「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

21
Copyright © Masaya Ando 千葉工業大学 デザイン科学科 Chiba Institute of Technology Department of Design 安藤 昌也 [email protected] ソーシャルデザインにチャレンジしよう! 人間工学会アーゴデザイン部会 大学間交流イベント 2013623

Upload: masaya-ando

Post on 28-May-2015

1.302 views

Category:

Documents


0 download

DESCRIPTION

2013年6月23日 日本人間工学会アーゴデザイン部会主催 大学間交流イベント「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップの説明スライド 配布資料は、以下のURLに http://www.slideshare.net/masaya0730/ss-23291249 千葉工業大学安藤研究室作成

TRANSCRIPT

Page 1: 「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

Copyright © Masaya Ando

千葉工業大学 デザイン科学科 Chiba Institute of Technology Department of Design

安藤 昌也 [email protected]

ソーシャルデザインにチャレンジしよう! 人間工学会アーゴデザイン部会 大学間交流イベント

2013年6月23日

Page 2: 「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

Copyright © Masaya Ando

1

本日のイベントの目的

交 流

人間工学や人間中心設計、UDやUXDなど 人からデザインを考える学会の研究部会

Page 3: 「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

Copyright © Masaya Ando

2

アイスブレーキング

カールソンは、スタッフが接客する一回平均15秒の時間

の積み重ねが、ビジネスの成功をも左右することし、それを「真実の瞬間」と呼んだ。

自己紹介を15秒で!

Page 4: 「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

Copyright © Masaya Ando

3

本日のテーマ

ソーシャルデザイン

Page 5: 「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

Copyright © Masaya Ando

4

ソーシャルデザインって何だろう?

社会的課題

解決する仕組み (サービス、ビジネス、プロダクト・・・)

を提案・開発

Page 6: 「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

Copyright © Masaya Ando

5

ソーシャルデザインの例

おばあちゃんを指名してカスタムメイドするニットブランド

「ゴールデン・フック」

出典:

Page 7: 「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

Copyright © Masaya Ando

6

ソーシャルデザインの例

カフェやギャラリーも併設!おじいちゃんも学生も、街ぐるみで子どもの可能性を引き出す「まちの保育園」

出典:

Page 8: 「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

Copyright © Masaya Ando

7

ソーシャルデザインの例

“コトづくり”で街を変える。寿町の再生から社会を見つめる「コトラボ」

出典:

一坪縁台プロジェクト KOTBUKI選挙にいこう

キャンペーン

Page 9: 「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

Copyright © Masaya Ando

8

“社会的課題”ってなんだろう?

Page 10: 「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

Copyright © Masaya Ando

9

このワークショップにおけるソーシャルデザインとは?

一人ひとりの行動を、すこしよい方に変えることを促し

それによって地球環境や社会やコミュニティ全体が

うまく機能するようにする

新しい価値をもった提案

社会的課題を自分の問題ととらえ 自分自身が社会のために行動を起こせるような

そんな提案を目指そう!

Page 11: 「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

Copyright © Masaya Ando

10

ワークショップの進め方

配布資料には、「進め方」、「時間」、「例」、「ワークショップのコツ」が書かれています。

グループごとに、これを参考にしながら計画的に実施してください。

Page 12: 「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

Copyright © Masaya Ando

11

ワークショップの流れ-1

フィールドに出る前に、メンバー同士で“自分にとっての社会的課題”について、すこし話し合っておく

フィールドワークでは、秋葉原の街の中で以下のように思うものもについて、2~3点写真を撮影する

「自分はできてもみんなができるわけではないこと(またはその逆)」

「○○のためにやるのはめんどうだなー、いやだなーと思うこと」

「自分の問題ではないのに、みんなのせいでイライラするなーと思うこと」

10:45

~12:45

Page 13: 「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

Copyright © Masaya Ando

12

ワークショップの流れ-2

フィールドワークで見付けた課題の写真をグループで共有し、メンバー内での問題意識の共感度が高いもの一つを選び、写真を印刷する

45分程度

Page 14: 「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

Copyright © Masaya Ando

13

ワークショップの流れ-3

この問題に関係する代表的な人・組織を挙げる

関係者になったつもりで、それぞれの立場の人の心の声をたくさん出してみる

心の声を参考に、問題の原因を考える

ここはたくさん 挙げてみる

45分程度

Page 15: 「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

Copyright © Masaya Ando

14

ワークショップの流れ-4

「関係者」と「問題の原因」を見て解決する観点を決め「これからの○○」と表現する

未来を語ろう!

「誰」の「どんな行為か」を考えると、解決の観点を定めやすい

15分程度

Page 16: 「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

Copyright © Masaya Ando

15

ワークショップの流れ-5

「これからの○○」コンセプトの方向性からアイディアを発想。メンバーが「いいね!」というアイディアの一つを提案アイディアにする

45分程度

Page 17: 「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

Copyright © Masaya Ando

16

ワークショップの流れ-6

提案アイディアを文章で表現してみる

プロダクトだけにこだわらずサービスなども含めて考える。“仕組み”を意識するとよい

多少長くなっても、どんなものかをわかりやすく説明する文章を書いてみよう

サンプルはプロダクトだが、引っ張られないで! “仕組み”を意識することが大事

15分程度

Page 18: 「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

Copyright © Masaya Ando

17

ワークショップの流れ-7

発表用の模造紙を書く

時間があったら、提案アイディアを簡単なプロトタイプを作り実際に演じてみる(アクティングアウト)

提案までのプロセスをまとめた模造紙1枚

提案アイディアをまとめた模造紙1枚

30分程度

Page 19: 「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

Copyright © Masaya Ando

18

ワークショップの流れ-8

ワークショップの成果を発表する

発表時間は1グループ5分以内

アクティングアウトをやってみたり、伝わりやすく工夫しよう 16:00~

17:00

楽しい発表を目指そう

Page 20: 「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

Copyright © Masaya Ando

19

ワークショップをうまくやるコツ

ポストイット・スケッチの書き方

– 1枚には1アイディア

– サインペンで、はっきり、大きく、遠くから見えるように書く

– 後から他者が読んでわかるように書く。単語だけ書かない

– 下手でもスケッチ。言葉を補って書けば、よりよく伝わる

– 書くだけ、話すだけに集中しない。書いて・話す。話して書く

– 書いたら壁にはる。壁がない時は、必ず上下をグループで決めて、一方向から読めるように張る

話し方・聞き方・アイディアの出し方

– 「いいね~」を基本に

– アイディアは他人の物にどんどん乗っかっていく

– アイディアの視点を意識してみよう

Page 21: 「ソーシャルデザインに挑戦しよう!」ワークショップ

Copyright © Masaya Ando

20

リーダーの方へのお願い

本ワークショップの成果と感想を、9月に行われるアーゴデザイン部会「コンセプト事例発表会」でポスター発表してもらう予定です。

詳細は、指導の先生にお尋ねください

記録写真を取っておきましょう

グループメンバーの連絡先や氏名を確認しておきましょう

ワークショップが終わったら、忘れないうちにメモを作っておくといいと思います