15 students formula sae challenge projectフ レ ー ム が 完 成!11 月 よ り 製 作 を...
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15 Students Formula SAE challenge project
マシンの基礎、四本柱が立つ
冬休みも終わり大学の授業が再開
するのと同時に、今年のマシンの基礎
となる四本柱が治具上に立ちました。
今年の治具は、今までに使用してい
た治具板を取り外し、新調したもの
を使用して製作しています。
四本柱が立つと同時に、メンバー全
員にフレームのパイプすり合わせ作
業が言い渡されます。
まだまだ冬の寒さが吹き込む工房
でのすり合わせ作業は、自分の体力
との勝負です。
すり合わせが終わると、
フレームを溶接工房に運び
本溶接を開始します。
フレームの溶接箇所は複
雑となっており、普通の体
制では溶接できない箇所
もあります。
溶接は俺達に任せろ!
フレームと同時進行する部品達
フレームの作成も大切ですが、それぞれの
班にも作成しなければならない部品があり
ます。
サス班では、ベルクランクとアームの作成を
進めています。
フロントベルクランクが完成しましたが、現
在のマシンに使用する際は問題が発生したた
め、設計のやり直しを余儀なくされました。
アーム製作は、フロント・リアのロアアームが
完成し、プルロッド取付点が決まり次第アッ
パーの溶接に入ります。
ブレーキディスクを製作するため、鋳鉄の板を
研削盤を使用して表面粗さをできる限りきれ
いにします。
ブレーキディスクに使用する金属板は使用す
る研削盤の平行台よりも大きいため、半面を
仕上げた後トンボしてもう半面を仕上げなけ
ればならないため、慎重になってしまい時間が
かかります。
フレームが完成!
11月より製作を初めていたフレームが治
具からはずれて二週間、ついにフレームが
完成いたしました。
治具に取り付けられていた時は写真のよ
うな体制での溶接を強いられ、治具から外
れた後ではエンジンのマウント位置などの
仕事と平行して溶接を行うなど、仕事の絶
えない期間となりました。
フレームの大部分を溶接し終えたことに
より、次は足回りの取り付け作業へバトン
タッチとなります。
足回りの他にも溶接を担当する2人には
お願いするパーツ・部品が多々あります。
忙しくもありますがチーム内で最も溶接に
おいて信頼があるための忙しさだとも思い
ます。
← ↑ →綺麗なビードに
するために…
フレームの完成と新たな製作品
フレームが完成すると、次は足回りやデフマウントの取り付けなどが始まり
ます。
取り付けを行うためにコの字の鉄鋼材を切断、
平面出し、取付点の位置出しなどをフライス盤
を用いて製作します。
下のような図面を作成し、取付点を決めて
その寸法に合うように鉄鋼材を加工します。
図面製作者と加工者が違うと図面の読み取りミスをする可能性があるためきちんとした図面が求められる。
四輪設置のために
フレームが完成し、次に待っているのが四輪
設置となります。
フレームを治具に固定しなおし、アームの取
付点とショックの取付点、ベルクランクの取付
点をケガキ、治具立てをしてステーをすり合
わせしていきます。
強度だしのためのステーの加工や干渉など
が無いかなど作業をする人たちとコミュニケー
ションを取りながら作業に取り組みます。
それと平行してコスト審査に向
けて図面の形式変更やファイル整
理などを行っています。
また、予算報告会などもあるた
めデスクワークも忙しくなってま
いりました。
大会までの期間が半分を切った
のでより力を入れて頑張りたいと
ころです。