【濃縮版】新時代の幕開け、サーバーレスアーキテクチャの衝撃!...

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cloudpack 後藤和貴 新時代の幕開け、サーバーレスアーキテクチャの衝撃! 〜開発・運用・セキュリティ・コストがどう変わる?〜 濃縮版

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cloudpack 後藤和貴

新時代の幕開け、サーバーレスアーキテクチャの衝撃! 〜開発・運用・セキュリティ・コストがどう変わる?〜

濃縮版

後藤 和貴@kaz_goto

執行役員 / エバンジェリスト

@kaz_goto

クラウドパックの

請求代行サービスで

SORACOM

賢く・便利に

使えるんです

まだクレジットカードで支払ってたりしませんよね

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まさか

支払ってたりしませんよね

@kaz_goto

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まさか

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まさか

定価で契約してたりしませんよね?

@kaz_goto

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Lambdaを使った開発とはコスト編

オンプレからクラウド(EC2)へ

☁ オンプレミス

• 使っても使ってなくても購入したサーバーの数だけコストがかかる

• Max分だけサーバーを調達

☁ クラウド(EC2)

• 必要な分のみ都度サーバーを調達(スペック/数)

EC2の課金

☁ 1分の処理のために5分間EC2を起動しても1時間分の課金が行われる

1時間単位

EC2の限界(コスト)

☁ スケジュールに従って動作(1) • 1日1回メールを送信

☁ 待機時間が発生(2) • ユーザーからの要求

(頻度小)があったときだけ稼動

AWS Lambdaの課金

☁ 実行した時間は100ミリ秒単位 • メモリサイズに応じて$0.000000208/100ミリ秒〜

☁ 100万リクエストにつき $0.20

実行した「時間」と「回数」

EC2からAWS Lambdaへ

調整中

利用料の何%ビジネスの先細り!?cloudpackの脅威

Lambda導入後コストの変化

☁ Lambdaを利用することで、コストを抑えることが可能

Lambdaを使った開発とはセキュリティ編

責任共有モデル

☁ データセンターの物理的ファシリティ、ネットワーク・ハイパーバイザなどクラウド基盤の部分はAWSが責任をもつ

☁ 基盤以外の部分はオンプレミスと同様の考え方でユーザー責任

☁ 必要に応じて外部パートナーのソリューションも必須

EC2での責任共有モデル

• SOC 1/SSAE 16/ISAE 3402 • SOC 2 • SOC 3 • FISMA, DIACAP, and FedRAMP • DOD CSM Levels 1-5 • PCI DSS Level 1 • ISO 9001 / ISO 27001 • ITAR • FIPS 140-2 • MTCS Level 3

cloudpackが支援に入った場合のモデル

EC2 → Lambda 責任分解点の変化

アプリケーション

• ファシリティ• 物理セキュリティ• コンピュートインフラ

• ストレージインフラ• ネットワークインフラ• 仮想レイヤー

• ネットワーク設定• パラメータチューニング• 監視/バックアップ/障害対応

• セキュリティ設定• アカウント管理

OSやミドルウェアも含めほとんどが利用者の責任

利用者

データ

ミドルウェア 運用ツール

OS

EC2の場合

責任分岐点

アプリケーション以外はAWSの責任

Lambdaの場合

利用者

アプリケーション

• ファシリティ• 物理セキュリティ• コンピュートインフラ

• ストレージインフラ• ネットワークインフラ• 仮想レイヤー

• セキュリティ設定• アカウント管理データ

• ネットワーク設定• パラメータチューニング• 監視/バックアップ/障害対応

ミドルウェア 運用ツール

OS

責任分岐点

インフラ担当の出番が減少cloudpackの脅威

Lambda導入後セキュリティの変化

☁ ミドルウェアやOSなどの管理から解放され運用負担は無し

Lambdaを使った開発とはLambdaファースト編

クラウドファースト

☁ クラウドファーストとは、企業が情報システムの設計や移行に際してクラウドサービスの採用を第一に検討する方針のこと

☁ クラウドの「制約」と「実績」が浸透し、クラウドの利点がオンプレの利点を上回った結果

Lambdaファースト

☁ Lambdaファーストとは、企業が情報システムの設計や移行に際してLambdaの採用を第一に検討する方針のこと

• AWS Lambdaを採用を第一に検討するということは必然的にクラウドネイティブなシステムを検討することになる

☁ 気づいたらcloudpackのエンジニアはLambdaファーストな思考になっていた

• 社内で「制約」と「実績」の浸透が暗黙的に始まっている

代表的な制約

☁ 利用できる言語 • Python、Node.js、Java

☁ タイムアウトは最大で5分 • 5分以上の処理はできない

☁ 同時起動数はアカウント(リージョン)あたり100

• 上限アップの申請は可能

☁ VPCサポート機能ではENIが利用される

• ENIの作成の上限が存在(サブネット/EC2の数)

代表的な実績(後述)

☁ EC2を使わないWebシステム • API Gateway + Lambda ☁ 頻度の少ないPush配信システム

• Lambda + SNS ☁ 運用ツール

• Lambda + S3 / CloudWatch

Lambdaファースト導入後

☁ ナレッジ = 制約 + 実績 + … ☁ アプリケーション開発と保守まで対応でき

ると効果を最大化しやすい

Lambda開発ナレッジの提供cloudpackの機会

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

そういえば6年前も…

☁ AWSに衝撃を受けながらも、クラウド環境下での開発ナレッジを提供・拡散

☁ その結果新規顧客を獲得、クラウド上のでシステム構築・運用まで行うことで成長してきた

Lambda関連事例

日本放送協会様 第66回NHK紅白歌合戦

https://cloudpack.jp/casestudy/117.html

☁ 大晦日4時間半リアルタイム進行 ☁ RabbitMQ + WebSocketで同時

数十万接続 ☁ 生放送中にセカンドスクリーン

アプリにアーティストや楽曲情報が配信される

☁ リアルタイムにアーティスト情報、中間投票、最終投票の様子を集計・表示

☁ RabbitMQ配信状況監視&統計情報API実装

☁ スケールアウト/メッセージ再配信などにはLambda/API Gateway/DynamoDBを採用

キャンペーンサイト 画像アップロード・変換

EC2を使わないWebシステム

☁ 要件 • ユーザーが画像をアップロード • 画像変換を行いS3&DynamoDB

へメタデータ保管 • アップロードした画像をランダ

ムに取得して表示 ☁ ポイント

• SQSを入れることでDynamoDBへの集中アクセスを回避

コストの単純比較(参考)

☁ Lambdaの場合 • ¥5,000

• 1ドル = 120円

☁ EC2を使った構成の場合 • ¥10,000

• 1ドル = 120円 • EC2/RDSのインスタンスタイプ

は「t2.micro」として計算

モバイルプッシュ配信システム

頻度の少ないPush配信システム

☁ 要件 • S3にPush送信対象リストを

アップロード

• 短時間でPush送信

• 1日1回実施

☁ ポイント

• S3にファイルが配置されるタイミングでLambdaを起動

• 並列にファンクション実行

コストの単純比較(参考)

☁ AWS Lambdaの場合 • ¥1,000

• 1ドル = 120円

☁ EC2を使った構成の場合 • ¥5,000

• 1ドル = 120円 • EC2のインスタンスタイプ

は「t2.micro」として計算

その他運用ツール

運用ツール

☁ S3/CloudWatch Logsに出力されたログの監視 • キーワードを検出したら通知

☁ AWS IPレンジ更新→差分記録&WAF登録 • SNS→Lambda→S3保管+Backlog起票 • WAFのAWS IPレンジ更新

☁ ENIの数のモニタリング • CloudWatchのカスタムメトリクスとして登録

まとめ

まとめ

☁ サーバーレスアーキテクチャの採用は、 コスト最適化・運用負担軽減などメリットが大きい

☁ LambdaはAWS上の既存仕組みに馴染んで 自然に効果を発揮する

☁ クラウドファーストは時代遅れ(当たり前)時代はLambdaファーストへ

cloudpack ホワイトペーパー 4兄弟

クラウドセキュリティ

サーバーレス開発 ホワイトペーパー(AWS Lambda)

サポートデスク(運用) 専用線接続 (AWS Direct Connect)

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