兵 庫 県 の シ ン ボ ル セ ル リ ア ン ブ ル ー を バ ッ ク に ......hh y o g...

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HYOGO HYO HYOGO GO PREFECTURE シンボ 花 ノ ジ ギク NHK 花 を 募 っ た とき 、兵 花として れま した 。11月ごろ白い 花 を 咲かせ ま す。 セ ル リ ア ン ブ ル ー を バ ッ ク に、 波 形をデ ザ イ ン し た「 」の 字を白く抜き、南 北を海に接した 姿を象 徴しています クスノキ 姿 のイメージと合 、大 き く 形 も 良い こ と から県 物に指 定 さ れ て い る 樹 も あ り ま す 。 コウノトリ 和31年 。豊 コウノトリの 護・増 、野 調 んでいます :( )神 htt p:// w e b. pr ef. hy o g o.l g.j p

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  • H Y O G OH Y OH Y O G OG OP R E F E C T U R E

    美 し い 兵 庫

    兵 庫 県 の シ ン ボ ル

    県 花 ノ ジ ギ ク

    N H K が 郷 土 の 花 を 募 っ た と き 、 兵 庫 県 の 花 と し て 選 ば れ ま

    し た 。1 1 月 ご ろ 白 い 花 を 咲 か せ ま す 。

    県 旗

    セ ル リ ア ン ブ ル ー を バ ッ ク に 、 波 の 形 を デ ザ イ ン し た 「 兵 」 の

    字 を 白 く 抜 き 、 南 北 を 海 に 接 し た 県 の 姿 を 象 徴 し て い ま す 。

    県 樹 ク ス ノ キ

    強 健 で 雄 大 な 姿 が 県 の イ メ ー ジ と 合 い 、 大 き く 形 も 良 い こ と

    か ら 県 の 天 然 記 念 物 に 指 定 さ れ て い る 樹 も あ り ま す 。

    県 鳥 コ ウ ノ ト リ

    昭 和 3 1 年 に 国 の 特 別 天 然 記 念 物 に 指 定 。 豊 岡 市 の 県 立

    コ ウ ノ ト リ の 郷 公 園 で 保 護 ・ 増 殖 や 、 野 生 復 帰 に 向 け た 調

    査 研 究 が 進 ん で い ま す 。

    発 行 : ( 株 ) 神 戸 新 聞 総 合 印 刷

    htt p:// w e b. pr ef. h y o g o.l g.j p

  • 1 2

    ア ジ ア 太 平 洋 地 域 と の ゲ ー ト ウ ェ イ [ 兵 庫 県 ]

      ユ ー ラ シ ア 大 陸 の 東 の 果 て に 、 弓 な り に 連 な る 日 本 列 島 。 4 つ の 大 き な 島 と 、大 小

    さ ま ざ ま な 島 か ら 成 る こ の 国 は 、 東 西 南 北 に 長 く 伸 び て お り 、 気 候 風 土 の 異 な る さ

    ま ざ ま な 顔 を 持 っ て い ま す 。

      兵 庫 県 の 位 置 す る 関 西 地 方 は 、 東 京 を 中 心 と す る 首 都 圏 と は 違 っ た 「 も う ひ と

    つ の 日 本 」と し て 、 経 済 ・ 文 化 の 大 き な 集 積 地 で す 。

      特 に 兵 庫 県 は 、日 本 の ほ ぼ 中 心 に 位 置 し 、 1 8 6 8 年 の 神 戸 港 開 港 以 来 、日 本 の 玄

    関 口 と し て 、 世 界 や 日 本 各 地 と の 陸 、 海 、 空 の 交 通 ア ク セ ス が 整 備 さ れ て き ま し た 。

      ま た 、 兵 庫 を 通 じ て 、 映 画 や ゴ ル フ を は じ め と す る 欧 米 の 文 化 が 日 本 各 地 へ 広 が

    る と と も に 、カ ラ オ ケ や ア ニ メ ー シ ョ ン な ど の 日 本 文 化 が 世 界 に 広 が っ て い き ま し た 。

    1 3 5 ゜東 経

    国 内 交 通 網

    関 西 国 際 空 港 ( KI X ) か ら の 所 要 時 間

    明 石 海 峡 大 橋

    神 戸 空 港

    新 幹 線神 戸 港関 西 国 際 空 港

    高 速 道 路

    高 速 道 路

    J R 新 幹 線

    主 要 都 市

    ( 2 0 1 8 年 1 月 現 在 )

    名 古 屋京 都

    広 島

    福 岡

    鹿 児 島

    那 覇

    神 戸大 阪

    東 京

    新 潟

    秋 田

    横 浜

    仙 台

    2 7: 5 5 サ ン パ ウ ロ

    9: 4 0 サ ン フ ラ ン シ ス コニ ュ ー ヨ ー ク 1 7: 0 0

    ホ ノ ル ル 7: 0 0

    1 2: 4 5 メ ル ボ ル ン

    7: 1 5 ケ ア ン ズ

    7: 1 0 シ ン ガ ポ ー ル

    1 2: 4 0パ リ1 3: 0 0ロ ー マ

    1 1: 0 5 ド バ イ

    1 8: 3 5ヨ ハ ネ ス ブ ル ク

    1 1: 5 5ア ム ス テ ル ダ ム 1 2: 3 5

    フ ラ ン ク フ ル ト

    1 3: 2 0イ ス タ ン ブ ー ル

    ヘ ル シ ン キ 1 0: 2 5

    5: 5 0 バ ン コ ク4: 1 0 香 港

    2: 1 0 上 海3: 2 0 北 京

    1: 5 5ソ ウ ル

    札 幌

    日 本 の ほ ぼ 中 央 に 位 置 す る 兵 庫 県 。 空 か ら 、 海 か ら 、 世 界 と の ア ク セ ス も ス ム ー ズ で す 。

    そ し て 、 国 内 の 各 都 市 と 航 空 便 、 高 速 道 路 網 、 鉄 道 で 結 ば れ て い ま す 。

    ■ 空 港

      関 西 に は 、日 本 で 唯 一 の 2 4 時 間 空

    港 で あ る「 関 西 国 際 空 港 ( KI X ) 」 が あ

    り 、 世 界 の 主 要 都 市 と 結 ば れ て い ま す 。

      兵 庫 県 の 県 庁 所 在 地 で あ る 神 戸

    市 か ら 関 西 国 際 空 港 ま で は 、 高 速 バ

    ス で 約 1 時 間 で 行 く こ と が で き ま す 。

      ま た 、「 神 戸 空 港 ( U K B ) 」 は 、 神 戸

    の 市 街 地 か ら ポ ー ト ラ イ ナ ー で 最 短

    1 6 分 の 距 離 に あ る 利 便 性 の 高 い 国

    内 専 用 空 港 で 、 関 西 国 際 空 港 と も 海

    上 交 通 で 約 3 0 分 で 結 ば れ て い ま す 。

    ■ 港

      神 戸 港 は 、 世 界 で も 有 数 の 国 際 貿

    易 港 で あ り 、 北 米 ・ 欧 州 、 豪 州 、 ア ジ

    ア 、 中 国 航 路 な ど 多 く の 国 際 定 期 航

    路 網 を 持 ち 、 世 界 1 3 0 余 国 ・ 地 域 、 5 0 0

    余 り の 港 と 結 ば れ て い ま す 。 ま た 、 高

    規 格 コ ン テ ナ タ ー ミ ナ ル を 備 え 、 国 際

    コ ン テ ナ 戦 略 港 湾 の 一 翼 を 担 い ま す 。

      こ れ に 加 え 、 年 間 1 0 0 隻 を 超 え る

    様 々 な ク ル ー ズ 客 船 が 寄 港 す る ア ジ ア

    を 代 表 す る ク ル ー ズ ポ ー ト で も あ り ま す 。

    ■ 鉄 道

      世 界 最 速 レ ベ ル の 鉄 道 「 新 幹 線 」

    が 東 西 に 走 り 、 神 戸 と 東 京 を 2 時 間 台

    で 結 ん で い ま す 。

      ま た 、 県 内 に は J R を は じ め 、 阪 急 、

    阪 神 、 山 陽 、 神 戸 電 鉄 、 神 戸 市 営 地

    下 鉄 な ど の 鉄 道 が 走 り 、 京 都 、 大 阪 へ

    の 通 勤 も 可 能 に し て い ま す 。

    ■ 道 路

      日 本 列 島 を 縦 横 に 走 る 高 速 道 路 が

    兵 庫 県 内 を 通 り 、 国 内 交 通 ア ク セ ス も

    優 れ て い ま す 。

      ま た 、 1 9 9 8 年 4 月 に は 、世 界 一 の 長

    さ を 誇 る つ り 橋 「 明 石 海 峡 大 橋 」 が 完

    成 し 、 本 州 と 四 国 が 陸 路 で 直 結 さ れ

    ま し た 。

    B e a utif ul H y o g o B e a utif ul H y o g o

    青 森

    モ ス ク ワ 1 2: 5 5

    長 野金 沢

  • 3 4

    世 界 の 中 の 関 西 と 兵 庫 県

    ■ 世 界 都 市 関 西

      一 般 的 に 、 兵 庫 、 大 阪 、 京 都 を 中 心 と

    す る 地 域 は 「 関 西 」 と 呼 ば れ 、 1 8 6 8 年 に

    首 都 が 東 京 に 移 転 す る ま で 、 1 0 0 0 年 以

    上 に わ た っ て 日 本 の 中 心 地 で し た 。

      こ の た め 、 関 西 に は 多 く の 神 社 ・ 仏 閣 、

    史 跡 が 残 さ れ て お り 、 国 宝 や 重 要 文 化

    財 も 全 国 の 半 数 を 占 め て い ま す 。 ま た 、

    豊 か な 自 然 を 有 す る 地 域 で も あ り ま す 。

      関 西 は 、 東 京 一 極 集 中 の 首 都 圏 と は

    異 な り 、 神 戸 、 大 阪 、 京 都 の 三 大 都 市 が 、

    商 業 、 国 際 、 観 光 都 市 と し て の 特 性 を 発

    揮 し つ つ 、 そ の 他 中 核 都 市 や 小 都 市 か

    ら 成 る 機 能 分 散 型 の 一 大 経 済 圏 を 形 成

    し て お り 、 関 西 国 際 空 港 を 中 心 と し て 、 ア

    ジ ア ・ 太 平 洋 地 域 と の 交 流 拠 点 と し て 期

    待 さ れ て い ま す 。

    ■ 関 西 の 中 の 兵 庫 県

      日 本 最 古 の 歴 史 書 「 古 事 記 」 に 書 か

    れ て い る 神 話 に よ る と 、 兵 庫 県 の 淡 路 島

    は 日 本 で 最 初 に で き た 島 と 伝 え ら れ て お

    り 、 こ の 地 方 が 日 本 文 化 の 形 成 に 大 き な

    役 割 を 果 た し て き た こ と が 想 像 さ れ ま す 。

    ま た 、 世 界 文 化 遺 産 に 登 録 さ れ て い る

    「 姫 路 城 」 を は じ め 、 歴 史 的 な 文 化 財 が

    数 多 く あ り ま す 。

      兵 庫 県 は 、 古 く か ら 海 陸 交 通 の 要 衝

    で あ っ た こ と か ら 、 国 内 外 と の 交 流 拠 点

    と し て 発 展 し て き ま し た 。 特 に 、 1 8 6 8 年 の

    神 戸 開 港 以 来 、 世 界 へ の 窓 口 と し て 発

    展 し 、 日 本 に お け る 国 際 貿 易 拠 点 だ け で

    は な く 、 国 際 文 化 の 交 流 拠 点 と し て も 重

    要 な 役 割 を 果 た し て お り 、 2 0 1 8 年 に は 兵

    庫 県 政 1 5 0 周 年 を 迎 え ま し た 。

      ま た 、 世 界 最 大 の 大 型 放 射 光 施 設

    「 S P ri n g - 8 」 を は じ め 、 人 類 の 健 康 を テ

    ー マ に 研 究 を 行 う 「 W H O 神 戸 セ ン タ

    ー 」 、 閉 鎖 性 海 域 の 環 境 保 全 に 取 り 組 む

    「 国 際 エ メ ッ ク ス セ ン タ ー 」 、 震 災 の 経 験 と

    教 訓 を も と に 防 災 に 取 り 組 む 「 人 と 防 災

    未 来 セ ン タ ー 」 、「 ア ジ ア 防 災 セ ン タ ー 」 な

    ど 、 さ ま ざ ま な 国 際 研 究 機 関 が 集 積 し て

    い ま す 。

    大 阪

    京 都

    姫 路 神 戸

    兵 庫 県

    関 西 国 際 空 港淡 路

    豊 岡

    徳 島

    瀬 戸 内 海

    日 本 海

    神 戸 空 港

    神 戸 市 街 地

    開 港 間 も な い 神 戸 港 [ 摂 州 神 戸 海 岸 繁 栄 之 図 二 代 長 谷 川 貞 信 画 ( 明 治 4 年 : 神 戸 市 立 博 物 館 所 蔵 ) ]

    現 在 の 神 戸 港

    兵 庫 県 公 館 ( か つ て の 兵 庫 県 庁 舎 )

    神 戸 港 を 中 心 に 国 際 性 の 高 い 地 域 と し て 発 展 し 、 数 多 く の 国 際 関 係 機 関 を 有 す る 兵 庫 県 。

    大 阪 、 京 都 と と も に 関 西 経 済 圏 を 形 成 し て い ま す 。

    B e a utif ul H y o g o B e a utif ul H y o g o

  • 5 6

      兵 庫 県 は 、 大 都 市 か ら 農 山 村 、 離 島 ま で さ ま ざ ま な 地 域 で 構 成 さ れ て お り 、 多 様

    な 気 候 と 風 土 を 通 し て 、 海 水 浴 や ス キ ー 、 温 泉 な ど の 多 彩 な レ ジ ャ ー が 楽 し め る こ

    と か ら 、「 日 本 の 縮 図 」と い わ れ て い ま す 。 特 に 、 歴 史 や 風 土 、 産 業 な ど の 違 い か ら 、

    摂 津 ( 神 戸 ・ 阪 神 ) 、 播 磨 、 但 馬 、 丹 波 、 淡 路 の 個 性 豊 か な 5 つ の 地 域 に 分 け る こ と

    が で き ま す 。

    個 性 あ ふ れ る 地 域 か ら 成 る 兵 庫 県

    明 石 海 峡 大 橋 と 孫 文 記 念 館

    勇 壮 華 麗 な 灘 の け ん か 祭 り 神 戸 港 メ リ ケ ン パ ー ク

    文 人 墨 客 に 愛 さ れ た 城 崎 温 泉 変 化 に 富 む 但 馬 の 海 岸 線 ( 山 陰 海 岸 ジ オ パ ー ク )

    須 磨 海 水 浴 場旧 外 国 人 居 留 地 白 銀 の ス キ ー 場

    多 紀 連 山

    世 界 遺 産 ・ 国 宝 姫 路 城

    雲 海 に 浮 か ぶ 竹 田 城 跡

    東 経 1 3 5 度 線 上 に 立 つ 明 石 市 立 天 文 科 学 館

    但 馬

    播 磨

    丹 波

    摂 津( 神 戸 ・ 阪 神 )

    淡 路

    ■ 気 候

      兵 庫 県 は 、 全 国 的 に 見 て

    も 温 暖 な 地 域 の 一 つ で す

    が 、 県 域 が 広 範 囲 に 及 ぶ た

    め 、 変 化 に 富 ん で い ま す 。 大

    き く は 、 瀬 戸 内 海 側 、 中 央 の

    山 間 部 、 日 本 海 側 の 三 つ に

    区 分 さ れ ま す 。

      瀬 戸 内 海 側 は 、 降 水 量 が

    少 な く 温 暖 で 過 ご し や す い

    地 域 で す が 、 日 本 海 側 は 曇

    雨 が 多 く 、 冬 季 は シ ベ リ ア の

    季 節 風 を 受 け て 降 雪 量 が

    多 い 地 域 で す 。

    ■ 産 業

      神 戸 、 阪 神 、 播 磨 地 域 は 、

    県 の 人 口 の 9 0 % 強 を 占 め 、

    鉄 鋼 、 造 船 、 機 械 な ど の 産

    業 が 集 積 す る 大 都 市 地 域

    で す 。

      一 方 、 但 馬 、 丹 波 、 淡 路 地

    域 は 、 美 し い 山 々 、 海 、 川 な ど 、

    豊 か な 自 然 に 囲 ま れ た 農 林

    水 産 業 の 盛 ん な 地 域 で す 。

    ■ レ ジ ャ ー

      多 様 な 気 候 と 風 土 を 通 し

    て 、 夏 に は 日 本 海 や 瀬 戸 内

    海 な ど で 海 水 浴 や マ リ ン ス

    ポ ー ツ が 楽 し め 、 冬 に は 但

    馬 地 域 の 山 々 な ど で ス キ ー

    が 楽 し め ま す 。

      ま た 、 日 本 最 古 の 温 泉 で

    あ る 有 馬 温 泉 や 、 全 国 的 に

    有 名 な 城 崎 温 泉 、 湯 村 温 泉

    な ど が あ り 、 多 く の 観 光 客 が

    訪 れ て い ま す 。

    ■ 祭 り ・ 芸 能

      県 内 各 地 で 、 祭 り な ど の

    伝 統 文 化 が 受 け 継 が れ て

    い ま す 。 伝 統 芸 能 で あ る 淡

    路 人 形 浄 瑠 璃 や 、 女 性 ば か

    り の レ ビ ュ ー で あ る 宝 塚 歌 劇

    を は じ め 、「 灘 の け ん か 祭

    り 」 、「 十 日 戎 」 な ど の 日 本 の

    祭 り の ほ か 、 中 国 の 旧 正 月 を

    祝 う 南 京 町 の 「 春 節 祭 」 な ど

    も 楽 し め ま す 。

    兵 庫 県 は 、 面 積 8 , 4 0 1 ㎢ 、 人 口 約 5 5 0 万 人 ( 2 0 1 7 年 1 2 月 推 計 ) 。

    北 は 日 本 海 に 面 し 、 南 は 瀬 戸 内 海 か ら 淡 路 島 を 介 し て 太 平 洋 へ と 続 い て い ま す 。

    B e a utif ul H y o g o B e a utif ul H y o g o

  • 7 8

    阪 神 ・ 淡 路 大 震 災 か ら の 復 興 へ の 歩 み 兵 庫 県 の 産 業

    賑 わ い を 取 り 戻 し た 三 宮 セ ン タ ー 街

    地 震 直 後 か ら 火 災 も 多 発

    復 興 後 の 阪 神 高 速

    先 端 医 療 セ ン タ ー

    ア パ レ ル 産 業

    ■ 阪 神 ・ 淡 路 大 震 災

      1 9 9 5 年 1 月 1 7 日 、 午 前 5 時 4 6 分 、 マ グ ニ

    チ ュ ー ド 7. 3 の 激 震 が 兵 庫 県 南 部 地 域 を

    襲 い ま し た 。 こ の 都 市 直 下 型 地 震 は

    6, 4 0 0 人 を 超 え る 尊 い 命 を 奪 うと と も に 、

    住 宅 を は じ め 、 電 気 、 ガ ス 、 水 道 な ど の ラ

    イ フ ラ イ ン 、 高 速 道 路 や 鉄 道 、 港 湾 な ど の

    都 市 基 盤 に 壊 滅 的 な 打 撃 を 与 え 、 そ の

    被 害 総 額 は 約 1 0 兆 円 に 上 り ま し た 。

    ■ 大 震 災 か ら の 復 旧 と 復 興 へ の 歩 み

      交 通 網 の 寸 断 や 都 市 機 能 の ま ひ と い

    う 困 難 な 状 況 の 中 、 関 係 者 の 懸 命 の 努

    力 と 多 く の 支 援 に よ っ て 、 復 旧 作 業 は 急

    ピ ッ チ で 進 み ま し た 。 電 気 は 震 災 後 6 日 目

    で 応 急 送 電 が 完 了 、 水 道 と 都 市 ガ ス は 3

    カ 月 後 に 復 旧 し ま し た 。

      ま ず 、 何 よ り も 急 が れ る 被 災 者 の 住 ま

    い 、 産 業 、 道 路 、 鉄 道 、 港 湾 等 の 都 市 基

    盤 に つ い て 「 緊 急 復 興 3 カ 年 計 画 」 を 作

    成 。 併 せ て 「 阪 神 ・ 淡 路 震 災 復 興 計 画 」

    ( ひ ょ う ご フ ェ ニ ッ ク ス 計 画 ) を 策 定 し 、 単

    に 震 災 前 の 状 態 に 戻 す の で は な く 、 来 る

    べ き 高 齢 社 会 へ の 備 え や 経 済 の 成 熟 化

    な ど 、 私 た ち が 抱 え る さ ま ざ ま な 課 題 に も

    対 応 し た 「 創 造 的 復 興 」 を 成 し 遂 げ る こ

    と を め ざ し 、 1 0 カ 年 に わ た る 総 合 的 な 取 り

    組 み を 始 め ま し た 。 そ の 結 果 、 鉄 道 は

    1 9 9 5 年 8 月 に す べ て が 運 行 再 開 、高 速

    道 路 は 9 6 年 9 月 に 全 線 開 通 し 、 神 戸 港 も

    9 7 年 3 月 に 復 旧 工 事 を 完 了 し まし た 。

      ま た 、 復 興 住 宅 の 建 設 も 順 次 進 め ら

    れ る な ど 、 都 市 基 盤 を 中 心 に 住 宅 や 産

    業 の 復 興 も 順 調 に 進 み 、 総 量 的 に は 「 緊

    急 復 興 3 カ 年 計 画 」 の 目 標 を 達 成 す る こ

    と が で き ま し た 。

      天 皇 皇 后 両 陛 下 ご 臨 席 の も と 、 2 0 0 5

    年 1 月 1 7 日 に は 「 阪 神 ・ 淡 路 大 震 災 1 0 周

    年 の つ ど い 」 を 、 ま た 2 0 1 5 年 1 月 1 7 日 に は

    「 阪 神 ・ 淡 路 大 震 災 2 0 年 追 悼 式 典 」 を 開

    催 し ま し た 。

      兵 庫 県 で は 、 総 合 的 な 復 興 フ ォ ロ ー ア

    ッ プ を 行 う 中 で 、 復 興 の 残 さ れ た 課 題 で

    あ る 、 被 災 高 齢 者 の 自 立 支 援 、 ま ち の に

    ぎ わ い づ く り 等 に 引 き 続 き 取 り 組 む と と も

    に 、 震 災 の 経 験 と 教 訓 を 「 忘 れ ず 」「 伝

    え 」「 備 え 」「 活 か し 」 、 日 々 の 生 活 の 中 で

    減 災 に 取 り 組 む 「 災 害 文 化 」 の 定 着 に 取

    り 組 ん で い ま す 。

    ■ 概 要

      兵 庫 県 は 、 川 崎 重 工 業 や 神 戸 製 鋼 所 と い っ た 世 界 的 に 有 名

    な 企 業 の 発 祥 の 地 で す 。 ま た 、 三 菱 重 工 業 、 東 芝 、 富 士 通 、 三

    菱 電 機 と い っ た 日 本 の 巨 大 企 業 の 多 く が 工 場 や 研 究 所 を 立 地

    し て い る と と も に 、 2 1 世 紀 型 の グ ロ ー バ ル・ ニ ッ チ ・ ト ッ プ ・ カ ン パ

    ニ ー が 多 数 あ り ま す 。

      例 え ば 、 シ ス メ ッ ク ス は 血 球 計 数 分 野 で 世 界 シ ェ ア 1 位 、 ケ ミ プ

    ロ 化 成 は 紫 外 線 吸 収 剤 生 産 シ ェ ア 国 内 ト ッ プ ク ラ ス 、 日 本 電 子

    材 料 はI C 、 L SI 特 殊 測 定 用 プ ロ ー ブ カ ード で 世 界 市 場 シ ェ ア 約

    2 0 % を 占 め て い ま す 。ま た 、 帝 国 電 機 は 国 内 外 に 高 い シ ェ ア を 誇

    る キ ャ ン ド ・ モ ー タ ー ポ ン プ の リ ー デ ィ ン グ カ ン パ ニ ー で あ り 、 古 野

    電 気 は 業 務 用 魚 群 探 知 機 の 世 界 市 場 で ト ッ プ シ ェ ア を 占 め て

    い ま す 。

      さ ら に 、 ワ ー ル ド は 世 界 の ア パ レ ル メ ー カ ー の 中 で も リ ー ダ ー

    的 な 存 在 で す 。

    兵 庫 県 内 の 被 害 状 況 ( 2 0 0 6 年 5 月 1 9 日 確 定 )

    被 害 総 額 と 内 訳 ( 1 9 9 5 年 4 月 5 日 推 計 )

    建 築 物

    鉄 道

    高 速 道 路

    公 共 土 木 施 設 ( 高 速 道 路 を 除 く )

    港 湾

    埋 立 地

    文 教 施 設

    農 林 水 産 関 係

    保 健 医 療 ・ 福 祉 関 係 施 設

    廃 棄 物 処 理 ・ し 尿 処 理 施 設

    水 道 施 設

    ガ ス ・ 電 気

    通 信 ・ 放 送 施 設

    商 工 関 係

    そ の 他 の 公 共 施 設 等

    合   計

    5 兆 8, 0 0 0 億 円

    3, 4 3 9 億 円

    5, 5 0 0 億 円

    2, 9 6 1 億 円

    1 兆 円

    6 4 億 円

    3, 3 5 2 億 円

    1, 1 8 1 億 円

    1, 7 3 3 億 円

    4 4 億 円

    5 4 1 億 円

    4, 2 0 0 億 円

    1, 2 0 2 億 円

    6, 3 0 0 億 円

    7 5 1 億 円

    約 9 兆 9, 2 6 8 億 円

    注 : 全 国 の 死 者 数 6, 4 3 4

    死 者 数 : 6 ,4 0 2 注

    行 方 不 明 者 数 : 3

    負 傷 者 数 : 4 0, 0 9 2( 重 傷 者 1 0, 4 9 4 軽 傷 者 2 9, 5 9 8 )

    棟 数 : 2 4 0, 9 5 6

    家 屋 被 害 ( 全 壊 ・ 全 焼 ・ 半 壊 ・ 半 焼 )

    世 帯 数 : 4 3 9, 6 0 8

    1 9 9 5 年 1 月 に 発 生 し た 阪 神 ・ 淡 路 大 震 災 。

    兵 庫 県 で は 直 後 か ら 、 単 な る 復 旧 で は な く 「 創 造 的 復 興 」 を め ざ し た 取 り 組 み が 続 い て い ま す 。

    日 本 の 大 企 業 の 工 場 や 研 究 所 を は じ め 、 外 資 系 企 業 も 数 多 く 立 地 す る 兵 庫 県 。

    近 年 は 、 ナ ノ テ ク ノ ロ ジ ー 関 連 で も 注 目 を 集 め て い ま す 。

    B e a utif ul H y o g o B e a utif ul H y o g o

    カ ワ サ キ ワ ー ル ド

  • 9 1 0

    大 型 放 射 光 施 設 「 S Pri n g- 8 」

    ス ー パ ー コ ン ピ ュ ー タ 「 京 」

    P E T / C T外 資 系 企 業

    ■ 日 本 に お け る 外 資 系 企 業 立 地 の 最 適 地

    ( 1 ) 兵 庫 県 に 立 地 す る 外 資 系 企 業

      兵 庫 県 は 、 約 8 0 社 の 外 資 系 企 業 が 日 本 本 社 を 構 え る 地 域

    で 、 首 都 圏 を 除 く 地 域 の な か で は 際 だ っ て 多 く の 外 資 系 企 業 が

    集 積 し て い ま す 。 歴 史 的 に 培 わ れ た 兵 庫 県 の 人 的 グ ロ ー バ ル ネ

    ッ ト ワ ー ク の 存 在 、 外 国 人 に も 住 み や す い 住 環 境 、 交 通 ・ 物 流 ア

    ク セ ス の 優 位 性 、 兵 庫 県 が 提 供 す る 充 実 し た 立 地 支 援 サ ー ビ

    ス な ど が 、ビ ジ ネ ス 拠 点 と し て の 大 き な 魅 力 と な っ て い ま す 。

      P & G 、 ネ ス レ 、 イ ー ラ イ リ リ ー と い っ た グ ロ ー バ ル 企 業 の 日 本 本

    社 が 立 地 し て い る ほ か 、 毎 年 、 多 く の 外 資 系 企 業 が 兵 庫 県 に

    進 出 し て い ま す 。

      近 年 で は 、 ヘ リ コ プ タ ー の 民 間 ・ 官 公 庁 市 場 で 世 界 1 位 の シ

    ェ ア を 誇 る エ ア バ ス ・ ヘ リ コ プ タ ー ズ ( フ ラ ン ス ) を は じ め 、 グ ロ ー

    バ ル ネ ッ ト ワ ー ク を 生 か し た 国 際 貨 物 輸 送 事 業 を 展 開 す る D H L

    グ ロ ー バ ル フ ォ ワ ー デ ィ ン グ ジ ャ パ ン ( ド イ ツ ) や 、 ペ ッ ト 用 サ プ リ

    メ ン ト 等 の 企 画 ・ 開 発 ・ 製 造 を 行 う 日 本 ペ ッ ト ア ラ イ ア ン ス ( 中 国 )

    な ど の 進 出 が 挙 げ ら れ ま す 。

      兵 庫 県 で は 、 県 内 外 資 系 企 業 と の ネ ッ ト ワ ー ク に よ り 意 見 交

    換 会 や セ ミ ナ ー を 開 催 し 、 県 の 国 際 経 済 交 流 推 進 施 策 の 強 化

    を 図 る と と も に 、 企 業 立 地 環 境 の 整 備 ・ 向 上 に 努 め て い ま す 。

    ( 2 ) 兵 庫 県 が 提 供 す る 充 実 し た 立 地 支 援 サ ー ビ ス

    ① ワ ン ス ト ッ プ サ ー ビ ス 窓 口 に よ る 立 地 相 談 対 応

      兵 庫 県 で は 、 神 戸 市 や 地 元 経 済 団 体 な ど の 協 力 を 得 て 、 企

    業 進 出 の 一 元 的 相 談 対 応 窓 口 で あ る 「 ひ ょ う ご ・ 神 戸 投 資 サ ポ

    ー ト セ ン タ ー ( H KI S ) 」 を 設 置 し て い ま す 。 H KI S は 、兵 庫 県 へ の

    進 出 を 検 討 す る 国 内 外 の 企 業 に 対 し て 、 法 人 設 立 登 記 や 就 労

    ビ ザ 取 得 と い っ た 行 政 手 続 き に 関 す る ア ド バ イ ス を は じ め 、 進 出

    先 候 補 物 件 や 産 業 イ ン フ ラ の 案 内 、 地 元 自 治 体 の 立 地 優 遇 措

    置 の 紹 介 な ど 、 企 業 ニ ー ズ に 応 じ た き め 細 か な 相 談 対 応 を 行 っ

    て い ま す 。 ま た 、 法 務 ・ 税 務 等 に か か る 専 門 的 な 相 談 を 希 望 す

    る 企 業 に は 、 英 語 対 応 可 能 な 弁 護 士 、 公 認 会 計 士 、 行 政 書 士

    と の 無 料 相 談 の 機 会 を 提 供 し て い ま す 。

      H KI S は 、 東 京 に も 営 業 窓 口 を 設 置 し て お り 、 兵 庫 県 へ の 2 次

    進 出 を 検 討 す る 首 都 圏 企 業 に 、 兵 庫 県 の 投 資 環 境 等 に か か る

    情 報 提 供 を 行 っ て い ま す 。

    H KI S ホ ー ム ペ ー ジ   htt p: / / w w w. h y o g o- k o b e.j p /

    ② 企 業 の 初 期 投 資 を 最 小 化 す る 立 地 支 援 措 置

      兵 庫 県 で は 、 産 業 立 地 条 例 に よ り 、 外 資 系 企 業 の ク ラ ス タ ー

    形 成 ゾ ー ン で あ る 国 際 経 済 地 区 を 指 定 し て い ま す 。 兵 庫 県 は 、

    同 地 区 に 進 出 す る 外 資 系 企 業 に 対 し て 、 大 規 模 事 業 者 へ の 法

    人 事 業 税 の 軽 減 を は じ め 、 新 規 地 元 雇 用 者 、 オ フ ィ ス 賃 料 に 対

    す る 補 助 金 と い っ た 優 遇 措 置 を 準 備 し て い ま す 。

      外 国 か ら 兵 庫 県 へ の 1 次 進 出 を 検 討 す る 企 業 に 対 し て は 、

    無 料 準 備 オ フ ィ ス を 提 供 し て い ま す 。 ま た 、 組 み 立 て 、 研 究 開

    発 、 オ フ ィ ス と い っ た 異 な る 業 務 内 容 そ れ ぞ れ に 対 応 す る ス ペ

    ー ス が 一 体 的 に 整 備 さ れ た 、 企 業 に と っ て 利 便 性 の 高 い ビ ル も

    整 備 し て い ま す 。

      こ の よ う に 、 兵 庫 県 は 、 国 内 で も 最 高 レ ベ ル の 立 地 支 援 サ ー

    ビ ス を 準 備 し て お り 、 兵 庫 県 へ の 進 出 企 業 に は 最 小 の 投 資 リ ス

    ク で 迅 速 に ビ ジ ネ ス を 開 始 し て い た だ け ま す 。

    ( 3 ) 立 地 を 生 か し た ユ ニ ー ク な ビ ジ ネ ス 群

      兵 庫 県 に は 、 世 界 最 高 性 能 の 研 究 施 設 で あ る 大 型 放 射 光

    施 設 「 S P ri n g- 8 」 、 X 線 自 由 電 子 レ ー ザ ー 施 設「 S A C L A 」 が 播

    磨 科 学 公 園 都 市 に 、 ス ー パ ー コ ン ピ ュ ー タ 「 京 」 が 神 戸 ポ ー ト ア

    イ ラ ン ド に 立 地 し て い ま す 。 わ ず か 8 0 k m の 範 囲 内 に こ れ ら 世 界

    最 先 端 の 研 究 施 設 が 集 積 す る 世 界 で も 稀 有 の 地 域 で す 。 こ れ

    ら の 施 設 を 中 心 に 、 大 学 、 公 的 研 究 機 関 、 民 間 研 究 機 関 が 集

    積 し 、 質 量 と も に 世 界 に 誇 る べ き2 大 知 的 創 造 拠 点 が 形 成 さ れ

    て い ま す 。 今 後 、 さ ら に 企 業 、 研 究 者 が 集 い 、 新 技 術 の 開 発 、 新

    産 業 の 創 出 が 期 待 さ れ ま す 。

    播 磨 科 学 公 園 都 市

      兵 庫 県 の 南 西 部 に 位 置 す る 「 播 磨 科 学 公 園 都 市 」 に は 、

    世 界 最 大 級 の 大 型 放 射 光 施 設 「 S P ri n g- 8 」 を 中 心 と し て 、 超 微

    細 分 析 ・ 研 究 施 設 の ク ラ ス タ ー 拠 点 が 形 成 さ れ て い ま す 。

    S P ri n g- 8 は 学 術 研 究 だ け で な く 、産 業 利 用 も 進 み お よ そ 2 割 が

    企 業 に 利 用 さ れ て い ま す 。 ま た 、 世 界 最 高 の X 線 レ ー ザ ー を 生

    み 出 す 国 家 基 幹 技 術 の 施 設 「 S A C L A 」と の 相 乗 効 果 も 期 待 さ

    れ て い ま す 。

    神 戸 ポ ー ト ア イ ラ ン ド

      神 戸 中 心 地 区 沖 の 人 工 島 「 神 戸 ポ ー ト ア イ ラ ン ド 」 に は 、 高 度

    医 療 技 術 の 研 究 ・ 開 発 拠 点 や 医 療 関 連 産 業 の 集 積 が 進 み 、

    「 神 戸 医 療 産 業 都 市 」 が 形 成 さ れ て い ま す 。 ま た 、 国 家 基 幹 技

    術 の 超 高 速 計 算 機 シ ス テ ム で あ る ス ー パ ー コ ン ピ ュ ー タ 「 京 」 で

    は 、 創 薬 や 工 業 製 品 設 計 等 に お け る 最 先 端 の 研 究 も 行 わ れ 、

    産 業 利 用 が 進 ん で い ま す 。

      兵 庫 県 は 、ビ ジ ネ ス の ス タ ー ト 、 そ し て 成 功 に つ な が る 最 高 の

    サ ー ビ ス と 最 高 の 生 活 環 境 を 用 意 し て 、 外 資 系 企 業 の 進 出 を

    お 待 ち し て い ま す 。

    B e a utif ul H y o g o B e a utif ul H y o g o

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    兵 庫 県 の 特 産 品

    神 戸 ビ ー フ 出 石 皿 そ ば

    明 石 焼

    鯛 の 舟 盛 り

    焼 あ な ご

    松 葉 ガ ニ

    丹 波 焼 豊 岡 杞 柳 細 工

    小 野 の そ ろ ば ん 日 本 酒

    和 菓 子

    洋 菓 子

    三 木 打 刃 物 淡 路 瓦

    丹 波 の 黒 豆

    ■ 農 産 物

      兵 庫 県 の 各 地 で は 、 気 候 に 応 じ た さ ま

    ざ ま な 農 産 物 の 育 成 に 工 夫 を 凝 ら し て き

    ま し た 。

      丹 波 の 黒 豆 は 、 人 気 の 高 い 黒 大 豆 。

    料 理 や お 菓 子 に も 用 い ら れ て い ま す 。

      但 馬 の 出 石 そ ば は 、 地 元 で 作 ら れ た

    白 い 磁 器 の 皿 に 盛 ら れ る の で 「 皿 そ ば 」

    の 別 名 も あ り ま す 。 訪 れ た 人 々 は 食 べ た

    お 皿 の 数 を 競 い 合 っ て 楽 し ん で い ま す 。

      兵 庫 で 育 て ら れ た 但 馬 牛 は 、 世 界 に

    名 だ た る 神 戸 ビ ー フ の ほ か 、 三 田 肉 、 淡

    路 ビ ー フ な ど の ブ ラ ン ド 牛 肉 と し て 有 名

    で す 。 そ の 絶 品 の 美 味 は ス テ ー キ 、 し ゃ

    ぶ し ゃ ぶ 、 す き 焼 き な ど で 堪 能 で き ま す 。

    ■ 水 産 物

      兵 庫 県 は 日 本 海 と 瀬 戸 内 海 の 二 つ の

    海 に 面 し て い る 数 少 な い 県 で あ り 、 海 の

    幸 に 恵 ま れ た 環 境 に あ り ま す 。

      日 本 海 で 捕 れ る 松 葉 ガ ニ は 、 冬 の 味

    覚 の 王 様 。 甘 味 が 多 く 、 生 で 、 焼 い て 、 ゆ

    で て 、ど の 味 わ い 方 で も 満 足 で き ま す 。

      瀬 戸 内 海 の 味 覚 の タ コ は 、 弾 力 が あ

    り 、 歯 応 え の よ い 身 の お い し さ に 定 評 が

    あ り ま す 。 卵 と だ し で 溶 い た 小 麦 粉 に 地

    場 産 の タ コ を 入 れ て 焼 い た 明 石 焼 は 別

    名 「 玉 子 焼 」 と も い わ れ 、 広 く 親 し ま れ て

    い ま す 。

      同 じ く 瀬 戸 内 海 で 捕 れ る ア ナ ゴ は 、 口

    の 中 で と ろ け る よ う な 柔 ら か な 味 わ い が

    特 徴 で す 。ま た 、 明 石 海 峡 や 鳴 門 海 峡 の

    激 し い 潮 に も ま れ た 鯛 の い き の 良 さ は 、

    舟 盛 り な ど 見 て 楽 し み 、 舌 で 味 わ う の が

    醍 醐 味 で す 。

    ■ 伝 統 工 芸 品

      兵 庫 県 は 、 そ の 多 彩 な 風 土 の 中 で 、

    地 域 に 根 ざ し た 工 芸 品 を は ぐ く ん で き ま

    し た 。

      播 磨 に は 、 良 質 な 木 や 竹 を 用 い た 小

    野 の そ ろ ば ん 、 え さ に み せ か け た 釣 り 針

    で あ る 播 州 毛 ば り 、 大 工 道 具 な ど の 三 木

    打 刃 物 が あ り ま す 。

      丹 波 に は 日 本 で 最 も 古 い と い わ れ る

    6 つ の 窯 の 一 つ で あ る 丹 波 焼 が あり ま す 。

      但 馬 は 、 白 く 美 し い 出 石 焼 や 、 柳 を 使 っ

    た 細 工 で あ る 豊 岡 杞 柳 細 工 が 有 名 で す 。

      古 く か ら 伝 え ら れ た 匠 の 技 と 心 は 、 今

    も 兵 庫 の 各 地 に 息 づ い て い ま す 。

    ■ 銘 酒

      兵 庫 県 に は 、日 本 酒 の 名 産 地 が い く つ

    も あ り ま す 。 特 に 、 神 戸 市 か ら 東 の 沿 岸

    地 域 は 「 灘 五 郷 」と 呼 ば れ る 日 本 最 大 の

    酒 造 地 帯 。 東 西 約 1 2 k m に わ た り 、 4 0 も の

    酒 造 会 社 が 軒 を 連 ね て い ま す 。 播 磨 の

    酒 米 ・ 山 田 錦 、 六 甲 山 の 宮 水 、 六 甲 お ろ

    し の 寒 風 、 丹 波 ・ 但 馬 の 杜 氏 ( 酒 造 り の

    職 人 ) の 巧 み な 技 術 と 、 日 本 酒 の 製 造 に

    必 要 な 要 素 が す べ て そ ろ っ て い ま す 。 ま

    た 、 海 に 面 し 、 廻 船 で の 運 搬 に 便 利 で あ

    っ た こ と も 発 展 の 理 由 の 一 つ で す 。

      こ の ほ か に も 、 県 下 各 地 に 特 色 あ る 銘

    酒 が 名 を 連 ね 、 兵 庫 は 日 本 の 酒 蔵 と も い

    え ま す 。 訪 れ た 人 々 が ほ ろ 酔 い 、 語 ら い 、

    笑 い 合 う 。 最 高 の も て な し が あ り ま す 。

    ■ 銘 菓

      兵 庫 県 は 、 1 9 世 紀 半 ば の 神 戸 港 開 港

    以 来 、 海 外 か ら の 日 本 の 玄 関 口 と な っ て

    き ま し た 。 西 洋 か ら 渡 っ て き た 人 た ち が 本

    場 の 味 を 持 ち 込 み 、 現 在 で は 神 戸 を 中

    心 に 主 要 な 洋 菓 子 メ ー カ ー が 工 場 を 構

    え 、 ま た お し ゃ れ な 洋 菓 子 ・ ケ ー キ 屋 が

    街 を 彩 っ て い ま す 。 い ま や 洋 菓 子 は 兵 庫

    の 代 名 詞 と も い え ま す 。

      さ ら に 県 下 各 地 で 、 地 元 の 素 材 を 用 い

    た 和 菓 子 が 古 く か ら 愛 さ れ 、 ふ る さ と の

    味 を 伝 え て い ま す 。

    広 大 な 県 土 か ら 生 ま れ た 農 産 物 や 、 海 の 恵 み で あ る 水 産 物 、 時 代 を 超 え て 受 け 継 が れ て き た 工 芸 品 か ら 、

    味 わ い 深 い 銘 酒 や 銘 菓 ま で 。

    兵 庫 県 の 特 産 品 は 、 訪 れ た 人 々 に 思 い 出 深 い 土 産 物 と し て 喜 ば れ て い ま す 。

    B e a utif ul H y o g o B e a utif ul H y o g o

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    兵 庫 県 の 観 光

    ■ 自 然

      兵 庫 県 は 県 土 が 南 北 に 長 く 、 北 は 日

    本 海 、 南 は 瀬 戸 内 海 、 太 平 洋 に 面 し て い

    る こ と か ら 、 そ の 気 候 風 土 は い く つ も の

    顔 を 持 ち ま す 。

      貴 重 で 美 し い 地 形 ・ 地 質 が 見 ら れ る

    但 馬 北 部 は 、「 山 陰 海 岸 ジ オ パ ー ク 」と し

    て 世 界 ジ オ パ ー ク ネ ッ ト ワ ー ク に 加 盟 認

    定 さ れ て い ま す 。

      三 田 市 の 永 沢 寺 で は 6 月 か ら 7 月 に か

    け て 、 約 6 5 0 種 、 3 5 0 万 本 も の 花 しょ う ぶ が

    咲 き 誇 り 、 美 し い 花 の 名 所 と し て 知 ら れ て

    い ま す 。

      ま や ビ ュ ー ラ イ ン は 神 戸 の 市 街 地 か ら

    程 近 い ケ ー ブ ル ・ ロ ー プ ウ エ ー 。 空 中 か

    ら 街 と 海 を 一 望 で き ま す 。

      明 石 海 峡 を 渡 っ て 淡 路 島 に 行 く と 、 淡

    路 夢 舞 台 が あ り ま す 。 こ こ は 関 西 空 港 造

    成 用 の 土 砂 採 取 跡 に 緑 を 復 活 さ せ た 夢

    の ス テ ー ジ 。 ホ テ ル 、 国 際 会 議 場 、 温 室 、

    レ ス ト ラ ン 、 国 営 公 園 な ど が 広 が り ま す 。

      淡 路 に は 、 こ の ほ か に も 阪 神 ・ 淡 路 大

    震 災 で 地 上 に 露 出 し た 野 島 断 層 を 保 存

    し た 記 念 館 、 動 物 と の ふ れ あ い を 楽 し め

    る 淡 路 島 牧 場 が あ り 、 ま た 四 国 と の 間 の

    鳴 門 海 峡 で は 、 海 面 が 大 き く 渦 巻 く「 う ず

    潮 」 が 旅 行 者 を ひ き つ け ま す 。

    ■ 温 泉

      兵 庫 県 に は 有 名 な 温 泉 地 が 多 数 あ り

    ま す 。

      有 馬 温 泉 は 、日 本 最 古 の 温 泉 の 一 つ 。

    武 将 ・ 豊 臣 秀 吉 が 好 ん だ と 伝 え ら れ 、 ゆ

    か り の 施 設 が 往 時 を し の ば せ ま す 。

      但 馬 の 城 崎 温 泉 は 約 1, 4 0 0 年 の 歴 史

    が あ り 、 柳 並 木 と 古 い 町 並 み が 風 情 を 醸

    し 出 し ま す 。 そ ぞ ろ 歩 い て 7 つ の 外 湯 を

    巡 る の も 楽 し み で す 。 ま た 、 同 じ く 但 馬 の

    湯 村 温 泉 は 約 1, 1 7 0 年 の 歴 史 が あ る 名

    湯 で 、 源 泉 か ら 湧 き 出 る 9 8 度 の 湯 で は 簡

    単 に 卵 が ゆ で あ が り ま す 。

      こ の ほ か に も 県 下 各 地 の 大 小 さ ま ざ ま

    な 温 泉 が 、 訪 れ た 人 々 を 温 か く 迎 え て く

    れ ま す 。

    ■ ス ポ ー ツ

      日 本 の ゴ ル フ 場 第 1 号 の 神 戸 ゴ ル フ 倶

    楽 部 ( 1 9 0 3 年 オ ー プ ン ) を は じ め 、 兵 庫 県

    に は 多 く の ゴ ル フ 場 が 設 け ら れ て き ま し

    た 。 県 内 各 地 に 1 6 7 カ 所 ( 日 本 第 1 位 、

    2 0 1 6 年 1 2 月 末 現 在 )あ り 、 良 質 な コ ー ス

    は 多 く の プ レ ー ヤ ー に 親 し ま れ て い ま す 。

      県 北 部 、 但 馬 の ハ チ 高 原 は 関 西 を 代

    表 す る ス キ ー リ ゾ ー ト 地 の 一 つ 。 オ フ シ ー

    ズ ン に は キ ャ ン プ や ハ イ キ ン グ な ど を 楽 し

    め ま す 。

      ま た 、日 本 海 や 瀬 戸 内 海 な ど の 沿 岸 に

    は 水 質 ・ 砂 質 に 恵 ま れ た 美 し い 海 岸 が

    あ り 、 夏 に は た く さ ん の 海 水 浴 客 で に ぎ わ

    い ま す 。

    ■ 歴 史 ・ 文 化

      兵 庫 県 に は 日 本 史 の 舞 台 に 登 場 す る

    名 所 ・ 旧 跡 が 点 在 す る ほ か 、 各 地 の 豊

    か な 伝 統 文 化 が 今 も 訪 れ る 人 々 の 心 に

    訴 え ま す 。

      姫 路 城 は 外 観 、 内 部 と も に 築 城 当 時

    の 原 形 を と ど め る 城 郭 で 、 別 名 「 白 鷺 城 」

    と も 呼 ば れ ま す 。 日 本 の 国 宝 で あ り 、 ユ ネ

    ス コ の 世 界 遺 産 に も 登 録 さ れ て い ま す 。

      丹 波 の 高 源 寺 は 約 6 9 0 年 前 に 建 立 さ れ

    た 紅 葉 の 名 所 。 中 国 か ら 持 ち 帰 っ た と 伝 え

    ら れ る カ エ デ の 紅 葉 が 特 に 見 事 で す 。

      但 馬 の 出 石 に あ る 辰 鼓 楼 は 1 8 7 1 年 に

    建 設 さ れ た 鼓 楼 で 、 当 時 は 1 時 間 ご と に

    太 鼓 で 時 を 告 げ ま し た 。 現 在 は 時 計 台 と

    し て 、 町 の シ ン ボ ル に な っ て い ま す 。

      西 宮 神 社 は 福 の 神 、 商 売 繁 盛 の 神 と

    し て 知 ら れ 、 毎 年 1 月 1 0 日 前 後 に 行 わ れ

    る 祭 礼 「 十 日 戎 」 は 1 0 0 万 人 を 超 す 参 拝

    客 で 賑 わ い ま す 。

      姫 路 の 灘 祭 り は 松 原 八 幡 神 社 の 秋 祭

    り 。 豪 華 絢 爛 な 屋 台 、 神 輿 の ぶ つ け 合 い

    で 知 ら れ 、「 灘 の け ん か 祭 り 」 と し て 有 名

    で 、 毎 年 多 く の 見 物 客 が 訪 れ ま す 。

      小 説 や 映 画 な ど で 人 気 の 高 い 「 忠 臣

    蔵 」 ゆ か り の 地 、 赤 穂 。 当 時 を 再 現 し た パ

    レ ー ド 「 赤 穂 義 士 祭 」も 必 見 で す 。

      1 体 の 人 形 を 3 人 で 操 る 淡 路 人 形 浄 瑠

    璃 は 、 国 の 重 要 無 形 民 俗 文 化 財 に 指 定

    さ れ て い る 伝 統 芸 能 で す 。

    ■ 都 市 ・ 町

      兵 庫 県 の 都 市 ・ 町 は 、 地 域 の 特 性 を

    反 映 し た 個 性 に あ ふ れ て い ま す 。

      神 戸 の 山 の 手 に は 、 か つ て の 外 国 人

    住 宅 地 で 、 今 も 当 時 の 風 情 を 残 し て 多 く

    の 観 光 客 に 愛 さ れ 続 け る 北 野 異 人 館 街

    が あ り ま す 。 ベ イ エ リ ア に は 、 ア ミ ュ ー ズ メ

    ン ト パ ー ク や シ ョ ッ ピ ン グ ゾ ー ン が 集 ま る

    ハ ー バ ー ラ ン ド が 世 代 を 超 え て 人 気 を 博

    し て い ま す 。 ま た 中 華 街 の 南 京 町 も 神 戸

    に 彩 り を 添 え ま す 。

      阪 神 間 に は 、 女 性 だ け の 華 麗 な レ ビ ュ

    ー ・ 宝 塚 歌 劇 で 知 ら れ る 宝 塚 や 、 野 球 の メ

    ッ カ ・ 甲 子 園 球 場 で 有 名 な 西 宮 が あ り ま す 。

      ま た 、 播 磨 に は 白 鷺 に も 例 え ら れ る 優

    美 な 城 と と も に 発 展 す る 姫 路 を は じ め 、 た

    つ の 、 赤 穂 な ど 歴 史 に 彩 ら れ た 都 市 が 点

    在 し 、 大 自 然 に 抱 か れ た 但 馬 の 豊 岡 は 、

    県 鳥 で あ る コ ウ ノ ト リ の 野 生 復 帰 を 通 し て

    人 と 自 然 の 共 生 を め ざ し て い ま す 。

      さ ら に 、 緑 み ず み ず し い 丹 波 の 森 や 花

    と 緑 に あ ふ れ る 公 園 の 島 ・ 淡 路 な ど 、 兵

    庫 の 都 市 や 町 は 今 日 も 活 気 に 満 ち た 姿

    で 、 訪 れ た 人 々 を 魅 了 し ま す 。

    永 沢 寺 の 花 し ょ う ぶ

    有 馬 温 泉

    出 石 の 辰 鼓 楼

    神 戸 の 夜 景

    湯 村 温 泉 西 宮 神 社 の 十 日 戎

    南 京 町

    野 島 断 層 を 保 存 し た 北 淡 震 災 記 念 公 園

    赤 穂 義 士 祭 淡 路 人 形 浄 瑠 璃 あ わ じ 花 さ じ き

    鳴 門 の う ず 潮

    高 源 寺 の 紅 葉 異 人 館 「 う ろ こ の 館 」

    甲 子 園 球 場

    豊 か な 自 然 が 創 り 出 し た 景 勝 地 や 文 人 墨 客 ゆ か り の 温 泉 地 、

    姫 路 城 を は じ め と す る 歴 史 文 化 遺 産 な ど 、 兵 庫 県 に は 多 彩 な 観 光 名 所 が あ り ま す 。

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    ゴ ル フ 場 ( 加 古 川 市 )

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    兵 庫 県 の 魅 力 あ ふ れ る 施 設 群

    ■ 播 磨 科 学 公 園 都 市

      西 播 磨 の 豊 か な 自 然 環 境 の 中 で 、 2 1

    世 紀 の 科 学 技 術 の 発 展 を 支 え る 学 術 研

    究 機 能 と 先 端 技 術 産 業 の 集 積 を 中 心

    に 、 快 適 な 居 住 環 境 や 余 暇 機 能 等 を 備

    え た 人 と 自 然 と 科 学 が 調 和 す る 新 し い ま

    ち づ く り を 進 め て い ま す 。

      大 型 放 射 光 施 設 「 S P ri n g- 8 」 、 X 線 自

    由 電 子 レ ー ザ ー 施 設 「 S A C L A 」 、「 県 立

    先 端 科 学 技 術 支 援 セ ン タ ー 」 、「 兵 庫 県

    立 大 学 」 を は じ め 、 最 先 端 の が ん 治 療 を

    め ざ す 「 県 立 粒 子 線 治 療 セ ン タ ー 」 な ど

    が 設 置 さ れ て い ま す 。

      特 に 放 射 光 を 用 い る こ と で 微 細 な 物

    質 の 構 造 や 状 態 の 解 析 が 可 能 な

    S P ri n g- 8 と S P ri n g- 8 に 併 設 さ れ 原 子 レ

    ベ ル の 超 微 細 構 造 や 化 学 反 応 の 超 高

    速 動 態 ・ 変 化 を 瞬 時 に 計 測 ・ 分 析 で き る

    S A C L A は 、世 界 最 高 性 能 の 研 究 基 盤

    施 設 で あ り 、 新 素 材 や 新 薬 の 開 発 な ど 幅

    広 い 分 野 で の 応 用 が 期 待 さ れ て い ま す 。

    ■ 神 戸 医 療 産 業 都 市

      ポ ー ト ア イ ラ ン ド に お い て 、 2 1 世 紀 の 成

    長 産 業 で あ る 医 療 関 連 企 業 の 集 積 を 図

    る 「 神 戸 医 療 産 業 都 市 」 は 、 わ が 国 最 大

    の 医 療 産 業 ク ラ ス タ ー に 成 長 し て い

    ま す 。

     i P S 細 胞 を 用 い た 世 界 初 の 網 膜 シ ー ト

    移 植 手 術 の 実 施 、 国 家 戦 略 特 区 の 指

    定 、 メ デ ィ カ ル ク ラ ス タ ー ( 高 度 専 門 病 院

    群 等 ) の 形 成 、 ス ー パ ー コ ン ピ ュ ー タ「 京 」

    の 後 継 機 の 立 地 決 定 を は じ め 、 さ ま ざ ま

    な プ ロ ジ ェ ク ト が 進 み 、 ま だ ま だ 成 長 を 続

    け て い ま す 。

      世 界 を 変 え る 革 新 的 な 研 究 成 果 ・ 医

    療 技 術 を 生 み 出 す 体 制 が 整 い 、 今 ま さ

    に 新 た な ス テ ー ジ へ と 進 ん で い ま す 。

    ■ H A T 神 戸

      H A T 神 戸 で は 、 住 宅 、 商 業 、 防 災 拠 点

    機 能 を 備 え た 2 1 世 紀 の 健 康 ・ 福 祉 モ デ ル

    都 市 づ く り が 進 ん で い ま す 。こ こ に は 、 人 類

    の 健 康 を テ ー マ に 研 究 を 行 う「 W H O 神 戸

    セ ン タ ー 」 、 閉 鎖 性 海 域 の 環 境 保 全 に 取 り

    組 む 「 国 際 エ メ ッ ク ス セ ン タ ー 」 、 震 災 の 経

    験 と 教 訓 を も と に 防 災 に 取 り 組 む 「 人 と 防

    災 未 来 セ ン タ ー 」 、自 然 災 害 か ら の 復 興 を

    国 際 的 に 支 援 す る 「 国 際 防 災 復 興 協 力

    機 構 」 、「 ア ジ ア 防 災 セ ン タ ー 」 、「 国 連 人 道

    問 題 調 整 事 務 所 」 な ど の 国 際 関 係 機 関

    が あ り 、 世 界 に 貢 献 し て い ま す 。

      さ ら に 、 文 化 復 興 の シ ン ボ ル と な る 県

    立 美 術 館 ̶ 「 芸 術 の 館 」 ̶ 、 災 害 発 生 時

    の 救 急 医 療 拠 点 と な る 「 災 害 医 療 セ ン タ

    ー 」 が 整 備 さ れ て い ま す 。

    ● 人 と 防 災 未 来 セ ン タ ー

      阪 神 ・ 淡 路 大 震 災 の 経 験 と 教 訓 を 後 世 に

    継 承 し 、 国 内 外 の 災 害 に よ る 被 害 の 軽 減 に 貢

    献 す る た め の 施 設 で す 。 阪 神 ・ 淡 路 大 震 災 で

    の 地 震 破 壊 の す さ ま じ さ 、 地 震 直 後 や 復 興 過

    程 の 生 活 ・ ま ち の 姿 を 体 感 ・ 学 習 で き る 映 像 や

    資 料 を 豊 富 に 展 示 す る と と も に 、 防 災 ・ 減 災 に

    関 す る 新 し い 情 報 を 発 信 し て い ま す 。

    ● 県 立 美 術 館 ̶ 「 芸 術 の 館 」 ̶

      震 災 か ら の 文 化 の 復 興 だ け で は な く 、 大 震

    災 で 傷 つ い た 人 々 の 心 を 癒 し 、 2 1 世 紀 の 文 化

    的 な ま ち づ く り を 鼓 舞 す る 施 設 で す 。

    ● 災 害 医 療 セ ン タ ー

      大 規 模 災 害 に 対 応 で き る よ う 、 災 害 医 療 情

    報 の 収 集 ・ 指 令 機 能 、 救 命 救 急 医 療 の 情 報

    提 供 機 能 、 患 者 搬 送 機 能 、 医 薬 品 等 の 備 蓄

    機 能 な ど を 備 え た 災 害 救 急 医 療 シ ス テ ム の 中

    核 施 設 。 県 民 が 安 心 し て 暮 ら せ る ま ち づ く り を

    推 進 し て い ま す 。

    ■ 淡 路 夢 舞 台

      淡 路 夢 舞 台 は 、 大 阪 ベ イ エ リ ア の 国

    際 交 流 拠 点 と な り 、 世 界 に 開 か れ た 公 園

    島 づ く り を 先 導 す る プ ロ ジ ェ ク ト の 一 つ で

    す 。 そ し て 、 自 然 と の 対 話 、 人 と の 対 話 、

    世 界 と の 対 話 を テ ー マ に 、 国 内 外 の 人 と

    こ こ ろ と 文 化 が 交 流 す る コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ

    ン 都 市 の 形 成 を め ざ す 「 淡 路 島 国 際 公

    園 都 市 」 の 中 核 施 設 で す 。

      淡 路 夢 舞 台 は 、 土 砂 採 取 跡 地 に 緑 の

    自 然 を 復 元 し 、 そ の ダ イ ナ ミ ッ ク な 斜 面 な

    ど を 利 用 し て 、 ホ テ ル 、 国 際 会 議 場 、 温

    室 、 野 外 劇 場 、 公 園 な ど の 各 種 交 流 施

    設 が 整 備 さ れ て い ま す 。

    ■ 県 立 芸 術 文 化 セ ン タ ー

      内 外 か ら 注 目 を 集 め る 舞 台 芸 術 の 制

    作 や 公 演 、 内 外 の 優 れ た 芸 術 文 化 の 紹

    介 を 行 う と と も に 、 広 く 芸 術 文 化 の 情 報 を

    世 界 に 発 信 す る 芸 術 文 化 の 交 流 拠 点 を

    め ざ し ま す 。

    ■ 次 世 代 ス ー パ ー コ ン ピ ュ ー タ 「 京 」

      次 世 代 ス ー パ ー コ ン ピ ュ ー タ 「 京 」 は 、

    理 論 、 実 験 と 並 び 、 現 代 の 科 学 技 術 の

    方 法 と し て 確 固 た る 地 位 を 築 き つ つ あ る

    計 算 科 学 技 術 を さ ら に 発 展 さ せ る た め 、

    国 家 基 幹 技 術 の 一 つ と し て 、( 独 ) 理 化

    学 研 究 所 に よ っ て 開 発 が 進 め ら れ 、 2 0 1 2

    年 6 月2 9 日 に 完 成 し ま し た 。

      1 秒 間 に 1 京 ( 1 0 の 1 6 乗 ) 回 の 計 算 性

    能 ( 1 0 ペ タ フ ロ ッ プ ス 級 ) を 持 つ 世 界 最 先

    端 ・ 最 高 級 の 性 能 を 持 つ シ ス テ ム で あ

    り 、 ラ イ フ サ イ エ ン ス や ナ ノ テ ク ノ ロ ジ ー 、

    地 球 環 境 、 原 子 力 な ど 広 範 な 分 野 で の

    利 活 用 を 通 し て 、 わ が 国 の 科 学 技 術 や

    産 業 の 発 展 を 牽 引 す る こ と が 期 待 さ れ

    て い ま す 。

    H A T 神 戸

    県 立 美 術 館 ̶ 「 芸 術 の 館 」 ̶人 と 防 災 未 来 セ ン タ ー

    播 磨 科 学 公 園 都 市

    災 害 医 療 セ ン タ ー

    神 戸 空 港

    淡 路 夢 舞 台

    県 立 芸 術 文 化 セ ン タ ー

    国 際 関 係 機 関 が 集 積 す る H A T 神 戸 を は じ め 、

    兵 庫 県 に は 魅 力 あ ふ れ る 多 彩 な 施 設 が 立 地 し て い ま す 。

    B e a utif ul H y o g o B e a utif ul H y o g o

  • 1 7 1 8

    1 6

    1 4

    1 71 8

    1 3 1 5

    1 9 2 0

    兵 庫 県 の 国 際 交 流

    兵 庫 国 際 交 流 会 館 ( J A S S O )

    外 国 語 対 応 可 能 な 病 院 も

    JI C A 関 西

    ひ ょ う ご 国 際 プ ラ ザ

      兵 庫 県 は 、 1 8 6 8 年 に 世 界 へ の 扉 を 開 い た 神 戸 港 を 中 心 に 発 展 し 、国 際 性 の 高

    い 地 域 と し て 、 わ が 国 の 国 際 化 、 近 代 化 の 先 駆 け と な っ て き ま し た 。ま た 、 神 戸 港 開

    港 以 来 、 外 国 の 人 々 に と っ て 住 み よ い 環 境 が 整 え ら れ 、 国 際 規 格 の 住 宅 、ト ッ プ レ

    ベ ル の 教 育 を 行 う 外 国 人 学 校 、 外 国 語 対 応 可 能 な 病 院 や 生 活 相 談 機 関 、 教 会 な

    ど が 充 実 し て お り 、 現 在 、 約 1 5 0 カ 国 、 約 1 0 万 人 の 外 国 人 が 居 住 し て い ま す 。

      2 1 世 紀 の 新 た な 大 交 流 時 代 を 迎 え つ つ あ る 中 、 発 生 し た 阪 神 ・ 淡 路 大 震 災 で

    は 多 数 の 尊 い 命 が 奪 わ れ ま し た が 、 震 災 か ら の 復 旧 ・ 復 興 の 過 程 で は 内 外 か ら

    多 く の 支 援 を い た だ き 、 世 界 の 人 々 と の 共 生 や 相 互 に 助 け 合 う こ と の 重 要 性 を 実

    感 し ま し た 。

      今 日 、 自 治 体 が 直 面 す る さ ま ざ ま な 課 題 の 解 決 に は 、 地 域 や 国 境 と い っ た 枠 を

    超 え 、 多 地 域 が 協 働 し た 取 り 組 み が 不 可 欠 と な っ て き て い る こ と か ら 、 兵 庫 県 は 、

    友 好 ・ 姉 妹 州 省 な ど と の 1 対 1 に よ る 自 治 体 交 流 に 加 え て 、 自 治 体 が 抱 え る 課 題 に

    多 地 域 間 で 連 携 し て 取 り 組 ん で い こ う と し て い ま す 。

      一 方 、 震 災 か ら の 復 興 シ ン ボ ル プ ロ ジ ェ ク ト で あ る H A T 神 戸 に は 、 防 災 、 環 境 、

    健 康 福 祉 、 人 道 問 題 等 の さ ま ざ ま な 分 野 で 活 動 す る 国 際 機 関 が 集 積 し て い ま す 。

      兵 庫 県 で は 、 こ れ ら の 国 際 機 関 を 生 か す と と も に 、 海 外 の 自 治 体 と の 連 携 を 進

    め 、 国 際 交 流 ・ 協 力 に 取 り 組 ん で い る N G O や 企 業 な ど の 参 画 と 協 働 を 実 現 し な が

    ら 、 人 類 共 通 の 課 題 の 解 決 に 向 け た 取 り 組 み を 進 め 、 2 1 世 紀 の 国 際 社 会 の 平 和

    と 発 展 に 貢 献 し た い と 考 え て い ま す 。

    兵 庫 県 の 姉 妹 提 携 ・ 友 好 交 流 先

    兵 庫 県 の 海 外 事 務 所 等

    市 町 の 姉 妹 提 携 先

    兵 庫 県 ワ シ ン ト ン 州 事 務 所

    西 オ ー ス ト ラ リ ア 州 ・ 兵 庫 文 化 交 流 セ ン タ ー

    兵 庫 県 パ リ 事 務 所

    兵 庫 県 ブ ラ ジ ル 事 務 所

    兵 庫 県 香 港 経 済 交 流 事 務 所

    神 戸 開 港 と と も に 国 際 化 、 近 代 化 を 遂 げ て き た 兵 庫 県 。

    外 国 人 が 暮 ら し や す い ま ち づ く り を 進 め る と と も に 、 世 界 各 国 と の 連 携 の 下 、 人 類 共 通 の 課 題 解 決 に 取 り 組 ん で い ま す 。

    【 友 好 ・ 姉 妹 州 省 等 】

    B e a utif ul H y o g o B e a utif ul H y o g o

    シ ア ト ル ( ア メ リ カ ) 神 戸 市 マ ル セ イ ユ ( フ ラ ン ス ) 神 戸 市リ オ ・ デ ・ ジ ャ ネ イ ロ ( ブ ラ ジ ル ) 神 戸 市天 津 ( 中 国 ) 神 戸 市リ ガ ( ラ ト ビ ア ) 神 戸 市ブ リ ス ベ ー ン ( オ ー ス ト ラ リ ア ) 神 戸 市バ ル セ ロ ナ ( ス ペ イ ン ) 神 戸 市仁 川 ( 韓 国 ) 神 戸 市シ ャ ル ル ロ ア ( ベ ル ギ ー ) 姫 路 市フ ェ ニ ッ ク ス ( ア メ リ カ ) 姫 路 市ア デ レ ー ド ( オ ー ス ト ラ リ ア ) 姫 路 市ク リ チ ー バ ( ブ ラ ジ ル ) 姫 路 市太 原 ( 中 国 ) 姫 路 市昌 原 ( 韓 国 ) 姫 路 市ア ウ グ ス ブ ル ク ( ド イ ツ ) 尼 崎 市鞍 山 ( 中 国 ) 尼 崎 市バ レ ホ ( ア メ リ カ ) 明 石 市無 錫 ( 中 国 ) 明 石 市ス ポ ー ケ ン ( ア メ リ カ ) 西 宮 市ロ ン ド リ ー ナ ( ブ ラ ジ ル ) 西 宮 市紹 興 ( 中 国 ) 西 宮 市ロ ッ ト ・ エ ・ ガ ロ ン ヌ 県 お よ び ア ジ ャ ン 市 ( フ ラ ン ス ) 西 宮 市ハ ワ イ 郡 ( ア メ リ カ ) 洲 本 市ヴ ァ ン ワ ー ト ( ア メ リ カ ) 洲 本 市サ ン ク ト ペ テ ル ブ ル ク 市ク ロ ン シ ュ タ ッ ト 区 ( ロ シ ア ) 洲 本 市

    ①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳㉑㉒

    ㉓㉔㉕

    ㉖㉗㉘㉙㉚㉛323334353637383940414243444546474849505152

    535455565758596061626364656667

    モ ン テ ベ ロ ( ア メ リ カ ) 芦 屋 市ハ ッ セ ル ト ( ベ ル ギ ー ) 伊 丹 市佛 山 ( 中 国 ) 伊 丹 市ア リ カ ン テ ( ス ペ イ ン ) 豊 岡 市ル ア ペ フ 地 区 ( ニ ュ ー ジ ー ラ ン ド ) 豊 岡 市慶 州 ( 韓 国 ) 豊 岡 市ボ グ ド 郡 ( モ ン ゴ ル ) 豊 岡 市マ リ ン ガ ( ブ ラ ジ ル ) 加 古 川 市オ ー ク ラ ン ド ( ニ ュ ー ジ ー ラ ン ド ) 加 古 川 市コ ビ ン ト ン ( ア メ リ カ ) た つ の 市ロ ッ キ ン グ ハ ム ( オ ー ス ト ラ リ ア ) 赤 穂 市レ ン ト ン ( ア メ リ カ ) 西 脇 市オ ー ガ ス タ ・ リ ッ チ モ ン ド 郡 ( ア メ リ カ ) 宝 塚 市ウ ィ ー ン 市 第 9 区 ( オ ー ス ト リ ア ) 宝 塚 市バ イ セ リ ア ( ア メ リ カ ) 三 木 市フ ェ デ レ ー シ ョ ン ( オ ー ス ト ラ リ ア ) 三 木 市ラ ト ロ ー ブ ( オ ー ス ト ラ リ ア ) 高 砂 市ボ ー リ ン グ ・ グ リ ー ン ( ア メ リ カ ) 川 西 市リ ン ゼ イ( ア メ リ カ ) 小 野 市ブ ル ー マ ウ ン テ ン ズ ( オ ー ス ト ラ リ ア ) 三 田 市キ テ ィ タ ス 郡 ( ア メ リ カ ) 三 田 市済 州 市 ( 韓 国 ) 三 田 市プ ル マ ン ( ア メ リ カ ) 加 西 市ワ ラ ワ ラ ( ア メ リ カ ) 篠 山 市ア ン シ ェ ン ト ・ エ ピ ダ ウ ロ ス ( ギ リ シ ャ ) 篠 山 市ケ ン ト ( ア メ リ カ ) 丹 波 市オ ー バ ン ( ア メ リ カ ) 丹 波 市

    セ ラ イ ナ ( ア メ リ カ ) 南 あ わ じ 市ニ ュ ー バ ー グ ( ア メ リ カ ) 朝 来 市パ ー ス ( カ ナ ダ ) 朝 来 市パ ラ ナ グ ア ( ブ ラ ジ ル ) 淡 路 市セ ン ト メ リ ー ス ( ア メ リ カ ) 淡 路 市義 烏 ( 中 国 ) 淡 路 市ス ク イ ム ( ア メ リ カ ) 宍 粟 市オ リ ン ピ ア ( ア メ リ カ ) 加 東 市ホ リ ス タ ー ( ア メ リ カ ) 加 東 市シ ェ ラ ン ( ア メ リ カ ) 加 東 市バ ラ ラ ッ ト ( オ ー ス ト ラ リ ア ) 猪 名 川 町佛 山 市 三 水 区 ( 中 国 ) 多 可 町和 平 区 ( 中 国 ・ 天 津 ) 播 磨 町ラ イ マ ( ア メ リ カ ) 播 磨 町ポ ー ト タ ウ ン ゼ ン ト ( ア メ リ カ ) 市 川 町

    兵 庫 県 外 国 人 学 校 協 議 会 結 成 2 0 周 年 記 念 公 演

    ❶ ワ シ ン ト ン 州 ( ア メ リ カ )提 携 年 : 1 9 6 3 年州 都 : オ リ ン ピ ア

    ❷ ハ バ ロ フ ス ク 地 方( ロ シ ア )提 携 年 :1 9 6 9 年政 府 所 在 地 : ハ バ ロ フ ス ク

    ❸ パ ラ ナ 州 ( ブ ラ ジ ル )提 携 年 :1 9 7 0 年州 都 : ク リ チ ー バ

    ❹ 西 オ ー ス ト ラ リ ア 州( オ ー ス ト ラ リ ア )提 携 年 :1 9 8 1 年州 都 : パ ー ス

    ❺ 広 東 省 ( 中 国 )提 携 年 :1 9 8 3 年省 都 : 広 州

    ❻ パ ラ オ 共 和 国提 携 年 : 1 9 8 3 年首 都 : マ ル キ ョ ク

    ❼ 海 南 省 ( 中 国 )提 携 年 : 1 9 9 0 年省 都 : 海 口

    ❽ セ ー ヌ ・ エ ・ マ ル ヌ 県( フ ラ ン ス )提 携 年 :1 9 9 1 年県 都 : ム ー ラ ン

    ❾ ア ン ド ル ・ エ ・ ロ ワ ー ル 県( フ ラ ン ス )提 携 年 :1 9 9 1 年県 都 : ト ゥ ー ル

    10 シ ュ レ ス ヴ ィ ヒ ・ ホ ル シ ュタ イ ン 州 ( ド イ ツ )提 携 年 :1 9 9 7 年州 都 : キ ー ル

    11 ア ヴ ェ ロ ン 県 ( フ ラ ン ス )提 携 年 :2 0 0 0 年県 都 : ロ デ ー ズ

    12 江 蘇 省 ( 中 国 )提 携 年 : 2 0 0 6 年省 都 : 南 京

    13 ホ ー チ ミ ン 市 ( ベ ト ナ ム )提 携 年 : 2 0 0 7 年政 府 所 在 地 : ホ ー チ ミ ン

    14 慶 尚 南 道 ( 韓 国 )提 携 年 :2 0 1 2 年道 都 : 昌 原

    15 ド ン ナ イ 省 ( ベ ト ナ ム )提 携 年 :2 0 1 3 年省 都 : ビ エ ン ホ ア

    16 ノ ー ル 県 ( フ ラ ン ス )提 携 年 :2 0 1 3 年県 都 : リ ー ル

    17 ハ ナ ム 省 ( ベ ト ナ ム )提 携 年 :2 0 1 6 年省 都 : フ ー リ ー

    18 グ ジ ャ ラ ー ト 州 ( イ ン ド )提 携 年 : 2 0 1 6 年州 都 : ア ー メ ダ バ ー ド

    19 ロ ン ア ン 省 ( ベ ト ナ ム )提 携 年 : 2 0 1 7 年省 都 : タ ン ア ン

    カ ン ト ー 市 ( ベ ト ナ ム )提 携 年 :2 0 1 7 年政 府 所 在 地 : カ ン ト ー

  • 1 9 2 0

    兵 庫 の 県 政

    ○ 生 活 ・ 交 通 基 盤 の 整 備

      県 内 各 市 町 に ま た が る 道 路 網 、 空 港 、

    港 湾 な ど 、 広 域 的 な 交 通 基 盤 の 整 備 を

    行 っ て い ま す 。

      ま た 、 災 害 を 未 然 に 防 ぎ 、 県 民 の 生

    命 ・ 財 産 を 守 る た め 、 河 川 工 事 や ダ ム 建

    設 を 進 め 、 災 害 に 強 い 安 全 な 都 市 づ く り

    を 行 っ て い ま す 。

    ○ 福 祉 対 策

      1 9 9 2 年 、 全 国 に 先 駆 け て 「 福 祉 の ま ち

    づ く り 条 例 」 を 制 定 し 、 公 共 施 設 や 共 同

    住 宅 な ど の バ リ ア フ リ ー 化 を 図 る な ど 、 思

    い や り の 心 あ ふ れ る 福 祉 の ま ち づ く り を

    推 進 し て い ま す 。

      ま た 、 豊 か で 活 力 の あ る 長 寿 社 会 を め

    ざ し 、 養 護 老 人 ホ ー ム の 整 備 、 訪 問 介 護

    の 充 実 な ど 、 高 齢 者 や 障 害 者 を は じ め 、

    す べ て の 県 民 が 安 心 し て 生 き 生 き と 暮 ら

    せ る ま ち づ く り を 進 め て い ま す 。

    ○ 住 み よ い ま ち づ く り

      豊 か な 自 然 や 良 好 な 人 間 関 係 が 息 づ

    く ま ち づ く り を め ざ し 、 市 町 が 策 定 す る 地

    域 計 画 へ の 指 導 や 市 町 を ま た が る 計 画

    の 調 整 を 行 う ほ か 、 大 規 模 な 都 市 計 画

    に つ い て は 県 が 決 定 し て い ま す 。

      ま た 、 豊 か な 暮 ら し の 基 盤 と な る 良 質

    な 住 宅 の 整 備 や 管 理 を 行 っ て い ま す 。

      こ の ほ か 、 県 民 の 余 暇 志 向 の 高 ま り に

    伴 う ス ポ ー ツ ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン 需 要 に 対

    応 す る た め 、 県 立 都 市 公 園 の 整 備 ・ 維

    持 管 理 に 取 り 組 ん で い ま す 。

    ○ 環 境 対 策

      県 民 の ラ イ フ ス タ イ ル や 産 業 活 動 を 見

    直 し 、 自 然 と 共 生 す る 環 境 適 合 型 社 会

    の 形 成 を 進 め て い ま す 。 リ サ イ ク ル 運 動

    な ど の 支 援 を は じ め 、 ア イ ド リ ン グ ・ ス ト ッ

    プ 運 動 や 低 公 害 車 の 普 及 促 進 な ど 、 県

    民 の 環 境 保 全 と 創 造 の た め の 意 識 高 揚

    を 図 っ て い ま す 。

      ま た 、 地 球 環 境 の 保 全 に 向 け た 、 地 域

    か ら の 取 り 組 み と し て 、 世 界 の 閉 鎖 性 海

    域 の 環 境 保 全 を 推 進 す る た め の 国 際 的

    組 織 「 国 際 エ メ ッ ク ス セ ン タ ー 」 を 設 立 し 、

    そ の 活 動 支 援 を 行 っ て い ま す 。

      こ の ほ か 、 絶 滅 の 危 機 に 瀕 し て い た 国

    の 特 別 天 然 記 念 物 で あ る コ ウ ノ ト リ の 保

    護 ・ 増 殖 を 行 う と と も に 、 野 生 に 帰 す 活 動

    に も 取 り 組 ん で い ま す 。

    ○ 芸 術 文 化 の 振 興

      芸 術 文 化 活 動 の 裾 野 を 県 民 各 層 に

    広 げ る た め に 、 芸 術 文 化 団 体 へ の 活 動

    助 成 を 行 う と と も に 、 県 立 ピ ッ コ ロ 劇 団 の

    公 演 活 動 を 積 極 的 に 展 開 す る な ど 、 文

    化 の 振 興 を 図 っ て い ま す 。

      ま た 、 兵 庫 県 立 芸 術 文 化 セ ン タ ー を 拠

    点 に 、 舞 台 芸 術 の 創 造 ・ 交 流 や 県 民 文

    化 の 振 興 を 図 っ て い ま す 。

    ○ 保 健 ・ 医 療 対 策

      高 度 な 保 健 医 療 サ ー ビ ス を 提 供 す る

    た め 、 地 域 の 医 療 拠 点 と な る 県 立 医 療

    機 関 を 各 地 に 整 備 し て お り 、 病 院 の 近 代

    化 の た め の 施 設 整 備 に 対 す る 補 助 な ど

    も 行 っ て い ま す 。

      ま た 、 休 日 ・ 夜 間 の 救 急 医 療 体 制 を 確

    保 す る た め 、 医 療 情 報 を 県 内 全 域 に ホ ッ

    ト ラ イ ン で 提 供 す る 広 域 災 害 ・ 救 急 医 療

    情 報 シ ス テ ム を 運 営 し て い ま す 。

      さ ら に 、 各 種 健 康 教 室 を 開 催 す る な

    ど 、 県 民 の 健 康 づ く り の 指 導 も 行 っ て い

    ま す 。

      日 本 国 憲 法 は 、「 地 方 行 政 は 地 方 の 住 民 自 ら 行 う こ と が 民 主 主 義 に と っ て 重 要

    で あ る 」と の 理 念 に 基 づ き 地 方 自 治 制 度 を 定 め て お り 、 市 町 村 と 都 道 府 県 と い う 二

    層 構 造 の 地 方 公 共 団 体 が 設 置 さ れ て い ま す 。 そ れ ぞ れ の 地 方 公 共 団 体 は 、 執 行

    機 関 と 議 会 を 有 し て お り 、 条 例 制 定 、 財 産 管 理 、 地 方 行 政 事 務 の 執 行 な ど の 権 限

    を 有 し て い ま す 。 議 会 の 議 員 と 執 行 機 関 の 長 は 、 各 地 方 公 共 団 体 の 住 民 が 直 接

    選 挙 で 選 ん で お り 、 そ れ ぞ れ の 任 期 は 4 年 で す 。

      全 国 に は 1, 7 0 0 余 り の 市 町 村 が あ り 、 住 民 の 生 活 に 密 着 し た 行 政 サ ー ビ ス を 提

    供 し て い ま す 。

      他 方 、 都 道 府 県 は 市 町 村 を 包 括 す る 広 域 の 地 方 公 共 団 体 で 、 国 内 に 4 7 あ り ま

    す 。 都 道 府 県 は 、 県 内 の 地 域 計 画 を 作 っ た り 、 保 健 ・ 衛 生 な ど 県 民 の 健 康 ・ 福 祉

    向 上 に 関 す る こ と や 、 国 か ら の 委 任 を 受 け た 事 務 、 市 町 村 の 連 絡 調 整 に 関 す る こ

    と な ど を 処 理 し て い ま す 。

      県 下 に 2 9 市 1 2 町 を 有 す る 兵 庫 県 に は 、 警 察 官 や 教 員 な ど を 合 わ せ る と 約 6 万

    人 の 職 員 が 従 事 し て い ま す 。 県 の 事 務 を 処 理 す る た め の 機 関 は 、 議 決 機 関 で あ

    る 県 議 会 、 執 行 機 関 で あ る 知 事 と そ の 事 務 局 、 ま た 教 育 委 員 会 か ら 成 り 立 っ て い

    ま す 。

    国 の 特 別 天 然 記 念 物 ・ コ ウ ノ ト リコ ウ ノ ト リ 但 馬 空 港

    明 石 公 園

    住 み よ い ま ち づ く り

    兵 庫 県 立 芸 術 文 化 セ ン タ ー福 祉 の ま ち づ く り

    兵 庫 県 立 大 学

    姫 路 循 環 器 病 セ ン タ ー

    瀬 戸 内 海

    充 実 し た 交 通 基 盤

    兵 庫 県 議 会

    兵 庫 県 庁 舎

    兵 庫 県 で は 、 美 し い 自 然 、 美 し い 文 化 、 美 し い 心 の も と で 豊 か な 暮 ら し を 築 く

    “ 美 し い 兵 庫 ” の 実 現 を め ざ し 、 多 彩 な 取 り 組 み を 推 進 し て い ま す 。

    B e a utif ul H y o g o B e a utif ul H y o g o

  • 2 1 2 2

    兵 庫 県 の 歴 史

    兵 庫 県 公 館

    神 戸 ポ ー ト ピ ア 博 覧 会

    震 災 で 倒 壊 し た 阪 神 高 速

    明 石 海 峡 大 橋 開 通

    ジ ャ パ ン フ ロ ー ラ 2 0 0 0

    国 際 フ ロ ン テ ィ ア 産 業 メ ッ セ

    栽 培 漁 業 セ ン タ ー 自 然 学 校

    ○ 農 林 水 産 業 の 振 興

      農 業 で は 、 地 域 の 担 い 手 と な る 農 家 を

    育 成 す る た め 、 近 代 化 施 設 の 設 置 や 農

    業 機 械 の 導 入 に 対 し て 補 助 や 融 資 を 行

    っ て い ま す 。 ま た 、 農 地 の 基 盤 整 備 と と も

    に 、 排 水 事 業 を 行 う な ど 、 快 適 な 生 活 環

    境 の 構 築 に 取 り 組 ん で い ま す 。

      水 産 業 に つ い て は 、 魚 礁 の 設 置 、 栽

    培 漁 業 の 推 進 な ど 、 つ く り 育 て る 漁 業 に

    積 極 的 に 取 り 組 ん で い ま す 。

      林 業 に つ い て は 、 森 林 資 源 の 保 護 や

    災 害 防 止 、 生 活 環 境 の 保 全 を 図 る た め 、

    適 正 な 森 林 整 備 に 取 り 組 ん で い ま す 。

    ○ 教 育 の 振 興

      県 内 の 学 校 や 図 書 館 、 博 物 館 、 美 術

    館 な ど の 生 涯 学 習 施 設 の 設 置 運 営 や 、

    自 然 や 社 会 の 中 で の 体 験 教 育 を 実 施 し

    て い ま す 。

      県 立 大 学 、 県 立 高 校 の 設 置 運 営 お よ

    び 公 立 の 小 ・ 中 ・ 高 等 学 校 の 教 職 員 の

    配 置 を 行 う と と も に 、 外 国 人 学 校 を は じ め

    と す る 私 立 学 校 や 専 門 学 校 の 認 可 や 支

    援 も 行 っ て い ま す 。

    ○ 産 業 の 振 興

      中 小 企 業 の 事 業 資 金 や 設 備 の 近 代

    化 に な ど に 対 し 、 さ ま ざ ま な 低 利 融 資 を

    行 っ て い ま す 。 地 域 産 業 の 振 興 で は 、 産

    業 団 地 へ の 集 団 化 移 転 の 支 援 を は じ

    め 、 新 商 品 の 開 発 や 見 本 市 の 開 催 な ど

    を 支 援 し て い ま す 。 地 域 商 業 に つ い て

    は 、 ア ー ケ ー ド や 店 舗 の 整 備 等 の 支 援 を

    行 っ て い ま す 。ま た 、 次 代 を 担 う 新 産 業 の

    創 造 ・ 育 成 を 図 る た め 、 ベ ン チ ャ ー 企 業

    や 起 業 家 へ の 補 助 や 投 資 な ど の 支 援 も

    行 っ て い ま す 。

      さ ら に 内 外 か ら の 企 業 誘 致 や 貿 易 の

    振 興 の ほ か 、 観 光 ・ 集 客 対 策 と し て 、 国

    内 外 か ら の 観 光 客 の 誘 致 促 進 の た め 、

    観 光 地 の セ ー ル ス や 観 光 キ ャ ン ペ ー ン な

    ど も 実 施 し て い ま す 。

    1 8 6 8 年 兵 庫 県 設 置 、神 戸 開 港

    1 8 7 4 年 神 戸 ~ 大 阪 間 に 鉄 道 開 通

    1 8 7 6 年 兵 庫 県 、飾 磨 県 、 豊 岡 県 、 名 東 県 合 併

    1 8 7 9 年 第 1 回 兵 庫 県 議 会 開 会

    1 8 8 2 年 兵 庫 県 議 会 議 事 堂 完 成

    1 8 8 9 年 市 町 村 制 施 行( 2 市 2 6 町 4 0 2 村 と な る )

    1 9 0 2 年 兵 庫 県 庁 舎( 現 在 の 兵 庫 県 公 館 ) 完 成

    1 9 4 7 年 第 1 回 知 事 選 挙 実 施

    1 9 7 5 年 県 人 口 5 0 0 万 人 突 破

    1 9 8 1 年 神 戸 ポ ート ピ ア 博 覧 会 「 ポ ー ト ピ ア' 8 1 」 開 催

    1 9 8 5 年 大 鳴 門 橋 開 通 、く に う み の 祭 典 開 催

    1 9 8 8 年 北 摂 ・ 丹 波 の 祭 典「 ホ ロ ン ピ ア' 8 8 」 開 催

    1 9 8 9 年 フ ェ ス ピ ック 神 戸 大 会 開 催

    1 9 9 3 年 姫 路 城 が 日 本 で 初 の 世 界 文 化 遺 産 に 登 録

    1 9 9 4 年 但 馬 空 港 開 港 、但 馬 ・ 理 想 の 都 の 祭 典 開 催

    1 9 9 5 年 阪 神 ・ 淡 路 大 震 災 発 生

    1 9 9 7 年 大 型 放 射 光 施 設「 S Pri n g- 8 」 供 用 開 始

    1 9 9 8 年 明 石 海 峡 大 橋 開 通

    2 0 0 0 年 国 際 花 と 緑 の 博 覧 会「 ジ ャ パ ン フ ロ ー ラ 2 0 0 0 」 開 催

    2 0 0 5 年 「 阪 神 ・ 淡 路 大 震 災 1 0 周 年 の つ ど い 」開 催

    2 0 0 6 年 神 戸 空 港 開 港

    2 0 0 7 年 県 立 考 古 博 物 館 開 館

    2 0 0 8 年 第 2 5 回 全 国 菓 子 大 博 覧 会 ・ 兵 庫 ( 姫 路 菓 子 博 2 0 0 8 ) 開 催

    2 0 0 9 年 「 あ い た い 兵 庫 デ ス テ ィネ ー シ ョ ン キ ャ ン ペ ー ン 」 開 催

    2 0 1 0 年 山 陰 海 岸 ジ オ パ ー ク が 世 界 ジ オ パ ー ク ネ ッ ト ワ ー ク に 加 盟 認 定

    2 0 1 1 年 第 1 回 神 戸 マ ラ ソ ン 開 催

    2 0 1 2 年 ス ー パ ー コ ン ピ ュ ー タ「 京 」 供 用 開 始

    2 0 1 3 年   米 国 ワ シ ント ン 州 と の 友 好 提 携 5 0 周 年 記 念 事 業 実 施

    2 0 1 4 年  「 夢 但 馬 2 0 1 4 」 開 催

    2 0 1 5 年  「 阪 神 ・ 淡 路 大 震 災 2 0 年 追 悼 式 典 」 開 催

    2 0 1 6 年   G 7 神 戸 保 健 大 臣 会 合 開 催

    2 0 1 8 年   兵 庫 県 政 1 5 0 周 年

    兵 庫 県 は 、 神 戸 の 港 が 世 界 に 開 か れ た 1 8 6 8 年 に 設 置 さ れ ま し た 。

    設 置 当 初 は 、 兵 庫 、 飾 磨 、 豊 岡 、 名 東 の 4 県 で 構 成 さ れ て お り 、 1 8 7 6 年 に 現 在 の 兵 庫 県 と し て 一 つ と な り ま し た 。

    そ し て 、 世 界 へ の 窓 口 と し て 日 本 の 近 代 化 に 貢 献 し て き ま し た 。

    B e a utif ul H y o g o B e a utif ul H y o g o

    神 戸 空 港 開 港 H 3 0 0 3

    第 2 5 回 全 国 菓 子 大 博 覧 会 ・ 兵 庫

    阪 神 ・ 淡 路 大 震 災 2 0 年 追 悼 式 典

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