが、親日的な地元民の協力を得て、近年でも慰霊や遺骨収容のため、多くの日本人が島を訪れています。

 太平洋島嶼国からは、首脳や閣僚が頻繁に来日しているほか、2014年7月には安倍総理大臣がパプアニューギニアを訪問しました。Pacific-LEADSやJENESYS等のプログラムを通じ、青少年交流も盛んに行われており、日本と太平洋島嶼国との交流は、今後、ますます深まることが期待されます。

❶歴史的に親日的な国家群 活発な人的交流により多くの人々は親日的です。ミクロネシア地域を中心に多数の日系人が存在し、大統領を始め、政財界のリーダーを輩出しています。

❷国際社会における日本のパートナー 国連を始め、国際社会での様々な取組や諸活動において、日本の立場を支持しています。

❸資源(水産・鉱物・エネルギー等)の重要な供給地、海上輸送路 中西部太平洋水域は、日本のマグロ・カツオ漁獲量の6割を占める主要な漁場であるとともに、資源の重要な輸送路となっています。

「バイメア小学校校舎再建計画」引渡式(サモア)

日本と太平洋島嶼国の歴史的関係

日本にとっての太平洋島嶼国の重要性

日本と太平洋島嶼国との交流

ソロモン競泳代表チームの沖縄訪問

~小さな島々~ミクロネシア パラオ、ミクロネシア連邦、マーシャルは、1920年から1945年まで日本の委任統治領だった歴史的背景もあり、日本の言葉や文化が現地の生活の中に残っています。また、多くの日系人が、政治経済分野のリーダーとして活躍しています。

【日本の支援】パラオに対し、消防車両を供与するとともに、維持管理に関する研修を実施。

~黒い島々~メラネシア 火山島が多く、熱帯雨林が広がっていることから、鉱物資源や森林資源に恵まれています。1000近くの言語集団から成る多種多様な文化が存在する一方で、共同体意識があり、同じ部族出身者同士の強い団結意識が共有されています。

【日本の支援】日本の協力で整備したフィジー気象局において、太平洋島嶼国の気象局職員に対する研修を実施。

~多くの島々~ポリネシア 古くから航海術に優れた海洋民として知られており、かつては100人の戦士を乗せることができる大型のカヌーで航海したとの記録も残っています。国王や貴族の間で培われてきた豊かな音楽や芸能が現在も各地で継承されており、日本人にも馴染みのあるフラダンスはその代表です。

【日本の支援】サモアの小学校で、算数の授業を行う青年海外協力隊員。

太平洋・島サミット

太平洋・島サミット(PALM)のあゆみ

(PALM:Pacific Islands Leaders Meeting) 日本は、太平洋島嶼国が直面する様々な問題について首脳レベルで率直な意見交換を行うことによって、緊密な協力関係を構築し、日本と太平洋島嶼国の絆を強化するために、1997年から3年ごとに首脳会議を開催しています。

1987年1月

1989年

1997年10月

2000年4月

2003年5月

2006年5月

2009年5月

2010年10月

2012年5月

2013年10月

2015年5月

2017年1月

各地域の特徴と日本の支援

アピア

マジュロ

パリキール

ヤレン

フナフティ

マルキョク

アバルア

赤 道

ヌクアロファ

タラワ

ホニアラ

ポートビラ スバ

オーストラリア

ニュージーランド

パプアニューギニア独立国

インドネシア

東ティモール

ソロモン諸島

バヌアツ共和国

ニューカレドニア島(フランス)

トンガ王国

サモア独立国

フィジー共和国

タヒチ島クック諸島ニウエ

ツバル

キリバス共和国ナウル共和国

マーシャル諸島共和国ミクロネシア連邦

グアム島サイパン島

パラオ

フィリピン

台湾

沖縄

日本

沖ノ鳥島(日本)

硫黄島(日本)南鳥島(日本)

ポートモレスビー

ミクロネシア

ポリネシアメラネシアメラネシア

太平洋諸島フォーラム(PIF)

太平洋の島国太平洋の島国

 太平洋・島サミットに参加する島国は太平洋諸島フォーラム(PIF)に加盟しています。PIFとは、1971年に、独立後間もない太平洋の島国・地域とオーストラリア、ニュージーランドが参加して発足した地域協力の枠組みです。事務局はフィジーの首都スバに置かれています。

ハワイ諸島

太平洋島嶼国概要

出典:世界銀行(2016年)※1は SPC Fisheries Address Book※2は UN Data※3は Sea around us※4はアジア開発銀行※5は太平洋共同体事務局※6はニウエ統計局

国 名 面積(㎢)

排他的経済水域(EZZ)(千㎢)※1

人口(千人)(2016年)

GNI/人 米ドル(2016年)

メラネシアパプアニューギニア独立国 452,860 2,403 8,084 2,680ソロモン諸島 27,990 1,605 599 1,880フィジー共和国 18,270 1,283 898 4,780バヌアツ共和国 12,190 623 270 3,170(2014年)ミクロネシアキリバス共和国 810 3,439 114 2,270ミクロネシア連邦 700 3,010 104 3,550パラオ共和国 460 614 21 12,330マーシャル諸島共和国 180 2,001 53 4,630ナウル共和国 20 309 13 10,750ポリネシアサモア独立国 2,830 130 195 4,120トンガ王国 720 666 107 4,060クック諸島 236※2 1,969 19※4 14,119(GDP/人(米ドル)2015年)※2

15,093(GDP/人(NZドル)2012年)※6ツバル 30 753 11 5,090ニウエ 260※2 318 1.5(2013年)※5

オーストラリア連邦 7,682,300 6,369※3 24,127 54,420ニュージーランド 263,310 3,479※3 4,692 38,750

〈参考〉

Page 4: 太平洋の島国 回 8 第 - Kobe Universityalexroni/TR2019 readings/TR2019 No.1... · 2019-05-30 · バヌアツ共和国 ニューカレドニア島 (フランス) トンガ王国

倉成ドクトリン(5原則)発表❶独立性・自主性の尊重 ❷地域協力への支援 ❸政治的安定の確保 ❹経済的協力の拡大 ❺人的交流の促進

第1回南太平洋フォーラム(SPF/現PIFの前身)域外国対話に参加以後、毎年閣僚級(副大臣等)が参加し、政策対話を促進

「第1回太平洋・島サミット(PALM1)」開催(東京)

「第2回太平洋・島サミット(PALM2)」開催(宮崎)「太平洋フロンティア外交」の提唱と「宮崎イニシアティブ」の発表

「第3回太平洋・島サミット(PALM3)」開催(沖縄)地域開発戦略「沖縄イニシアティブ」重点5分野における日・PIF共同行動計画を策定

「第4回太平洋・島サミット(PALM4)」開催(沖縄)「より強く繁栄した太平洋地域のための沖縄パートナーシップ」構築とPIFの自助努力を謳った「パシフィックプラン」に対する日本の支援策を発表

「第5回太平洋・島サミット(PALM5)」開催(北海道)❶環境・気候変動問題 ❷人間の安全保障の視点を踏まえた脆弱性の克服 ❸人的交流の強化 について議論し、「北海道アイランダーズ宣言」を採択

「太平洋・島サミット中間閣僚会合」初開催(東京)第5回太平洋・島サミットのフォロー・アップと第6回サミットに向けた議論を実施

「第6回太平洋・島サミット(PALM6)」開催(沖縄)「沖縄キズナ宣言」を採択3年間で最大5億ドルの支援を表明

「太平洋・島サミット第2回中間閣僚会合」第6回太平洋・島サミットのフォロー・アップと第7回サミットに向けた議論を実施

「第7回太平洋・島サミット(PALM7)」開催(福島)「福島いわき宣言-共に創る豊かな未来-」を採択今後3年間で550億円以上の支援と4,000人の人づくり・交流支援を行うことを表明

「太平洋・島サミット第3回中間閣僚会合」第7回太平洋・島サミットのフォロー・アップと第8回サミットに向けた議論を実施

太平洋の島国と日本は同じ海に生きる

大切なパートナーです。

太平洋の島国と日本は同じ海に生きる

大切なパートナーです。

 約3万5千年前から人々が定住し始めていたといわれている太平洋の島国は、大航海時代の16世紀に世界史に登場しました。1962年にサモア独立国が独立したのを始め、その後次々に独立国家が誕生しました。 日本と太平洋で結ばれている太平洋島嶼国には、社会的制度や慣習などに様々な共通性が見られ、これは古くから人的交流があったことによるものと思われます。明治期以降は、労働移民として多くの日本人が島々に渡りました。とりわけ日本の委任統治を経験したミクロネシア地域には、日本由来の物や日本語が今も残り、日本人の血を引く日系人の数は2割超ともいわれています。 太平洋戦争時には、激戦地となった島々もありました。これら地域で犠牲になった日本人兵は約25万人といわれていますが、親日的な地元民の協力を得て、近年でも慰霊や遺骨収容のため、多くの日本人が島を訪れています。

 太平洋島嶼国からは、首脳や閣僚が頻繁に来日しているほか、2014年7月には安倍総理大臣がパプアニューギニアを訪問しました。Pacific-LEADSやJENESYS等のプログラムを通じ、青少年交流も盛んに行われており、日本と太平洋島嶼国との交流は、今後、ますます深まることが期待されます。

❶歴史的に親日的な国家群 活発な人的交流により多くの人々は親日的です。ミクロネシア地域を中心に多数の日系人が存在し、大統領を始め、政財界のリーダーを輩出しています。

❷国際社会における日本のパートナー 国連を始め、国際社会での様々な取組や諸活動において、日本の立場を支持しています。

❸資源(水産・鉱物・エネルギー等)の重要な供給地、海上輸送路 中西部太平洋水域は、日本のマグロ・カツオ漁獲量の6割を占める主要な漁場であるとともに、資源の重要な輸送路となっています。

「バイメア小学校校舎再建計画」引渡式(サモア)

日本と太平洋島嶼国の歴史的関係

日本にとっての太平洋島嶼国の重要性

日本と太平洋島嶼国との交流

ソロモン競泳代表チームの沖縄訪問

~小さな島々~ミクロネシア パラオ、ミクロネシア連邦、マーシャルは、1920年から1945年まで日本の委任統治領だった歴史的背景もあり、日本の言葉や文化が現地の生活の中に残っています。また、多くの日系人が、政治経済分野のリーダーとして活躍しています。

【日本の支援】パラオに対し、消防車両を供与するとともに、維持管理に関する研修を実施。

~黒い島々~メラネシア 火山島が多く、熱帯雨林が広がっていることから、鉱物資源や森林資源に恵まれています。1000近くの言語集団から成る多種多様な文化が存在する一方で、共同体意識があり、同じ部族出身者同士の強い団結意識が共有されています。

【日本の支援】日本の協力で整備したフィジー気象局において、太平洋島嶼国の気象局職員に対する研修を実施。

~多くの島々~ポリネシア 古くから航海術に優れた海洋民として知られており、かつては100人の戦士を乗せることができる大型のカヌーで航海したとの記録も残っています。国王や貴族の間で培われてきた豊かな音楽や芸能が現在も各地で継承されており、日本人にも馴染みのあるフラダンスはその代表です。

【日本の支援】サモアの小学校で、算数の授業を行う青年海外協力隊員。

太平洋・島サミット

太平洋・島サミット(PALM)のあゆみ

(PALM:Pacific Islands Leaders Meeting) 日本は、太平洋島嶼国が直面する様々な問題について首脳レベルで率直な意見交換を行うことによって、緊密な協力関係を構築し、日本と太平洋島嶼国の絆を強化するために、1997年から3年ごとに首脳会議を開催しています。

1987年1月

1989年

1997年10月

2000年4月

2003年5月

2006年5月

2009年5月

2010年10月

2012年5月

2013年10月

2015年5月

2017年1月

各地域の特徴と日本の支援

アピア

マジュロ

パリキール

ヤレン

フナフティ

マルキョク

アバルア

赤 道

ヌクアロファ

タラワ

ホニアラ

ポートビラ スバ

オーストラリア

ニュージーランド

パプアニューギニア独立国

インドネシア

東ティモール

ソロモン諸島

バヌアツ共和国

ニューカレドニア島(フランス)

トンガ王国

サモア独立国

フィジー共和国

タヒチ島クック諸島ニウエ

ツバル

キリバス共和国ナウル共和国

マーシャル諸島共和国ミクロネシア連邦

グアム島サイパン島

パラオ

フィリピン

台湾

沖縄

日本

沖ノ鳥島(日本)

硫黄島(日本)南鳥島(日本)

ポートモレスビー

ミクロネシア

ポリネシアメラネシアメラネシア

太平洋諸島フォーラム(PIF)

太平洋の島国太平洋の島国

 太平洋・島サミットに参加する島国は太平洋諸島フォーラム(PIF)に加盟しています。PIFとは、1971年に、独立後間もない太平洋の島国・地域とオーストラリア、ニュージーランドが参加して発足した地域協力の枠組みです。事務局はフィジーの首都スバに置かれています。

ハワイ諸島

太平洋島嶼国概要

出典:世界銀行(2016年)※1は SPC Fisheries Address Book※2は UN Data※3は Sea around us※4はアジア開発銀行※5は太平洋共同体事務局※6はニウエ統計局

国 名 面積(㎢)

排他的経済水域(EZZ)(千㎢)※1

人口(千人)(2016年)

GNI/人 米ドル(2016年)

メラネシアパプアニューギニア独立国 452,860 2,403 8,084 2,680ソロモン諸島 27,990 1,605 599 1,880フィジー共和国 18,270 1,283 898 4,780バヌアツ共和国 12,190 623 270 3,170(2014年)ミクロネシアキリバス共和国 810 3,439 114 2,270ミクロネシア連邦 700 3,010 104 3,550パラオ共和国 460 614 21 12,330マーシャル諸島共和国 180 2,001 53 4,630ナウル共和国 20 309 13 10,750ポリネシアサモア独立国 2,830 130 195 4,120トンガ王国 720 666 107 4,060クック諸島 236※2 1,969 19※4 14,119(GDP/人(米ドル)2015年)※2

15,093(GDP/人(NZドル)2012年)※6ツバル 30 753 11 5,090ニウエ 260※2 318 1.5(2013年)※5

オーストラリア連邦 7,682,300 6,369※3 24,127 54,420ニュージーランド 263,310 3,479※3 4,692 38,750

〈参考〉

Page 5: 太平洋の島国 回 8 第 - Kobe Universityalexroni/TR2019 readings/TR2019 No.1... · 2019-05-30 · バヌアツ共和国 ニューカレドニア島 (フランス) トンガ王国

クック諸島フィジー共和国

マーシャル諸島共和国

ナウル共和国

パラオ共和国

パプアニューギニア独立国

サモア独立国

バヌアツ共和国

トンガ王国

日本

ツバル

ミクロネシア連邦

キリバス共和国

ソロモン諸島

ニウエ

日本と太平洋の島国日本と

太平洋の島国

外 務 省外 務 省

福島県いわき市福島県いわき市開催地開催地

繁栄し自由で開かれた太平洋に向けたパートナーシップ

繁栄し自由で開かれた太平洋に向けたパートナーシップWe are Islanders -Partnership Towards Prosperous,Free and 0pen Pacific

We are Islanders -Partnership Towards Prosperous,Free and 0pen Pacific

第 8回太平洋・島サミット広報親善大使

スパリゾートハワイアンズ・ダンシングチーム「フラガール」

(写真協力 : 常磐興産株式会社)

 太平洋島嶼国には比較的新しい独立国が多く、また、気候変動や自然災害に対して脆弱であり、持続可能で経済的に自立した国家を築くことが急務となっています。 このため、日本は、太平洋島嶼国の良きパートナーとして、島嶼国に特有の困難・課題や各国の事情を踏まえ援助を実施しています。また、国際機関を含む国際場裡での協力に加えて、近年では海洋における法の支配や安全保障分野における協力の重要性も高まっています。

太平洋島嶼国との協力太平洋島嶼国との協力

太平洋の島国が直面している困難・課題太平洋の島国が直面している困難・課題

福島県いわきから太平洋への誓い 共に創る豊かな未来福島県いわきから太平洋への誓い 共に創る豊かな未来We are Islanders ~ Commitment to the Pacific from Iwaki, Fukushima: Building Prosperous Future Together ~We are Islanders ~ Commitment to the Pacific from Iwaki, Fukushima: Building Prosperous Future Together ~

第7回太平洋・島サミット(2015年)で表明第7回太平洋・島サミット(2015年)で表明

3つの脆弱性❶国土が狭く分散人口が少ないため国内市場が小さく、国土が広い海洋に散在

❷国際市場から遠い主要国際市場から地理的に遠く、輸送コストが高い

❸自然災害や気候変動等の 環境変化に弱い海面上昇の影響を受けやすく地震やサイクロンなどの自然災害が多発

●強靱なインフラ整備●能力構築 等

防 災

●質の高いインフラ整備●教育・保健●グッドガバナンス 等

持続可能な開発

●適応支援●緑の気候基金(GCF) の活用支援 等

気候変動

●水産業の発展のための支援●海洋環境・安全保障 等

海洋問題・漁業

●生態系の保存●廃棄物管理●再生可能エネルギー 等

環 境

●ビジネス交流の促進●観光促進のための協力 等

貿易・投資・観光●「JENESYS」等を活用した若い世代の交流●スポーツ交流等

人的交流・人材育成

このキャッチフレーズの下、日本は以下の

重要分野を中心に、2015年以降3年間で550億円以上の支援を表明しています。

このキャッチフレーズの下、日本は以下の

重要分野を中心に、2015年以降3年間で550億円以上の支援を表明しています。

いわき市

第8回太平洋・島サミット開催!

第8回太平洋・島サミット開催!

The Eighth Pacific Islands Leaders MeetingPALM8

The Eighth Pacific Islands Leaders MeetingPALM8

2018年2018年

5月18日金・19日土5月18日金・19日土開催日開催日

〒100-8919 東京都千代田区霞が関 2-2-1 TEL:03-3580-3311(代表)http://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/ocn/page25_000943.html

PALM7(2015)での日本の支援策PALM7(2015)での日本の支援策

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クック諸島フィジー共和国

マーシャル諸島共和国

ナウル共和国

パラオ共和国

パプアニューギニア独立国

サモア独立国

バヌアツ共和国

トンガ王国

日本

ツバル

ミクロネシア連邦

キリバス共和国

ソロモン諸島

ニウエ

日本と太平洋の島国日本と

太平洋の島国

外 務 省外 務 省

福島県いわき市福島県いわき市開催地開催地

繁栄し自由で開かれた太平洋に向けたパートナーシップ

繁栄し自由で開かれた太平洋に向けたパートナーシップWe are Islanders -Partnership Towards Prosperous,Free and 0pen Pacific

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第 8回太平洋・島サミット広報親善大使

スパリゾートハワイアンズ・ダンシングチーム「フラガール」

(写真協力 : 常磐興産株式会社)

 太平洋島嶼国には比較的新しい独立国が多く、また、気候変動や自然災害に対して脆弱であり、持続可能で経済的に自立した国家を築くことが急務となっています。 このため、日本は、太平洋島嶼国の良きパートナーとして、島嶼国に特有の困難・課題や各国の事情を踏まえ援助を実施しています。また、国際機関を含む国際場裡での協力に加えて、近年では海洋における法の支配や安全保障分野における協力の重要性も高まっています。

太平洋島嶼国との協力太平洋島嶼国との協力

太平洋の島国が直面している困難・課題太平洋の島国が直面している困難・課題

福島県いわきから太平洋への誓い 共に創る豊かな未来福島県いわきから太平洋への誓い 共に創る豊かな未来We are Islanders ~ Commitment to the Pacific from Iwaki, Fukushima: Building Prosperous Future Together ~We are Islanders ~ Commitment to the Pacific from Iwaki, Fukushima: Building Prosperous Future Together ~

第7回太平洋・島サミット(2015年)で表明第7回太平洋・島サミット(2015年)で表明

3つの脆弱性❶国土が狭く分散人口が少ないため国内市場が小さく、国土が広い海洋に散在

❷国際市場から遠い主要国際市場から地理的に遠く、輸送コストが高い

❸自然災害や気候変動等の 環境変化に弱い海面上昇の影響を受けやすく地震やサイクロンなどの自然災害が多発

●強靱なインフラ整備●能力構築 等

防 災

●質の高いインフラ整備●教育・保健●グッドガバナンス 等

持続可能な開発

●適応支援●緑の気候基金(GCF) の活用支援 等

気候変動

●水産業の発展のための支援●海洋環境・安全保障 等

海洋問題・漁業

●生態系の保存●廃棄物管理●再生可能エネルギー 等

環 境

●ビジネス交流の促進●観光促進のための協力 等

貿易・投資・観光●「JENESYS」等を活用した若い世代の交流●スポーツ交流等

人的交流・人材育成

このキャッチフレーズの下、日本は以下の

重要分野を中心に、2015年以降3年間で550億円以上の支援を表明しています。

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重要分野を中心に、2015年以降3年間で550億円以上の支援を表明しています。

いわき市

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第8回太平洋・島サミット開催!

The Eighth Pacific Islands Leaders MeetingPALM8

The Eighth Pacific Islands Leaders MeetingPALM8

2018年2018年

5月18日金・19日土5月18日金・19日土開催日開催日

〒100-8919 東京都千代田区霞が関 2-2-1 TEL:03-3580-3311(代表)http://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/ocn/page25_000943.html

PALM7(2015)での日本の支援策PALM7(2015)での日本の支援策