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ｰアフリカの紅茶－

（簡易版） Karibu sana

2012年11月29日

株式会社セレクティー聞谷正人

主催：日本貿易振興機構（ジェトロ）、日本紅茶協会、日本ティーインストラクター会

協力：在日ケニア大使館、在日マラウイ大使館、在日ルワンダ大使館

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アフリカのお茶の生産量

0

50,000

100,000

150,000

200,000

250,000

300,000

350,000

400,000

2011年

ケニア 37.8万トン

マラウィ 4.7

ウガンダ 5.4

タンザニア 3.3

ジンバブウェ 1.5

ルワンダ 2.4

ブルンジ 0.7

南アフリカ 0.36

エチオピア 0.57

カメルーン 0.44

モザンビーク 0.66

コンゴ/ザイール 0.34

モーリシャス 0.18

アフリカ全体 58.3万トン

世界生産量の 13.6％

ウガンダ

マラウィ

ケニア

タンザニア

ルワンダ

ジンバブウェ

ブルンジ

南アフリカ

エチオピア

カメルーン

モザンビーク

コンゴ D

RC

モーリシャス

資料入手先： International Tea Committee


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主要国の茶の輸出量(2011年）

資料： International Tea Committee

単位：トン

順位主要輸出国生産量輸出量シェア備考

1 ケニア 377,912 421,272 24.1% 内陸国からのオークション分を含む

2 中国 1,623,214 322,581 18.5% 緑茶・ウーロン茶・紅茶を含む

3 スリランカ 328,632 301,271 17.3%

4 インド 988,328 190,000 10.9% ケニアから4,500トンを輸入

5 ベトナム 178,000 143,000 8.2% 緑茶・ウーロン茶・紅茶を含む

6 アルゼンチン 93,000 86,197 4.9% 7万トンは米国向け

7 インドネシア 119,651 75,450 4.3%

8 ウガンダ 54,178 46,150 2.5%

9 マラウィ 47,056 44,893 2.6%

10 タンザニア 32,775 27,114 1.6%

11 ルワンダ 24,000 26,400 1.5% 輸出超過

12 ジンバブウェ 14,622 8,567 0.5%

13 ブルンジ 7,000 6,400 0.4%

14 パプアニューギニア 6,400 5,100 0.3%

15 カメルーン 4,400 4,200 0.2%

世界計 4,299,224 1,749,518 100.0% 総生産量の40.6%が輸出用

アフリカ産の総輸出量 59.5万トン（34%)

↑

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アフリカ編

KTDA傘下の小規模農家

ケニア Kiambu District


5

EATTA

East African Tea Trade Association

（東アフリカ茶業流通協会）

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モンバサオークション

資料入手先： Africa Tea Brokers Ltd.

参加国・銘柄数・取扱高

国名会社数銘柄数 2011年

取扱い高（トン）

1 ケニア 18 127 281,957

2 ウガンダ 32 60,514

3 ルワンダ 6 13 20,885

4 タンザニア 25 12,368

5 ブルンジ 1 6 8,540

6 マラウィ 5 16 3,777

7 モザンビーク 7 2,646

8 コンゴ DRC 5 416

9 マダガスカル 1 294

10 ザンビア 1 1

11 エチオピア 1

12 ジンバブウェ 3

総計 237 391,397


8

モンバサオークション（輸出先）


9

モンバサオークション（成約高）


小乾季大雨季大乾季小雨季


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収穫期（ケニア）

資料入手先： Tea Board of Kenya

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30

35

40

45

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2007年 36.9万トン 2008年 34.6万トン 2009年 31.4万トン 2010年 39.9万トン 2011年 37.7万トン 2012年

大雨季

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1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2007年 36.9万トン 2008年 34.6万トン 2009年 31.4万トン 2010年 39.9万トン 2011年 37.7万トン 2012年

大乾季大雨季小雨季小乾季

単位：千トン

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モンバサオークション（年間価格推移）



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Limbe (リンベ）オークション

TEA & COFFEE MERCHANTS ASSOCIATION

OF MALAWIが運営

マラウィ紅茶とマラウィコーヒーを扱うオークション

35企業がメンバー登録

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オークションの主要なバイヤー

モンバサオークションリンベオークション

順位社名順位社名

1 Cargill (K) Ltd 1 Van Rees Ltd, Blantyre, Malawi

2 Global Tea Commodities (K) Ltd 2 James Finlay (Blantyre) Ltd

3 L.A.B. International (K) Ltd 3 Stansand (Central Africa) Ltd

4 James Finlay Mombasa 4 Ranfer Trading Ltd

5 Van Rees Limited b.v 5 Global Tea & Commodities Ltd.

9 Ranfer Teas (Kenya) Ltd


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アフリカの茶産業の特長

約110年前に栽培を開始（西暦1900年前後）

殆どが無農薬で栽培されている

一芯ニ葉の手摘み

7日～14日の周期で茶摘みがされる

CTC製法の紅茶が殆どである

世界最大級の製茶会社によって生産されている

工場設備が新しく清潔

通年生産による安定した品質

異物混入が少ない

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栽培品種

アッサムが濃い中国種との交配種中国種、ヤブキタを植えている茶園もある試験場が認定した品種を栽培している古い実生の茶樹は植え替えや接木で順次品種をそろえている茶業試験場（Tea Research Institute)は民営化され、茶園からの Levyで運営を行っている


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なぜ無農薬栽培が可能なのか？

100年の栽培の歴史の中で農薬は使用していない理由

インド洋で隔離され、アジア大陸の重大な病害虫が渡っていない

ケニア・ルワンダでは高地栽培のため、病害虫が少ない

密植栽培のため、雑草が生えにくい

手摘みのため雑菌に犯されにくい

茶樹に優しい栽培方法である

※ 剪定に機械を使わない：

鎌のようなナイフを使っている ⇒⇒⇒

その為枝の切り口が滑らかで病原菌が入りにくい

※ 剪定の高さが高い：雨などで土壌の雑菌、

カビなどが切り口から入りにくい.

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トレーサビリティー

製茶会社と工場の数が少ないためトレースは容易

製茶会社の規模が大きく、管理が行き届いている


18

取り組み

生産量の拡大

品種改良・リハビリテーション

ブランディング

世界的なEthical運動に積極的に参加

付加価値商品：緑茶・有機栽培

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ケニア・マラウィ・ルワンダ

ルワンダ共和国

Republic of Rwanda ケニア共和国

Republic of Kenya

マラウイ共和国

Republic of Malawi

ブルンジ共和国

Republic of Burundi


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ケニア・マラウィ・ルワンダの

概要と茶産業比較

単位ケニアマラウィルワンダ

国土面積 Kｍ2 58.3万 11.8万 2.63万

人口 (2011年、UNFPA）

万人 3,980 1,526 1,090

茶の栽培面積（2011年）

Ha 18.8万 1.86万 1.23万

生産量 (2011年）トン 37.8万 4.7万 2.4万

単位収量 (2011年）トン/Ha 2.02 2.52 1.95

灌漑なし一部なし

産地の標高 m 1500～2250 400～1300 1500～2500

紅茶の製法 CTC LTP 80％ CTC 20％

CTC

資料入手先：外務省HP、International Tea Committee

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ケニアの茶産業

社名工場数生産量 2011年（万トン）

KTDA 64 21.85

Unilever 15

15.94

James Finlay 12

Eastern Produce 9

Williamson Tea 4

Sasini 4

その他（11社） 18

合計： 17社 126 37.79

輸出 2011年単位：万トン

パキスタン 80.81 ポーランド 5.73 アメリカ 2.1

エジプト 79.96 イラン 5.43 ジプチ 1.92

英国 68.32 インド 4.51 カナダ 1.61

アフガニスタン 44.45 アイルランド 3.78 ドイツ 1.18

CIS 30.46 ナイジェリア 4.49 オランダ 1.17

スーダン 26.12 スリランカ 3.37 その他 13.99

UAE 22.6 サウジアラビア 2.34

イエメン 14.8 日本 2.13 合計 421.27


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マラウィの茶産業

社名工場数

Eastern Produce 8 (36.5%)

Dhunseri Petrochem 2

Lujeri Tea Estate 3

Confozi Plantations 2

Mulli Brotherｓ 1

Namingo’mba Tea Estates 1

Satemwa Tea Estates 1

Zoa Tea Estate 1

合計： 8社 19

2011年の生産量： 4万7千トン

●

●

輸出 2011年単位 :万トン

南アフリカ 15.01 オランダ 1.06

英国 12.11 ドイツ 1.04

ケニア 6.96 その他 5.92

アメリカ 2.79 合計 44.89

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茶期（マラウィ）

資料入手先： Tea Asspcoatopm pf Malawi


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ルワンダの茶産業

製茶工場 / ブランド名製茶会社

GISOVU McLeod Russel （インド）

NSHILI KIVU Nshili Kivu Tea Plantation （ルワンダ）

MULINDI Rwanda Tea Investment JV ： Gatsby, Wood family Trust （英国）/

ルワンダ政府 SHAGASHA

KITABI

Rwanda Mountain Tea （ルワンダ） NYABIHU

RUBAYA

MATA Tea Group Investment company Ltd."(TGIC)

JV： Rwanda Mountain Tea（ルワンダ） / Jay Shree (インド）

GISAKURA

SORWATHE Sorwathe Tea Company （米国 Tea

Importers）

PFUNDA L.A.B. International （英国 Imporient Tea）

11製茶工場生産量 2万4千トン (2011年）

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輸出 2011年単位：万トン

ケニア 17.8 アイルランド 0.06

パキスタン 7.5 その他 0.34

英国 0.7 合計 26.4

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アフリカ紅茶の製造方法

アフリカの紅茶の製造方法

CTC製法

摘採→萎凋→Rotovane→CTC→発酵→乾燥

LTP （Lawrie Tea Processor)製法

摘採→萎凋→（Rotovane）→LTP→発酵→乾燥

オーソドックス製法

摘採→萎凋→揉捻→玉解・篩分→発酵→乾燥


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アフリカの紅茶研究会

ご清聴ありがとうございました

Asante sana, Kwaheri

2012年11月29日

株式会社セレクティー

聞谷正人

アフリカの紅茶研究会

350,000 400,000 ケニア 37.8万トン 300,000 ウガンダ 5 - jetro2012/11/29 · mata tea group...

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